JPH0417963Y2 - - Google Patents

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JPH0417963Y2
JPH0417963Y2 JP16572086U JP16572086U JPH0417963Y2 JP H0417963 Y2 JPH0417963 Y2 JP H0417963Y2 JP 16572086 U JP16572086 U JP 16572086U JP 16572086 U JP16572086 U JP 16572086U JP H0417963 Y2 JPH0417963 Y2 JP H0417963Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、液晶式テレビなどに適用して好適な
バツク照明方式の表示装置に係り、特に光の有効
利用を図り照明効果を向上させるようにしたもの
である。
〔従来の技術〕
従来から表示板の表示部を後方から照明するよ
うにしたバツク照明式の表示装置としては種々提
案されているが、その一例として最近では第5図
および第6図に示すように表示板を液晶表示装置
(以下LCDと称す)で構成した小型携帯用のテレ
ビ装置が知られている。すなわち、このテレビ装
置1は、ケース2の前面開口部2AをLCD3で塞
ぎ、内部に光源としての管球バルブ4と、導光体
5とを収納配置して構成されるもので、導光体5
の一側面には半円形の溝からなる入光部6が前記
バルブ4に対応して形成され、この入光部6より
導光体5内に入射したバルブ4の光が該導光体5
の裏面に設けた小さなV字状凹部からなる点刻7
によつて表面側に反射され、前記LCD3の透光
部、すなわち表示部8を背後から照明するように
している。
LCD3の表示部8はテレビ画面を構成するた
め、連続した大きな面積を有し、そのため全面を
均一な明るさで照明することが難しく、バルブ4
から遠方部分の輝度が低下する。そこで、通常点
刻7の密度をバルブ6から遠ざかるにしたがつて
高くし、遠方部分の輝度を上げるようにしてい
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような従来の表示装置にお
いては、導光体5内に入射した光のうちその一部
は該導光体5の裏面より外部に出光して損失とな
るため、光の有効利用という点で問題があつた。
そこで、このような問題を解決する方法として、
第7図に示すようにケース内底面をAの蒸着等
により平滑な反射面10としている。しかし、こ
のような構造においても、導光体5の裏面より出
た光11は前記反射面10により反射されて再び
導光体5に入射する方向に向うが、出光時の屈折
により入射角度iが小さく、光12のように反射
され、光13のように導光体5内に再入射する光
は少ない。また、光12は反射面10と導光体裏
面間で反射されつつ進行し、導光体5の表面側に
出てくることはなく、したがつて十分な照明効果
が得られないものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案に係る表示装置は上述したような問題点
を解決すべくなされたもので、ケースの内底面を
ステツプ状の反射面とし、この反射面により導光
体裏面側に出光した光を反射させ導光体内に再入
射させるようにしたものである。
〔作用〕
本考案においては平滑な反射面の代りにステツ
プ状反射面を設けているので、導光体に対する入
射角度を大きくし得て導光体内に再入射する光の
量を増大させ得る。したがつて、光を有効に利用
でき照明効果を向上させる。
〔実施例〕
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて詳
細に説明する。
第1図は本考案に係る表示装置の一実施例を示
す断面図、第2図はケース内底面に設けられたス
テツプ状反射面の一部省略平面図である。なお、
図中第5図〜第7図と同一構成部品、部分に対し
ては同一符号を以つて示し、その説明を省略す
る。これらの図において、本実施例はケース2の
内底面にステツプ状(鋸歯状)の凹凸を設け、か
つこの凹凸にA蒸着、白色塗装等の処理を施す
ことにより、ケース内底面をステツプ状反射面2
0とした点、導光体5の一端面中央部に半球状の
入光部6を設けた点および光源として一般の電球
4を用いた点が第5図〜第7図に示した従来装置
と相違している。
ステツプ状反射面20の凹凸は前記電球4を中
心として同心円状にかつ規則的に形成され、その
ステツプ角θは一定とされるが、これに限らず電
球4から遠くになるにしたがつて徐々に大きくな
るものであつてもよい。
かくしてこのような構成からなる表示装置にお
いては、導光体5内に入射した光のうちその臨界
角(アクリルの場合42.5°を越えて導光体裏面側
に出光する光はステツプ状反射面20に当つて反
射する。この時、反射面が平坦であると第7図に
おいて説明した通り、導光体5に対する入射角i
が小さく、該導光体5内に再入射する光量が少な
いが、本実施例構造のようにステツプ状反射面2
0とした場合は、そのステツプ角θにより導光体
5に対する入射角が大きくなるため、導光体5内
に再入射する光量を増大させることができる。し
