JPH04154476A - 運搬車用車輪のブレーキ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野　〕 本発明は手押しの運搬車に於ける車輪のブレーキ装置に
関するものである。

〔従来の技術　〕

従来の運搬車用車輪のブレーキ装置は、ブレーキを操作
するレバーが車輪取付ブラケットの外側側方に突出して
いること、車輪に圧接して係止するブレーキ片を操作レ
バーと一体の偏平体とし、このブレーキ片が操作レバー
に連動して回動して車輪に圧接、非接触としたこと、或
は操作レバーによって連動する貢杆によってブレーキ片
を車輪に圧接させるようにしたものもある。

〔発明が解決しようとする課題　〕

上記従来の構成では、ブし−へ−の操作しバーが車輪数
ｒ寸ブラケントの外側側方に突出しているため、操作レ
バーの先端が荷台より突出し、使用時の支障となるので
ある。又、荷台内に操作レバーを納めれば、足のつま先
での操作がし難くなるのである。

又、操作レバーを取付用ブラゲノトの側方へ出し、且つ
、回動や上下動させて操作する構成であるから、取付用
ブラケットに透孔、消孔等の加工が必要であり、連動す
る中間部材、圧接片の圧接力を保障するスプリングや解
除を容易にする機構等、複雑な構成となっているのであ
る。

そこで、本発明は運搬車の機能を損なうことなく、ブレ
ーキ操作が容易で簡易な構成のブレーキ装置を提供せん
とするものである。

〔課題を解決するための手段　〕 本発明は中間部に上下方向へ回動可能に軸支したブレー
キレバーを車輪取付ブラケット内で車輪の上方に装置し
、プレーキレｌ＜−の先端ζまし１字状板バネの弾発面
に当接し、ブレーキレノく−の基方操作部は車輪取付ブ
ラケットより突出し、更心こブレーキレバー裏面の回動
支軸より操作部側Ｇ二車輪接地面に対して水平方向へ下
端面が突合するブレーキ片を下設したものである。

そして、ブレーキレバー先端と当接する０字状板バネの
弾発面の上端部がブレーキレノく一側へ弧状の凹部とし
てもよく、又ブレーキ片の車輪接地面との突合端面が湾
曲していてもより１゜更に、ブレーキレバーの上方に解
除レノく−を上下方向へ回動可能に軸支し、該回動支軸
はブレーキレバーの回動支軸より先端側に位置し、解除
レバーの基方操作部は車輪取付ブラケ・ントより突出し
、又、解除レバーの裏面とブレーキレノく−の上面に突
設したノック片とが係合し、ノ・ンク片番よ両レバーの
回動支軸間に位置するものとしてもよ１１１゜〔作用　
〕 本発明の詳細な説明する。ブレーキレノ（−は中間部を
回動可能に軸支されているから、基方操作部と足の−）
ま先で下方へ押圧すれば回動し、先端は上方へ動くので
ある。

ブレーキレバーの先端は０字状板バネに当接しているの
であるから、先端は当接する０字状板バネの弾発力に抗
して上昇するが、バネの弾発力がブレーキレバーの上昇
に伴い死点を越えると操作部側を下圧する方向に付勢力
が働くのである。そして、ブレーキレバーの基端部が下
方へ押圧され、０字状板バネが付勢力を付与すると、ブ
レーキレバーの操作部側の裏面に下設したブレーキ片が
車輪に突合下圧し、ブレーキ作用を行うのである。

逆に、ブレーキを解除する時は、足の甲で降下している
ブレーキレバーの操作部を引き上げれば、０字状板バネ
が途中から解除方向に付勢力となって前の状態に復元す
るのである。

又、ブレーキレバーの上方に解除レバーを設けた場合は
、ブレーキレバーの基方操作部を踏み下げブレーキを作
動すると、解除レバーの裏面に係合するブレーキレバー
のノック片が解除レバーを押し上げ、解除レバーの基方
操作部が上方へ回動するのである。

