JPH04155680A - デイスクカートリツジ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、光磁気ディスク等のハードディスクを用（・
るのに最適なディスクカートリッジに関するものである
。

［発明の概要］ 本発明は、カートリッジ内に収納したディスク状記録媒
体の内周を、上記カートリッジの下ハーフに設けられた
ターンテーブル挿入孔の外周に沿って該下ハーフの内面
に設けたリブ上に載置させるように構成したディスクカ
ートリッジにおいて、上記リブの内径を上記ターンテー
ブル挿入孔の直径より大きく形成することによって、タ
ーンテーブルに対するディスク状記録媒体のチャッキン
グ性能を向上させることができるようにしたものである
。

［従来の技術］ 光磁気ディスク等のハードディスクを使用するディスク
カートリッジの従来例として、例えば実開昭６３−４７
４７５号公報がある。

この従来例は、第６図に示すように１合成樹脂によって
成形した上下ハーフ１．２によってカートリッジ３を構
成し、ディスク状記録媒体である光磁気ディスク等のハ
ードディスク４′！ｉ−カートリッジ３内に回転自在に
収納している。そして、ハードディスク４の中央に固着
したステンレス等の金属板で形成した円形で浅い皿状を
なすセンターコア５を下ハーフ２のほぼ中央部に設けた
円形のターンテーブル挿入孔６内に遊嵌させている。そ
して、ターンテーブル挿入孔乙の外周に沿って下ハーフ
２の内面２ａにほぼ半円形状のリブ７を一体成形し１い
る。

そして、ディスクカートリッジの非使用時には、ハード
ディスク４の環状の記録領域４ａより内側である内周４
ｂをリブ７上に載置させることによって、ハードディス
ク４の記録領域４ａが下ハーフ２の内面２ａに接触して
損傷させることを防止している。

そして、このディスクカートリッジを記録再生装置に装
着すると、第７図に示すように、ターンテーブル９がタ
ーンテーブル挿入孔６内に下方から相対的に挿入されて
、ターンテーブル９の中心に設けられたスピンドル１０
がセンターコア５の中心孔５ａに挿入されると共に、ハ
ードディスク４の内周４ｂがターンテーブル９の上端の
外周に形成されている環状で水平なディスク高さ基進面
１１上に水平に載置されて、−・−ドディスク４が上下
−・−フ１．２の中間に浮上される。そしτ。

これと同時に、センターコア５がターンテーブル９のデ
ィスク高さ基準面１１の内側に形成された凹部１２内に
嵌合されて、その凹部１２内に埋設されている環状のマ
グネット１３の磁気吸引力によって、センターコア５が
ターンテーブル？上にチャッキングされるように構成さ
れている。また、これと同時に、記録、再生用ヘッドで
ある光学式ヘッド１４が下ハーフ２に設けられている長
方形９１１７）ヘッド挿入孔１５に下方から相対的に挿
入されて、ハードディスク４の記録領域４ａの下に近接
される。

そして、この後、ターンテーブル９によって７・−ドデ
ィスク４が回転駆動されると共に、光学式ヘッド１４に
よって記録領域４ａが半径方向に走査されて、所望の記
録、再生が行われる。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかし従来は、リブ７をターンテーブル挿入孔乙の内周
面６ａから直接上方に切り立つように形成していたため
に、リブ７の内径Ａがターンテーブル挿入孔乙の直径と
同径であって、その内径Ａが非常に小さかった。

従って、第６図に示すよう［、ハードディスク４の内周
４ｂをリブ７上に載置した状態で、ディスクカートリッ
ジを記録再生装置に装着して、センターコア５をターン
テーブル９上にチャッキングする際、ハードディスク４
のカートリッジ６内での最大傾き角θｌが非常に大きく
なって、チャッキングしにぐいという問題があった。

また、第７図に示すように、リブ７の内径Ａとターンテ
ーブル９の環状のディスク高さ基準面１１の外径Ｂとの
差が殆んどなく、リブ７の内周面７ａがディスク高さ基
準面１１の外周面１１ａに０．５ｍｍ程度に非常に接近
しているために、ハードディスク４の内周４ａをリブ７
上に繰り返し当接することにより又発生するリブ７の削
れ粉１６がディスク高さ基準面１１上に転写され易かっ
た。

