JPH04174788A - 抄紙ラインの欠陥情報追跡方法 - Google Patents

抄紙ラインの欠陥情報追跡方法

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JPH04174788A
JPH04174788A JP29708390A JP29708390A JPH04174788A JP H04174788 A JPH04174788 A JP H04174788A JP 29708390 A JP29708390 A JP 29708390A JP 29708390 A JP29708390 A JP 29708390A JP H04174788 A JPH04174788 A JP H04174788A
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JP
Japan
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paper
line
defect information
roll
defect
Prior art date
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Pending
Application number
JP29708390A
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English (en)
Inventor
Iwao Watanabe
渡辺 岩夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、紙を製造する抄紙ラインにおいて、紙を抄く
抄紙機、ロール紙を分割するワインダ装置、平判紙を裁
断するカッタ装置を含むライン全体の操業中に発生する
欠陥情報を自動または手動によって取り込み、この情報
を用いてワインダ装置またはカッタ装置での欠陥を自動
的に取り除くための欠陥情報追跡方法に関するものであ
る。
(従来の技術) 抄紙ラインは一般に第2図に示すように抄紙機A、ワイ
ンダ装置MB、カッタ装@Cから構成されており、製品
の流れとしては、一般に1本の親ロールから複数本の小
ロールが作られ、カッタ装置では複数本の小ロールから
複数の小ロールが作られる。
抄紙ラインによる紙の製造中に製品に混入してくる欠陥
を大別すると次の3種となる。
a、抄紙機で紙を抄いている間にできる欠陥で、欠陥検
出器で検出されるもの。
b、ワインダ装置で上記の欠陥を除去した結果できる補
修跡。
C0人の目視により発見される欠陥。
従来は、これらの欠陥情報はロール紙の端面にマークを
つけたり、メモを書いた紙をロールに添付して次工程に
通知している。
(発明が解決しようとする課題) すなわち従来の方法では、欠陥点に関する情報は全て紙
に書かれるオフライン的な取扱いとなっており、このた
めこの方法では得られた欠陥情報が十分に利用されず、
欠陥除去のための自動運転が効率的に行われず、またラ
イン全体を通して欠陥を把握できないという問題がある
。。
従って欠陥除去のためには、ワインダ装置での作業中に
欠陥のある点でロール紙の巻き戻しを停」トさせて欠陥
のある部分をはぎ取る必要があり、ワインダ装置には設
定した位置で自動停止する機能があるが、停止位置の設
定は人手に依存せざるを得ない。
またカッタ装置14でも、欠陥のある部分を切り落とす
ために、欠陥のある点でカッタ装置に対してリジェク1
〜指示を出す必要があるが、人手では難しいので、欠陥
の混入のまま次工程へ送り、次工程で欠陥が混入してい
る部分を人手で抜き取るような非効率的な作業を行って
いる。
また、ライン全体を通して欠陥を追跡していないので欠
陥の発ノ4Eする傾向がつかみにくく、また出荷した製
品にクレームがあった場合にも、欠陥に対する操業上の
原因の調査が困雛である。
本発明は上記の問題を考慮してなされたもので、欠陥情
報を統括的に捕捉して下流工程の自動運転を制御すると
共に、操業実績の把握やクレームに対する調査を容易に
する抄紙ラインの欠陥情報追跡方法を提供することを目
的としている。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段と作用) 本発明は、抄紙ラインの連続した工程で製造されるロー
ル紙および平判紙の欠陥情報を追跡し、この欠陥情報に
