JPH04169851A - 自動分析装置用洗浄装置 - Google Patents

自動分析装置用洗浄装置

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JPH04169851A
JPH04169851A JP29823190A JP29823190A JPH04169851A JP H04169851 A JPH04169851 A JP H04169851A JP 29823190 A JP29823190 A JP 29823190A JP 29823190 A JP29823190 A JP 29823190A JP H04169851 A JPH04169851 A JP H04169851A
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Yasuo Mori
康雄 森
Hiroyuki Machida
町田 博之
Mutsuo Kashiba
睦朗 加柴
Masao Ushikubo
昌夫 牛久保
Mikio Watanabe
幹夫 渡辺
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、血液や尿等の試料を自動的に化学分析する
自動分析装置のための洗浄装置に関する。
〔従来の技術〕
近年、診断技術の発展により、非常に簡便かつ迅速に診
断を行なうことが可能となっている。しかしながら、そ
のために扱う試料数、および検査項目は非常に膨大なも
のとなり、入力で処理するのは事実上困難な状態にある
このような事情から、種々の自動分析装置が開発され、
実用化されている。そのような自動分析装置の一例を第
10図に示す。第10図は、従来用いられている自動分
析装置の要部を示す概略構成図である。この装置101
は、反応容器112を搬送する反応ホイルill 、試
料分注装置113、試薬分注装置114、撹拌装置11
5、速効装置116 、反応容器供給装置117および
廃棄装置11Bを具備している。反応ホイル111は、
同一円周上に等間隔に形成された複数の反応容器保持部
を有し、矢印の方向に間欠的に回動する。この反応ホイ
ル111の反応容器保持部には、反応容器112が着脱
自在に装着され、反応ホイル111の回動に伴って搬送
される。この搬送の途中で、各反応容器112には、シ
リンジ等で構成された試料分注装置113により試料容
器119から試料が、また同様にシリンジ等で構成され
た試薬分注装置114により試薬容器120から試薬が
、それぞれ所定の位置で注入される。
試料が注入された後、および試薬が注入された後には、
撹拌装W115により、反応容器112の内部が一定時
間撹拌される。撹拌装!E 115は撹拌棒を振動させ
ることにより撹拌を行なう。その後、所定の位置で、反
応容器112内部の混合液を、測光装置11Bにより測
定する。測光装置は116は、通常、光源、フィルタ、
受光素子からなるものである。反応容器112は、反応
容器保持部ft 117により反応ホイル111に供給
され、分析終了後、廃棄装置11gにより回収される。
このような装置を用いて分析サイクルを進めていく過程
において問題となるのが、試料の混入による汚染である
。すなわち、試料分注装置113の外面は試料を採取す
る際に試料に触れるものであり、反応容器112に試料
を注入した後の試料分注装置113の外面には前の試料
が残っている。したがって、この試料分注装置113を
そのまま次の試料に用いると、次の試料に前の試料が混
入し、汚染されてしまう。これは、撹拌装置115でも
同様であり、さらに、複数の試薬を用いる場合には試薬
分注装置114についても言えることである。
この異種物質の混入を防ぐためには、各分析サイクル毎
に、試料分注装置、試薬分注装置、および撹拌装置を洗
浄する必要がある。そのような洗浄手段としては、実開
昭57−59383号公報に記載の装置がある。この装
置の概略構成を第11図に示す。
この装置では、分注プローブ29は、まず試料位置から
出発する。この位置において、分注プローブ29は試料
容器121から吸入吐出装置(図示せず)により試料を