そして、上方へ回動した解除レバーの基方操作部を踏み
下げれば、今度は逆に解除レバーの裏面が係合するノッ
ク片を下圧し、ブレーキレバーがブレーキ解除方向へ回
動し、ブレーキ片と車輪との係止を解除するのである。

〔実施例　〕

本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

（１）は運搬車の手押しバー側の車輪取付ブラケットで
あり、車輪（２）が垂下部（１ａ）（１ｂ）に渡設した
車軸（３）で軸着されている。

車輪（２）の上方で、車輪取付ブラケ・ント（１）の天
板部（１ｂ）下に、垂下部（ｌａ）（ｌａ）へ渡設した
軸（４）に回動可能にブレーキレバー（５）が軸支され
ている。

ブレーキレバー（５）は平板状であり、中間部両側に下
方折曲片（６）（６）を設け、回動支軸（４）を挿通し
である。又、暮方は操作部（７）とし、やや下方へ折れ
、足先で押圧又は引き上げ易くしてあり、車輪取付ブラ
ケット（１）の天板部（１ｂ）の後方より突出し、先端
（Ｓ）は陵述のＵ字状板バネ（１１）の弾力面（］２）
に当接している９ブレーキレバー（５）の回動支軸（４
）より操作部（７）側の裏面（車輪との対向面）にはブ
レーキ片（９Ｎ９　＞が下設してあり、ブレーキレバー
（５）の操作部（７）の下降によって、ブレーキ片（９
）（９）の下端面＜１０）＜ｌ　Ｏ）が車輪（２）の接
地面＜２ａ）に突合し、車輪（２）の回動を阻止する。

ブレーキ片（９）（９＞の下端面（１０）（１０）は車
輪く２）の接地面（２ａ）の巾方向に突合し、接地面く
２ａ）の膨らみに対応すべく湾曲（１０ａ）となって突
合面を大きくしている。

（１１〉はＵ字状板バネであり、天板部（１ｂ）の裏面
に水平基部を固定され、折り返した弾発面（１２）がブ
レーキレバー（５）の先端と常時当接している。

そして、ブレーキレバー（５）の通常略水平位置ではブ
レーキ片（９）（９）の下端面（１０）（１０）は車輪
（２）の接地面（２ａ）に当たらず、操作部（７）側の
補助スプリング（１４）によって水平位置を維持してい
る。しかし、操作部（７）に強い下圧か加わると、弾発
面（１２）に抗してブし一キレバー（５）の先端（８）
か上昇し、上昇したある地点から逆に弾発面（１２）が
先端（８）を押し上げる方向に働き、ブレーキレバー（
５）のブレーキ片（９）（９）の下端面（１０）（１０
）を強く車輪（２）の接地面（２ａ）に突合する。

弾発面（１２）の上端部はブレーキレバー（５）側へ弧
状の凹部（１３）と成り、この凹部（１３）にブレーキ
レバー（５）の先端（８）が上昇して至れば、弾発力が
凹部（１３）に入り込ませるように働き、ブレーキ片（
９）（９）の突合力を高めるのである。

第３図及び第４図はブレーキの解除を解除レバー（１９
）で行う実施例を示すものであり、解除レバー（１９）
がブレーキレバー（５）の上方の車輪取付ブラケット（
１）内に設けてあり、基方操作部（１５）がやや下方へ
屈曲し、かつ、車輪取付ブラケット（１）より突出し、
先方部両側から垂下した折曲片（１６）（１６）に回動
支軸（１７）を挿通し、該回動支軸（１７）が車輪取付
ブラケット（１）の垂下部（ｌａ）（ｌｂ）に渡設され
、解除しバー（１９）が上下方向へ回動可能に軸支され
ている。

すなわち、解除レバー（１９）はブレーキレバー（５）
の上方に間隙を有して付設した恰好となっている。

この回動支軸（１７）はブレーキレバー（５）の回動支
軸く４）よりも先端側に位置し、更にブし−キレバー（
５）の上面であって、ブレーキレバー（５）と解除レバ
ー（１９）の二つの回動支軸（４）（１７）間の位置に
ノック片（１８）が突設され、このノック片（１８）が
解除レバー（１つ）の裏面に係合している。したがって
、ブレーキレバー（５）を作動するとノック片（１８）
は上方へ回動し解除レバー（１９）を押し上げるため、
解除レバー（１９）の基方操作部（１５）が上方へ回動
した位置でブレーキ状態となる。

