JPH04185785A - パルプ供給装置 - Google Patents
パルプ供給装置Info
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Abstract
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Description
11ブ供給装置に係り、特に抄紙機に供給されるノζル
プの流量変動および濃度変動を大幅に抑制できるパルプ
供給装置に関する。
プ供給装置を示すもので、図中、符号1は溢流槽1aと
秤量弁槽1bとオーバフロー槽lcとからなる種箱であ
り、マシンチエスト2から種楊ポンプ3を介ビ前記溢流
槽1aに揚送さねたパルプは、溢流槽18上端から溢流
して秤量弁槽1bに供給されるようになっている。そし
てこの秤量弁槽1bの底部から送出されたパルプは、秤
量弁4を介して白水ビット5からの白水とともに1丁ン
ボシブ6の入側に導かれ、このファンポジプロにより図
示しなし・翫抄紙機に送られるすうになっている。
i、第7図に示すようにオーバフロー槽1cに流下して
戻1−管7を介し前記マシンチエスト2に戻さtl、種
箱1とマシンチエスト2との間を循頂するようになって
いる。
ように濃度検出器8か設けられており、この濃度検出器
8からの信号に基づき開度制御される調節弁9により、
前記種揚ポンプ3の入側に稀釈水か供給されて濃度制御
かなされるようになっている。
るためには、抄紙機に供給されるパルプに流量変動かな
く、じかもその濃度が一定していることか必要である。
度を安定させることが要求される。
1. aと秤量P槽1bとオーバフロー槽ICとから構
成し、秤量弁槽1bの液位を安定させるようにしでいる
か、この方式では、秤量弁槽1bの液面を積極的に制御
することかできす、マシンチエスト2の液面変動により
、秤量弁槽1bの液面か±5闘程度変動し、秤量弁4を
流れるパルプの流量か変動するという問題かある。
及的少なくするため、種箱]を可能な限り高所に設置す
る方法を採っているが、この場合には、マシンチエスト
2からi益1奇を曹】aまでのパルプの揚送距離か長く
なり、種揚ポンプ3の消費電力か嵩むという問題かある
。特に、前記従来のパルプ供給装置では、余分なパルプ
を種箱1からマシンチエスト2に戻すオーバフロ一方式
を採用しでいるため、この傾向か著しい。
2に濃度変動が生じた場合に、濃度検出器8でこ11を
検出し7て種揚ポンプ3の入側に稀釈水を供給するよう
にしているか、濃度が変動したパルプが、マシンチエス
ト2から濃度検出器8に到るまでに一定の時間遅れがあ
り、濃度制御はその後行なわれることになるので、秤量
弁槽1b内のパルプの濃度変動が大きくなるという問題
がある。
において、抄紙機に供給されるパルプの流量変動および
濃度変動を大幅に抑制できるパルプ供給装置を提案した
。
箱を、溢流槽と秤量弁槽と液面制御槽とから構成すると
ともに、この種箱内のパルプを、循環ポンプを有する循
環ラインを介して常時循環させ、かつ抄紙機に送られた
量と同量のパルプを、パルプ補給ラインから液面制御槽
に補給する方法を採っているため、秤量弁槽の液面変動
を±1mm程度に抑えることができるという利点を有す
るが、循環ラインの配管構造が複雑であり、また抄紙機
へのパルプ送出量が増大し、種箱内でのパルプ循環量が
多くなった場合には、秤量弁槽の液面変動が大きくなり
、この場合には、パルプ循環量に合わせて大型の種箱を
用意しなければならないという問題がある。
変動した場合に、循環ポンプの入側に、稀釈水供給ライ
ンからの稀釈水を供給するようにしているが、循環ポン
プを溢流槽に接近させるのは限度があるため、濃度変動
抑制効果が、必ずしも充分とは云えないという問題があ
る。
造で、しかも種箱内でのパルプ循環量が多い場合でも、
抄紙機に送られるパルプの流量変動を大幅に抑制するこ
とができるパルプ供給装置を提供することを目的とする
