JPH0417349Y2 - - Google Patents

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JPH0417349Y2
JPH0417349Y2 JP1985119711U JP11971185U JPH0417349Y2 JP H0417349 Y2 JPH0417349 Y2 JP H0417349Y2 JP 1985119711 U JP1985119711 U JP 1985119711U JP 11971185 U JP11971185 U JP 11971185U JP H0417349 Y2 JPH0417349 Y2 JP H0417349Y2
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JP
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handle
mounting hole
latching
pair
fitting
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JP1985119711U
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Description

【考案の詳細な説明】 考案の目的 (産業上の利用分野) この考案は調理用具、飲食用具等の柄、特に柄
に形成したハンガー用の引掛孔の構造に関するも
のである。
(従来の技術) 柄の取付孔に保護部材を取付けたものとして
は、従来実開昭59−61737号公報に開示されるよ
うな構造の柄があつた。第5図に示すように、従
来考案の柄20では、その取付孔21に嵌込まれ
た保護部材22は全体が軟質の合成樹脂によつて
一体形成されてその両外側周縁部に一対のフラン
ジ部23を備えている。従つて、このような保護
部材22を柄20に取付ける際には、保護部材2
2を柄20の取付孔21の一方の開口部からその
両フランジ部23が柄20両側に露出するように
強く押し込まなければならなかつた。そのため、
柄20に保護部材22を簡単に取付けることがで
きず非常に取付けづらかつた。
(考案が解決しようとする問題点) この考案の目的は調理用具等の柄の取付孔内に
保護部材を簡単かつ強固に取付け得るようにする
ことにある。
考案の構成 (問題点を解決するための手段) この考案は上記の目的を達成するために、取付
孔を有する柄本体と、前記取付孔内へ嵌入される
嵌合部を有する保護部材を備えた調理用具等の柄
において、前記取付孔3内には柄本体1の厚さ方
向に対し異なつた位置に第一の掛止め部4と第二
の掛止め部5を設け、前記保護部材6,7を取付
孔3の両側から装着される一対の保護部材6,7
により構成し、両保護部材6,7の嵌合部8を両
嵌合部8の厚さ方向長さの和が柄本体1の板厚以
下となるように形成し、一方の保護部材6の嵌合
部8の内端には前記第一の掛止め部4に係合する
係止部9を設け、他方の保護部材7の嵌合部8の
内端には前記第二の掛止め部5に係合する係止部
9を設けたことをその要旨としている。
(作用) 一対の保護部材6,7を柄本体1の取付孔3内
へ、その両側から嵌込むと、両保護部材6,7の
嵌合部8が前記取付孔3内に嵌入される。そし
て、これと同時に、各嵌合部8の内端に設けられ
た係止部9が取付孔3内に設けられた第一の掛止
め部4又は第二の掛止め部5にそれぞれ掛止めさ
れる。
(実施例) 以下、本考案を包丁の柄に具体化した一実施例
を第1〜3図について説明すると、1はプラスチ
ツク製の柄本体である。2は柄本体1の後端両側
に形成した取付凹部であつて、両取付凹部2の後
半部分には取付孔3が透設されている。
4は柄本体1の取付孔3内の上下両側に突設し
た第一の掛止め部としての一対の掛止め凸部(第
2図参照)、5は同じく取付孔3内の前後両側に
突設した第二の掛止め部としての一対の掛止め凸
部(第3図参照)である。上下一対の掛止め凸部
4は取付孔3内において柄1の厚さ方向中央より
も若干正面側(第2図において左側)寄り位置に
