JPH0417847Y2 - - Google Patents
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- JPH0417847Y2 JPH0417847Y2 JP12813587U JP12813587U JPH0417847Y2 JP H0417847 Y2 JPH0417847 Y2 JP H0417847Y2 JP 12813587 U JP12813587 U JP 12813587U JP 12813587 U JP12813587 U JP 12813587U JP H0417847 Y2 JPH0417847 Y2 JP H0417847Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bellows
- accumulator
- gas
- shell
- expansion
- Prior art date
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- Expired
Links
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- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 7
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 5
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- BFKJFAAPBSQJPD-UHFFFAOYSA-N tetrafluoroethene Chemical group FC(F)=C(F)F BFKJFAAPBSQJPD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F15—FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
- F15B—SYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F15B1/00—Installations or systems with accumulators; Supply reservoir or sump assemblies
- F15B1/02—Installations or systems with accumulators
- F15B1/04—Accumulators
- F15B1/08—Accumulators using a gas cushion; Gas charging devices; Indicators or floats therefor
- F15B1/10—Accumulators using a gas cushion; Gas charging devices; Indicators or floats therefor with flexible separating means
- F15B1/103—Accumulators using a gas cushion; Gas charging devices; Indicators or floats therefor with flexible separating means the separating means being bellows
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F15—FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
- F15B—SYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F15B2201/00—Accumulators
- F15B2201/20—Accumulator cushioning means
- F15B2201/205—Accumulator cushioning means using gas
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F15—FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
- F15B—SYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F15B2201/00—Accumulators
- F15B2201/30—Accumulator separating means
- F15B2201/315—Accumulator separating means having flexible separating means
- F15B2201/3153—Accumulator separating means having flexible separating means the flexible separating means being bellows
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F15—FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
