JPH04185975A - 回転軸の軸封装置 - Google Patents

回転軸の軸封装置

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JPH04185975A
JPH04185975A JP2315089A JP31508990A JPH04185975A JP H04185975 A JPH04185975 A JP H04185975A JP 2315089 A JP2315089 A JP 2315089A JP 31508990 A JP31508990 A JP 31508990A JP H04185975 A JPH04185975 A JP H04185975A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
casing
rotating shaft
packing
small diameter
rotary shaft
Prior art date
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Pending
Application number
JP2315089A
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English (en)
Inventor
Taisuke Hino
日野 泰典
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokico Ltd
Original Assignee
Tokico Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、例えば容積式流量計の回転出力軸に用いて好
適な回転軸の軸封装置に関する。
〔従来の技術〕
一般に、容積式流量計は流量計本体内に被測流量に応じ
て回転する一対のルーツ回転子、オーバル歯車回転子等
を収容し、該回転子の回転を減速歯車を介して導出し、
該減速歯車の出力回転を回転軸を介して指示計の指針に
伝達するようになっている。
従来、この種の回転軸を液密にシールするための軸封装
置として、第2図に示すものが知られている。
第2図において、1は流量計本体(図示せず)に取付け
られる筒状のケーシングで、該ケーシング1は軸方向中
間よりも若干外側(図中、右側)よりに位置して軸穴2
が穿設されている。そして、該ケーシング1には、軸穴
2の軸方向−側に位置して大径部3A、中径部3B、小
径部3Cからなる3段の軸受収容部3が凹設され、小径
部3Cに底壁3Dを有する有底状となっている。また、
前記ケーシング1には、軸穴2の軸方向他側に位置して
大径部4A、小径部4Bからなる軸受収容部4が凹設さ
れている。
5はケーシング1の軸穴2を挿通して設けられた回転軸
で、該回転軸5の軸方向一端は軸受収容部3内に位置し
て減速歯車(図示せず)との接続用面敢部5A、軸受支
持用フランジ部5Bが形成され、軸方向他端はケーシン
グ1外に突出して指示計(図示せず)が取付けられるよ
うになっている。
6はケーシング1の一側軸受収容部3内に位置して中径
部3Bに収容されたカーボン軸受からなる一側軸受で、
回転軸5は該−側軸受6に回転自在に支持されると共に
、スペーサ7を介してフランジ部5Bによって軸方向に
位置決めされている。なお、前記−側軸受6は軸方向に
油通穴6Aが穿設され、またピン8を介してケーシング
1に固定されている。
9はケーシング1の他側軸受収容部4内に位置して小径
部4Bに収容された玉軸受からなる他側軸受で、回転軸
5は該他側軸受9によって回転自在に支持されている。
10は他側軸受9を保持するため、大径部4Aに螺着さ
れたプラグ、11は回転軸5の周溝に嵌着された止め輪
である。
さらに、12は軸穴2から油液が漏洩するのを防止すべ
く、ケーシング1の一側軸受収容部3内に位置して小径
部3Cに収容されたUパツキンで、該Uパツキン12は
回転軸5に嵌合された内周リップ12Aと、小径部3C
の内周面に嵌合された外周リップ12Bと、底壁3Dに
当接した底部12Cとからなり、開口部12Dは一側軸
受6と隙間をもって対面している。
従来技術はこのように構成されるが、回転軸5の面取部
5Aに取付けられた減速歯車から該回転軸5に回転が伝
えられると、該回転軸5は軸受6.9に支持されつつ回
転する。この際、矢示A方向から液圧がかかると、この
液圧は軸受6の油通穴6AからUパツキン12の接液面
となる開口部12D内に作用し、その内周リップ12A
を径方向内側に変形させ、回転軸5との間をシールする
〔発明が解決しようとする課題〕 然るに、従来技術によるUパツキン12は一側軸受収谷
部3の小径部3C内に位置して、底部12Cが底壁部3
Dに当接するように収容されているだけであり、回転軸
5はUパツキン12の内周リップ12Aの径方向締代で
だけでシールされているにしかすぎない。この結果、矢
示A方向に高い液圧がかかった場合には、Uパツキン1
2の内周リップ12Aが大きく変形し、強い締付力で回
転軸5をシールすることができる。
しかし、矢示A方向にかかる液圧が低い場合には、Uパ
ツキン12の内周リップ12Aの径方向締代のみで回転
軸5をシールしているにしかすぎず、軸穴2を介して油
洩れを起こしてしまうという問題点がある。特に、容積
式流量計にあってはケーシング1は流量計本体に取付け
られるものであり、矢示A方向の液圧は該流量計本体か
ら漏洩した油液であって、液圧自体も低いものであり、