配置されており、前後一対の掛止め凸部5は取付
孔3内の若干背面側(第3図において上側)寄り
位置に配置されている。
6,7は柄本体1に対してその両側から取付孔
3内に嵌込んだ一対の保護部材であつて、柄本体
1とは異なつた色(例えば柄が白色ならば赤色)
となつている。各保護部材6,7は前記柄本体1
の取付孔3内に嵌入される筒状の嵌合部8と、同
嵌合部8の外側に形成されて取付凹部2内に入る
フランジ部Aと、嵌合部8の内端周縁に形成した
係止部としての掛止め突条9とから構成されてい
る。そして各嵌合部8の内側面が柄本体1をハン
ガーに吊下げるための引掛孔10となつている。
なお、嵌合部8の厚さ方向長さは柄本体1の板厚
のほぼ半分の厚さとなつている。
さて、上記のように構成した包丁の柄におい
て、柄本体1に各保護部材6,7を組付ける場合
には、両保護部材6,7を柄本体1の両側から取
付孔3内にそれぞれ嵌込む。このようにすると、
第2,3図に示すように保護部材6,7のフラン
ジ部Aの内側面が凹部2の底面に当接するととも
に、各嵌合部8が取付凹部2の取付孔3内に嵌入
される。そして、この場合一方の保護部材6は第
2図に示すように、その掛止め突条9が上下一対
の掛止め凸部4に掛止めされて、取付凹部2内に
しつかりと嵌合固定される。又、他方の保護部材
7は第3図に示すように、その掛止め突条9が前
後一対の掛止め凸部5に掛止めされて、前記保護
部材6と同じく、取付凹部2内に嵌合固定され
る。そして、両保護部材6,7の各掛止め突条9
の内端が互いに突合わされ、両引掛孔10が連続
する。又、保護部材6,7は取付凹部2及び取付
孔3内に完全に没入され、その表面は柄本体1の
表面と面一になる。
この状態では、両保護部材6,7が柄本体1の
取付孔3から自然に外れてしまうようなことはな
い。又、この実施例では保護部材6,7を一対形
成してこれらを柄本体1の両側から嵌込むように
したので、従来のものとは異なり強く押し込む必
要がなく、しかも片方ずつ嵌込む構成なので簡単
に嵌めることができる。また、掛止め凸部4,5
は取付孔3内において柄本体1の厚さ方向中央よ
りも正面側寄りと背面側寄りの位置にそれぞれ形
成され、一方、両保護部材6,7の各嵌合部8は
その内端周縁に形成した掛止め突条9が前記掛止
め凸部4,5にそれぞれ掛止めされるので、取付
孔3内で両保護部材6,7の各嵌合部8が厚さ方
向に重なりあうことはなく、したがつて両嵌合部
8を互い違いに凹凸が設けられた強度的に弱いも
のではなくシンプルかつ強度の強い嵌合部8とす
ることができる。
さらに、保護部材6,7は柄本体1の色とは異
なる色にしたので、これを柄本体1に嵌込むこと
によつて単色の柄に対して装飾的効果を与えるこ
とができる。
(別の実施例) なお、本考案は前記実施例に限定されるもので
はなく、以下のような任意の変更が可能である。
例えば、前記実施例では取付孔3内の正面側寄
りの位置に掛止め凸部4を上下に一対形成し、同
じく背面側寄りの位置に掛止め凸部5を前後に一
対形成したが、第4図に示すように、掛止め凸部
4のうちの1つを正面側寄りの下部にそして他の
1つを正面側寄りの後部にそれぞれ形成し、一
方、掛止め凸部5のうちの1つを背面側寄りの上
部にそして他の1つを背面側よりの前部にそれぞ
れ形成するようにしてもよい。
又、柄本体1の取付孔3内の上下掛止め凸部4
及び前後掛止め凸部5を凹部に変更してもよい。
この場合には、両保護部材6,7の掛止め突条9
を嵌合部8の前記凹部と対応する位置に部分的に
突設する。
なお、両保護部材6,7を取付孔3内に嵌込ん
だ状態において、必ずしもぴつたりと突き合わせ
る必要はない。
また、前記実施例では嵌合部8の厚さ方向長さ
を柄本体1の板厚のほぼ半分の厚さとしている
が、両嵌合部8の厚さ方向長さの和が柄本体1の
板厚以下であれば、各嵌合部8の厚さ方向長さは
任意であり、さらに両嵌合部8の厚さ方向長さが
互いに相違していてもよい。なお、その場合には
各嵌合部8の掛止め突条9と対応するように取付
孔3内の掛止め凸部4,5の配置も変更される。
柄本体1に取付凹部2を形成せず、取付孔3の
