JPH04179464A - 静菌効果を強化した脱酸素剤 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は、静菌効果を強化した脱酸素剤に関するもの
である。

（従来の技術） 従来１食品、医薬品、飼料などの鮮度保持剤として、脱
酸素剤があった。

（発明が解決しようとする［［ これは次のような欠点があった。

（イ）嫌気性菌に対しては静菌効果がなかった。

（ロ）食品、医薬品、ＮＦｌなどの包装を完全密閉状態
にしなければならず、密閉状態が不完全な場合や、簡易
包装での長期保存には、十分な効果がなかった。

本発明は、これらの欠点を除くためになされたものであ
る。

（課題を解決するための手ト イソチオシアン酸アリルは、わさびの−成分として好気
性および嫌気性菌に対する静菌効果や、防黴効果は広く
知られている。

：　′″ｔ″″″５″１°＠９ｕ、４　Ｖ＋ｌｒ＞７＞
１１１７リルを粒状あるいは、粉状のサイクロデキスト
リン。

ＣＭＣ，シリカ、アルミナ、ゼオライト、セとオライド
などの有機あるいは無機担体に担持させた静菌剤（１）
を脱酸素剤（２）に混入させ、ガス透過性袋（３）に封
入する。　　本発明は、以上の構成よりなる静菌効果を
強化した脱酸素剤である。

（作用） イソチオシアン酸アリルを粒状あるいは粉状のサイクロ
デキストリン、ＣＭ　Ｃ、ンリカ、アルミす、ゼオライ
ト、セビオライトなどの有機あるいは無機担体に担持さ
せた静菌剤（１）を脱酸素剤（２）に混入させ、ガス透
過性袋（３）に封入する。

以上の構成よりなる静菌効果を強化した脱酸素剤（６）
をナイロンなどの気密性のあるフィルムで作られた袋（
４）に食品（５）と共に入れて、袋（４）の開口部をシ
ールする。

袋（４）の内部では、封入された空気の酸素が脱酸素剤
（２）により奪われて低酸素あるいは、無酸素状態にな
ると共に、イソチオシアン酸アリルは蒸散して、袋（４
）の内部に滞留する。

この時、イソチオシアン酸アリルの蒸気は、その静菌効
果により、嫌気性菌の増殖を抑制する。

また、袋（４）内部の残留酸素や、長期保存時の袋（４
）内部への空気の浸透による好気性菌や黴の増殖も抑制
する。

（実施例） 以下１本発明の実施例について説明する。

（イ）粒状のサイクロデキストリン５ｇにイソチオシア
ン酸アリル０．０３ｃｃを担持させたちの（１１と逼元
鉄を主成分とする市販の脱酸＃８削（２１５ｇとを混ぜ
合わせ、ガス透過性フィルムで作られた袋（３）に封入
する。

担体としては、ＣＭ　Ｃ、ンリカ、アルミナ、ゼオライ
ト、セとオライドなどの有機または無機担体も使用でき
る。

（ロ）これを、食品（５）として食パン５０ｇと共に。

気密性のある袋（４）として２５ｅ＋＊　Ｘ　３０ｃｍ
の透明−なナイロン製袋に入れて、開口部を熱シールし
、試料Ａとした。

比較のために、脱酸素ｆ１５ｇのみを使用した試料をＢ
とした。

（ハ）試料ＡとＢを室温（摂氏２５度）で放置したとこ
ろ、試ＦＩＢは１５日日目黴の発生が認められ、２０日
日目は腐敗により食用に供し得なかった。一方、試料Ａ
は３０日Ｉｒも、黴の発生および腐敗は認められず５食
用に供し得た。

（発明の効果） 従来の脱酸素剤と比較して、静菌効果が向上した。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の断面図 第２図は本発明の実施例を示す斜視図 （１）は静菌剤　（２）は脱酸素剤　（３）はガス透過
性袋　　（４）は気密性袋　（５）は食品　（６）は静
菌効果を強化した脱酸素剤本体

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、脱酸素剤（２）に、粒状あるいは粉状のサイクロデ
   キストリン、ＣＭＣ（カルボキシメチルセルロース）、
   シリカ、アルミナ、ゼオライト、セビオライトなどの有
   機または無機担体にイソチオシアン酸アリルを担持させ
   た静菌剤（１）を混入し、ガス透過性袋（３）に封入し
   てなる、静菌効果を強化した脱酸素剤。