基づいてラインの操業を管理し、これによってライン運
転の効率を高めると共に、欠陥の発生状況を把握して製
品のクレーム処理を容易にした抄紙ラインの欠陥情報追
跡方法である。
(実施例) 本発明の一実施例を第1図に示す。
第1図において、抄紙ラインには抄紙機A、ワインダ装
置B、カッタ装置Cの順に工程があり、工程中のロール
紙および平判紙の材料移動を追跡するコンピュータ1が
各装置のコントローラ4A。
=3− 4B、 4Cと接続され、ロール紙および平判紙の操業
状態の信号41〜j3を入力し、また欠陥情報i4を取
り込むために抄紙機の欠陥検出器3と接続され、さらに
ワインダ装置での欠陥削除の結果を入力するため、ある
いは人の目視により発見された欠陥情報を取り込むため
の手動入出力装置2が接続されている。
また、ワインダ装置およびカッタ装置の各コントローラ
4Bおよび4Cには欠陥削除を自動的に行うために、コ
ンピュータ1から設定出力0.およびリジェク1へ相承
信号o2が接続されている。
第1図の抄紙機Aで抄紙された新しい紙が巻かれると、
これが親ロールとなり、親ロールが11本巻かれたこと
を抄紙機のコン1ヘローラ4Aからi、を通してコンビ
コータ1に通知する。この直後に欠陥検出器3から親ロ
ールの欠陥情報がj、を通してコンピュ−タ1に送られ
る。この2つの情報からコンピュータ1は親ロールが発
生したことと、その親ロールの持つ欠陥情報を結びつけ
て持つことができる。
ワインダ装置Bでは親ロールの持つ欠陥情報、すなわち
ロールの先端からの位置をコンピュータ1からワインダ
装置のコントローラ4Aに42通して送る。これによっ
てワインダ装置のコン1ヘローラ4日は欠陥のある位置
でワインダを停止させ、オペレータがワインダの停止し
たところにある欠陥を補修する。この補修結果を手動入
出力装置2を使ってコンピュータ1に知らせ、これによ
ってコンピュータ1は親ロールの欠陥がどう補修された
かを認識し、また分割された小ロールにその補修跡がど
のように入ったかを認識する。
カッタ装置Cでは、小ロールを平判紙に裁断後にリジェ
ク1−する。これに用いられるジェクト機構はりジェク
ト要求が出ている間、リジェクトゲートを開き、裁断し
た紙をリジェク1〜して製品に混入させない。
コンピュータ1はカッタ装置に掛ける小ロールの欠陥情
報、すなわちロールの先端から欠陥位置までの距離を記
憶しており、カッタ装置が稼働し小ロールを巻き戻され
た長さをカッタ装置のコン[−ローラから常に]3を通
して人力しておき、その長さが欠陥のある位置に来たと
きにリジェク1−要求の指示を02を通してカッタコン
トローラ4Cに送り、リジェク1−ゲー1−を開かせる
具体的には、上記3つの工程を連続させるために、親ロ
ール、小ロールにそれぞれが発生したときに識別用のロ
ール番号をつけ、この番号をコンビコータ内部処理とオ
ペレータの操作とで共通に用いるようにする。
例えば、抄紙機Aで親ロールの100番が発生したとす
ると、コンピュータ1は100番ロールの欠陥情報を欠
陥検出器3から受け、1.00のロールにはどこに欠陥
があるか認識する。
またオペレータに対して、発生した親ロールが100番
であることを手動入出力装置2を介して知らせ、これに
よってオペレータはこの親ロールが1.00番であるこ
とをJ2識する。
この親ロールをワインダ装置Bに掛けるときに100番
であることをコンピュータ1に対して入力し、コンピュ
ータ1は1.00番の親ロールの欠陥情報をワインダ装
[Bのコントローラ4Bに送る。
ワインダ装[Bのコントローラ4Bは欠陥のある位置で
ワインダを停止させ、オペレータは欠陥の補修を行い、
その結果を手動入出力装置2を介してコンピュータ1に
入力し、これによってコンピュータ1は100番ロール
の欠陥が補修されたことを1忍識する。
次にワインダ装置Bで小ロールが5本発生したとすると
、コンピュータ1はこの小ロールに101番から105
番の番号をつけ、またワインダでの欠陥補修跡は小ロー
ルの100番から105番に入ったことをd2識する。
コンピュータ1は手動入出力装置2を介して小ロールの
番号が101から105番であることをオペレータに知
らせ、これによってオペレータは小ロールが101から
105番であることを認識する。
カッタ装置Cではオペレータがカッタに掛ける小ロール
を選択し、例えば10コ番から103番まで選んだとす
ると、オペレータは手動入出力装置2を介してコンピュ
