JPH04183511A - ボールエンドミル - Google Patents

ボールエンドミル

Info

Publication number
JPH04183511A
JPH04183511A JP31130690A JP31130690A JPH04183511A JP H04183511 A JPH04183511 A JP H04183511A JP 31130690 A JP31130690 A JP 31130690A JP 31130690 A JP31130690 A JP 31130690A JP H04183511 A JPH04183511 A JP H04183511A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
end mill
ball end
cutting
rake faces
rotation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP31130690A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsuneo Egawa
庸夫 江川
Fumio Inai
井内 文雄
Shinichi Fukasaku
深作 伸一
Eiji Fujii
英治 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP31130690A priority Critical patent/JPH04183511A/ja
Publication of JPH04183511A publication Critical patent/JPH04183511A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23CMILLING
    • B23C5/00Milling-cutters
    • B23C5/02Milling-cutters characterised by the shape of the cutter
    • B23C5/10Shank-type cutters, i.e. with an integral shaft
    • B23C5/1009Ball nose end mills

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Milling Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用公費〉 本発明は金型などの三次元加工において使用されるボー
ルエンドミルに関するある。
〈従来の技術〉 第8図乃至第10図に従来のボールエンドミルによる加
工を示す。
第8図に、示すように、ボールエンドミル101は軸先
端部に切り刃102,103が形成され、例えば、マシ
ニングセンタや金型加工機などの工作機械の主軸104
に取付けられている。そして、この主軸104によって
駆動回転自在であると共にX軸、y軸、Z軸方向に送り
移動自在となっている。このボールエンドミル101は
切り刃102,103が軸側面から先端部にかけて円弧
状に形成されている。
従って、このボールエンドミル101を三次元方向に移
動することで、被削物105の被削面106を切削加工
する。即ち、ボールエンドミル101を回転した状態で
y軸方向に移動し、次にX軸方向に所定量移動(この移
動量をビック量という)した後に再びy軸方向に移動し
て被削面106を切削する。このとき、同時に2軸方向
に移動させると曲面状に切削加工を行える。
ところで、このようなボールエンドミルによる加工方法
にあっては、ボールエンドミル101の先端部が球形状
であるため被削面106に一回のX軸方向への送りごと
に削り残しhが発生して、被削面106が溝形状となっ
てしまう。また、ボールエンドミル101の軸方向に対
してほぼ垂直な1lJlJ面106にこのボールエンド
ミル101の一回転ごとに削り残しCが発生してしまう
。従って、被削面106の加工精度が低下してしまうと
いう間思点があった。
そのため、ボールエンドミル101による加工後にグラ
インダなどの手仕上げによって削り残しり、cを削って
取や除いており、この仕上作業iこ多大な時間を要して
いた。
このような問題点を解決するものとして、実開平1−1
25114号公報、あるいは特開昭59−102510
号公報において、ボールエンドミルの回転軸の先端頂部
に7ラツト形状をなす切刃を形成することが提案されて
いる。また、特開平1−228711号公報において、
ボールエンドミルの回転軸の先端部の切刃を回転軸に垂
直な面内に配置することが提案されている。
〈発明が解決しようとする課題〉 前述のように、加工精度向上の為に種々の提案がなされ
ているものの、創り残しCに関しては;)まだ完全に解
消されたとはいえず、また、加工に際してこの削ゆ残し
Cは多数発生する為、問題とされていた。
以下に、削り残しCの発生機構について、2枚刃のボー
ルエンドミルを例として説明する。
第9図は、従来のボールエンドミルの先端部形状におい
て、回転中心軸が線分115上を紙面上の下から上へ向
かって移動する場合の切刃112,113を被削面上に
投影した軌跡を表す。
尚、切刃112は切刃112上の点Sまでのみの表示で
あり、切刃113は切刃113上の点S2までのみの表
示であるが、第9図は回転中心軸付近を表す図であり、
実際の切刃112.113はこの図に示した以上の長さ
を有している。
ここで、ボールエンドミルの進行方向左側の被削面上の
任意の点Qに着目すると、点Qはまずボールエンドミル
の回転中心か哉O1の位置の時、切刃112で削られる
。つぎは、回転中心が点02の位置に移動した時に、切
刃113により削られる。
切刃は円弧状であるから線分OQと線分02Qは、点0
.,02を最下点とする円弧とな吟、点Qは点01,0
2より高い位置、すなわち凸状の削り残しになす。この
切削状況を3次元的に示すと、第10図のように、ボー
ルエンドミル111の進行方向左側(第9図、第10図
のボールエンドミルの回転方向と逆方向の回転であれば
進行方向右側となる)に突起状の削り残しCが被削材3
に残る。
−4、第9図に示したボールエンドミルの移動速度(以
下送り速度という)に比較して、送り速度を172の速
度にすると、点0.,02間の距離も1/2となり、点
0.Qlf及び点02、Q間の距離も必然的に短くなる
。この結果、点Qのボールエンドミル最先端である回転
中心に対する高さは低くなり削り残しCは減少する。
これと同様に、送り速度を同一とした場合でも、切刃数
を2倍に増加すれば、送り速度を1/2とした場合と同
様になり、削り残しCは減少する。
そこで、切刃数を増加して削り残しCを低減する対策が
従来より知られていたが、回転中心付近の切刃数を増加
するのは、ボールエンドミルの製造に際しての加工が困
難となり、著しいコストアップにつながると共に、切刃
の強度が低下して切刃の欠損が生じ易くなる等、問題が
多かった。
く課題を解決するための手段〉 本発明によるボールエンドミルは、回転中心付近に位置
する切刃の回転方向及び反回転方向それぞれに、すくい
面が形成、されたことを特徴とするものである。
く作   用〉 ボールエンドミルの送り移動及び回転に伴って、切刃の
回転方向及び反回転方向に形成されなすくい面が共に切
削加工を行える方向に移動し、ボールエンドミルの回転
中心付近の加工が行われる。
この結果、回転中心付近の加工により生ずる削り残しが
禦少することとなる。