吸入する。次に、分注プローブ29は反応位置に移動し
、反応容器112に試料を吐出する。その後、分注プロ
ーブ29は洗浄部容器26に移動する。このとき、ポン
プ装置24は洗浄液容器22から洗浄液21を吸引する
。吸引された洗浄液21は、移送管23を通して洗浄部
容器26に導かれ、容器26内に噴出して分注プローブ
29を洗浄する。洗浄後の汚濁した洗浄液21は、廃液
として廃液容器27に貯蔵される。洗浄された分注プロ
ーブ29は再び試料位置に戻り、同じサイクルを繰り返
す。
第12図は、上述の分注プローブ29およびポンプ装置
24の動作をタイムチャートに示したものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記自動分析装置では、通常、血液中の成分を測定する
、いわゆる生化学項目の分析と、抗体もしくは抗原の検
出に係わる、いわゆる免疫項目の測定とが同一装置上で
行なわれる。
免疫項目の測定は、一般に、ラテックス粒子を用いた凝
集反応を検出することにより行なわれるので、生化学項
目の分析の場合よりも、凝集した試薬が撹拌装置や試薬
分注装置に残りやすい。また、生化学項目の分析が主に
血液中の成分の量を測定するのに対して、免疫項目の測
定では抗原・抗体反応の有無を判別する必要があるため
、試料の分注に関しては、免疫項目の測定のほうが洗浄
がより重要な意味を持つ。
上記実開昭57−59363号公報に記載の装置におい
ては、洗浄液の吐出時間および吐出量は一定の値に固定
されているが、上記理由により、洗浄がより重要な意味
を持つ免疫項目の測定に合わせて設定されている。この
ため、比較的汚れが落ちやすい生化学項目の分析に使用
した場合には、洗浄液の使用量が必要以上に多くなり、
洗浄液が無駄になると共に洗浄液の補充を頻繁に行わな
ければならない。また、これと同時に廃液の量も多くな
り、大量の汚濁液体の処理は、環境保全の点からも好ま
しいものではない。さらに、洗浄時間が長くなるために
、サイクルタイムも長くなってしまう。
したがって、この発明は、使用する洗浄液の量を洗浄効
果が得られる必要最小限度に止め、それにより廃液の量
を最小にし、かつサイクルタイムを短縮することが可能
な、自動分析装置用の洗浄装置を提供することを目的と
する。
〔課題を解決するための手段〕
この発明の自動分析装置用洗浄装置は、自動分析装置の
分注プローブを収容し、かつその内部で該分注プローブ
の洗浄が行なわれる洗浄部容器と、洗浄液を該洗浄部容
器に移送するためのポンプ装置と、該洗浄部容器と該ポ
ンプ装置とを連通せしめる移送管とを有する自動分析装
置の分注プローブを洗浄するための自動分析装置用洗浄
装置において、 前記洗浄部容器と前記ポンプ装置との間に設けられ、前
記移送管によって前記洗浄部容器および前記ポンプ装置
と互いに連通し、かつ前記ポンプ装置によって移送され
る洗浄液の流量を調節するための流量制御器と、 前記自動分析装置で分析しようとする試料の分析項目情
報を入力するための入力装置と、該入力装置により入力
された分析項目情報を記憶し、かつ記憶した情報の中か
ら前記洗浄部容器内に収容される分注プローブに対応し
た情報を取り出して所定の処理を行なう演算装置と、該
演算装置により処理された情報を受け取り、その情報に
従って前記流量制御器を制御する制御装置と を具備することを特徴とする。
次に、この発明の自動分析装置用洗浄装置を、図面を参
照してより詳細に説明する。
第1図に構成の概略を示すように、この発明の洗浄装置
は、大別して作動部1とデータ処理部4とからなる。作
動部1には制御装置2と洗浄装置本体3とが含まれ、デ
ータ処理部4には入力装置6と演算装W7とが含まれる
。この洗浄装置には、まず、入力装置6によって、血液
、尿等の試料の分析項目が演算装置7に入力される。こ
こで入力される情報は、試料の分析項目情報が記載され
たワークシート5に基づくものである。入力された情報
は、演算装置7によって記憶され、かつ演算処理されて
制御装置2に伝達される。演算装置7によって処理され
た情報を受け取った制御装置2は、その情報に基づいて
洗浄装置本体3の制御を行なう。
第2図は、洗浄装置本体3の概略構成を示す図である。