。
濃度変動を、より完全に抑制することができるパルプ供
給装置を提供するにある。
、溢流槽と;溢流槽の上端全周縁から溢流したパルプが
供給され、底部から送出されたパルプを秤量弁を介して
抄紙機に導く秤量弁槽と;前記溢流槽および秤量弁槽と
ともに種箱を構成し、秤量弁槽の上端から溢流したパル
プが供給される液面制御槽と;液面制御槽の底部と前記
溢流槽の底部とを直結する管路と;この管路内に配置さ
れ、液面制御槽から送出されたパルプを溢流槽の底部に
戻す回転羽根と;前言己液面制御槽に設けられた液面検
出器からの信号に基づき液面制御槽にパルプを補給し、
液面制御槽の液面をほぼ一定に制御するパルプ補給ライ
ンと;前記管路の中間部と前記秤量弁槽の底部とを接続
し、中間部に設けたバイパス弁の開度を制御して、液面
制御槽から溢流槽に戻されるパルプの一部を、直接秤量
弁槽の底部に戻すバイパスラインと;をそれぞれ設ける
ようにしたことを特徴とする。
して、溢流槽と;溢流槽の上端全周縁から溢流したパル
プが供給され、底部から送出されたパルプを秤量弁を介
して抄紙機に導く秤量弁槽と;前記溢流槽および秤量弁
槽とともに種箱を構成し、秤量弁槽の上端から溢流した
パルプか供給される液面制御槽と;液面制御槽の底部と
前記溢流槽の底部とを直結する管路と;この管路内に配
置され、液面制御槽から送出されたパルプを溢流槽の底
部に戻す回転羽根と:前記液面制御槽に設けられた液面
検出器からの信号に基づき液面制御槽にパルプを補給し
、液面制御槽の液面をほぼ一定に制御するパルプ補給ラ
インと;前記管路の中間部と前記秤量弁槽の底部とを接
続し、中間部に設けたバイパス弁の開度を制御して、液
面制御槽から溢流槽に戻されるパルプの一部を、直接秤
量弁槽の底部に戻すバイパスラインと;前記溢流槽内の
パルプ濃度を検出する濃度検出器からの信号に基づき、
液面制御槽底部のパルプ送出口に下向きに稀釈水を供給
する稀釈水供給ラインと;をそれぞれ設けるようにした
ことを特徴とする。
シャフトの上流端に部分的に設けられ、液面制御槽から
送出されたパルプを下流側に送給する上端ねと羽根と、
上端ねじ羽根の下流側でかつバイパスラインの上流側位
置に、上端ねじ羽根との間に所定の間隔を有して部分的
に設けられ、送給されてきたベルブをさらに下流側に送
給する中間ねじ羽根と;コンベアシャフトの下流端に前
記両ねじ羽根とは逆の捩りで部分的に設けられ、送給さ
れてきたベルブを溢流槽の底部に送り出す下端ねじ羽根
と、を備えているスクリュウコンベアを用いたり、ある
いは液面制御槽とバイパスラインとの間に位置するプロ
ペラを用いることが好ましい。
の流量を、秤量弁槽から秤量弁側に送出されるパルプの
最大流量の13倍以上に設定することがより好ましい。
溢?J1槽と秤量弁槽とからなる種箱内のパルプが、液
面制御槽の底部と溢流槽の底部とを直結する管路内に配
置した回転羽根により、前記管路を介して常時循環され
る。二のため、循環ライご・を用いて循環させる場合に
比較して、より簡里な構造で流量変動を抑制する二とか
可能となる。
を介し秤量弁槽の底部に接続さねているので、抄紙機へ
の送出パルプ量が増大して種箱内を循環するパルプ量が
多くなった場合でも、液面制御槽から溢流槽に戻される
パルプの一部を、直接秤量弁槽の底部に戻すことにより
、バイパスした分だけ溢流槽に戻すパルプの量を少なく
することができる。このため、種箱を大型にする二とな
く、流量変動を抑制することか可能となる。
度が、種箱内のパルプ濃度と異なっている場合には、種
箱内のパルプ濃度か変動し、これを補正する必要がある
。
いては、液面制御槽底部のパルプ送出口に稀釈水を供給
し、濃度変動を補正するようにしている。二の稀釈水が
供給される位置は、溢流槽および秤量弁槽に極めで近い
位置であるので、濃度変動をより迅速に抑制する二とか
可能となる。
根、中間ねじ羽根および下端ねじ羽根がコンベアシャフ
