JPH0416901Y2 - - Google Patents

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JPH0416901Y2
JPH0416901Y2 JP1986004742U JP474286U JPH0416901Y2 JP H0416901 Y2 JPH0416901 Y2 JP H0416901Y2 JP 1986004742 U JP1986004742 U JP 1986004742U JP 474286 U JP474286 U JP 474286U JP H0416901 Y2 JPH0416901 Y2 JP H0416901Y2
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meter
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half mirror
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、2種以上のメータ表示を、同一視野
内に立体的に表示する立体表示メータに関するも
のである。
従来の技術 例えば、自動車のインストルメントパネルに
は、スピードメータ、タコメータ等の種々のメー
タが配設されている。
上記メータは、一般に文字板と指針を有する機
械式のものが多用されており、近年では、上記機
械式メータの方に、発光ダイオード、透過型液晶
表示素子等を用いた電子式メータが採用されてい
る。
更に最近では、意匠性等を考慮し、2種以上の
メータ表示を同一視野内に立体的に表示する立体
表示メータも採用されはじめている。上記立体表
示メータは、反射板としてハーフミラーを用い、
電子式メータの発光ダイオード、透過型液晶表示
素子等から光をハーフミラーによつて反射させ、
インストルメントパネルに配設した機械式メータ
の手前側に、上記電子式メータの表示の虚像を浮
かせて立体的に視認されるように構成したもので
ある。
上記の立体表示メータには、例えば、実開昭55
−129842号公報、実開昭60−99131号公報、実開
昭60−144533号公報等に開示されたものがある。
考案が解決しようとする問題点 ところで上述の立体表示メータにおいては、反
射板であるハーフミラーが全て固定されているた
め、運転者の姿勢や体格によつて視点位置が異な
ると、ハーフミラーによつて生じる電子式メータ
の虚像の位置が上方、あるいは下方にずれ、機械
式メータの表示と重なり合つて上記両メータの表
示を見難くするという不都合があつた。
問題点を解決するための手段 本考案は、略垂直状態の第1メータと、所定角
度傾斜させて配置される第2メータとの間に、所
定角度傾斜して配置されたハーフミラーによつ
て、直接目視される第1メータ表示とハーフミラ
ーに反射する虚像の第2メータ表示とを同一視野
内に目視できるようにした立体表示メータであつ
て、視線方向に対応して、直接目視される第1メ
ータ表示と虚像の第2メータ表示を略同心状に目
視できるように、上記ハーフミラーの傾斜角度を
調整可能に配設した立体表示メータである。
作 用 本考案に対する立体表示メータは、直接目視さ
れる第1メータ表示に対する第2メータ表示の虚
像位置を、ハーフミラーの傾きを調整することに
よつて、略同心状に目視できるように適宜変更
し、最適な表示位置に調整できる。
実施例 第1図乃至第5図は、本考案に係る立体表示メ
ータの一実施例を示すものである。
図面において、1は第1メータ、2は第2メー
タ、3はハーフミラー、4はステツプモータ、5
は上記第1メータ1、第2メータ2、ハーフミラ
ー3並びにステツプモータ4を収納するハウジン
グを示す。
上記第1メータ1は、第3図に示すように、機
械式のタコメータであつて、文字盤6と指針7を
有し、略垂直状態で、上記ハウジング5の奥部に
設置されている。
上記第2メータ2は、第4図に示すように発光
ダイオードを用いた電子式のスピードメータであ
つて、複数個の発光ダイオード8,8……を略円
弧状に配設してなり、上記ハウジング5の内側底
面に所定角度傾斜させて設置されている。尚、上
記第2メータ2は後述の如く、虚像(第1図にお
いて、点線の矢印で示す)を表示させるため、視
認される表示とは上下方向に鏡像関係に形成され
ている。
上記ハーフミラー3は、第1メータ1と第2メ
ータ2との間に所定角度傾斜させて設置され、そ
の基端部にはステツプモータ4が配設されてい
る。
上記ステツプモータ4は、入力パルスの数に比
例して軸の回転量が得られるモータであつて、ボ
デイ側をハウジング5に固定し、回転軸を上記ハ
ーフミラー3の基端部に固定してある。
上記構成の立体表示メータは、ハウジング5を
介して自動車等のインストルメントパネルに配設
される。
以下に上記立体表示メータの機能並びに操作を
説明する。
第1図に示す状態において、運転者の視点をE
とすると、この視点Eからは、第1メータ1がハ
ーフミラー3を通して直接目視でき、また、ハー
フミラー3による第2メータ2の虚像が、上記第
1メータ1と略同心状に目視できる〔第2図参
照〕。
上記第2メータ2の虚像の位置は、第1図の点
線の矢印に示すように、上記第1メータ1より手
前側に在り、従つて、運転者には、第1メータ1
の手前に第2メータ2が在るように認識される。
次に運転者が代り、その視点の位置が、例え