この結果、センターコア５をターンテーブル９上にチャ
ッキングした時に、）・−ドディスク４の内周とディス
ク高さ基準面１１との間に削れ粉１６が挾み込まれて、
ハードディスク４の高さに狂いが発生して、ハードディ
スク４と光学式ヘッド１４との間の隙間Ｃにバラツキが
発生し、記録、再生のエラーを生じたり、ハードディス
ク４が光学式ヘッド１４に接触する等の問題があった。

本発明は、カートリッジ内でのディスク状記録媒体の傾
きを非常に小さ（することができるディスクカートリッ
ジを提供することができる。

［課題を解決するための手段］ 上記目的を達成するために、本発明のディスクカートリ
ッジは、ターンテーブル挿入孔の外周に沿って下ハーフ
の内面に設けたリブの内径を上記ターンテーブル挿入孔
の直径より大きく、かつ、上記リブの外径をディスク状
記録媒体の環状の記録領域の内径より小さく形成したも
のである。

〔作　用〕

上記のように構成されたディスクカートリッジは、リブ
の外径をディスク状記録媒体の環状の記録領域の内径よ
り小さく形成しであるので、ディスク状記録媒体の内周
をリブ上に載置した時に、リブが上記記録領域にかから
ない。それでいて、リブの内径をターンテーブル挿入孔
の直径より太きく形成しであるので、カートリッジ内で
のディスク状記録媒体の傾きを非常に小さくできる。ま
た、リブの内周面とターンテーブルのディスク高さ基進
面の外周面との間に十分な間隔をとることができる。

〔実施例〕

以下、本発明を適用したディスクカートリッジの一実施
例を第１図〜第５図を参照して説明する。

なお、第６図及び第７図に示した従来例と同−構造部に
は同一の符号を付して重複説明を省略する。

まず、第１図〜第４図に示すように、下ハーフ２に設け
られたターンテーブル挿入孔６とへ−Ｉド挿入孔１５と
は互いに接続されている。また、上ハーフ１にはヘッド
挿入孔１５の真上に対向さｎる長方形状のマグネット挿
入孔１８が形成されている。そして、上下ハーフ１．′
２の四隅をビス１９によつ又上下から結合してカートリ
ッジ３を構成し、そのカートリッジ６内にハードディス
ク４が回転自在に収納され、ハードディスク４のセンタ
ーコア５がターンテーブル挿入孔６内に遊嵌されている
。カートリッジ６の一端縁６ａに沿って上下ハーフ１．
２間に形成された上下一対のスライド溝２０間にスライ
ダー２１が矢８］ａ方向にスライド自在に嵌合されてい
る。そして、ステンレス等の金属の薄板等で形成された
コ字状のシャッター２２が複数のビス２３によってスラ
イダー２１に固着され、このスライダー２２の長さの長
い下辺２２ａと長さの短い上辺２２ｂが上下ハーフ１．
２の外面に重ねられている。そして、スライダー２１に
よってシャッター２２を矢印ａ方向にスライドすること
によって、下辺２２ａでヘッド挿入孔１５を開閉し、上
辺２２ｂでマグネット挿入孔１８を開閉する。なお、カ
ー）　ＩＪッジ６内には、シャッター２２を両挿入孔１
５，１８の閉蓋位置へスライド付勢するねじりばね２４
が組込まれている。また、下ハーフ２の外面には、シャ
ッター２２の下辺２２ａの先端２２ａ′をスライドガイ
ドするガイドレール２５が接着等にて固着されている。

次に、このディスクカートリッジは、ターンテーブル挿
入孔６の外周に沿って下ハーフ２の内面２ａに合成樹脂
によって一体成形されたほぼ半円形状のリブ７の内径り
をターンテーブル挿入孔６の直径Ａより十分に大きく形
成し、かつ、リブ７の外径Ｅを−・−ドディスク４の環
状の記録領域４ａの内径Ｆより小さく形成したものであ
る。

従って、このディスクカートリッジによれば。

リブ７の外径Ｅをハードディスク４の記録領域４ａの内
径Ｆより小さく形成しであるので、第１図に示すように
、ハードディスク４の内周４ｂをリブ７上に載置した時
に、リブ７が記録領域４ａにかからないので、リブ７に
よって記録領域４ａが傷つけられることがない。それで
いて、リブ７の内径Ｄｉターンテーブル挿入孔６の直径
Ａより十分に太きく形成しであるので、カートリッジ６
内でのハードディスク４の傾き角θ２を非常に小さくで
きる。