ケーシング1からの油洩れを防止することができないと
いう問題点がある。
本発明はこのような従来技術の問題点に鑑みなされたも
ので、液圧が低い場合でも、効果的に回転軸のシールを
行ないつるようにした回転軸の軸封装置を提供すること
を目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明は、筒状のケーシン
グと、該ケーシングに挿通して設けられた回転軸と、該
回転軸の軸方向両端を軸支すべく、前記ケーシング内に
設けられた一対の軸受と、該各軸受間に位置して前記ケ
ーシングと回転軸との間に設けられ、開口部側が接液面
となった一対のUパツキンと、該各Uパツキン間で前記
ケーシング内に封入されたグリースとから構成している
〔作用〕 上記構成により、各Uパツキン間に挿入したグリースは
回転軸とUパツキンとの間にシール作用を与えると共に
、回転軸とUパツキンとの間に潤滑性を与え、該回転軸
のスムーズな自転を補償することができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を、第1図を参照しつつ詳細に説
明する。
図中、2134よ本実施例による筒状のケーシングで、
該ケーシング21は接液部側に位置する後ケーシング2
?と、該後ケーシング22に螺着された前ケーシング2
3とからなっている。そして、前記後ケーシング22は
段付円筒状に形成され、その内周側は大径部24A、小
径部24Bからなる軸受収容部24となり、該小径部2
4Bの先端側は径方向内側に突出した軸受ストッパ部2
4Cとなっている。
また、前ケーシング23の、内周側には、径方向内側へ
突出して内周側が軸穴25Aとなった環状ストッパ25
と、該環状ストッパ25の軸方向−側に位置するUバッ
゛キン収容部26と、環状ストッパ25の軸方向他側に
位置する軸受収容部27とが設けられている。そして、
前記Uパツキン収容部26は大径に形成され、後ケーシ
ング22が螺着される大径部26Aと、該大径部26A
に隣接して前記環状ストッパ25の一側に位置する小径
部26Bとからなり、大径部26Aと小径部26Bの境
目の段部は支持リングストッパ26Cとなっている。そ
して、大径部26A〜支持リングストツパ26Cを併せ
てUパツキン収容部26とし、後述の支持リングと一対
のUパツキンを収容している。また、環状ストッパ25
の軸方向他側に位置する軸受収容部27は大径部27A
、小径部27Bとからなっている。
28はケーシング21内に挿通して設けられた回転軸で
、該回転軸28は従来技術で述べた回転軸5とほぼ同様
に、−側が軸受収容部24の大径部24A内に位置して
、減速歯車(図示せず)との接続用面取部28Aとなり
、他側はケーシング21外に突出するようになっている
29は後ケーシング22の軸受収容部24の小径部24
B内に、軸受ストッパ部24Cで位置決めされて収容さ
れたカーボン軸受からなる一側軸受で、該−側軸受29
は軸方向に油通穴29Aが穿設されている。
30は前ケーシング23の他側軸受収容部27内に位置
して小径部27B内に収容された玉軸受からなる他側軸
受で、該他側軸受30は一側軸受29と共に回転軸28
の軸方向両端側を回転自在に支持するようになっている
。31は他側軸受30を保持するため、大径部27Aに
螺着されたプラグ、32は回転軸28の周溝に嵌着され
た止め輪である。
さらに、33は軸穴25Aから油液が漏洩するのを防止
すべ(、Uパツキン収容部26の小径部26B内に収容
された第1のUパツキンで、該Uパツキン33は従来技
術で述べたUパツキン12と同様に、回転軸28に嵌合
された内周リップ33Aと、小径部26Bの内周面に嵌
合された外周リップ33Bと、環状ストッパ25に当接
した底部33Cとからなり、接液面側となる開口部33
Dは後述のUパツキン34、支持リング35と隙間をも
って対面し、この隙間にはグリースGが充填されている
34は前記Uパツキン33とほぼ同様に形成された第2
のUパツキンで、該Uパツキン34は、回転軸28に嵌
合された内周リップ34Aと、外周リップ34Bと底部
34Cからなっている。そして、該Uパツキン34は、
外周リップ34Bが後述の支持リング35の大径部35
A内に嵌合され、底部34Cは支持リング35のUパツ
キンストッパ35Cに当接している。
35はUパツキン33.34間に位置して前ケーシング
23の大径部26A内でUパツキン34を支持する支持
リングで、該支持リング35は大径部35Aと小径部3
5Bとから段付円筒状に形成され、大径部35Aと小径
部35Bの間の段部はUパツキンストッパ35Gとなっ
ている。また、該支持リング35の外周面には環状溝3
5Dが設けられ、該環状溝35D内には0リング36が
装着されている。そして、該支持リング35は後ケーシ
ング22と前ケーシング23との間に支持リングストッ
パ26C等を介して挟持され、前ケーシング23のUパ
ツキン収容部26内に位置決めされている。
さらに、Uパツキン33.34間には、支持リング35
の小径部35Bと回転軸28との隙間を含めてグリース
Gが充填されている。
本実施例による軸封装置は上述の如き構成を有するもの
で、その基本的な作動については従来技術によるものと
格別差異はない。
然るに、本実施例では、ケーシング21を後ケーシング
22と前ケーシング23とから構成し、後ケーシング2
2内に設けた一側軸受29と前ケーシング23内に設け
た他側軸受30との間には、前ケーシング23内に位置
