JPH04173505A - 被搬送物の計数収納装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、搬送コンベアー等を介して順次搬送される所
望の被搬送物を予め定めた計数に区分して箱等の収納体
に順次落とし込んで箱詰めする際に適宜用いられる被搬
送物の計数収納装置に関する。

（従来の技術） 従来、この種の生産工程等に於いて、搬送コンベアー等
の搬送手段により順次搬送される所望の物品等を箱詰め
する場合には、前記搬送コンベアー等の所望の箇所に適
宜配置された作業者が目視により所定数量を計数し、そ
の後手掴みにより予め用意された箱等に前記物品を収納
する手段が一般的に行われてなる。

（発明が解決しようとする課題） しかしながら、上記従来のものでは下記の様な問題点が
あった。

即ち、上記の様に順次搬送される所望の物品等を計数し
て箱詰めするのは通常人の手作業により行なわれてなる
。

従って、順次搬送される物品を箱詰めする場合に於いて
は、所定数量の読み間違いや取り間違い等が発生するだ
けでなく箱詰め作業自体も大変煩雑で、しかも非常に重
労働であった。

本発明は、上記種々の問題を全て解決するものであり、
搬送される所望の物品を読み間違ったり、又取り間違っ
たりすることもなく予め定められた所定の数量に計数し
、しかも簡単に箱詰めすることが出来る棲めて優れた被
搬送物の計数収納装置を提供することを課題とするもの
である。

（課題を解決するための手段） 本発明は、上記の課題を解決するために以下の手段を講
じたものである。

即ち、本発明は搬送手段により順次搬送される所望の被
搬送物を予め定めた計数に区分して所望の収納体に順次
収納するための収納装置であって、前記搬送手段は前記
被搬送物６を順次載置して搬送する搬送コンベアー３と
、該搬送コンベアー３に同調移動すると共に前記個々の
被搬送物６を仕切手段にて遊嵌自在に把持し搬送する無
限軌道の案内搬送体２とからなり、しかも前記搬送コン
ベアー３の所望の箇所には該搬送コンベアー３の移動方
向側の一端を予め定められた所望の箇所より伸縮自在と
する伸縮手段と、該伸縮手段を介して該搬送コンベアー
３の一端が伸長した際に該搬送コンベアー３の一端側を
所望の箇所より、下方に傾斜させて予め設けられた所望
の収納体９へと案内する傾斜手段とが設けられた構成に
ある。

（作用） 上記構成からなる被搬送物の計数収納装置に於いては、
搬送コンベアー３の所望の箇所に設けられた伸縮手段を
介して該搬送コンベアー３の移動方向側の一端を該搬送
コンベアー３の移動と共に伸長させて、且つ所望の位置
まで伸長後には前記一端側を傾斜手段により下方に傾斜
させることで予め該搬送コンベアー３の一端側の下方に
設けた収納、体９へと案内し、その後再び前記伸縮手段
により該搬送コンベアー３の一端を縮短させることで搬
送される個々の被搬送物６を前記収納体９に順次落とし
込んで収納することが出来る。

（実施例） 以下、本発明の一実施例を図面に従って説明する。

第１図に於いて、１は被搬送物の計数収納装置を示す。

２は供給コンベアー７より順次搬送されてくる被搬送物
６を、連接して設けられたセパレート板２ａによりガイ
ドして案内する無限軌道のセパレートコンベアーで、前
記計数収納装置１の上側部を所望の駆動手段（図示せず
）を介して連続移動する様に設けられてなる。

尚、上記供給コンベアー７の所望の箇所には、該供給コ
ンベアー７の一端７ａを昇降自在（矢印Ａ１、Ａ２）と
する昇降装置８が設けられてなる。

３は上記セパレートコンベアー２に連接されたセパレー
ト板２ａを介して順次案内搬送される被搬送物６を載置
して搬送するだめの無縁端の搬送コンベアーで、上記計
数収納装置１に設けられた駆動輪３ａと複数の誘導輪３
ｂとを介して上記セパレートコンベアー２とともに同調
移動し、且つ該セパレートコンベアー２の下方に設けら
れてなる。

４は上記搬送コンベアー３の移動方向側の一端の誘導ｍ
３ｃを該搬送コンベアー３の移動方向側に沿って伸縮さ
せるための伸縮アーム４ａが設けられた伸縮装置で、該
伸縮アーム４ａが前記搬送コンベアー３の移動と同調し
て前進移動（矢Ｅｒ１Ｘ１）した時に前記計数収納装置
１に設けられた昇降自在の誘導輪３ｄを上方（矢印Ｙｌ
）に、又該伸１１ｆ７−ム４ａが前記搬送コンベアー３
の移動とは逆に後進移動（矢印×２）した時に該誘導輪
３ｄを下方（矢印’Ｉ’２）に昇降自在とする昇降機構
（図示せず）を介して前記搬送コンベアー３の張力を常
に一定とする様に前記計数収納装置１の所望の箇所に設
けられてなる。

