JPH04148949A - ベクトル画像印字装置 - Google Patents

ベクトル画像印字装置

Info

Publication number
JPH04148949A
JPH04148949A JP2274763A JP27476390A JPH04148949A JP H04148949 A JPH04148949 A JP H04148949A JP 2274763 A JP2274763 A JP 2274763A JP 27476390 A JP27476390 A JP 27476390A JP H04148949 A JPH04148949 A JP H04148949A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
image data
processing
data
vector
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2274763A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Haniyu
羽生 嘉昭
Hitomi Kumazaki
熊崎 ひとみ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2274763A priority Critical patent/JPH04148949A/ja
Publication of JPH04148949A publication Critical patent/JPH04148949A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dot-Matrix Printers And Others (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はヘクトル画像をイメージデータに展開し、多値
プリンタで印字するベクトル画像印字装置に関し、より
詳細には、イメージデータの特徴に基づいて、最適な印
字を行えるようにしたー・クトル画像印字装置に関する
〔従来の技術〕
コンピュータ・グラフィクスの分野では、その出力媒体
であるCRTに画像を表示する際、その表示画像をより
美しくするためにアンチエイリアシング処理という手法
が用いられている。この処理は、第22図(a)に示す
ような階段」二のギザギザ部分(エイリアスと呼ばれる
)に輝度変調をかけ、視覚的に表示画像を第22図(b
)に示すように滑らかにするものである。
従来の図形処理装置では、■均一平均化法、■重み付は
平均化法、■畳み込み積分法等がアンチエイリアシング
処理の方法として一般的に適用されている。
■均一平均化法は、各ビクセル(画素)をN*M(N、
Mは自然数)のサブビクセルに分解し、高解像度でラス
ク計算を行った後、各ビクセルの輝度をN*Mサブピク
セルの平均をとって求めるものである。第23図(a)
、 (b)を参照して、均一平均化法によるアンチエイ
リアシング処理を具体的に説明する。あるビクセルに画
像の端がかかつている場合(ここでは斜めの線の右下に
画像がつながっているものとする)、アンチエイリアシ
ング処理を行わないときは、同図(a)に示すように、
このビクセルの輝度kidには表示できる階調の最高輝
度(例えば、256階調ではkid・255)が割り当
てられる。このビクセルにN=M−7の均一平均化法に
よるアンチエイリアシング処理を実施する場合、同図(
b)に示すように、ビクセルを7*7のサブビクセルに
分解し、画像に覆われているサブビクセル数をカウント
する。そのカウント数(28)を1ピクセル中の全サブ
ビクセル数(この場合、49)で割って規格化(平均化
)しだものを最高輝度(255)に掛け、そのビクセル
の輝度を算出する。このように均一平均化法では、各ビ
クセルに画像がどのようにかかっているかを考慮にいれ
てそのビクセルの輝度を決める。
■重み付は平均化法 重み付は平均化法は、均一平均化法を一部変更したもの
であり、均一平均化法が1ピクセル中のサブビクセルを
全て同じ重み(即ら、画像のかかっているサブビクセル
を単純にカウントする)で取り扱ったのに対して、重み
付は平均化法は各サブビクセルに重みをもたせ、画像が
どのサブビクセルにかかっているかでそのサブビクセル
の輝度kidへの影響が異なるようにしている。尚、こ
の際の重みはフィルターを用いて付与する。
第24図(a)、 (b)を参照して、第23図(a)
と同じ画像データに、同じ分割法(N=M=7)で重み
付は平均化法を実施した例を示す。
第24図(a)は、フィルター(ここでば、conef
ilter)の特性を示し、対応するサブビクセルにこ
の特性と同じ重みが与えられる。例えば、右上角のサブ
ビクセルの重みは2である。各ザブビクセルに画像がか
かっていた場合、フィルター特性より与えられた重めの
値がそのザブビクセルのカラントイ直となる。同図(b
)には、サブビクセルの重みの違いによってかかった画
像の表示パターンを変えて示しである。この場合、重み
を付けて画像のかかったサブビクセルをカラン1へする
と、199となる。この値を、均一平均化のときに対応
してフィルターの値の合計(この場合、336)で割っ
て平均化し、最高輝度に掛げて、このビクセルの輝度を
算出する。尚、フィルターとしては、第25図(a)、
 (b)、 (c)、 (d)ニ示t −,7イルター
カ知うれている。
■畳み込み積分法 畳み込み積分法は、1つのビクセルの輝度を決定するに
あたり、その周りのビクセルの様子も参照する方法であ
る。即ら、輝度を決定しようとする1ビクセルの周りN
’ XN’ ビクセルを、均−平均化法或いは重み付は
平均化法のビクセルに対応させたものと考える。第26
図は3×3ビクセル参照の畳み込み積分法を示す。この
図で、輝度を決定しようとしているビクセルを2601
で示す。画像は斜めの線の右下に続いており、黒く塗っ
