JPH041786Y2 - - Google Patents

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JPH041786Y2
JPH041786Y2 JP20362186U JP20362186U JPH041786Y2 JP H041786 Y2 JPH041786 Y2 JP H041786Y2 JP 20362186 U JP20362186 U JP 20362186U JP 20362186 U JP20362186 U JP 20362186U JP H041786 Y2 JPH041786 Y2 JP H041786Y2
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JP
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core rod
tip
sliding tube
sawdust
base end
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は椎茸等の茸栽培用の榾木に穿孔した接
種孔に大鋸屑菌等の粉状の種菌を充填、接種する
ための植菌具に関するものである。
〔従来の技術〕 椎茸を栽培するには、欒、楢等の榾木に種菌を
接種する接種孔を多数穿孔し、これに駒菌又は大
鋸屑菌を接種する。従来はこの接種孔に大鋸屑菌
を接種するには、例えば第2図に示すような植菌
具が用いられている。これは外筒1の中を摺動す
るピストン2を備え、ピストン2は押稈3を介し
押片4に結合され、ピストン2、押稈3、押片4
は一体に圧縮ばね5により、上方に付勢されてい
る。これを使用するには、ピストン2が外筒1先
端から引つ込んだ状態で外筒1先端を大鋸屑菌の
容器に突込んで外筒内に大鋸屑菌を充填し、外筒
先端を榾木の接種孔の入口に当接して、押片4を
押し、ピストン2を押し下げて外筒内の大鋸屑菌
を押出し、接種孔に充填する。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記従来の植菌具は外筒1上端部を手で握り、
親指で押片4を押して操作するため、長時間作業
を続けると、親指の疲労が甚だしい。更にピスト
ンと外筒の微小な間〓に大鋸屑菌が入り込むと、
ピストンが摺動しにくくなるため、圧縮ばねをか
なり強くする必要があり、それだけ押片4を強く
押さねばならず指の疲労が加重される。又ピスト
ンと外筒の間〓に入つた大鋸屑菌のためにピスト
ンが動かなくなれば、そのたびに分解して掃除を
する必要があつた。
〔問題点を解決するための手段〕 上記問題点を解決するために本願考案者が研究
を重ねた結果、押片のみを指で押すのではなく、
ピストンと直結する把持部を手で握つて、押下げ
ることにより、外筒の方を摺動させるようにすれ
ば、手の指の負担を大幅に軽減し得ることを見い
だし、本考案を完成するに至つた。
即ち本考案は円柱状芯棒と、該芯棒の基端部に
固着された略円筒状把持部と、該芯棒外側に摺動
自在に嵌合した摺動筒と、該摺動筒の先端が上記
芯棒の先端より一定距離だけ突出したときそれ以
上の突出を阻止するストツパ手段と、上記摺動筒
の先端を上記芯棒の先端から突出させるよう付勢
するばねとを備えた大鋸屑菌の植菌具を要旨とす
る。
(実施例) 以下、この考案の実施例を第1図と、第1a図
により説明する。
これらの各図は、いずれも植菌具の正面図であ
つて、左半分は断面図で示してあり、第1a図は
作用説明図である。
6は芯棒であつて、軽量化のため先端を封じた
中空円筒よりなる。芯棒6の外側に環状の間〓7
を隔てて芯棒6と同心に外筒8を設け、芯棒6の
基端部に固着して把持部15を形成する。芯棒6
と外筒8の間〓7には、摺動筒9が摺動自在に嵌
合され、つまり、この外筒8は上記芯棒6外側に
摺動自在に嵌合している。
第1図で示すように、上記摺動筒9の先端が上
記芯棒6の先端より一定距離だけ突出したとき
それ以上の摺動筒9の先端が突出することを阻止
するストツパ手段17が設けられている。
このストツパ手段17は、上記摺動筒9の外周
に形成された環状突起11と、外筒8下端の内周
面に設けられたストツパ突起13とで構成されて
いる。そして、前記したように摺動筒9の先端が
芯棒6の先端より所定距離だけ突出したとき、
上記環状突起11がストツパ突起13に当接し
て、それ以上の摺動筒9の先端が突出することを
阻止するようになつている。
また、上記摺動筒9の先端を上記芯棒6の先端
から突出させるよう付勢する圧縮式のばね12が