- F15B—SYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F15B2201/00—Accumulators
- F15B2201/30—Accumulator separating means
- F15B2201/315—Accumulator separating means having flexible separating means
- F15B2201/3158—Guides for the flexible separating means, e.g. for a collapsed bladder
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Fluid Mechanics (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Supply Devices, Intensifiers, Converters, And Telemotors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、たとえば油圧制御装置の油圧回路等
に用いられるアキユムレータに関し、特にベロー
ズを用いたものに関する。
に用いられるアキユムレータに関し、特にベロー
ズを用いたものに関する。
(従来の技術)
従来、この種のアキユムレータとしては、たと
えば第5図に示すようなものがある。すなわち、
100は内部中空のアキユムレータ本体であり、
このアキユムレータ本体100の中空内部はベロ
ーズ101によつてガス室G′と圧油が導入され
る油室O′との2室に区画されている。アキユム
レータ本体100は、有低円筒状のシエル102
とシエル102の開口部を閉塞するボトムカバー
103とから構成され、このボトムカバー103
には油圧回路の油路と連通する連通路104が設
けられている。そして連通路104から油室
O′内に流入する圧油の圧力変動に応じてベロー
ズ101がシエル102の軸方向に伸縮し、ガス
室G′内のガスの膨縮作用によつて圧油の圧力変
動を緩衝している。また、ボトムカバー103に
はベローズ101の内周側に突出するサポート部
105が設けられている。このサポート部105
によつてベローズ101の収縮量を制限し、ベロ
ーズ101の過大圧縮による損傷を防止すると共
に、ベローズ101の伸縮作動方向がシエル10
2の軸方向に一致するように案内していた。
えば第5図に示すようなものがある。すなわち、
100は内部中空のアキユムレータ本体であり、
このアキユムレータ本体100の中空内部はベロ
ーズ101によつてガス室G′と圧油が導入され
る油室O′との2室に区画されている。アキユム
レータ本体100は、有低円筒状のシエル102
とシエル102の開口部を閉塞するボトムカバー
103とから構成され、このボトムカバー103
には油圧回路の油路と連通する連通路104が設
けられている。そして連通路104から油室
O′内に流入する圧油の圧力変動に応じてベロー
ズ101がシエル102の軸方向に伸縮し、ガス
室G′内のガスの膨縮作用によつて圧油の圧力変
動を緩衝している。また、ボトムカバー103に
はベローズ101の内周側に突出するサポート部
105が設けられている。このサポート部105
によつてベローズ101の収縮量を制限し、ベロ
ーズ101の過大圧縮による損傷を防止すると共
に、ベローズ101の伸縮作動方向がシエル10
2の軸方向に一致するように案内していた。
(考案が解決しようとする問題点)
しかし斯る従来例の場合には、ベローズ101
内周とサポート部105の隙間は狭小なので、第
6図に示すようにベローズ101に横ぶれが生じ
てその先端部が曲つた状態で伸縮すると、ベロー
ズ101の内径部がサポート部105と干渉して
かじりを生じ、ベローズ101にヘコミやキズが
発生したり破損し、耐久性が劣化するという問題
があつた。
内周とサポート部105の隙間は狭小なので、第
6図に示すようにベローズ101に横ぶれが生じ
てその先端部が曲つた状態で伸縮すると、ベロー
ズ101の内径部がサポート部105と干渉して
かじりを生じ、ベローズ101にヘコミやキズが
発生したり破損し、耐久性が劣化するという問題
があつた。
特にアキユムレータを横置きにして使用す場合
には、ベローズ101先端部が自重によつて垂れ
下がり、上記した横振れの問題が顕著となり、横
置きの使用ができないという問題があつた。その
ためアキユムレータの取付部位が制約されて配管
系のレイアウトも制限されてしまう。
には、ベローズ101先端部が自重によつて垂れ
下がり、上記した横振れの問題が顕著となり、横
置きの使用ができないという問題があつた。その
ためアキユムレータの取付部位が制約されて配管
系のレイアウトも制限されてしまう。
本考案は上記した従来技術の問題点を解決する
ためになされたもので、その目的とするところ
は、ベローズの横振れを強制的に防止し得るアキ
ユムレータを提供し、もつてベローズの耐久性を
向上させると共に横置きの使用をも可能とするこ
とにある。
ためになされたもので、その目的とするところ
は、ベローズの横振れを強制的に防止し得るアキ
ユムレータを提供し、もつてベローズの耐久性を
向上させると共に横置きの使用をも可能とするこ
とにある。
(問題点を解決するための手段)
上記目的を達成するために、本考案にあつて
は、内部中空のアキユムレータ本体の中空内部と
ガス室と制御流体室との2室に区画するベローズ
を備え、上記制御流体室内に流入する制御流体の
圧力変動を上記ベローズの伸縮によるガス室内の