５は上記伸縮装置４を介して上記伸縮７−ム４ａが前記
搬送コンベアー３の移動と同調して前進した後に該伸縮
アーム４ａを傾斜（矢印Ｚｌ）させて予め前記搬送コン
ベアー３の後方下部に位置決めされた収納箱９内に案内
させるための傾斜装置で前記計数収納装置１の後方部の
所望の箇所に設けられてなる。

本実施例に係る被搬送物の計数収納装置は以上の構成か
らなるが、次に係る計数収納装置１を使用し順次搬送さ
れる被搬送物を計数し、且つ所望の収納体に収納する場
合について説明する。

先ず、第２図に示す様に、供給コンベアー７により順次
搬送される被搬送物６の個々は前記セパレートコンベア
ー２に連接されたセパレート板２ａに遊嵌自在に把持さ
れると同時に、該セパレートコンベアー２と同調移動す
る前記搬送コンベアー３に載置され順次搬送されること
になるか、該被搬送物６の初物か前記計数収納装置］の
所望の位置まで搬送された際に、前記搬送コンベアー３
の一端の誘導輪３Ｃが第３図の様に伸縮装置４の伸縮７
−ム４ａ　（図示せず）を介して前記セパレートコンベ
アー２の移動と共に前押移動（矢印×１）して該被搬送
物６を搬送することになる。

尚、上記の様に被搬送物６を順次供給する際に上記供給
コンベアー７の昇降装置８（図示せず）を所望の寸法で
順次上方（矢印ＡＩ）に移動させ、且つ上記搬送コンベ
アー３とセパレートコンベアー２の双方の移動を上記被
搬送物６の供給間隔と遅延動作させることで上記被搬送
物を順次積み上げて搬送することができる。

更に、上記の様に積み上げられた被搬送物６は前記計数
収納装置１の後方下部に予め位置決めされた収納箱９の
上方まで運ばれてくるが、所望の箇所まで運ばれた後に
前記傾斜装置５を介して上記前件した搬送コンベアー３
の一端側を下方（矢印Ｚｌ）に傾斜させると該一端側は
被搬送物６を載置した状態で第４図の樺に収納箱９内に
案内されることになる。

而して、上記の如く収納箱９内に案内された搬送コンベ
アー３の一端側を前記伸縮装置４を介して稜線させると
前件した搬送コンベアー３に載置されて順次搬送された
前記被搬送物６を順次収納箱９内に落とし込んで第６図
に示す様に所望の人数に収納することが出来る。

尚、上記実施例に於いて、被搬送物を遊嵌自在に把持し
て案内搬送する無限軌道のセパレートコンベアーには被
搬送物を仕切るためのセパレート板が連接されてなるが
、該被搬送物を個々にガイドして案内搬送することが出
来るものであれば板状以外の、例えば棒状、網状等の形
状（図示せず）でもよく、更に、該セパレートコンベア
ーも搬送される被搬送物を両側よりガイドする如く前記
被搬送物の両側に複数設けられていてもよく、その具体
的な機構や形状も決して限定されない。

又、上記セパレートコンベアーと同調移動することで上
記被搬送物を所望の箇所まで搬送する搬送コンベアーも
単に無限軌道のベルトコンベアーに限らずチェーン状、
板状等の連接体（図示せず）で構成されていてもよい。

更に、上記搬送コンベアーの一端を伸縮させる伸縮装置
や該一端側を傾斜させる傾斜装置の具体的な構成も決し
て限定されず、要は前記計数量収納装置の所望の箇所に
予め位置決めされた収納箱に上記被搬送物を順次案内し
、且つ落とし入れて収納することが出来るものであれば
油圧式、カム式、電気式等でもよく、更にその具体的な
機構等の構成も決して限定されないのは言うまでもない
。

更に、上記実施例に於いて、第７図の様に供給コンベア
ーの両側部の所望の箇所に押圧７−ム１０ｂ等がサーボ
モーター１０ａ等に具備された反転装置１０を設け、そ
の後例えばピロ包装体の樺な一方側と他方側との厚みが
異なる被搬送物の一端に上記押圧７−ム１０ｂを回転（
矢印Ｂ）させて当接させることで上記包装体の載置方向
を順次反転して搬送することが出来る。

