JPH04159571A - 帯電用部材及び画像形成装置 - Google Patents

帯電用部材及び画像形成装置

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JPH04159571A
JPH04159571A JP28414590A JP28414590A JPH04159571A JP H04159571 A JPH04159571 A JP H04159571A JP 28414590 A JP28414590 A JP 28414590A JP 28414590 A JP28414590 A JP 28414590A JP H04159571 A JPH04159571 A JP H04159571A
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友司 石原
Tetsuya Kuribayashi
栗林 哲哉
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は帯電用部材に関し、詳しくは静電複写機等の画
像形成装置に装備される接触帯電用部材に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
電子写真複写装置は被帯電部材を所定の電位に均一帯電
処理する工程を含んでいる。現在実用化されているほと
んどがコロナ帯電方法によっているが、最近では、電圧
を帯電部材に外部より印加しこの帯電部材を被帯電部材
に当接させて帯電を行なう接触帯電方法が一部で採用さ
れている。接触帯電方法によると高電圧を必要としない
、又オゾンの発生が少ない等の利点がある。
接触帯電部材は、被帯電部材を帯電できる程度の導電性
の他、均一カ当接力を得るための弾性を最低限必要とし
ており、弾性体を含む層構成をとっている。帯電特性の
面からは、弾性体は均一な当接力を得るための弾性があ
れば良く、その硬度はJISA硬度で80’以下であれ
ば良い。
しかし、均一帯電のため接触帯電部材に直流電圧(vD
c)と交流電圧(■、C)を重畳させた電圧(vDc+
V□C)を印加した場合、 V、cの影響により、振動
が発生あるいは増幅され、騒音が発生する。
この騒音対策として、弾性体の硬度を下げる方法がとら
れている。この方法においてはJI8A硬度で40″以
下の軟質弾性体でないと効果が十分でない。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、騒音対策のために40°以下の硬度とするKは
1弾性体に低分子物質やオイル状分質等のいわゆる可塑
剤を多量に添加せざるを得す、その結果可塑剤の表面移
行(以下ブリードという)が発生しやすく被帯電部材の
汚染または多層構成における眉間剥離等の二次障害を引
起す等の問題があった。
さらには多量の可塑剤を添加することにより、弾性体の
物性が経時的に大きく低下するため特性も不安定となり
易かった。
本発明は、上述の様な観点よシ発明されたものであシ1
本発明の目的は接触帯電用部材を使用した時の騒音を低
減させるのに、接触帯電用部材の弾性体の硬度に依存せ
ず、弾性体の有する粘弾性特性を規定することによって
、上記欠点を解決する。優れた制振特性を有する接触帯
電用部材を提供するものである。
さらに本発明の目的は、弾性体の硬度を極端に下げなく
ても良いため、可塑剤を多量に添加する必要がなく、可
塑剤のブリードによる二次障害または弾性体の特性の経
時的な低下の小さい、物理的に安定な接触帯電用部材を
提供するものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に従って、導電性支持体上に導電性弾性層を持つ
帯電用部材において、前記導電性弾性層は損失正接が0
.5以上の弾性体により形成されていることを特徴とす
る帯電用部材が提供される。
以下、本発明を更に詳しく説明する。
本発明の帯電用部材は、第1図に示すように導電性支持
体5a上に導電性弾性層5bが設けられた2層構成をと
ることを基本形態としている。
さらに、帯電用部材の表面に帯電用部材を保護するため
に保護層を設けても良い。この保護層は樹脂層で形成さ
れ、内部に導電性を制御するために導電粒子や帯電用部
材の表面粗さを制御するために不溶性の樹脂粉体を混合
して本良い。
導電性弾性層を形成する弾性体(以下弾性体と略す)の
制振特性は、外から受けた振動のエネルギーを弾性体の
分子間摩擦によって、変形のためのエネルギーや熱エネ
ルギーとして消費することで、振動を減衰し、その結果
前の放射を防ぐもので、材料の粘弾性特性に大きく依存
するものであシ、粘弾性特性を示す示標として一般に損
失正接が用いられる。本発明の場合は、制振特性の観点
から損失正接は0.5以上、好ましくは0.7以上であ
る。0.5より小さいと満足し得る制振特性が得られな
い。弾性体として0,5以上の損失正接を有する材料を
使用することにより、硬度に依存することなく、十分な
騒音防止を達成することができる。
本発明に使用される弾性体としては、プデルゴム、/リ
ノルゴーネンゴム、天然ゴム、インプレンゴム等がオシ
、さらにロジン系樹脂、クマロン系樹脂、フェノール系
樹脂等の熱可塑性樹脂を添加しても良い。
弾性体の損失正接は、非共振強制振動型の動的粘弾性測
