JPH04161112A - エアマットレス - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は、エアマツトレスに関するものである。さら
に詳しくは、この発明は、複数に分割されたエアチュー
ブを独立に制御することも、連動させて同時に制御する
こともでき、しかもその切換を自在に行うことのできる
エアマツトレスに関するものである。

（従来の技術） 従来より、ベット等に用いられてきているマツトレスに
ついては、バネなどの弾性体を配備したものの他に、た
とえ゛ば第３図に示したような基台（ア）に内蔵した空
気圧制御部（イ）に接続可能な、エアを充填することで
弾性を持たせるエアマット部（つ）を有するエアマツト
レスが知られてもいる。

このエアマツトレスのエアマット部（つ）においては、
たとえば第４図に示したように、エア供給用のポンプ等
と接続するためのコネクタ（１）を有する送風用配管（
オ）を配設した複数に分割されたエアチューブ（力）を
枠体（キ）内に収納している。エアチューブ（力）は、
たとえば人体の頭部、胴部および脚部の各部位に対応す
るように三つに分割されている。枠体（キ）の上下には
、弾性体（り）（ケ）を配設し、カバ一体（コ）をかぶ
せるようにしてもいる。

たとえば以上のような構成を有するエアマットレスを使
用する際には、エアを送風用配管（オ）を介してエアチ
ューブ（力）に供給し、エアマット部（つ）を所要の硬
さにする。この時の操作やエアマット部（つ）の硬さ等
の設定および変更は、第３図に示した空気圧制御部（イ
）に接続した操作器（す）で行えるようにしている。

第５図は、エアチューブ（力）と空気圧制御部（イ）と
の接続関係を例示した配管図である。

空気圧制御部（イ）には、フィルタ（シ）を接続したエ
ア供給用のポンプ（ス）を配設しており、このポンプ（
ス）から各エアチューブ（力）へと送風用配管（セ）が
接続されている。この送風用配管（セ）の先端部には、
コネクタ（１）との接続用のコネクタ（ソ）が取り付け
られている。また、各々の送風用配管（セ）の管路には
、逆止弁としてのバルブ、たとえば電磁弁（夕）と、エ
アチューブ（力）の内部空気圧を検出する圧力センサ（
チ）とを設けている。さらにまた、この送風用配管（セ
）には、消音器（ツ）を配備したエア排気用のバルブ、
たとえば電磁弁（テ）を配設してもいる。

このような空気圧制御部（イ）には、図示していないが
、マイクロコンピュータからなる制御回路、パワー出カ
ニニットおよび電源部で構成される制御ユニットが内蔵
されている。こめ制御ユニットの制御回路に、上記した
圧力センサ（チ）を接続しており、パワー出カニニット
にポンプ（ス）および電磁弁（夕）を接続している。

このようにして、圧力センサ（チ）で検出したエアチュ
ーブ（力）の内部圧力と第３図に示した操作器（す）を
介しての設定とを比較することによって、各エアチュー
ブ（力）へのエアの供給と排出を制御し、エアマット部
（つ）の弾力等の特性を所定のものに維持、または変更
することを可能としている。

この他、エアチューブの内部空気圧を制御する方式とし
ては、各エアチューブを一つの絞り弁に連結し、その絞
り量を調整することによって、エアチューブ内の空気圧
を同時に制御するものが知られてもいる。

（発明が解決しようとする課題） しかしながら、たとえばこの第５図に示したように、エ
アチューブ（力）ごとにその内部圧を制御する場合には
、各エアチューブ（力）への設定に対しで独立した空気
圧制御を行うことができるという利点を有するものの、
エアチューブ（力）を同時に制御することができないと
いう欠点がある。これとは逆に、絞り弁を用いた制御方
式の場合には、独立した制御を行うことができない。こ
のことから、両者の制御方式を合わせたものが期待され
るが、実際には、エアチューブ（力）の内部空気圧、す
なわち硬さに対する特性が、各々の制御方式で異なって
いるという問題がある。

この発明は、以上の通りの事情に鑑みてなされたもので
あり、従来のエアマツトレスの欠点を解消し、複数に分
割されたエアチューブを独立に制御することも、また連
動させて同時に制御することもでき、しかもそれを自在
に切り換えることのできる、新しいエアマツトレスを提
供することを目的としている。

（課題を解決するための手段） この発明は、上記の課題を解決するものとして、複数に
分割されたエアチューブと、各々のエアチューブに接続
するバルブと、このバルブを介してエアチューブにエア
を供給するポンプと、これらのバルブおよびポンプを制
御する制御部とからなるエアマツトレスにおいて、エア
チューブを接続する送風用配管に連通路を設け、かっこ
の連通路にバルブを配設してなることを特徴とするエア
マツトレスを提供する。

（作　用） この発明のエアマツトレスにおいては、複数に分割され
たエアチューブに接続する送風用配管に連通路を設け、
かっこの連通路に電磁弁等のバルブを配設することによ
って、エアチューブの内部空気圧を独立して制御するこ
とができるとともに、連動させて同時に制御することも
できる。その切換は自在に行うことができる。エアチュ
ーブの内部空気圧を簡便かつ容易に制御することができ
る。

