JPH0418171A - カーペット及び靴拭きマットの製造方法 - Google Patents

カーペット及び靴拭きマットの製造方法

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JPH0418171A
JPH0418171A JP1280378A JP28037889A JPH0418171A JP H0418171 A JPH0418171 A JP H0418171A JP 1280378 A JP1280378 A JP 1280378A JP 28037889 A JP28037889 A JP 28037889A JP H0418171 A JPH0418171 A JP H0418171A
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JP
Japan
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pile
sol
carpet
sheet
vinyl chloride
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JP1280378A
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English (en)
Inventor
Nobuyuki Fujii
信行 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daiichi Sangyo Co Ltd
Original Assignee
Daiichi Sangyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、パイル等の繊維製品で形成したシート体に塩
化ビニル樹脂を含浸させることによって接水撲油性に優
れたカーペットの製造方法に関するものであり、また接
水撲油性に優れたメツシュ状の繊維性靴拭きマット等の
製造方法に関するものである。
〔従来の技術〕
従来のカーペットは、カーペット上にこぼした液体がパ
イル等に染み込み汚損してしまツfbす、またパイルが
すぐに伏倒してしまい見栄えが悪くなってしまうもので
あった。そこで、パイル部分に接水撲油性を持たせるた
めに後処理としてパイルに接水撲油性を有する物質を噴
震または含有することによって接水撲油性を有するよう
にしたものがある(特公昭63−35243号、同36
242号)。
また、メツシュ状の靴拭きマットとしてはワイヤー性の
ものが一般に利用されており、強靭性や耐摩性等の問題
から合成繊維等の繊維性のものは利用されていなかった
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、パイルカーペットを1述のような処理を
しただけでは、パイルの表面にだけ付着するだけである
ためすぐに疾水撲油効果がなくなってしまうものであっ
た。
また、このようにしてもパイルはナイロン、アクリル等
の合成樹脂繊維を撚り合わせたものであるため化学物質
の吸収性が悪くパイルそのものが強靭になるものではな
いので伏倒現象を解消することは出来なかった。
本発明者は、このような現状に鑑みパイルそのものに接
水性を持たせるとともに、伏倒現象を半永久的に解消し
たカーペットを提供しようとしたものである。
また、ワイヤー性のマットでは酸化により腐食し易く、
水に濡れると滑りやすく危険である等の欠点を有してい
た。
また、m雄性のマットでは前述のパイルカーペットと同
様の問題を有していた。
本発明者は、繊維で縞数したベース用編地とメツシュ状
編地とをやや硬質の細い繊維の糸状柱を介して一体にし
てなるシート体に塩化ビニル樹脂のゾル液を含浸させる
ことによって強靭性や耐摩性は勿論挨水疾油性にも優れ
しかも軽量で安価な靴拭きマントを提供しようとしたも
のである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記目的を達成するため、以下のような構成と
してなるものである。
基布1にパイル2を植設したカーペット体Kを塩化ビニ
ル樹脂のゾル化液Sにパイル2がゾル化液Sを吸収する
まで浸し、プレスローラー3でパイル2に含浸した余剰
ゾルを除去したのち、パイル2を起毛させたカーペット
体Kを加熱し含浸ゾルを硬化させてなるものである。
カーペット体にの裏面にバッキング材を圧着してもよい
また第2の発明方法として、基布1にパイル2を植設し
たカーペット体Kを塩化ビニル樹脂のゾル液槽4内を蛇
