JPH04154761A - スピロ化合物 - Google Patents

スピロ化合物

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Publication number
JPH04154761A
JPH04154761A JP2325487A JP32548790A JPH04154761A JP H04154761 A JPH04154761 A JP H04154761A JP 2325487 A JP2325487 A JP 2325487A JP 32548790 A JP32548790 A JP 32548790A JP H04154761 A JPH04154761 A JP H04154761A
Authority
JP
Japan
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group
compound
reaction
hzl
water
Prior art date
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Pending
Application number
JP2325487A
Other languages
English (en)
Inventor
Muneharu Mizukai
水貝 宗治
Shigeru Mio
茂 三尾
Toyokuni Honma
本間 豊邦
Masahiro Shindo
正宏 新藤
Hiromi Sano
佐野 宏己
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sankyo Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sankyo Co Ltd filed Critical Sankyo Co Ltd
Priority to JP2325487A priority Critical patent/JPH04154761A/ja
Publication of JPH04154761A publication Critical patent/JPH04154761A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/55Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups

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  • Thiazole And Isothizaole Compounds (AREA)
  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Nitrogen And Oxygen As The Only Ring Hetero Atoms (AREA)
  • Saccharide Compounds (AREA)
  • Nitrogen And Oxygen Or Sulfur-Condensed Heterocyclic Ring Systems (AREA)
  • Indole Compounds (AREA)
  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Oxygen Or Sulfur (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【目的】 【産業上の利用分野〕
本発明は、iれた除草活性を有する、新規なスピロ化合
物及びその塩並びにその化合物又はその塩を含有する除
草剤に関する。 【従来の技術】 本願のスピロ化合物fIl及び類似する化合物は知られ
ていない。 又、スピロ化合物であって、除草活性を有するものも知
られていない。
【発明が解決しようとする課題】
本発明者等は、除草活性を有するスピロ化合物の合成と
その薬理活性について永年に亘り鋭意研究を行なった結
果、既知の化合物とは全く構造を異にする新規なスピロ
化合物が優れた除草作用を有することを見出し、本発明
を完成した。
【課題を解決するための゛手段】
【構成1 本発明の新規なスピロ化合物は、 一般式 [式中、 Aは、式−C(+116) rrcnz)−ロR5)−
B−(式中、Bは、酸素原子、硫黄原子若しくは置換基
を有していてもよいメチレン基(該置換としては、下記
N群より選択される基を示す。)を示し、R5は、水素
原子若しくは水酸基の保護基を示す。R6は、水素原子
、低級アルコキシ基、水酸基、保護された水酸基、低級
アルキルチオ基若しくはハロゲン原子を示すか、又は、
Bがメチレン基を示す場合に、詰碁の水素原子と一緒に
なって、単結合を示す0mは1乃至2の整数を示す。)
を有する基又は式−CIfOR5)−C)1.−B−(
式中、B及びR5は、前記と同意義を示す。)を有する
基を示し、R1及びR2は、−緒になって、置換されて
いてもよい5乃至6員複素環基(該置換基としては下記
M群より選択される基を示す。)を示す。 R3及びR4は、同−又は異なって、水素原子又は水酸
基の保護基を示す。]で表わされ、本発明の新規な除草
剤は、上記の化合物(I)又はその塩を含有する。 【M群】 ハロゲン原子、低級アルキル基、低級アルケニル基、低
級アルキニル基、アリール基、アラルキル基、シクロア
ルキル基、低級アルキルチオ基、アリールチオ基、低級
アルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、水酸基
、保護された水酸基、アミノ基、低級アルキルアミノ基
、ジ低級アルキルアミノ基、アリールアミノ基、アラル
キルアミノ基、窒素原子の保護基、シアノ基、ニトロ基
、オキソ基、チオキソ基、イミノ基、低級アルキルイミ
ノ基及びアリールイミノ基。
【N群】
ハロゲン原子、低級アルキル基、低級アルコキシ基、ア
リール基、メルカプト基、低級アルキルチオ基、水酸基
、保護された水酸基、アミノ基、低級アルキルアミノ基
、ジ低級アルキルアミノ基、シアン基、アジド基、オキ
ソ基、チオキソ基、イミノ基、低級アルキルイミノ基、
式−N・0R7(式中、R7は、水素原子、低級アルキ
ル基、アリール基若しくはアラルキル基を示す。)を有
する基、式=NNHR7(式中、R7は、前記と同意義
を示す。)を有する基及び式・CHR8(式中、R8は
、水素原子、低級アルキル基、アリール基若しくは低上
記一般式(I)において′、 R,l及びR2が一緒になって示す、「5乃至6員複素
理」とは、硫黄原子、酸素原子又は/及び窒素原子を1
乃至2個含む5乃至6員複素環基を示し、例えば、フリ
ル、チエニル、ピロリル、アゼピニル、モルホリニル、
チオモルホリニル、ピラゾリル、イミダゾリル、オキサ
シリル、インキサゾリル、チアゾリル、イソチアゾリル
、オキサジアゾリル、トリアゾリル、テトラゾリル、チ
アジアゾリル、ピラニル、ピリジニル、ピリダジニル、
ピリミジニル、ピラジニル基に対応する、部分若しくは
完全還元型の基を挙げることができ、好適には、窒素原
子を少なくとも1個含み、酸素原子又は硫黄原子を含ん
でいてもよい5乃至6員複素環基を示し、例えば、ピロ
リル、アゼピニル、モルホリニル、チオモルホリニル、
ピラゾリル、イミダゾリル、オキサシリル、インキサゾ
リル、チアゾリル、インチアゾリル、オキサジアゾリル
、トリアゾリル、テトラゾリル、チアジアゾリル、ピリ
ジニル、ピリダジニル、ピリミジニル、ピラジニル基に
対応する、部分若しくは完全還元型の基を挙げることが
でき、さらに好適には、ピロリル、イミダゾリル、オキ
サシリル、チアゾリル、ピリミジニル、ピラジニル基に
対応する、部分若しくは完全還元型の基であり、最も好
適には、イミダゾリジニル基、ピロリジニル基、イミダ
ゾリル基、ジヒドロピリミジニル基、ピラジニル基、オ
キサシリル基、オキサゾリジニル基である。 R3、R4及びR5の定義における「水酸基の保護基」
並びに、 R6、M群及びN群の定義における「保護さ
れた水酸基」の「保護基」とは、反応における保護基及
び生体に投与する際のプロドラッグ化のための保護基を
示し5例えば、ホルミル、アセチル、プロピオニル、ブ
チリル、イソブチリル、ペンタノイル、ピバロイル、バ
レリル、インバレリル、オクタノイル、ラウロイル、ミ
リストイル、トリデカノイル、バルミトイル、ステアロ
イルのようなアルキルカルボニル基、クロロアセチル、
ジクロロアセチル、トリクロロアセチル、トリフルオロ
アセチルの゛ようなハロゲン化アルキルカルボニル基、
メトキシアセチルのような低級アルコキシアルキルカル
ボニル基、fE) −2−メチル−2−ブテノイルのよ
うな不飽和アルキルカルボニル基等の脂肪族アシル基;
ベンゾイル、α−ナフトイル、β−ナフトイルのような
アリールカルボニル基、2−ブロモベンゾイル、4−ク
ロロベンゾイルのようなハロゲン化アリールカルボニル
基、2,4.6−ドリメチルベンゾイル、4−トルオイ
ルのような低級アルキル化アリールカルボニル基、2−
アニソイル、4−アニソイルのような低級アルコキシ化
アリールカルボニル基、4−ニトロベンゾイル、2−ニ
トロベンゾイルのようなニトロ化アリールカルボニル基
、2−(メトキシカルボニル)ベンゾイルのような低級
アルコキシカルボニル化アリールカルボニル基、4−フ
ェニルベンゾイルのようなアリール化アリールカルボニ
ル基等の芳香族アシル基;テトラヒドロビラン−2−イ
ル、3−ブロモテトラヒドロビラン−2−イル、4−メ
トキシテトラヒドロビラン−4−イル、テトラヒド口チ
オピラン−2−イル、4−メトキシテトラヒドロチオピ
ラン−4−イルのようなテトラヒドロピラニル又はテト
ラヒドロチオピラニル基;テトラヒドロフラン−2−イ
ル、テトラヒドロチオフラン−2−イルのようなテトラ
ヒドロフラニル又はテトラヒドロチオフラニル基;トリ
メチルシリル、トリエチルシリル、イソプロピルジメチ
ルシリル、t−ブチルジメチルシリル、メチルジイソプ
ロピルシリル、メチルジー1−ブチルシリル、トリイソ
プロピルシリルのようなトリ低級アルキルシリル基、ジ
フェニルメチルシリル、ジフェニルブチルシリル、ジフ
ェニルイソプロピルシリル、フエニルジイソプロピルシ
リルのようなl乃至2個のアリール基で置換されたトリ
低級アルキルシリル基等のシリル基;メトキシメチル、
1.1−ジメチル−1−メトキシメチル、エトキシメチ
ル、プロポキシメチル、イソプロポキシメチル、ブトキ
シメチル、t−ブトキシメチルのような低級アルコキシ
メチル基、2−メトキシエトキシメチルのような低級ア
ルコキシ化低級アルコキシメチル基、2,2.2−トリ
クロロエトキシメチル、ビス(2−クロロエトキシ)メ
チルのようなハロゲン化低級アルコキシメチル等のアル
コキシメチル基;l−エトキシエチル、1−(イソプロ
ポキシ)エチルのような低級アルコキシ化エチル基。 2.2.24リクロロエチルのようなハロゲン化エチル
基、2−(フェニルゼレネニル)エチルのようなアリー
ルゼレネニル化エチル基等の置換エチル基:ベンジル、
a−ナフチルメチル、β−ナフチルメチル、ジフェニル
メチル、トリフェニルメチル、α−ナフチルジフェニル
メチル、9−アンスリルメチルのような1乃至3個のア
リール基で置換された低級アルキル基、4−メチルベン
ジル、2,4゜6−トリメチルベンジル、3,4.5−
トリメチルベンジル、4−メトキシベンジル、4−メト
キシフエニルジフェニルメチル、2−ニトロベンジル、
4−ニトロベンジル、4−クロロベンジル、4−ブロモ
ベンジル、4−シアノベンジル、4−シアノベンジルジ
フェニルメチル、ビス(2−ニトロフェニル)メチル、
ピペロニルのような低級アルキル、低級アルコキシ、ニ
トロ、ハロゲン、シアノ基でアリール環が置換されたl
乃至3個のアリール′基で置換された低級アルキル基等
のアラルキル基;メトキシカルボニル、エトキシカルボ
ニル、t−ブトキシカルボニル、インブトキシカルボニ
ルのような低級アルコキシカルボニル基、2.2.2−
トリクロロエトキシカルボニル、2−トリメチルシリル
エトキシカルボニルのようなハロゲン又はトリ低級アル
キルシリル基で置換された低級アルコキシカルボニル基
等のアルコキシカルボニル基;ビニルオキシカルボニル
、アリルオキシカルボニルのようなアルケニルオキシカ
ルボニル基;ベンジルオキシカルボニル、4−メトキシ
ベンジルオキシカルボニル、3.4−ジメトキシベンジ
ルオキシカルボニル、2−ニトロベンジルオキシカルボ
ニル、4−ニトロベンジルオキシカルボニル等の、1乃
至2個の低級アルコキシ又はニトロ基でアリール環が置
換されていてもよいアラルキルオキシカルボニル基;メ
チルスルホニル、エチルスルホニル等の低級アルキルス
ルホニル基;ジメチルホスフィニル、ジエチルホスフィ
ニル等のジ置換低級アルキルホスフィニル基;ジエチル
チオホスフィニル、ジエチルチオホスフィニル等のジ置
換低級アルキルチオホスフィニル基のような反応におけ
る保護基及びピバオイルオキシメチルオキシカルボニル
のような生体に投与する際のプロドラッグ化のための生
体内で加水分解され易い保護基を挙げることができ、好
適には、脂肪族アシル基、芳香族アシル基、低級アルコ
キシカルボニル基、アラルキル基、アラルキルオキシカ
ルボニル基、アルケニルオキシカルボニル基、シリル基
及び生体に投与する際のプロドラッグ化のための生体内
で加水分解され易い保護基を挙げることができる。 尚、R3、R4及びR5の定義における「水酸基の保護
基Jは、−緒になって、水酸基の2価の保護基を示して
もよく、斯かる基としては、例えば、メチリデン、エチ
リデン、イソプロピリデンのような低級アルキリデン基
;ベンジリデンのようなアラルキリデン基;メトキシエ
チリデン、エトキシエチリデンのようなアルコキシエチ
リデン基;オキソメチレン基:チオキソメチレン基及び
ジメチルシリル、フェニルメチルシリル、ジフェニルシ
リル、ジメトキシシリルのような2価のシリル基を挙げ
ることができ、好適には、低級アルキリデン基、アラル
キリデン基及びオキソメチレン基である。 R6、M群及びN群の定義における「ハロゲン原子」と
は、弗素、塩素、臭素又は沃素を示す。 R7、R8、M群及びN群の定義における「低級アルキ
ル基」とは、例えば、メチル、エチル、ロープロピル、
イソプロピル、ロープチル、イソブチル、S−ブチル、
t−ブチル、n−ペンチル、イソペンチル、2−メチル
ブチル、ネオペンチル、n−ヘキシル、4−メチルペン
チル、3−メチルペンチル、2−メチルペンチル、3.
3−ジメチルブチル、2,2−ジメチルブチル、1.1
−ジメチルブチル、1.2−ジメチルブチル、1.3−
ジメチルブチル、2.3−ジメチルブチルのような炭素
数1乃至6個の直鎖又は分枝鎖アルキル基を示し、好適
には炭素数1乃至4個のアルキル基である。 M群の定義における「低級アルケニル基」と+12−フ
ロベニル、l−メチル−2−プロペニル、2−メチル−
2−プロペニル、2−エチル−2−プロペニル、2−ブ
テニル、1−メチル−2−ブテニル、2−メチル−2−
ブテニル、■−エチルー2−ブテニル、3−ブテニル、
1−メチル−3−ブテニル、2−メチル−3−ブテニル
、1−エチル−3−ブテニル、2−ペンテニル、1−メ
チル−2−ペンテニル、2−メチル−2−ペンテニル、
3−ペンテニル、■−メチルー3−ペンテニル、2−メ
チル−3−ペンテニル、4−ペンテニル、1−メチル−
4−ペンテニル、2−メチル−4−ペンテニル、2−へ
キセニル、3−ヘキセニル、4−へキセニル、5−へキ
セニルのような炭素数3乃至6個の直鎖又は分枝鎖アル
ケニル基を挙げることができ、好適には、炭素数3乃至
4個の直鎖又は分枝鎖アルケニル基であり、更に好適に
は、2−プロペニル、■−メチルー2−プロペニル及び
2−メチル−2−プロペニルである。 M群の定義における「低級アルキニル基」とは、2−プ
ロピニル、1−メチル−2−プロピニル、2−ブチニル
、1−メチル−2−ブチニル、2−メチル−2−ブチニ
ル、1−エチル−2−ブチ′ニル、3−ブチニル、l−
メチル−3−ブチニル、2−メチル−3−ブチニル、l
−エチル−3−ブチニル、2−ペンチニル、■−メチル
ー2−ヘンチニル、2−メチル−2−ペンチニル、3−
ペンチニル、l−メチル−3−ペンチニル、2−メチル
−3−ペンチニル、4−ペンチニル、l−メチル−4−
ペンチニル、2−メチル−4−ペンチニル、2・飄キシ
ニル、3−へキシニル、4−へキシニル、5−へキシニ
ルのような炭素数3乃至6個の直鎖又は分枝鎖アルキニ
ル基を挙げることができ、好適には、炭素数3乃至4個
の直鎖又は分枝鎖アルキニル基であり、更に好適には、
2−プロピニル、l−メチル−2−プロピニル及び2−
ブチニルである。 R7、R8、M群及びN群の定義における「アリール基
」とは、例えばフェニル、ナフチルのような炭素数6乃
至14個の芳香族炭化水素基を挙げることができ、好適
にはフェニル基である。 尚、骸晶は、アリール基の環上に、1乃至4個の置換基
を有していてもよく、斯かる置換基としては、「アリー
ル基j;アミノ基:後記「低級アルキルアミノ基」:ニ
トロ基゛ニジアノ基;前記「低級アルキル基」、後記r
アラルキル基」で置換されてエステル型となっていても
よいカルボン酸残基:カルバモイル基;メチルカルバモ
イル、エチルカルバモイル、ロープロピルカルバモイル
、イソプロピルカルバモイル、n−ブチルカルバモイル
、イソブチルカルバモイル、S−ブチルカルバモイル、
t−ブチルカルバモイル、n−ペンチルカルバモイル、
イソペンチルカルバモイル、2−メチルブチルカルバモ
イル、ネオペンチルカルバモイル、ローへキシルカルバ
モイル、4−メチルペンチルカルバモイル、3−メチル
ペンチルカルバモイル、2−メチルペンチルカルバモイ
ル、3.3−ジメチルブチルカルバモイル、2.2−ジ
メチルブチルカルバモイル、1.1−ジメチルブチルカ
ルバモイル、1.2−ジメチルブチルカルバモイル、1
,3−ジメチルブチルカルバモイル、2.3−ジメチル
ブチルカルバモイル、ジメチルカルバモイル、ジエチル
カルバモイル、ジ−n−プロピルカルバモイル、ジイソ
プロピルカルバモイル、ジ−ロープチルカルバモイル、
ジイソブチルカルバモイル、ジ”s−ブチルカルバモイ
ル、ジ−t−ブチルカルバモイルのような炭素数1乃至
6個の直鎖又は分枝鎖アルキル基が置換した低級アルキ
ル置換カルバモイル基(好適には炭素数1乃至4個のア
ルキル基が置換したカルバモイル基、更に好適には、メ
チルカルバモイル、ジメチルカルバモイルである。);
前記「ハロゲン原子」;前記「低級アルキル基j;後記
「低級アルコキシ基」;前記「脂肪族アシル基」ニトリ
フルオロメチル、2,2.2−1−リクロロエチル、2
−ブロモエチル、2−クロロエチル、2−フルオロエチ
ル、2゜2−ジブロモエチルのようなハロゲノ低級アル
キル基及びメチレンジ−オキシ、エチレンジ−オキシ、
プロピレンジオキシのような炭素数1乃至4個のアルキ
レンジオキシ基を挙げることができ、好適には、ハロゲ
ン原子、低級アルコキシ基、低級アルキル基で置換され
てエステル型となったカルボン酸残基、ニトロ基及びハ
ロゲノ低級アルキル基である。 R7及びM群の定義における「アラルキル基」とは、上
記「アリール基」が前記「低級アルキル基」に結合した
基をいい、例えば、ベンジル、α−ナフチルメチル、β
−ナフチルメチル、ジフェニルメチル、トリフェニルメ
チル、a−ナフチルジフェニルメチル、9−アンスリル
メチル、ビベロニル、1−フェネチル、2−フェネチル
、1〜ナフチルエヂル、2−ナフチルチオル、■−フェ
ニルプロピル、2−フェニルプロピル、3−フェニルプ
ロピル、■−ナフチルプロピル、2−ナフチルプロピル
、3−ナフチルプロピル、1−フェニルブチル、2−フ
ェニルチオ、3−フェニルブチル、4−フェニルブチル
、1〜ナフチルブチル、2−ナフチルブチル、3−ナフ
チルブチル、4−ナフチルブチル、1−フェニルペンチ
ル、2−フェニルペンデル、3−フェニルペンチル、4
〜フエニルペンチル、5−フェニルペンチル、■−ナフ
チルペンチル、2−ナフチルペンチル、3−ナフチルペ
ンチル、4−ナフチルペンチル、5−ナフチルペンチル
、1−フェニルヘキシル、2−フェニルヘギシル、3−
フェニルヘキシル、4〜フエニルヘキシル、5−フェニ
ルヘキシル、6−フェニルヘキシル、1−ナフチルヘキ
シル、2−ナフチルプロピル、3−ナフチルヘキシル、
4−ナフチルヘキシル、5〜ナフチルヘキシル、6−ナ
フチルヘキシルを挙げることができ、好適には、炭素数
7乃至9個のアラルキル基であり、更に好適には、ベン
ジル及びl−フェネチルである。 M群の定義における「シクロアルキル基」とは、シクロ
プロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキ
シル、シクロへブチルのような3乃至7員飽和環状炭化
水素基を示し、好適には5乃至7員飽和環状炭化水素基
である。 R6、M群及びN群の定義における「低級アルキルチオ
基」とは、前記「低級アルキル基」が硫黄原子に結合し
た基をいい、例えば、メチルチオ、エチルチオ、n−プ
ロピルチオ、イソプロピルチオ、n−ブチルチオ、イソ
ブチルチオ、S−ブチルチオ、t−ブチルチオ、n−ペ
ンチルチオ、イソペンチルチオ、2−メチルブチルチオ
、ネオペンチルチオ、ローへキシルチオ、4−メチルペ
ンチルチオ、3−メチルベンチルチオ、2−メチルペン
チルチオ、3゜3〜ジメチルブチルチオ ルチオ、1.3−ジメチルブチルチオ、2.3−ジメチ
ルブチルチオのような炭素数1乃至6個の直鎖又は分枝
鎖アルキルチオ基を示し、好適には炭素数1乃至4個の
アルキルチオ基である。 M群の定義における「アリールチオ基jとは、前記rア
リール基」が硫黄原子に結合した基を示し、例えば、フ
ェニルチオ、ナフチルチオ、2−メチルフェニルチオ、
4−メチルフェニルチオのような低級アルキル化フェニ
ルチオ基、2−メトキシフェニルチオ、4−メトキシフ
ェニルチオのような低級アルコキシ化フェニルチオ基、
2−クロロフェニルチオ、4−クロロフェニルチオ、2
−ブロムフェニルチオ、4−ブロムフェニルチオ、2−
フルオロフェニルチオ、4−フルオロフェニルチオのよ
うなハロゲン化フェニルチオ基、2−エトキシカルボニ
ルフェニルチオ、4−エトキシカルボニルフェニルチオ
のような低級アルキル基で置換されてエステル型となっ
たカルボン酸残基で置換されたフェニルチオ基を挙げる
ことができ、好適には、無置換のアリールチオ基、ハロ
ゲン化アリールチオ基及び低級アルキル化アリールチオ
基であり、更に好適には、フェニルチオ、ハロゲン化フ
ェニルチオ、低級アルキル化フェニルチオである。 M群の定義における「低級アルキルスルホニル基」とは
、1iii記「低級アルキル基」がスルホニル基に結合
した基をいい、例えば、メチルスルホニル、エチルスル
ホニル、n−プロピルスルホニル、イソプロピルスルホ
ニル、ロープチルスルホニル、イソブチルスルホニル、
S−ブチルスルホニル、t−ブチルスルホニル、ローペ
ンチルスルホニル、イソペンチルスルホニル、2−メチ
ルブチルスルホニル、ネオペンチルスルホニル、ローへ
キシルスルホニル、4−メチルペンチルスルホニル、3
−メチルペンチルスルホニル、2−メチルペンチルスル
ホニル、3,3−ジメチルブチルスルホニル、2.2−
ジメチルブチルスルホニル、1.1−ジメチルブチルス
ルホニル、1,2−ジメチルブチルスルホニル、1.3
−ジメチルブチルスルホニル、2,3−ジメチルブチル
スルホニルのような炭素数1乃至6個の直鎖又は分枝鎖
アルキルスルホニル基を示し、好適には炭素数1乃至4
個のアルキルスルホニル基である。 M群の定義における「アリールスルホニル基」とは、前
記「アリール基」がスルホニル基に結合した基を示し、
例えば、ベンゼンスルホニル、ナフタレンスルボニル、
2−メチルベンゼンスルホニル、4−メチルベンゼンス
ルホニルのような低級アルキル化ベンゼンスルホニル基
、2−メトキシベンゼンスルホニル、4−メトキシベン
ゼンスルホニルのような低級アルコキシ化ベンゼンスル
ボニル基、2−クロロベンゼンスルホニル、4−クロロ
ベンゼンスルホニル、2−ブロムベンゼンスルボニル、
4−ブロムベンゼンスルホニル、2−フルオロベンゼン
スルホニル、4−フルオロベンセンスルホニルのような
ハロゲン化ベンゼンスルホニル基、2−エトキシカルボ
ニルベンゼンスルホニル、4−工トキシカルボニルベン
ゼンスルホニルのような低級アルキル基で置換されてエ
ステル型となったカルボン酸残基で置換されたベンゼン
スルホニル基を挙げることができ、好適には、無置換の
アリールスルホニル基、ハロゲン化アリールスルホニル
基及び低級アルキル化アリールスルホニル基であり、更
に好適には、ベンゼンスルホニル、ハロゲン化ベンゼン
スルホニル、低級アルキル化ベンゼンスルホニルである
。 M群及びN群の定義における[低級アルキルアミノ基」
とは、前記「低級アルキル基」が1つ、アミノ基に置換
している基を示し、例えば、メチルアミノ、エチルアミ
ノ、プロピルアミン、イソプロピルアミノ、ブチルアミ
ノ、インブチルアミノ、S−ブチルアミノ、t−ブチル
アミノ、ペンチルアミノ、ヘキシルアミノのような低級
アルキルアミノ基を挙げることができ、好適には、炭素
数1乃至4個のアルキルアミノ基である。 M群及びN群の定義における「ジ低級アルキルアミノ基
」とは、前記「低級アルキル基」が2つ、アミノ基に置
換している基を示し、例えば、ジメチルアミノ、ジエチ
ルアミノ、メチルエチルアミノ、メチルプロピルアミノ
、ジプロピルアミノ、ジイソプロピルアミノ、ジブチル
アミノ、ジイソブチルアミノ、ジ(S−ブチル)アミン
、ジ(t−ブチル)アミノ、ジエチルアミノ、ジエチル
アミノのようなジ低級アルキルアミノ基を挙げることが
でき、好適には、ジ置換の炭素数1乃至4個のアルキル
アミノ基である。 M群の定義における「アリールアミノ基」とは、前記「
アリール基」がアミノ基に結合した基を示し、例えば、
フェニルアミノ、ナフチルアミノ、2−メチルフェニル
アミノ、4−メチルフェニルアミノのような低級アルキ
ル化フェニルアミノ基、2−メトキシフェニルアミノ、
4−メトキシフェニルアミノのような低級アルコキシ化
フェニルアミノ基、2−クロロフェニルアミノ、4−ク
ロロフェニルアミノ、2−ブロムフェニルアミノ、4−
ブロムフェニルアミノ、2−フルオロフェニルアミノ、
4−フルオロフェニルアミノのようなハロゲン化フェニ
ルアミノ基、2−工l・キシカルボニルフェニルアミノ
、4−エトキシカルボニルフェニルアミノのような低級
アルキル基で置換されてエステル型となったカルボン酸
残基で置換されたフェニルアミノ基を挙げることができ
、好適には、無置換のアリールアミノ基、ハロゲン化ア
リールアミノ基及び低級アルキル化アリールアミノ基で
あり、更に好適には、フェニルアミノ、ハロゲン化フェ
ニルアミノ、低級アルキル化フェニルアミノである。 M群の定義における「アラルキルアミノ基」とは、前記
「アラルキル基」がアミノ基に結合した基をいい、例え
ば、ベンジルアミノ、α〜ナフチルメチルアミノ、β−
ナフチルメチルアミノ、ジフェニルメチルアミノ、トリ
フェニルメチルアミン、a−ナフチルジフェニルメチル
アミノ、9−アンスリルメチルアミノ、ビベロニルアミ
ノ、■−フェネチルアミノ、2−フェネチルアミノ、■
−ナフチルエチルアミノ、2−ナフチルエチルアミノ、
l−フェニルプロピルアミン、2−フェニルプロピルア
ミン、3−フェニルプロピルアミン、1−ナフチルプロ
ピルアミノ、2−ナフチルプロピルアミノ、3−ナフチ
ルプロピルアミノ、■−フェニルブチルアミノ、2−フ
ェニルブチルアミノ、3−フェニルブチルアミノ、4−
フェニルブチルアミノ、■−ナフチルブチルアミノ、2
−ナフチルブチルアミノ、3−ナフチルブチルアミノ、
4−ナフチルブチルアミノ、■−フェニルペンチルアミ
ノ、2−フェニルペンチルアミノ、3−フェニルペンチ
ルアミノ、4−フェニルペンチルアミノ、5−フェニル
ペンチルアミノ、J−ナフチルペンチルアミノ、2−ナ
フチルペンチルアミノ、3−ナフチルペンチルアミノ、
4−ナフチルペンチルアミノ、5−ナフチルペンチルア
ミノ、1−フェニルへキシルアミノ、2−フェニルヘキ
シルアミン、3−フェニルヘキシルアミノ、4−フェニ
ルヘキシルアミノ、5−フェニルヘキシルアミノ、6−
フエニルヘキ。 シルアミノを挙げることができ、好適には、炭素数7乃
至9個のアラルキルアミノ基であり、更に好適には、ベ
ンジルアミノ及び1−フェネチルアミノである。 M群の定義における「窒素原子の保護基」とは、通常ア
ミノ基の保護基として使用するものであれば限定はない
が、好適には、前記「脂肪族アシル基j;航記r芳香族
アシル基」;前記rアルコキシカルボニル基に前記゛r
アルケニルオキシカルボニル基」;前記「アラルキルオ
キシカルボニル基」;前記「シリル基J及び前記「アラ
ルキル基Jである。 M群及びN群の定義における「イミノ基」とは、式=N
Hを有する基を示す。 M群及びN群の定義における[低級アルキルイミノ基」
とは、上記rイミノ基jの水素原子が前記「低級アルキ
ル基」で置換された基を示し、例えば、メチルイミノ、
エチルイミノ、n−プロピルイミノ、イソプロピルイミ
ノ、n−ブチルイミノ、インブチルイミノ、S−ブチル
イミノ、t−ブチルイミノ、n−ペンチルイミノ、イン
ペンチルイミノ。 2−メチルブチルイミノ、ネオペンチルイミノ、ローヘ
キシルイミノ、4−メチルペンチルイミノ、3−メチル
ペンチルイミノ、2−メチルペンチルイミノ、3.3−
ジメチルブチルイミノ、2,2−ジメチルブチルイミノ
、1.1−ジメチルブチルイミノ、1.2−ジメチルブ
チルイミノ、1.3−ジメチルブチルイミノ、2゜3−
ジメチルブチルイミノのような炭素数1乃至6個の直鎖
又は分枝鎖アルキル゛イミノ基を示し、好適には炭素数
1乃至4個のアルキルイミノ基である。 M群の定義における「アリールイミノ基」とは、前記「
イミノ基」の水素原子が前記「アリール基」で置換され
た基を示し、例えば、フェニルイミノ、ナフチルイミノ
、2−メチルフェニルイミノ、4−メチルフェニルイミ
ノのような低級アルキル化フェニルイミノ基、2−メト
キシフェニルイミノ、4−メトキシフェニルイミノのよ
うな低級アルコキシ化フェニルイミノ基、2−クロロフ
ェニルイミノ、4−クロロフェニルイミノ、2−ブロム
フェニルイミノ、4−ブロムフェニルイミノ、2−フル
オロフェニルイミノ、4−フルオロフェニルイミノのよ
うなハロゲン化フェニルイミノ基、2−エトキシカルボ
ニルフェニルイミノ、4−エトキシカルボニルフェニル
イミノのような低級アルキル基で置換されてエステル型
となったカルボン酸残基で置換されたフェニルイミノ基
を挙げることができ、好適には、無置換のアリールイミ
ノ基、ハロゲン化アリールイミノ基及び低級アルキル化
アリールイミノ基であり、更に好適には、フェニルイミ
ノ、ハロゲン化フェニルイミノ、低級アルキル化フェニ
ルイミノである。 R6、R8及びN群の定義における「低級アルコキシ基
」とは1、前記「低級アルキル基Jが酸素原子に結合し
た基をいい、例えば、メトキシ、エトキシ、ロープロポ
キシ、インプロポキシ、ローブトキシ、イソブトキシ、
S−ブトキシ、t−ブトキシ、n−ベントキシ、イソペ
ントキシ、2−メチルブトキシ、ネオペントキシ、ロー
へキシルオキシ、4−メチルペントキシ、3−メチルペ
ントキシ、2−メチルペントキシ、3.3−ジメチルブ
トキシ、2.2−ジメチルブトキシ、1.1−ジメチル
ブトキシ、1.2−ジメチルブトキシ、1.3−ジメチ
ルブトキシ、2.3−ジメチルブトキシのような炭素数
1乃至6個の直鎖又は分枝鎖アルコキシ基を示し、好適
には炭素数1乃至4個のアルコキシ基である。 本発明の化合物(I)は、塩にすることができるが、そ
のような塩としては、好適にはナトリウム塩、カリウム
塩のようなアルカリ金属の塩、カルシウム塩、マグネシ
ウム塩のようなアルカリ土類金属の塩等の金属塩:弗化
水素酸塩、塩酸塩、臭化水素酸塩、沃化水素酸塩のよう
なハロゲン化水素酸塩、硝酸塩、過塩素酸塩、硫酸塩、
燐酸塩等の無機酸塩;メタンスルホン酸塩、トリフルオ
ロメタンスルホン酸塩、エタンスルホン酸塩のような低
級アルキルスルホン酸塩、ベンゼンスルホン酸塩、p−
トルエンスルホン酸塩のようなアリールスルホン酸塩、
フマール酸塩、コハク酸塩、クエン酸塩、酒石酸塩、蓚
酸塩、マレイン酸塩等の有“機酸塩及びグルタミン酸塩
、アスパラギン酸塩のようなアミノ酸塩を挙げることが
できる。 本発明の化合物(I)は、分子内に不斉炭素を有し、各
々が、R配位、S配位である立体異性体が存在するが、
その各々、或いはそれらの混合物のいずれもが本発明に
包含される。 本発明化合物(I)におい゛て、好適な化合物としては
、 +1+ Aが、式−CfR61[fCH,)−0R5]
−B−を有する基である化合物 +2+R6が、水素原子である化合物 (3)Bが、酸素原子、硫黄原子、メチレン基、ハロゲ
ン原子で置換されたメチレン基、低級アルコキシ基で置
換されたメチレン基、低級アルキルチオ基で置換された
メチレン基、水酸基で置換されたメチレン基、水酸基及
び低級アルキル基で置換されたメチレン基、低級アルキ
ルアミノ基で置換されたメチレン基、ジ低級アルキルア
ミノ基で置換されたメチレン基、オキソ基で置換された
メチレン基、チオキソ基で置換されたメチレン基、イミ
ノ基で置換されたメチレン基、低級アルキルイミノ基で
置換されたメチレン基、式・N−0R7を有する基で置
換されたメチレン基、式=NNHR7を有する基で置換
されたメチレン基、式=CHR8(式中、R8は水素原
子又は低級アルキル基を示す。)を有する基で置換され
たメチレン基である化合物。 (4)Bが、酸素原子、硫黄原子、メチレン基、クロル
メチレン基、ブロムメチレン基、フルオロメチレン基、
ジフルオロメチレン基、ジクロルメチレン基、メトキシ
メチレン基、メチルチオメチレン基、ヒドロキシメチレ
ン基、1.1−メチルヒドロキシメチレン基、メチルア
ミノメチレン基、ジメチルアミノメチレン基、オキソメ
チレン基、チオキソメチレン基、イミノメチレン基、メ
チルイミノメチレン基、オキシムメチレン基、0−メチ
ルオキシムメチレン基、ヒドラゾメチレン基、メチルヒ
ドラゾメチレン基、メチリデンメチレン、エチリデンメ
チレンである化合物。 +51R3、R4及びR5が、同−又は異なって、水素
原子、脂肪族アシル基、芳香族アシル基、低級アルコキ
シカルボニル基、シリル基、アラルキル基、アラルキル
オキシカルボニル基、アルケニルオキシカルボニル基及
び生体に投与する際のプロドラッグ化のための生体内で
加水分解され易い保護基である化合物。 +6+R3、R4及びR5が、同−又は異なって、水素
原子、アセチル基、クロルアセチル基、ジクロルアセチ
ル基、メトキシアセチル基、ベンゾイル基、2−クロル
ベンゾイル基、4−クロルベンゾイル基、4−メチルベ
ンゾイル基、メトキシカルボニル基、エトキシカルボニ
ル基、ベンジル基、ベンジルオキシカルボニル基、アリ
ルオキシカルボニル基、ピパロイルオキジメチルカルボ
ニル基である化合物。 +7)R3、R4及びR5のうちの、2つが一緒になっ
て、低級アルキリデン基、アラルキリデン基又はオキソ
メチレン基である化合物。 +8+R3、R4及びR5のうちの、2つが一緒になっ
て、イソプロピリデン基、ベンジリデン基又はオキソメ
チレン基である化合物。 (9)mが、1である化合物。 (1,0)R1及びR2が一緒になって示す、5乃至6
員複素環基が、窒素原子を少なくとも1個含み、酸素原
子又は硫黄原子を含んでいてもよい5乃至6貫複素環基
である化合物。 (lljRl及びR2が一緒になって示す、5乃至6員
複素環基が、イミダゾリジン環、ピロリジン環、イミダ
シリン環、ジヒドロピリミジン環、ピラジン環、オキサ
ゾリン理、オキサゾリジン環、チアゾリン環又はチアゾ
リジン環である化合物。 f121R1及びR2が一緒になって示す、5乃至6員
複素環基上の置換基が、低級アルキル基、アリール基、
オキソ基、チオキソ基、低級アルキルアミノ基、アリー
ルアミノ基、水酸基、アミン基の保護基である化合物。 (13)R1及びR2が一緒になって示す、置換されて
いてもよい5乃至6員複素環が、4.4−スピロ−2−
メチル−2−オキサゾリジン、4.4−スピロ−2−メ
チル−2−チアゾリジン、4,4−スピロ−2−フェニ
ル−2−オキサゾリジン、4.4−スピロ−2−フェニ
ル−2−チアゾリジン、5.5−スピロヒダントイン、
4.4−スピロオキサゾリン−2−オン、4.4−スピ
ロチアゾリン−2−オン、5.5−スピロオキサゾリン
−2−オン、5.5−スピロチアゾリン−2−オン、3
.3〜スピロピロリジン−2,5−ジオン、3.3−ス
ピロ−5−ヒドロキシピロリジン−2−オン、4.4−
スピロ−5−ヒドロキシピロリジン−2−オン、2.2
−スピロピロリジン−3,5−ジオン、3.3−スピロ
ピロリジン−2,5−ジオン、4.4−スピロイミダシ
リン−5−オン、4.4−スピロイミダシリン−2−オ
ン、4.4−スピロ−5−メチルチオイミダシリン−2
−オン、5.5−スピロ−(IH,3H1=5.6−シ
ヒドロピリミジンー2,4−ジオン、4,4−スピロ−
(II(、3H1−5,6−シヒドロビリミシンー2.