ガスの膨縮作用により緩衝するアキユムレータに
おいて、前記ベローズ先端部に前記アキユムレー
タ本体の内周面に摺接してベローズの伸縮移動を
案内する環状のガイド部を設けると共に、該ガイ
ド部の摺動面にベローズの軸方向に延びる切欠き
を設けて成ることを特徴とする。
は、内部中空のアキユムレータ本体の中空内部と
ガス室と制御流体室との2室に区画するベローズ
を備え、上記制御流体室内に流入する制御流体の
圧力変動を上記ベローズの伸縮によるガス室内の
ガスの膨縮作用により緩衝するアキユムレータに
おいて、前記ベローズ先端部に前記アキユムレー
タ本体の内周面に摺接してベローズの伸縮移動を
案内する環状のガイド部を設けると共に、該ガイ
ド部の摺動面にベローズの軸方向に延びる切欠き
を設けて成ることを特徴とする。
(作用)
而してベローズの伸縮方向はアキユムレータ本
体内周面に摺接するガイド部によつて案内され、
安定した姿勢で伸縮する。またガイド部の摺動面
には切欠きを設けて接触面積が小さくなつている
ので摺動抵抗は小さい。さらに切欠きは軸方向に
形成されているので切欠きを通じてガスの流通が
許容され、ガイド部によつて区分されるガス室内
のガス圧の平衡が保たれてベローズの姿勢を安定
化する作用をなす。
体内周面に摺接するガイド部によつて案内され、
安定した姿勢で伸縮する。またガイド部の摺動面
には切欠きを設けて接触面積が小さくなつている
ので摺動抵抗は小さい。さらに切欠きは軸方向に
形成されているので切欠きを通じてガスの流通が
許容され、ガイド部によつて区分されるガス室内
のガス圧の平衡が保たれてベローズの姿勢を安定
化する作用をなす。
(実施例)
以下に本考案を図示の実施例に基づいて説明す
る。本考案の一実施例に係るアキユムレータを示
す第1図乃至第3図において、1は内部中空のア
キユムレータ本体を示しており、このアキユムレ
ータ本体1の中空内部はシリンダ状の室となつて
おり、ベローズ2によつてガス室Gと制御流体室
としての油室Oとに区画形成されている。
る。本考案の一実施例に係るアキユムレータを示
す第1図乃至第3図において、1は内部中空のア
キユムレータ本体を示しており、このアキユムレ
ータ本体1の中空内部はシリンダ状の室となつて
おり、ベローズ2によつてガス室Gと制御流体室
としての油室Oとに区画形成されている。
上記アキユムレータ本体1は、その上端が閉塞
された円筒形状のシエル3と、シエル3底部の開
口側端部に螺着されるボトムカバー4とから構成
され、ボトムカバー4とシエル3との接合部はO
リング5によつて密封されている。上記ベローズ
2は金属製で、上記シエル3の中心軸線X−Xに
沿つて配設され、一端がボトムカバー4に固定さ
れている。ボトムカバー4には油圧回路の油路に
連通する連通路6がシエル3の中心軸線X−Xに
沿つて貫通形成されている。また、ボトムカバー
4の内側端面には、シエル3の奥端面3a側に向
つて突出してベローズ2の収縮量を制限するサポ
ート部7が設けられている。サポート部7の先端
とシエル3奥端面3aとの間は所定間隔だけ離間
しており、この間隔がベローズ2の伸縮ストロー
クとなる。
された円筒形状のシエル3と、シエル3底部の開
口側端部に螺着されるボトムカバー4とから構成
され、ボトムカバー4とシエル3との接合部はO
リング5によつて密封されている。上記ベローズ
2は金属製で、上記シエル3の中心軸線X−Xに
沿つて配設され、一端がボトムカバー4に固定さ
れている。ボトムカバー4には油圧回路の油路に
連通する連通路6がシエル3の中心軸線X−Xに
沿つて貫通形成されている。また、ボトムカバー
4の内側端面には、シエル3の奥端面3a側に向
つて突出してベローズ2の収縮量を制限するサポ
ート部7が設けられている。サポート部7の先端
とシエル3奥端面3aとの間は所定間隔だけ離間
しており、この間隔がベローズ2の伸縮ストロー
クとなる。
上記金属製ベローズ2は伸縮自在の円筒状のベ
ローズ本体21と、ベローズ本体21に溶着され
てその上部開口部を閉塞する円板状のベローズキ
ヤツプ22とから構成されている。このベローズ
キヤツプ22はシエル3の中心軸線X−Xに対し
て直交するように配置している。そしてベローズ
本体21とベローズキヤツプ22およびボトムカ
バー3の内側端面3bとで画成される空間によつ
て上記油室Oを構成している。一方、ベローズ本
体21外周とシエル3内周面およびベローズキヤ
ツプ22とシエル3の奥端面3aとで画成される
空間によつてガス室Gを構成してある。尚、シエ
ル3の上壁31にはガス封入孔を閉塞するキヤツ
プ32が取付けられている。
ローズ本体21と、ベローズ本体21に溶着され
てその上部開口部を閉塞する円板状のベローズキ
ヤツプ22とから構成されている。このベローズ
キヤツプ22はシエル3の中心軸線X−Xに対し
て直交するように配置している。そしてベローズ
本体21とベローズキヤツプ22およびボトムカ
バー3の内側端面3bとで画成される空間によつ
て上記油室Oを構成している。一方、ベローズ本
体21外周とシエル3内周面およびベローズキヤ
ツプ22とシエル3の奥端面3aとで画成される
空間によつてガス室Gを構成してある。尚、シエ
ル3の上壁31にはガス封入孔を閉塞するキヤツ
プ32が取付けられている。
上記ベローズキヤツプ22外周には、外周がシ
エル3の内周壁3cに摺接してベローズ2の伸縮
方向をシエル3の中心軸線X−X方向に案内する
ガイド部としてのウエアリング8が装着されてい
る。このウエアリング8は環状部材で、四フツ化