ば、上方に変化した場合について説明する。
この場合は、ハーフミラー3によつて生じる第
2メータ2の虚像の位置が下方に変化し、運転者
には、第5図に示すように、第1メータ1と第2
メータ2とが同心状でなく、第1メータ1の表示
面と第2メータ2の表示部とが重なり合う。
そこでステツプモータ4を所定量作動させ、ハ
ーフミラー3を、第1図の2点鎖線に示すよう
に、所定角度反時計方向に回動させる。
すると、ハーフミラー3によつて生じる第2メ
ータ2の虚像の位置が第2図の上方に向けて移動
し、上記第1メータ1と略同心状となる。
従つて、本考案に係る立体表示メータは、運転
者等の体格差によつて生じる視点位置のずれに応
じて、ハーフミラーの傾きをステツプモータによ
つて調整することにより、第1メータと第2メー
タを常に同心状に視認できる。
尚、以上の説明では、第1メータを機械式メー
タ、第2メータを電子式メータとしているが、本
考案では、第1メータが電子式メータ、第2メー
タが機械式メータであつてもよく、また、第1メ
ータ及び第2メータが共に機械式メータあるいは
電子式メータであつてもよい。
また、上記電子式メータは、発光ダイオード等
の発光素子を用いたものに限らず、透過型液晶表
示素子を用いたもの等でもよい。
更に、上記第2メータは、タコメータ等の計器
類に限らず種々の警告表示を行なうワーニング表
示装置であつてもよい。
また、上記実施例においては、ハーフミラーの
下側基端部側にステツプモータを配設し、上記ハ
ーフミラーの下側基端部を中心として回動させる
ことによつハーフミラーの傾きを調整するように
構成したが、ステツプモータをハーフミラーの上
側基端部側に配設し、この上側基端部を中心にハ
ーフミラーを回動させて傾きを調整してもよく、
更に上記ハーフミラーを回動させる手段にステツ
プモータを用いずに手動で行なつてもよい。
考案の効果 以上説明したように、本考案に係る立体表示メ
ータは、直接目視される第1メータ表示に対する
第2メータ表示の虚像位置を、ハーフミラーの傾
きを調整することによつて、略同心状に目視でき
るように適宜変更し、最適な表示位置に調整でき
るようにしたので、体格差等によつて生じる視点
位置の変化に応じてハーフミラーによる虚像位置
のずれをハーフミラーの傾きの調整によつて補正
することができ、常に適正な位置に立体的に表示
することができて実用上並びに意匠上極めて優れ
た立体メータを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は、本考案に係る立体表示メ
ータの一実施例を示す図面で、第1図は上記立体
表示メータの概略縦断側面図、第2図は視点Eか
らの表示状態を示す図面、第3図は第1メータの
表示面を示す図、第4図は第2メータの表示面を
示す図面、第5図は第2メータの虚像の位置がず
れた状態を示す図面である。 1……第1メータ〔表示〕、2……第2メータ
〔表示〕、3……ハーフミラー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 略垂直状態の第1メータと、所定角度傾斜させ
    て配置される第2メータとの間に、所定角度傾斜
    して配置されたハーフミラーによつて、直接目視
    される第1メータ表示とハーフミラーに反射する
    虚像の第2メータ表示とを同一視野内に目視でき
    るようにした立体表示メータであつて、 視線方向に対応して、直接目視される第1メー
    タ表示と虚像の第2メータ表示を略同心状に目視
    できるように、上記ハーフミラーの傾斜角度を調
    整可能に配設したことを特徴とする立体表示メー
    タ。
JP1986004742U 1986-01-16 1986-01-16 Expired JPH0416901Y2 (ja)

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JP1986004742U JPH0416901Y2 (ja) 1986-01-16 1986-01-16

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JP1986004742U JPH0416901Y2 (ja) 1986-01-16 1986-01-16

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62115623U JPS62115623U (ja) 1987-07-23
JPH0416901Y2 true JPH0416901Y2 (ja) 1992-04-15

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ID=30785683

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JP2661922B2 (ja) * 1987-11-09 1997-10-08 株式会社ナムコ 画像合成表示装置
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JPS59176767A (ja) * 1983-03-25 1984-10-06 株式会社デンソー 車両用表示装置

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