たサブビクセルがカウントされるサブビクセルである。
各ビクセルは、4*4に分割されている。従って、この
場合はフィルターとして12*12のものを用いること
になる。この方法はベクトル画像に含まれる高周波成分
を除去する効果がある。
一方、パーソナルコンピュータを用いた出版システム、
所謂、DTP (デスク・1〜ンプ・パブリッシング)
の普及に伴い、コンピユータ・グラフィクスで扱うよう
なベクトル画像を印字するベクトル画像印字装置が広く
使われるようになっている。ベクトル画像印字装置で印
字するベクトル画像としては、例えば、アドビ社のポス
ト・スクリプトを用いたものがある。ボスト・スクリプ
トは、ページ記述言語(Page Descriptt
on Language  :以下、P D 1.、と
記述する)と呼ばれる言語ジャンルに属し、1枚のドキ
ュメン1−を構成する内容について、その中に入るテキ
スト(文字部分)やグラフィックス、或いは、それらの
配置や体裁までを含めたフォーJ1を記述するためのプ
ログラミング言語であり、文字フォントとしてベクトル
フメントを採用している。従って、ベクトル画像を印字
するベクI・ル画像印字装置では、文字の変倍を行って
も、ヒツトマツプフォントを使用した場合(例えば、従
来のワートブロセッザ等)と比べて、格段に印字品質を
向上させることがてき、1:た、文字フォントとグラフ
ィックスとイメージを混在させて印字することができる
という利点がある。
ところが、これらのベクトル画像印字装置で使用される
多値レーザープリンタの解像度は、せいぜい240dp
 i〜400clpiのものが多く、コンピュータ・グ
ラフィックスのCRT表示と同様に、解像度が低いため
にエイリアスが発生ずるという問題点がある。このため
、ヘクI−ル画像印字装置を用いた印字においても、印
字画像の品質を向−1−させるためにアンチエイリアシ
ング処理を行うようにしている。
また、ベクトル画像印字装置における多値レーザープリ
ンタの印字方式としては、パワー変調方式や、パルス中
変調方式が一般的である。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、パワー変調方式を適用したベクトル画像
印字装置では、主走査方向の長さが一定のドツトを用い
て、このドツトの厚さを変えることにより濃度(階調値
)を変化させているため、例えば、第27図(a)に示
ずベクトル画像A、 B CDEの静電潜像は同図([
))に示すようになり、図示の如く、破線で囲んだ部分
において元のベクトル画像ABCDEと異なる印象で形
成されるという問題点があった。
一方、パルス中変調方式を適用したベクトル画像印字装
置では、画素の左端を基点とした縦長のドツトを用いて
、このドツトの主走査方向の長ざ変えることにより濃度
(階調値)を変化させているため、例えば、第27図(
a)に示すベクトル画像ABCDEの静電潜像は同図(
C)に示すようになり、図示の如く、破線で囲んだ部分
において元のヘクトル画像ABCDEと異なる印象で形
成されるという問題点があった。
また、パルス巾変調方式における図形の左側の位置にお
いて、濃度の低いドツトは図形側から離れた位置に形成
されるので、その部分の濃度がさらに薄くなり、アンチ
エイリアシング処理の効果が充分に現れないという問題
点もあった。
本発明は」1記に鑑みてなされたものであって、アンチ
エイリアシング処理の効果を損なうことなく、且つ、ベ
クトル画像の印象を正確に再現できることを目的とする
[課題を解決するだめの手段] 本発明は上記の目的を達成するため、DTP(デスク・
トップ・パブリッシング)等によって作成されたベクト
ル画像を、アンチエイリアシング処理を施しながらイメ
ージデータに展開し、所定の画像処理を行った後、多値
プリンタで印字するベクトル画像印字装置において、ア
ンチエイリアシング処理を施したイメージデータを格納
するイメージデータ格納手段と、イメージデータの特徴
情報を格納する特徴情報格納手段と、イメージデータ格
納手段に格納されているイメージデータ及び、特徴情報
格納手段に格納されている特徴情報を同期させて入力し
、特徴情報に基づいて、該当するイメージデータが最適
状態で印字されるように多値プリンタの印字方式を選択
する印字方式選択手段とを備えたベクトル画像印字装置
を提供するものである。
〔作用〕
本発明のベクトル画像印字装置は、印字方式選択手段に
おいて、イメージデータ格納手段に格納されているイメ
ージデータ、及び、特徴情報格納手段に格納されている
特徴情報を同期させて入力し、特徴情報に基づいて、該
当するイメージデータが最適状態で印字されるように多
値プリンタの印字方式を選択する。
〔実施例〕
以下、本発明のベクトル画像印字装置を適用した画像形
成システムを実施例として、■本発明の概要、■画像形
成システムのブロック図、■PDLコントローラの構成
及び動作、■画像処理装置の構成及び動作、■多値カラ
ー・レーザープリンターの構成及び動作、■ドライバの
多値駆動の順で詳細に説明する。
■本発明の概要 先ず、第1図を参照して、本発明のヘクトル画像印字装
置の概略構成を説明する。
第1図において、10はアンチエイリアシング処理を施
したイメージデータを格納するイメージデータ格納手段
、20はイメージデータの特徴情報(詳細は後述する)
を格納する特徴情報格納手段、30はイメージデータ格
納手段10に格納されているイメージデータ、及び、特
徴情報格納手段20に格納されている特徴情報を同期さ
せて入力し、特徴情報に基づいて、該当するイメージデ
ータが最適状態で印字されるように多値プリンタの駆動
方式(印字方式)を選択する印字方式選択手段、40ば
レーザービームを出力するレーザーダイオード、50ば
潜像を形成するだめの感光体■ を示す。
ここで、特徴情報格納手段20には、予め、ベクトルデ
ータの傾きが45度以上で、且つ、右エツジの場合、該
当する画素の特徴情報として「1」が格納され、それ以