ータにその番号を入力し、コンビ=7− ユータ1はこれによってカッタ装置Cに掛けられた小ロ
ールの番号を認識する。
コンピュータ1は101番から103番までの小ロール
のどこに欠陥があるか記憶しており、カッタ装■eCが
稼働して小ロールを巻き戻し始めると、コンピュータ1
はカッタ装置のコン1−ローラ4Cから巻き戻された長
さの信号を」3を通して入力する。
巻き戻しの長さが欠陥のある距離にくると、コンピュー
タ1から02を通してリジェクトゲートを開く指示が出
力され、コンピュータ1はこのりジェクトによって小ロ
ールの欠陥が平判紙に混入しなかったことを認識する。
このようにしてワインダ装置およびカッタ装置での自動
運転が可能となる。また、カッタ装置で裁断された平判
紙の山に同様に識別用番号をつける。
例えば、平判紙の山の番号を]000番とすると、平判
紙の山は次のようにしてどの親ロールおよび小ロールか
らできたかが判別できる。
親ロール番号(1,00)→小ロール番号(101,1
02゜=8− 103)→平判山番号(1000)。
またこの組付けとは逆に、平判山から遡って小ロール番
号、親ロール番号を引き出すことも可能である。
平判山が製品となって出荷されるので、客先からのクレ
ームには平判山の番号がついており、この番号から、小
ロール、親ロールの番号を引き出し、このロール番号に
基づいてそわぞれのロールの持っていた欠陥情報とその
補修状況を調査することが可能であり、クレーム処理の
迅速化が11れる。
以上は、欠陥検出器で検出される欠陥について述へたが
、欠陥は人の目視によっても見つけられるので、欠陥情
報は見つけた時点で手動入出力装置を介してコンピュー
タに入力することにより、以後の処理を欠陥検出器で検
出した揚場と同しように行うことが可能である。
〔発明の効果〕
以」−説明したように本発明によれば、抄紙機、ワイン
ダ装置、カッタ装置の工程を8!−理するコンピユータ
を導入し、ロールおよび平判山を管理することによって
ワインダ装置での自動停止運転、カッタ装置での自動リ
ジェクト運転が可能になり、ラインの運転効率を高める
ことができ、さらに欠陥を追跡するために行うロールお
よび平判山の番号管理によってロールおよび平判山の組
付は管理が可能となり、これによって欠陥の発生状況、
補修の状況の解析が容易に行えると共に、製品クレーム
に対する処理も容易になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す系統図、第2図は抄紙
ラインの一般的な構成を示す図、第3図は抄紙機、ワイ
ンダ装置、およびカッタ装置でのロールおよび平判山の
製品の流れを示す図である。 A・・・抄紙機       B・・・ワインダ装置C
・・・カッタ装置     1・・・コンピュータ2・
・・入出力装置     3 ・欠陥検出器4A、4B
、4G・・・コントローラ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  抄紙ラインの連続した工程で製造されるロール紙およ
    び平判紙の欠陥を検出する欠陥検出器を設けると共に前
    記抄紙ライン全体を管理するコンピュータを設け、前記
    ロール紙および平判紙の欠陥情報を追跡し、この欠陥情
    報に基づいてラインの操作を管理することを特徴とする
    抄紙ラインの欠陥情報追跡方法。
JP29708390A 1990-11-05 1990-11-05 抄紙ラインの欠陥情報追跡方法 Pending JPH04174788A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013111730A (ja) * 2011-11-30 2013-06-10 Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial System Corp カッター設備装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013111730A (ja) * 2011-11-30 2013-06-10 Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial System Corp カッター設備装置

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