この洗浄装置本体3は、洗浄液の移送管23を介してそ
れぞれ接続されているポンプ装置24、流量制御器25
および洗浄部容器26と、洗浄液21を貯蔵する洗浄液
容器22および廃液28を貯蔵する廃液容器27とから
構成されている。ポンプ装置24によって洗浄液容器2
2から吸引された洗浄液21は、移送管23を通して洗
浄部容器26に送られ、洗浄部容器26内に吐出される
。洗浄部容器26の内部には、自動分析装置を構成する
被洗浄部材29、例えば、試料分注プローブ、試薬分注
プローブ、撹拌棒が導入される。この被洗浄部材29は
、自動分析装置本体に設けられた、試料、試薬等を貯蔵
する分注容器121および/または試料と試薬とを混合
撹拌して反応を行なう反応容器112を経て移動してき
たもので、試料、試薬等で汚れている。この被洗浄部材
29は、洗浄部容器26に吐出される洗浄液21によっ
て洗浄された後、再び、分注容器121または反応容器
112に移動する。洗浄後の汚濁した洗浄液は、廃液2
8として洗浄部容器26から廃液容器27に集積される
。流量制御器25はポンプ装置24と洗浄部容器26と
の間に設けられ、制御装置2から送られた指令に従って
、移送管23を移動する洗浄液21の流量または流路を
制御する。
なお、被洗浄部材29が試薬、試料等の分注プローブで
ある場合には、その内壁の洗浄は公知の装置を用いて行
なうことができる。そのような装置としては、洗浄水を
プローブの後方より押し出す装置が知られている。被洗
浄部材29が撹拌棒である場合には、このような装置は
必要ない。
また、この発明の自動分析装置用洗浄装置は、自動分析
装置に組み込まれていてもよい。
〔作用〕
自動分析装置により分析される試料の情報は、その情報
を記載したワークシート5に基づき、入力装置6から演
算装置7に入力されている。演算装置7は、入力された
情報を記憶し、次いで記憶した情報の中から洗浄しよう
とする被洗浄部材29に対応する情報を取り出して所定
の処理を行ない、最適な洗浄条件、例えば、洗浄液の量
、洗浄時間を決定する。決定された情報は、制御装置2
を介して流量制御器25に伝えられる。流量制御器25
は、与えられた情報にしたがって、洗浄部容器に流れ込
む洗浄液の量を制御する。これにより、洗浄部容器2B
内に吐出される洗浄液は洗浄に最低限必要な量に止めら
れ、洗浄液を無駄に使用することがなくなる。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例を図面を参照して説明する。
第3図は、この発明の自動分析装置用洗浄装置の一具体
例の概略構成を示す図である。この洗浄装置は、洗浄液
の移送管23を介してそれぞれ接続された洗浄部容器2
6、三方弁32およびポンプ装置24を有し、さらに分
析試料の記憶および処理を行なう演算装w7、演算装w
7に分析試料の情報を入力するためのキーボード61お
よび演算装置7から受け取った情報に基づいて三方弁3
2の制御を行なう制御装置2を具備する。自動分析装置
の被洗浄部材29、例えば試薬、試料等の分注プローブ
や撹拌棒は、試薬容器34および/または反応容器33
と洗浄部容器28との間を往復運動する。この被洗浄部
材29が反応容器33から移動し、洗浄部容器2Bに収
納されると、ポンプ装置24が作動を始め、洗浄液21
を洗浄液容器22から吸引し、移送管23を通して洗浄
部容器2Bに吐出させる。洗浄部容器26内に収納され
た被洗浄部材29は、この吐出した洗浄液21により洗
浄される。被洗浄部材29の洗浄により汚濁した洗浄液
は、廃液28として廃液容器27に集積される。一方、
自動分析装置において分析される試料の情報、例えば生
化学項目の分析であるか、もしくは免疫項目の分析であ
るかの情報は、ワークシート5にまとめられており、演
算装!7にはこれらの情報がキーボード61によって予
め入力されている。演算装置7は、洗浄部容器26内に
収容されている被洗浄部材29に対応する情報を取り出
して処理した後、処理済みの情報を制御装置2に送る。
制御装置2は演算装置7から受け取りた情報に従って三
方弁32の制御を行なう。三方弁32はポンプ装置24
と洗浄部容器2Bとの間に設けられており、その口の1