外の場合には画素の特徴情報として「0」が格納されて
いる。
尚、本実施例では、特徴情報としてベクトルデータの傾
き情報及びエツジの種類(エツジ部画素が図形の右側か
左側か)を使用するが、特にこれに限定するものではな
い。また、特徴情報の設定の仕方もこれに限るものでは
ない。
上記の構成において、印字方式選択手段30は、イメー
ジデータ格納手段10に格納されているイメージデータ
、及び、特徴情報格納手段20に格納されている特徴情
報を同期させて入力し、特徴情報が「0」の場合、該当
するエツジ部画素をパワー変調方式を用いて感光体50
へ出力し、特徴情報が「1」の場合、該当するエツジ部
画素をパルス中変調方式を用いて感光体50へ出力する
換言すれば、ベクトルデータの傾きが45度以上で、且
つ、右エツジの場合、該当するエツジ部画素を縦長のド
ツトで出力し、それ以外の場合には、該当するエツジ部
画素を横長のドツトで出力してイメージデータを最適状
態で印字する。
■画像形成システムのブロック図 本実施例の画像形成システムは、DTr’(デスク・I
−ツブ・パブリッシング)から出力されるベージ記述言
g% (Page Description Lang
uage  :以下、PDI−言語と記す)で記述され
たヘクトルデータと、画像読取り装置によって読み取ら
れたイメージ画像との両方の画像情報の画像形成を行え
る構成である。以下、第2図を参照して、本実施例の画
像形成システJ、の構成を説明する。
画像形成システ1、ば、PDL言詔(本実施例ではボス
トスクリブ1〜言語を使用)で記述された文書を作成す
るホス1〜コンビューク]、 OOと、ホストコンピュ
ータ100からページ単位で送られてきたP [1■−
g語をアンチエイリアシング処理を施し2なから、赤(
R)、緑(G)、青(B)の3色の・イメージ画像に展
開するP D L、コン]・ローラ200と、光学系ユ
ニットを介して画像情報を読み取る画像読取り装置30
0と、PDLコントローラ200.或いは1画像読取り
装置300から出力されるイメージ画像を入力して多値
の階調処理等を施す画像処理装置400と、画像処理装
置400の出力する多値イメージデータを印字する多値
カラー・レーザー・プリンタ500と、PDLコントロ
ーラ2001画像読取り装置300゜画像処理装置40
0.及び、多値カラー・レーザー・プリンタ500を制
御するシステム制御部600とから構成される。
■PDLコントローラの構成及び動作 第3図は、P D Lコントローラ200の構成を示し
、ポストコンピュータ100から送られてきたPDL言
語を受信する受信装置201と、受信装置201で受信
したPDL言語の格納制御及びアンチエイリアシング処
理の実行を行うCPU202と、内部システムバス20
3と、内部システムバス203を介して受信装置201
から転送させるP D L言語を格納するRAM204
と、アンチェイリアシングプログラム等を格納したRO
M205と、アンチエイリアシング処理を施した多値の
RGBイメージデークを格納するページメモリ206と
、ページメモリ206に格納したR GBイメージデー
タを画像処理装置400に転送する送信装置207と、
システム制御部600との送受信を行うI10装置20
8とから構成される。
ここで、CPU202は、受信装置201で受信したP
 D L言語をROM205に格納されたプログラムに
従って、内部システムバス203を通して、RA、M2
O4に格納する。その後、1ペ一ジ分のPDT−言語を
受信し、R,AM204へ格納すると、後述するフロー
チャー1・に基づいて、RA、M2O4内の図形要素に
アンチエイリアシング処理を施し、多値のROBイメー
ジデータをペジメモリ206のブレーンメモリ部に格納
する。
尚、ページメモリ206は、第3図(b)に示すように
、R,、G、Bのプレーンメモリ部206aと、個々の
画素の印字方式を指定する特徴情報を記憶する特徴情報
格納メモリ部206bとからなる。
ページメモリ206内のデータは、その後、送信装置2
07を介して画像処理装置400へ送られる。
以下、第4図(a)、 (b)を参照して、PDLコン
トローラ200の動作を説明する。
第4図(a)は、CPU202が行う処理のフローチャ
ートを示す。P D Lコントローラ200は、前述し
たようにホストコンピュータ100からページ単位で送
られてきたP D L言語をアンチエイリアシング処理
を施しながら、赤(R)。
緑(G)、青(B)の3色のイメージデータに展開する
PDL言語では、グラフィックスも文字も全てベクトル
データで記述されており、また、ページ記述言語という
呼び名が示す通り、画像情報の処理単位はページ単位で
扱うものである。更に、1ページは、1つ或いは複数の
要素(図形要素及び文字要素)から構成されるバスを単
位として、少なくとも1個以上のバスで構成される。
先ず、PDT−言語を入力すると、その要素が曲■ 線ベクトルか否か判定し、曲線ベクトルの場合はこれを
直線ベクトルに近似して、直線要素(ライン)として作
業エリアに登録する。これを1つのバス内の全ての図形
及び文字要素について行い、バス単位で作業エリアへ直
線要素の登録を実施する(処理1)。
そして、このパス単位に登録した作業エリアの直線要素
を直線の開始X座標によりソーティングする (処理2
)。
次に、処理3により、X座標を1つずつ更新しながら、
走査線による塗りつぶし処理を行う。例えば、第4図(
b)に示すバスの塗りつぶし処理を実施する場合、処理
する走査線ycの横切る辺の要素と、その走査線ycを
横切ったX座標の実数値(第4図に示ずx、χ2 X3
 X4)とをAET(八ctive Edge Tab
le :走査線上に現れるエツジ部のX座標を記録する
テーブル)に登Hする。ここで、作業エリアに登認され
ている要素の順番は、処理1で登録した順番になってい
るため、必ずしも走査線ycを横切るX座標が小さい順
に登録されているとは限らない。例えば、処理1におい