（実施例） 以下、図面に沿って実施例を示し、この発明のエアマツ
トレスについてさらに詳しく説明する。

第１図および第２図は、各々、この発明のエアマツトレ
スめ一実施例を示した構成図および配管図である。

たとえばこの例においては、エアマット部（１）は、人
体の頭部、胴部および脚部に対応する三つに分割された
エアチューブ（２）を有している。エアチューブ（２）
の個数については特に制限はなく、二つ以上の任意のも
のとすることができる。このエアチューブ（２）には、
その各々に、先端部にコネクタ（３）を取り付けた送風
用配管（４）を配設している。

一方、このエアチューブ（２）を接続する空気圧制御部
（５）には、第２図に示したように、フィルタ（６）を
接続したエア供給用のポンプ（７）を配設している。こ
のポンプ（７）から各エアチューブ（２）へと送風用配
管（８）が設けられている。送風用配管（８）の先端部
には、エアチューブ（２）側に設けたコネクタ（４）と
の接続用のコネクタ（９）を取り付けている。各々の送
風用配管（８）の管路には、逆止弁としてのバルブ、た
とえば電磁弁（１０）と、エアチューブ（２）の内部空
気圧を検出する圧力センサ（１１）とを設けている。ま
たこの送風用配管（８）は、連通路（１２）で相互に連
通しており、この連通路（１２）に逆止弁としての別の
バルブ、たとえば電磁弁（１３）を配設している。さら
に、この空気圧制御部（５）には、消音器（１４）を配
備したエア排気用のバルブとして電磁弁（１５）を設け
てもいる。

このような空気圧制御部（５）には、図示していないが
、従来と同様に、マイクロコンピュータからなる制御回
路と、パワー出カニニットと、電源部とで構成された制
御ユニットが内蔵されており、その制御回路に、上記し
た圧力センサ（１１）を接続している。また、制御ユニ
ットのパワー出カニニットには、ポンプ（７）と電磁弁
（１０）　　（１３）を接続している。これらの電磁弁
（１０）（１３）は、電気的に独立して、あるいは一体
で作動することができるようにしている。

たとえば以上に示したように、この発明のエアマツトレ
スにおいては、エアチューブ（２）に接続する空気圧制
御部（５）の送風用配管（８）に連通路（１２）を設け
、かっこの連通路（１２）に電磁弁（１３）を設けるこ
とによって、電磁弁（１３）を開放することで、各々の
エアチューブ（２）を連動させてその内部空気圧を同時
に制御することが可能となる。また、エアチューブ（２
）間の内部空気圧の調整を行うことも可能となる。もち
ろん、従来と同様に、圧力センサ（１１）で検出したエ
アチューブ（２）の内部空気圧と操作器を介しての設定
との比較により、各エアチューブ（２）へのエアの供給
と排出を制御し、エアマツトレスの弾力等の特性を所定
のものに維持、または変更することもできる。

このようにして、エアチューブ（２）の独立した制御と
ともに、連動させた同時の制御、エアチューブ（２）間
の相互調整なども行うことができる。また、その切換は
自在でもある。

もちろんこの発明は、以上の例によって限定されるもの
ではない。空気圧制御部の構成および構造、電磁弁およ
びポンプの構造、またエアチューブの数および構造等の
細部については様々な態様が可能であることはいうまで
もない。

（発明の効果） 以上詳しく説明した通り、この発明によって、複数に分
割されたエアチューブを独立に、または連動させて同時
に制御することができ、しかもそれを自在に切り換える
ことのできる、新しいエアマツトレスが提供される。エ
アチューブの内部空気圧を簡便かつ容易に制御すること
ができ、エアマツトレスの硬さを自在に制御することが
可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図および第２図は、各々、この発明のエアマツトレ
スの一実施例を示した構成図および配管図である。 第３図および第４図は、各々、エアマットレスとそ０構
成について例示した分解斜視図である。 第５図は、従来のエアチューブと空気圧制御部との接続
関係を示した配管図である。 １・・・エアマット部 ′２・・・エアチューブ ３．９・・・コネクタ ４．８・・・送風用配管 ５・・・空気圧制御部 ６・・・フィルタ ７・・・ポンプ １０．１３．１５・・・電磁弁 １１・・・圧力センサ １２・・・連通路 １４・・・消音器 代理人　弁理士　　西　澤　利　大 筒１図 第　　２　　図 第３図 ｉ＠４図 第５図 つ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）複数に分割されたエアチューブと、各々のエアチ
   ューブに接続するバルブと、このバルブを介してエアチ
   ューブにエアを供給するポンプと、これらのバルブおよ
   びポンプを制御する制御部とからなるエアマットレスに
   おいて、エアチューブに接続する送風用配管に連通路を
   設け、かつこの連通路にバルブを配設してなることを特
   徴とするエアマットレス。