たがつて、光の有効利用を図れ、LCD3の表示部
8をより一層明るく照明し得る。
第3図は本考案の他の実施例を示す断面図、第
4図はケースの斜視図である。これらの図におい
て、導光体5はその板厚が入光部側端において最
も厚く、入光部6と反射側の端部に向うにしたが
つて徐々に薄くなるように楔状に形成されてお
り、表面側がLCD3と平行に対向するようにケー
ス2内に配設されている。ケース2は導光体5と
同様に、アクリル樹脂等の透光性材料によつて形
成され、その内底面は導光体5の裏面と対向する
ように傾斜し、かつステツプ状反射面20を構成
している。ステツプ状反射面20は、管球バルブ
4の光軸方向に延在し、前記バルブ4から離間す
る方向に並設された多数の山形突条体21で構成
されている。そして各突条体21のバルブ4側斜
面はAの蒸着により反射面を構成し、バルブ4
側とは反対側の斜面は何ら反射処理されておら
ず、素通し部22を構成している。
前記ケース2のバルブ4側側壁23の外形形状
は、バルブ4から導光体5とは反対方向に出て該
側壁23内に入射した光をケース2の底面部24
に効果的に導き得る形状とされている。またケー
ス2の下面25のうちバルブ4から遠い部分はケ
ース内底面とほぼ平行になるように傾斜してお
り、これによつて底面部24内を進行してきた光
26を上方に反射させるようにしている。この反
射光26′の一部は、前記ステツプ条反射面20
の内面にて下面25方向に反射し、残りの光は前
記素通し部22より外部に出光し導光体5に入射
する。すなわち、本実施例においてはケース2を
透光性材料で形成することによりバルブ4から導
光体5とは反対方向に出射する光26をも有効に
利用し得るようにしたものである。
この場合、前記下面25にも点刻27とかステ
ツプ条反射面28を設けておくと、前記下面25
から外部に出光する光の量を少なくすることがで
きる。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案に係る表示装置はケー
ス内底面にステツプ状の反射面を設けたので、導
光体裏面側に出光した光が大きな角度で反射し、
導光体に対する入射角度を大きくすることができ
る。したがつて、導光体裏面より再入射する光の
量が増大して光の利用効率が向上し、表示部をよ
り明るく照明することができる。また、構造も著
しく簡単で容易に製作し得るなど、その実用的効
果は非常に大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る表示装置の一実施例を示
す断面図、第2図はステツプ状反射面の一部省略
平面図、第3図は本考案の他の実施例を示す断面
図、第4図はケースの斜視図、第5図は表示装置
の従来例を示す分解斜視図、第6図は断面図、第
7図は光の反射を説明するための図である。 2……ケース、3……表示板、4……管状バル
ブ、5……導光体、6……入光部、7……点刻、
8……表示部、20……ステツプ状反射面、22
……素通し部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ケースと、透光性表示部を有して前記ケース
    の開口部に配設された表示板と、前記ケース内
    に配設された光源および一端面に入光部を有し
    て前記光源からの光を前記表示板の表示部に導
    く導光体とを備え、前記ケースの内底面に、導
    光体裏面から外部に出る光を反射させ導光体内
    に再入射させるステツプ状反射面を設けたこと
    を特徴とする表示装置。 (2) ケースが透光性材料で形成され、その下面が
    該ケース内を進光する光を表示板方向に反射さ
    せる反射面を構成していることを特徴とする実
    用新案登録請求の範囲第1項記載の表示装置。
JP16572086U 1986-10-30 1986-10-30 Expired JPH0417963Y2 (ja)

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JP16572086U JPH0417963Y2 (ja) 1986-10-30 1986-10-30

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JP16572086U JPH0417963Y2 (ja) 1986-10-30 1986-10-30

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Publication Number Publication Date
JPS6373789U JPS6373789U (ja) 1988-05-17
JPH0417963Y2 true JPH0417963Y2 (ja) 1992-04-22

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ID=31096014

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JPS6373789U (ja) 1988-05-17

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