5−ジオン、6.6−スピロ−FLH93H1−5,6
−シヒドロピリミシンー2.4−ジオン、2.2−スピ
ロピラジン−3,5−ジオン、2.2−スピロピラジン
−3,6−ジオン、4,4−スピロオキサゾリジン−2
−チオン、5,5−スピロオキサゾリジン−2−チオン
、5,5−スピロヒダントイン−4−チオン、5.5−
スピロヒダントイン−2−チオン、5.5−スピロヒダ
ントインジチオン、5,5−スピロ−2−メチルアミノ
−2−イミダゾリジン−4−オン、5.5−スピロ−2
−アニリノ−2−イミダゾリジン−4〜オン、5.5−
スピロ−2−ベンジルアミノ−2−イミダゾリジン−4
−オン、5.5−スピロ−3−ヒドロキシヒダントイン
、5,5−スピロ−1−アセチル−3−ヒドロキシヒダ
ントイン、5,5−スピロ−1−アセチルヒダントイン
、5,5−スピロ−1−ベンジルオキシカルボニルヒダ
ントインである化合物。 を挙げることができる。 本発明の代表的化合物としては、例えば、第1表に記載
する化合物を挙げることができるが、本発明はこれらの
化合物に限定されるものではない。 尚、表中、 Acはアセチル基、 AOCはアリルオキシカルボニル、 BAはベンジルアミノ、 Bnはベンジル、 BOCはベンジルオキシカルボニル、 BOEはベンジルオキシエチル、 Bzはベンゾイル基、 2CBは2−クロルベンゾイル、 4CBは4−クロルベンゾイル、 CMCはクロルメチルカルボニル基、 DCMCはジクロルメチルカルボニル、DMBSはジメ
チルt−ブチルシリル、ECはエトキシカルボニル、 HEはヒドロキシエチル、 I PRDはインプロピリデン、 MAはメチルアミン、 4MBは4−メチルベンゾイル、 MCはメトキシカルボニル、 M M Cはメトキシメチルカルボニル、4 M t 
Bは4−メトキシベンジル、PAはフェニルアミノ、 Phはフェニル、 POMCはピバロイルオキシメトキシカルボニルを示す
。 / / / / 上記例示化合物のうち、好適な化合物としては、l、2
.69.71.89.95.108.134.185.
186.212及び439の化合物を挙げることができ
る。 更に、好適な化合物としては、■、2.69.71.9
5,185.186及び212の化合物を挙げることが
できる。 最も、好適な化合物としては、l及び2の化合物を挙げ
ることができる。 本発明のスピロ化合物は、以下に記載する方法によって
製造することができる。
【A法】
【A法】は、RIL基が、水素原子又は水酸基である本
願発明化合物(8)を製造する工程である。 上記式中、R3、R4及びR5は、前記と同意義を示す
。 R7及びR8は、前記[水酸基の保護基」と同様の基を
示し、 R9は、水素原子又は前記「低級アルキル基」、前記[
ハロゲノ低級アルキル基」、前記「アラルキル基」のよ
うなカルボキシ基の保護基を示し、 R1(lは、水素原子、保護された水酸基(該保護基は
前記と同意義を示す。)又は 一般式〜CfR14) (R151−COOR13を有
する基(式中、R13は、前記「カルボキシ基の保護基
」と同様の基を示し、R14及びR15は、同−又は異
なって、水素原子、前記「低級アルキル基」又は前記「
アリール基」と同様の基を示す#)を示し、RI2は、
前記「低級アルキル基に前記「低級アルキル基」が酸素
原子に結合したアルキルオキシ基;例えばフェニル、ナ
フチルのような炭素数5乃至12個のアリール基(゛該
アリール基は、環上に、1乃至4個の下記より選択され
る置換基を有していてもよ(、かかる置換基としては、
アミノ基、ニトロ基;シアノ基;前記[低級アルキル基
J、前記[ハロゲノ低級アルキル」又は前記「アラルキ
ル基jで置換されていてもよいカルボキシ基;カルバモ
イル基;前記「ハロゲン原子」;前記「低級アルキル基
」 ;前記「アルキルオキシ基」 ;前記[ハロゲノ低
級アルキル基」及び前記「脂肪族アシル基」を挙げるこ
とができ、好適には、ハロゲン原子又は低級アルキル基
である。);前記「アリール基jが酸素原子に結合した
アリールオキシ基又は前記[ジ低級アルキルアミノ基」
を示す。 B゛は、酸素原子又は硫黄原子を示し、Yは、酸素原子
、硫黄原子又は一般弐NR16を有する基(式中、R1
6は、前記[低級アルキル基J、前記[アリール基J、
前記「アラルキル基J又は前記「シクロアルキル基」と
同様の基を示す、]を示し、 R11は、水素原子又は水酸基を示す。 原料化合物である(1)は、例えば、モファット等(ジ
ャーナル オブ オーガニック ケミストリー、41.
1936 F1976+1の報告に従って、立体選択的
に合成することができる。 第1工程は、化合物(1)の水酸基の保護基であるR7
基のみ又はR7及びR8を除去し、所望により、保護基
を除去した1級水酸基を再び保護し1次に、】位に直結
する水酸基を、触媒の存在下にアジド基に変換し、化合
物(2)を製造する工程である。 水酸基の保護基の除去は、その種類によって異なるが、
一般にこの分野の技術において周知の方法によって以下
の様に実施される。 水酸基の保護基として、トリ低級アルキルシリル基を使
用した場合には、通常弗化テトラブチルアンモニウムの
ような弗素アニオンを生成する化合物で処理することに
より除去する。反応溶媒は反応を阻害しないものであれ
ば特に限定はないが、テトラヒドロフラン、ジオキサン
のようなエーテル類が好適である。反応温度及び反応時
間は特′に限定はないが、通常室温で30分乃至18時
間反応させる。 水酸基の保護基が、アラルキルオキシカルボニル基又は
アラルキル基である場合には、通常、還元剤と接触させ
ることにより除去することができる。例えば、パラジウ
ム炭素、白金、ラネーニッケルのような触媒を用い、常
温にて接触還元を行なうことにより達成される。反応は
溶媒の存在下に行なわれ、使用される反応溶媒としては
本反応に関与しないものであれば特に限定はないが、メ
タノール、エタノールのようなアルコール類、テトラヒ
ドロフラン、ジオキサンのようなエーテル類、酢酸のよ
うな脂肪酸又はこれらの有機溶媒と水との混合溶媒が好
適である。反応温度及び反応時間は出発物質及び使用す
る還元剤等によって異なるが、通常は0℃乃至室温で、
5分乃至12時間である。 又、液体アンモニア中若しくはメタノール、エタノール
のようなアルコール中において、−78乃至−20℃で
、金属リチウム若しくはナトリウムを作用させることに
よっても除去できる。 更に、塩化アルミニウムー沃化ナトリウム又はトリメチ
ルシリルイオダイドのようなアルキルシリルハライド類
を用いても除去することができる。 反応は溶媒の存在下に行なわれ、使用される反応溶媒と
しては本反応に関与しないものであれば特に限定はない
が、好適には、アセトニトリルのようなニトリル類、メ
チレンクロリド、クロロホルムのようなハロゲン化炭化
水素類又はこれらの混合溶媒が使用される。反応温度は
出発物質等によって異なるが、通常は0℃乃至50℃で
ある。 尚、反応基質が硫黄原子を有する場合においては、好適
には、塩化アルミニウムー沃化ナトリウムが用いられる
。 水酸基の保護基が、脂肪族アシル基、芳香族アシル基又
はアルコキシカルボニル基である場合には、溶媒の存在
下に、塩基で処理することにより除去することができる
。塩基としては、化合物の他の部分に影響を与えないも
のであれば特に限定はないが、好適にはナトリウムメト
キシドのような金属アルコラード類、アンモニア水、炭
酸ナトリウム、炭酸カリウムのようなアルカリ金属炭酸
塩、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムのようなアルカ
リ金属水酸化物又は濃アンモニア−メタノールを用いて
実施される。使用される溶媒としては通常の加水分解反
応に使用されるものであれば特に限定はなく、水、メタ
ノール、エタノール、n−プロパツールのようなアルコ
ール類若しくはテトラヒドロフラン、ジオキサンのよう
なエーテル類のような有機溶媒又は水と有機溶媒との混
合溶媒が好適である。反応温度及び反応時間は出発物質
及び用いる塩基等によって異なり特に限定はないが、副
反応を抑制するために、通常はO’C乃至150℃で、
l乃至10時間である。 水酸基の保護基が、アルコキシメチル基、テトラヒドロ
ピラニル基、テトラヒドロフラニル基又は置換されたエ
チル基である′場合には、通常溶媒中で酸で処理するこ
とにより除去することができる。使用される酸としては
、好適には塩酸、酢酸−硫酸、p−トルエンスルホン酸
又は酢酸等である。使用される溶媒としては本反応に関
与しないものであれば特に限定はないが、メタノール、
エタノールのようなアルコール類;テトラヒドロフラン
、ジオキサンのようなエーテル類又はこれらの有機溶媒
と水との混合溶媒が好適である。反応温度及び反応時間
は出発物質及び用いる酸の種類等によって異なるが、通
常は0℃乃至50’Cで、10分乃至18時間である。 水酸基の保護基が、アルケニルオキシカルボニル基であ
る場合は、通常前記水酸基の保護基が脂肪族アシル基、
芳香族アシル基又はアルコキシカルボニル基である場合
の除去反応の条件と同様にして塩基と処理することによ
り脱離させることができる。尚、アリルオキシカルボニ
ルの場合は、特にパラジウム及びトリフェニルホスフィ
ン若しくはニッケルテトラカルボニルを使用して除去す
る方法が簡便で、副反応が少な(実施することができる
。 所望の工程である、水酸基の保護化は、常法に従って、
例えば、ジメチルt−ブチルシリル化、ジフェニルメチ
ルシリル化、トリフェニルシリル化のようなシリル化の
場合には、トリエチルアミン、ピリジンのような有機塩
基類の存在下に、相当するシリルハライドを反応させる
ことにより達成される。 一方、アセチル化、ベンゾイル化のようなアシル化の場
合には、上記塩基の存在又は非存在下に、相当するカル
ボン酸の活性体(例えば、酸ハライド、酸無水物)を反
応させることにより達成される。 次の工程である、アジド化は以下の様にして実施される
。 使用される溶媒としては、反応を阻害せず、出発物質を
ある程度溶解するものであれば特に限定はないが、好適
には、ベンゼン、トルエン、キシレンのような芳香族炭
化水素類:メチレンクロリド、クロロホルムのようなバ
ロゲン化炭化水素類;エーテル、テトラヒドロフラン、
ジオキサン、ジメトキシエタンのようなエーテル類又は
アセトニトリルのようなニトリル類を挙げることができ
る。 使用される試薬としては、通常、アジド化に使用される
ものであれば特に限定はないが、好適には、トリメチル
シリルアジド、トリエチルシリルアジドのようなトリア
ルキルシリルアジド類又はアジ化ナトリウム、アジ化カ
リウムのようなアジ化アルカリ金属塩類を挙げることが
できる。 使用される触媒としては、トリメチルシリルトリフレー
ト、トリエチルシリルトリフレートのようなトリアルキ
ルシリルトリフレート類、トリフルオロボランエテレー
ト、塩化アルミニウム、塩化亜鉛のようなルイス酸が用
いられる。 反応温度は一1O℃乃至150℃で行なわれ、反応時間
は、主に反応温度、原料化合物又は使用される溶媒の種
類によって異なるが、通常30分乃至15時間である。 反応終了後、本反応の目的化合物(2)は常法に従って
、反応混合物から採取される。例えば、反応混合物に水
と混和しない有機溶媒を加え、水洗後、溶剤を留去する
ことによって得られる。得られた目的化合物は必要なら
ば、常法、例えば再結晶、再沈殿又はクロマトグラフィ
ー等によって更に精製できる。 11工1、化合物(2)の1位に結合したヒドロキシメ
チル基を、ホルミル基に変換し、化合物(3)を製造す
る工程である。 使用される溶媒としては、反応を阻害せず、出発物質を
ある程度溶解するものであれば特に限定はないが、好適
には、ベンゼン、トルエン、キシレンのような芳香族炭
化水素類;メチレンクロリド、クロロホルムのようなハ
ロゲン化炭化水素類;エーテル、テトラヒドロフラン、
ジオキサン、ジメトキシエタンのようなエーテル類;ジ
メチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、ヘキサメ
チルホスホロトリアミドのようなアミド類;ジメチルス
ルホキシドのようなスルホキシド類;水:アセトン、メ
チルエチルケトンのようなケトン類又はアセ)・ニトリ
ルのようなニトリル類を挙げることができる。 使用される試薬は、比較的緩和な酸化剤であれば、特に
限定はないが、好適には、二酸化マンガンのような酸化
マンガン頚;クロム酸のようなりロム酸類;四酸化ルテ
ニウムのような酸化ルテニウム類又はDMSO酸化、に
使用される試薬(ジメチルスルホキシドとジシクロへキ
シルカルボジイミド、オキザリルクロリド、無水酢酸若
しくは五酸化燐との錯体又はピリジン−無水硫酸の錯体
)である。 反応温度は一50℃乃至100℃で行なわれ、反応時間
は、主に反応温度、原料化合物又は使用される溶媒の種
類によって異なるが、通常30分乃至15時間である。 反応終了後、本反応の目的化合物(3)は常法に従って
、反応混合物から採取される。例えば、反応混合物に水
と混和しない有機溶媒を加え、水洗後、溶剤を留去する
ことによって得られる。得られた目的化合物は必要なら
ば、常法、例えば再結晶、再沈殿又はクロマトグラフィ
ー等によって更に精製できる。 第3工程は、化合物(3)のホルミル基を、カルボキシ
基に酸化し、所望により、カルボキシ基を保護し、化合
物(4)を製造する工程である。 使用される溶媒としては、反応を阻害せず、出発物質を
ある程度溶解するものであれば特に限定はないが、好適
には、ベンゼン、トルエン、キシレンのような芳香族炭
化水素類:メチレンクロリド、クロロホルムのようなハ
ロゲン化炭化水素類;メタノール、エタノール、ローブ
ロバノール、インプロパツール、n−ブタノール、イン
ブタノール、イソアミルアルコールのようなアルコール
類;水又はアセトンのようなケトン類を挙げることがで
きる。 使用される酸化剤は、通常、アルデヒド基をカルボキシ
基に変換できるものであれば、特に限定はないが、好適
には、過マンガン酸カリウムのような過マンガン酸塩類
;クロム酸類;過酸化水素水のような無機過酸化物又は
亜塩素酸カリウム、亜塩素酸ナトリウムのような亜塩素
酸塩類を挙げることができる。 反応温度は室温乃至100℃で行なわれ、反応時間は、
主に反応温度、原料化合物又は使用される溶媒の種類に
よって異なるが、通常30分乃至15時間である。 反応終了後、本反応の目的化合物(4)は常法に従って
、反応混合物から採取される。例えば、反応混合物に水
と混和しない有機溶媒を加え、水洗後、溶剤を留去する
ことによって得られる。得られた目的化合物は必要なら
ば、常法、例えば再結晶、再沈殿又はクロマトグラフィ
ー等によって更に精製できる。 所望によるカルボキシ基の保護化の工程は、常法に従っ
て行なわれ、例えば、ジアゾメタン、ジフェニルジアゾ
メタン等のアルキル化剤と反応させることによる。 尚、化合物(2)を用い、上記第2工程及び第3工程の
酸化を一工程で行ない、化合物(4)を合成することも
できる。 使用される溶媒としては、反応を阻害せず、出発物質を
ある程度溶解するものであれば特に限定はないが、好適
には、メチレンクロリド、クロロホルム、四塩化炭素の
ようなハロゲン化炭化水素類:水;硫酸水のような希釈
酸:水酸化ナトリウム水のような希釈塩基;アセトンの
ようなケトン類;アセトニトリルのようなニトリル類又
はピリジンのような有機塩基を挙げることができる。 使用される酸化剤は、通常、ヒドロキシメチル基をカル
ボキシ基に変換できるものであれば、特に限定はないが
、好適には、過マンガン酸カリウムのような過マンガン
酸塩類;クロム酸−硫酸錯体、クロム酸−ピリジン錯体
のようなりロム酸錯体類又は四酸化ルテニウムのような
酸化ルテニウム類を挙げることができる。 反応温度は室温乃至100℃で行なわれ、反応時間は、
主に反応温度、原料化合物又は使用される溶媒の種類に
よって異なるが、通常30分乃至15[1間である。 上記酸化反応においては、トリエチルペンジノアンモニ
ウム クロライド、トリブチルペンジノ1アンモニウム
 プロミドのような層間移動触媒イ加えることによって
反応が加速される。 夏土工五ぶ、化合物(4)のカルボキシ基をアミド基に
変換し、所望により、アミド基を保護し、化合物(5)
を製造する工程である。 反応は、エステル−アミド交換又は活性化さゎた酸残基
(例えば、酸ハライド、酸無水物等)に変換し、相当す
るアミン(例えば、アンモニアガス)と反応させる方法
によって行なわれる。 活性化された酸残基としては、特に、トリエチルアミン
のような塩基の存在下に、クロロ蟻酸メチル、クロロ蟻
酸エチルのようなりロロM酸エステル類と処理して得ら
れる酸無水物が好ましい。 使用される溶媒としては、反応を阻害せず、出発物質を
ある程度溶解するものであれば特に限定寺  はないが
、好適には、ベンゼン、トルエン、キシレンのような芳
香族炭化水素類;メチレンクロリド、クロロホルムのよ
うなハロゲン化炭化水素類;酢酸エチル、酢酸プロピル
のようなエステル類;エーテル、テトラヒドロフラン、
ジオキサン、ジメトキシエタンのようなエーテル類又は
アセトニトリルのようなニトリル類を挙げることができ
る。 反応温度は一1O℃乃至150℃で行なわれ、反応時間
は、主に反応温度、原料化合物又は使用される溶媒の種
類によって異なるが、通常10分乃至15時間である。 反応終了後、本反応の目的化合物(5)は常法に従って
、反応混合物から採取される。例えば、反応混合物に水
と混和しない有機溶媒を加え、水洗後、溶剤を留去する
ことによって得られる。得られた目的化合物は必要なら
ば、常法、例えば再結晶、再沈殿又はクロマトグラフィ
ー等によって更に精製できる。 募旦工1は、化合物(5)のアジド基から脱窒素し、燐
イリドに変換し、化合物(6)を製造する工程である。 使用される溶媒としては、反応を阻害せず、出発物質を
ある程度溶解するものであれば特に限定はないが、好適
には、ベンゼン、トルエン、キシレンのような芳香族炭
化水素類;メチレンクロリド、クロロホルムのようなハ
ロゲン化炭化水素類;エーテル、テトラヒドロフラン、
ジオキサン、ジメトキシエタンのようなエーテル類又は
アセトニトリルのようなニトリル類を挙げることができ
る。 使用される試薬としては、トリフェニルホスフィンのよ
うなトリアリールホスフィン、トリブチルホスフィンの
ようなトリアルキルホスフィン、トリメチルホスファイ
ト、トリエチルホスファイトのようなトリ、アルキルホ
スファイト、トリフェニルホスファイトのようなトリア
リールホスファイト、ヘキサメチルホスホナミドのよう
なホスホンアミド等の3価の燐化合物である。 反応温度は室温乃至100℃で行なわれ、反応時間は、
主に反応温度、原料化合物又は使用される溶媒の種類に
よって異なるが、通常30分乃至24時間である。 反応終了後、本反応の目的化合物(6)は常法に従って
、反応混合物から採取される。例えば、反応混合物に水
と混和しない有機溶媒を加え、水洗後、溶剤を留去する
ことによって得られる6得られた目的化合物は必要なら
ば、常法、例えば再結晶、再沈殿又はクロマトグラフィ
ー等によって更に精製できる。 尚、単離精製することな(、第6エ程に移行することも
できる。 1旦工1は、化合物(6) と一般式Y=C=Xを有す
る化合物(式中、Yは前記と同意義を示し、Xは酸素原
子又は硫黄原子を示す。)を反応させて、閉環して、化
合物(7)を製造する工程である。 尚、所望により、生成したアミド基を常法に従って保護
することもできる。 使用される溶媒としては、反応を阻害せず、出発物質を
ある程度溶解するものであれば特に限定はないが、好適
には、ベンゼン、トルエン、キシレンのような芳香族炭
化水素類:メチレンクロリド、クロロホルムのようなハ
ロゲン化炭化水素類;エーテル、テトラヒドロフラン、
ジオキサン、ジメトキシエタンのようなエーテル類又は
アセトニトリルのようなニトリル類を挙げることができ
る。 反応温度は室温乃至100℃で行なわれ、反応時間は、
主に反応温度、原料化合物又は使用される溶媒の種類に
よって異なるが、通常1時間乃至1日間である。 反応終了後、本反応の目的化合物(7)は常法に従って
、反応混合物から採取される。例えば、反応混合物に水
と混和しない有機溶媒を加え、水洗後、溶剤を留去する
ことによって得られる。得られた目的化合物は必要なら
ば、常法、例えば再結晶、再沈殿又はクロマトグラフィ
ー等によって更に精製できる。 第7エ程は、化合物(7)の水酸基の保護基を、第1工
程に準じて除去し、本願化合物(8)を製造する工程で
ある。 尚、所望により、生成したアミド基を常法に従って保護
することもできる。
【B法】
【B法】は、5員−6貝の゛本願スピロ化合物(13)
を製造する工程である。 上記式中、R3、R4、R5、R13、R14、R15
及びB゛は、前記と同意義を示す。 第8工程は、化合物(5)のRIO基が、一般式−C(
R141fR151−GOOR13を有する基C式中、
R13、R14及びR15は、前記と同意義を示す。)
である化合物(9)のアジド基を還元し、化合物(10
)を製造する工程である。 還元反応は、通常、アジドをアミノに還元できる反応で
あれば特に限定はないが、好適には、■亜鉛を使用し、
塩化アンモニウム/水−メタノール中、又は、水−塩酸
−アセトン中で行う反応■水素化ホウ素ナトリウム、水
素化アルミニウムリチウム、水素化テルルナトリウムの
ようなヒドリド試薬を使用し、メタノール、エタノール
のようなアルコール類、エーテル、テトラヒドロフラン
のようなエーテル類又は上記の混合溶媒中で行う反応 ■パラジウム炭素、白金5ラネーニツケルのよ−な触媒
を用い、メタノール、エタノールのようンアルコール類
、テトラヒドロフラン、ジオキサ二のようなエーテル類
、酢酸のような脂肪酸又はこれらの有機溶媒と水との混
合溶媒中、常温にてt触還元を行なう反応 等により、常法に従って達成される。 反応終了後、本反応の目的化合物(10)は常法番。 従って、反応混合物から採取される。例えば、B応混合
物に水と混和しない有機溶媒を加え、水δ後、溶剤を留
去することによって得られる。得ぐれた目的化合物は必
要ならば、常法、例えば再馳晶、再沈殿又はクロマトグ
ラフィー等によって9に精製できる。 l工U、化合物(lO)のカルボキシ基の保護基R13
を除去し、化合物fil)を製造する工程でaる。 保護基の除去は、その種類によって異なるが、一般にこ
の分野の技術において周知の方法によ1〉  で以下の
様に実施される。 i   カルボキシ基の保護基として、低級アルキル基
/  又はアリール基を使用した場合には、酸又は塩基
で処理することにより除去することができる。 竪   酸としては、塩酸、硫酸、リン酸、臭化水素酸
が用いられ、塩基としては、化合物の他の部分に影響を
与えないものであれば特に限定はないが、′   好適
には炭酸ナトリウム、炭酸カリウムのようなと  アル
カリ金属炭酸塩、水酸化ナトリウム、水酸化し   カ
リウムのようなアルカリ金属水酸化物を用いて実施され
る。 尚、酸及び塩基による加水分解では異性化が起こること
がある。 使用される溶媒としては通常の加水分解反応に使用され
るものであれば特に限定はなく5水又は1  水とメタ
ノール、エタノール、n−プロパツール)   のよう
なアルコール類若しくはテトラヒドロフラン、ジオキサ
ンのようなエーテル類のような有機溶媒との混合溶媒が
好適である。反応温度及び反応時間は出発物質及び用い
る塩基等によって異なり特に限定はないが、副反応′を
抑制するために、通常は0℃乃至80℃で、l乃至10
時間である。 カルボキシ基の保護基がジフェニルメチルのようなジア
リール置換メチル基である場合には、J常酸性条件下で
除去する。使用される反応溶媒としてはアニソールのよ
うな芳香族炭化水素類がよ(、酸としてはトリフルオロ
酢酸のようなフッ素置換有機酸が用いられる。反応温度
及び反応時間は出発物質等によって異なるが、通常は室
温で3(分乃至10時間である。 カルボキシ基の保護基がアラルキル基又はハロゲノ低級
アルキル基である場合には、通常還元剤と接触させるこ
とにより除去する゛ことができる。 還元剤としては、カルボキシ基の保護基がハロゲノ低級
アルキル基である場合には、亜鉛−酢酸が好適であり、
アラルキル基である場合には、パラジウム炭素、白金の
ような触媒を用い、接触還元を行なうか、又は硫化カリ
ウム、硫化ナトリウムのようなアルカリ金属硫化物を用
いて実施される。 反応は溶媒の存在下に行なわれ、使用される溶媒として
は本反応に関与しないものであれば特に限定はないが、
メタノール、エタノールのような萱   アルコール類
;テトラヒドロフラン、ジオキサンのようなエーテル類
;酢酸のような脂肪酸又はこれらの有機溶媒と水との混
合溶媒が好適である。 反応温度及び反応時間は出発物質及び用いる還i   
元剤等によって異なるが、通常は0℃乃至室温付〕  
近で、5分乃至12時間である。 カルボキシ基の保護基がアルコキシメチル基である場合
には、通常酸で処理することにより除去することができ
る。使用される酸としては、好適には塩酸、酢酸−硫酸
又はI)−トルエンスルホン酸−酢酸等である。反応は
溶媒の存在下に行なわれ、使用される溶媒としては本反
応に関与しないものであれば特に限定はないが、メタノ
ール、エタノールのようなアルコール類;テトラヒドロ
フラン、ジオキサンのようなエーテル類又はこれらの有
機溶媒と水との混合溶媒が好適である。反応温度及び反
応時間は出発物質及び用いる酸の種類等によって異なる
が、通常は0℃乃至50℃で、10分乃至18時間であ
る。 尚、所望により、常法に従って、上記生成したカルボン
酸化合物を水と酢酸エチルのような水と混和しない有機
温媒との混合溶媒に溶かし、炭酸水素ナトリウム水溶液
、炭酸カリウム水溶液のようなアルカリ金属炭酸塩若し
くは重炭酸塩水溶液を、0℃乃至室温下に加え、pH7
付近とし析出した沈殿を濾取することによりアルキル金
属塩を形成することができる。 反応終了後、本反応の目的化合物(11)は常法に従っ
て、反応混合物から採取される。例えば、反応混合物に
水と混和しない有機溶媒を加え、水洗後、溶剤を留去す
ることによって得られる。得られた目的化合物は必要な
らば、常法、例えば再結晶、再沈殿又はクロマトグラフ
ィー等によって更に精製できる。 夏側工1は、化合物(11)を、溶媒及び塩基の存在下
に、縮合剤により閉環し、化合物(12)を製造する工
程である。 尚、所望により、生成したアミド基を常法に従って保護
することもできる。 使用される縮合剤としては、例えば、アゾジカルボン酸
ジエチル−トリフェニルホスフィンのようなアゾジカル
ボン酸ジ低級アルキル−トリフェニルホスフィン類、N
−エチル−5−フェニルイソオキサゾリウム−3°−ス
ルホナートのようなN−低級アルキルー5−アリールイ
ソオキサゾリウム−3゛−スルホナート類、N’、N’
−ジシクロへキシルカルボジイミドのようなN’、N−
ジシクロアルキルカルボジイミド類、ジー2−ピリジル
ジセレニドのようなジムテロアリールジセレニド類、ト
リフェニルホスフィンのようなトリアリールホスフィン
類、p−二トロベンゼンスルホニルトリアゾリドのよう
なアリールスルホニルトリアゾリド類、2−クロル−1
−メチルピリジニウム ヨーダイトのような2−ハロー
1−低級アルキルピリジニウム ハライド及びジフェニ
ルホスホリルアジドのようなジアリールホスホリルアジ
ド類を挙げることができるが、好適には、ジアリールホ
スホリルアジド類である。 使用される塩基としては、通常の反応において塩基とし
て使用されるものであれば特に限定はないが、好適には
、水素化リチウム、水素化ナトリウム、水素化カリウム
のようなアルカリ金属水素化物等の無機塩基類;トリエ
チルアミン、トリブチルアミン、ジイソプロピルエチル
アミン、N−メチルモルホリン、ピリジン、4− fN
、 N−ジメチルアミノ)ピリジン、N、N−ジメチル
アニリン、N、N−ジエチルアニリン、1.5−ジアザ
ビシクロ[4,3,0] ノナ−5−エン、1.4−ジ
アザビシクロ[2,2,2]オクタン(DABCO) 
、1.8−ジアザビシクロ[5,4,0] ウンデク−
7〜エン(DBUIのような有機塩基類又はブチルリチ
ウム、リチウムジイソプロピルアミドのような有機金属
塩基類を挙げることができる。 使用される溶媒としては、反応を阻害せず、出発物質を
ある程度溶解するものであれば特に限定はないが、好適
には、ベンゼン、トルエン、キシレンのような芳香族炭
化水素類;メチレンクロリド、クロロホルム、四塩化炭
素、ジクロロエクン、クロロベンゼン、ジクロ゛ロベン
ゼンのようなハロゲン化炭化水素類;酢酸エチル、酢酸
プロピル、酢酸ブチルのようなエステル類;ジエチルエ
ーテル、ジイソプロピルエーテル、テトラヒドロフラン
、ジオキサン、ジメトキシエタンのようなエーテル類;
アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケト
ンのようなケトン類;ニトロエタン、ニトロベンゼンの
ようなニトロ化合物類;アセトニトリル、インブチロニ
トリルのようなニトリル類を挙げることができる。 反応温度は一1O℃乃至100℃で行なわれるが、好適
には、20℃乃至80℃である。反応時間は、主に反応
温度、原料化合物又は使用される溶媒の種類によって異
なるが、通常l乃至6時間である。 反応終了後、本反応の目的化合物(12)は常法に従っ
て、反応混合物から採取される。例えば、反応混合物に
水と混和しない有機溶媒を加え、水洗後、溶剤を留去す
ることによって得られる。得られた目的化合物は必要な
らば、常法、例えば再結晶、再沈殿又はクロマトグラフ
ィー等によって更に精製できる。 1u工1は、化合物(12)の水酸基の保護基を、第1
工程に準じて除去し、本願化合物(13)を製造する工
程である。 尚、所望により、生成したアミド基を常法に従
【C法】
【C法】は、本願発明化合物(17)を製造する方法で
ある。 上記式中、R3、R4、R5、Bo及びXは前記と同意
義を示す。 R17及びR18は、同−又は異なって、前記rハロゲ
ン原子」 ;前記「低級アルコキシ基」;イミダゾール
、1.2.4−トリアゾールのようなアゾール類:フェ
ノキシ、4−クロルフェノキシのような。 前記「アリール基」が酸素原子に結合したアリールオキ
シ基を示し、 。 R19は、前記[トリ低級アルキルシリル基J又はトリ
メチル錫、トリエチル錫、トリプロピル錫、メチルジエ
チル錫、ジメチルエチル錫のようなトリ低級アルキル錫
類を示す。 第12工程は、化合物(2)の水酸基の保護基R8を、
第1工程に準じて除去し、化合物(14)を製造する工
程である。 1且工1は、化合物(14)のアジド基を、第8工程に
準じて還元し、アミノ化合物(15)を製造する工程で
ある。 夏月工韮は、化合物(15)を、 一般式fR17) (R18) C=Xを有する化合物
(式中、R17、R18及びXは前記と同意義を示す。 )と、塩基の触媒下に反応させ、閉環して、化合物(1
6)を製造する工程である。 尚、所望により、生成したアミド基を常法に従って保護
することもできる。 使用される塩基としては、通常の反応において塩基とし
て使用されるものであれば特に限定はないが、好適には
炭酸ナトリウム、炭酸カリウムのようなアルカリ金属炭
酸塩;炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウムのような
アルカリ金属炭酸水素塩;水素化リチウム、水素化ナト
リウム、水素化カリウムのようなアルカリ金属水素化物
等の無機塩基類ニトリエチルアミン、トリブチルアミン
、ジイソプロピルエチルアミン、N−メチルモルホリン
、ピリジン、4− [N、N−ジメチルアミノ)ビリジ
ン、N、N−ジメチルアニリン、N、N−ジエチルアニ
リン、1.5−ジアザビシクロ[4,3,Ol ノナ−
5−エン、1.4−ジアザビシクロ[2,2,21オク
タン[DABCOl 、 1.8−ジアザビシクロ[5
,4,0] ウンデク−7−エンfDBU)のような有
機塩基類又はブチルリチウム、リチウムジイソプロピル
アミドのような有機金属塩基類を挙げることができる。 使用される溶媒としては、反応を阻害せず、出発物質を
ある程度溶解するものであれば特に限定はないが、好適
には、ベンゼン、トルエン、キシレンのような芳香族炭
化水素類;メチレンクロリド、クロロホルム、四塩化炭
素、ジクロロエタンのようなハロゲン化炭化水素類:酢
酸エチル、酢酸プロピルのようなエステル類;ジエチル
エーテル、ジイソプロピルエーテル、テトラヒドロフラ
ン、ジオキサン、ジメトキシエタン、ジエチレングリコ
ールジメチルエーテルのようなエーテル類:アセトン、
メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトンのような
ケトン類;アセトニトリル、イソブチロニトリルのよう
なニトリル類:ホルムアミド、ジメチルアセトアミド、
ジメチルアセトアミド、ヘキサメチルホスホロトリアミ
ドのようなアミド類;ジメチルスルホキシド、スルホラ
ンのようなスルホキシド類を挙げることができる。 反応温度は一1O℃乃至170℃で行なわれるが、好適
には、25℃乃至150℃である。反応時間は、主に反
応温度、原料化合物又は使用される溶媒の種類によって
異なるが、通常1時間乃至5日間である。 反応終了後、本反応の目的化合物(16)は常法に従っ
て、反応混合物から採取される。例えば、反応混合物に
水と混和しない有機溶媒を加え、水洗後、溶剤を留去す
ることによって得られる。得られた目的化合物は必要な
