JPH041671A - 複写装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、電子写真複写機等において運搬１輸送時にそ
の光学装置を保護するために容易に本体フレームに固定
できるキャリッジの固定方法に関する。

従来の技術 一般に電子写真複写機等に用いるレンズキャリッジやミ
ラーキャリッジ等の光学キャリッジは、複写時の露光走
査あるいは変倍時のレンズ移動等を滑らかに行い得るよ
うに軽量に作られ、ガイド部材に対して摺動ヰよ〈保持
されている。これらの光学キャリッジの性能は複写画質
に大きな影響を及ぼすので、精度よく組み立てられてい
るが、その精度を保つために光学キャリッジには過度の
振動、衝撃がかからないようにする必要がある。

特に大きな振動、＠撃のかかる恐れのある機体の運搬、
輸送時には光学キャリッジを機体の本体フレームに固定
し、振動、＃翳より光学キャリッジを保護する必要があ
る。

従来、この光学キャリッジを固定する方法としては光学
キャリッジの適当な箇所にネジ用の穴を、ｌ−）本体フ
レームに固定用ネジでネジ止めするという方法が採られ
ている。

発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成では、複写機などの機体
を工場から出荷する際に、輸送時のみ使用する光学キャ
リッジ固定用のネジを取シ付ける必要があシ、しかもこ
のネジは一般に原稿台ガラスの下部に取シ付けられるの
でわざわざ原稿台ガラスを取シ外してネジ止めする必要
があった。

方、機体の設置時にはこの固定用ネジを取り外さねばな
らず、しかもこの場合もわざわざ原稿台ガラスを取り外
して作業する必要があった。そのため機体の設置時に多
くの時間を要するとともに。

原稿台ガラスを一旦取り外すことによる取り付けのズレ
が生じ画質に悪影響を及ぼすことがあった。

また、このネジは池の締結用ネジと区別する必要があり
、そのために着色したシあるいは専用の特殊ネジを使う
など、部品管理の点でも問題があった。

本発明は上記課題に鑑み、機体の運搬、輸送時に光学キ
ャリッジを固定するに当たり、固定のためのネジなどを
必要とせず、また、原稿台ガラスの取ｐ外しも要しない
光学キャリッジの固定方法を提供するものである。

課題を解決するための手段 本発明は上記課題を解決するために、レンズまたはミラ
ーが移動可能な光学装置であって、前記レンズまたはミ
ラーのキャリッジに係合部を設けるとともに、レンズま
たはミラーの通常の移動経路外に前記係合部と係合する
係止部材とを設け、機体の運搬、輸送時には前記レンズ
またはミラーのキャリッジを通常の移動経路外まで移動
させ、前記係止部材に係合して固定するという構成とし
ている。

作用 本発明は上記した構成によって、機体の運搬輸送時に光
学キャリッジを振動、＃撃より保護するために機体の本
体フレームに固定するに当たり、ネジなどを使用せず、
かつ原稿台ガラスを取り外すことなく固定でき、−万機
体の設置時にも原稿台ガラスを取り外すことなく光学キ
ャリッジの固定を解除することが出来る。

実施例 以下本発明の実施例を図面に従って説明する。

第１図は本発明の一実施例による複写機のレンズキャリ
ッジの斜視図、第２図は係合状態での係止部材の断面図
、第３図は係合状態のキャリ、ノジの浮き上がシ防止の
ための保持部材の断面図である。

１はレンズ２を取り付けたレンズギヤ１ルツジ、３′は
レンズキャリッジに設けた係合部、４はレンズキャリッ
ジの通常の移動経路外に設けた係止部材、６はキャリッ
ジの浮き上がシ防止のための保持部材である。６はキャ
リッジの移動時にガイドするガイドシャフト、７はキャ
リッジの先端付近を摺動しつつ支えるスライダーである
。

変倍複写実行時は、レンズキャリッジ１は駆動手段（図
示せず）により駆動されガイドシャフト６にガイドされ
て移動し複写倍率に応じた位置に停止して複写動作を行
う。係止部材４、及び保持部材６は、複写機の複写倍率
を最大あるいは最小に設定した時にレンズキャリッジ１
が移動する経路の外側に位置しており、通常の複写動作
時はレンズキャリッジに接触することはなく、レンズキ
ャリッジは滑らかに移動できるようになっている。

機体に振動が加わるとレンズキャリッジ１も振動を起こ
し、その結果レンズキャリッジの歪が生じる恐れがある
。従って、機体の運搬、輸送時には、レンズキャリッジ
を固定し、振動、衝撃から保護する必要がある。

本実施例によるレンズキャリッジの固定方法は下記の通
りである。

前記駆動手段によりレンズキャリッジ１を係止部材４の
方へ移動させる。係止部材４は板バネ状の弾性体で出来
ており、レンズキャリッジの端面によって押されてたわ
み、係合部３に達した時点で弾性力によシ元の状態に復
帰し、係合する。係合部３と係止部材４が係合する位置
はセンサー（図示せず）にて検知され、前記駆動手段の
駆動が停止され、レンズキャリッジ１は保合状態で保持
される。この時レンズキャリッジ１の先端部は第３図に
示すように保持部材６によってスライダー７からの浮き
上がシが防止され、固定された状態となっている。

一方機体の設置時、レンズキャリッジ１の固定を解除す
るときは、前記駆動手段によシレンズキャリッジ１を係
止部材４から離れる方向に駆動する。係止部材４の弾性
力に抗してレンズキャリッジ１を移動させることによシ
係止部材４はたわみ係合部３からはずれ、その後弾性力
によって元の形状に復帰する。

以上のように本実施例によれば、レンズキャリッジを固
定するに当たり固定用ネジ等を使用せず、かつ原稿台ガ
ラスを取り外すことなく行うことができる。

発明の効果 以上のように本発明のキャリッジの固定方法は、レンズ
またはミラーが移動可能な光学装置であって、前記レン
ズまたはミラーのキャリッジに係合部を設けるとともに
、レンズまたはミラーの通常の移動経路外に上記係合部
と係合する係止部材とを設け１機体の運搬、輸送時には
上記レンズまたはミラーのキャリッジを通常の移動経路
外まで移動させ、上記係止部材に係合して固定するよう
にしたことを特徴とするキャリッジの固定方法であるの
で、機体の運搬、輸送時に光学キャリッジを振動、衝撃
よυ保護するために機体の本体フレームに固定するに当
たり、ネジなどを使用せず、かつ原稿台ガラスを取９外
すことなく固定でき、万機体の設置時にも原稿台ガラス
を取り外すことなく光学キャリッジの固定を解除するこ
とが出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例による複写機のレンズキャリ
ッジの斜視図、第２図？１保合状態での係止部材の断面
図、第３図は係合状態のキャリッジの浮き上がり防止の
ための保持部材の断面図である。 １・・・・・・レンズキャリッジ、２・・・・・レンズ
、３・・・・・係合部、４・・・・・・係止部材、６・
・・・・・保持部材、６・・・・・・ガイドシャフト、
７・・・・・スライダー代理人の氏名　弁理士　粟　野
　重　孝　ほか１名＠２図 第　３　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. レンズまたはミラーが移動可能な光学装置であって、前
   記レンズまたは前記ミラーのキャリッジに係合部を設け
   るとともに、前記レンズまたは前記ミラーの通常の移動
   経路外に前記係合部と係合する係止部材とを設け、機体
   の運搬、輸送時には前記レンズまたは前記ミラーのキャ
   リッジを通常の前記移動経路外まで移動させ、前記係止
   部材に係合して固定するようにしたことを特徴とするキ
   ャリッジの固定方法。