みを形成してもよい。
又、保護部材6,7の色は柄本体1の色と同じ
でもよい。
なお、本考案は包丁に限らず、フルーツナイ
フ、フオーク、はさみ等他の調理用具や飲食用具
等の柄にも応用可能である。
考案の効果 以上詳述したように、本考案は調理用具等の柄
において、柄本体の取付孔に対しその両側から両
保護部材の嵌合部を片方ずつ嵌込むだけでよく、
しかも取付孔内に嵌合部を嵌込むだけで嵌合部内
端の係止部と取付孔内の掛止め部が確実に係合さ
れるので、従来と異なり取付孔内へ保護部材を強
く押し込む必要もなく、保護部材を柄本体の取付
孔に簡単かつ強固に装着することができる。ま
た、両保護部材の嵌合部は取付孔内で厚さ方向に
重なり合うことなくその内端に設けた係止部を各
掛止め部に係合させることができるので、両嵌合
部が相互にかみ合うような状態で交錯してその係
止部が各掛止め部に係合されるということはな
く、両保護部材の嵌合部をシンプルかつ強度的に
折れにくくすることができるという優れた効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を包丁の柄に具体化した一実施
例を示す分解斜視図、第2図は保護部材を柄に取
付けた状態を示す拡大横断面図、第3図は同じく
拡大縦断面図、第4図は掛止め凸部の配置箇所の
別例を示す斜視図、第5図は従来の保護部材を示
す分解斜視図である。 柄本体……1、取付孔……3、第一の掛止め部
としての掛止め凸部……4、第二の掛止め部とし
ての掛止め凸部……5、保護部材……6,7、嵌
合部……8、係止部としての掛止め突条……9。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 取付孔を有する柄本体と、前記取付孔内へ嵌
    入される嵌合部を有する保護部材を備えた調理
    用具等の柄において、 前記取付孔3内には柄本体1の厚さ方向に対
    し異なつた位置に第一の掛止め部4と第二の掛
    止め部5を設け、 前記保護部材6,7を取付孔3の両側から装
    着される一対の保護部材6,7により構成し、
    両保護部材6,7の嵌合部8を両嵌合部8の厚
    さ方向長さの和が柄本体1の板厚以下となるよ
    うに形成し、 一方の保護部材6の嵌合部8の内端には前記
    第一の掛止め部4に係合する係止部9を設け、
    他方の保護部材7の嵌合部8の内端には前記第
    二の掛止め部5に係合する係止部9を設けたこ
    とを特徴とする調理用具等の柄。 2 第一及び第二の掛止め部は各一対の掛止め凸
    部4,5であつて、一方の掛止め凸部4は取付
    孔3内の上下両側に一対突設されており、他方
    の掛止め凸部5は取付孔3内の前後両側に一対
    突設されていることを特徴とする実用新案登録
    請求の範囲第1項記載の調理用具等の柄。 3 一対の保護部材6,7は柄本体1とは異なつ
    た色となつていることを特徴とする実用新案登
    録請求の範囲第1項記載の調理用具等の柄。
JP1985119711U 1985-08-02 1985-08-02 Expired JPH0417349Y2 (ja)

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JP1985119711U JPH0417349Y2 (ja) 1985-08-02 1985-08-02

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JPS6229279U JPS6229279U (ja) 1987-02-21
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JPS5350142Y2 (ja) * 1976-12-14 1978-12-01
JPS5961737U (ja) * 1982-10-19 1984-04-23 株式会社貝印刃物開発センター 調理用具等の柄

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