らば、常法、例えば再結晶、再沈殿又はクロマトグラフ
ィー等によって更第15工程は、化合物fl)を。 一鍜式R19−N=C=Xを有するインシアネート類化
合物(式中、R19及びXは前記と同意義を示す。)と
、ルイス酸の触媒下に反応させ、閉環して、化合物(1
6)を製造する工程である。 尚、所望により、生成したアミド基を常法に従って保護
することもできる。 使用されるルイス酸としては、通常、ルイス酸として使
用されるものであれば、特に限定はないが、好適には、
トリメチルシリルトリフルオロメタンスルホネートのよ
うなトリ低級アルキルシリルトリフルオロメタンスルホ
ネート印、四塩化錫のような錫類、臭化亜鉛のような亜
鉛類、四塩化チタンのようなチタン類又は過塩素酸トリ
メチルシリルエステル、過塩素酸トリフェニルメチルエ
ステルのような過塩素酸類である。 使用される溶媒としては、反応を阻害せず、出発物質を
ある程度溶解するものであれば特に限定はないが、好適
には、ベンゼン、トルエン、キシレンのような芳香族炭
化水素類;メチレンクロリド、クロロホルム、四塩化炭
素、ジクロロエタン、クロロベンゼン、ジクロロベンゼ
ンのようなハロゲン化炭化水素類;ジエチルアニリン、
ジイソプロピルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキ
サン、ジメトキシエタン、ジエチレングリコールジメチ
ルエーテルのようなエーテル類;アセトニトリル、イソ
ブチロニトリルのようなニトリル類である。 反応温度は一1O℃乃至50℃で行なわれるが、好適に
は、0℃乃至25℃である。反応時間は、主に反応温度
、原料化合物又は使用される溶媒の種類によって異なる
が、通常0.5乃至4時間である。 反応終了後、本反応の目的化合物(16)は常法に従っ
て、反応混合物から採取される0例えば、反応混合物に
水と混和しない有機溶媒を加え、水洗後、溶剤を留去す
ることによって得られる。得られた目的化合物は必要な
らば、常法、例えば再結晶、再沈殿又はクロマトグラフ
ィー等によって更に精製できる。 1旦工1は、化合物(16)の水酸基の保護基を、第1
工程に準じて除去し、本願化合物(17)を製幻する工
程である。 尚、所望により、生成したアミド基を常法に程って保護
することもできる。
【D法】
ε
【D法】は、本願発明化合物(19)を製造する方法で
ある。 上記式中、R3、R4、R5及びBoは前記と同意義を
示す。 R20は、前記「低級アルキル基」 ;前記[アリール
基J ;前記「アラルキル基」 ;前記「シクロアルキ
ル基J ;前記「低級アルケニル基」又は前記「低級ア
ルキニル基」と同様の基を示す。 1H工1は、化合物+11を、 −M式R20−CNを有するシアノ化合物(式中、R2
0は前記と同意義を示す、)と、第15工程に準じて、
ルイス酸の触媒下に反応させ、閉環して、化合物(18
)を製造する工程である。 尚、所望により、生成したアミド基を常法に従って保護
することもできる。 但し、反応は、無溶媒下、化合物+1)に対して、一般
式820−CNを有するシアノ化合物(式中、R20は
前記と同意義を示す。)を3乃至20当量反応させるこ
とによって実施される。 夏卦工1は、化合物(18)の゛水酸基の保護基を。 第1工程に準じて除去し、本願化合物(19)を製造す
る工程である。 尚、所望により、生成したアミド基を常法に従って保護
することもできる。
【E法】
【E法】は、本願発明化合物(27)を製造する方法で
ある。 上記式中、R3、R4、R5及びB“は前記と同意義を
示す。 R21は、R19の定義における「トリ低級アルキルシ
リル基」及び[トリ低級アルキル錫]と同様の基ニジメ
チルアルミニウム、ジエチルアルミニウム、メチルエチ
ルアルミニウムのような「ジ低級アルキルアルミニウム
:銅原子又はl/2の亜鉛原子を示す。 R22は、前記「低級アルキル基」 ;前記「アリール
基J又は前記「アラルキル基」と同様の基を示す。 Zは、前記「ハロゲン原子」と同様の基を示す。 一第19工程は、化合物(11を、 一般式R21−CNを有するシアノ化合物(式中、R2
1は前記と同意義を示す、)と、第15工程に準じて、
ルイス酸の触媒下に反応させ、シアノ化合物(20)を
製造する工程である。゛ 夏堕工1は、化合物(20)のシアノ基を還元し、アミ
ン化合物(21)を製造する工程である。 使用する還元剤としては、通常、シアン基をアミノ基に
還元できる試薬であれば、特に限定はないが、好適には
、リチウムアルミニウムヒドリド、リチウムトリエトキ
シアルミニウムヒドリドのようなヒドリド化合物又は、
水素化ホウ素ナトリウムのような水素化ホウ素アルカリ
金属と塩化アルミニウム、弗化ホウ素のようなルイス塩
基との混合物である。 使用される溶媒としては、反応を阻害せず、出発物質を
ある程度溶解するものであれば特に限定はないが、好適
には、メチレンクロリド、クロロホルム、四塩化炭素の
ようなハロゲン化炭化水素類;ジエチルエーテル、ジイ
ソプロピルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン
、ジメトキシエタンのようなエーテル類:メタノール、
エタノール、n−プロパツール、インプロパツールのよ
うなアルコール類を挙げることができる。 反応温度は0℃乃至100℃で行なわれるが、好適には
、0℃乃至50℃である。反応時間は、主に反応温度、
原料化合物又は使用される溶媒の種類によって異なるが
、通常30分間乃至4時間である。 反応終了後、本反応の目的化合物(21)は常法に従っ
て、反応混合物から採取される。例えば、反応混合物に
水と混和しない有機溶媒を加え、水洗後、溶剤を留去す
ることによって得られる。得られた目的化合物は必要な
らば、常法、例えば再結晶、再沈殿又はクロマトグラフ
ィー等によって更に精製できる。 1旦工1は、化合物(21)のアミノ基を、塩基の存在
下、カーバメート化し、化合物(22)を製造する工程
である。 使用される塩基としては、通常の反応において塩基とし
て使用されるものであれば特に限定はないが、好適には
炭酸ナトリウム、炭酸カリウムのようなアルカリ金属炭
酸塩;炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウムのような
アルカリ金属炭酸水素塩;水素化リチウム、水素化ナト
リウム、水素化カリウムのようなアルカリ金属水素化物
;水酸化ナトリウム、水酸化力IJウム、水酸化バ1ノ
ウムのようなアルカリ金属水酸化物等の無機塩基類:ナ
トリウムメトキシド、ナトリウムエトキシドのようなア
ルカリ金属アルコキシド順ニトリエチルアミン、トリブ
チルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、N−メチル
モルホリン、ピリジン、41N、N−ジメチルアミノ)
ピリジン、N、N−ジメチルアニリン、N、N−ジエチ
ルアニリン、1,5−ジアザビシクロ[4,3,(l]
 ノナ−5−エン、1.4−ジアザビシクロ[2,2,
2]オクタン(DAB[l:01.1.8−ジアザビシ
クロ[5,4,0] ウンデク−7−エン(DBU)の
ような有機塩基類又はブチルリチウム、リチウムジイソ
プロピルアミドのような有機金属塩基類を挙げることが
できる。 尚、反応を効果的に行わせるために、ベンジルトリエチ
ルアンモニウムクロリド、テトラブチルアンモニウムク
ロリドのような第4級アンモニウム塩類、ジベンゾ−1
8−クラウン−6のようなりラウンエーテル類等を添加
することもできる。 使用される溶媒としては、反応を阻害せず、出発物質を
ある程度溶解するものであれば特に限定はないが、好適
には、ベンゼン、トルエン、キシレンのような芳香族炭
化水素類;メチレンクロリド、クロロホルム、四塩化炭
素、ジクロロエタン、クロロベンゼン、ジクロロベンゼ
ンのようなハロゲン化炭化水素類:酢酸エチル、酢酸プ
ロピルのようなエステル類;ジエチルエーテル、ジイソ
プロピルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、
ジメトキシエタン、ジエチレングリコールジメチルエー
テルのようなエーテル類;メタノール、エタノール、ロ
ーブロバノール、イソプロパツール、n−ブタノール、
インブタノール、t−ブタノールのようなアルコール類
;アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケ
トンのようなケトン類;アセトニトリル、イソブチロニ
トリルのようなニトリル類;ホルムアミド、ジメチルホ
ルムアミド、ジメチルアセトアミド、ヘキサメチルホス
ホロトリアミドのようなアミド類ニジメチルスルホキシ
ド、スルホランのようなスルホキシド類:水又はこれら
の溶媒の混合物を挙げることができる。 反応温度は0℃乃至100℃で行なわれるが、好適には
、0℃乃至50’Cである。反応時間は、主に反応温度
、原料化合物又は使用される溶媒の種類によって異なる
が、通常30分間乃至4時間である。 反応終了後、本反応の目的化合物(22)は常法に従っ
て1反応混合物から採取される。例えば、反応混合物に
水と混和しない有機溶媒を加え、水洗後、溶剤を留去す
ることによって得られる。得られた目的化合物は必要な
らば、常法、例えば再結晶、再沈殿又はクロマトグラフ
ィー等によって更に精製できる。 122工韮は、化合物(22)のヒドロキシメチル基を
、第2工程に準じて、酸化して、アルデヒド化合物(2
3)を製造する工程である。 第23工程は、化合物(23)のアルデヒド基を、第3
工程に準じて、更に酸化して、カルボキシ化合物(24
)を製造する工程である。 第24工程は、化合物(24)のカルボキシ基を、カル
バモイル基に変換し、化合物(25)を製造する工程で
ある。 反応は、化合物(24)のカルボキシ基を活性化された
酸残基(例えば、酸ハライド、酸無水物)に変換し、ア
ンモニアガスと反応させる方法によって行われる。 活性化された酸残基としては、特に、トリエチルアミン
のような有機塩基の存在下に、クロル蟻酸メチル、クロ
ル蟻酸エチルのようなりロル蟻酸エステル類と処理して
得られる酸無水物が好ましい。 使用される溶媒としては、反応を阻害せず、出発物質を
ある程度溶解するものであれば特に限定はないが、好適
には、ベンゼン、トルエン、キシレンのような芳香族炭
化水素類;メチレンクロリド、クロロホルム、四塩化炭
素、ジクロロエタン、クロロベンゼン、ジクロロベンゼ
ンのようなハロゲン化炭化水素類ニジエチルエーテル、
ジイソプロピルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキ
サン、ジメトキシエタンのようなエーテル邪;アセトニ
トリル、イソブチロニトリルのようなニトリル類を挙げ
ることができる。 反応温度は一10℃乃至80℃で行なわれるが、好適に
は、0℃乃至50℃である。反応時間は、主に反応温度
、原料化合物又は使用される溶媒の種類によって異なる
が、通常05乃至5時間である。 反応終了後、本反応の目的化合物(25)は常法に従っ
て、反応混合物から採取される。例えば、反応混合物に
水と混和しない有機溶媒を加え、水洗後、溶剤を留去す
ることによって得られる。得られた目的化合物は必要な
らば、常法、例えば再結晶、再沈殿又はクロマトグラフ
ィー等によって更に精製できる。 第25工程は、化合物(25)を、塩基の存在下に、閉
環し、化合物(26)を製造する工程である。 尚、所望により、生成したアミド基を常法に従って保護
することもできる。 使用される塩基としては、通常の反応において塩基とし
て使用されるものであれば特に限定はないが、好適には
、水素化リチウム、水素化ナトリウム、水素化カリウム
のようなアルカリ金属水素化物;ナトリウムメトキシド
、ナトリウムエトキシドのようなアルカリ金属アルコキ
シド順:弗化カリウム、テトラブチルアンモニウムフル
オライドのような弗化物;トリエチルアミン、トリブチ
ルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、1.5−ジア
ザビシクロ[4,3,0] ノナ−5−エン、1.4−
ジアザビシクロ[2,2,2] オクタンfDAB[:
01 、1.8−ジアザビシクロ[5,4,0] ウン
デク−7−エンfDBUlのような有機塩基類又はブチ
ルリチウム、リチウムジイソプロピルアミド、ナトリウ
ムビストリメチルシリルアミドのような有機金属塩基類
を挙げることができる。 使用される溶媒としては、反応を阻害せず、出発物質を
ある程度溶解するものであれば特に限定はないが、好適
には、ベンゼン、トルエン、キシレンのような芳香族炭
化水素類:メチレンクロリド、クロロホルム、四塩化炭
素、ジクロロエタン、クロロベンゼン、ジクロロベンゼ
ンのようなハロゲン化炭化水素超;ジエチルエーテル、
ジイソプロピルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキ
サン、ジノ1〜キシエタンのようなエーテル頚;メタノ
〜ル、エタノール、n−プロパツール、イソプロパツー
ル、n−ブタノール、インブタノール、t−ブタノール
のようなアルコール類;アセトニトリル、インブチロニ
トリルのようなニトリル頚;ジメチルホルムアミド、ジ
メチルアセトアミド、ヘキサメチルホスホロトリアミド
のようなアミド類;ジメチルスルホキシド、スルホラン
のようなスルホキシド類を挙げることができる。 反応温度は一40℃乃至120℃で行なわれるが、好適
には、25℃乃至80℃である。反応時間は、主に反応
温度、原料化合物又は使用される溶媒の種類によって異
なるが、通常0.5乃至4時間である。。” 反応終了後、本反応の目的化合物(26)は常法に従っ
て、反応混合物から採取される。例えば、反応混合物に
水と混和しない有機溶媒を加え、水洗後、溶剤を留去す
ることによって得られる。得られた目的化合物は必要な
らば、常法、例えば再結晶、再沈殿又はクロマトグラフ
ィー等によって更に精製できる。 乳基工1は、化合物(26)の水酸基の保護基を、第1
工程に準じて除去し、本願化合物(27)を製造する工
程である。 尚、所望により、生成したアミド基を常法に従って保護
することもできる。
【F法】
【F法】は、本願発明化合物(34)を製造する方法で
ある。 上記式中、R3、R4、R5及びB゛は前記と同意義を
示す。 R23は、R19の定義における[トリ低級アルキルシ
リル基」及び「トリ低級アルキル錫」と同様の基を示す
。 第27エ程は、化合物は)を、 一般式R23−CH2−CH=CH,を有する化合物(
式中、R23は前記と同意義を示す。)と、第15工程
に準じて、ルイス酸の触媒下に反応させ、化合物(28
)を製造する工程である。 但し、使用される溶媒としては、反応を阻害せず、出発
物質をある程度溶解するものであれば特に限定はないが
、好適には、ベンゼン、トルエン、キシレンのような芳
香族炭化水素類:メチレンクロリド、クロロホルム、四
塩化炭素、ジクロロエタン、クロロベンゼン、ジクロロ
ベンゼンのようなハロゲン化炭化水素類;ジエチルエー
テル、ジイソプロピルエーテル、テトラヒドロフラン、
ジオキサン、ジメトキシエタン、ジエチレングリコール
ジメチルエーテルのようなエーテル類;アセトニトリル
、インブチロニトリルのようなニトリル類を挙げること
ができる。 反応温度は一50℃乃至2D’Cで行なわれるが、好適
には、−40℃乃至0℃である。反応時間は、主に反応
温度、原料化合物又は使用される溶媒の種類によって異
なるが、通常0.5乃至4時間である。 反応終了後、本反応の目的化合物(28)は常法に従っ
て、反応混合物から採取される。例えば、反応混合物に
水と混和しない有機溶媒を加え、水洗後、溶剤を留去す
ることによって得られる。得られた目的化合物は必要な
らば、常法、例えば再結晶、再沈殿又はクロマトグラフ
ィー等によって更に精製できる。 1ひ工1は、化合物(28)のヒドロキシメチル基を、
第2工程に準じて、酸化して、アルデヒド化合物(29
)を製造する工程である。 第29工程は、化合物(29)のアルデヒド基を、第3
工程に準じて、更に酸化して、カルボキシ化合物(30
)を製造する工程である。 第30工程は、化合物(30)のカルボキシ基を、第2
4工程に準じて、カルバモイル基に変換し、化合物(3
1)を製造する工程である。 第31工程は、化合物(31)のアリル基を、溶媒の存
在下に、アセトアルデヒドまで、酸化切断し、次いで、
分子内のアミド基と閉環し、化合物(32)を製造する
工程である。 尚、所望により、生成したアミド基を常法に従って保護
することもできる。 使用される酸化剤は、炭素−炭素二重結合を、アルデヒ
ドに酸化切断するものであれば、特に限定はないが、好
適には、過マンガン酸カリウム、過マンガン酸ナトリウ
ムのような過マンガン酸塩類:過ヨウ素酸ナトリウムの
ような過ヨウ素酸塩;クロム酸類;過酸化水素水;四酸
化オスミウムのような酸化オスミウム類;四酸化ルテニ
ウムのような酸化ルテニウム頚;オゾン及びこれらの組
合せを挙げることができる。 使用される溶媒としては、反応を聞書せず、出発物質を
ある程度溶解するものであれば特に限定はないが、好適
には、メチレンクロリド、クロロホルムのようなハロゲ
ン化炭化水素類;酢酸エチル、酢酸プロピル、酢酸ブチ
ルのようなエステル類ニジエチルエーテル、ジイソプロ
ピルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジメ
トキシエタンのようなエーテル類:メタノール、エタノ
ール、n−プロパツール、インプロパツール、n−ブタ
ノール、インブタノール、t−ブタノールのようなアル
コール類;アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソ
ブチルケトンのようなケトン類;酢酸;水及びこれらの
混合溶媒を挙げることができる。 反応温度は一70℃乃至11110℃で行なわれるが。 好適には、−10℃乃至15℃である。反応時間は、主
に反応温度、原料化合物又は使用される溶媒の種類によ
って異なるが、通常0.5乃至6時間である。 反応終了後、本反応の目的化合物(32)は常法に従っ
て、反応混合物から採取される。例えば、反応混合物に
水と混和しない有機溶媒を加え、水洗後、溶剤を留去す
ることによって得られる。得られた目的化合物は必要な
らば、常法、例えば再結晶、再沈殿又はクロマトグラフ
ィー等によって更に精製できる。 尚、上記酸化反応においては、トリエチルベンジルアン
モニウム クロライド、トリブチルベンジルアンモニウ
ム プロミドのような層間移動触媒を加えることによっ
て反応が加速される。 第32工程は、生成した化合物(32)の水酸基を、第
2工程に準じて酸化し、化合物(33)を製造する工程
である。 尚、所望により、生成したアミド基を常法に従って保護
することもできる。 夏逓ユ1は、化合物(33)の水酸基の保護基を、第1
工程に準じて除去し、本願化合物(34)を製造する工
程である。 面、所望により、生成したアミド基を常法に従って保護
することもできる。 上記
【A法】乃至
【F法】においては、最終生成物の立
体配位ば、原料化合物である(1)の立体配位に従うこ
とになる。
【G法〕
【G法】は、本願発明化合物(39)を製造する方法で
ある。 上記式中、R3、R4、R5及びB”は前記と同意義を
示す。 R24は、前記「低級アルキル基」、前記「アリール基
」及び前記Fアラルキル基」と同様の基を示し、 Mは、ナトリウム、リチウム、カリウムのようなアルカ
リ金属類、チタン、亜鉛のような遷移金属類又はホウ素
を示す。 1遅工1は、市販の化合物(35)に、一般式CI(2
・C(OM) (01’1241を有する化合物1式中
、R24及びMは前記と同意義を示す。)を付加させ、
化合物(36)を製造する工程である。 使用される溶媒としては、反応を阻害せず、出発物質を
ある程度渚解するものであれば特に限定はないが、好適
には、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジメト
キシエタンのようなエーテル類を挙げることができる。 反応温度は一78℃乃至−1O℃で行なわれるが、好適
には、−78℃乃至−30℃である。反応時間は、主に
反応温度、原料化合物又は使用される溶媒の種類によっ
て異なるが、通常0.5乃至3時間である。 反応終了後、本反応の目的化合物(36)は常法に従っ
て、反応混合物から採取される。例えば、反応混合物に
水と混和しない有機溶媒を加え、水洗後、溶剤を留去す
ることによって得られる。得られた目的化合物は必要な
らば、常法、例えば再結晶、再沈殿又はクロマトグラフ
ィー等によって更に精製できる。 第35工程は、化合物(36)のカルボキシ基の保護基
を、第9工程に準じて除去し、化合物(37)を製造す
る工程である。 第36エ程は、化合物(37)のカルボキシ基に、塩基
の存在下に、アジド化試薬と反応させるか、若しくは、
化合物(37)のカルボキシ基を活性化された酸残基(
例えば、酸ハライ′ド、酸無水物)に変換後、アジド化
試薬と反応させることにより、クルチウス転位反応、次
いで、閉環反応を行ない、化合物(38)を製造する工
程である。 活性化された酸残基としては、特に、トリエチルアミン
のような有機塩基の存在下に、クロル蟻酸メチル、クロ
ル蟻酸エチルのようなりロル!に!酸エステル類と処理
して得られる酸無水物が好ましい。 使用されるアジド化試薬としては、通常、使用されるも
のであれば、特に限定はないが、好適には、ジフェニル
ホスホリルアジドのような燐酸アジド類、トリメチルシ
リルアジド、トリエチルシリルアジドのようなトリ低級
アルキルシリルアジド類又はアジ化ナトリウム、アジ化
カリウムのようなアジ化アルカリ金属塩を挙げることが
できる。 使用される塩基としては、通常の反応において塩基とし
て使用されるものであれば特に限定はないが、好適には
炭酸ナトリウム、炭酸カリウムのようなアルカリ金属炭
酸塩:炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウムのような
アルカリ金属炭酸水素塩:水素化リチウム、水素化ナト
リウム、水素化カリウムのようなアルカリ金属水素化物
;トリエチルアミン、トリブチルアミン、ジイソプロピ
ルエチルアミン、1.5−ジアザビシクロ[4,3,0
]ノナ−5−エン、1.4−ジアザビシクロ[2,2,
2]オクタン(DABCO+ 、1,8−ジアザビシク
ロ[5,4,01ウンデク−7−エンfDBII)のよ
うな有機塩基類又はブチルリチウム、リチウムジイソプ
ロピルアミドのような有機金属塩基類を挙げることがで
きる。 使用される溶媒としては、反応を阻害せず、出発物質を
ある程度溶解するものであれば特に限定はないが、好適
には、ベンゼン、トルエン、キシレンのような芳香族炭
化水素類:メチレンクロリド、クロロホルム、四塩化炭
素、ジクロロエタン、クロロベンゼン、ジクロロベンゼ
ンのようなハロゲン化炭化水素類;酢酸エチル、酢酸プ
ロピルのようなエステル類;ジエチルエーテル、ジイソ
プロピルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、
ジメトキシエタンのようなエーテル類;アセトン、メチ
ルエチルケトン、メチルイソブチルケトンのようなケト
ン類:アセ1−二トリル、インブチロニトリルのような
ニトリル類:ホルムアミド、ジメチルホルムアミド、ジ
メチルアセト・アミド、ヘキサメチルホスホロトリアミ
ドのようなアミド類を挙げることができる。 反応温度は一1O℃乃至150℃で行なわれるが、好適
には、50℃乃至100℃である。反応時間は、主に反
応温度、原料化合物又は使用される溶媒の種類によって
異なるが、通常1乃至5時間である。 反応終了後、本反応の目的化合物(38)は常法に従っ
て、反応混合物から採取される。例えば、反応混合物に
水と混和しない有機温媒を加え、水洗後、溶剤を留去す
ることによって得られる。得られた目的化合物は必要な
らば、常法、例えば再結晶、再沈殿又はクロマトグラフ
ィー等によって更に精製できる。 1五工1は、化合物(38)の水酸基の保護基を、第1
工程に準じて除去し、本願化合物(39)を製造する工
程である。 尚、所望により、生成したアミド基を常法に従って保護
することもできる。
【G法】においては、最終生成物の立体配位は、原料化
合物である(35)の立体配位に従うことになる。
【H法】
シス、トランス混合物 上記方法においては、ジオールの導入方向を制御するこ
とにより、最終生成物の立体異性体を選択的に合成でき
る。 上記方法は、化合物(43)の別途製法である。
【H法】は、本部発明化合物(54)を製造する方法で
ある。 上記式中、R3、R4、R5及びB′は前記と同意義を
示す。 R25、R26及びR26°は、同−又は異なって、前
記「窒素原子の保護基」と同様の基を示す。 R27は、R26と同様の基を示す。 R28は、前記「水酸基の保護基jと同様の基を示す。 R29は、前記「ハロゲン原子」 ;前記「低級アルキ
ルチオ基」 :前記「アリールチオ基」 ;前記「低級
アルキル基」がセレン原子に結合した、低級アルキルゼ
レニル基又は前記「アリール基」がセレン原子に結合し
た、アリールゼレニル基を示す。 尚、最終生成物の立体配位は、出発原料の立体配位に従
い、化合物(41)のD体、L体又はメソ体及び化合物
(45)のD体又はL体を使用することによって、種々
の立体異性体を製造することができる。 第38工程は、化合物(40)及び(41)を縮合させ
、シス体及びトランス体の混合物である化合物(42)
を製造し、所望により、R26゛基で、再度アミノ基を
保護する工程である。 使用される溶媒としては、反応を阻害せず、出発物質を
ある程度溶解するものであれば特に限定はないが、好適
には、ベンゼン、トルエン、キシレンのような芳香族炭
化水素類;エーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン
、ジメトキシエタンのようなエーテル類;メタノール、
エタノール、n−プロパツール、イソプロパツール、n
−ブタノール、イソブタノール、イソアミルアルコール
のようなアルコール類;ジメチルホルムアミド、ジメチ
ルアセトアミド、ヘキサメチルホスホロトリアミドのよ
うなアミド類ニジメチルスルホキシドのようなスルホキ
シド類及び上記混合溶媒を挙げることができる。 使用される試薬は、通常アニオンを発生させる試薬であ
ればよいが、好適には、ナトリウムエトキシド、ナトリ
ウムメトキシド、カリウムブトキシドのようなアルカリ
金属アルコキシド類:水素化カリウム、水素化ナトリウ
ムのような水素化アルカリ金属塩類;ブチルリチウムの
ような低級アルキルアルカリ金属塩類:ナトリウム、リ
チウムのようなアルカリ金属又はリチウムビス(トリメ
チルシリル)アミド、リチウムジイソプロピルアミドの
ような有機リチウム金属塩類を挙げることができる。 反応温度は、通常−50℃乃至150℃で行なわれ、反
応時間は、主に反応温度、原料化合物又は使用される溶
媒の種類によって異なるが、通常10分乃至15時間で
ある。 尚、上記反応が終了すると、R26基が保護基の場合に
は除去されるので、所望により再保護することができる
。 反応終了後、本反応の目的化合物(42)は常法に従っ
て、反応混合物から採取される。例えば、反応混合物に
水と混和しない有機溶媒を加え、水洗後、溶剤を留去す
ることによって得られる。得られた目的化合物は必要な
らば、常法、例えば再結晶、再沈殿又はクロマトグラフ
ィー等によって更に精製できる。 1亘工旦旦、シス、トランス又は両者の混合物である化
合物(42)を閉環させ、化合物(43)を製造する工
程である。 使用される溶媒としては、反応を阻害せず、出発物質を
ある程度溶解するものであれば特に限定はないが、好適
には、ベンゼン、トルエン、キシレンのような芳香族炭
化水素類;メチレンクロリド、クロロホルム、ジクロロ
エタン、テトラクロロエタンのようなハロゲン化炭化水
素類;−酢酸エチル、酢酸プロピル、のようなエステル
類;エーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジメ
トキシエタンのようなエーテル類又はアセトン、メチル
エチルケトンのようなケトン類を挙げることができる。 使用する試薬は、通常、酸として使用されるものであれ
ばよいが、好適には、メタンスルホン酸、パラトルエン
スルホン酸、カンファースルホン酸のようなスルホン酸
;塩酸、硫酸のような鉱酸等のブレンステッド酸又はト
リフルオロボラン・エテレート、塩化アルミニウムのよ
うなルイス酸を挙げることができる。 反応温度は20℃乃至150℃で行なわれ、反応時間は
、主に反応温度、原料化合物又は使用される溶媒の種類
によって異なるが、通常30分間乃至15時間である。 反応終了後、本反応の目的化合物(43)は常法に従っ
て、反応混合物から採取される。例えば、反応混合物に
水と混和しない有機溶媒を加え、水洗後、溶剤を留去す
ることによって得られる。得られた目的化合物は必要な
らば、常法、例えば再結晶、再沈殿又はクロマトグラフ
ィー等によって更に精製できる。 夏旦工皿ぶ、化合物(43)の二重結合を1.2−ジオ
ールに変換し、所望により、生成した水酸基を保護し、
化合物(44)を製造する工程である。 1.2−ジオールは、以下のようにして、シスジ才−ル
及びトランスジオールが製造できる。 尚、この反応においては、酸化を受ける可能性から、R
26°基は保護基であることが好ましい。 fl)  シスジオールをp 4する方法化合物(43
)を四酸化オスミウムのような酸化オスミウム印、過マ
ンガン酸カリウムのような過マンガン酸塩頚:二酸化セ
レンのような酸化セレン顎;四酢酸鉛のような酢酸鉛類
:四酸化ルテニウムのような酸化ルテニウム類等のシス
ジオールを製造できる酸化剤で、常法に従って処理する
ことにより実施する。 尚、この際、R26°基が水素原子の場合には、ヒダン
トインのフラン環に隣接した窒素原子の方向のシスジオ
ールが主生成物となり、R26°基が、かさ高い保護基
(例えば、ベンジルオキシカルボニルのようなアリール
オキシカルボニル基)となるほど、逆方向の、即ち、カ
ルボニル基方向のシスジオールが選択的に生成する。 使用される溶媒としては、反応を阻害せず、出発物質を
ある程度溶解するものであれば特に限定はないが、好適
には、ベンゼン、トルエン、キシレンのような芳香族炭
化水素類:エーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン
、ジメトキシエタンのようなエーテル類:メタノール、
エタノール、n−プロパツール、インプロパツール、t
−ブタノール、イソブタノール、イソアミルアルコール
のようなアルコール類;アセトニトリルのようなニトリ
ル類:水:ビリジン;アセトン、メチルエチルケトンの
ようなケトン類又は上記溶媒の混合溶媒を挙げることが
できる。 反応温度は室温乃至100℃で行なわれ、反応時間は、
主に反応温度、原料化合物又は使用される溶媒の種類に
よって異なるが、通常30分乃至15時間である。 (2)トランスジオールを製造する方法化合物(43)
の二重結合をエポキシ化し、次いでエポキシ環を開環さ
せることによりトランスジオールを製造できる。 エポキシ化の反応において、使用される溶媒としては、
好遼には、水;酢酸のような有機酸類;ジクロロエタン
、メチレンクロリド、クロロホルムのようなハロゲン化
炭化水素類:アセトン、メチルエチルケトンのよりなケ
トン類;アセトニトリルのようなニトリル類:メタノー
ル、エタノール、n−プロパツール、イソプロパツール
、t−ブタノール、イソブタノール、イソアミルアルコ
ールのようなアルコール類又は上記溶媒の混合溶媒であ
る。 使用される試薬としては、過酸化水素のような無機過酸
化物;メタクロロ過安息香酸、過酢酸のような有機過酸
、過酸化t−ブタノールのような過酸化アルコール等の
エポキシを生成できる有機過酸化物である。 反応温度は室温乃至100℃で行なわれ、反応時間は、
主に反応温度、原料化合物又は使用される溶媒の種類に
よって異なるが、通常10分乃至15時間である。 エポキシ環の開璋反応において、使用される溶媒として
は、好適には、水;酢酸のような有機酸類ニジクロロエ
タン、メチレンクロリド、クロロホルムのようなハロゲ
ン化炭化水素類:アセトン、メチルエチルケトンのよう
なケ1−ン類;エーテル、テトラヒドロフラン、ジオキ
サン、ジメトキシエタンのようなエーテル類又は上記溶
媒の混合溶媒である。 使用される試薬としては、好適には、硫酸、過塩素酸、
燐酸のような無機酸、カンファースルホン酸、パラトル
エンスルホン酸、メタンスルホン酸のようなスルホン酸
を挙げることができる。 反応温度は室温乃至100℃で行なわれ、反応時間は、
主に反応温度、原料化合物又は使用される溶媒の種類に
よって異なるが、通常10分乃至12時間である。 (3)水酸基の反転 水酸基の反転は、常法に従って、立体反転させたい水酸
基を、アセチル、プロピオニルのようなアルキルカルボ
ニル化、クロロアセチル、ジクロロアセチル、トリクロ
ロアセチル、トリフルオロアセチルのようなハロゲン化
アルキルカルボニル化、メトキシアセチルのような低級
アルコキシアルキルカルボニル化、(El−2−メチル
−2−ブテノイルのような不飽和アルキルカルボニル化
等の脂肪族アシル化;ベンゾイルのようなアリールカル
ボニル化、2−ブロモベンゾイル、4−クロロベンゾイ
ルのようなハロゲン化アリールカルボニル化、2.4.