トに断続的に設けられた構造のスクリュウコンベアを用
いることにより、パルプの濃度や繊維の長短に無関係に
、常に安定したパルプの送給が可能となる。また、回転
羽根として、プロペラを用いることにより、より多量の
パルプの送給が可能となる。
流量を、秤量弁槽から秤量弁側に送出されるパルプの最
大流量の1.3倍以上とすることにより、パルプの濃度
変動をより抑制することが可能となる。
ので、図中、符号11は種箱であり、この種箱】1は、
溢流槽11aと、秤量弁槽11bと、液面制御槽11c
とから構成されている。
、下端1jすか漏斗状に絞られた円筒状をなしており、
その下端部には、所定長さの整流管12か一体に設けら
れている。
ように、前記溢流槽1]aの上端部を内包する変形漏斗
状をなしており、その上端開口部は、前記溢流槽11.
aの上端開口部の位置よりも例えば100 mm(f
j、 <設定されている。そじてこれにより、溢流槽1
1a内のパルプは、その上端全周縁から緩やかに溢流し
て秤量弁槽11bに供給されるようになっている。
び第3図に示すように、後に詳述するバイパス管13の
上端部か接続されており、またこのバイパス管13を介
しその両側位置(第3図における上下位置)には、パル
プ送出管14が接続され、このパルプ送出管14には、
制御装置15からの信号により開度制御される秤量弁1
6が設けられている。そじて、前記秤量弁槽11bの底
部からパルプ送出管14を介し送出されたパルプは、第
1図に示すように、白水ビット17からの白水とともに
ファンポンプ18の入側に導かれ、このファンポンプ1
8により図示しない抄紙機に送られるようになっている
。
示すように、前記秤量弁槽11bの溢流槽11aとは逆
の側の端部に連続して設けられており、この液面制御槽
11cには、例えばフランジ型の電子式液面発信器等か
らなる液面検出器19が設けられている。そして、この
液面検出器19で設定される液面制御槽11cの液面は
、前記秤量弁槽11bの液面よりも例えば50mm低く
設定され、これにより、秤量弁槽11bの上端から溢流
したパルプが、液面制御槽11cに緩やかに供給される
ようになっている。
ルプ補給管20か水平に接続されており、このパルプ補
給管20には、第1区に示すように、電子式調節弁21
および種揚ポンプ22が設けられ、二のパルプ補給管2
0を介してマシンチエスト23内のパルプが液面制御槽
11cに補給されるようになっている。
面検出器19からの検出信号を入力とする液面制御装置
24により制御されるようになっているとともに、前記
種湯ポンプ22は、回転数制御装置25およびインバー
タ26により制御されるようになっている。そしてこれ
により、電子式調節弁21の開度が80%程度になるよ
うに種湯ポンプ22の回転数が制御され、液面制御槽1
1cの液面がほぼ一定に維持されるようになっている。
ち秤量弁槽11bとの隔壁27は、上端に向かって次第
にパルプ補給管20側に接近しながら湾曲する形状をな
しており、その上端部には、断面三角形状の液返し28
が設けられている。そして、前記パルプ補給管20から
の補給パルプは、液面制御槽11c内をぼ水平に流れて
前記隔壁27に当接し、この部分で減衰拡散するととも
に、隔壁27にそって上昇したパルプは、液返し28で
ほぼ水平な向きに変えられ、液面制御槽11cの液面を
波型たせることなく、液面制御槽11c内のパルプと迅
速かつ班なく混合されるようになっている。
示すように、パルプ送出口29が設けられており、この
パルプ送出口29と前記溢流槽11a下端の整流管12
との間には、スクリュウコンベア30がほぼ水平に設け
られ、このスクリュウコンベア30の中間部には、前記
バイパス管]3がバイパス弁31を介して接続されてい
る。
は、前記スクリュウコンベア30により送給され、その
一部は、整流管12を介し溢流槽11aの底部に戻され
るとともに、残部は、バイパス管13を介し秤量弁槽1