定装置によりm3mX3mX1譚(厚さ)の試料を用い
、せん断モードで周波数10 Hz ’t’ill定し
た。
導電性支持体としては、鉄、銅、ステンレスなどを用い
ることができる。
帯電用部材の形状は、e!−ラー形状やプレード形状な
どいずれでもよいが、均一帯電の点ではローラー形状が
好ましい。
本発明の帯電用部材を接触帯電に用いる場合、例えばN
2図に示すように、導電性支持体1龜上に設けられた光
導電層1bと、電源3により直流電圧(vDC)と交流
電圧(vAc)を重畳して印加された帯電用部材5を接
触させればよい。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例により説明する。
〈実施例1〉 表1に示す配合表より、配合1及び配合2をオープンロ
ールを用いて均一に混合、混練し、 JISA硬度(以
下H8)力(れぞれ52°及び75@の組成物1及び組
成物2を得た。
これらの組成物を用いて、導電性支持体である芯金部上
にトランスファー成形によりそれぞれ導電性弾性層を形
成し、ローラー形状の帯電用部材を作成した。これらの
ローラー状接触帯電用部材(以下C・ローラー)を、そ
れぞれLBP −8−n(キャノン社製)に用いるカー
トリッジの−次帯電器位置に取付け、芯金部にV、c=
−700V、 1□0=120μA、f=1000Hz
のバイアスを加え、帯電を行なわせたところ良好な画像
が得られた。
またその時の音圧レベルを測定したところ1m離れた場
所でそれぞれ40 dB (組成物1)、47dB(組
成物2)であり、特に問題はなかった。
ま之損失正接はそれぞれ1.10,0.68であった。
く比較例1〉 表1に示す配合3を用いた以外は実施例1と同様に行な
い、JISA硬度50″の組成物3を得た。
組成物3を用い、実施例1と同様に帯電用部材を作成し
試験を行なりたとこる良好な画像が得られたが、音圧レ
ベルは、62dBであり、事務所。
オフィス等の使用環境では不適なレベルであった。
また損失正接は0.48であった。
〈実施例2〉 表1に示す配合4を用いたこと以外は、実施例1と同様
に行ない、 JISA硬度50°の組成物4を得た。
組成物4を用い、ローラー形状の帯電用部材を作成し、
30℃、85SRHの雰囲気中に1週間放置後、実施例
1と同様な試験を行なったところ良好な画像が得られた
。また、ローラー硬度はJISAで51°であシ、はと
んど変化がなかった。また損失正接は0.85でありた
く比較例2〉 表1に示す配合5を使用した以外は実施例1と同様に行
ない、 JISA硬度36°の組成物5を得、ロール形
状の帯電用部材を作成し、30℃、85チRHの雰囲気
中に1週間放置後実施例1と同様な試験を行なったとこ
ろ感光体ドラム表面がパラフィン系プロセスオイルで汚
染され良好な画像が得られなかった。
ローラー硬度は48°であり、硬度が12°上昇してい
た。
また損失正接は0.43であった。
く比較例3〉 表1に示す配合6を使用した以外は実施例1と同様に行
ない、JISA硬度38°の組成物6を得、ロール形状
の帯電用部材を作成し、30℃、85SRHの雰囲気中
に1週間放置後実施例1と同様な試験を行なったところ
感光体ドラム表面がパラフィン系プロセスオイルで汚染
され良好な画像が得られなかった。
ローラー硬度は530であり、硬度が150上昇してい
た。
また損失正接は0.47であった。
〈実施例3〉 表1に示す配合7を使用した以外は実施例1と同様に行
ない、JISA硬度45°の組成物7を得た。
組成物7を用い、実施例1と同様な帯電用部材を作成し
試験を行なったところ良好な画像が得られた。またその
時の音圧レベルは43dBであった。
また損失正接は1.22であった。
〔発明の効果〕
以上説明し九ように、導電性支持体上に導電性弾性層を
持つ帯電用部材において、前記導電性弾性層を形成する
弾性体の損失正接を0.5以上とする構成にすることに
より1弾性体の硬度に対する依存性が小さく、騒音を低
減する効果が得られる。
さらに、弾性体の硬度に対する依存性が小さいため、多
量の可塑剤の添加が必要なくなシ、従ってブリードによ
る被帯電部材の汚染、多層構成における層間剥離、経時
的々特性変化等のlトさい、物理的に安定な接触帯電用
部材を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の帯電用部材の1例である帯電ローラ
ーの模式的断面図である。 第2図は、本発明の帯電用部材を使用した接触帯電装置
の模式的断面図である。 1・・・電子写真感光体、1a・・・導電性支持体、i
b・・・光導電層、3・・・電源、5・・・帯電用部材
。 5a・・・導電性支持体、5b・・・導電性弾性層。 第1図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)導電性支持体上に導電性弾性層を持つ帯電用部材
    において、前記導電性弾性層は損失正接が0.5以上の
    弾性体により形成されていることを特徴とする帯電用部
    材。
  2. (2)前記弾性体が、ブチルゴムであることを特徴とす
    る帯電用部材。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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