6−ドリメチルベンゾイル、4−トルオイルのような低
級アルキル化アリールカルボニル化、4−アニソイルの
ような低級アルコキシ化アリールカルボニル化、4−ニ
トロベンゾイル、2−ニトロベンゾイルのようなニトロ
化アリールカルボニル化等の芳香族アシル化ニトリクロ
ロメチルのようなトリハロゲノメチル化;メタンスルホ
ニル、エタンスルホニルのような低級アルカンスルホニ
ル化;トリフルオロメタンスルホニル、ペンタフルオロ
エタンスルホニルのようなハロゲン低級アルカンスルホ
ニル化:ベンゼンスルホニル、p−1−ルエンスルホニ
ルのようなアリールスルホニル化した後、酢酸ナトリウ
ム等と反応させ、最後にアセチル等を脱離させることに
よる。 又、立体反転させたい水酸基を相当するケトン基に酸化
後、次いで還元することによっても実施できる。 酸化反応に使用される溶媒としては、反応を阻害せず、
出発物質をある程度溶解するものであれば、特に限定は
ないが、好適にはベンゼン、トルエン、キシレンのよう
な芳香族炭化水素類;メチレンクロリド、クロロホルム
のようなハロゲン化炭化水素類:エーテル、テトラヒド
ロフラン、ジオキサン、ジメトキシエタンのようなエー
テル頚;ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド
、ヘキサホスホロトリアミドのようなアミド類;ジメチ
ルスルホキシドのようなスルホキシド類;水;アセトニ
トリルのようなニトリル印を挙げることができる。 使用される試薬は、比較的緩和な酸化剤であれば、特に
限定はないが、好適には二酸化マンガンのような酸化マ
ンガン類ニクロム酸のようなりロム酸類;四酸化ルテニ
ウムのような酸化ルテニウム類又は後記DMSO酸化に
使用される試薬である。 反応温度は一50℃乃至100℃で行なわれ、反応時間
は、主に反応温度、原料化合物又は使用される溶媒の種
類によって異なるが、通常30分乃至15時間である。 還元反応に使用される溶媒としては、反応を阻害せず、
出発物質をある程度溶解するものであれば、特に限定は
ないが、好適にはメタノール、エタノール、インプロパ
ツールのようなアルコール類;エーテル、テトラヒドロ
フラン、ジオキサン、ジメトキシエタンのようなエーテ
ル類;水;酢酸のような有機酸又はこれらの混合溶媒を
挙げることができる。 使用される試薬は、ケトンを水酸基に還元できるもので
あれば、特に限定はないが、好適には、水素化ホウ素ナ
トリウム、水素化アルミニウムリチウムのような水素化
アルカリ金属塩類又は亜鉛のような遷移金属である。 反応温度は一20℃乃至100℃で行なわれ、反応時間
は、主に反応温度、原料化合物又は使用される溶媒の種
類によって異なるが、通常10分乃至10時間である。 上記各工程において、反応終了後、本反応の目的化合物
は常法に従って、反応混合物から採取される。例えば、
反応混合物に水と混和しない有機溶媒を加え、水洗後、
溶剤を留去することによって得られる。得られた目的化
合物は必要ならば、常法、例えば再結晶、再沈殿又はク
ロマトグラフィー等によって更に精製できる。 第41工程は、化合物(40)と化合物(45)とを、
縮合させて化合物(46)を製造する工程であり、第3
8工程に準じて行なわれる。 尚、この反応においては、通常、アミン基の保護基であ
ったR26基は、R27の位置に転位する。 従って、所望により、保護基が除去された窒素原子をR
26゛基で再保護することができる。 第42工程は、化合物(46)を、閉環させて化合物(
43)を製造する工程であり、塩基性条件で実施される
。 使用される溶媒としては、好適には、メタン−ル、エタ
ノール、t−ブタノールのようなアルコール類:テトラ
ヒドロフラン、エーテル、ジオキサンのようなエーテル
類又はジメチルホルムアミドのようなアミド類である。 使用される試薬は、前記第39工程で記載した試薬と同
様である。 反応温度は一50℃乃至80℃で行なわれ、反応時間は
、主に反応温度、原料化合物又は使用される溶媒の種類
によって異なるが、通常30分乃至15時間である。 反応終了後、本反応の目的化合物(43)は常法に従っ
て、反応混合物から採取される。例えば、反応混合物に
水と混和しない有機溶媒を加え、水洗後、溶剤を留去す
ることによって得られる。得られた目的化合物は必要な
らば、常法、例えば再結晶、再沈殿又はクロマトグラフ
ィー等によって更に精製できる。 第43工程は、化合物(47)と化合物(41)とを、
縮合させて化合物(48)を製造する工程であり、第3
8工程に準じて行なわれる。 尚、この反応においても、反応中に、R26基が保護基
の場合には、R27の位置に転移する。 従って、所望により、保護基が除去された窒素原子をR
26゛基で再保護することができる。 第44工程は、化合物(48)を、閉環させて化合物(
49)を製造する工程であり、第39工程に準じて行な
われる。 第45工程は、化合物(44)又は(49)の9位のカ
ルボニル基を、選択的に還元し、化合物(51)を製造
する工程である。 使用される還元剤としては、通常、還元剤として使用さ
れるものであれば、特に限定はないが、好適には、水素
化ホウ素ナトリウム、水素化ホウ素リチウムのような水
素化ホウ素アルカリ金属、リチウムアルミニウムヒドリ
ド、リチウムトリエトキシドアルミニウムヒドリドのよ
うなヒドリド化合物である。 使用される溶媒としては1反応を阻害せず、出発物質を
ある程度溶解するものであれば特に限定はないが、好適
には、ベンゼン、トルエン、キシレンのような芳香族炭
化水素類;メチレンクロリド、クロロホルム、四塩化炭
素、ジクロロエタンのようなハロゲン化炭化水素類;ジ
エチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、テトラヒド
ロフラン、ジオキサン、ジメトキシエタンのようなエー
テル類;メタノール、エタノール、ローブロバノール、
イソプロパツールのようなアルコール類を挙げることが
できる。 反応温度は一10℃乃至80℃で行なわれるが、好適に
は、0℃乃至50℃である。反応時間は、主に反応温度
、原料化合物又は使用される溶媒の種類によって異なる
が、通常5分間乃至1.5時間である。 反応終了後、本反応の目的化合物(51)は常法に従っ
て、反応混合物から採取される。例えば1反応混合物に
水と混和しない有機溶媒を加え、水洗後、溶剤を留去す
ることによって得られる。得られた目的化合物は必要な
らば、常法、例えば再結晶、再沈殿又はクロマトグラフ
ィー等によって更に精製できる。 第46エ程は、化合物(51)の水酸基を還元して、化
合物(53)を製造する工程である。 使用される還元剤としては、通常、水酸基を水素原子ま
で還元するものであれば、特に限定はないが、好適には
、塩化アルミニウム、四塩化錫、四塩化チタンのような
ルイス酸と水素化トリエチルシラン、水素化トリフェニ
ルシランのような水素化シリル化合物である。 使用される溶媒としては、反応を阻害せず、出発物質を
ある程度溶解するものであれば特に限定はないが、好適
には、ベンゼン、トルエン、キシレンのような芳香族炭
化水素類;メチレンクロリド、クロロホルム、四塩化炭
素、ジクロロエタン、クロロベンゼン、ジクロロベンゼ
ンのようなハロゲン化炭化水素類;ジエチルエーテル、
ジイソプロピルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキ
サン、ジメトキシエタンのようなエーテル類を挙げるこ
とができる。 反応温度は−10℃乃至100℃で行なわれるが、好適
には、0℃乃至30℃である。反応時間は、主に反応温
度、原料化合物又は使用される溶媒の種類によって異な
るが、通常0.5乃至5時間である。 反応終了後、本反応の目的化合物(53)は常法に従っ
て、反応混合物から採取される。例えば、反応混合物に
水と混和しない有機溶媒を加え、水洗後、溶剤を留去す
ることによって得られる。得られた目的化合物は必要な
らば、常法、例えば再結晶、再沈殿又はクロマトグラフ
ィー等によって更に精製できる。 乳トエ1は1.化合物(51)の水酸基を、R29基で
置換し、化合物(52)を製造する工程である。 低級アルキルチオ化、アリールチオ化、低級アルキルゼ
レニル化又はアリールゼレニル化する場合には、トリフ
ェニルホスフィン、トリブチルホスフィンのようなホス
フィン化合物の存在下に、一般式R29−R29を有す
る化合物(式中、R29は前記と同意義を示す。)と反
応させることにより達成される。 使用される溶媒としては、反応を阻害せず、出発物質を
ある程度溶解するものであれば特に限定はないが、好適
には、ベンゼン、トルエン、キシレ  ンのような芳香
族炭化水素類:メチレンクロリド、クロロホルム、四塩
化炭素、ジクロロエタン、クロロベンゼン、ジクロロベ
ンゼンのようなハロゲン化炭化水素類:酢酸エチル、酢
酸プロピルのようなエステル類ニジエチルエーテル、ジ
イソプロピルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサ
ン、ジメトキシエタンのようなエーテル類;アセトニト
リル、インブチロニトリルのようなニトリル類を挙げる
ことができる。 反応温度は一10℃乃至100℃で行なわれるが、好適
には、10℃乃至50℃である。反応時間は、主に反応
温度、原料化合物又は使用される溶媒の種類によって異
なるが、通常1乃至30時間である。 一方、ハロゲン化する場合には、ハロゲン化試薬と、溶
媒の存在下に反応させることにより達成される。 使用されるハロゲン化試薬とは、好適には、スルフェニ
ルクロリド、スルフェニルプロミド、スルフェニルアイ
オダイドのようなスルフェニルハライド類、スルホニル
クロリド、スルホニルプロミド、スルホニルアイオダイ
ドのようなスルホニルハライド類、三塩化燐、三臭化燐
、三沃化燐のような三ハロゲン化燐類、五塩化燐、五臭
化燐、五沃化燐のような五ハロゲン化燐類又はオキシ塩
化燐、オキシ臭化燐、オキシ沃化燐のようなオキシハロ
ゲン化燐類を挙げることができ、好適には、オキシハロ
ゲン化燐類である。 使用される溶媒としては、反応を阻害せず、出発物質を
ある程度溶解するものであれば特に限定はないが、好適
には、ベンゼン、トルエン、キシレンのような芳香族炭
化水素類:メチレンクロリド、クロロホルム、四塩化炭
素、ジクロロエタン、クロロベンゼン、ジクロロベンゼ
ンのようなハロゲン化炭化水素類;酢酸エチル、酢酸プ
ロピルのようなエステル類;ジエチルエーテル、ジイソ
プロピルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、
ジメトキシエタンのようなエーテル類;アセトニトリル
、イソブチロニトリルのようなニトリル類を挙げること
ができる。 反応温度は0℃乃至120℃で行なわれるが、好適には
、10℃乃至80℃である。反応時間は、主に反応温度
、原料化合物又は使用される溶媒の種類によって異なる
が、通常l乃至5時間である。 反応終了後、本反応の目的化合物(52)は常法に従っ
て、反応混合物から採取される。例えば、反応混合物に
水と混和しない有機溶媒を加え、水洗後、溶剤を留去す
ることによって得られる。得られた目的化合物は必要な
らば、常法、例えば再結晶、再沈殿又はクロマトグラフ
ィー等によって更に精製できる。 策郵二1は、化合物(52)のR29基を、触媒下、ラ
ジカル還元剤で還元し、化合物(53)を製造する工程
である。 使用される還元剤としては、例えば、水素化トリブチル
錫、水素化トリフェニル錫、水素化ジブチル錫のような
ラジカル還元剤を挙げることができる。 使用される触媒としては、例えば、アゾビスイソブチロ
ニトリル、トリフェニルホウ素のようなラジカル開始剤
が挙げられる。 使用される溶媒としては、反応を阻害せず、出発物質を
ある程度溶解するものであれば特に限定はないが、好適
には、ベンゼン、トルエン、キシレンのような芳香族炭
化水素類:メチレンクロリド、クロロホルム、四塩化炭
素、ジクロロエタン、クロロベンゼン、ジクロロベンゼ
ンのようなハロゲン化炭化水素類;ジエチルエーテル、
ジイソプロピルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキ
サン、ジメトキシエタンのようなエーテル類を挙げるこ
とができる。 反応温度は20℃乃至150℃で行なわれるが、好適に
は、80℃乃至120℃である。反応時間は、主に反応
温度、原料化合物又は使用される溶媒の種類によって異
なるが、通常l乃至4時間である。 反応終了後、本反応の目的化合物(53)は常法に従っ
て、反応混合物から採取される。例えば、反応混合物に
水と混和しない有機溶媒を加え、水洗後、溶剤を留去す
ることによって得られる。得られた目的化合物は必要な
らば、常法、例えば再結晶、再沈殿又はクロマトグラフ
ィー等によって更に精製できる。 第49工程は、化合物(53)の水酸基の保護基及び/
又はアミノ基の保護基を除去し、本願化合物(54)を
製造する工程である。 保護基の除去はその種類によって異なるが、−般にこの
分野の技術において周知の方法によって以下の様に実施
される。 水酸基の保護基の脱保護は、第1工程に準じて達成され
る。 尚、水酸基の保護基を除去する操作によって、アミン基
の保護基が同時に除去されることもある。 一方、アミノ基の保護基の脱保護は、アミノ基の保護基
として、トリ低級アルキルシリル基を使用した場合には
、通常弗化テトラブチルアンモニウムのような弗素アニ
オンを生成する化合物で処理することにより除去する。 反応溶媒は反応を阻害しないものであれば特に限定はな
いが、テトラヒドロフラン、ジオキサンのようなエーテ
ル類が好適である。反応温度及び反応時間は特に限定は
ないが、通常室温で30分乃至18時間反応させる。 アミン基の保護基が、脂肪族アシル基、芳香族アシル基
、アルコキシカルボニル基又はシッフ塩基を形成する置
換されたメチレン基である場合には、水性溶媒の存在下
に酸又は塩基で処理することにより除去することができ
る。酸としては、塩酸、硫酸、リン酸、臭化水素酸が用
いられ、塩基としては、化合物の他の部分に影響を与え
ないものであれば特に限定はないが、好適には炭酸ナト
リウム、炭酸カリウムのようなアルカリ金属炭酸塩、水
酸化ナトリウム、水酸化カリウムのようなアルカリ金属
水酸化物、濃アンモニア−メタノール又はヒドラジン、
ヒドロキシルアミンのようなカルボニル試薬を用いて実
施される。尚、酸及び塩基による加水分解で、スピロ環
の反転が起こることがある。使用される溶媒としては通
常の加水分解反応に使用されるものであれば特に限定は
なく、水又は水とメタノール、エタノール、n−プロパ
ツールのようなアルコール類若しくはテトラヒドロフラ
ン、ジオキサンのようなエーテル類のような有機溶媒と
の混合溶媒が好適である。反応温度及び反応時間は出発
物質及び用いる塩基等によって異なり特に限定はないが
、副反応を抑制するために1通常は0℃乃至150℃で
、30分乃至15時間である。 アミノ基の保護基が、アラルキル基又はアラルキルオキ
シカルボニル基である場合には、白金若しくはパラジウ
ム炭素のような触媒を使用して、常温で接触還元を行な
い、除去する方法又は酸化剤を用いて除去する方法が好
適である。還元による除去において使用される溶媒とし
ては本反応に関与しないものであれば特に限定はないが
、メタノール、エタノール、イソプロパツールのような
アルコール類、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン
、ジオキサンのようなエーテル類、トルエン、ベンゼン
、キシレンのような芳香族炭化水素類、ヘキサン、シク
ロヘキサンのような脂肪族炭化水素類、酢酸エチル、酢
酸プロピルのようなエステル類、酢酸のような脂肪酸類
又はこれらの有機溶媒と水との混合溶媒が好適である。 使用される触媒としては、通常、接触還元反応に使用さ
れるものであれば、特に限定はないが、好適にはパラジ
ウム炭素、ラネーニッケル、酸化白金、白金黒、ロジウ
ム−酸化アルミニウム、トリフェニルホスフィン−塩化
ロジウム、パラジウム−硫酸バリウムが用いられる。圧
力は、特に限定はないが、通常1乃至lO負気圧行なわ
れる。反応温度及び反応時間は、出発物質及び触媒の種
類等により異なるが、通常、0℃乃至100℃で、5分
乃至24時間実施される。酸化による除去において使用
される溶媒としては本反応に関与しないものであれば特
に限定はないが、好適には、含水有機溶媒である。この
ような有機溶媒として好適には、アセトンのよりなケト
ン類、メチレンクロリド、クロロホルム、四塩化炭素の
ようなハロゲン化炭イヒ水素類、アセトニトリルのよう
なニトリル類、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン
、ジオキサンのようなエーテル類、ジメチルホルムアミ
ド、ジメチルアセトアミド、ヘキサメチルホスホロトリ
アミドのようなアミド類及びジメチルスルホキシドのよ
うなスルホキシド類を挙げることができる。 使用される酸化剤としては、通常、酸化に使用される化
合物であれば特に限定はないが、好適には過硫酸カリウ
ム、過硫酸ナトリウム、アンモニウムセリウムナイトレ
イト(CAN) 、 2.3−ジクロロ−5,6−ジシ
アノ−p−ベンゾキノンfDD(11)が用いられる。 反応温度及び反応時間は、出発物質及び触媒の種類等に
より異なるが、通常、0℃乃至150℃で、10分乃至
24時間実施される。 アミン基の保護基がアルケニルオキシカルボニル基であ
る場合は、通常前記アミノ基の保護基が脂肪族アシル基
、芳香族アシル基又は低級アルコキシカルボニル基であ
る場合の除去反応の条件と同様にして塩基と処理するこ
とにより脱離させることができる。尚、アリルオキシカ
ルボニルの場合は、特にパラジウム及びトリフェニルホ
スフィン若しくはニッケルテトラカルボニルを使用して
除去する方法が簡便で、副反応が少な〈実施することが
できる。 尚、上記のようなアミノ基の保護基を除去する操作によ
って、水酸基の保護基が同時に除去されることもある。 上記の水酸基の保護基の除去反応及びアミノ基の保護基
の除去反応は、順不同で希望する除去反応を順次実施す
ることができる。 反応終了後、本反応の目的化合物(54)は常法に従っ
て、反応混合物から採取される。例えば、反応混合物に
水と混和しない有機溶媒を加え、水洗後、溶剤を留去す
ることによって得られる。得られた目的化合物は必要な
らば、常法、例えば再結晶、再沈殿又はクロマトグラフ
ィー等によって更に精製できる。
【1法】
【I法]は、本願発明化合物(54)を別途装造する方
法である。 上記式中、R3、R4,R5、R25、R26°、R2
9及びBoは前記と同意義を示す。 第50工程は、化合物(43)の9位のカルボニル基を
、第45工程に準じて、選択的に還元し、化合物(55
)を製造する工程である。 第51工程は、化合物(55)の水酸基を、第46エ程
に準じて還元して、化合物(57)を製造する工程であ
る。 第52工程は、化合物(55)の水酸基を、第47エ程
に準じて、R29基で置換し、化合物(56)を製造す
る工程である。 第53工程は、化合物(56)のR29基を、触媒下、
第48工程に準じて、ラジカル還元剤で還元し、化合物
(57)を製造する工程である。 第54工程は、化合物(57)の二重結合を、第40工
程に準じて、1.2−ジオールに変換し、化合物(54
)を製造する工程である。 尚、所望により、生成した水酸基を保護することもでき
る。 第55工程は、化合物(58)の水酸基の保護基及び/
又はアミン基の保護基を、第49工程に準じて、除去し
、本願化合物(54)を製造する工程である。 【J法】
【j法】は、本願発明化合物(65)を製造する方法で
ある。 上記式中、R3,R4、R5及びBoは前記と同意義を
示す。 R30及びR31は、同−又は異なって、水酸基の保護
基を示し、 R32は、水素原子又は前記「窒素原子の保護基」を示
す。 尚、原料化合物(59)は、公知の方法、例えば、ジャ
ーナル・オブ・オーガニック・ケミストリー、41巻、
1936頁(1976年)に記載の方法等に従って製造
できる。 第56エ程は、化合物(59)の3位の水酸基を、常法
に従って、R3基で保護し、化合物(60)を製造する
工程である。 第57エ程は、化合物(60)の3級の水酸基を、第1
工程に準じて、アジド基に変換して、化合物(61)を
製造する工程である。 第58工程は、化合物(61)の1級の水酸基を、第2
工程に準じて酸化し、アルデヒド基に変換して、化合物
(62)を製造する工程である。 第59工程は、化合物(62)のアルデヒド基を、第3
工程に準じて、更に酸化して、カルボキシ基に変換して
、化合物(63)を製造する工程である。 尚、化合物(60)を用い、第3工程の説明において記
載した方法に従って、上記、第58工程及び第59工程
の酸化を一工程で行ない、化合物(63)を製造するこ
ともできる。 第60工程は、化合物(63)のカルボキシ基を、第2
4工程に準じて、カルバモイル基に変換し、化合物(6
4)を製造する工程である。 1旦工1は、化合物(64)を、第5工程及び第6エ程
に準じて閉環し、次いで、第1工程に準じて水酸基の保
護基を除去し、更に、所望により、常法に従って、窒素
原子を保護基で保護することにより、本願化合物(65
)を製造する工程である。
【K法】
【K法】は、本願発明化合物(71)を製造する方法で
ある。 上記式中、R3及びR4は前記と同意義を示す。 R33は、一般式−CIl□0R39を有する基(式中
、R39は前記「水酸基の保護基」と同様の基を示す。 )又は一般式−CH,(:H2OR39を有する基(式
中、R39は前記と同意義を示す。)を示し、R34は
、水素原子又は保護された水酸基を示し、 R35は、水素原子、前記「低級アルコキシ基」、前記
「保護された水酸基」、前記「低級アルキルチオ基」又
は前記「ハロゲン原子」と同様の基を示し、 R36は、水素原子又は前記「ハロゲン原子」を示し、 R37は、一般式−CH20Hを有する基又は一般式−
CH2CH,OHを有する基を示し、R38は、水素原
子、ハロゲン原子又は水酸基を示す。 R40は、水素原子、前記「低級アルコキシ基」、水酸
基、前記「低級アルキルチオ基J又は前記「ハロゲン原
子」と同様の基を示し、XI及び×2は、同−又は異な
って、酸素原子又は硫黄原子を示す。 尚、原料化合物(66)は、公知の方法、例えば、ジャ
ーナル・オブ・アメリカン・ケミカル・ソサイエティー
、91巻、3075頁(1969年)又はジャーナル・
才ブ・オーガニック・ケミストリー、52巻、5457
頁(1987年)に記載の方法等に従って製造できる。 第62工程は、化合物(66)をストレッカー反応に付
し、化合物(67)を製造する工程である。 ストレッカー反応に使用される試薬としては、シアン化
カリウム、シアン化ナトリウムのようなシアン化アルカ
リ金属頚と塩化アンモニウムのようなハロゲン化アンモ
ニウム類である。 使用される溶媒としては、反応を阻害せず、出発物質を
ある程度溶解するものであれば特に限定はないが、好適
には、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジメトキシエ
タン、ジエチレングリコールジメチルエーテルのような
エーテル頚;メタノール、エタノール、n−プロパツー
ル、インプロパツールのようなアルコール類;アセトニ
トリル、インブチロニトリルのようなニトリル類:水及
びこれらの溶媒の混合物を挙げることができる。 反応温度は−Iθ℃乃至17[1℃で行なわれるが。 好適には、20℃乃至100℃である。反応時間は、主
に反応温度、原料化合物又は使用される溶媒の種類によ
って異なるが、通常5乃至150時間である。 反応終了後、本反応の目的化合物(67)は常法に従っ
て、反応混合物から採取される。例えば、反応混合物に
水と混和しない有機溶媒を加え、水洗後、溶剤を留去す
ることによって得られる。得られた目的化合物は必要な
らば、常法、例えば再結晶、再沈殿又はクロマトグラフ
ィー等によって更に精製できる。 第63工程は、化合物(67)を、閉斥して、化合物(
68)を製造する工程である。 閉環に使用される試薬としては、好適には、イソシアン
酸カリウム、イソシアン酸ナトリウム、トリメチルシリ
ルイソシアネート、クロルスルホ  □ニルイソシアネ
ートのようなシアン酸化合物又は二硫化炭素である。 使用される溶媒としては、反応を阻害せず、出発物質を
ある程度溶解するものであれば特に限定はないが、好適
には、ベンゼン、トルエン、キシレンのような芳香族炭
化水素類;メチレンクロリド、クロロホルム、四塩化炭
素、ジクロロエタン、クロロベンゼン、ジクロロベンゼ
ンのようなハロゲン化炭化水素邪:酢酸エチル、酢酸プ
ロピルのようなエステル類;ジエチルエーテル、ジイソ
プロピルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、
ジメトキシエタンのようなエーテル類;アセトン、メチ
ルエチルケトン、メチルイソブチルケトンのようなケト
ン頚;アセトニトリル、インブチロニトリルのようなニ
トリル類;酢酸又は水を挙げることができる。 反応温度は一10℃乃至170℃で行なわれるが、好適
には、20℃乃至100℃である。反応時間は、主に反
応温度、原料化合物又は使用される溶媒の種類によって
異なるが、通常0.5乃至5時間である。 反応終了後、本反応の目的化合物(68)は常法に従っ
て、反応混合物から採取される。例えば、反応混合物に
水と混和しない有機溶媒を加え、水洗後、溶剤を留去す
ることによって得られる。得られた目的化合物は必要な
らば、常法、例えば再結晶、再沈殿又はクロマトグラフ
ィー等によって更に精製できる。 第64工程は、化合物(66)を、ブフェラー・バーブ
反応に付し、化合物(68)を製造する工程である。 ブフェラー・バーブ反応に使用される試薬としては、シ
アン化カリウム、シアン化ナトリウムのようなシアン化
アルカリ金属類と炭酸アンモニウムのような炭酸アンモ
ニウム類である。 使用される溶媒としては、反応を阻害せず、出発物質を
ある程度溶解するものであれば特に限定はないが、好適
には、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジメトキシエ
タン、ジエチレングリコールジメチルエーテルのような
エーテル類;メタノール、エタノール、n−プロパツー
ル、イソプロパツールのようなアルコール類;アセトニ
トリル、インブチロニトリルのようなニトリル類;水及
びこれらの溶媒の混合物を挙げることができる。 反応温度は一1O℃乃至170℃で行なわれるが、好適
には、50℃乃至100℃である。反応時間は、主に反
応温度、原料化合物又は使用される溶媒の種類によって
異なるが、通常l乃至7時間である。 反応終了後、本反応の目的化合物(68)は常法に従っ
て、反応混合物から採取される0例えば、反応混合物に
水と混和しない有機溶媒を加え、水洗後、溶剤を留去す
ることによって得られる。得られた目的化合物は必要な
らば、常法1例えば再結晶、再沈殿又はクロマトグラフ
ィー等によって更に精製できる。 第65工程は、化合物(68)から、塩基を使用するこ
とにより、一般式R34−Hを有する化合物(式中、R
34は前記と同意義を示す、)を除去し、二重結合を生
成し、化合物(69)を製造する工程である。 使用される塩基としては、通常の反応において塩基とし
て使用されるものであれば特に限定はないが、好適には
炭酸ナトリウム、炭酸カリウムのようなアルカリ金属炭
酸塩:炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウムのような
アルカリ金属炭酸水素塩;水素化リチウム、水素化ナト
リウム、水素化カリウムのようなアルカリ金属水素化物
等の無機塩基類;ナトリウムメトキシド、ナトリウムエ
トキシドのようなアルカリ金属アルコキシド類;メチル
メルカプタンナトリウム、エチルメルカプタンナトリウ
ムのようなメルカプタンアルカリ金属類;トリエチルア
ミン、トリブチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン
、1.5−ジアザビシクロ[4,3,O] ノナ−5−
エン、1.4−ジアザビシクロ[2,2,2]オクタン
fDABcO1、1,8−ジアザビシクロ[5,4,0
] ウンデク−7一エンfDB口)のような有機塩基類
又はブチルリチウム、リチウムジイソプロピルアミドの
ような有機金属塩基類を挙げることができる。 使用される溶媒としては、反応を阻害せず、出発物質を
ある程度溶解するものであれば特に限定はないが、好適
には、ベンゼン、トルエン、キシレンのような芳香族炭
化水素類;メチレンクロリド、クロロホルム、四塩化炭
素、ジクロロエタン、クロロベンゼン、ジクロロベンゼ
ンのようなハロゲン化炭化水素類;酢酸エチル、酢酸プ
ロピルのようなエステル類;ジエチルエーテル、ジイソ
プロピルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、
ジメトキシエタンのようなエーテル類;メタノール、エ
タノール、n−プロパツール、インプロパツールのよう
なアルコール類;アセトン。 メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトンのような
ケトン類;アセトニトリル、イソブチロ−トリルのよう
なニトリル類:ホルムアミド、ジメチルホルムアミド、
ジメチルアセトアミド、ヘキサメチルホスホロトリアミ
ドのようなアミド類ジメチルスルホキシド、スルホラン
のようなスルホキシド類を挙げることができる。 反応温度は一1O℃乃至170℃で行なわれるが、好適
には、20℃乃至100℃である。反応時間は、主に反
応温度、原料化合物又は使用される溶媒σ種類によって
異なるが1通常0.5乃至5時間でさる。 反応終了後、本反応の目的化合物(69)は常法&こ従
って、反応混合物から採取される。例えば、反応混合物
に水と混和しない有機溶媒を加え、水洩後、溶剤を留去
することによって得られる。得られた目的化合物は必要
ならば、常法、例えば再結晶、再沈殿又はクロマトグラ
フィー等によって更に精製できる。 第66エ程は、化合物(69)に、一般式R35−13
6をユ   有する化合物(式中、R35及びR36は
前記と同意シ   義を示す。)を付加し、化合物(7
o)を製造する工[程である。 使用される溶媒としては、反応を明害せず、出発物質を
ある程度溶解するものであれば特に限定はないが、好適
には、ベンゼン、トルエン、キシレンのような芳香族炭
化水素類;メチlノンクロリド、クロロホルム、四塩化
炭素、ジクロロエタ)   ン、クロロベンゼン、ジク
ロロベンゼンのような〉   ハロゲン化炭化水素類;
酢酸エチル、酢酸プロピルのようなエステル頚;ジエチ
ルエーテル、ジイソプロピルエーテル、テトラヒドロフ
ラン、ジオキサン、ジメトキシエタンのようなエーテル
類:メタノール、エタノール、ローブロバノール、イソ
プロパツール、n−ブタノールのようなアルコール類;
アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケト
ンのようなケトン類;アセトニトリル、イソブチロニト
リルのようなニトリル類:ポルムアミド、ジメチルホル
ムアミド、ジメチルアセトアミド、ヘキサメチルホスホ
ロトリアミドのようなアミド類;ジメチルスルホキシド
、スルホランのようなスルホキシド類を挙げることがで
きる。 反応温度は−10℃乃至170℃で行なわれるが、好適
には、室温乃至80℃である。反応時間は、主に反応温
度、原料化合物又は使用される溶媒の種類によって異な
るが、通常0.5乃至4時間である。 反応終了後、本反応の目的化合物(7o)は常法に従っ
て、反応混合物から採取される。例えば、反応混合物に
水と混和しない有機溶媒を加え、水洗後、溶剤を留去す
ることによって得られる。得られた目的化合物は必要な
らば、常法、例えば再結晶、再沈殿又はクロマトグラフ
ィー等によって更に精製できる。 IZIは、化合物(70)の水酸基の保護基を、第1工
程に準じて除去し、本願化合物(71)を製造する工程
である。 尚、所望により、生成したアミド基を常法に従つて保護
することもできる。 夏腫工3は、化合物(68)の水酸基の保護基を、第1
工程に準じて除去し、本願化合物(71)を製造する工
程である。 尚、所望により、生成したアミド基を常法に従って保護
することもできる。
【L法】
【L法】は、本願発明化合物(76)を製造する方法で
ある。 上記式中、R3、R4、R33、R37、xl及びX2
は前記と同意義を示す。 R41は、前記「ハロゲン原子」と同様の基を示す。 x3は、酸素原子又は硫黄原子を示し、X4は、前記「
イミノ基J、前記「低級アルキルイミノ基」、前記[式
=N−OR7(式中、R7は、水素原子、低級アルキル
基、アリール基若しくはアラルキル基を示す。)を有す