1bに戻され、種箱11内を常時循環するようになって
いる。
ないし第4図に示すように、吐出口が下に向いた稀釈水
ノズル32が設けられており、この稀釈水ノズル32に
は、第1図に示すように、稀釈水タンク33からの稀釈
水が、稀釈水供給管34を介して供給されるようになっ
ている。
してフロート弁35を介し補給されるようになっている
。
調節弁36が設けられており、この濃度調節弁36は、
前記溢流槽11a内に設置した濃度検出器37からの検
出信号を入力とする濃度制御装置38により、開度制御
されるようになっている。そしてこれにより、マシンチ
エスト23から液面制御槽11c内に補給されるパルプ
に濃度変動が生じた場合でも、秤量弁槽11b内のパル
プのa度変動を大幅に抑制できるようになっている。こ
れについては、後に詳述する。
5図に示すように円筒容器状のシュータ39と、このシ
ュータ39内に配置されて駆動モータ40により回転駆
動されるコンベアシャフト41ど、このコンベアシャフ
ト41に断続的に設けられた上端ねじ羽根42.中間ね
じ羽根43および下端ねじ羽根44とから構成されてい
る。
アシャフト41の上流端に15巻程度の長さで設けられ
、また前記中間ねじ羽根43は、上端ねじ羽根42の下
流側でかつバイパス弁31の上流伊j位置に、上端ねじ
羽根42との間に所定の間隔を有して15巻程度の長さ
で設けられている。また、前配下端ね口羽恨44は、コ
ンベアシャフト41の下流端に、前記両ねじ羽根42.
43とは逆の捩りでかつ小ピツチで1程度度の長さで設
けられでいる。そして、前記液面制fIl槽11.cc
)底部から送出されたパルプは、まず上端ねじ羽根42
により下流側に送給さ2するとともに、中間ねじ羽根4
3によりさらに下流側に送糸合され、またフ、クリュウ
コンベア30の下ンffi端まで送給されてきたパルプ
は、下端ねじ羽根44により 押し返され、溢流槽1
]、 aおよび秤量弁槽111〕に送り出されるように
なっている。
タ45を介して前記制御装置]5により回転制御される
ようになっており、この制御により、スクリュウコンベ
ア30のパルプ送給量は、パルプ送出管14を介し送給
されるパルプの最大流量の13倍以上となるように設定
されている。
ス弁31の開度制御も行うようになっており、バイパス
弁31は、スクリュウコンベア3oのパルプ送給量か多
い場合には、大きな開度となり、スクリュウコンベア3
0のパルプ送給量が少ない場合には、小さな開度(零を
含む)となるようになっている。
c内のパルプは、その底部から送出されてスクリュウコ
ンベア30で送給される。そして、整流管12で整流さ
れた後、溢流槽11aの底部に供給される。
緩やかに溢流して秤量弁槽11bに供給される。そして
、この秤量弁槽Jib内のパルプは、その一部か、秤量
弁槽11bの底部から秤量弁16側に送出されて白水ビ
ットJ7からの白水とともに抄紙機に送られ、また残部
が、秤量弁槽11bの上端から緩やかに溢流して液面制
御槽】1C・に供給される。
常時監視され、必要な量のパルプがマシ・ンチェフ、ト
23から1重を暴ポンプ22および電子式調節弁21を
介して補給される。これにより、液面制御槽11cの液
面がほぼ一定に制御される。通常、その変動幅は±3m
m程度である。
るためには、秤量弁18を通過するパルプの流量および
濃度を一定にすることが必要であり、そのためには、秤
量弁槽]、 1 bの液面変動およびパルプの4度変動
を可及的少なくする必要がある。
濃度制御方法を採用し、秤量弁槽11bの液面およびパ
ルプ濃度の安定化を図ってL)る。
ぼ一定であるとすると、入口側ヘッド。
んど変化せず、はぼ一定である。このため、溢流槽11
. aの液面変動は(Jとんどなく、し、たかって、秤
量弁槽11b液面をほぼ一定にすることかできる。
ト41の上流側(二少ない巻き数の上端ねじ羽根42お
よび中間ねじ羽根43を断続的に設け、かつコンベアシ