エチレン樹脂等の摺動抵抗が小さく、かつ耐摩耗
性に優れた自己潤滑性の材料によつて成形されて
いる。また、このウエアリング8外周の摺動面に
は、複数の切欠き9,……が円周方向に所定間隔
でもつて設けられている、この切欠き9は、ウエ
アリング8の全幅に亘つてベローズキヤツプ22
の軸方向に延びており、ウエアリング8によつて
区分されるガス室Gの上部側と下部側とを連通し
てガスの流通を許容するようになつている。切欠
き9の断面形状は本実施例では円弧形状に形成し
ているが、円弧形状に限らず短形状、三角形状、
台形状等種々の形状を選択することができる。
エル3の内周壁3cに摺接してベローズ2の伸縮
方向をシエル3の中心軸線X−X方向に案内する
ガイド部としてのウエアリング8が装着されてい
る。このウエアリング8は環状部材で、四フツ化
エチレン樹脂等の摺動抵抗が小さく、かつ耐摩耗
性に優れた自己潤滑性の材料によつて成形されて
いる。また、このウエアリング8外周の摺動面に
は、複数の切欠き9,……が円周方向に所定間隔
でもつて設けられている、この切欠き9は、ウエ
アリング8の全幅に亘つてベローズキヤツプ22
の軸方向に延びており、ウエアリング8によつて
区分されるガス室Gの上部側と下部側とを連通し
てガスの流通を許容するようになつている。切欠
き9の断面形状は本実施例では円弧形状に形成し
ているが、円弧形状に限らず短形状、三角形状、
台形状等種々の形状を選択することができる。
また第4図に示すように、切欠き9,……に1
つ置きに樹脂等の低摩擦部材11を嵌込んでおけ
ば、摺動抵抗の一層の低減を図ることができる。
この場合低摩擦部材11を球状に成形して切欠き
9内で回動可能に保持しておけばさらに摺動抵抗
を低減することができる。
つ置きに樹脂等の低摩擦部材11を嵌込んでおけ
ば、摺動抵抗の一層の低減を図ることができる。
この場合低摩擦部材11を球状に成形して切欠き
9内で回動可能に保持しておけばさらに摺動抵抗
を低減することができる。
上記構成のアキユムレータにあつては、ボトム
カバー4に設けた連通路6から油室O内に導入さ
れた圧油の圧力がガス室Gのガス圧よりも大きく
なると、ベローズ2が伸長してガス室G内のガス
が収縮し、一方油室O内の圧油の圧力がガス室G
内のガス圧よりも小さくなるとベローズ2が収縮
してガス室G内のガスが膨脹する。このガス室G
内の膨縮作用により圧油の圧力変動が緩衝され、
油圧回路系の圧油の脈動等を吸収する。ここで、
ベローズ2が伸縮移動する際に、ベローズ2先端
はベローズキヤツプ22に取付けられたウエアリ
ング8を介してシエル3内周壁面3cに沿つて案
内され、ベローズ2はシエル3の中心軸線X−X
に沿つて伸縮作動する。
カバー4に設けた連通路6から油室O内に導入さ
れた圧油の圧力がガス室Gのガス圧よりも大きく
なると、ベローズ2が伸長してガス室G内のガス
が収縮し、一方油室O内の圧油の圧力がガス室G
内のガス圧よりも小さくなるとベローズ2が収縮
してガス室G内のガスが膨脹する。このガス室G
内の膨縮作用により圧油の圧力変動が緩衝され、
油圧回路系の圧油の脈動等を吸収する。ここで、
ベローズ2が伸縮移動する際に、ベローズ2先端
はベローズキヤツプ22に取付けられたウエアリ
ング8を介してシエル3内周壁面3cに沿つて案
内され、ベローズ2はシエル3の中心軸線X−X
に沿つて伸縮作動する。
ここで、ウエアリング8のシエル内周壁面3c
との接触面積は、切欠き9,……を形成した分だ
け小さくなつており摺動抵抗は小さい。さらにガ
ス室G内のガスは切欠き9を通じて流通し、ガス
室G内のガス圧を均一に保持してベローズ2に加
わるガス圧のバランスをとつている。したがつて
ベローズ2に不均一なガス圧は加わらず、ベロー
ズ2は安定した姿勢で軸方向にスムーズに伸縮す
る。
との接触面積は、切欠き9,……を形成した分だ
け小さくなつており摺動抵抗は小さい。さらにガ
ス室G内のガスは切欠き9を通じて流通し、ガス
室G内のガス圧を均一に保持してベローズ2に加
わるガス圧のバランスをとつている。したがつて
ベローズ2に不均一なガス圧は加わらず、ベロー
ズ2は安定した姿勢で軸方向にスムーズに伸縮す
る。
尚、本実施例ではガイド部としてベローズキヤ
ツプ22と別体のウエアリング8を用いたが、ウ
エアリング8を用いずに、たとえばベローズキヤ
ツプ22外周に半径方向外方に向つて張り出すフ
ランジを設け、このフランジ外周に低摩擦部材を
取付けてシエル3の内周壁面3cに摺接させるよ
うにしてもよい。この場合、フランジに切欠きを
設けておけばよい。
ツプ22と別体のウエアリング8を用いたが、ウ
エアリング8を用いずに、たとえばベローズキヤ
ツプ22外周に半径方向外方に向つて張り出すフ
ランジを設け、このフランジ外周に低摩擦部材を
取付けてシエル3の内周壁面3cに摺接させるよ
うにしてもよい。この場合、フランジに切欠きを
設けておけばよい。
(考案の効果)
本考案は以上の構成および作用から成るもの
で、ベローズの伸縮作動がアキユムレータ本体内
周面に摺接するガイド部によつて案内されるの
で、ベローズの横ぶれを防止でき、ベローズとア
キユムレータ本体との干渉による破損等を防止で
きてその耐久性向上を図ることができる。特にガ
イド部の摺動面に切欠きを設けたので、ガイド部
の接触面積が小さくなつて摺動抵抗を可及的に軽
減することができる。またベローズの伸縮作動時
におけるガス室内のガス圧は切欠きを通じて均一
化され、ベローズに不均一なガス圧が作用するこ
となくベローズの安定した作動を確保できる。さ