る基」、 前記[式・NNHR7(式中、R7は、前記と同意義を
示す。)を有する基」及び前記「式・CnH2(式中、
R8は、水素原子、低級アルキル基、アリール基若しく
は低級アルコキシ基を示す、)を有する基」と同様の基
を示し、 X5は、酸素原子、硫黄原子又は上記x4の定義におけ
る基と同様の基を示す。 1閃工1は、化合物(68)の1位の水酸基の保護基を
、第1工程に準じて、選択的に除去し、本願化合物(7
2)を製造する工程である。 λU工Iは、化合物(72)の保護されていない水酸基
を、第2工程に準じて、カルボニル基まで酸化し、所望
により、硫化反応によりチオカルボニル基に変換し、化
合物(73)を製造する工程である。 所望の工程に使用される硫化試薬とは、通常、酸素原子
を、硫黄原子に変換できる試薬であれば特に限定はない
が、好適には、五硫化燐、2.4−ビス(4−メトキシ
フェニル)−1,3−ジチア−2,4−ジホスフエタン
ー2.4−ジスルフィドのような硫化燐化合物を挙げる
ことができる。 使用される溶媒としては、反応を阻害せず、出発物質を
ある程度溶解するものであれば特に限定はないが、好適
には、ベンゼン、トルエン、キシレンのような芳香族炭
化水素類;メチレンクロリド、クロロホルム、四塩化炭
素、ジクロロエタンのようなハロゲン化炭化水素類;ジ
エチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、デトラヒド
ロフラン、ジオキサン、ジメトキシエタンのようなエー
テル類及びピリジンを挙げることができる。 反応温度は10℃乃至180℃で行なわれるが、好適に
は、20℃乃至80℃である。反応時間は、主に反応温
度、原料化合物又は使用される溶媒の種類によって異な
るが、通常0.5乃至4時間である。 反応終了後、本反応の目的化合物(73)は常法に従っ
て、反応混合物から採取される。例えば、反応混合物に
水と混和しない有機溶媒を加え、水洗後、溶剤を留去す
ることによって得られる。得られた目的化合物は必要な
らば、常法、例えば再結晶、再沈殿又はクロマトグラフ
ィー等によって更に精製できる。 λ■工1は、化合物(72)の保護されていない水酸基
を、ハロゲン原子に変換し、化合物(75)を製造する
工程である。 ハロゲン化試薬とは、例えば、スルフェニルクロリド、
スルフェニルプロミド、スルフェニルアィオダイドのよ
うなスルフェニルハライド類、ヌルホニルクロリド、ス
ルホニルプロミド、スル寸ニルアイオダイドのようなス
ルホニルハライド類;三塩化燐、三臭化燐、三沃化燐の
ような三ノ10ゲン化燐類:五塩化燐、五臭化燐、五沃
化燐Cような五ハロゲン化燗類;オキシ塩化燐、オキシ
臭化燐、オキシ沃化燐のようなオキシハロゲン什燐類;
トクロルサクシニイミド、N−プロムサクシニイミドの
よりなN−ハロゲノサクシニイミド類;メタンスルホニ
ルクロリド、p−トルエンスルホニルクロリドのような
スルホニルハライドとトリエチルアミンのような有機塩
基;テトラエチルアンモニウムクロリド、テトラエチル
アンモニウムプロミドのような4級アミノハライド類及
びジエチルアミノサルファートリフルオライドfDAs
Tlのような弗素化物を挙げることができ、好適には、
オキシハロゲン化燐類及び弗素化物である。 使用される溶媒としては、反応を阻害せず、出発物質を
ある程度溶解するものであれば特に限定はないが、好適
には、ベンゼン、トルエン、キシレンのような芳香族炭
化水素類;メチレンクロリ)!、クロロホルム、四塩化
炭素、ジクロロエタン、り四ロベンゼン、ジクロロベン
ゼンのようなハロゲン化炭化水素類;酢酸エチル、酢酸
プロピ□   ルのようなエステル類;ジエチルエーテ
ル、ジイソプロピルエーテル、テトラヒドロフラン、ジ
オキサン、ジメトキシエタンのようなエーテル類;アセ
トン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトンの
ようなケトン類ニアセトニトリル、インブチロニトリル
のようなニトリル類;ホルムアミド、ジメチルホルムア
ミド、ジメチルアセトアミド、ヘキサメチルホスホロト
リアミドのようなアミド類を挙げることができる。 反応温度は一20℃乃至1.80℃で行なわれるが、好
適には、0℃乃至120℃である。反応時間は、主に反
応温度、原料化合物又は使用される溶媒の種類によって
異なるが、通常0.5乃至4時間である。 反応終了後、本反応の目的化合物(75)は常法に従っ
て、反応混合物から採取される。例えば、反応混合物に
水と混和しない有機溶媒を加え、水洗後、溶剤を留去す
ることによって得られる。得られた目的化合物は必要な
らば、常法、例えば再結晶、再沈殿又はクロマトグラフ
ィー等によって更に精製できる。 1互工lは、化合物(75)の水酸基の保護基を、第1
工程に準じて除去し、本願化合物(71)を製造する工
程である。 面、所望により、生成したアミド基を常法に従って保護
することもできる。 7は、化合物(73)のカルボニル基等を、ウティッヒ
試薬又は一般弐R42−NH,を有する化合物(式中、
R42は、水素原子、低級アルキル基、式−0R7(式
中、R7は、前記と同意義を示す、)を有する基又は式
−Nl(R7(式中、R7は、前記と同意義を示す、)
を有する基を示す、]と反応させ、化合物(74)を製
造する工程である。 使用されるウティッヒ試薬としては、好適には、メチレ
ントリフェニルホスホラン、エチリデントリフェニルホ
スホラン、ベンジリデントリフェニルホスホラン、メト
キシメチレントリフェニルホスホランのようなトリフェ
ニルホスホランである。 ウティッヒ反応に使用される溶媒としては、反応を阻害
せず、出発物質をある程度溶解するものであれば特に限
定はないが、好適には、ベンゼン、トルエン、キシレン
のような芳香族炭化水素顆:メチレンクロリド、クロロ
ホルム、四塩化炭素、ジクロロエタン、クロロベンゼン
、ジクロロベンゼンのようなハロゲン化炭化水素類;ジ
エチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、テトラヒド
ロフランのようなエーテル類;アセトニトリル、インブ
チロニトリルのようなニトリル類;ホルムアミド、ジメ
チルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、ヘキサメチ
ルホスホロトリアミドのようなアミド類ニジメチルスル
ホキシド、スルホランのようなスルホキシド類を挙げる
ことができる。 反応温度は一78℃乃至50℃で行なわれるが、br適
には、−50℃乃至40℃である。反応時間は、主に反
応温度、原料化合物又は使用される溶媒の種類によって
異なるが、通常0.5乃至4時間である。 一般式R42−NH2を有する化合物(式中、R42は
、前記と同意義を示す。)との反応に使用される溶媒と
しては、反応を阻害せず、出発物質をある程度溶解する
ものであれば特に限定はないが、好適には、ベンゼン、
トルエン、キシレンのような芳香族炭化水素類;メチレ
ンクロリド、クロロホルム、四塩化炭素、ジクロロエタ
ン、クロロベンゼン、ジクロロベンゼンのようなハロゲ
ン化炭化水素類;酢酸エチル、酢酸プロピルのようなエ
ステル類;ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル
、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジメトキシエタン
のようなエーテル類;メタノール、エタノール、n−プ
ロパツール、インプロパツールのようなアルコール印;
アセトニトリル、インブチロニトリルのようなニトリル
類を挙げることができる。 反応温度は一78℃乃至50℃で行なわれるが、好適に
は、20℃乃至80℃である。反応時間は、主に反応温
度、原料化合物又は使用される溶媒の種類によって異な
るが、通常0.5乃至6時間である。 1B工1は、化合物(73)の水酸基の保護基を、第1
工程に準じて除去し、本願化合物(76)を製造する工
程である。 尚、所望により、生成したアミド基を常法に従って保護
することもできる。 夏乃工1は、化合物(74)の水酸基の保護基を、第1
工程に準じて除去し、本願化合物(76)を製造する工
程である。 尚、所望により、生成したアミド基を常法に従って保護
することもできる。
【発明の効果】
本発明の化合物は、発芽前及び発芽後のいずれの処理方
法によっても種々の雑草に対して優れた除草効果を示し
、かつ、作物−雑草間に優れた選択性を示す。 殊に、畑作の茎葉処理及び土壌処理用除草剤として、畑
地に生育する種々の雑草、例えば、ソバカズラ、サナエ
タデ、スベリヒエ、ハコベ、シロザ、アオゲイトウ、ノ
ハラガラシ、ナズナ、イチビ、アメリカキンゴジカ、フ
ィールドパンジー、ヤエムグラ、セイヨウヒルガオ、ヒ
メオドリコソウ、ホトケノザ、シロバナチョウセンアサ
ガオ、イヌホオズキ、オオイヌノフグリ、イヌカミツレ
、コーンマリーゴールドのような広葉雑草:ヒエ、イヌ
ビエ、エノコログサ、メヒシバ、オヒシバ、スズメノカ
タビラ、スズメノカタビ ラ、エンバク、カラスムギ、セイバンモロコシ、シバム
ギ、ウマノチャヒキ、ギョウギシバのようなイネ科雑草
及びツユクサのようなツユクサ科雑草;コゴメガヤツリ
、ハマスゲのようなカヤツリグサ科雑草等の神々の雑草
に対して、除草活性を示し、かつ、トウモロコシ、コム
ギ、イネ、ダイスのような主要作物に対して問題となる
ような薬害を示さない。 又、水田用除草剤として、水田に発生する、種々の雑草
、例えば、タイヌビエのようなイネ科雑草;コナギ、ア
ゼナ、キカシグサ、ミゾハコベのような広葉雑草;タマ
ガヤツリ、ホタルイ、マツバイ、ミズガヤツリのような
カヤツリグサ科雑草に対して除草活性を示し、かつ、イ
ネに対しては問題となる薬害を示さない。 更に、畑地、水田のみならず、果樹園、桑園、非農耕地
においても使用することができる。 尚、本発明化合物は、植物を枯死させることなく、その
生長を抑制する作用も有するので、例えば水稲の短稈化
による倒伏防止、芝生の生育抑制による刈込回数の低減
等の種々の有用性が期待される。 除草剤及び植物生長調節剤を調製するには、固体担体、
液体担体のような担体で希釈し、必要に応じて、界面活
性剤のようなその他の製剤用補助剤を加えることにより
、粉剤、粗粉剤、粒剤、微粒剤、乳剤、懸濁剤、水和剤
、フロアブル剤、水滴剤、液剤等に調製することができ
る。もちろん、精製の任意の段階で精製を中止し、粗製
物を有効成分とすることもできる。 担体とは、有効成分の植物への到達性を助け、又は有効
成分の貯蔵、輸送或いは取扱を容易にするために除草剤
及び植物生長調節剤に混合される合成又は天然の無機又
は有機物質を意味する。 適当な固体担体としては、クレー、タルク、ジ−クライ
ト、バーミキュライト、消石灰、珪砂、珪藻土、カオリ
ン、アタパルジャイトクレー、ベントナイト、炭酸カル
シウム、硫酸アンモニウム、酸性白土、含水無晶形二酸
化珪素、方解石、ドロマイト、燐石灰、ゼオライトのよ
うな無機物質:クマロン樹脂、アルキド樹脂、石油樹脂
、ポリ塩化ビニル、コーパルガム、ダンマルガム、エス
テルガムのような樹脂;カルナバロウ、パラフィンロウ
等のワックス類;<るみ、ナツツ等の型巣の殻:タバコ
粉、小麦粉、木粉、きな粉、澱粉、大豆粉;尿素等が挙
げられる。 適当な液体担体の例としては、例えば、水;キシレン、
メチルナフタレンのような芳香族炭化水素類;メタノー
ル、エタノール、インプロパツール、エチレングリコー
ル、セロソルブのようなアルコール類;アセトン、シク
ロヘキサノン、イソホロンのようなケトン頚;大豆油、
絽実油のような植物油、ジメチルスルホキシド、N、N
−ジメチルホルムアミド、アセトニトリルのような極性
溶媒が挙げられる。 分散、乳化、温潤、拡展等の目的で使用される界面活性
剤は、イオン性でも非イオン性でもよ(、適当な陰イオ
ン性界面活性剤としては、例えば、ラウリルサルフェー
トのナトリウム塩のようなアルキル硫酸エステル類;パ
ラフィンスルホン酸のナトリウム塩のようなアルキルス
ルホン酸塩;ドデシルベンゼンスルホン酸のナトリウム
塩、イソブチルナフタレンスルホン酸のナトリウム塩の
ようなアルキルアリールスルホン酸塩;ジエチルヘキシ
ルスルホコハク酸のナトリウム塩のようなジアルキルス
ルホコハク酸塩;ポリオキシエチレンノニルフェニルエ
ーテルの燐酸エステル及びその塩のようなポリオキシエ
チレンアルキルアリール(又はアルキル)エーテル燐酸
エステル類;ポリオキシエチレンオレイルエーテルの硫
酸エステル及びその塩のようなポリオキシエチレンアル
キル(又はアルキルアリール)エーテル硫酸エステル類
;リグニンスルホン酸のナトリウムあるいはカルシウム
塩のようなりゲニンスルホン酸塩;オレイン酸のナトリ
ウム塩のような高級脂肪酸の塩等が挙げられる。 適当な陽イオン性界面活性剤としては、例えば、ラウリ
ルアミン酢酸塩のような高級脂肪族アミンの塩類;ポリ
オキシエチレンステアリルアミンのような高級脂肪族ア
ミン酸化エチレン縮合物等が挙げられる。 適当な非イオン性界面活性剤としては、例えば、脂肪酸
のグリセライド;脂肪酸の蔗糖エステル;ポリオキシエ
チレンオレイン酸エステルのようなポリオキシエチレン
アルキルエステル;高級脂肪族アルコールの酸化エチレ
ン縮合物のようなポリオキシエチレンアルキルエーテル
;アルキルフェノール若しくはアルキルナフトールの酸
化エチレン縮合物のようなポリオキシエチレンアルキル
アリールエーテル;ポリオキシエチレンポリオキシプロ
ピレンブロックコポリマー;ソルビタンモノアルキレー
トやそのエチレンオキシド付加物のようなソルビタン脂
肪酸エステル及びポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸
エステル等を挙げることができる。 除草剤として使用する場合には、他の成分、例えば、ゼ
ラチン、アラビアゴム、カゼイン、アラビアゴム、カル
ボキシメチルセルロースのナトリウム塩(CMCI 、
ポリビニルアルコール、メチルセルロースのような保護
コロイド剤ニトリポリリン酸ナトリウムのような分散剤
:ベントナイトのような増粘剤;リグニンスルホン酸塩
;アルギン酸塩;酸性燐酸イソプロピル(PAPI等を
含有することもある。 又、除草剤として使用する場合においても、他の殺菌剤
、殺虫剤、殺ダニ剤、殺線虫剤、除草剤、植物生長調節
剤、肥料、土壌改良剤等と混合し、適用範囲を拡大し、
省力化を図ることもできる。 処理方法としては、通常製剤化して、雑草の発芽前又は
発芽後約1か月以内に土壌処理、茎葉処理又は湛水処理
する。土壌処理には、土壌表面処理、土壌混和処理等が
あり、茎葉処理には、植物体の上方からの処理のほか、
作物に付着しないよう雑草に限って処理する局部処理等
があり、湛水処理には、粒剤の散布や水面への潅注処理
等がある。 本発明化合物は、水田、畑地、果樹園、牧草地、芝生地
、森林又は非農耕地の除草剤として使用できる。 その処理量は、気象条件、製剤形態、処理時期、処理方
法、場所、対象雑草、対象作物等により異なるが、通常
、有効成分として、1アール当たり1g乃至ioo g
 、好ましくは、5g乃至40 gであり、乳剤、水和
剤、懸濁剤等は、通常、その所定量を1アール当たり1
リツトル乃至10リツトルの水(所望により、界面活性
剤、ポリオキシエチレン樹脂酸、リグニンスルホン酸塩
、アビエチン酸塩、ジナフチルメタンジスルホン酸塩、
パラフィンのような展着剤を添加できる。)で希釈して
処理し、粒剤等は、通常、何等希釈することなく処理す
る。
【試験例】
1粟処里旦1 面積150 cm2のプラスチック製ポットに畑土壌を
つめ、−年生畑雑草であるエノコログサ、メヒシバ、イ
ヌビエ、セイバンモロコシ、オオクサキビ、カラスムギ
、ブタフサ、イチビ、アサガオ、オナモミ、イヌホオズ
キ、ノハラガラシの各種子を播種しついで、人工園芸培
土で覆土した。その後、ガラス温室内でlO〜14日間
育成したところに、後記製剤例1に準じて1000 p
pmの濃度に調製した各化合物の懸濁液に展着剤グラミ
ンS(三共株式会社商標名)を0.05%となるように
添加しポット当り10 ml散布した。散布後10日間
経過したところで雑草の生育状態を観察し、次の基準に
従って除草効力を判定した。 無処理のポットの雑草に対し 10〜lO%  1  0  1 111〜30  %  1  1  1131〜50 
 %  1  2  11 51〜70  %  1 
 3  11 71〜90  %  I   4  1
191−100  %  15 とした。 試験に使用した雑草は、下記の通りである。 A:イヌビよ り:メヒシバ C:オオクサキビ D:エノコログサ E:セイバンモロコシ F:イヌホオズキ G:オナモミ H:アルバアサガオ ■:ブタクサ J:イチビ 上記結果から明らかなように、本願発明に係る化合物は
、畑地の狭葉及び広葉雑草の広範囲の雑草に対して、生
育期の茎葉処理で優れた除幕効果を示した。 以下に、実施例、参考例及び製剤例を挙げて、
【実施例】
ジオン [is、 2R,3R,4R]−1−デオキシ−1−ア
ジド−1−ベンジルオキシアミノカルボニル−2,3−
0−イソプロピリデン−5−ローベンジル−D−リボフ
ラノース937mgを、アセトニトリル31 mlに溶
かし、トリブチルホスフィン0.57 mlを加え、室
温で20分間撹拌後、炭酸ガスを導入しつつ4時間撹拌
した。濃縮後、シリカゲルカラムクロマトに付し、ヘキ
サン:酢酸エチル(1:11 で溶出し、目的化合物8
32 mg(89%)を得た。 融点=145〜147゜ 赤外吸収スペクトル ν、、、居クロロホルム)am”
”二3340,179[1,1750,1130,11
00,1080゜マススペクトル m/z : 454
fM”)、 439.348゜305、289.199
.184.149.126.107.92.77゜65
、 59. 51゜ NMRスペクトルf270MHz、 CDC1,)  
δppm +1.29f3H,sl、  1.55(3
)1.sl、  3.58flH1dd、J=2.0゜
10.6 Hzl、  3.73fH1,dd、Jl、
8,10.6 Hz)、  4.59flH,dd、J
=1.8.2.0 Hzl、  4.57f2H,AB
q、Jll、4Hz)、  4.6911H,d、J=
5.6 Hz)、  4.77(IH,d、J=5.6
Hz)、  5.10(2H,ABq、J:11.3 
Hz)、  6.23flH,sl。 151−7.30  f5H,a+)。 実施例1で得た化合物625 mgをメタノール150
m1に溶かし、5駕パラジウム−炭素0,6gを加え、
水素3.3気圧下、室温で30分撹拌した。不溶物を濾
去後、濃縮し、目的化合物468 mg(93%)を得
た。 融点:154〜158゜ 赤外吸収スペクトル v 111111 (KBrl 
c+m−’ :3500〜3100. 1?85. 1
720. 1120. 1080゜マススペクトル m
/z : 364fM”l、 349.333゜289
、273.258.242.215.198.185.
175.157゜149、126.107.92.85
.79.70.59NMRスペクトル f270MHz
、 DMSO−ds)  δ ppm :1.26f3
H,sl、 1.44(3H,s)、 3.52FLH
9dd、J=5.2゜10.4 Hz’l、 3.57
flH,dd、J=5.0.10.4 Hz)、 4.
51−4.47flH,m)、 4.55f2H,AB
q、に12.2 Hzl、’4.77(IH。 d、J=7.0 Hz)、 4.8111H,d、J=
7.0 Hz)、 7.40−7.28f5H,+Il
l、 8.76flH,s)、 10.68flH,s
)。 メタノール:18 allと精製水1.9 mlの混合
溶媒に、実施例2で得た化合物188 mgを溶かし、
ダウエックス501を0.38g加え、50℃で6時間
撹拌した。不溶物をセライトにて濾去し、濃縮物を薄層
クロマトに付し、メタノール:酢酸エチル(1:20)
で展開精製し、目的化合物を油状物として126 mg
(75%)得た。 [a]    + 22.49  (cm0.56、メ
タノール)マススペクトル m/z : 324fM”
)、 308.296゜233、218.175.15
8.142.129.107.92.85゜79、73
.65.57.51’、 42゜NMRスペクトル f
270MHz、 co、onl  δppm :3.5
6flH,dd、J=4.0.11.0 Hz)、 3
.60(IH,dd、J=3.6゜11.0 Hz)、
 4.08(IH,dd、I=2.4.6.OHzl、
 4.27flH。 d、J=6.0 Hzl、 4.36(IH,ddd、
J=2.4,3.6.4.0 Hz)。 4.56(2H,ABq、J−12,1Hzl、 7.
37−7.26f5H,m)。 [IS、2R,3R,4R]−1−デオキシ−1−アジ
ド−1−ベンジルオキシアミノカルボニル−2,3−0
−インプロピリデン−5−0−ベンジル−D−リボフラ
ノース3.00 gを実施例1に準じ、トリブチルホス
フィンで処理後、炭酸ガスを導入し、更に無水酢酸0.
93 ml 、 ピリジン0.8 ml及び触媒量のジ
メチルアミノピリジンを加え、室温にて20分間撹拌し
た。濃縮後、シリカゲルカラムクロマトに付し、ヘキサ
ン:酢酸エチルf2:l)で溶出し、目的化合物を油状
物として2.99 g(91%)得た。 [a ]    14.29 (cm1.56、メタノ
ール)赤外吸収スペクトル ν11居クロロホルム) 
cm−’+ 1820.1760.1?20.1130
.1090マススペクトル m/z : 496fM”
)、 481.444゜389.283.233.18
9.148.105.91.77、59゜NMRスペク
トル (270MHz、 CDCI−)  δ ppm
 :1.29(3H,s)、 1.56f3H,s)、
 2.51f3H1s)、 3.68(2H。 d、J=6.4 Hzl、 4.58f2H,ABq、
J=12.3 Hzl、 4.83flH,dt、J=
4.3.6.4 Hz)、 4.83flH,dd、I
=4.3.7.2Hz)、5.12f2H,ABq、J
=9.7 Hz)、 5.24flH,d、J=7.2
Hzl、7..27−7.51flOH,ml。 実施例4で得た化合物994 mgを実施例2に準じ、
脱ベンジル化し、目的化合物を728 mgf90%)
得た。 融点=164〜1666 赤外吸収スペクトル ν1.言クロロホルム)cm−’
: 1815.1755.1715.1085.102
0゜マススペクトル m/z : 406 (M′″l
、 389.283゜257、185.149.126
.101.91.68.59.42゜NMRスペクトル
f27014Hz、 CDC131δ ppm :1.
30f3H,sl、 1.58f3H,sl、 2.5
4f3H,s)、 3.69[2H。 d、J=6.4 Hzl、 4.58(2H,ABq、
J=12.2 Hzl、 4.70flH,dt、J=
4.4,6.2 )1z1.4.84flH,dd、J
=4.4,6.8Hz)、5.28flH,d、J=6
.8 Hzl、 7.27−7.37(5H,ml。 実JU江旦 実施例5で得た化合物320 mgを、四塩化炭素4.
6 ml、アセトニトリル4.6 ml及び精製水6.
9 mlの混合溶媒に溶かし、過ヨウ素酸ナトリウム8
40mgと、三塩化ルテニウム89 mgを加え、室温
で10分間撹拌した。更にイソプロパツールを加えて2
0分間撹拌した。不溶物をセライトで濾去し、食塩水で
希釈後、メチレンクロリドで抽出した。抽出液を亜硫酸
ナトリウム水溶液で洗浄後、硫酸ナトリウムで乾燥し、
濃縮した。得られた粗製物を薄層クロマトに付し、ヘキ
サン:酢酸エチル(1:21で展開精製し、目的化合物
を油状物として194 mg(59%)得た。 [α]    6.06  (cm1.55、メタノー
ル)赤外吸収スペクトル ν□居クロロホルム)c11
: 3500−2850. 1820. 1750. 
1720. 1090. 1070゜1030゜ マススペクトル m/z : 420 fll!”l 
、 405.389゜283、 247. 19(1,
163,126,105,77、68,59゜NMRス
ペクトル f270MHz、 CDC1zl  δpp
m :1.33f3H,sl、  1.60f3H,s
)、  2.56(3H,s)、  4.50(IH。 dd、J=6.7,11.8 Hz)、  4.63f
lH,dd、J=4.4.11.8Hzl、  4.8
3flH,dt、J=4.4,6.7  Hzl、  
5.05 flH,dd、J=4.4,6.8  Hz
)、  5.33(IH,d、J=6.8 Hz)、 
 7.41−7.48(2H,m)、  7.53−7
.60(IH,m)、  8.06−8.09 (2H
,ml 。 実施例6で得た化合物244 mgをメタノール4.8
mlと精製水2.4 ml+7)混合溶媒に溶かし、ダ
ウエックス5H1,4gを加え、65〜70℃にて2時
間攪拌した。不渚物を濾去後、濃縮した。濃縮物をメタ
ノール7 mlに溶かし、ヒドラジン永和物54μlを
加え、室温で4時間撹拌した。反応液を濃縮し、目的化
合物92 mg(47%)を得た。 融点=94〜96゜ 赤外吸収スペクトル ν□x 1KBr) cm〜1:
3450−3300.1800.1720,1100.
1070マススペクトル m/z : 3381”1.
322.304゜278、207.179.165,1
49.122.105,77、68゜57、51゜ NMRスペクトル f270MHz、 CD30D+ 
 δ ppm :4.17(LH,dd、J=3.2,
6.4 Hzl、 4.28(IH,d、J=6.4H
z)、 4.43(IH,dd、J−3,2,12,1
Hz)、 4.46i1)1.dd。 J=4.0,12.1 Hzl、 4.57(IH,d
t、J・3.2,4.0 Hzl。 7.46−7.52f2H,ml、 7.59−7.6
2[IH,m)、 8.03−8.06(2H,m)。 合物A)及び 2R,3R,4R,5R−2−ベンジルオキシメチル−
3,4−倉JLLL fil  [lR3,2R,3R,4R]−1−デオキ
シ−1−アミノ−1−アミノカルボニル−2,3−0−
イソプロピリデン−5−〇〜ベンジルーD−リボフラノ
ース716 mgを、ベンゼン35 mlに溶かし、チ
オカルボニルジイミダゾール1.19 gを加え、7(
1’cにて12時間加熱撹拌した。塩化アンモニウム水
を加えた後、酢酸エチルで抽出し、抽出液を水洗し、乾
燥後、濃縮した。 シリカゲルカラムクロマトに付し、ヘキサン:酢酸エチ
ル(3:1)で渚出し、化合物Aを油状物として22 
B13%)と化合物Bを油状物として21mg(3%)
得た。 Tel  [IS、2R,3R,4R]−1−デオキシ
−1−アジド−1−アミツ力ルボニル−2,3−0−イ
ソプロピリデン−5−0−ベンジル−D−リボフラノー
ス450 mgをアセトニトリル10 mlに溶かし、
室温にてトリブチルホスフィン0.35 allを加え
、5分間撹拌後、二硫化炭素1.0 mlを加え、4時
間撹拌した。濃縮後、シリカゲルカラムクロマトに付し
、ヘキサン:酢酸エチルf3:I)で溶出し、化合物A
を29 mgf6%)と化合物Bを55 mg(12%
)得た。 [化合物A] マススペクトル m/z : 364fM”)、 27
9.258゜167、149.126.113.91.
57NMRスペクトルf27(1MHz、 CDC13
)  δppm :1.30f3)1.s)、 1.6
1[3H1s)、 3.61flH,dd、J=2.0
゜10.5 Hz)、 3.78(IH,dd、J=2
.0.IO,5Hzl、 4.6]flH,t、J=2
.0 Hz)、 4.55flH,d、J:11.3 
Hz)、 4.64flH,d、J=11.3 Hzl
、 4.78flH,d、J=5.6 Hzl、 4.
81flH,d、J:5.6 Hz)、 7.33−7
.45f5H,ml、 7.78(IH,s) 、 8
.39 (IH,sl 。 [化合物B] マススペクトル m/z二364fM”1.279.2
58゜220、167、149.91.5?。 NMRスペクトル (270MHz、 CDCl5) 
 δ ppm :1.36i311.s)、  1.5
9f3H1s1. 3.64+111.dd、、J=6
.2゜10.2  f(zl、  3.66+lH,d
d、J=6.2,10.2 Hzl、  4.43fl
H,dt、J=1.4.6.2 Hz)、  4.59
+28.S)、  4.79−4.83i2H,m)、
  8.72(lH,br、s)。 [IS、2R,3R,4R]−1−デオキシ−1−アジ
ド−1−アミノカルボニル−3,4−0−インプロピリ
デン−5−〇−tert−ブチルジメチルシリル−D−
リボフラノース2.48 gから実施例8(2)に準じ
、化合物Cを油状物として423 mgf16%)と化
合物りを油状物として639 mgf25%)得た。 [化合物C] 赤外吸収スペクトル シ、、言りロロホルム1cm−’
+ 3440.1780. +490.1375.11
20..1100.1080゜マススペクトル m/z
 : 388fM”)、 373.331゜313、1
85.149.126.117.75.57.40゜N
MRスペクトル [270MHz、CDC131δ p
pm :0.20(3H,sl、 0.22f3H,s
l、0.99(9H,s)、 1.33(3H。 sL 1.63f3H,s)、 3.81flH,dd
、J=1.6.l]、、3 Hz)。 3.94[IH,ddl=1.6,11.3 Hz)、
 4.58[IH,t、J=1.6Hzl、 4.81
flH,d、J=6.2 Hzl、 4.84flH,
d、J=6.2Hz)、 7.89flH,sl、 8
.16flH,br、sl。 [化合物D] 赤外吸収スペクトル IJmam(クロロホルム)C「
1: 3450.1770.1490.1080゜マス
スペクトル m/z : 38NM”+1)、 373
.331゜273、255.185,158.145.
126.89.75.59゜40゜ ltMRスペクトル f270MHz、 CDC13)
  δ ppm +0.07[3H,sl、 0.09
f3H,s)、 0.90f9H,s)、 1.38f
311.s)、  1.59f3H,s)、  3.7
5i211.d、J=6.0  )Iz)。 4.28[1)1.dt、J=2.0.6.0  Hz
)、  4.79(1)1.d、J=6.0Hz)、4
.85(lH,dd、J=2.0,6.OHzl、7.
19flH,sl。 8.24 flH,br、sl 叉]1110 実施例9で得た化合物C309mgをエタノール6 m
lと精製水3 mlの混合溶剤に溶かし、ダウエックス
50W 0.9 gを加え、55℃にて3時間撹拌した
。不溶物をセライトで濾去後、薄層シリカゲルクロマト
に付し、酢酸エチルで展開精製し、目的化合物を油状物
として143 mg(77%)得た。 [a] 2” −52,69(c・0.84.メタノー
ル)マ ススベクトル 132、 116. 86,73, 60, 40。 NMRスペクトル [270MHz. CDJD)  
δ ppm :3、61flH,dd,J=4.2.1
2.0 )1z)、  3.66flH,dd.J=3
.8。 12、0 Hzl,  4.07(IH.dd,J=2
.6,5.6 Hzl.  4.23−4、27flH
,m)、  4.30flH.d,J=5.6 Hz)
。 寒ll引L↓ 実施例9で得た化合物D28mgから、実施例10に準
じ、目的化合物を油状物として16 mg(94%)得
た。 [a]D ÷36.79  (c=0.91,メタノー
ル)マススペクトル m/z : 234, 198,
 132,’316。 88、 73, 60, 56. 40、NMRスペク
トル f270MHz. CDJDI δ ppm :
3、 59 (IH,dd, J=5. 0, 12.
 1 Hz) 、 3. 66 flH. dd, J
・4.2。 12、l Hzl. 4.10−4.15flH,ml
, 4.18flH,dd,J=3.2。 4、8 Hz)、 4.27(IH,d,J=4.8 
)1zl。 叉JLfLLス 5−0−ペンシル−1,2:3,4−ジー0−イソプロ
ピリデン−β−叶ブシコフラノース247 mgをアセ
トニトリル3 mlに溶かし、0℃でトリメチルシリル
アジド0.20 mlとトリメチルシリルトリフラート
73μlを加え、1時間撹拌した。食塩水を加え希釈後
、エーテルで抽出した。抽出液を水洗後、硫酸ナトリウ
ムで乾燥した。濃縮後、シリカゲルカラムクロマトに付
し、ヘキサン:酢酸エチルf3:1)で溶出し、目的化
合物を油状物として129 mg151%)を得た。 赤外吸収スペクトル ν、、、(クロロホルム)cm−
’:1650.1450,1385゜ マススペクトル m/z: 334(M”+11.31
8.242゜227、 154. 126. 98. 