く実 施 例〉 本発明のボールエンドミルに係る第1実施例を第1図か
ら第3図に示し、これら図に基づき本実施例を説明する
第1図及び第1図のボールエンドミルの底面を表す第2
図に示すように、ボールエンドミル21には、円弧状の
切刃22及び切刃23が形成されており、第2図上、反
時計回りに回転して切削加工が実行される。また、切刃
22.23には、従来のボールエンドミルにも形成され
ていたす(い面24,25に加えて、ボールエンドミル
21の回転中心1付近の切刃22.23を挾んですくい
面24.25と反対側の面にすくい面26.27が形成
されている。
すなわち、すくい面24.25は従来のボールエンドミ
ルと同様に、ボールエンドミル21が反時計回りに回転
する場合に切削を行うが、す(い面26.27は時計回
り方向に回転する場合シこ切削を行うこととなる。
次に、このボールエンドミル21による加工の際の作用
効果について説明する。
まず、第3図にボールエンドミルの切刃の速度ベクトル
概略を示す。この図に示すように、切刃が進行方向と直
角になった場合の切刃の移動速度ベクトルは、ボールエ
ンドミルの送り速度Fと切削速度(周速度)■との合成
されたものであり、その分布は切刃移動速度C9のよう
になる。回転中心O0より右側では切創速度Vと切刃移
動速度C9は同方向になり、通常の方向にすくい面があ
れば切削できる。一方、回転中心O0より左側の点03
との間においては、切削速度Vと切刃移動速度Cvの方
向が逆になり、乙の間では、通常のすくい面による切削
は行われない。また、点Oより左側では切削速度■と切
刃移動速Ifc、の方向は同方向となり、通常の方向に
すくい面があれば切削できろ。
そして、点03.0orRの切刃は、切削速度Vの方向
と逆方向に移動して−)るが、回転中心付近は切込み深
さが極めて小さい為、被削物の除去が可能となる。従っ
て、すくい面を回転方向と逆向に付けても回転中心付近
であれば、被割物を除去することが可能となる。
以上、第3図に基づく説明より、通常のボールエンドミ
ルのすくい面にて切削した後に加工面として残るのは、
回転中心付近のピック量相当の0.5〜1.0m程度の
範囲で加工された面であるから、この範囲を削る短い切
刃をボールエンドミルに追加すればよいこととなる。
よって、本実施例のごとく、反回転方向である回転方向
と逆向きに短(す<5)面26゜27を追加すれば、切
刃の数を増加したのと同様の表面粗さ改善効果を得るこ
とができる。
また、以上に説明した本実施例のボールエンドミル21
の効果を確認すべく、すクシ)面26.27を有する場
合と有しない場合とで比較する試験を行った。ここで比
較の為の条件は、回転数6000rp重、送り速度60
00wm/@ i n 、切込み1.0m及びピック量
0.6+mで、水平面を切削するとし)うものであった
この試験の結果、すくい面26.27を有する場合は、
被削材の表面粗さがR,、、、12μmであるのに対し
て、すくい面26.27を有しない場合は、被削材の表
’ifJ@さがR25μmであり、すくい面26.27
の効果により、表面粗さが約1/2程度に改善されるこ
とが確認された。
次に、本発明のボールエンドミルに係る第2実施例を第
4図から第7図に示し、これらの図に基づき本実施例を
説明する。
第4図及び第4図のボールエンドミルの底面を表す第5
図に示すように、ボールエンドミル31には、3枚の円
弧状の切刃32.33゜34が形成されており、第5図
上、反時計回りに回転して切削加工が実行される。また
、切刃32,33.34には、従来より有するすくい面
35,36.37に加えて、ボールエンドミル31の回
転中心2付近にのみすくい面38,39.40が形成さ
れている。尚、本実施例のすくい面38,39,40を
形成する切刃の長さは1■である。
以上のような本実施例のボールエンドミル31の効果を
第1実施例と同じ試験条件で同様に確認することとした
この試験の結果、すくい面38.39.40を有する場
合は、被削材の表面粗さがR11111つ9μmである
のに対して、すくい面38.39.40を有さない従来
の3枚刃のボールエンドミルの場合は、被削材の表面粗
さがR,,17μmであり、すくい面38,39.40
の効果により表面粗さが約1/2程度に改善されること
が確認された。
尚、本実施例では、ボールエンドミル31の回転中心2
付近の切刃を拡大して表す第6図及び第6rI!JのA
−A矢視断面を表す第7図に示すように、各切刃32,
33.34に逃げ角θを設けることとした。この結果、
切刃32.33.34が通常の研削方向と逆方向に動く
場合に、逃げ角θがすくい角と同様の作用をし、切削加
工に必要となる力が低減されることとなる。尚、本実施
例では、逃げ角無しのθ=0°に対してθ=10°とし
た場合、切削加工に必要な力は5%程度低減された。
〈発明の効果〉 本発明のボールエンドミルによれば、従来の。枚方のボ
ールエンドミルとほぼ同一の製造コストで、2倍の刃数
を有する2n枚刃と同様の被削面の表面粗さを得ること
が可能となった。従って、回転中心付近の切刃数を増加
する程、製造コスト高となるボールエンドミルの製造に
際して、低コストで切刃数を増加したのと同機の性能を
有したポールエシマミルの製造が出来るようになった。
さらに、回転中心付近のり刃数を増加する程、必然的に
切刃の厚さが薄くなり、結果として切刃の強度が低下し
て切刃が欠損し易くなるが、n枚の切刃と同じ切刃の強
度を有したままで、加工面の表面粗さを2n枚の切刃に
よる加工と同じ程度の良好なものとすることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例に係るボールエンドミルの
正面図、第2図は第1図のボールエンドミルの底面図、
第3図はボールエンドミルの切刃の速度ベクトルを表す
図、第4図は本発明の第2実施例に係るボールエンドミ
ルの正面図、第5図は第4図のボールエンドミルの底面
図、第6図は第5図の切刃の拡大図、第7図は第6図の
A−A矢視断面図、′第8図は従来のボールエンドミル
による加工の斜視図、第9図はボールエンドミルの切刃
の軌跡を表す図、第10図はボールエンドミルによる切
削加工の状態を表す斜視図である。 図面中、 21.31,101,111はポールエシドミ ル 、
  22.  23.  32.  33.  34.
  102゜103.112,113は切刃、24,2
5゜26、27.35.36.37.38.39゜40
はすくい面である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 回転中心付近に位置する切刃の回転方向及び反回転方向
    それぞれに、すくい面が形成されたことを特徴とするボ
    ールエンドミル。
JP31130690A 1990-11-19 1990-11-19 ボールエンドミル Pending JPH04183511A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31130690A JPH04183511A (ja) 1990-11-19 1990-11-19 ボールエンドミル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31130690A JPH04183511A (ja) 1990-11-19 1990-11-19 ボールエンドミル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04183511A true JPH04183511A (ja) 1992-06-30