ャフト41の下流端に、パルプを押し戻す下端ねじ羽根
44を設けた構造になっているので、パルプ濃度やパル
プの繊維の長さが変化しても、送給量を常に安定させる
二とができる。
続して設けた場合には、ねじ羽根とパルプとの間に一旦
滑りが生じると、以後は空回りして、パルプに送給力が
与えられないのに対し、ねじ羽根を断続的に設けた場合
には、ねじ羽根とパルプとの間に滑りを生じる前に、ね
じ羽根とパルプとを切り離し、以後は、新たなパルプで
後から押してパルプを送給することになるので、送給量
を安定させることができるのではないかと思われる。
定であっても、その流量か増大した場合には、大流量の
パルプが溢流槽11aの上端全周縁から溢流することに
なるので、溢流槽11aの液面が波立つような状態とな
り、秤量弁槽11bの液面か不安定となる。
送給量に合わせてバイパス弁31の開度を制御し、パル
プの一部を直接秤量弁槽11bに戻すようにしている。
スした分だけ減少することになり、種箱11内でのパル
プ循環量か多くなっても、秤量弁槽11bの液面を安定
させることかできる。しかも、パルプの一部を、直接秤
量弁槽11bに戻すことにより、秤量弁槽11b内の全
域に、常に緩やかなパルプの流れか生じ、死に種の発生
も防止することができる。
が補給されるか、その濃度が種箱11内のパルプ濃度と
同一で、しかも変動がなければ、濃度制御の必要はない
。ところが、マシンチエスト23内のパルプの濃度は変
動することがあるので、濃度制御の必要がある。
のパルプが貯留されており、しかもマシンチエスト23
からの補給パルプの流量の30〜50%流量の正規濃度
のパルプが、秤量弁槽]、 1 bから溢流して液面制
御槽11cに供給されるので、液面制御槽11cの濃度
変動は、極めて緩やかである。この液面制御槽11c内
のパルプは、スクリュウコンベア30を介し溢流槽11
aに供給され、最終的には秤量弁槽 11bに供給されることになるので、秤量弁槽11b内
のパルプ濃度も変動することになるが、溢流槽11a内
のパルプ濃度が変動すれば、濃度検出器37がこれを検
出して稀釈水ノズル32か稀釈水が供給され、しかも溢
流槽11a内のパルプ濃度は極めて緩やかであるので、
溢流槽11a内のパルプ濃度の変動量を小さなものとす
ることができる。しかも、稀釈水ノズル32の位置は、
溢流槽11aに極めて近いので、濃度変動と稀釈水の供
給との間にほとんど時間遅れがなく、極めて良好な濃度
制御となり、秤量弁槽11b内のパルプ濃度の変動を、
従来の場合に比較して大幅に抑制することができる。
動したパルプが、直接秤量弁槽11bにも戻されること
になるが、この場合には、稀釈水ノズル32からの稀釈
水で調整されたパルプも、直接秤量弁槽11bに戻され
る二とになるので、前記同様、安定した濃度制御が可能
となる。
実施例におけるスクリュウコンベア30に代え、プロペ
ラ50を用いるようにしたものである。
溢流槽11a下端の整流管12とは、第6図に示すよう
に、前記シュータ39と同一機能の管路51を介して直
結されており、バイパス管13は、この管路51の途中
にバイパス弁31を介して接続されている。
前記パルプ送出口29とバイパス弁31との中間位置(
二例えば3枚翼のプロペラ5oが配置されており、この
プロペラ50は、駆動モータ40により回転駆動される
ようになっている。
成となっており、作用も同一である。
1実施例におけるシュータ39と同一機能を有する管路
51により直結されているので、前記第1実施例と同様
の効果が期待できるとともに、スクリュウコンベア30
に代工てプロペラ50が用いられているので、前記第1
実施例の場合よりも、多量のパルプを安定して送給する
ことかできる。これは、本発明者の実験により確認され
ている。
の方が、スクリュウコンベア3oよりも、高回転域まで
パルプとの間の滑りが生しないからではないかと思われ
る。
給するパルプを、マシンチエスト24から送給する場合