84. 68゜NMRスペクトル f270MHz、 
CDC11)  δ ppm :1.3313H,sl
、 1.46(3H,sl、 1.99(3H1s)、
 3.64(IH9d、J・9.8  Hzl、  3
.64i1H1d、J=7.3 Hz)、4.17fl
)l、d。 J=lO,9Hzl、  4.30(lH,dt、J=
1.6,7.:] Hzl、  4.49(lH,dl
=lO,9Hzl、  4.5H1)1.d、J=6.
0 Hz)、  4.58f2H,ABq、J:12.
l  Hz)、  4.80(IH,dd、J=1.6
.6.0H2I、  7.27−7.36F58.DI
+。 (Is、 2R,3R,4R)−1−デオキシ−1−ア
ミノカルボニル−1−メトキシカルボニルアミノメチル
−2,3−0−インプロピリデン−5−〇−ベンジルー
D−リボフラノース1673 mgをテトラヒドロフラ
ン160 mlに洛かし、撹拌しながら、ナトリウムビ
ス(トリメチルシリル)アミド8.4 mlと弗化テト
ラブチルアンモニウム8.4 mlを加え、70℃で3
0分間加熱した。冷却後、l規定塩酸で酸性とし、酢酸
エチルで抽出した。抽出液を食塩水で洗浄し、硫酸ナト
リウムで乾燥後、濃縮した。シリカゲルカラムクロマト
に付し、ヘキサン:酢酸エチル(1:2)で溶出し、目
的化合物を1299 mgf86%)得た。 融点: 233−237℃ 赤外吸収スペクトル ν1.X(クロロホルム)c+n
−’: 3400.1720.1075゜ マススペクトル m/z: 362fM”1.347.
278.233゜217、186.167、149.1
05.91.72.59.41゜NMRスペクトル (
270MHz、 CDC1xl  δppm :1.3
0f3H,s)、 1.45(3H,sl、 3.35
flH,d、J=12.5H2)、 3.41+IH,
dd、J=4.8,12.5 Hzl、 3.58fl
H,dd。 J=2.8,10.7 Hz)、 3.64(IH,d
d、J=2.6,10.7 Hzl。 4.55(2H,ABq、J:12、I Hz)、 4
.72−4.75(IH,ml。 4.75(IH,d、J=6.4  Hzl、  4.
86flH,dd、J=2.4,6.4Hz)、 5.
80i1H,br、s)、 7.27−7.40(5H
,+nl、 7.58(IH,br、 s) 。 デカン−8,lO−ジオン 実施例13で得た化合物702 mgから、実施例3に
準じ、目的化合物943 mgf100%)を得た。 融点: 166−175℃ [a]   +51.2Hc=0.83 、メタノール
)赤外吸収スペクトルν1.1(流動パラフィン1cm
−’3520、3410.1750.1720.11.
10゜マススペクトル m/z: 32HM”1.30
4.279.256゜216、180.167、143
.129.107.97.91.83゜70、65.5
?、 41゜ NMRスペクトルf270MHz、 CD、ODl  
δppm :3.16(IH,d、J=12.9 Hz
l、 3.38(IH,d、J=12.9 Hz)。 3.60i1’H,dd、J:4.2,11.0 Hz
l、 3.74flH,dd、に2.4゜11.0 H
z)、 4.09flH,dd、J=5.8,7.2 
Hz)、 4.2411H。 d、J:5.8 Hz)、 4.27(IH,ddd、
J=2.4,4.2,7.2 Hzl。 4.57(2H,sl、 7.23−7.34f5H,
a)。 メチル−1−オキサ−7,9−ジアザスピロ4.5  
デカノー8.10−ジオン 実施例14で得た化合物724 mgがら、実施例2に
準じ、目的化合物を354 mgf100%)得た。 融点:201〜206℃ 赤外吸収スペクトル ν□x  (KBrl cm−’
・3470、 1690. 1090゜ マススペクトル mlz: 23HM”1.214.2
01.196゜159、143. 129. 113.
 100. 83. 73. 57. 42NMRスペ
クトル (270MHz、 co3oo1  δ pp
m :3、l7flH,d、J:12.7 Hzl、 
3.40flH,d、J:12.7 Hzl。 3.60flH,dd、J=3.4,12.3 Hz)
、 3.82ゝ111+、dd、J=2.4゜12.3
 Hz)、 4.0HII(、ddl=5.6,7.6
 Hz)、 4.12flH。 ddd、J=2.4.3.4,7.6 Hzl、 4.
23flH,d、J=5.6 Hzl。 fls、 2R,3R,4R)−1−デオキシ−1−ア
リル−1−カルバモイル−2,3−0−インプロピリデ
ン−5−〇−ベンジルーD−リボフラノース595 m
gをメチレンクロリド10 mlに溶かし、 −78℃
で撹拌しながらオゾンを2時間導入した。窒素ガスを通
じ、過剰のオゾンを除いた後、トリエチルアミン1.6
7 ml ヲ加え、30分間攪拌した。温度を0℃まで
上げ、さらに1時間撹拌後、水にあけ、メチレンクロリ
ドで抽出した。抽出液を食塩水で洗浄し、硫酸ナトリウ
ムで乾燥した。濃縮物をシリカゲルカラムに付し、ヘキ
サン:酢酸エチル(1:1)で溶出し、目的化合物を無
色ガム状物として342 mg(57%)得た。 再度、カラムクロマトで精製し、8位水酸基の立体異性
体E及びFを単離した。 [E] [a] 25+5.95(c・2.42.  クロロホ
ルム)赤外吸収スペクトル ν11.(クロロホルム)
 cm−’: 3670.3610.3025.172
0.1075.1040゜マススペクトル mlz: 
34NM”l、 334.316.305゜273、2
40.226.199.182.175.145.12
6.105゜92.85.69.59゜ NMRスヘクトル(270MHz、 C:De13) 
 6 1]pm:1.29f3H,sl、  1.51
f3H,s)、  2.07flH,dd、J=6.0
゜13.3 Hzl、  2.IIflH,sl、  
2.59flH,dd、J=5.6.I3.3H7,l
、  3.56f2H,ml、  4.51flH,d
、J=12.] Hzl、  4.55flH,d、J
=12.l Hzl、 4.59flH,d、J=6.
9 Hz)、 4.61−4.66flH9ml、 4
.79flH,dd、J=2.8.6.9 Hzl、 
4.84(IH,br、s)、 5.20i1H,dd
、J=5.6,6.0 Hzl。 [F]   ・ [a] i” +18.63(c=1.54.クロロホ
ルム)赤外吸収スペクトル υ1.8(クロロホルム)
 cm−’: 3670.3610.3025.172
0.1075.1040゜マススペクトル mlz: 
349(M”)、 334.316.305゜273、
240.226.199.182.175.145.1
26.105゜92、 85. 69. 59゜ ?1MRスペクトル(270MHz、 CDClユ) 
δppIll:1.34(3H,s)、 1.55(3
H,s)、 2.24(IH,d、J:13.3Hz1
.2.4011H,dd、J=5.6,13.3 Hz
l、 3.57f3H,d、J=4.0 Hzl、  
4.55f2H,s)、  4.64−4.71[IH
,ml、  4.84f2H,sl、  5.22fl
H,m)、  ?、12flH,br、s)、  7.
27−7.39(5H,+nl 。 実施例17 実施例16で得た化合物321 mgをアセトン15m
1に溶かし、これに水冷下、撹拌しながら、反応液が赤
褐色を帯びるまで、Jones試薬を加えた。 10分間撹拌後、イソプロピルアルコールを反応液が緑
色になるまで加え、さらに10分間撹拌した。 不溶物をセライトで濾去し、濾液を炭酸水素ナトリウム
水にあけ、エーテルで抽出した。抽出液を食塩水で洗浄
後、硫酸ナトリウムで乾燥した。濃縮物をシリカゲルク
ロマトに付し、ヘキサン:酢酸エチル(5:21で溶出
し、目的化1合物を無色ガム状として、253関g(7
9%)得た。 [a] 2” +12.43ic=2.53.クロロホ
ルム)D 赤外吸収スペクトル ν、、言クロロホルム) cm−
’: 1790.1730.1180.1155.11
30.1080゜マススペクトル m/z: 347f
M”l、 332.289.241゜224、198.
181.168.145.126.105.92.70
゜65、 59゜ NMRスペクトル (270MHz、 CDCl5) 
 δ ppm :1.32(3H,sl、 1.53f
3H,sl、 2.90(2H,sl、 3.60(2
)1゜+nl、 4.691LH,dd、J=2.8,
5.6 Hz)、 4.73flH,d、J=6.5 
Hz)、 4.86flH,dd、J=2.8,6.5
 Hz)、 7.28−7.41(5H,ml、 8.
34flH,br、sl。 実施例3に準じ、実施例17で得た化合物397nag
から目的化合物150 rng(43%)を得た。 融点: 191−193℃ [a ] 2” +57.07(cm0.41.メタノ
ール)赤外吸収スペクトル νwax  (KBr) 
cm−’3450、3350.1760.1700.1
195.1160.1120゜1095、1055.1
035 マススペクトル m/z: 307[IJ”)、 28
9.273.201゜128、 105.91゜ NMRスペクトル i270MHz、CD30D)  
δ ppm :2.89(2H,sl、 3.58(I
Hld、J=6.9 Hzl、 3.60i11Lsl
。 4.07i1H,dd、J=3.2,6.0 Hzl、
  4.24(111,d、J=6.0Hzl、 4.
35[IH,dd、J=3.2,6.9 )1z1.4
.54(2H,s)。 7、24−7.38 f5H,ml 。 実施例2に準じ、実施例18で得た化合物161mgか
ら目的化合物68 mg(60%)を得た。 融点:143〜146℃ [α] 25+41.25fc=1.28.メタノール
)赤外吸収スペクトル V 1111111  (KB
rl cm−’ :3480、3350.1770. 
+710.1140.1115.1100゜1060、
1045゜ NMRスペクトル f270MHz、 CD、ODl 
 δ ppm:193(2H,ABq、J=18.5 
Hzl、 3.59(IH,dd、J=3.0゜12.
1 Hz)、 3.66+IH,dd、J=3.2,1
2.1 Hzl、 4.05!LH,dd、J=3.6
,6.0 Hz)、 4.18flH,dj;6.0 
Hz)。 4.24(18,ddd、J:3.0,3.2,3.6
 Hz)。 シー9−オン (Is、2R,3R,4R)−1−デオキシ−1−アジ
ド−1−カルバモイル−2,3−叶イソブロピリデンー
5−〇−ベンゾイル−D−リボフラノース473 mg
をテトラヒドロフラン15 allに渚かし、トリブチ
ルホスフィン0.34m1を加え、2時間撹拌した。7
1:l縮し、粗生成物0.70gを得た。このうちIl
l mgをベンゼン5 mlに溶かし、フェニルイソシ
アナート34μlを加え、5時間撹拌した。反応液を水
にあけ、酢酸エチルで抽出後、抽出液を食塩水で洗浄し
、硫酸ナトリウムで乾燥した。濃縮後、シリカゲルカラ
ムクロマトに付し、ヘキサン:酢酸エチルfl:ll 
で溶出し、目的化合物を油状物として39 mg[43
%)得た。 マススペクトル m/z: 43HM”)、 410.
329.318゜276、 190. 165. 14
9. 119. 105. 93. 77、 59. 
41NMRスペクトル (270MHz、 CDC1,
l  δ ppm +1.39f3H,sl、 1.6
5f3H,’s1.4.44(IH,ddj=4.0゜
11.8 Hzl、 4.59flH,dd、J=7.
0,11.8 Hz)、 4.70(IH,ddd、J
=2.4,4.0,7.0 Hz)、 4.90flH
,dd、J=2.4゜6.0Hz)、 5.19flH
,d、J=6.0 Hzl、 7.02−7.08fl
H。 ml、 7.21−7.44(4H,m)、 7.52
−7.59(18,m)。 同様にして、fls、 2R,3R,4R1−1−デオ
キシ−■−アジドー1−力ルバモイルー2.3−0−ジ
アセチル−5−〇−ベンゾイルーD−リボフラノースか
ら、2R,3R,4R,5Sl−2−ベンゾイルオキシ
メチル−3,4−収率30%で油状物として得た。 マススペクトル m/z: 4811M”1.454.
422.376゜119、105.93,77、67.
42゜NMRスペクトルf270MHz、 CDC13
1δ ppm :2.14f3H,sl、 2.20(
3H,s)、 4.48flH,dd、J=5.2゜1
3.3  Hzl、  4.63−4.70(2H,m
)、  5.53flH,dd、J=4.8゜5.6 
Hz)、 5.7HIH,d、J:5.6 Hzl、 
6.56flH,br、sl。 7.08(LH,br、sl、 7.20−7.32f
5H,ml、 7.34−7.43f2H,m)、 7
.53−7.59flH9m)、 7.99−8.03
f2H,m)+ls、2R93R,4R1−1−デオキ
シ−1−アジド−1−カルバモイル−2,3−0−イン
プロピリデン−5−0−ベンジル−D−リポフラノース
とベンジルイソシアナート率48%で得た。 マススペクトル m/z: 437flJ’1.410
.346.315゜272、177、149.127.
106.91゜NIJRスペクトル f270MHz、
 CDC131δ ppm+1.36f3H,sl、 
1.63(3H,s)、 3.64i2H,d、J=3
.6 Hz)。 4.1.9flH,dd、に5.4.14.9 Hzl
、 4.31flH,dd、J=6.0゜14.9 H
zl、 4.411+f2H,ABq、J=11.2 
Hzl、 4.52flH。 ml、 4.73(IH,br、s)、 4.74fl
H,d、J=5.8 Hzl、 4.83flH,dd
、J=5.8.1.8 Hz)、 5.74(IH,b
r、sl、 7.16−7、35 flOH,m) 。 実施例3に準じ、実施例20で得た化合物650 mg
から目的化合物を油状物として9 +ng(20%)得
た。 赤外吸収スペクトル V wax (KBr) Cm−
’:3300、1?80.1720.1115.110
5. +070.1,055゜マススペクトル m/z
: 39HM’+1)、 240.232゜205、 
149. 106,91,79,65.51゜NMRス
ペクトル f270MHz、 (:D3001  δ 
ppll・3.57[2H,d、J=4.0 Hz)、
  4.08(IH,dd、J=2.4,6.0Hzl
、  4.31flH,d、J=6.0 Hzl、  
4.35flH,dt、J=2.4゜4.0 Hzl、
  4.55f2H,ABq、J=12.I Hz)、
  4.64f2H,s)。 7.21−7.35 (10H,+s) 。 実施例2に準じ、実施例21で得た化合物2121mg
から目的化合物を油状物として4Slg (27%)得
た。 マススペクトル m/z: 3ONM”+11.277
、261゜231、 219. 205. 190. 
148. 141. 104.  ffl、  86゜
73、57゜ NMRスペクトル (270MHz、 DMSO−d−
+DzO)δ ppa+ :3.45(2H,d、J=
4.6 Hzl、 3.94(lH,dd、J=2.8
,6.0Hz)、4.1OflH,dt、J・2.8.
4.6 Hz)、  4.20fl)l、d、J=6.
0  Hzl、  4.57[2H1s1. 7.22
−7.38f5H,n+)。 生2 f2R,3R,4R,5Sl−6−ベンジルオキシカル
ボニル−2−ベンジルオキシメチル−3,4−イソプロ
ピリデンジオキシ−8−(4−メトキシベンジル)−1
−オキサ−6,8−ジアザスピロ[4,43ノナン−7
,9−ジオン50 mgをメタノール1.7 mlに溶
かし、 0℃に冷却しつつ、水素化ホウ素ナトリウム1
6 mgを加え、室温で40分撹拌した。3規定塩酸で
po 3とし、濃縮後、食塩水で希釈し、酢酸エチルで
抽出した。硫酸ナトリウムで乾燥して濃縮した後、シリ
カゲルカラムクロマトに付し、ヘキサン:酢酸エチル(
4:11 で溶出し、目的化合物46 mg(91%)
を油状物として得た。 [a ]   +52.(+5 (c4.34.メタノ
ニル)赤外吸収スペクトル ν□、(クロロホルム)c
ll: 3500.1782.175(1,1250,
1105,In2O。 マススヘクトk  mlz: 604(M”)、 46
9.452.426゜377、361.331.273
.234.211.179.162.149゜136、
 121. 92. 77゜ NMRスペクトル(270MHz、 C[1C1xl 
 6 ppm:1.25(3f(、sl、 1.47(
3H,sl、 3.32(IH,d、J=12.IHz
l、 3.52−3.63(2H,ml、 3.79(
3H,sl、 4.18−4.22(IH,+wl、 
4.22(IH,d、J=14.9 Hzl、 4.5
0f2H,ABq、J=12.5 Hzl、 4.65
rlH,d、J:14.9 Hzl、 4.73(IH
,dd。 J=4.8.6.4 Hzl、 5.00[IH,d、
J=6.4 Hzl、 5.1J2H。 ABq、 J:12.1 Hz)、 5.23(2H,
ABq、+42.5 Hzl。 6J5(2H,d、J:8.5 Hz)、 7.24−
7.44(128,wl。 ベンジルオキシメチル−3,4−イソプロピリデンジオ
キシ−8−(4−メトキシベンジル)−9−メチルチオ
オン トリブチルホスフィン334 mgをジクロロエタン2
 mlに溶かした中に、メチルジスルフィド155 m
gを加え、30分撹拌した後、実施例23で得た化合物
1100IIIを加え、28時間撹拌した。酢酸エチル
10 mlを加え、希釈後、食塩水で洗浄し、硫酸ナト
リウムで乾燥した。濃縮後、シリカゲルカラムクロマト
に付し、ヘキサン:酢酸エチル+5:11で溶出し、目
的化合物の9位立体異性体H(7mg、7%)及びI 
(45mg、43%)を得た。 [H] Rf=0.49 fヘキサン:酢酸エチル−31)赤外
吸収スペクトル v、、mx(クロロホルム)cm−’
: 1750.1240.1170.1160.108
0゜マススペクトル mlz: 634fM”1.58
8,543.453゜389、345.301.287
.211.181.162.122.105゜92、5
1゜ NMRスペクトル (270MHz、 coct、l 
 δ ppm:1.34(3)1.sl、  1.43
(3)1.sl、  2.06(3H,sl、  3.
39−3.50f2H,a)、  3.78(3H,s
l、  4.l1lIH,sl、  4.2I−4,2
8flH,+i1. 4.17(IH,d、J=14.
9 Flzl、  4.46(2Fl。 ABq、J=12.5 Hzl、  4.95(IH,
d、J=14.9 Hzl、  5.04(IH,dd
、J=4.0.4.8 Hzl、  5.18(18,
d、J=4.8 Hzl。 5.20(2H,ABq、J=12.5 Hzl、  
6.86(2H,d、J=8.9 f(zl。 7.22−7.46(12H,m)。 [1] Rf=0.41 fヘキサン:酢酸エチル=3:11赤
外吸収スペクトル シ、、、+(クロロホルム) cm
−’: 1780.1740.1240.1170.1
150.1080゜マススペクトル ya/z: 63
41M”1.601.588.543゜525、483
.453.389.331.301.287.259.
211゜181、162.136.123.107.9
2.77、65.41゜NMRスペクトル (270M
Hz、 CDCl−1δ ppm+1.47(31,s
l、 1.55(3H,s)、 2.00(3)1.s
)、 3.53(IH。 dd、J=6.9.10.5 Hzl、 3.611H
,dd、J=4.4.IO,5Hzl、 3.79(3
)1.s)、 4.16(IH,d、J=14.9 H
z)、 4.41(I+(、dt、J:4.4.6.9
  Hzl  4.53(2f(、八〇q、J=12.
1Hz1.4.68(IH,t、に6.9 Hzl、 
4.7C1flH,sl、 4.96(1M、d、JJ
4.9 Hzl、  4.98flH,d、J・6.9
 Hzl、  6.86f2H,d、J=8.9 Hz
l、 7.2−7.43f12H,ml。 実施例24で得た化合物H104mgをトルエン10 
mlに溶かし、水素化トリブチルスズ716 mgと触
媒量のアゾイソブチロニトリルを加え、1時間還流加熱
した。水を加え酢酸エチルで抽出し、抽出液を水洗後、
硫酸ナトリウムで乾燥した。濃縮後、シリカゲルカラム
クロマトに付し、ヘキサン:酢酸エチルf5:11 で
溶出し、目的化合物を油状物として72 mgf75%
)得た。 赤外吸収スペクトル シ、Il、+(クロロホルム)c
m−’: 1780.1740゜ マススペクトル m/z: 588(u”)、 544
.467、454゜411. 295,219. 20
3. 162.148. 122.92. 85゜77
、 65゜ NMRスペクトル (270MHz、 CDC1z] 
 δ ppm+1.27i3H,s)、  l−43(
3H,s)、  3.2OfLH,d、J=11.3H
z1. 3.51(IH9dd、J=7.3.10.I
  Hzl、  3.56flH,dd。 J=4.9,10.1  Hzl、  3.73(IH
,d、J=11.3  Hz)、  3.79(3H,
s)、  4.11−4.16flH1m)、  4.
41f2H,ABq、J=14.9H21,4,5Of
2H,ABQ、J=12.l Hz)、  4.76(
II(、dd、J=5.2,6.1 Hz)、  4.
98(IH,d、J:6.1 Hzl、  5.23(
2)(。 ABq、J=12.5 Hz)、  6.86f2H,
d、J=8.5 Hzl、  7.21−7、46 f
12H,ml 。 硝酸第二セリウムアンモニウム1.4gを蒸留水2.7
 mlに溶かした中に、アセトニトリル5.4 mlに
溶かした、実施例25で得た化合物100 mgを加え
、20分撹拌した。食塩水10m1を加えた後、酢酸エ
チルで抽出し、抽出液を炭酸水素ナトリウム水で洗液か
中性となるまで洗浄した。硫酸ナトリウムで乾燥後、濃
縮し、シリカゲルカラムクロマトに付した。ヘキサン:
酢酸エチル(41)で濡出[α] 2” +13.42
 (c・0.35.  メタノール)赤外吸収スペクト
ル ν、18(クロロホルム)cm−’・ 3010−
2850. 1750゜マススペクトル m/z: 4
68fM”)、 424.333.303゜275、2
61.227,213.203.191.175.14
9.107゜91、85.79.70.59.41 NMRスペクトル f270M)Iz、 CDC131
δ ppm1.31f3H,sl、 1.4813H,
sl、 3.37(IH,d、J=10.9Hz)、 
3.50(IH,dd、J=7.3,10.I Hzl
、 3.56flH1dd。 、J=4.8,10.1 Hzl、 3.95i1H,
d、J=10.9 Hz)、 4.15flH,dt、
J:4.8,7.3 Hzl、 4.51f2H,AB
qj:12.1Hz)、 4.73(IH,dd、J=
4.8,6.5 Hzl、 5.02(IH,d、J−
6,5Hz)、 5.22f2H,ABql=12.5
 Hz)、 5.09i1H,s)。 7.23−7.43 flOH,w) 実施例27 実施例26で得た化合物240 mgを、p−トルエン
スルホン酸・水和物1.2 mgを溶かしたメタノール
24 mlに加え、28時間撹拌した。濃縮後、酢酸エ
チルで希釈し、食塩水で洗浄した。濃縮後、シリカゲル
カラムクロマトに付し、ヘキサン:酢酸エチル(1:3
)で溶出し、目的化合物をアモルファスとして173 
mgf79%)得た。 [α] D  + 9.99 fc−0,35,メタノ
ール)赤外吸収スペクトル ν11つ(クロロホルム)
 cm−’:  3500−3300. 3000−2
850. 1780. 1730゜マススペクトル m
/z: 42HM”1.399.372.354゜33
7、319.307.293.264.249,231
.213.201゜126、107.91.77、65
.51゜NMRスペクトル (270MHz、 CD5
ODl  δ ppm:3.17flH,d、J=l+
、3 Hz)、 3.44+lH,dd、J=6.5,
10.5+1Z1.  :1.51i111.dd、J
=4.8.+0.5  fiz]、  3.89(IH
,dL、J・4.8,6.5  Hzl  4.00(
IH,d、J=11.3  Hzl、  4.09fl
H。 dd、J=4.8,5.6  Hz)、  4.45f
2t1.ABq、J12.l  Hzl。 4.76flH,d、J=5.6 Hzl、  5.1
9f2H,ABq、J=12.l  Hz)。 7.24−7.41 flOH,m) 実施例28 ンー7一オン 実施例2に準じ、実施例27で得た化合物173mgか
ら、目的化合物をアモルファスとして37 mg(45
%)得た。 [a] 25−22.51 (cmo、76、  メタ
ノール)赤外吸収スペクトル ν□8 (フィルムl 
cm−’:3600−3000. 1700゜ マススペクトル m/z: 242fM’)、 226
.206.188゜170、157.139.128.
111.99.85.80.68.56゜41゜ Nl、tRスペクトル f270MIIz、 CD30
D)  δ ppm2.45i11(、dd、J−8,
9,16,1Hz)、  2.74(IH,ddl=1
.2゜16.1  )1z)、  3.42−3.76
f5H,m)。 実施例29 実施例1に準じ、[IS、 2R,3R14R1−1−
デオキシ−1−アジド−1−カルバモイル−2−〇−ア
セチルー3.4−0−イソプロピリデン−D−リポピラ
ノース及びfls。 2R,3R,4R)−1−デオキシ−1−アジド−1−
(4−クロロフェニルカルバミルカルボニル)−2−0
−アセチル−3,4−叶イソプロピリデンーD−リポピ
ラノースから、収率35%及び64%で目的化合物をア
モルファスとして得た。 マススペクトル m/z: 300fM”]、 285
.258.183゜143、100.85.69.59 NMRスペクトル (270MHz、 DMSO−d6
1  δ ppm:1.27(3H,sl、 1.47
f3H,s)、 2.05(3H,s)、 3.89i
1H。 dd、、I=3.5.+3.4  fiz)、  3.
99+111.dd、J=2.3.13.411zl、
  4.:]N111.ddd、、I・2.3.3.5
.7.0 Hz)、  4.53flH。 d、J・4.6.7.0  Hz)、  5.1Ofl
H,d、J・4.6  Hz)、  8.9211H,
br、s)、  10.90i1H,br、sl実施例
30 実施例5に準じ、+Is、 2R,3R,4R)刊−デ
オキシ−l−アジド−1−+4−クロロフェニルカルバ
ミルカルボニルl−2−0−アセチル−3,4−0−イ
ソプロピリデン−D−リボピラノースから収率91%で
目的化合物を油状物として得た。 マススペクトル m/z: 3431J″+1+、 3
27.225゜183.165.121.85.57゜
NMRスペクトル f270MHz、 CDC1z) 
δ ppm :1.36(3H,sl、 1.77i3
H,sl、 2.14(3H,sl、 2.55(3H
。 s)、 4.13(LH,dd、Jl−,2,1,2,
5Hzl、 4.52flH0ddd。 J=1.2.2.0,8.6 Hzl、 4.65f1
.H,ddl=2.0,12.5Hz)、 4.70f
lH,dd、J・4.4,8.6 Hz)、 6.旧(
IH,d、 J・4.4 1lz)、  7.96i1
11.br、s)実施倒置 実施例3に準じ、実施例30で得た化合物269mgか
ら目的化合物を油状物として210 mgf90%)得
た。 マススペクトル m/z: 302(M”)、 259
.241.218゜199、157.145.129.
115.103.86.73.60゜O NMRスペクトル f270MHz、 CD、OD) 
 δ ppm:2.06(2H,s)、 2.10(I
H,s)、 2.46f2t(、s)、 2.51(2
H。 sl、 4.26−4.31f4H,ml、 5.03
(0,33H,d、J=3.6 Hz)。 6.06+0.678.d、J=4.4 Hz)ルー1
−オキサ−7,9−ジアザスピロ5,4  デカン−8
、IO−ジオン 実施例31で得た化合物300 mgをアセトニトリル
6 mlに溶かし、ピリジン1.6 ml、無水酢酸0
.94 mlおよびジメチルアミノピリジン0.12g
を加え、70℃で7時間加熱した。水で希釈後、酢酸エ
チルで抽出し、抽出液を希塩酸、水、次いで食塩水で洗
浄した。硫酸ナトリウムで乾燥後、濃縮し、シリカゲル
カラムクロマトに付した。ヘキサン:酢酸エチル(1:
1)で溶出し、目的化合物を油状物として369 mg
[82%)得た。 マススペクトル m/z: 386flJ”)、 34
4.327.302゜284、266、242,224
. ’187.1.70.157.145.128゜1
15、85.68゜ NMRスペクトル f270MHz、 C:DClil
  δ ppm:2.01f3H,s)、 2.05f
3H,sl、 2.IH3t(、sl、 2.53(3
H。 s)、  3.98(lH,ddd、J=1.2.5.
0.10.9  Hzl、  4.62(IH。 t、J=10.9 Hzl、 5.25flH,ddd
、J:2.8.5.0.7.8 Hzl。 5.72flH,t、J=3.0 Hzl、 6.24
flH,d、J=4.0 Hzl。 7.58flH,br、sl − 実施例33 +1)  (IH5,2R,3R,4R)−1−デオキ
シ−1−アミノ−1−ヒドロキシメチル−2,3−叶イ
ソブロビリデンー5−0−ベンジル−叶リボフラノース
1.16 gをメチレンクロリド300 mlに溶力化
、水冷下、トリエチルアミン4.18 mlとホスゲン
の1.365M)ルエン溶液13.74 mlを滴下し
た。0℃にて20分間撹拌後、水を加え、メチレンクロ
リドで抽出した。硫酸ナトリウムで乾燥し、a縮径、シ
リカゲルカラムクロマトに付し、ヘキサン:酢酸エチル
(4:11で溶出し、目的化合物J、Kを0.34 g
(27%)と013g(11%)をそれぞれ油状物とし
て得た。 (2) 6−0−ベンジル−1,2:3.4−ジー0−
イソプロピ1ノデンーβ−D−ブシコフラノース2.0
3 gをメチレンクロリド28m1 に洛かし、 0℃
でイソシアン酸トリメチルシリル3.13m1 とトリ
フルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル2.23 
mlを加え、4時間撹拌した。塩化アンモニア水を加え
、有機層を分取した後、さらに水洗し、硫酸ナトリウム
で乾燥した。a縮径、シリカゲルカラムクロマトに付し
、ヘキサン:酢酸エチル(21)で名出し、目的化合物
J、Kを0.06 g(3%)と0.76 g(39%
)得た。 [J] 赤外吸収スペクトル IJmaw(クロロホルム) c
m−’:  3470.1770,1685.1120
.1100.1080゜マススペクトル m/z: 3
35(M”)、 320.277、229゜214、2
05.186.176.157.149.128.10
7.100゜91、85.70.59.41 NMRスペクトル (270MHz、 CDCl、) 
 δ ppm :1.31(3H,sl、 1.43i
3H,s)、 3.56flH,dd、J=2.0゜1
0.9 Hz)、 3.71flH,dd、J=1.6
,10.9 Hz)、 4.22(IH,d、J=10
.5 Hzl、 4.28flH,s)、 4.50[
IHld、J・11.7 Hz)、 4.62(ItL
d、J:6.0 Hzl、 4.65flH,d。 Jll、7 +17.)、  4.66(lII、d、
J=11.7 Hzl、  4.80(II(、d。 J=6.Ofiz)、  6.55(11Lbr、s)
、  7.29−7.45f5H,m)[K] 赤外吸収スペクトル ν□−(クロロホルム) cm”
’+  3400.1765.1675.1640.1
160,1080゜マススペクトル m/z: 335
fM”)、 321.289.274゜259、216
.183.171.158.147.127.113.
100゜91、85.69.59.41゜ NMRスペクトル f2701JHz、 CDC1zl
  δ ppmL、33(3H,sl、 1.44(3
H,s)、 3.50(LH,dd、J=7.3゜10
.5  Hz) 、  3.62f’lH,dd、J 
:6.1,10.5  )1z1.  4.33flH
,d、J=lO,5Hz)、 4.48(IH,t、J
・6.7 Hz)、 4.57f2H,s)、 4.7
0flH,d、J=10.5 Hz)、 4.80fl
H,d。 J=5.6 Hzl、 4.85(It(、dd、J=
0.8,5.7 Hz)、 7.28−7.38(6/
H,m)。 ヒドロキシ−1,8−ジオ糺す−6−アザスビロ 4.
4ノナン−7−オン(化合物L)及び 実施例3に準じ、実施例33で得た化合物、3571m
gから目的化合物り及びMを88 mg(15%)及び
79 mg (13%)得た。 [L] 融点:148〜150゜ 赤外吸収スペクトル1J工1.(流動パラフィン)cm
−’3550、3460.1?35.1083.103
5マススペクトル m/z: 295(M’″l、 2
57.227.204゜174、144.128.10
7,98.91.77、65.51.41NMRスペク
トル(270MHz、 CD30D)  δ ppm:
3.54 (2H,d、J・3.2 Hz)、 3.9
9(IH,d、J=4.4 Hz)。 4.05−4.10(2H,ml、 4.31(2H,
ABq、J=9.7 t(z]、 4.53f2H,s
l、 7.24−7.37(5H,m)。 [M] 油状物 赤外吸収スペクトル νsaw (クロロホルム)cm
−’:  34111[1−3200,1760,1(
180,1040゜マススペクトル m/z: 29N
M”+I1.252.234゜204、1?4.156
.144.12’8.107.92.86.79゜73
.65.57.51 NMRスペクトル(270MHz、 coct3+  
δ ppm:2.93flH,d、J=4.0 Hz)
、 3.56flH,dd、J=2.8,10.5Hz
)、3.62(IH,dd、J=3.0,10.5 H
z!、 3.78(1,H9d、J=4.8 Hzl、
 4.[]4(IH,q、J23.2 t(z)、 4
.18(IH,t、J=4.8 Hz)、 4.26(
IH,dj210.l Hzl、 4.25−4.36
(2H。 m)、 4.55(2H,ABq、J41.7 Hz)
、 4.72flH,d、J=lO,5Hz)、 6.