つがポンプ装置24に、他の1つが洗浄部容器26に移
送管23を介して接続されており、さらにもう1つの口
が移送管を介して洗浄液容器22に連通している。制御
装置2は、三方弁32の洗浄部容器方向の弁および洗浄
状容器方向の弁の開閉を行なうことにより洗浄駅21の
流路を制御し、これにより洗浄部容器26に流れ込む洗
浄液2Iの流量を制御する。
第4図は、第3図と同様に、流量制御器に三方弁を用い
る分注プローブ用洗浄装置の要部の概略を示す斜視図で
ある。ここでは、分注プローブの駆動機構も併せて示す
。分注プローブ48はアーム49に支持されており、ア
ーム49はスプライン軸5゜に固定されている。このス
プライン軸5oはスプラインベアリング51で上下可動
に保持されており、さらに図示しないベアリングにより
ベース55に回転可能に固定されている。スプラインベ
アリング51は回転ベルト52および一対の回転プーリ
53を介して回転モータ54に接続されており、回転モ
ータ54の回転をスプライン軸50に伝える。したがっ
て、回転モータ54の回転に伴い、分注プローブ48も
回転運動を行なう。一方ベース55は上下ベルト5Bに
固定されており、この上下ベルト5Gは、いfれか一方
が上下モータ5Bの回転軸に装着された一対の上下プー
リ57にかけられている。したがって、上下モータを回
転させることにより分注プローブを上下運動させること
ができる。移送管43を介して接続された装置ポンプ4
5、三方弁44および洗浄部容器42に関する動作は第
3図に示す洗浄装置と同様であり、洗浄液がポンプ装置
45によって洗浄液容器46から吸引され、三方弁44
を通過して洗浄部容器42に吐出される。洗浄後の洗浄
液は廃液として廃液容器27に集積される。三方弁44
の口の1つは洗浄液容器46に連通しており、三方弁4
4の洗浄部容器方向の弁および洗浄液容器方向の弁の開
閉は、制御装置を介して指示される演算装置の情報に従
う。
次に、上記洗浄装置を用いた洗浄を含む、試薬分注プロ
ーブの一連の動作を第5図に示すタイムチャートを参照
して説明する。
洗浄装置の演算装置7には、キーボード61によって、
被検試料の分析項目および分析順序が予め入力されてい
る。ここでは、第1のサイクルで洗浄時間を要する免疫
項目の分析を、また第2のサイクルで洗浄時間が比較的
短い生化学項目の分析を行なうこととする。第5図に示
すように、試薬分注プローブ48は最初に試薬容器47
の位置にあり、まず試薬を吸入する。次に、上下モータ
58が回転して分注プローブ48を試薬容器47から引
き上げ、その後回転モータ54が回転して分注プローブ
48を自動分析装置の反応ホイル111の反応容器11
2上に移動させる。次いで、上下モータ58を回転させ
て分注プローブ48を所定の位置まで下げ、吸引した試
薬を反応容器112内部に吐出する。試薬を吐出した後
、再び上下モータ58を回転させて分注プローブ48を
反応容器112から引き上げ、その後回転モータ54を
回転させて分注プローブ48を洗浄部容器42上に移動
させ、さらに上下モータ58を回転させて分注プローブ
48を洗浄部容器42内に下げる。
この時、ポンプ装W45が作動して洗浄液が洗浄部容器
42内に噴出し、分注プローブ48を洗浄する。
この第1のサイクルでは三方弁44は洗浄部容器方向が
常に開いている。一定時間経過後、ポンプ装置45の作
動が終了し、それと同時に上下モータ58が回転して分
注プローブが洗浄部容器42から引き上げられる。次に
、回転モータ54を回転させて分注プローブ48を生化
学項目の分析用の試薬を貯蔵する試薬容器の上に移動さ
せる。その後、上下モータ58を回転させて分注プロー
ブを試薬容器内に下げ、試薬を吸引する。以下、第1の
サイクルと同様の手順で分注プローブ48を洗浄部容器
42内まで移動させ、分注プローブの洗浄を行なう。こ
の第2のサイクルでは、上記第1のサイクルよりも洗浄
時間はより短時間で十分である。このため、演算装w7
がこれを判断して制御装置2に指示を送り、これを受け
た制御装置2が適当な時間で三方弁44の吐出方向を洗
浄部容器方向から洗浄液方向に切り換える。これにより
、ポンプ装置45の残りの作動時間内にポンプ装置から