Family

ID=18015553

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31130690A Pending JPH04183511A (ja) 1990-11-19 1990-11-19 ボールエンドミル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04183511A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007075993A (ja) * 2005-09-13 2007-03-29 Franken Gmbh & Co Kg Fabrik Fuer Praezisionswerkzeuge ラジアスカッタ、特にボールカッタまたは環状カッタ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007075993A (ja) * 2005-09-13 2007-03-29 Franken Gmbh & Co Kg Fabrik Fuer Praezisionswerkzeuge ラジアスカッタ、特にボールカッタまたは環状カッタ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH07195218A (ja) 工作機械及びその使用方法
KR20160013139A (ko) 엔드 릴리프를 갖는 비창성식 베벨 기어를 제조하기 위한 스윙 모션
KR102169824B1 (ko) 스틱 블레이드의 반경방향의 조정기능을 가진 기어 커터
US20060177281A1 (en) Milling method for the production of components
JPH0771767B2 (ja) フライス
JPH02501462A (ja) 複刃フライス
JP2008279548A (ja) 切削加工方法および総形回転切削工具
JPH04183511A (ja) ボールエンドミル
CN109475954A (zh) 轮形切齿刀具
JPH068030A (ja) 交換可能な超硬金属切削インサート
JP4313686B2 (ja) 輪帯光学素子用金型の製造方法
JPH11165212A (ja) ソリッドボ−ルエンドミル
JPH02303707A (ja) ボールエンドミル
US6711818B2 (en) Method for machining opening in workpieces
JP7419060B2 (ja) ボールエンドミル
JP7104182B2 (ja) ボールエンドミル及び切削インサート
JP2001212711A (ja) 荒加工用総形フライス
JP7075584B2 (ja) ラジアスエンドミル及びこれを用いた工作機械、並びにラジアスエンドミルの設計方法及び加工方法
JP2001009624A (ja) エンドミル
US11642748B2 (en) Machining program creation method, workpiece machining method, and machine tool control device
JPS59232702A (ja) ダイヤモンド切削バイト
JP2005342805A (ja) ラジアスエンドミル及びそれを用いた切削加工方法
JPH0542410A (ja) ボールエンドミル
JP6566618B2 (ja) 金型の製造方法、光学部材の製造方法、および光学機器の製造方法
JPH0335911A (ja) スクロール形状の加工方法