又、解除レバー（１９）を押し下げることによりノック
片（１８）を下圧し、ブレーキレバー（５）を下方へ回
動させてブレーキを解除するものである。

〔発明の効果　〕

以上のように本発明は、ブレーキレバー、ブし−キ片及
びＵ字体状板バネの３部材で構成される従来の複電な構
成に比べ、極めて簡易な構成となっている。

そして、操作用のブレーキレバーが車輪取付ブラケット
の側方へ突出しないため、走行、使用の障害とならず、
使い勝手が良好となる。又、ブレーキレバーが使用の前
面にあるため、ブレーキ操作が容易となるのである。

ブレーキ片の車輪へのブレーキ圧力は、Ｕ字状板バネを
圧力源としたテコの作用を利用したものであるから強力
となり、車輪の堂耗にも対応できるのである。

更に、ブレーキ片の車輪への突合端面を湾曲させ、接地
面の膨らみに合わせたため、突合面が大きくなり、ブレ
ーキ効果も高くなるのである。

そして、Ｕ字状板バネのブレーキレバーとの当接面上端
部を弧状の凹部としたことで、ブレーキレバーとのブレ
ーキ時の当接を安定的に維持できると共に、弾発力を高
める効果を有するのである。

又、解除レバーを存する構成としたものは、ブし−キの
解除も解除レバーを踏んで押し下げることによって行う
ものであるから、ブレーキ操作及び解除操作が共にしバ
ーを踏み下げるという極めて簡単容易な運動となり、女
性ても無理なく行えるものである。

更に、両方のレバーが車輪取付ブラケットの側方へ出す
前面に設置されているから、使用の障害とならず使い勝
手が良好となる効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す一部縦断側面図、第２
図は同正面図、第３図及び第４図は他の実施例を示す要
部側面口である。 符号 （１）は車輪取付ブラケット （２）は車輪 （４）（１７）は回動支軸 （５）はブレーキレバー （７）（１５）は操作部 （８）は先端 （つ）はブレーキ片 （１０）は下端面 （１１）はＵ字状板ベネ （１２）は弾発面 （１３）は凹部 （１８）はノック片 （１つ）は解除レバー 第 図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 〔１〕中間部に上下方向へ回動可能に軸支したブレーキ
   レバーを、車輪取付ブラケット内で車輪の上方に設置し
   、ブレーキレバーの先端は車輪取付ブラケット内に設け
   たＵ字状板バネの弾発面に当接し、ブレーキレバーの基
   方操作部は車輪取付ブラケットより突出し、更にブレー
   キレバー裏面の回動支軸より操作部側に車輪接地面に対
   して水平方向へ下端面が突合するブレーキ片を下設して
   成る運搬車用車輪のブレーキ装置。 〔２〕ブレーキレバー先端と当接するＵ字状板バネの弾
   発面の上端部がブレーキレバー側へ弧状の凹部となって
   いる請求項〔１〕記載の運搬車用車輪のブレーキ装置。 〔３〕ブレーキ片の車輪接地面との突合端面が湾曲して
   いる請求項〔１〕又は〔２〕記載の運搬車用車輪のブレ
   ーキ装置。 〔４〕ブレーキレバーの上方に解除レバーを上下方向へ
   回動可能に軸支し、該回動支軸はブレーキレバーの回動
   支軸より先端側に位置し、解除レバーの基方操作部は車
   輪取付ブラケットより突出し、又、解除レバーの裏面と
   ブレーキレバーの上面に突設したノック片とが係合し、
   ノック片は両レバーの回動支軸間に位置して成る請求項
   〔１〕乃至〔３〕記載の運搬車用車輪のブレーキ装置。