行移動させパイル2にゾル液を充分に吸収させたのち、
プレスローラー3でパイル2に含浸した余剰ゾルを除去
したのち、パイル2を起毛させたカーペット体にの裏面
にバッキングしてなるものである。
また、靴拭きマット体は以下の構成よりしてなるもので
ある。合成繊維等でN設したベース用編地21とメツシ
ュ状編地22とをやや硬質の細い繊維の多数の糸状柱2
3を介して一体としてなるシート体Aを塩化ビニル樹脂
のゾル液Sに浸漬しゾル液Sを含浸させたのち、シート
体Aを加熱硬化してなるものである。
この場合、プレスローラー25でシート体Aに含浸した
余剰ゾルSを除去したのちシート体Aを加熱硬化しても
よい。
〔作用〕
本発明は以上のような構成であるので以下のような作用
がある。
カーペット体Kを塩化ビニル樹脂のゾル液層4に漬はパ
イル2にゾル液Sを充分に含浸させてからプレスローラ
ー3でカーペット体をプレスしてパイル2に含浸した余
剰ゾルを除去するとともにパイル2の繊維中にまでゾル
液が染み込まれるようにしているのでパイル2にゾル液
が完全に吸収されることとなる。そして、倒伏したパイ
ル2を起毛させたのちにバッキングする際のヒーティン
グによりパイル2が起毛した状態で硬直することとなる
ゾル液に漬けるに際してゾル液槽4内を蛇行するように
しているとパイル2にゾル液が吸収し易くなる。
靴拭きマットについての本発明は上述のような構成であ
るので以下のような作用がある。
シート体Aのベース用編地21とメツシュ状編地22と
は、繊維等で編まれているので吸収性がよく塩化ビニル
樹脂のゾル液Sがシート体Aの全体に含浸しやすくなる
そして、多数の糸状柱23間にもゾル液Sが含浸するよ
うになるためゾル液Sの乾燥後にこの糸状柱23が完全
な起立壁となるので靴拭きマットとして利用した場合靴
底の汚れを落としやすくなる。
マタ、ヘース用編地21にまでゾル液Sが含浸される・
のでマット体用のベースとして新たにバッキングするこ
とが不要となるため作業性に富みコストダウンを図るこ
とが出来る。
〔実施例〕
次に本発明方法の実施例につき図面を参照しながら説明
する。
1は、基布であって約101〜17mの適宜の長さのパ
イル2を植設している。
4は、塩化ビニル樹脂のゾル液を収納しているゾル液槽
であって、カーペット体Kを漬けるようにしている。
4aは、ゾル液槽4内に経過している邪魔棒であって、
カーペット体にはこの間を蛇行するようにしてカーペッ
ト体Kがゾル液に漬かる時間を長くするようにするとと
もに、蛇行によりパイル2の根元部分にまでゾル液が浸
透するようにしている。
3は、プレスローラーであって、ゾル液を吸収している
カーペット体Kをプレスし余分のゾル液を除去するよう
にしている。
5は、起毛器であって、プレスにより倒伏したパイル2
を起毛するようにしている。
6は、Tダイ押出層であってベルトコンベア8上に押し
出された溶融液をドクターナイフ7により約2■厚にな
らすようにしている。
9は、ガイドロールであって、起毛されたカーペット体
Kをベルトコンベア8で移送されたバッキング層10上
に載置するようにしている。
11は、ヒーターであってベルトコンベア8により移送
されてきたカーペットKを175〜190℃の熱風で乾
燥し硬化するようにしている。
このようにして乾燥したカーペット体Kを冷却してなる
ものである。
次に靴拭きマントの発明方法の実施例につき図面を参照
しながら説明する。
Aはシート体であって5合成繊維等で編まれているベー
ス用編地21とメツシュ状編地22とからなっている。
そして、ベース用編地21とメソシュ状編地22とはや
や硬質の細い繊維で形成している多数の糸状柱23の上
下先端部を一体に編みこんでいる。
24は、塩化ビニル樹脂のゾル液Sを収納しているゾル
液槽であって、シート体Aを漬けるようにしている。
24aは、ゾル液槽24内に経過している邪魔棒であっ
て、シート体Aはこの間を蛇行するようにしてシート体
へがゾル液Sに漬かる時間が長くなるようにし、シート
体Aへのゾル液の含浸度をよくするようにしている。
25は、プレスローラーであって、ゾル液を吸収してい
るシート体Aをプレスし余分のゾル液を除去するように
している。
29は、ガイドロールであって、ゾル液を含浸したシー
ト体Aをベルトコンベア28上に載置するようにしてい
る。
27は、ヒーターであってベルトコンベア28により移
送されてきたシート体Aを175〜190℃の熱風で乾
燥し硬化するようにしている。
このようにして乾燥したノート体Δを冷却してなるもの
である。
〔発明の効果〕
次に本発明の効果について説明する。
本発明方法では、基布lに植設したパイル2はゾル化し