らに、ガイド部によつてベローズの横振れを防止
できるので、アキユムレータを立置きのみならず
横置きにすることも可能となり、取付部位の制約
がなくなつて配管系のスペースの有効利用を図る
ことができる等の種々の効果が得られる。
で、ベローズの伸縮作動がアキユムレータ本体内
周面に摺接するガイド部によつて案内されるの
で、ベローズの横ぶれを防止でき、ベローズとア
キユムレータ本体との干渉による破損等を防止で
きてその耐久性向上を図ることができる。特にガ
イド部の摺動面に切欠きを設けたので、ガイド部
の接触面積が小さくなつて摺動抵抗を可及的に軽
減することができる。またベローズの伸縮作動時
におけるガス室内のガス圧は切欠きを通じて均一
化され、ベローズに不均一なガス圧が作用するこ
となくベローズの安定した作動を確保できる。さ
らに、ガイド部によつてベローズの横振れを防止
できるので、アキユムレータを立置きのみならず
横置きにすることも可能となり、取付部位の制約
がなくなつて配管系のスペースの有効利用を図る
ことができる等の種々の効果が得られる。
第1図は本考案の一実施例に係るアキユムレー
タの縦断面図、第2図は第1図のアキユムレータ
の要部縦断面図、第3図は第1図の−線に沿
う部分断面図、第4図は第1図のウエアリングの
他の態様を示す要部横断面図、第5図は従来のア
キユムレータの縦断面図、第6図は第5図のアキ
ユムレータのベローズの横ぶれ状態を示す要部縦
断面図である。 符号の説明、1……アキユムレータ本体、2…
…ベローズ、21……ベローズ本体、22……ベ
ローズキヤツプ、3……シエル、4……ボトムカ
バー、7……サポート部、8……ウエアリング
(ガイド部)、9……切欠き、11……低摩擦部
材、G……ガス室、O……油室(制御流体室)。
タの縦断面図、第2図は第1図のアキユムレータ
の要部縦断面図、第3図は第1図の−線に沿
う部分断面図、第4図は第1図のウエアリングの
他の態様を示す要部横断面図、第5図は従来のア
キユムレータの縦断面図、第6図は第5図のアキ
ユムレータのベローズの横ぶれ状態を示す要部縦
断面図である。 符号の説明、1……アキユムレータ本体、2…
…ベローズ、21……ベローズ本体、22……ベ
ローズキヤツプ、3……シエル、4……ボトムカ
バー、7……サポート部、8……ウエアリング
(ガイド部)、9……切欠き、11……低摩擦部
材、G……ガス室、O……油室(制御流体室)。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 内部中空のアキユムレータ本体の中空内部をガ
ス室と制御流体室との2室に区画するベローズを
備え、上記制御流体室内に流入する制御流体の圧
力変動を上記ベローズの伸縮によるガス室内のガ
スの膨縮作用により緩衝するアキユムレータにお
いて、 前記ベローズ先端部に前記アキユムレータ本体
の内周面に摺接してベローズの伸縮移動を案内す
る環状のガイド部を設けると共に、該ガイド部の
摺動面にベローズの軸方向に延びる切欠きを設け
て成ることを特徴とするアキユムレータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12813587U JPH0417847Y2 (ja) | 1987-08-25 | 1987-08-25 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12813587U JPH0417847Y2 (ja) | 1987-08-25 | 1987-08-25 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6432901U JPS6432901U (ja) | 1989-03-01 |
JPH0417847Y2 true JPH0417847Y2 (ja) | 1992-04-21 |
Family
ID=31381191
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12813587U Expired JPH0417847Y2 (ja) | 1987-08-25 | 1987-08-25 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0417847Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4735811B2 (ja) * | 2005-04-15 | 2011-07-27 | Nok株式会社 | アキュムレータ |
DE102009060852A1 (de) * | 2009-12-30 | 2011-07-07 | HYDAC Technology GmbH, 66280 | Hydrospeicher, insbesondere Pulsationsdämpfer |
US8844575B2 (en) * | 2009-12-30 | 2014-09-30 | Hydac Technology Gmbh | Guiding device for metal bellows |
-
1987
- 1987-08-25 JP JP12813587U patent/JPH0417847Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6432901U (ja) | 1989-03-01 |
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