従って、ディスクカートリッジを記録再生装置に装着し
て、第２図に示すよ５ｖｃ、ハードディスク４をターン
テーブル９上にチャッキングする際のチャッキング性能
を向上することができる。

しかも、リブ７の内径りをターンテーブル挿入孔６の直
径Ａより十分に大きく形成したことによって、第２図に
示すように、リブ７の内周面７ａとターンテーブル９の
ディスク高さ基準面１１の外周面１１ａとの間に十分な
間隔（５ｍｍ以上）Ｇをとることができる。

従って、ハードディスク４の内周４　ｂ　ｉ　ＩＪブ７
上に繰り返し当接することによって発生する第６図に示
した削れ粉１６がターンテーブル９のディスク４の高さ
に狂いが発生することを極力防止できる。これにより、
ハードディスク・４と光学式ヘッド１４との間の隙間Ｃ
を常に高精度に設定することができて、この隙間Ｃのバ
ラツキによる記録、再生のエラーや光学式ヘッド１４に
対するノ・−ドディスク４の接触等の不都合を未然に防
止することができる。

次に、第５図は変形例を示したものであって、リブ７を
ほぼ半円形状に配置した複数の突起７ｂによって形成し
たものである。

以上、本発明の実施例に付き述べたが１本発明は上記実
施例に限定されることなく、本発明の技術的忠恕に基づ
いて、各種の有効な変更が可能である。

また本発明は、光磁気ディスク以外の各種のディスク状
記録媒体を用いる各種のディスクカートリッジに適用可
能である。

〔発明の効果〕

本発明は、上述のとおり構成されているので。

次に記載する効果を奏する。

ターンテーブル挿入孔の外周に沿って下ノ・−フの内面
に設けたリブが、ディスク状記録媒体の環１　状の記録
領域にかからない範囲で、リブの内径をターンテーブル
挿入孔の直径より大きく形成して、カートリッジ内での
ディスク状記録媒体の傾きを非常（（小さくできるよう
にしたので、ターンテーブルに対するディスク状記録媒
体のチャッキング性能を向上させることができる。

リブノ内周面とターンテーブルのディスク高さ基準面の
外周面との間に十分な間隔をとることができるようにし
たので、ディスク状記録媒体の内周をリブ上に繰り返し
当接することによって発生するリブの削れ粉がターンテ
ーブルのディスク高さ暴悪面に転写されて、そのディス
ク高さ暴悪面上にチャッキングされるディスク状記録媒
体の高さに狂し・が発生することを極力防止できる。従
っ工、ディスク状記録媒体と記録、再生用ヘッドとの隙
間を常に高精度に設定することができて、この隙間のバ
ラツキによる記録、再生のエラーやヘッドに対するディ
スク状記録媒体の接触等の不都合を未然に防止すること
ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図〜第５図は本発明の一実施例を示したものであっ
て、第１図及び第２図は要部の断面側面図、第３図は全
体の分解斜視図、第４図は下−・−７の平面図、第５図
は変形例を示す斜視図である。 第６図及び第７図は従来例を示す断面側面図である。 なお、図面に用いられている符号において。 １・・・・・・・・・・上ハーフ ２・・・・・・・・・・下ハーフ ２ａ・・・・・・・・下−・−〕の内面３・・・・・・
・・・・カートリッジ ４・・・・・・・・・・ハードディスク（ディスク状記
録媒体） ４ａ・・・・・・・・ハードディスクの記録領域４ｂ・
・・・・・・・ハードディスクの内周６・・・・・・・
・・・ターンテーブル挿入孔７・・・・・・・・・・リ
フ。 ９・・・・・・・・・・ターンテーブル１１・・・・・
・・・ディスク高さ基准面Ａ・・・・・・・・・・ター
ンテーブル挿入孔の直径Ｄ・・・・・・・・・・リブの
内径 Ｅ・・・・・・・・・・リブの外径 Ｆ・・・・・・・・・・記録領域の内径である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　上下ハーフからなるカートリッジ内にディスク状記録
   媒体を回転自在に収納させ、上記下ハーフに設けられた
   ターンテーブル挿入孔の外周に沿つて該下ハーフの内面
   にリブを設け、上記ディスク状記録媒体の内周を上記リ
   ブ上に載置させるように構成したディスクカートリッジ
   において、上記リブの内径を上記ターンテーブル挿入孔
   の直径より大きく形成し、かつ、上記リブの外径を上記
   ディスク状記録媒体の環状の記録領域の内径より小さく
   形成したことを特徴とするディスクカートリッジ。