についで説明したか、薬品の定WB@間に問題かなけれ
ば、マシンチエスト24は省略することができる。
パルプを、管路内に配した回転羽根により循環させるよ
うにしているので、簡単な構造で、抄紙機に送られるパ
ルプの流量変動を大幅に抑制する二とができる。また、
前記管路の中間部には、液面制御槽から溢流槽に戻され
るパルプの一部を、直接秤量弁槽の底部に戻すバイパス
ラインが設けられているので、種箱内でのパルプ循環量
が多くなった場合でも、種箱を大型にすることなく、抄
紙機に送られるパルプの流量変動を大幅に抑制すること
ができる。
加え、溢流内のパルプ濃度を検出する濃度検出器からの
信号に基づき、液面制御槽底部のパルプ送出口に稀釈水
を供給する稀釈水供給ラインを設けるようにしでいるの
で、秤量弁槽の濃癒変動が少なくなり、抄紙機に送られ
るパルプの濃度変動を、大幅に抑制することかできる。
に種か発生するおそれがない。
ャフトに、上端ねじ羽根、中間わし羽根および下端ねじ
羽根を断続的に設けた構造のスクリュウコンベアを用い
ることにより、パルプ濃度やパルプの繊維の長さが変化
しても、常に安定してパルプを送給することができる。
いることにより、スクリュウコンベアよりも多量のパル
プを安定して送給することができる。
の流量を、抄紙機側に送出されるパルプの最大流量の1
3倍以上とすることにより、流量変動および濃度変動を
、より少なくすることができる。
す系統図、第2図は種箱の構成を部分断面で示す詳細図
、第3図は第2区の平面図、第4図は稀釈水ノズル部分
を第2図の左方から見た拡大断面図、第5図はスクリュ
ウコンベアの構成図、第6図は本発明の第2実施例を示
す第2図相当図、第7図は従来のパルプ供給装置を示す
系統図である。 11:種箱 11a:溢流槽11b、秤量弁
槽 11c:液面制御槽13:バイパス管 1
6二秤量弁 19:液面検出器 2o・パルプ補給管29:パル
プ送出口 30:スクリュウコンベア 31;バイパス弁 32・稀釈水ノズル37:a度
検出器 39:シュータ41:コンベアシャフト 42:上端ねじ羽根 43:中間ねじ羽根44:下端
ねじ羽根 50:プロペラ51:管路
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)溢流槽と;溢流槽の上端全周縁から溢流したパルプ
が供給され、底部から送出されたパルプを秤量弁を介し
て抄紙機に導く秤量弁槽と;前記溢流槽および秤量弁槽
とともに種箱を構成し、秤量弁槽の上端から溢流したパ
ルプが供給される液面制御槽と;液面制御槽の底部と前
記溢流槽の底部とを直結する管路と;この管路内に配置
され、液面制御槽から送出されたパルプを溢流槽の底部
に戻す回転羽根と;前記液面制御槽に設けられた液面検
出器からの信号に基づき液面制御槽にパルプを補給し、
液面制御槽の液面をほぼ一定に制御するパルプ補給ライ
ンと;前記管路の中間部と前記秤量弁槽の底部とを接続
し、中間部に設けたバイパス弁の開度を制御して、液面
制御槽から溢流槽に戻されるパルプの一部を、直接秤量
弁槽の底部に戻すバイパスラインと;を具備することを
特徴とするパルプ供給装置。 2)溢流槽と;溢流槽の上端全周縁から溢流したパルプ
が供給され、底部から送出されたパルプを秤量弁を介し
て抄紙機に導く秤量弁槽と;前記溢流槽および秤量弁槽
とともに種箱を構成し、秤量弁槽の上端から溢流したパ
ルプが供給される液面制御槽と;液面制御槽の底部と前
記溢流槽の底部とを直結する管路と;この管路内に配置
され、液面制御槽から送出されたパルプを溢流槽の底部
に戻す回転羽根;前記液面制御槽に設けられた液面検出
器からの信号に基づき液面制御槽にパルプを補給し、液
面制御槽の液面をほぼ一定に制御するパルプ補給ライン
と;前記管路の中間部と前記秤量弁槽の底部とを接続し
、中間部に設けたバイパス弁の開度を制御して、液面制
御槽から溢流槽に戻されるパルプの一部を、直接秤量弁