て、第4図の走査線ycとX3とを通過する直線要素が
最初に処理された場合には、走査線yc上に現れるエツ
ジ部のX座標としてX3がAETに最初に登録される。
そこで、AETの登録後、AET内の各辺の要素をX座
標の小さい順にソーティングする。そして、AETの最
初の要素から2つをベアにして、その間を塗りつぶす。
アンチエイリアシング処理ばこの塗りつふし処理におい
て、エツジ部のビクセルの濃度及び輝度を近似面積率に
応じて調整することで実現する。その後、処理済みの辺
をAETから除去し、走査線を更新(X座標を更新)し
、AET内の辺を全て処理するまで、換言すれば、1つ
のバス内の要素を全て処理するまで同様の処理を繰り返
す。
上記処理1.処理2.処理3の作業をパス単位に実行し
、1ペ一ジ分の全バスが終了するまで繰り返す。
次に、前述した処理3のスキャンラインによる塗りつぶ
し処理中に実行されるアンチェイリアシング処理につい
て、第4図(C)のフローチャートを参照して詳細に説
明する。
ここで、例えば、第4図(a)の処理1で、第5図(a
)に示すような五角形ABCDEが入力されたとすると
、この図形は、以下の要素を持つ。
(イ)AB、BC,CD、DE、EAの5木の線ベクト
ル(実数表現) (D)図形内部の色及び輝度値 この図形は前述の動作により、第5図(l〕)に示すよ
うに、主走査方向に延びた7本の直線ベクトル(実数表
現)に分割される。この時、本実施例では、以下に示す
情報を7本の直線ベクトルの始点及び終点に付加する。
即ち、 (ハ)直線ベクトルの始点及び終点を構成するベクトル
要素(上記の(イ))の始点座標値(実数表現) (ニ)直線ベクトルの始点及び終点を構成するベクトル
要素の傾き情報 (ネ)直線ベクトルの始点及び終点の情報(右エツジ、
左エツジ、図形の端点、  ]、 F’ット以下の線、
直線の交差部等) スキャンラインの塗りつぶし処理において、第4図(C
)のフローチャー1・に示すアンチエイリアシング処理
を実行する。
先ず、サブピクセル塗りつぶし処理において、3*3の
サブピクセル分割法で、サブピクセル毎の塗りつぶし領
域の算出を行う(S401)。この処理を走査線を横切
る全てのベクI・ルに対して繰り返す(S、102)。
次に、濃度決定処理において、対象となる走査線の最初
の画素から順番に、均一平均化法(アンチエイリアシン
グ処理方法)のフィルターを用いて、各画素の近似面積
率を算出する(S4.03)。
続いて、特徴情報設定処理において、前述した(二)の
直線ベクトルの傾き情報及び(ホ)のエツジの種類(右
エツジか否か)に基づいて、直線ベクトルの傾きが45
度以」−で、且つ、右エツジの場合、該当する画素の特
徴情報として「1」を設定し、それ以外の場合には画素
の特徴情報として「0」を設定する(S404)。
後述する重ね書き処理で図形の各色(BKR,02Bの
4色)の階調値(濃度)を計算する。
ここで、第5図(a)の図形が、例えば、背景色が白(
最高輝度:255)の上に図形色が赤(最高輝度:25
5)で描画されているとすると、近似面積率k(第6図
参照)より、図形の各色毎の輝度値Kr(赤)、 Kg
(緑)、に、(青)が以下の式に基づいて求められる。
K、 = K、、X k 十KR2X(1−k )K9
= KGIXk +KG2X(1−k)Kb   = 
  KBI × k   −ト  KB□X(]、−k
)但し、K□、  K、、、  I(IIはそれぞれ]
二記(II)で与えられる図形の色(それぞれ赤、緑、
青)の輝度値を示し、KH2,KG□、に、□ば以前に
塗られた各色の輝度値を示す。尚、KRz、  Kcm
、KH2はベジメモリ206のRGBに対応する各プレ
ーンメモリ部のデータを参照する(5405)。
その後、ページメモリ描画処理で各色の階調値をページ
メモリ206のプレーンメモリ部206aに書込み、特
徴情報Cを特徴情報格納メモリ部206bに書き込む(
S406)。
更に、上記の5403から5406の処理を1ライン分
の全ての画素に対して繰り返し実行する(3407)。
CPU202は、上記の処理を走査線(y座標)の最後
の画素まで繰り返す。このようにしてアンチエイリアシ
ング処理によって求めた第5図(a)の図形の近似面積
率には第6図に示すような値となり、特徴情報設定処理
で求めた各画素の特徴情報Cは第7図に示すような値と
なる。
また、このようにして求められた輝度値Kr1K、、に
、の輝度値は、第8図(a)、 (b)、 (C)に示
すように、ページメモリ206の該当するプレーンメモ
リ部206aにRGBイメージデータとして格納される
■画像処理装置の構成 第9図を参照して画像処理装置400の構成を説明する
画像処理装置400は、画像読取り装置300内のCC
D7r、7g、及び、7bで読み取った3色の画像信号
を記録に必要なブラック(BK)。
イエロー(Y’)、マゼンタ(M)、及び、シアン(C
)の各記認信刊に変換する。また、前述したP D L
コントローラ200から与えられるR G Bイメージ
データを同様にブラック(BK)  イエロー(Y)、
マゼンタ(M)、及び、シアン(C)の各記録信号に変
換する。ここで、画像読取り装置300から画像信号を
入力するモートを複写機モード、PDL、:rントD−
ラ200からRC;Bイメージデータを入力するモード
をグラフィックスモートと呼ぶ。
画像処理装置400ば、CCD7r、7g、及び、7b
の出力信号を8ヒントにA/D変換した色階調データを
入力し、該色階調データの光学的な照度むらや、CCD
7r、7g、7bの内部5iii子素子の感度ばらつき
等に対する補正を実行するシェーディング補正回路40
1と、シェーディング補正回路401の出力する色階調
データ、或いは、PDLコントローラ200の出力する
色階調データ(RC;Bイメージデータ)の一方を前述
したモードに従って選択的に出力するマルチブレクす4
02と、マルチプレクサ402の出力する8ビツトデー