た塩化ビニル樹脂液を完全に吸収するまで漬けておくだ
けでなくプレスローラー3によってパイル繊維中にまで
ゾル液を染み込ませるようにしているのでパイル2の根
元までゾル液を吸収することとなり完成時に起毛したパ
イル2が踏み付けら九でもすぐに復帰することとなる。
また、硬化した塩化ビニル樹脂がパイル2中に吸着され
ているので接水性に優れており水がマット上に溜り難く
特に靴拭きマットとして適している。
また、パイル2の基布1への密着度が増加しているため
パイル抜けを防ぐことができるだけでなく基布1にもゾ
ル化した塩化ビニル樹脂が含浸されるため特にバッキン
グ作業を要しないので作業性に富むこととなる。
カーペット体Kをゾル液槽4内を蛇行移動させるとカー
ペット体Kが伸縮移動するのでカーペット体にとゾル液
との接触面積が多くなりゾル液がカーペット体Kに均等
に含浸されることとなる。
カーペット体にの裏面にバッキング材を圧着する際、不
十分な圧着となり易くパイル2が抜は落ち易くなるが、
本発明方法ではカーペット体にの裏面にもゾル状液が吸
着されているためバッキング層10が馴染み易くパイル
2の抜は落ちを防止できることとなる。
次に靴拭きマットの発明の効果について説明する。
本発明方法により製造されたマットは、繊維製品である
ので軽量化を図れ運搬が容易となり、また清掃作業が行
い易いものとなる。
マット体全体に塩化ビニル樹脂が含浸さ九ることとなる
ので接水撲油性に優れ、汚損の洗い落としや水滴の除去
が容易となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法のカーペットの断面図、第2図はカ
ーペット体をゾル液に浸漬した状態を示す断面図、第3
図はゾル液を含浸したカーペット体を乾燥冷却する装置
の断面図、第4図は本発明方法の靴拭きマットで使用す
るシート体の平面図、第5図は同側面図、第6図はシー
ト体をゾル液に浸漬した状態を示す断面図、第7図はゾ
ル液を含浸したシート体を乾燥冷却する装置の断面図で
ある。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基布にパイルを植設したカーペット体を塩化ビニ
    ル樹脂のゾル液にパイルがゾル液を吸収するまで浸し、
    プレスローラーでパイルに含浸した余剰ゾルを除去した
    のち、パイルを起毛させたカーペット体を加熱硬化して
    なるカーペットの製造方法
  2. (2)カーペット体の裏面にバッキング材を圧着してな
    る請求項1記載のカーペットの製造方法
  3. (3)基布にパイルを植設したカーペット体を塩化ビニ
    ル樹脂のゾル液槽内を蛇行移動させパイルにゾル液を充
    分に吸収させたのち、プレスローラーでパイルに含浸し
    た余剰ゾルを除去したのち、パイルを起毛させたカーペ
    ット体を加熱してなるカーペットの製造方法
  4. (4)カーペット体の裏面にバッキング材を圧着してな
    る請求項3記載のカーペットの製造方法
  5. (5)合成繊維等で編んだベース用編地とメッシュ状編
    地とをやや硬質の細い繊維の多数の糸状柱を介して一体
    に編設してなるシート体を塩化ビニル樹脂のゾル液にゾ
    ル液を吸収するまで含浸させたのち、シート体を加熱硬
    化してなる靴拭きマットの製造方法
  6. (6)プレスローラーでシート体に含浸した余剰ゾルを
    除去したのちシート体を加熱硬化してなる請求項5記載
    の靴拭きマットの製造方法
  7. (7)合成繊維等で編んだベース用編地とメッシュ状編
    地とをやや硬質の細い繊維の多数の糸状柱を介して一体
    に編設してなるシート体を塩化ビニル樹脂のゾル液槽内
    を蛇行移動させシート体にゾル液を充分に吸収させたの
    ち、プレスローラーでシート体に含浸した余剰ゾルを除
    去したのち、シート体を加熱してなる靴拭きマットの製
    造方法
JP1280378A 1989-09-19 1989-10-28 カーペット及び靴拭きマットの製造方法 Pending JPH0418171A (ja)

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Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0742065A (ja) * 1993-07-26 1995-02-10 Ikeda Bussan Co Ltd タフトカーペット
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