26(IH,s)、 7.28−7.40f5H,m)
。 ンー7−オン 実施例2に準じ、実施例34で得た化合物L87 m(
<から目的化合物をアモルファスとして31mg(52
%)得た。 マススペクトル m/z: 205(M”1.163.
149.137゜121、97.83.71.57゜ NMRスペクトル (2701I!t(z、 CD、O
D)  δ ppm:3.54−3.68[2H,m)
、 3.82−3.88[IH,m)、 4.2OfL
H,d。 J=10.I  Hzl、   4.33(IH,d 
、J=I0.5  Hzl、   4.56(IHイ、
d。 J=10.5 Hzl、 4.73(LH,d、J=1
0.1 Hz)。 実施例36 6−0− トリメチルシリル−1,2:3,4−0−ジ
イソプロピリデン−β−D−ブシコフラノース157 
mgをメチレンクロリド5.2 mlに溶かし、0℃で
トリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル94 
 μIと一インチオシアン酸トリメチルシリル0.27
 mlを加え、2.5時間攪拌した。水にあけ、メチレ
ンクロリドで抽出し、食塩水で洗浄後、硫酸ナトリウム
で乾燥した。a縮径、シリカゲルカラムクロマトに付し
、ヘキサン二′酢酸エチル(1:31 で渚出し、目的
化合物を油状物として68 mg(54%)得た。 マススペクトルm/z: 261fM”)、 203.
185,171゜145、127.113.97.86
.68.59NMRスペクトル [270MHz、CD
C1316ppm :1.34f3H,sl、 1.4
9(3H,s)、 2.99(IH,dd、J=3.2
,9.7Hzl、 3.66(IH,ddd、J=3.
8,9.7.12.5 Hz)、 3.75fit(、
dt、J□3.O,12,5Hz)、 3.93flH
,d、J=12.4 Hzl。 4.15flll、d、J12.4 11z1. 4.
3H1ft、ml、  4.66flH,d。 J=6.0  Hz)、  4.92F1)1.dd、
J=1.2,6.0  Hzl。 (Is、2R,3R,4R+へ1−デオキシ−1−力ル
ボキシメチル−1−ヒドロキシ−2,3〜O−インプロ
ピリデンジオキシ−5−〇−ベンジルーD−リボフラノ
ース2.10 gを1.4−ジオキサン50 mlに溶
かし、室温でジフェニルリン酸アジド1.4 mlとト
リエチルアミン0.90m1を加え、30分攪拌後、4
時間還流加熱した。 1規定塩酸8mlと水100 mlを加え、エーテルで
抽出し、食塩水で洗浄した。硫酸す1〜リウムで乾燥後
、濃縮し、シリカゲルカラムクロマトに付した。ヘキサ
ン:酢酸エチルfl:ll で溶出し、目的物N及びO
を、42 mgf2%)及び497 mgi24%)得
た。 [N] 赤外吸収スペクトル νいIIX(クロロホルム)cm
−’: 3460.1765,1450.1380,1
370.1290.1110゜1065、965.93
5.860 マススペクトル m/z: 33NM”+I)、 32
0.292゜276、261.246.216.202
.186.176、156,127゜107、92.7
0.59゜ NMRスペクトルi270MHz、 CDC131δp
pm :1.36f3H,s)、 1.65(3H,s
l、 3.59−3.70(4H,ml。 4.49(IH,m)、 4.54flH,d、J=6
.4 Hzl、 4.56f2H,s)。 4.72f1.H,dd、J=2.4,6.4 Hz)
、 5.18(IH,br、sl。 7、28−7.40 (5l1m) 。 [0] 赤外吸収スペクトル ν□1x(クロロボルム) cm
−’: 3460,1765. 1475. 1465
. 1380.  +370. 1310゜1260、
1200.1080.1065.1010.950.8
65マススペクトル m/z: 336fM”+1)、
 320.292゜275、 261. 249. 2
16. 202. 170. 156.  +28. 
107゜94、 69 NMRスペクトル (270M)Iz、 CDCl3]
  δ ppm1.34(3H,sl、  1.45(
3H,s)、  3.50−3.57i2H,ml。 3.63(lH,ddl・6.2,9.8 Hz)、 
3.97flH,d、J40.5Hz)、 4.43(
IH,dt、J=0.8,6.2 Hz)、 4.57
[2H,ABq。 J=12.1 Hz)、  4.72(LH,dl・6
.0 Hz)、  4.8NII+、dd。 J=0.8,6.0 Hz)、 5.35(LH,br
、s)、 7.24−7.37(5H,1Tl) 。 尖遍l引影互 (IH3,2R,3R,4R)−1−デオ斤シーl−ア
ミノー1−ベンジルオキシカルボニルメチルカルバモイ
ル−2,3−〇−イソプロピリデンー5−0−ベンジル
−D−リポフラノース715 mgをメタノール24m
1にr容かし55%パラジウム−炭素072gとギ酸ア
ンモニウム1.0gを室温にて加え、15時間撹拌した
。エーテル希釈後、不溶物をセライトで濾去し、濃縮し
て粗生成物のカルボン酸632 mgf100%)を得
た。得られたカルボン酸964 mgをテトラヒドロフ
ラン10 mlに溶かし、5℃以下に水冷しつつ、トリ
エチルアミン1.14 mlとシアン化ジエチルリン1
10.62 mlを加え、40分間撹拌した。■規定塩
酸で酸性とした後、メチレンクロリドで抽出し、硫酸ナ
トリウムで乾燥した。濃縮後、シリカゲルカラムクロマ
トに付し、酢酸エチルで溶出し目的化合物を368mg
(40%)得た。 融点: 152.5〜154゜ 赤外吸収スペクトル シ、、居クロロホルム) cm−
’+ 3500−3300.1685.1080゜マス
スペクトル m/z: 34HM’−15)、 308
.279゜201、147.101.92,59゜NM
Rスペクトル (270MHz、 CDC11l  δ
 ppa+:1.32f3H,sl、 l−62(3H
,sl、 3.58(IH,dd、J=5.4゜10.
5 Hzl、 3.68flH,dd、J=4.8,1
0.5 Hzl、 4.23f2H,sl、 4.58
f28.ABQ、J=12.I Hzl、 4.74f
lH,dd。 、J・4.8,5.4 11z1. 4.92(lIl
、d、J・5.6  Hz)、  5.04(1,11
゜dl:5.6  H2)、5.63(lH,br、s
)、5.77(IH,br、sl。 7.29−7.38(5)1.ml。 実Mfffil支旦 −7,10−ジオン 実施例38で得た化合物379 mgをテトラヒドロフ
ラン12 mlに溶かし、5℃以下に水冷しつつ、カリ
ウムt−ブトキシド352 mgとクロル炭酸メチル0
.24 mlを加え、30分間撹拌した。■規定塩酸5
 mlを含んだ氷水に注ぎ、エーテル抽出し、食塩水で
洗浄した。硫酸ナトリウムで乾燥し濃縮後、シリカゲル
カラムクロマトに付し、ヘキサン:酢酸エチルf2:1
1 で溶出し、目的化合物をアモルファスとして104
 mgf24%)得た。 マススペクトル m/z: 420(M”)、 331
.213.145゜91、70.59.41 NIJIIスペクトル f2701JIIz、 CDC
l5i  δ ppm1.33f311.s)、  1
.60[3H,s)、  3.58(IH,dd、J=
5.6゜10.2  fiz)、  3.68(lH,
dd、J=4.6.10.2  Hzl、  3.82
f311.s)、  4.59f211.ABq、J:
12.l  Hz)、  4.74[IH,ddd。 、1=0.8.4.6.5.5  Hz)、  4.8
1f2H9s)、  4.9:Hll(、ddl=0.
8.5.6  Hzm  5.04flH,d、、1=
5.6  t(zl、7.28−7.38f511.m
)、  7.61Nl)(、s)7.9−ジオン flsR,2sR,3R3,4R3)−1−アミノ−1
−シアノ−2,3−イソブロピリデンジオキシー4−ベ
ンジルオキシメチルシクロペンクン026gをメチレン
クロリド10m1に溶かし、クロルスルホニルイソシア
ナート82U〕を加え、20分間撹拌した。a縮径l規
定塩酸4 mlを加え、100℃にて1時間加熱した。 水を加え、酢酸エチルで抽出後、硫酸ナトリウムで乾燥
した。濃縮物をシリカゲルカラムクロマトに付し、ヘキ
サン:酢酸エチルfl:5)で泗出し、目的物を0.1
8 g+67%)得た。 融点=136℃ 赤外吸収スペクトル 1ノ。、っ1KBr) cm−’
:3250、2950.2870.1775.1720
.1405.1050゜1058、1005.830゜ マススペクトルm/z: 306[”)、 288.2
+5.197゜137、108.91 NMRスペクトル (2701JHz、 CD30D)
  δ ppm :1.68 [IH,dd、J=8゜
5.13.7 Hz)、 2.30(1)1.dd、、
1・97゜13.7 Hzl、 2.42−2.55(
IH,ml、 3.52[2H,ABq、J=9.31
(zl、 3.89(IH,dd、J=3.6.6.0
 Hzl、3.97(IH。 dl=6.0 Hzl、 4.53(2H,s)、 7
.23−7.36i5H,ml。 実施例40に準じ、閉環反応を行うことにより、実施例
40で得た化合物に相当する、配位の異なるスピロ化合
物P及びQを得た。 [P] 原料化合物の配位・[lS、2S、3R,4R]生成物
の配位   12R,3R,4S、 5111生成物の
物性  : [alo” +9.4  (c・1.28.メタノール
)融、占・146−149℃ [Q] 原料化合物の配位: [lR3,2SR,3R3,4R
3]生成物の配位  ・[2R3,3R3,4SR,5
SR1生成物の物性  : 油状物 NMRスペクトル [270MHz、 CD30Dl 
 δ ppm1.98flH,dd、J=7.8,14
.2 Hz)、 2.09flH,dd、J=9.4゜
14.2 Hz)、 2.31−2.43(lH,ml
、 3.49(2H,dj・6.0Hz)、 3.99
flH,dd、、J=3.2.4.8 Hz)、 4.
04(lH,d、J:4.8 Hz)、 4.52f2
H,ABq、J□12.4 Hz)、 7.24−7.
37(5H,m) ヒトロキシニ6.8− シフ f ;l e’三コー先
錫U−26j二2二づ二」−ジオン 実施例40で得た化合物125 mgをメタノール12
5 mlに溶かし、5%パラジウム−炭素100 Bを
加え、水素3気圧下、55℃にて6.5時間加熱した。 不溶物をセライトにて濾去し、濃縮後、ダイヤイオンカ
ラムに付した。精製水にて溶出し、目的化合物を85 
mg i96%l得た。 融点: 158−160℃ 赤外吸収スペクトル νmaw (KBrl cm−’
:3300、2930.17?0.1730.1410
.1270.1030゜1105、1060.1020
.820マススペクトル m/z: 217(lJ”+
11.198.180゜152、128.114.10
4.100.96゜NMRスペクトル (27014H
z、 CD、ODI  δ ppm :1.62(IH
,dd、J=7.6,12.9 Hzl、2.29(I
H,dd、J=9.2゜12.9 Hz)、 2.34
−2.44flH,m)、 3.58f2H,ABq、
J=10.8 Hzl、 3.87fll(、dd、J
=3.2,6.OHzl、 3.96flH。 d、J=6.0 Hzl。 実施例41に準じ、実施例40で得た化合物P及びQを
脱ベンジル化することにより、 [2R,3R,4S、 5R]体(化合物R)及び[2
R5,3R3,4SR,5SR]体(化合物S)を得た
。 [R] 融点+ 168−172℃ [a]。” +12.42 (c=2゜19.メタノー
ル)[S] 融点: 167−170℃ 赤外吸収スペクトル νmax (KBrl Cm−’
3380、3290.3040.1760.1,700
.1410.1330゜1120、1010 マススペクトル m/z: 217(M”+11.19
8.152゜113、86゜ NMRスペクトル (270MHz、 CD300) 
 δ ppm :1.92(IH,dd、J=7.3.
14.1 Hzl、 2.08flH,dd、J=9.
3゜14.1Hz)、 2.20−2.31DH,m)
、 3.55(2H,ABq、J=lO,9Hz)、3
.96−4.02(2H,m)。 ゛実施例42 flsR,2SR,:lR3,4R5]刊−アミン利−
シアノー2.3−イソプロピリデンジオキシ−4−ベン
ジルオキシメチルシクロベンタン165 mgを、メタ
ノール3 mlと水3 mlの溶液に溶かし、二硫化炭
素033 mlを加え、2日間加熱した。水で希釈後、
酢酸エチルで抽出し、硫酸ナトリウムで乾燥した。濃縮
物をシリカゲルカラムクロマトに付し、ヘキサン、酢酸
エチルは:1)で濡出し、目的化合物を176 mg(
85%)得た。 融、屯: 182−185℃ 赤外吸収スペクトル ν。、。(クロロホルム) cm
−’−3350,2940,2860,+730.15
10.1,410.1235゜1120、1050.8
60 マススペクトル m/z: 378(M”)、 320
.270.229゜183、91゜ NMRスペクトル (270Mt(z、 CDC1,3
+  δ ppm :1.2Gi311.s)、  1
.55f311.sl、  1.86fl11.d、J
=14.511z)、  2.55−2.86flH,
m)、  3.03(111,ddl=9.7.14.
5Hz1. 3.60i1H,dd、J=1.8,9.
3  Hzl、  3.73flH,ddl・3.4.
9.3  R214,50(IH,dd、J=1.2.
5.2  Hz)、  4.61(2H,ABq、J=
11.3 Hzl、 4.70(IH,d、J=5.2
 Hzl。 7.34−7.46(5H,m)、  8.82(IH
,br、s)、  9.31(IH。 br、 sl メタノール4 mlと水4 mlの混液に、f2R3,
3R3゜4R3l −4−+2−ベンジルオキシエチル
) −2,3−イソプロピリデンジオキシ−1−シクロ
ペンタノン210 mg、シアン化カリウムO1g及び
炭酸アンモニウム0.7gを加え、70℃で3時間加熱
した。濃縮後、濃塩酸を加え、pHを3〜4に調整し、
酢酸エチルで抽出した。硫酸ナトリウムで乾燥後、濃縮
物をシリカゲルカラムクロマトに付し、ヘキサン:酢酸
エチル(1:2i で溶出し、目的物を200 mgf
80%)得た。 融点: 144−145℃ 赤外吸収スペクトル ν□X(クロロホルム) cm−
’: 3450.3200.1780.1730.12
05.1090マススペクトル m/z: 360i1
J”)、 345,302.248゜211、193,
172.1.22.91.84゜NMRスペクトル (
270MHz、 CDC13)  δ ppm1.31
f3H,sl、 1.53(3H,sl、 1.77(
lH,dddd、J=2.4゜6.0.6.4,7.2
 Hz)、 1.91(IH,dddd、J=2.4.
6.0.6.4゜7.2 Hz)、 1.99[IH,
d、J=13.7 Hzl、 113(IH,dd、J
−7,2,13,7Hz)、  2.28(it(、d
ddd、J=3.6,6.4,6.8.7.2Hzl、
 3.54f2H9ABq、J=9.8 t(z)、 
4.42flH,dd、J=3.6.6.4 Hz)、
 4.50f2H,ABq、J=12.I Hzl、 
4.66flH,d、J=6.4 Hzl、 5.70
(IH,sl、 7.27−7.37(5H。 ml 、 8. On 1lH2s) 。 1柵形44 (2RS、 3RS、 4SR,5SR) −2−(2
−ヒドロキシエチル)−3,4−イソプロピリデンジオ
キシ−6,8−ジアザスビロJ4.4] ノナン−7,
9−ジオン実施例2に準じ、実施例43で得た化合物3
27mgを脱ベンジル化することにより、目的化合物を
228 B(93%)得た。 融2占、 :  236−238  ℃マススペクトル
 m/z: 271i1J’+1)、 255.212
゜194、158.127.113.83゜NMRスペ
クトル (270MHz、 CD30D)  δ pp
m1.3N31(、sl、 1.52f3H,sl、 
1.69[11(、dt、J=4.4,6.8Hz1.
1.8OfLH,dt、J□4.4.6.8 Hz)、
 ]、91[H,dd。 Jl、1.7.13.3 Hz)、 2.1OfLH,
dd、J=6.8,13.8 Hz)。 2.27−2.34flH,m)、 3.62(2H,
t、J=6.8 Hz)、 4.41(11イ、dd、
 J−4,4,6,8Hz)、   4.62(IH,
d、J=6.8  Hz)。 実施例45 実施例3に準じ、実施例44で得た化合物200mgを
税アセトニド化し、目的化合物を172 mg(100
%)得た。 融点: 171−172℃ 赤外吸収スペクトル v +sax fKBrl cm
−’3440、3280.1760.1710. +2
90.11.30.103D。 マススペクトル m/z: 23NIJ”+11.21
2.194゜118、87.7O NMRスペクトル f270MHz、 co3oo1 
 δ ppm :1.48−1.61flH1m)、 
1..72−1.84f2)1.m)、 2.09−2
.21f2H,m)、 3.60(2H,ABq、JI
o、8 Hz)、 3.85(]−]H,t、J−48
 Hz)、 3.99(It(、d、J=4.8 Hz
)[IS、2R,3R,4R]−1−デオキシ−1−ア
ジド−1−カルボキシ−2,3−0−インプロピリデン
−5−0−ベンジル−D−リボフラノース1029 m
gをテトラヒドロフラン33 mlに溶かし、水冷下、
5℃以下にて、トリエチルアミン1.2ml及びクロル
炭酸エチル0,42m1を加え、15分子jrl [押
した。更に、同温度にて、0−ベンジルヒドロキシルア
ミン・塩酸r=’o、s6gを加え、2,5時間撹拌し
た。■規定塩酸で酸性とし、エーテルで抽出した。抽出
液を食塩水で洗浄後、硫酸ナトリウムで乾燥しa縮した
。得られた粗製物をシリカゲルカラムクロマトに付し、
ヘキサン 酢酸エチル(31)で溶出し、目的化合物9
37 mg(70%)を得た。 融点・104〜105℃ 赤外吸収スペクトル ν□8(クロロホルム) cm−
’: 3400.2120.1710.1100.10
75マススペクトル m/z : 454 fM”) 
、 439.412゜304、276、262.218
.196.181.171.143.107゜98、9
2.77、68.59.51゜NMRスペクトル (2
701Jf(z、 CDCl’−1δ ppm :1.
29f3H,s)、  1..4213H,s)、  
3.57(IH,dd、J二6.4゜10.1 Hz)
、 3.611LH,dd、J=6.4,10.1 H
zl、 4.47(LH,td、J=1.6.6.4 
Hz)、 4.57f2H,sl、4.66flH,d
。 J・5.6 Hzl、 4.72(IH,dd、J−5
,6,1,6Hz)、 4.98i2H,ABq、J=
11.3 Hz)、 7−28−7.45flOH,m
)、 9.03(l11.sl。 5−0−ベンジル−1,2:3.4−ジー0−インプロ
ピリデン−β−D−ブシコフラノース3.99 gをメ
チレンクロリド50m1に溶かし、−20℃でシアン化
トリメチルシリル4.6 mlとトリフルオロメタンス
ルホン酸トリメチルシリル3.3 mlを加え、3時間
攪拌した。食塩水に投入後、エーテルで抽出し、抽出液
を水洗後、硫酸ナトリウムで乾燥した。濃縮物をシリカ
ゲルカラムクロマトに付し、ヘキサン:   −酢酸エ
チル(L:31 で溶出し、目的物(TとU)の混合物
f4:l)を2.9 g(81%)得た。混合物は再度
カラムクロマトにて精製することにより、各々の純品を
(号だ。 [T] [a ]   −29,68(c:1.72.  メタ
ノール)赤外吸収スペクトル Vma*(クロロホルム
) cm−’: 3600.3000.2950.17
10.1600.1450.1390マススペクトル 
mlz: 319(M”)、 304.289.277
゜[7,127,91 NMRスペクトル (270MHz、 (l:DC:1
3)  δ ppm1.35f3H1s)、 1.53
(3H9s1.2.40(IHlbr、t Jニア、0
Hz)、 3.63i1)1.d、J=4.0 Hz)
、 3.63[IH,d、J=10.5Hz)、 3.
89(2H,br、d、J=7.0 Hzl、 4.4
3(IH,br、t。 J=4.0 Hzl、 4.50(lH,d、J:12
.l I(zl、 4.70(Itl、d。 J=12.1 oz)、 4.91tlH,dd、J=
1.2,6.0 Hz)、5.10(IH,dl−6,
0Hz)、 7.27−7.42f5H,m)[TJ] [a ]    13.11(c−1,22,メタノー
ル)赤外吸収スペクトル νゆ、8(クロロホルム) 
cm−’3440、 1082 マススペクトル mlz: 319fM”)、 304
.140.107゜91、 85. 79. 67、 
59NMR:1.ヘクh ルf270MHz、 CDC
l31 6 ppm1.37(311,s)、  1.
67f3H,s)、  3.08(IH,dd、J=3
.6゜10.28zj、  3.63(I)I、dd、
J=2.8.IO,7Hzl  3.75flH,dd
、J=2.8,10.7 Hzl、  3.80flH
,dd、、I=lO,2゜11.8 Hz)、  3.
94+IH,dd、J=3.6.11.8 Hz)、 
 4.42i1H,q、J=2.8 Hz)、  4.
56i2H,ABq、J・12.1 Hzl。 4.83(HLdd、J:2.8,6.4 H7,)、
  4.87flH,d、j・64Hz1.7.28−
7.41f5H,mi実施例48 ス(化合物W) 実施例47で得た化合物TとUの混合物(4・1)50
7 mgをエーテルに溶かし、0℃で撹拌しながら、水
素化リチウムアルミニウム120 mgを加え、室温で
2時間撹拌した。0℃に冷却後、1.0M炭酸カリウム
水滴液0.79m1を加え、10分間撹拌した。 不溶物をセライトで濾去し、食塩水で洗浄し、硫酸ナト
リウムで乾燥後、濃縮した。同様にして得られた濃縮物
2.10gをメチレンクロリド100 mlに溶かし、
0℃で撹拌しながらトリエチルアミン3.62 mlと
クロル炭酸メチル0.76 mlを加え、20分間撹拌
した。l規定塩酸で酸性とした後、エーテルで抽出し、
抽出液を食塩水で洗浄し硫酸ナトリウムで乾燥した。濃
縮物をシリカゲルカラムクロマトに付し、ヘキサン:酢
酸エチル(3:2)で溶出し、目的化合物■を油状物と
して1720 mg(63%)と、目的化合物Wを油状
物として4(16mgi15%l得た。 [V] [a ]   +23.99 icl、 1.メタノー
ル)赤外吸収スペクトル ν1.言クロロホルム)am
−’: 3460.1710.1075 マススペクトル mlz: 382(M”+1)、 3
65.350゜334.293.243.213.18
5.1?3.148.141.127゜97、92.8
1.69.59.41゜NMRスペクトル f270M
Hz、 CDCl5)  δ ppm :1.33f3
H,s)、1.54f3H,s)、 2.63(IH,
dd、J□4.83゜9.27 Hzl、 3.34(
IH,dd、J=4.4,14.1 Hz)、 3.5
1−3.68(2H1ml、 3.64(3H,sl、
 3.79(H(、dd141.9゜17、OHz)、
 4.08−4.16i1H,ml、 4.58(2H
,ABq、J=11.9 Hz)、 4.61(IH,
d、J:6.6 Hz)、 4.79(lH,dd、J
=4.4.6.6 Hzl、 5.64flH,br、
sl、 7.27−7.40i5H,m)[W] [α]   +24.12 [cm0.97.メタノー
ル)赤外吸収スペクトル ν□8(クロロホルムl c
m−’:  3460. 1715. 1075゜マス
スペクトル :134.  293.  275.  261,  
244.  218.  199,  160.  1
45。 1、27,  97.  92.  81,  69,
  59.  41Nl,IRスベク1〜ル (27[
]Mt+z. CDC1:l]  δ ppm :1、
34f31Ls)、  1.54f3H.s)、  3
.45−3.68f7H,ml。 3、58(3H.s)、  4.11−4.16(lt
l,m)、  4.56f2H.ABq。 、]=12.I  Hz)、  4.71i1H.d.
J−6.4  Hzl.  4.82flH.t。 J=5.6 Hz)、  5.14(IH,t,J:8
.0 Hzl,  7.27−7、39(s++, m
) 実施例49 オキザリルクロリド0.15 mlを加えたメチレンク
ロリド10 mlの温液に、ジメチルホルムアミド0、
24 mlを溶かしたメチレンクロリド溶液0. 15
mlを一50℃で加えた。 −50℃にて20分間撹拌
後、メチレンクロリド 1.5 mlに洛がした、実施
例48で得た化合物V 501 mgを徐々に加え、さ
ら:二:)(1分間撹拌1−た。l, lllニル′J
7ミン0.95 mlを加え −50°Cで20分間撹
拌後 0℃まで上げ、さら:二 15時間撹拌した。塩
化アンモニウム本を加えた後、1規定塩酸で酸性とし、
エーテルで抽出した。抽出液を食塩水で洗浄後、硫酸ナ
トリウムで乾燥し、濃縮した。シリカゲルカラムクロマ
トに付し、ヘキサン;酢酸エチルf3:l)で洛出し、
目的化合物を油状物として429 mgt86%)得た
。 [a]   +42.29 fc=1.09,メタノー
ル)赤外吸収スペクトル νBax(クロロホルム1c
m−’3450、 1685, 1078。 マススペクトル m/z・380fM”44)、 36
4, 350。 306、 292, 279, 263. 244, 
218, 183, 158, 143。 127、113. 105, 97, 88, 76、
65, 59. 41NMRスペクトル (270MH
z. CDC131  δ ppm1、29i3H,s
l, 1.46i3H.s)、 3.45(IH.dd
,J−5.0。 14、1 Hzl. 3.63(3H,s)、 3.5
7−3.75i3)1.m)、 4.45flH.q.
J=4.0 )1z1. 4.61f2)1.ABQ,
J=12.1 Hz)。 4、 77 flll, d. J・6.0  11z
)、  4.85flH.dd.、J・3.0,6.0
Hz)、  5.62fltLbr.s)、  7.2
8−7.41(5H.m)、  9.57(])t.s
l。 寒適例50 ス 実施例49で得た化合物305 mgをt−ブタノール
5 mlに溶かし、これに蒸留水5 mlに溶かしたリ
ン酸二水素ナトリウム285 mgと亜塩素酸ナトリウ
ム220 mgを、次いで2−メチル−2−ブテン0.
26 mlを加え、室温で1.5時間撹拌した。亜硫酸
水素ナトリウム水溶液を加えた後、1規定塩酸で酸性と
し、メチレンクロリドで抽出した。抽出液を食塩水で洗
浄後、硫酸ナトリウムで乾燥し濃縮した。 得られた濃縮物351 mgをテトラヒドロフラン14
I111に溶かし、0℃で攪拌しながら、トリエチルア
ミン0.37 mlとクロル炭酸エチル0.10 ml
を加え、10分間撹拌後,同温度にてアンモニアガスを
5分間導入した。反応液を1規定塩酸で酸性とした後、
酢酸エチルで抽出し、抽出液を食塩水で洗浄後、硫酸ナ
トリウムで乾燥した。濃縮物をシリカゲルカラムクロマ
トに付し、ヘキサン:酢酸エチル(l二5] で瀉出し
、目的化合物を油状物として290 mg(91%)を
得た。 [α]   −7.20 (c=1.18,  メタノ
ール)赤外吸収スペクトル νゆ.バクロロホルム) 
cm−’: 3550, 3420. 1720. 1
075。 マススペクトル m/z:  394(M”)、 37
9, 363。 347、 30?. 289, 249. 198, 
173, 154, 141, 128。 111、 97, 92. 81. 65, 59. 
41。 NMRスペクトル (270MHz. CDC:l−+
D201  6 ppm :1、31f3H.sl. 
1.49f3H.sl. 3.64(3H,s)、 3
.53−3、71f4H.ml. 4.43(IH.q
.J=3.6 Hzl. 4.60i2H。 ABq.J=11.8 Hzl. 4.70fl)I,
d.J=5.8 Hzl, 4.81(lH.dd,J
=3.6,5.8 Hzl. 5.55flH.br.
sl, 5.68(lH.br.sl. 6.72fl
H,br.sl, 7.28−7.40f5H.ml−
実施例51 5−0−ベンジル−1,2・3,4−ジー0−イソプロ
ピリデン−β−D−ブシコフラノース4.37 gをメ
チレンクロリド100 mlに溶かし、窒素気流下、−
30〜−40°に保ちながらアリルトリメチルシラン5
.95ff11を加えた。さらに塩化第二スズ2.19
 mlを加え、同温度で2.5時間撹拌した。反応液を
炭酸水素ナトリウム水にあけ、エーテルで抽出し、抽出
液を食塩水で洗浄後、硫酸ナトリウムで乾燥した。濃縮
物をシリカゲルカラムクロマトに付し、ヘキサン:酢酸
エチル(7・2)で溶出し、無色油状物として目的物を
3.45 g(83%)得た。 ”561.5095 D 赤外吸収スペクトル νゆ、8 (クロロホルム)am
−’: 3470.1150.1070マススペクトル
 m/z: 33NM”1.320.303.293゜
245、 235. 201. 1li5. 173.
117. 92. 59NMRスペクトル f270M
tlz、 CDCl5)  δ ppm:1.33(3
H1s)、  1.54f3H,s)、  2.26f
lH,br、s)、  2.44flH,dd、J=7
.3.14.5  Hz)、  2.45f111.d
d、Jニア、3,14.5Hz)、  3.56f2H
,m)、  3.67flH,d、J=l]、7  H
zl、  3.72flH,d、J=11.7  t(
z)、  4.1HII(、dd、J=4.4,9.3
 Hzl。 4.56[11Ldl=6.9  Hzl、  4.5
8(2H,s)、  4.64(ltl、dd。 J・4.4,6.9  Hz)、  5.11flH,
s)、  5.+6(11Ld、、J・6.5Hzl、
  5.76−5.9HII(、m)、  7.28−
7.36(5H,ml。 実施例52 実施例49に準じ、実施例51で得た化合物1.41 
gから目的化合物を無色油状物として136g(97%
)得た。 25”01.5088 D 赤外吸収スペクトル ν、、、、  (フィルム)C「
11735、 1155. 1070 マススペクトル m/z: 332(M”)、 317
.303.245゜199、 149. 117. 9
2. 69. 65. 59NMRスペクトル (27
0MHz、 にDC131δ ppm1.29(3t1
.s]、  1.46f3H,sl、  2.5H1)
+、ml、  2.59i1H1m)、  3.62(
LH,dd、に4.0,10.5 Hz)、  3.6
4(IH9dd、J・4、O,lO,5Hz)、  4
.44(IH,dt、J=3.4,4.0 Hz)、 
 4.59f2H,ABq、J42.I  Hzl、 
 4.67flH,d、J・6.5Hz)。 4.75flH,dd、J=3.6,6.5 Hzl、
  5.07−5.15(2H,m)。 5.68−5.83flH,ml、7.27−7.39
(5H,ml。 9、62 flHls) 。 実施例50に準じ、実施例52で得た化合物2.35を
酸化し、目的化合物を油状物として165g(67%)
得た。 [a ]   −26,911c1.46.メタノール
)赤外吸収スペクトル ν、、8 (フィルム)c「1
1730、1210.1130.1070マススペクト
ル m/z: 348(¥A”)、 333,303.
293゜245、155.145.117.107.9
2.69.59NMRスペクトル (270MHz、 
CDCl5)  δ ppm1.32(3H,sl、 
1.50i3H,s)、2.58flH1dd、J=6
.9゜14.1 Hzl、 2.81(LH,dd、J
=7.3.14.1 Hzl、 3.61(LHldd
、J=4.0,10.5 Hz)、 3.62flH,
dd、J=3.6,10.5Hzl、 4.47(IH
,dt、J=3.6.4.0 Hzl、 4.57(2
H,s)。 4.64(IH,d、J=6.0 Hzl、 4.81
flH,dd、J=3.6,6.0Hz)、5.09−
5.15(IHlml、 5.66−5.82(IH,
ml、 7.23−7、40 f5H,m) 実施例54 実施例50に準じ、実施例53で得た化合物1.61 
gをアミド化し、目的化合物を油状物として]、39g
(87%)得た。 [a ]    −29,78fcl、46.メタノー
ル)赤外吸収スペクトル νa、8(フィルム1cm−
’3470、3320.1680.1155.1100
. +060゜マススペクトル m/z: 3471M
”1.332.303.245゜199.183. +
68.155.139.117.91.69NMRスペ
クトル (270MHz、CDC131δ ppm :
1.32i3H,sl、 1.50(38,s)、 2
.43(IH,dd、J4.3゜14.1 Hz]、 
2.82flH,dd、J=6.8,14.1 Hzl
、 3.58(2Ft、ml、 4.33(I)1.m
l、 4.5N2H,s)、 4.63(LH,d、J
=5.61(z)、 4.72i1H,dd、J=4.
0,5.6 Hzl、5.07−5.13(2H,ml
、 5.67−5.82(2t+1m1.6.76fl
H,br、sl、 7.28−7.40 (5H,m) 実施例55 1.2:4,5−0−ジイソプロピリデン−β−D−ブ
シコビラノースl[1,75gをメチレンクロリド50
m1に箔かし、無水酢酸67m1、ピリジン8.0ml
及びジメチルアミノピリジンD、20gを0℃で加えた
。 30分後、温度を室温まであげ、さらに1時間撹拌
した。反応液を水にあけ、エーテルで抽出し、抽出液を
水洗後、硫酸ナトリウムで乾燥した。′ls縮し、目的
化合物を12.78 g(100%)油状物として得l
こ 。 マススペクトル m/z: 302(M”1.287.