吐出される洗浄液は洗浄液容器46に戻り、洗浄液を無
駄に消費することがなくなる。ポンプ装置45が停止す
ると同時に三方弁44は再び洗浄部容器方向に切り換え
られ、また上下モータ58の回転により分注プローブ4
8が洗浄部容器42から引き上げられて第2のサイクル
を終了する。
以上、試薬分注プローブを用いて説明したが、試薬分注
プローブの代わりに試料分注プローブや撹拌棒等を使用
した場合も、洗浄液を有効に使用し無駄な消費をなくす
ことが可能となる。また、第5図の試薬分注プローブの
タイムチャートに点線で示すように、ポンプ装置の作動
中に三方弁を切り換えて洗浄部容器への洗浄液の流入を
絶った後、直ちに試薬分注プローブを移動させることも
できる。これによりサイクルタイムを短縮することが可
能となる。さらに、入力装置はキーボードに限られるも
のではなく、例えばバーコードとバーコードリーダーと
の組み合わせを用いることもできる。
第6図は、この発明の洗浄装置の他の具体例の概略構成
を示す図である。この装置は、ポンプ装[24の代わり
に、スピードコントロールモータを用いて吐出量を変え
ることが可能な可変ギヤポンプ62を用いたこと以外は
第3図に示す洗浄装置と同様の構成からなる。この可変
ギヤポンプ62も演算装置i7の判断に従って制御装置
2によって制御される。
第7図は、この装置を用いて、上記と同様に第1サイク
ルに免疫項目の分析を行ない、次いで第2サイクルに生
化学項目の分析を行なった場合のタイムチャートである
。分注プローブ29が洗浄部容器26内に止まっている
場合以外は上述の第5図の場合と同様であるので説明は
省略する。洗浄部容器26内に分注プローブ29が存在
する場合には、第1のサイクルでは、可変ギヤポンプ6
2のモータのスピードを上げて洗浄液の吐出量を多くし
、十分な量の洗浄液でプローブ29を洗浄する。第2の
サイクルでは、可変ギヤポンプB2のモータのスピード
を落として洗浄液の吐出量を少なくし、洗浄液の使用量
を必要最小限に止める。このように、可変ギヤポンプ6
2を制御して洗浄液の吐出量を変化させることにより、
三方弁32による吐出方向の切り替えのみによる流量調
節より、よりきめ細かな流jl調節が可能となる。
第8図は、この発明の洗浄装置のさらに別の具体例の概
略構成を示す図である。この装置は、第6図に示す装置
と同様の構成に、さらに洗剤81を有する洗剤容器82
およびこの洗剤容器82から洗剤81を移送管23に吐
出する洗剤ポンプ83を設けた構成と、なっている。洗
剤ポンプ83により洗剤容器82から吸引された洗剤8
1は、三方弁32と洗浄部容器2Bとを接続する移送管
23内に吐出される。洗剤ポンプ83は、演算装置7の
情報に従って制御装置2によって制御される。
第9図は、この装置を用いて、上記と同様に第1サイク
ルに免疫項目の分析を行ない、次いて第2サイクルに生
化学項目の分析を行なった場合のタイムチャートである
。分注プローブ29が洗浄部容器26内に止まっている
場合以外は上述の第5図の場合と同様であるので説明は
省略する。第1のサイクルにおいては、分注プローブ2
9が洗浄部容器26内に落ち、可変ギヤポンプ62の駆
動を開始するのと同時に洗剤ポンプ83の駆動も開始さ
せる。
これにより、洗剤81が移送管23内に吐出されて継ぎ
手84内で洗浄液31と混合し、得られた混合溶液が洗
浄部容器26内に吐出される。この混合溶液は洗剤を含
有するため、洗浄液を単独で用いた場合よりも強力に分
注プローブの汚れを落とす。第2のサイクルにおいては
、洗剤ポンプ83の駆動は行なわず、洗浄液のみで分注
プローブ29の洗浄を行なう。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明の自動分析装置用洗浄装置によ
ると、自動分析装置の分注プローブ、撹拌棒等の洗浄に
おいて、洗浄効果を損なうことなく洗浄液の使用量を必
要最小限に止め、洗浄液の無駄な消費と廃液の増加とを
抑制することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の自動分析装置用洗浄装置の概略構成
を示す図、第2図は第1図に示す洗浄装置本体の概略を