設けられている。このばね12は上記外筒8の内
周面に形成された段部10と上記環状突起11と
の間に設けられ、上記環状突起11がストツパ突
起13に当接するに至るまで摺動筒9を付勢して
いる。
摺動筒9先端部の外側はテーパー状に形成さ
れ、その先端は環状鋭端となつている。摺動筒9
内径は榾木18の種菌孔19の径にほぼ等しいか
若干小さく例えば約13mm程度で、摺動筒突出時の
摺動筒先端から芯棒先端までの深さは種菌孔の深
さに応じ、例えば約20mmとする。14は摺動筒9
側面に設けた通孔であつて、摺動筒9突出時に芯
棒6の先端位置よりも若干上側に、摺動筒の周囲
に2列に等間隔でジグザグに配列されている。
外筒8の基端部にはゴム製のキヤツプ16を被
せ、手で握りやすくし、作業中滑らないようにな
つている。
〔作用〕
本考案の大鋸屑菌の植菌具を使用するには、植
菌具の把持部を手で握り、第1図に示す状態の植
菌具の先端を大鋸屑菌中に軽く押し込んで、摺動
筒9の先端部内に大鋸屑菌20を充填する。
次に、第1a図で示すように上記摺動筒9の先
端を榾木18の種菌孔19の入口に当接させ、把
持部を握つたまま押して、図中矢印Aのように外
筒8を押し進める。すると、この外筒8と共に芯
棒6の先端が摺動筒9の先端に向つて前進し、こ
の摺動筒9内の大鋸屑菌20が押し出されると同
時に、これが榾木18の種菌孔19に圧入され
る。
芯棒6と摺動筒9の間に微小間〓に入つた大鋸
屑菌は摺動筒9の摺動につれて通孔13から排出
され、摺動筒9の動きを妨げることがない。
〔考案の効果〕
本考案の大鋸屑菌の植菌具によれば、把持部を
手で握り、そのまま全体を押下げる操作のみで接
種作業を行うことができ、作業中特定の指を動か
す必要がなく、作業による疲労が著しく軽減され
る。又把持部の握り方は種々変化させることがで
き、榾木の接種孔の向きに応じて自由にかえるこ
とができると共に、握り方を時々変えることによ
り手の疲労を更に軽減しうる。
摺動筒側面に通孔を設けると、芯棒と摺動筒の
間〓に入つた大鋸屑菌は速やかに排出され、摺動
筒の摺動を妨げることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の大鋸屑菌の植菌具の一例の一
部断面正面図、第1a図は第1図に相当する図で
作用説明図、第2図は従来の植菌具の断面図であ
る。 1……外筒、2……ピストン、3……押稈、4
……押片、5……圧縮ばね、6……芯棒、7……
間〓、8……外筒、9……摺動筒、10……段
部、11……環状突起、12……圧縮ばね、13
……ストツパ突起、14……通孔、15……把持
部、16……キヤツプ、17……ストツパ手段、
18……榾木、19……種菌孔、20……大鋸屑
菌。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 円柱状芯棒と、該芯棒の基端部に固着された
    略円筒状把持部と、該芯棒外側に摺動自在に嵌
    合した摺動筒と、該摺動筒の先端が上記芯棒の
    先端より一定距離だけ突出したときそれ以上の
    突出を阻止するストツパ手段と、上記摺動筒の
    先端を上記芯棒の先端から突出させるよう付勢
    するばねとを備えた大鋸屑菌の植菌具。 (2) 該把持部が該芯棒の基端部に基端を固着され
    芯棒の外側に狭い環状の間〓を隔てて同軸に配
    設された外筒よりなり、該摺動筒が該間〓に摺
    動出没自在に挿入された実用新案登録請求の範
    囲第1項記載の大鋸屑菌の植菌具。 (3) 該摺動筒の側壁の、摺動筒突出時に芯棒先端
    位置よりも若干基端側にくる位置に、複数の通
    孔を設けた実用新案登録請求の範囲第1項又は
    第2項記載の大鋸屑菌の植菌具。 (4) 該摺動筒先端部外側をテーパー状に形成した
    実用新案登録請求の範囲第1項又は第2項記載
    の大鋸屑菌の植菌具。
JP20362186U 1986-12-31 1986-12-31 Expired JPH041786Y2 (ja)

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JP20362186U JPH041786Y2 (ja) 1986-12-31 1986-12-31

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JPS63174643U JPS63174643U (ja) 1988-11-14
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