従って、上記の様に載置された方向が順次反転して搬送
される被搬送物は上記搬送コンベアー上で交互に積み上
げられて前記収納箱内に収納することか出来る。

尚、上記実施例に於いて、被搬送物を供給する供給コン
ベアーの一端側を昇降自在に動かすための昇降装置も必
ず該供給コンベアー側に設けられいなくてもよく被搬送
物を順次搬送する搬送コンベアーの受給部若しくは該搬
送コンベアー自体が昇降自在に構成されていてもよい。

而して、本発明に於ける具体的な構成は全て本発明の意
図する範囲内で任意に設計変更自在である。

（発明の効果） 叙上の様に、本発明は、搬送手段により順次搬送される
所望の被搬送物を予め定めた計数に区分し所望の収納体
に順次収納するための収納装置であって、前記搬送手段
は前記被搬送物を順次載置して搬送する搬送コンベアー
と、該搬送コンベアーに同調移動する無限軌道の案内搬
送体とからなり、しかも前記搬送コンベアーの所望の箇
所には該搬送コンベアーの移動方向側の一端を所望の箇
所より伸縮自在とする伸縮手段と、該伸縮手段をにより
前記搬送コンベアーの一端が伸長した際に該搬送コンベ
アーの一端側を下方に傾斜させて予め設けられた収納体
へと案内する傾斜手段とが設けられてなることから搬送
′される被搬送物の数量を作業者が読み間違ったり取り
間違ったりすることなく簡単に収納体に順次落とし込ん
で所定の数量に収納することが出来る。

更に、本発明に於ける被搬送物の計数収納装置の搬送コ
ンベアーの被搬送物の受給部又は該搬送コンベアーへ被
搬送物を供給する供給手段の供給部の少なくとも何れか
一方に、該搬送コンベアーに載置される前記被搬送物の
上部に前記供給手段を介して順次供給される個々の被搬
送物を載置可能な所望の位置まで昇降させて順次積み上
げるための昇降手段と、前記搬送コンベアーの受給部へ
被搬送物を供給する供給手段の所望の箇所に搬送される
被搬送物の一端に当接することで前記搬送コンベアーの
受給部に供給される被搬送物の載置方向を交互に反転さ
せる反転手段とが設けられた場合には、一方側と他方側
との厚みが異なる被搬送物を順次交互に積み上げて搬送
し、その後所望の収納体に順次落とし込むことで該一方
側と他方側との厚みが異なる非対称の被搬送物を最大数
量に、しかも最小の才数で積み上げて収納することが出
来るという格別な効果をも有するに至った。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に於ける被搬送物の計数量収納装置を示
す正面図。 第２図乃至第６図は被搬送物の計数量収納装置の実施例
に於ける一連の動作を示す斜視図。 第７図は他の実施例を示す斜視図。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、搬送手段により順次搬送される所望の被搬送物を予
   め定めた計数に区分して所望の収納体に順次収納するた
   めの収納装置であって、前記搬送手段は前記被搬送物６
   を順次載置して搬送する搬送コンベアー３と、該搬送コ
   ンベアー３に同調移動すると共に前記個々の被搬送物６
   を仕切手段にて遊嵌自在に把持し搬送する無限軌道の案
   内搬送体２とからなり、しかも前記搬送コンベアー３の
   所望の箇所には該搬送コンベアー３の移動方向側の一端
   を予め定められた所望の箇所より伸縮自在とする伸縮手
   段と、該伸縮手段を介して該搬送コンベアー３の一端が
   伸長した際に該搬送コンベアー３の一端側を所望の箇所
   より下方に傾斜させて予め設けられた所望の収納体９へ
   と案内する傾斜手段とが設けられた構成にしてなること
   を特徴とする被搬送物の計数収納装置。 ２、請求項１記載の被搬送物の計数収納装置に於いて、
   前記搬送コンベアー３の被搬送物６の受給部又は該搬送
   コンベアー３へ被搬送物６を供給する供給手段の供給部
   の少なくとも何れか一方には、該搬送コンベアー３に載
   置される前記被搬送物６の上部に順次供給される個々の
   被搬送物６を載置可能な所望の位置まで昇降させて順次
   積み上げるための昇降手段が設けられた構成にしてなる
   ことを特徴とする被搬送物の計数収納装置。 ３、請求項１又は２記載の被搬送物の計数収納装置に於
   いて、前記搬送コンベアーの受給部へ被搬送物６を供給
   する供給手段の所望の箇所には、搬送される被搬送物６
   の一端に当接することで該被搬送物６の載置方向を交互
   に反転させる反転手段が設けられた構成にしてなること
   を特徴とする被搬送物の計数収納装置。