示す図、第3図はこの発明による洗浄装置の一具体例の
概略構成を示す図、第4図は第3図とほぼ同様の構成を
有する洗浄装置における洗浄装置本体と分注プローブの
駆動部とを併せて示す斜視図、第5図は第4図に示す洗
浄装置のポンプ装置および三方弁並びに試薬分注プロー
ブの状態を説明するタイムチャート、第6図はこの発明
の洗浄装置の他の具体例の概略構成を示す図、第7図は
第6図に示す洗浄装置におけるポンプ装置および三方弁
並びに試薬分注プローブの状態を説明するタイムチャー
ト、第8図はこの発明の洗浄装置のさらに別の具体例の
概略構成を示す図、第9図は第8図に示す洗浄装置にお
けるポンプ装置、三方弁および洗剤ポンプ並びに試薬分
注プローブの状態を説明するタイムチャート、第1O図
は従来の自動分析装置の概略構成を示す図、および第1
1図は従来の自動分析装置用洗浄装置の概略構成を示す
因である。禁1;11!l$%Il目ヒS〜ゴ屯tLL
lの[&−1=ブタイベチp−1−z−あゐ。 ■・・・作動部、2・・・制御装置、3・・・洗浄装置
本体、4・・・データ処理部、5・・・ワークシート、
6・・・入力装置、7・・・演算装置、22.46・・
・洗浄液容器、23.43・・・移送管、24.45・
・・ポンプ装置、25・・・流量制御器、26.42・
・・洗浄部容器、27.41・・・廃液容器、29・・
・被洗浄部材、32.44・・・三方弁、48・・・分
注プローブ、49・・・アーム1.51・・・スプライ
ンベアリング、53・・・回転プーリ、54・・・・・
・回転モータ、57・・・上下プーリ、58・・・上下
モータ、62・・・可変ギヤポンプ、81・・・洗剤、
82・・・洗剤容器、83・・・洗剤ポンプ、84・・
・継手、出願人代理人 弁理士 坪井 淳 第3図 第4図 第6図 第8図 第10図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)自動分析装置の分注プローブを収容し、かつその
    内部で該分注プローブの洗浄が行なわれる洗浄部容器と
    、洗浄液を該洗浄部容器に移送するためのポンプ装置と
    、該洗浄部容器と該ポンプ装置とを連通せしめる移送管
    とを有する自動分析装置の分注プローブを洗浄するため
    の自動分析装置用洗浄装置において、 前記洗浄部容器と前記ポンプ装置との間に設けられ、前
    記移送管によって前記洗浄部容器および前記ポンプ装置
    と互いに連通し、かつ前記ポンプ装置によって移送され
    る洗浄液の流量を調節するための流量制御器と、 前記自動分析装置で分析しようとする試料の分析項目情
    報を入力するための入力装置と、該入力装置により入力
    された分析項目情報を記憶し、かつ記憶した情報の中か
    ら前記洗浄部容器内に収容される分注プローブに対応し
    た情報を取り出して所定の処理を行なう演算装置と、 該演算装置により処理された情報を受け取り、その情報
    に従って前記流量制御器を制御する制御装置と を具備することを特徴とする自動分析装置用洗浄装置。
  2. (2)前記流量制御器が、洗浄液の移送方向を前記洗浄
    部容器に向かう方向と、該洗浄液が貯蔵される洗浄液容
    器に向かう方向とのいずれかに切り換えることにより洗
    浄液の流量調節を行なう請求項1記載の自動分析装置用
    洗浄装置。
  3. (3)前記ポンプ装置が、洗浄液の吐出流量を変えるこ
    とが可能なポンプである請求項1記載の自動分析装置用
    洗浄装置。
  4. (4)洗剤を貯留するための洗剤容器と、前記制御装置
    の指示に従い、該洗浄容器から洗剤を吸引し、かつ前記
    流量制御器と前記洗浄部容器との間に設けられた移送管
    内部に吸引した洗剤を吐出する洗剤ポンプとをさらに具
    備する請求項1記載の自動分析装置用洗浄装置。
JP29823190A 1990-11-02 1990-11-02 自動分析装置用洗浄装置 Expired - Lifetime JP2945747B2 (ja)

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