して回転軸28の軸方向にUパツキン34、支持リング
35およびUパツキン33を配設し、該Uパ間キン33
.34間で回転軸28と支持リング35の小径部35B
等との間にはグリースGを充填する構成としたから、こ
のグリースGによって回転軸28とUパツキン33との
間を確実にシールすることができると共に、両者の間に
潤滑性を与えることができ、回転軸28のスムーズな回
転を補償できる。そして、Uパツキン33.34の摩耗
や焼付き等も効果的に防止できる。また、Uパツキン3
3の組付は位置がずれたとしても、支持リング35側か
らグリースGを充填したときに、このグリースGの圧力
によってUパツキン33の位置ずれを自動的に修正でき
、該Uパツキン33の組付は不良等を簡単に防止できる
従って、本実施例では、矢示A方向からの液圧が低い場
合でも、効果的に回転軸28のシールを行なうことがで
き、液圧が高い場合については、Uパツキン34が従来
技術のUパツキン12と同様に作用してシール作用を保
つことができる上に、一対のUパツキン33.34間に
充填したグリースGにより、シール作用の向上、Uパツ
キン33.34の摩耗、焼付きの防止および回転軸28
の回転トルク軽減などの効果を奏する。
なお、前記実施例では、ケーシング21を後ケーシング
22と前ケーシング23とから構成するものとして述べ
たが、これに替えて、ケーシング21を単一部材によっ
て形成してもよいものである。
〔発明の効果〕
本発明に係る回転軸の軸封装置は以上詳述した如くであ
って、一対のUパツキン間に充填したグリースによって
Uパツキンと回転軸との間にシール作用と潤滑作用を与
えることができ、Uパツキンに作用する液圧が低い場合
においても該Uパツキンの内周リップは常に2箇所で回
転軸に摺接し、回転軸と内周リップとの間から液体が漏
洩するのを確実に防止できると共に、Uパツキンの摩耗
、焼付きを防止でき、回転軸の回転トルクを軽減できる
等積々の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す軸封装置の縦断面図、第
2図は従来技術を示す軸封装置の縦断面図である。 21・・・ケーシング、22・・・後ケーシング、23
・・・前ケーシング、25・・・環状ストッパ、25A
・・・軸穴、26・・・Uパツキン収容部、28・・・
回転軸、33.34・・・Uパツキン、35・・・支持
リング。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 筒状のケーシングと、該ケーシングに挿通して設けられ
    た回転軸と、該回転軸の軸方向両端を軸支すべく、前記
    ケーシング内に設けられた一対の軸受と、該各軸受間に
    位置して前記ケーシングと回転軸との間に設けられ、開
    口部側が接液面となった一対のUパッキンと、該各Uパ
    ッキン間で前記ケーシング内に封入されたグリースとか
    ら構成してなる回転軸の軸封装置。
JP2315089A 1990-11-20 1990-11-20 回転軸の軸封装置 Pending JPH04185975A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2315089A JPH04185975A (ja) 1990-11-20 1990-11-20 回転軸の軸封装置

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JP2315089A JPH04185975A (ja) 1990-11-20 1990-11-20 回転軸の軸封装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04185975A true JPH04185975A (ja) 1992-07-02

Family

ID=18061277

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2315089A Pending JPH04185975A (ja) 1990-11-20 1990-11-20 回転軸の軸封装置

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JP (1) JPH04185975A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5562182A (en) * 1993-11-24 1996-10-08 Kabushiki Kaisha Toyoda Jidoshokki Seisakusho Oil diverting unit for a refrigerant compressor
DE19523217A1 (de) * 1995-06-27 1997-01-02 Schaeffler Waelzlager Kg Abdichtungen in einem Geberzylinder

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5562182A (en) * 1993-11-24 1996-10-08 Kabushiki Kaisha Toyoda Jidoshokki Seisakusho Oil diverting unit for a refrigerant compressor
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