槽の底部に戻すバイパスラインと;前記溢流槽内のパル
プ濃度を検出する濃度検出器からの信号に基づき、液面
制御槽底部のパルプ送出口に下向きに稀釈水を供給する
稀釈水供給ラインと;を具備することを特徴とするパル
プ供給装置。 3)回転羽根は、コンベアシャフトの上流端に部分的に
設けられ、液面制御槽から送出されたパルプを下流側に
送給する上端ねじ羽根と;上端ねじ羽根の下流側でかつ
バイパスラインの上流側位置に、上端ねじ羽根との間に
所定の間隔を有して部分的に設けられ、送給されてきた
パルプをさらに下流側に送給する中間ねじ羽根と;コン
ベアシャフトの下流端に前記両ねじ羽根とは逆の捩りで
部分的に設けられ、送給されてきたパルプを溢流槽の底
部に送り出す下端ねじ羽根と;を備えているスクリュウ
コンベアであることを特徴とする請求項1または2記載
のパルプ供給装置。 4)回転羽根は、液面制御槽とバイパスラインとの間に
位置するプロペラであることを特徴とする請求項1また
は2記載のパルプ供給装置。 5)回転羽根で送給されるパルプの流量は、秤量弁槽か
ら秤量弁側に送出されるパルプの最大流量の1.3倍以
上に設定されていることを特徴とする請求項1、2、3
または4記載のパルプ供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30270090A JPH0657917B2 (ja) | 1990-11-09 | 1990-11-09 | パルプ供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30270090A JPH0657917B2 (ja) | 1990-11-09 | 1990-11-09 | パルプ供給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04185785A true JPH04185785A (ja) | 1992-07-02 |
JPH0657917B2 JPH0657917B2 (ja) | 1994-08-03 |
Family
ID=17912139
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30270090A Expired - Lifetime JPH0657917B2 (ja) | 1990-11-09 | 1990-11-09 | パルプ供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0657917B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109053008A (zh) * | 2018-10-31 | 2018-12-21 | 江西银杉白水泥有限公司 | 一种白水泥熟料分料器 |
CN111381611A (zh) * | 2020-04-09 | 2020-07-07 | 湖北平安电工材料有限公司 | 一种云母浆在线浓度控制***及方法 |
-
1990
- 1990-11-09 JP JP30270090A patent/JPH0657917B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109053008A (zh) * | 2018-10-31 | 2018-12-21 | 江西银杉白水泥有限公司 | 一种白水泥熟料分料器 |
CN111381611A (zh) * | 2020-04-09 | 2020-07-07 | 湖北平安电工材料有限公司 | 一种云母浆在线浓度控制***及方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0657917B2 (ja) | 1994-08-03 |
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