タ(色階調データ)を入力し、感光体の特性に合わせて
階調性を変更して6ビツトデータとして出力するγ補正
回路403と、γ補正回路403から出力される(R)
、 ?r:$(G)、青(B)の階調を示す6ビツトの
階調データをそれぞれの補色であるシアン(C)、マゼ
ンタ(M)イエロー(Y)の階調データ(6ビツト)に
変換する補色生成回路405と、補色生成回路405か
ら出力されるY、M、Cの各階調データに所定のマスキ
ング処理を行うマスキング処理回路406と、マスキン
グ処理後のY、M、Cの各階調データを入力してUCR
処理及び黒発生処理を実行するUCR処理・黒発生回路
407と、U CR処理・黒発生回路407から出力さ
れるY、 M。
C1及び、BKの各6ビツI・の階調データを3ビツト
の階調データYLMI、CL及び、BKIに変換し、多
値カラー・レーザー・プリンタ500内部のレーザー駆
動処理部502に出力する階調処理408と、画像処理
装置400の各回路の同期をとるための同期制御回路4
09とから構成される。
尚、詳細は省略するが、γ補正回路403はコンソール
700の操作ボタンより任意に階調性を変更できる構成
である。
また、階調処理回路408は、前述したようにL U 
Tからなり、ライン同期信号と画素クロックに同期して
UCR処理・黒発生回路407から出力されるY、 M
、 C,及び、BKの各6ビツトの階調データと、主走
査カウンタ408aのカウント値と、副走査カウンタ4
08bのカウント値と、ライン同期信号と画素クロック
に同期してページメモリ206のエツジ部情報格納メモ
リ部206bから送られてくるエツジ部情報とを入力し
て、3ビツトの階調データYLM]、、C1,,及びB
KIに変換して出力する。
本実施例では、階調処理回路408において、第13図
に示ずヘイヤー型の3×3の多値デイザマトリックスを
用いるものとする。従って、多値カラー・レーザー・プ
リンタ500の階調数ば3×3の面積階調と、3ビツト
(即ち、8段階)の多値レベルの積となり、 3X3X8=72  (階8周) となる。
次に、マスキング処理回路406及びUCR処理・黒発
生回路407の処理について説明する。
マスキング処理回路406のマスキング処理の演算式と
しては一般に、 Y、、M、、C,、:マスキング処理前データYo、M
o、Co  :マスキング処理後データまた、UCR処
理・黒発生回路407のUCR処理の演算式も一般に、 従って、この実施例ではこれらの式から両方の係数の積
を用いて、新しい係数を求めている。
本実施例では、このマスキング処理とUCR処理を同時
に行う新しい係数(all”等)を予め計算して求め、
更に、該新しい係数を用いて、マスキング処理回路40
6の予定された入力値Y、、M、、C0(各6ビツト)
に対応する出力値(yo”等:UCR処理・黒発生回路
407の演算結果となる値)を求め、予め所定のメモリ
に記憶している。
従って、本実施例では、マスキング処理回路406とU
CR処理・黒発生回路407は1組のROMで構成され
ており、マスキング処理回路406の入力Y、M、Cで
特定されるアドレスのデータがtJcR処理・黒発生回
路407の出力として与えられる。
尚、−・船釣に言って、マスキング処理回路406は記
録像形成用トナーの分光反射波長の特性に合わせてY、
 M、  C信号を補正するものであり、UCR処理・
黒発生回路407は各色トナーの重ね合わせにおける色
バランス用の補正を行うものである。UCR処理・黒発
生回路407を通ると、入力されるY、M、Cの3色の
データの合成により黒成分のデータBKが生成され、出
力のY、 M、  Cの各色成分のデータは黒成分デー
タBKを差し引いた値に補正される。
以上の構成において、T補正回路403が第10図に示
すγ補正用変換グラフに基づいて処理を実行し、補色生
成回路405が第11図(a)(b)、 (C)4と示
す補色生成用変換グラフに基づいて処理を実行し、その
後、マスキング処理回路406及びUCR処理・黒発生
回路407が次式に基づいて処理を実行したとすると、
第8図(a)。
(b)、 (C)に示したRGBイメージデータは、T
補正回路403.補色生成回路405.マスキング処理
回路406.及び、OCR処理・黒発生回路407を経
て、第12図(a)、 (b)、 (C)、 (d)の
ように変換される。
更に、階調処理回路408が第13図に示すベイヤー型
の3×3の多値デイザマトリックスを用いたとすると、
第12図(a)、 (b)、 (c)、 (d)のY、
 MCBKのデータはそれぞれ第14図(a)、 (b
)、 fc)(d)に示すデータに変換される。
■多値カラー・レーザー・プリンタの構成先ず、第15
図に示す制御ブロック図を参照して、多値カラー・レー
ザー・プリンタ500の概略構成を説明する。
感光体現像処理部501は後述する感光体ドラムの表面
を一様に帯電し、荷電面をレーザービームで露光して潜
像を形成し、その潜像をトナーで現像して記録紙に転写
するものであり、詳細は後述するがBKデータの現像・
転写を行うブラ・ンク現像・転写部501bkと、Cデ
ータの現像・転写を行うシアン現像・転写部501cと
、Mデータの現像・転写を行うマゼンタ現像・転写部5
01mと、Yデータの現像・転写を行うイエロー現像・
転写部501yとを備えている。
レーザー駆動処理部502は、前述した画像処理装置4
00から出力されるY、M、C,BKの3ビツトデータ
(ここでは、画像濃度データとなる)とページメモリ2
06の特徴情報格納メモリ部206bから特徴情報Cを
入力し、印字方式を選択してレーザービームを出力する
ものであり、Y、M、Cの3ビ・ノドデータ及び特徴情
報Cを入力するバッファメモリ503y、503m50
3cと、Y、M、C,BKのそれぞれ対応したレーザー
ビームを出力するレーザーダイオード504y、504
m、504c、504bkと、レーザーダイオード50
4y、504m、504C,504bkをそれぞれ駆動