247.229゜211、1.!i5.159.149
.127.117.109.101.85゜72.59 NMRスペクトル (270MHz、 CDC131δ
 ppm、1.33f3H,s)、 1.34(3H,
sl、 ]、、47(3H,s)、 1.50i3H。 s)、 2.18(3H,s)、 3.80(IH,d
d、J=1.0.13.3 Hzl。 3.91flH9dd、J=2.0,13.3 Hzl
、 3.94(IH,d、J−9,2Hz1.4.34
(IH,ddd、J=L、0,2.Q、7.7 )1z
)、 4.36+11(。 d、J=9.2 Hz)、 4.52+1)1.dd、
J=2.8.7.7 Hzl、 5.22[IH,d、
J・2.8 Hz) 実施例56 (11,21犬、:lR,4R1−1−デオキシ−1−
アンド−1−ヒドロ実施例55で得た化合物2.23 
gをアセトニトリル30m1に洛かし、0℃でアジ化ト
リメチルシリル1.96 ml とトリフルオロメタン
スルホン酸トリメチルシリル0.43 mlを滴下した
。1時間攪拌後、食塩水、水:アンモニア水(3[1m
l:15 ml:5m1j中にあけ、エーテルで抽出し
た。抽出液に、l規定塩酸50 mlを加え、30分間
攪拌後有機層を分取し、食塩水で洗浄した。硫酸ナトリ
ウムで乾燥し、a縮径、シリカゲルカラムクロマトに付
し、ヘキサン:酢酸エチル(2・1)で溶出し目的化合
物を油状物として1.27 g(60%)得た。 赤外吸収スペクトル ν1.8(クロロホルム)cm−
1+  3500.3350.2110.1740,1
370.1210.1160゜1100、1040゜ マススペクトル m/z: 287[M”)、 272
.256.169゜143、127.117.109.
85.69.59.57゜NIJRスペクトル (27
0MHz、 CDC1al  δ ppm :1、:1
5f311.s)、  ]、54i311.s)、  
2.]9f3H,s)、  2.65F111゜dd、
J=5.2.8.4  Hz)、  3.88FIH,
dd、J=8.4.]2.0  Hzl。 3.98+28.d、J・2.0  )1z)、  4
.04i1H,dd、J・5.2.12.0Hz)、 
 4.38(IH,dt、J=2.0.7.6  t+
z)、  4.5HII4.dd、J=3.8.7.6
  Hzl、  5.00i11(、d、J=3.8 
 Hz)。 実施例49に準じ、実施例56で得た化合物527 m
gから油状物として目的化合物を360 mg(58%
)得た。 マススペクトル m/z: 270(IJ”−151,
256,243゜228、214.201.187.1
43.129.月2.100.85゜69、59.57
゜ NIJRスペクトル (270MHz、 CDC15l
  δ ppm1.35(3H,s)、 1.54f3
H,s)、 2.19f3H,sl、 3.90(]、
IHdd、J=1.8.12.9 Hz)、 3.97
flH,ddj4.o、12.9Hz1.4.44(I
H,ddd、J−1,0,1,8,8,0Hz)、 4
.59(l)I。 dd、J:2.8.8.0 11z)、  4.99i
1H,d、J=2.8  fiz)、  9.6:1(
U+、S)。 実施例58 実施例50に準じ、実施例57で得た化合物228 m
gから目的化合物を油状物として231 mg(76%
)得た。 マススペクトル m/z: 301(lJ”+1)、 
285.256゜243、228.216.183.1
58.143.1!3.85.69゜59、42゜ NMRスペクトル (270MHz、 CDC1,) 
 δ ppm:1.37f3H,s)、 1.52(3
H,s)、 2.12(3H,sl、 4.16(IH
。 d、J=2.6 Hzl、 4.34(IH,dt、J
=2.6,6.8 Hzl、 4.54flH9dd、
J−4,8,6,8Hz)、5.3OfLH,d、J=
4.8 Hz)。 5.77(IH,br、sl、 6.95flH,br
、s)。 実施例59 ils、2R,:lR,4R1l−デオキシ−1−アジ
ド−1−(4−クロ実施例58で得た化合物2.61 
gをジクロルエタン100 mlに溶かし、60℃でオ
キザリルクロリド0.83 mlを加え、20分加熱し
た。トリエチルアミン2.7mlを同温度にて加え、3
0分間撹拌した。室温にて、4−り四ロフェノール1.
23 gを溶かしたジクロルエタン2 mlを加え、さ
らに20分間撹拌した。エーテルで希釈し、不忍物をセ
ライトで濾去後濃縮した。シリカゲルカラムクロマトに
付し、ヘキサン:酢酸エチルf2:l)で溶出し、目的
化合物を油状物として2.49 g(63%)得た。 マススペクトル m/z: 45NM”)、 439.
311.284゜256、242.184.128.8
5.57゜NMRスペクトル (270MHz、 CD
C13)  δ ppm1.42(3H,s)、 1.
70(3H1s)、 116(3H,sl、 4.00
(2H。 d、J=1.6 Hzl、 4.46+LH,’dd、
J=16,7.2 Hzl、 4.66(IH,dd、
J=3.2,7.2 Hz)、  5.04(IH,d
、J・3.2 Hzl。 7.21(21(、m)、 7.36(2H,ml、 
10.16(IH,br、s)実施例60 水素化ホウ素ナトリウム3.40 gとテルル粉末4.
75 gから調製した水素化テルルナトリウムのエタノ
ール溶液75 mlに、flR,2R,3R,4R1−
1−デオキシ−1−アジド−1−ヒドロキシメチル−2
,3−0−インプロピリデン−5−0−ベンジル−D−
リボフラノース5gを溶かしたエーテル溶液75m1を
水冷下部゛下した。室温で1時間撹拌後、−昼夜空気に
さらし、不溶物を濾去した。濾液を濃縮し、酢酸エチル
で可溶化し、食塩水で洗浄した。硫酸ナトリウムで乾燥
後a縮し、シリカゲルカラムクロマトに付した。ヘキサ
ン:酢酸エチル(2:11で溶出し目的化合物を油状物
として3.30 g(72%)得た。 マススペクトル m/z: 30HM”1.294.2
78.234゜203、188.176、159.14
5,130.101,91.85゜76、72.59.
51.41− NMRスペクトル (270MHz、 CDC11) 
 δ ppm :1.36f311.sl、  1.5
7i311.sl、  1.7−2.:N311.川)
。 3、54 +28. ABQ、 J・11.311z1
.3.59(IH,dd、J・32゜10.5 Hzl
、3.68(IH,dd、J−3,2,lo、5 Hz
l、  4.17flH,dt、J=3.2.5.6 
Hz)、 4.58(2H,ABq、J−11,7Hz
1.4.65(IHld、J=5.6 t(zl、 4
.81flH,t、J=5.6Hzl 、  7.28
−7.39 [5H1mlテトラヒドロフラン300 
mlに酢酸ベンジル10.51Tllを溶カル、−78
℃にて、当量のリチウムビストリメチルシリルアミドの
テトラヒドロフラン溶液を加えた。30分撹拌後、同温
度にて、5−0−ベンジル−2,3−0−イソプロピリ
デン−D−リボノラクトン18.32 gを滴下し、3
時間撹拌した。塩化アンモニア水を加え、エーテルで抽
出し、水洗後、硫酸ナトリウムで乾燥した。a縮径、シ
リカゲルカラムクロマトに付しヘキサン:酢酸エチル(
4:11で溶出し、目的化合物を油状物として25.1
8 gt89%)得た。 マススペクトル m/z: 428(阿−)、 413
.352.334゜321、307.289.279.
263.231.220.181.173゜149、1
27.107.92.85.79.69.59.40゜
NMRスペクトル f270MHz、 CDC1,l 
 δ ppm:1.311H,s)、 1.46f3H
,s)、 2.93f2H,s)、 3.60(1B。 dd、J=4.2.lO,l Hz)、 3.63fl
H,dd、J=4.6,10.1Hz)、 4.31(
lH,ddd、に1.2.4.2,4.6 Hz)、 
4.58i2H。 ABq、に11.1 Hz)、 4.60flH,dl
・6.0 Hz)、 4.81fl)1.dd、J=1
.2,6.0 Hz)、5.18+21(、ABQ、J
=12.5Hz)、 7.23−7.39(10H,m
)。 実施例61で得た化合物6.95 gをメタノール14
0 mlに溶かし、5%パラジウム−炭素1.0 gと
ギ酸アンモニウム10.20 gを加え、室温で3時間
撹1゛ドシた。不7δ物を濾去し、濃縮後、■規定水酸
化ナトリウム150 mlとエーテル150 mlで分
配し、水層をエーテルで洗浄した。水層を1規定塩酸で
酸性とし、エーテルで抽出し、食塩水で洗浄した。 硫酸ナトリウムで乾燥後、濃縮し、目的化合物を油状物
として、5.03 g[92%] 得た。 NMRスペクトル (270MHz、 C:De13)
  δ ppm1.31(3H,s)、 1.48(3
1−1,sl、 2.92f2H,sl、 3.58−
3.70f2H,m)、 4.3]i1H,m)、 4
.57(IH,d、、I=6.4 Hzl。 4.60(2t(、ABq、J・1.1.6 Hzi、
 4.82(IH,dd、J=1.2,64Hz)、 
7.28−7.42f5H,ml。 ノース (1,s、 2R,3R,4R) −1−デオキシ−1
−アジド−1−ベンジルオキシカルボニルメチルカルバ
モイル−2,3−0−イソプロピリデン−5−0−ベン
ジル−D−リポフラソース10 gを、テトラヒドロフ
ラン20 mlとメタノール40m1の混合瀉剤に溶か
し、塩化アンモニウム700 mgと亜鉛粉末400 
mgを加え、15分間撹拌した。エーテルで希釈後、不
溶物セライトで濾去し濃縮した。シリカゲルカラムクロ
マトに付し、ヘキサン:酢酸エチル(1:21で溶出し
、目的化合物を油状物として0.62 g(65%)得
た。 マススペクトル m/z: 470(M”1.455,
349.278゜201、167、149.127.9
1.57゜NMRスペクトル f27014Hz、 C
DCl5)  δ ppm1.27(2,LH,s)、
 1.34(2,lH,sl、 1.42fo、9H,
sl。 1.58(0,9tLs)、 2.4f2H,br、s
)、 3.81−3.66(2B、ml。 3.82(0,7H,dtl、J=6.0,18.1 
Hz)、 4.39(0,7)1.dd、J=5.6,
18.1 Hz)、 4.30−4.34(0,7H,
m)、 4.46−4.57(1,2H,m)、 4.
51(1,4H,sl、 4.67(0,7H,d、に
6.4Hz)、 4.77−4.82(]、H,m)、
 5.10(1,4H,ABq、に12.5Hz1.5
.19(0,6H,s)、 7.25−7.40(IO
H,ml、7.90flH,t、J=5.6 Hzl。 実施例64 メタノール15 mlと水15 mlの混液に、(2R
5,3R5,4R5l−4−ベンジルオキシメチル−2
,3−インプロピリデンジオキシシクロペンタノン1.
05g、シアン化カリウム1.73g及び塩化アンモニ
ウム1.42 gを加え、90℃にて9時間加熱した。 水で希釈後、不溶物をセライトで濾去し、酢酸エチルで
抽出した。硫酸ナトリウムで乾燥後、濃縮物をシリカゲ
ルカラムクロマトに付し、ヘキサン:酢酸エチル(6:
l)テ溶出し、化合物Xを0.4(] g(35%)と
化合物Yを0.35 g(31%)得た。 [X] 油状物 赤外吸収スペクトル 1ノmam[クロロホルh、)c
m−’: 3550.3420.3350.2250.
1240.1160. I[]90゜マススペクトル 
mlz: 3031M”)、 287.276、211
゜196、 153. 123. 92゜NMRスペク
トル (270MHz、 CDC131δ ppm:1
.31(3H,sl、 1.55(3H,sl、 1.
74(2H,br、sl、 1.82−1.91(IH
,ml、2.49−2.63(2H,ml、 3.52
flH,dd、J−2,6,9,3Hzl、 3.61
[H,dd、J=7.3,9.3 Hzl、 4.29
(IH,d、J:5.6 Hz)、 4’、51f2H
,ABq、J=12.] 1(z)。 4.63(IH,d、J=5.6 Hzl、 7.27
−7.40(5H,m)[Y] 油状物 赤外吸収スペクトル ν。ax(クロロホルム)cm−
’: 3500.3400.3320.2220.11
60.1090゜マススペクトル mlz: 30:N
M−)、 287.275.260゜174、 154
. 96.91゜ NMRスペクトル (27[IMl(z、 CDC13
)  δ ppm:1.34f3H,s)、 1.53
f3H,sl、 1.77(2H,br、s)、 2.
17f211.d、、l=l’1.4 11z)、  
2.57−2.70flll0m1. 3.49fll
l。 dd、、I:5.6.9.311z1. 3.55Nl
(、dd、J=5.6,9.387.]。 4.5N211.sl、  4.59(lH,dd、J
=3.6.7.0 Hz)、  4.66fltl、 
d、J−7,0Hz) 、  7.27−7、38 f
5H,m)実施例64に準じ、(2R13R,4R)−
4−ベンジルオキシメチル−2,3−イソプロピリデン
ジオキシシクロペンタノン750 mgから、+Is、
2S、 3R94R)体(化合物Z) 270 mg(
33%)、と(IR,2S、 3R,4H1体(化合物
a) 90 mg(11%)を得た。 [Z] 油状物 [a ] o”  −29,2fc=1.70.クロロ
ポルム)[a] 油状物 [α] D”  −25,86(c−2,59,クロロ
ホルム)
【参考例】
(IsR,2SR,3R3,4R3l−4−ベンジルオ
キシメチル−2,3−インプロピリデンジオキシ−1−
ヒドロキシメチルシクロベンクン[J、D、C1ayt
on、 J、八m、 ChemSoc、 、旦、 30
75 (1969)に従って合成] 20.89 g 
’をメチレンクロリド250 mlに溶かし、トリエチ
ルアミン11.94 ml、次いでメタンスルホニルク
ロリド6.63 mlを一20℃にて滴下した。30分
間撹拌後、水にあけ、メチレンクロリドにて抽出し、硫
酸ナトリウムで乾燥した。濃縮後、シリカゲルカラムク
ロマトに付し、ヘキサン:酢酸エチルF3:1)で溶出
し、目的物を油状物として25.63 gi97%)得
た。 赤外吸収スペクトル ν1.8 (フィルムl cm−
’:1450.1350.1170.1060゜マスス
ペクトル mlz: 370(M”)、 355.26
4.203゜169、 110.91.7’l。 NMRスペクトル (270MI+z、 CDCl5)
  δ ppm :1.30[3H,s)、  1.4
1(1t1.dt、J・10.2.13.3  Hzl
、  1.49(3)1.sl、  2.17(IH,
dt、J=7.2,13.3  Hzm  2.31−
2.48(2H,ml、  2.98f3H,s)、 
 3.48(2H,d、J・5.6t(zl。 4.24(2t(、ABq、J=14.1  Hzl、
  4.34(IH,dd、J・5.2.6.9Hz1
. 4.41i1H,dd、J=4.4,6.9  H
z)、  4.52(2H,ABq。 J=12.5  Hzl、7.28−7.42[5H,
ml。 クロペンタン 参考例1で得た化合物25.6 gをアセトン150 
mlに溶かし、沃化ナトリウム18.31 gを加え、
17時間撹拌した。亜硫酸ナトリウム水溶液で希釈し、
酢酸エチルで抽出し、硫酸ナトリウムで乾燥後濃縮した
。シリカゲルカラムクロマトに付し、ヘキサン;酢酸エ
チル(7・l)で溶出し、目的物を油状物として、22
.39 g(80%)得た。 赤外吸収スペクトル )ノ、−クロロホルム)cm−’
1375.1065゜ マススペクトル m/z: 402fM”)、 387
.238.217゜NMRスペクトル f270MHz
、 CDCl5)  δ ppm1.31t3H,s)
、 1,281.37(IHlm)、 1.50(3H
,s)。 2.16−2.26(2H9m1.2.31−2.41
(IH,+n1.3.20flH。 dd、J=7.0.lO,OHz)、 3.36i1H
,dd、J=5.2.10.0Hz)、 3.47f2
H,d、J=6.0 Hzl、 4.20(IH,dd
、J=5.4゜6.8 Hz)、 4.43flH1d
d、J=4.8.6.8 )1z)、 4.53[2H
。 ABq、J12.5 Hz)、 7.28−7.39(
5H,ml。 又2 参考例2で得た化合物22.39 gをトルエン150
m1に溶かし、DBU 9.89 mlを加え、 10
0℃にて14時間加熱した。水を加え、エーテルで抽出
し、硫酸ナトリウムで乾燥した。濃縮後、シリカゲルカ
ラムクロマトに付し、ヘキサン、酢酸エチル(8:11
 で瀉出し、目的物を油状物として10.4 g(68
%)得た。 赤外吸収スペクトル ν1.8(クロロホルム)cm−
’: 1375.1105 マススペクトル m/z: 275(M″+4)、 2
59.217゜92゜ NMRスペクトル (270MHz、 CDC1,l 
 δ ppm :1.32(3H,s)、 1.47(
3H,s)、 2.11(1)1.d、J=15.7H
z)、 2.44fl)l、dd、J=7.2,7.6
 t(zl、 2.72−2.83(IHlml、 3
.26(2H9d、J=7.6 Hzl、 4.49f
2H,s)、 4.50flH,d、J=5.8 Hz
)、 4−69(LH,d、J=5.8 Hzl、 5
.09(l)I、dd、J=1.4.2.4 Hzl、
 5.19(IH,d、J=1.4 Hz)。 7.27−7.34f5H,m) 参考例3で得た化合物】04gをテトラヒドロフラン2
00 mlと水200 mlの混液に溶かし、四酸化オ
スミウム300 mg、 ?欠いて過ヨウ素酸ナトリウ
ム203gを加え、15日間撹拌した。水で希釈し、酢
酸エチルで抽出後、硫酸ナトリウムで乾燥した。濃縮物
をシリカゲルカラムクロマトに付し、ヘキサン:酢酸エ
チル(5:11 で溶出し、目的物を油状物として9.
41 g(90%)得た。 赤外吸収スペクトル 17□言クロロホルム)c「1:
 1755.1,150.1100゜マススペク!・ル
 m/z: 276(M’+ll、 261.185゜
127、91、 NMRスペクトル (270MHz、 CDC1=l 
 δ ppm :1.33f3H,s)、 1.43f
3H9sl、 2.14flH1dd、J=1.2゜1
8.1 Hzl、 2.55−2.57(IH,ml、
 2.75(LH,dd、J=9.0゜18.1 Hz
)、 3.44+LH,dd、J=31.9.1 Hz
l、 3.64flH。 ddl=2.8.9.1 Hz)、 4.28(IH,
d、J=5.2 Hzl、 4.46(2H,ABq、
J−12,5Hzl、 4.65(1,H,d、J−5
,2Hz)。 7.20−7.38 (5H,mi 。 i(見j +2R,3R,4R)−4−ベンジルオキシメチル−2
,3−イソプロピリデンジオキシシクロペンタノントリ
(n−ブチル)ベンジルオキシメチル錫4.44gを洛
かしたテトラヒドロフランff1M100mlに、=7
8℃にて、1.59モルのn−ブチルリチウム・ヘキサ
ン溶液6.94 mJ を滴下した。15分撹拌後、臭
化第一銅・ジメチルスルフィド混合体1.16 gとジ
イソプロピルスルフィド11m1を溶かしたテトラヒド
ロフラン溶液13 mlを滴下した。更に、15分間撹
拌後、トリメチルクロルシランL43 mlを加えた。 得られた溶液を一78℃に冷却した+4R,5R) −
4゜5−インプロピリデンジオキシ−2−シクロペンテ
ン−1−オン[R,T、 Borchardt、 J、
Org、 Chem、 52.5457(19871に
準じて合成]697 mgを溶かしたテトラヒドロフラ
ン溶液15m1に滴下した。0℃で5分間撹拌後、飽和
塩化アンモニウム水1311 ml、アンモニア水13
0 ml及びジクロルメタン130 rnlの混合溶液
に注入し、30分間撹拌した。有機層を分取し、水層を
ジクロルメタンで抽出し、硫酸ナトリウムで乾燥した。 濃縮物を再度、テトラヒドロフラン50 mlと0.5
規定塩M2[]mlの混液に溶かし、15分間撹拌した
。ジクロルメタンで抽出後、&A酸ナトリウムで乾燥し
た。、濃縮物をシリカゲルカラムクロマトに付し、ヘキ
サン:酢酸エチル(6・1)で溶出し、目的物を油状物
として1.24 g!99%)得た。 [a ] o”  −63,1(c−1,99,クロロ
ホルム)5.6−exo−インプロピリデンジオキシ−
2−ノルボルナノン[j、D、C1ayton、 JJ
m、Chem、Soc、、91,3075(+969)
に従って合成]5.1 gをメチレンクロリド100 
mlに溶かし、m−クロル過安息香酸11.1 gを加
え、1日撹拌した。濾液を濃縮後、酢酸エチルに洛かし
、亜硫酸水素ナトリウム水洟液、次いで炭酸水素ナトリ
ウム水溶液で洗浄した。硫酸ナトリウムで乾燥後、a編
物をシリカゲルカラムクロマトに付し、ヘキサン:酢酸
エチル(3:1)で溶出し、目的物を4.88 g(9
6%)得た。 融、占、  :  !](i−97℃ 赤外吸収スペクトル ν7.っ(クロロホルム)cm−
’1735、1190.1075.1045゜マススペ
クトル m/z: 199(M”+ll、 183.1
41゜123、97.79゜ ル 水素化ナトリウム100 mgを溶かしたメタノール7
0m1に、参考例6で得た化合物4.87gを加え、3
日間撹拌した。水で希釈後、酢酸エチルで抽出し、硫酸
ナトリウムで乾燥した。濃縮物をシリカゲルカラムクロ
マトに付し、ヘキサン:酢酸エチル(3:11 で瀉出
し、目的物を油状物として3.45 g(61%)得た
。 赤外吸収スペクトル νffi□(クロロホルム) c
m−’: 36(IQ、 3470.1?30.126
0.116(1,1045゜マススペクトル m/z:
 23NM”+11.215.173゜155、 12
3.95.81.59 NMRスヘクトル12701JHz、 CDC1zl 
 δppm:1.31f3H,sj、  1.43f:
IH,sl、  1.54(IH,d、に14.IHz
l、  1.79flH,d、J=2.8 Hzl、 
 2.30(IH,dddl=1.6゜4.8.14.
I Hzl、  2.41−2.63(3H,ml、 
 3.68(3H,sl。 4.24(l)1.dd、J=2.8,4.8 Hzl
、  4.47(28,ABq。 J=6.1  Hzl 。 lユニ匹 エーテル35 mlに水素化リチウムアルミニウム0.
5 g 、次いで、参考例7で得た化合物3.0 gを
加え、4時間撹拌した。水冷下、酢酸エチル5ml、水
5 ml及び10′g水酸化ナトリウム水瀉液1 ml
を加え、1時間攪拌し濾過した。濾液をa縮径、シリカ
ゲルカラムクロマトに付し、酢酸エチルで溶出し、ジオ
ール体(融点:54−55℃)を1.77 g(67%
)得た。 得られたジオール体1.77 gをジメチルスルホキシ
ド32 mlに渚かし、t−ブトキシカリウム1.08
 gを加え、2時間攪拌後、ペンシルクロリド1.1 
+nlを加えた。1時間撹拌後、水で希釈し、酢酸エチ
ルで抽出した。硫酸ナトリウムで乾燥後、a編物をシリ
カゲルカラムクロマトに付し、ヘキサン:酢酸エチルf
2:11 で溶出し、目的物を油状物として、0.66
 gfZ6%)得た。 NMRスペクトル t270M)lz、 CDC11)
  δ ppm:1.28f3H,sl、 1.44(
3H,sl、 1.51−1.63flH,ml。 1.74flH,dt、J=6.6,14.1 Hz)
、 1.84(IH,dt、J=6.4゜14.1 H
z)、 1.95flHyd、J−3,2Hzl、 2
.15−2.27f2H2ml、 3.55f2H,A
Bq、J=9.3 Hzl、 4.16−4.19fl
H,m)。 4.42f2H,ABq、J=6.4 Hzl、 4.
51(2H,ABq、J+:12.1Hzl、 7.2
7−7.36f5H,m)。 2.3−インプロビリデンジ才キシシク口ペンタノン酸
化り0 ム(Vl)−ピリジン錯体fPCC10,78
gヲメチレンクロリド15 mlに懸濁させ、参考例8
で得た化合物59(l mgを加え、5時間撹拌した。 セライト濾過し、濾液を濃縮後、シリカゲルカラムクロ
マトに付し、ヘキサン:酢酸エチル(2:1.lで溶出
し、目的物を油状物として、520 mgf89%)得
た。 赤外吸収スペクトル ν3.居クロロホルム)cm−’
: 1755.1230.1150.1100.105
0゜マススペクトル m/z: 291fM”+1)、
 275.233゜189.141.100.92.8
3.59゜NMRスペクトル (270MHz、 CD
(:l−)  δ ppm:1.32(3H9s)、1
.43f3H,s)、 1.58(IH,ddd、J−
1,2゜6.2,7.2 Hzl、 1.77flH,
ddd、J=1.2,6.2.7.2 Hz)。 2.15flH,dd、J=1.6.18.l Hz)
、  2.54−2.63(l)I、m)。 2.77flH,dd、J=8.9.18−I Hzl
、 3.52f2H,t、J=6.2Hz)、 4.1
H1)l、d、J=5.2 Hz)、 4.47f2H
,ABq、J=11.7Hz1.4.60flH,d、
J=5.2 Hz)、 7.26−7.36(51(、
mL
【製剤例] 【製剤例1】 (水和剤) 実施例7で得た化合物25%、ドデシルベンゼンスルホ
ン酸塩2,5%、リグニンスルホン酸塩2.5%及び珪
藻土70%をよ(粉砕混合して水和剤を得た。
【製剤例2] (乳剤) 実施例12で得た化合物30%、乳化剤ツルポール11
00 (東邦化学登録商標名110%及びキシレン60
%をよく混合して乳剤を得た。 【製剤例3] (粒剤) 実施例41で得た化合物R5%、ホワイトカーボン1%
、リグニンスルホン酸塩5%及びクレー89%をよ(粉
砕混合し、水を加えてよく練り合わせた後、造粒乾燥し
て粒剤した。 【製剤例4] (液剤) 実施例34で得た化合物L 10%、ドデシルベンゼン
スルホン酸ナトリウム2%及び水88%を溶解させて液
剤を得た。 【製剤例5】 (水和剤) 実施例10で得た化合物lo%、エマルゲン810■(
花王株式会社製界面活性剤)o、5%、デモールN■(
花王株式会社製界面活性剤)0.5%、ウニライト20
1(クニミネ工業株式会社製珪藻±+ 20%、ジ−ク
ライトCA(ジ−クライト鉱業株式会社製クレー)69
zを均一に混合し粉砕して水利剤とした。
【製剤例6】 (水和剤) 実施例41で得た化合物325%、ドデシルベンゼンス
ルホン酸塩2.5%、リグニンスルボン酸塩2゜5z及
び珪藻土70%を混合粉砕して水和剤とした。
【製剤例7】 (乳剤) 実施例12で得た化合物15%、シクロへキサノン35
%、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル11%
、ドデシルベンゼンスルホン酸カルシウニ4を交びメチ
ルナフタ シ35tを均一にtδ解し乳可とした。 =製剤例8】 (乳剤) 実施例12で得た化合物30%、乳化剤ツルポールS旧
00■(東邦化学株式会社製界面活性剤)10%及び斤
シレン60%をよく混合して乳剤とした。 r製剤例9】 (粒剤) 実施例19で得た化合g 5%、ラウリルアルコールs
=Mエステルのナトリウム塩2z、リグニンスルホン酸
ナトリウム5%、カルボキシメチルセルロースのナトリ
ウム塩2z及びクレー86%を均一に混合し粉砕する。 この混合物10(1重量部に水20重量部を加えて練合
し、押出式違粒撮を用いて、J4〜32メブシュの粒状
に加工した後、W”!して粒剤とした。
【製剤例10] (粒剤) 英r= ’3’410で得た化合物5z、ベントナイト
30%、タルク62%、リグニンスルホン酸ナトリウム
2%及びドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム1%を
均一に混合し粉砕する。この混合物100重量部に水2
0重量部を加えて練合し、押出式造粒機を用いて、14
〜32メツシユの粒状に加工した後、乾燥して粒剤とし
た。 【製剤例11】 (粒剤) 実施例11で得た化合物4%、ベントナイト30%、ク
レー63%、ポリビニルアルコール1%及びアルキルベ
ンゼンスルホン酸ナトリウム2%を均一に混合し粉砕す
る。この混合物100重量部に水20重量部を加えて練
合し、押出式造粒機を用いて、14〜32メツシユの粒
状に加工した後、乾燥して粒剤とした。
【製剤例12】 (粒剤) 実施例41で得た化合物R4%、ベントナイト35%、
タルク58%、アルキルナフタリンスルホン酸2%及び
ジオクチルスルホサクシネート 1%を均一に混合し扮
砕する。この混合物100重量部に水20重量部を加え
て練合し、押出式造粒機を用いて、14〜32メツシユ
の粒状に加工した後、乾燥して粒剤とした。
【製剤例13】 (粒剤) 実施例7で得た化合物5%、ホワイトカーボン1%、リ
グニンスルホン酸塩5%、クレー84%及びカルボキシ
メチルセルロースのナトリウム塩5%をよ(粉砕混合し
、水を加えてよく線り合わぜた後、造粒乾燥して粒剤と
した。
【製剤例14] (液剤) 実施例31で得た化合物lθ%、ドデシルベンゼンスル
ホン酸ナトリウム2%及び水88%を溶解させて液剤と
した。 【製剤例15】 (粉剤) 実施例7で得た化合物2%、珪藻土5%及びクレー93
%を均一に混合粉砕して粉剤とした。
【製剤例16】 (水和剤) 実施例22で得た化合物80%、ナトリウムアルキルナ
フタレンスルホネート2%、ナトリウムリグニンスルホ
ネート2%、合成アモルファスシリカ3%、カオリナイ
ト13%を混合し、ハンマーミルで扮砕し、再び混合し
て包装した。
【製剤例17】 (粉粒) 製剤例16の水和剤15%、石膏69%、硫酸カリウム
16%を、流動床ミキサー中で混合し、水を噴霧して顆
粒化させた。大部分が、1.0−0.42 mmになっ
たら、顆粒を取りだし、乾燥後、篩にかけた。オーバー
サイズの物質を粉砕し、更に、別の顆粒を得た。
【製剤例18】 (高濃度濃縮物) 実施例28で得た化合物98.5%、合成アモルファス
微細シリカ1.5%を混合し、次いでハンマーミルで粉
砕し、全てが、0.297 mm孔を通過する高濃度濃
縮物を製造した。
【製剤例19】 (水性懸濁液) 実施例12で得た化合物25%、水和アタパルジャイト
3%、粗製カルシウムリグニンスルホネートIO%、燐
酸二水素ナトリウム0.5%、水61.5%を固形粒子
が10ミクロン以下の直径に減少されるまで、サンドミ
ル中で一緒に粉砕した。
【製剤例20】 (溶液) 実施例31で得た化合物30%、ジメチルホルムアミド
70%を合わせ、撹拌して溶液を得た。
【製剤例21】 (乳剤) 実施例12で得た化合物15%、カルシウムドデシルベ
ンゼンスルホネートと非イオン系界面活性剤とのブレン
ド25%、キシレン60%を合わせ、撹拌して活性成分
を溶解させた。 特許出願人     三共株式会社 代理人 弁理士  大 野 彰 夫

Claims (2)

    【特許請求の範囲】 (1)
  1. 【請求項1】 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) [式中、 Aは、式−C(R6)[(CH_2)_mOR5]−B
    −(式中、Bは、酸素原子、硫黄原子若しくは置換基を
    有していてもよいメチレン基(該置換としては、下記N
    群より選択される基を示す。)を示し、R5は、水素原
    子若しくは水酸基の保護基を示す。R6は、水素原子、
    低級アルコキシ基、水酸基、保護された水酸基、低級ア
    ルキルチオ基若しくはハロゲン原子を示すか、又は、B
    がメチレン基を示す場合に、該基の水素原子と一緒にな
    って、単結合を示す。mは1乃至2の整数を示す。)を
    有する基又は式−CH(OR5)−CH_2−B−(式
    中、B及びR5は、前記と同意義を示す。)を有する基
    を示し、 R1及びR2は、一緒になって、置換されていてもよい
    5乃至6員複素環基(該置換基としては下記M群より選
    択される基を示す。)を示す。 R3及びR4は、同一又は異なって、水素原子又は水酸
    基の保護基を示す。]で表わされる化合物及びその塩。 【M群】 ハロゲン原子、低級アルキル基、低級アルケニル基、低
    級アルキニル基、アリール基、アラルキル基、シクロア
    ルキル基、低級アルキルチオ基、アリールチオ基、低級
    アルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、水酸基
    、保護された水酸基、アミノ基、低級アルキルアミノ基
    、ジ低級アルキルアミノ基、アリールアミノ基、アラル
    キルアミノ基、窒素原子の保護基、シアノ基、ニトロ基
    、オキソ基、チオキソ基、イミノ基、低級アルキルイミ
    ノ基及びアリールイミノ基。 【N群】 ハロゲン原子、低級アルキル基、低級アルコキシ基、ア
    リール基、メルカプト基、低級アルキルチオ基、水酸基
    、保護された水酸基、アミノ基、低級アルキルアミノ基
    、ジ低級アルキルアミノ基、シアノ基、アジド基、オキ
    ソ基、チオキソ基、イミノ基、低級アルキルイミノ基、
    式=N−OR7(式中、R7は、水素原子、低級アルキ
    ル基、アリール基若しくはアラルキル基を示す。)を有
    する基、式=NNHR7(式中、R7は、前記と同意義
    を示す。)を有する基及び式=CHR8(式中、R8は
    、水素原子、低級アルキル基、アリール基若しくは低級
    アルコキシ基を示す。)を有する基。 (2)
  2. 【請求項2】 請求項1記載の化合物又はその塩を含有する除草剤。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5683963A (en) * 1994-09-20 1997-11-04 Sandoz Ltd. Herbicidal ribofuranose derivatives
JP2009513588A (ja) * 2005-10-27 2009-04-02 バイエル・クロツプサイエンス・アクチエンゲゼルシヤフト アルコキシアルキルスピロ環状テトラミン酸及びテトロン酸

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5683963A (en) * 1994-09-20 1997-11-04 Sandoz Ltd. Herbicidal ribofuranose derivatives
JP2009513588A (ja) * 2005-10-27 2009-04-02 バイエル・クロツプサイエンス・アクチエンゲゼルシヤフト アルコキシアルキルスピロ環状テトラミン酸及びテトロン酸

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