するドライバ505y、505m、505c、505b
kとから構成される。
尚、感光体現像処理部501のブラック現像転写部50
1bkと、レーザー駆動処理部502レーザーダイオー
ド504bk、及び、トライバ505bkとの絹合せを
ブラック記録ユニットBKU(第16図参照)と呼ぶ。
同様に、シアン現像・転写部501c、  レーザーダ
イオ−1ζ504c、  ドライバ505c、及び、バ
ッファメモリ503cの組合−Uをシアン記録ユニット
CU(第16図参照)、マゼンタ現像・転写部501m
、  レーザーダイオード504m、  ドライバ50
5m、及び、バッファメモリ503mの組合せをマゼン
タ記録ユニンiMU(第16図参照)、イエロー現像・
転写部501y、  レーザーダイオード504y、 
 ドライバ505 M、及び。
バッファメモリ503yの組合せをイエロー記銖ユニッ
I−YU(第16図参照)ど呼ふ。これらの各記録ユニ
ットは、図示の如く、記録紙を搬送する搬送ベルト50
6の周囲に記録紙の搬送方向からブラック記録ユニット
BKU、  シアン記録ユニットCU、 マゼンタ記録
ユニットMU、  イエロー記録ユニットYUの順に配
設されている。
このような各記録ユニットの配列によって、最初に露光
開始となるのはブラック露光用のレーザーダイオード5
04bkであり、イエロー露光用のレーザーダイオード
504yが最後に露光を開始することになる。従って、
各レーザーダイオード間で露光開始順に時間差があり、
該時間差の間記録データ(画像処理装置400の出力)
を保持するため、レーザー駆動処理部502には前述し
た3組のバッファメモリ503y、503m、503c
が備えられている。
次に、第16図を参照して多値カラー・レーザー・プリ
ンタ500の構成を具体的に説明する。
多値カラー・1ノ−ザー・プリンタ500は、記録紙を
1般送する搬送ベルI□ 506と、前述したように搬
送ベルト506の周囲に配設された各記録ユニットYU
、MU、CU、BKUと、記録紙を収納した給紙力セラ
l−507a、507b、!:、給紙力七ッh507a
、507bからそれぞれ記録紙を送り出ず給紙コロ50
8a、508bと、給紙力セラh507a、507bか
ら送り出された記録紙の位置合わせを行うレジス1〜ロ
ーラ509と、搬送ベルト506によって記録ユニット
+3 KU、CU、MU、YUを順次搬送されて転写さ
れた画像を記録紙に定着される定着ローラ510と、記
録紙を所定の排出部(図示せず)に排出する排紙コロ5
11とから構成される。ここで、各記録ユニッ1−YU
、MU、CU、BKUは、感光体ドラム512y、51
2m、5]、2c、512bkと、それぞれ感光体ドラ
ム512y、512m512c、512bkを一様に帯
電する帯電器513y、513m、513c、513b
kと、感光体ドラム512y、51.2m、512c 
 512bkにレーザービームを導くためのポリゴンミ
ラー514y、514m、514c、514bk及びモ
ーフ51.5y、515m、515c、515bkと、
感光体ドラム512y、5]、2m、512c、512
bk上に形成された静電潜像をそれぞれ該当する色のト
ナーを用いて現像するトナー現像装置516y、516
m、516c、516bkと、現像したトナー像を記録
紙に転写する転写帯電器517y、517m、517c
、517bkと、転写後に感光体ドラム5]、2y、5
12m、512c、5]、2bk上に残留するトナーを
除去するクリーニング装W518 y、  518m。
518c、518bkとから構成される。尚、51.9
y  519m、519c、519bkば、それぞれ感
光体ドラム512y、512m、512c、512bk
J二に設けられた所定のパターンを読み取るためのCC
Dラインセンザーを示し、詳細は省略するが、これによ
って多値カラー・レーザー・プリンタ500のプロセス
状態の検知を行フ。
以上の構成において、イエロー記録ユニッ1〜YUの露
光・現像・転写を例にその動作を説明する。
第17図(a)、 (b)はイエロー記録ユニソl−Y
 Uの露光系の構成を示す。同図において、レーザーダ
イオード504yから出射されたレーザービームはポリ
ゴンミラー514yで反射されて、r−θレンズ520
yを通過して、更にミラー521y522yで反射され
て防塵ガラス523yを通して感光体ドラム512yに
照射される。このときレーザービームはポリゴンミラー
514yがモータ515yで定速回転駆動されるので、
感光体ドラム512yの軸に沿う方向(主走査方向)に
移動する。また、本実施例では、主走査の走査位置追跡
のための基点を検知するため、非露光位置のレーザービ
ームをフォトセンサ524yを配設しである。レーザー
ダイオ−1” 504 yは記録データ(画像処理装置
400からの3ビットデータ)に基づいて発光付勢され
るので、記録データに対応した多値露光が、感光体ドラ
ム504yの表面に対して行われる。感光体ドラJ、5
04yの表面は、前述したように予め帯電器513yで
一様に荷電されており、上記露光により原稿画像対応の
静電潜像が形成される。該静電潜像はイエロー現像装置
516yで現像され、イエローのトナー像となる。この
トナー像は、第16図に示したように、カセット507
a (或いは、507b)から給紙コロ508a (或
いは、508b)で繰り出され、レジストローラ509
によってブラック記録ユニットBKUのトナー像形成と
同期をとって、搬送ヘル1−506によって搬送されて
きた記録紙に転写される。
他の記録ユニントBKtJ、CU、MUも同様な構成で
同様な動作を実行するが、ブラック記録ユニッl−B 
K Uはブラックトナー現像装置516bkを備え、ブ
ラックのトナー像の形成及び転写を行い、シアン記録ユ
ニントCUはシアントナー現像装置516Cを備え、シ
アンのトナー像の形成及び転写を行い、マゼンタ記録ユ
ニッl−M Uはマゼンタトナー現像装置516mを備
え、マゼンタのトナー像の形成及び転写を行う。
■ドライバの多値駆動 ドライバ505y、505m、505c、505bkば
、画像処理装置400から送られてくるYM、C,BK
の3ビツトデータと、特徴情報格納メモリ部206bか
ら送られてくる特徴情報Cとに基づいて、該当するレー
ザーダイオード504y、504m、504c、504
bkを最適な印字方式で多値駆動するための制御を行う
ものであり、具体的には、特徴情報Cが「1」の場合、
該当するエツジ部画素をパルス11変調方式を用いて感
光体ドラム512y、512m、512c512bkへ
出力し、特徴情報Cが「O」の場合、該当するエツジ部
画素をパワー変調方式で出力する。
以下、本実施例で適用する多値駆動のトライバを第18
図から第22図を参照して詳細に説明する。尚、トライ
バ505y、505m、505c505bk  及び、
レーザーダイオード504y。
504m  504c、504.bkはそれぞれ同一・
の構成であるため、ここでは、トライバ505y3′? 及びレーザーダイオード504yを例として説明する。
ドライバ505yは、第18図(a)に示すように、所
定のLDドライブクロックに基づいて、レーザーダイオ
ード504yをonloffするレーザーダイオードo
n10ff回路550と、3ビツトの画像濃度データ(
ここでは、Yデータ)をアナログ信号に変換するD/A
コンバータ551と、画像濃度値に基づくアナログ信号
をD/Aコンバータ551から入力して、レーザーダイ
オード504yを駆動する電流(LD駆動電流)Idを
レーザーダイオードon10ff回路550に供給する
定電流回路552と、画像濃度データに基づいて、LD
ドライブクロックのパルス巾を変調するパルス中変調回
路553と、特徴情報Cに基づいて、D/Aコンバータ
55】からの出力Vd或いは所定値Vdを選択するセレ
クタ554と、特徴情報Cに基づいて、パルス中変調後
のLDドライブクロック■とパルス中変調を行っていな
いLDドライブクロックを選択するセレクタ555とか
ら構成される。
ここで、LDドライブクロックは“1゛でOn” o 
”でoffと定義づけられ、第18図(b)に示すよう
に、レーザーダイオードon10ff回路550はこれ
に従ってレーザーダイオード504yをonloffす
る。
また、L D駆動電流1dとレーザービームパワは比例
関係にあるので、パワー変調時に、画像濃度データ値に
基づくI、D駆動電流1dを生成することで、画像濃度
データ値に対応したレーザービームパワー出力が得られ
ることになる。例えば、第18図(b)に示すように、
画像濃度データ値が“4′”の場合には、定電流回路5
52によって相当するL D駆動電流1dが供給され、
レーザ−ダイオード504yのレーザービームパワーは
レベル4となる。また、画像濃度データ値が“7゛の場
合には、定電流回路552によって相当するI7D駆動
電流1dが供給され、レーザーダイオード504yのレ
ーザービームパワーはレベル7となる。
次に、第18図(C)は、パルス中変調回路553の構
成を示す。この回路では、画像濃度データとしてDo、
DI、D2.D3の4ビツトデータを入力し、0(of
f)を含めて5レベルの値をDラッチ553aで選択す
るようにしている。尚、D。
(LDドライブクロックと同じ〕は、レーザービームの
o n、 / o f fを表し、0のときレーザービ
ームoff、1のときonである。
更に、レーザービームonのときのみDLD2゜D3の
3ビツト(画像濃度データ)で7通りのパルス中を選択
させる。以下、7通りのパルス中の調整を説明する。
先ず、LDドライブクロックをデイレイ素子553b、
553c、553dに通してCI、C2゜C3の3種の
信号を発生させる。次に、L DドライブクロックとC
1のNAND553eによりAIの信号を得て、これと
L DドライブクロックをAND553hに通すことに
より約177デユーテイのPlを得る。同じ様にしてり
、 DドライブクロツタとC2,C3の信号よりAND
553f、553g及び553i、553jを介して約
277、約377デユーテイの信号P2.P3を得る。
更に■2DドライブクロツタとC1のOR553kによ
り約13/14デユーテイの信号P5を得る。同じ様に
してI、DドライブクロツタとC2,C3の信号より5
53ff、553mを介して約9/14.約11/14
デユーテイの信号P6.P7を得る。一方、L L)ド
ライブクロック自身は約50%デユーティのPnとなる
。PI、P2.P3.Pn、P5.P6.P7はデータ
セレクタ553nに入力され、画像濃度データDI。
D2.D3に基づいてそのうちの1つが選択される。
続いて、A、ND553oによってI)0がonのとき
のみのPn (nは1〜7)がパルス中度8周後のLD
ドライブクロック■として出力される。
レーザーダイオード504yからのレーザービームは、
レベル(階調値に対応する)に基づいて、感光体ドラム
512yヒに、第18図(d)に示すような潜像を形成
する。
次に、第19図(a)を参照して、レーザーダイオドo
n10ff回路550.D/Aコンバータ551、及び
、定電流回路552の具体的な回路構成を示す。尚、こ
こでは説明を簡単にするためにセレクタ554等を除い
て記載する。
レーザーダイオードon10ff回路550は、TTL
インバータ553,554と、onloffのトグル動
作をする差動型スイッチング回路555,556と、V
GI>VO2の時、差動型スイッチング回路555がo
n、差動型スイッチング回路556がoff、VGI<
VO2の時、差動型スイッチング回路555がoff、
差動型スイッチング回路556がonとなる条件を満足
するVO2を生成する分圧回路を形成する抵抗R,,R
3とから構成される。従って、L Dドライブクロック
が“°1゛の時にインバータ554の出力がVGIを生
成し、前記条件(VGI>VO2)を満足し、差動型ス
イッチング回路555がon、差動型スイッチング回路
556がof fl、で、レーザーダイオ−t’ 50
4 yをOnする。また、逆にLDドライブクロックが
O”″の時には、インバータ554の出力のないため、
前記条件(VO2、2 1<VO2)を満足し、差動型スイッチング回路555
がoff、差動型スイッチング回路556がonして、
レーザーダイオード504yをOffする。
D/Aコンバータ551は、入力した画像濃度データを
L Dドライブクロックが“1゛′の間ラッチするラッ
チ557と、最大出力値V rGfを与えるV rof
発生器558と、画像濃度データ及び最大出力値V r
cfに基づいてアナログデータVdを出力する3ビット
D/Aコンハ゛−夕559とカラ構成される。尚、ここ
でVdと画像濃度データ及び最大出力値V r e f
 との関係は次式によって表される。
定電流回路552は、前述したよ・うにレーザーダイオ
ードon10ff回路550にレーザーダイオード50
4yの電流を供給するものであり、トランジスター56
0と、抵抗R4,R1とから構成される。D/Aコンバ
ータ551からの出力Vdばトランジスター560のベ
ースに加えられ、抵抗R4に印加される電圧を決定する
。換言すれば、抵抗R4に流れる電流はトランジスター
560のコレクタ電流にほぼ等しいため、Vdによって
レーザーダイオード504yに流れる電流Idが制御さ
れる。
第19図(b)は、前述したラッチ557の出力。
VGI、Vd、及び、Idの関係を示すタイミングチャ
ー1〜である。ここでVdは画像濃度データ(3ビット
データ:0〜7の8階調データ)に基づいて、Vrer
 X O/7〜7/7の8段階の値をとり、Idは、こ
のVdの値に基づいて、16〜丁、の8段階のレベルを
示す。レーザーダイオード504yはこのIdの8段階
レベルNo−レベル011−レベルト・・・、I7−レ
ベル7)に従って、感光体ドラム512y上に、第19
図(C)に示すような潜像を形成する。
本発明のベクトル画像印字装置を適用した画像形成シス
テムでは、前述した構成及び動作によって、第5図(a
)に示した五角形ABCDEに対して、最終的に第20
図に示すトナー像が記録紙、1に形成される。図示から
明らかなように、アンチエイリアシング処理された画素
をより正確に印字することができる。
尚、前述した実施例では、ページメモリ206内にプレ
ーンメモリ部206aと特徴情報Cを記憶させる特徴情
報格納メモリ部206bを別々に設けたが、特にこれに
限定するものではない。
例えば、ブレーンメモリ部206aの−L位1ビットを
特徴情報格納メモリ部として割り当てることも可能であ
る。この場合、画像濃度ニアピッ1−1特徴情報:1ビ
ツト×3となる。従って、画像処理装置400内のγ補
正回路403において、第21図のような処理を行うよ
うにすればよい。
〔発明の効果〕
以上説明したよ・うに、本発明のハク1〜ル画像印字装
置は、DTP (デスク・1−ツブ・パブリッシング)
等によって作成されたベクトル画像を、アンチエイリア
シング処理を施しながらイメージデクに展開し、所定の
画像処理を行った後、多値プリンタで印字するベクトル
画像印字装置において、アンチエイリアシング処理を施
したイメージデータを格納するイメージデータ格納手段
と、イメージデータの特徴情報を格納する特徴情報格納
手段と、イメージデータ格納手段に格納されているイメ
ージデータ、及び、特徴情報格納手段に格納されている
特徴情報を同期させて入力し、特徴情報に基づいて、該
当するイメージデータが最適状態で印字されるように多
値プリンタの印字方式を選択する印字方式選択手段とを
備えたため、アンチエイリアシング処理の効果を損なう
ことなく、且つ、ベクトル画像の印象を正確に再現する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のベクトル画像印字装置の概略構成を示
す説明図、第2図は本実施例の画像形成システムの構成
を示す説明図、第3図(a)ばP I) I。 コントローラの構成を示す説明図、第3図(b)はペー
ジメモリを示す説明図、第4図(a)はPDLコントロ
ーラの動作を示すフローチャート、第4図(b)はバス
の塗りつぶし処理を示す説明図、第4UA(C)はアン
チエイリアシング処理を示ずフIコーチャー1へ、第5
図(a)、 (b)は図形の直線ベタ1−ル分割を示す
説明図、第6図はアンチエイリアシング処理を実施後の
近似面積率を示す説明図、第7図は一特徴情報格納メモ
リ部に格納された特徴情報を示す説明図、第8図(a)
、 (t))  (C)はページメモリのブレーンメモ
リ部に格納されるR G Bイメージデータを示す説明
図、第9図は画像処理装置の構成を示す説明図、第10
図はγ補正回路のγ補正用変換グラフを示す説明図、第
11図(a)、 (b)、 (C)は補色仕。 成回路で使用する補色生成用変換グラフを示す説明図、
第12図(a)、 (b)、 (C)、 (d)は第8
し](a)、 (b)(C)に示したRGBイメージデ
ークがU CR処理・黒発生回路から出力された状態を
示す説明図、第13図はベイヤー型の3×3の多値デイ
ザ71−リックスを示す説明図、第14図(a)、 (
b)、 (C)、 (d)は第12図(a)、 (b)
、 (C)、 (d)のY、M、C,BKのデータを階
調処理回路によって変換した状態を示す説明図、第15
図は多値カラー・レーザー・プリンタを示す制御ブロッ
ク図、第16図は多値カラー・レーザー・ブリンクの構
成を示す説明図、第17図(a)、 (t))はイエロ
ー記録ユニットの露光系の構成を示す説明図、第18図
(a)は多値駆動のドライバの構成を示す説明図、第1
8図(b)、 (C)、 (d)はパルス[11変調に
よる多値駆動を示す説明図、第19図(a)、 (b)
、 (C)はパワー変調による多値駆動を示す説明図、
第20図は第5図(a)に示した五角形ABCDEの最
終的なトナー像を示す説明図、第21図は他の実施例に
おけるγ補正回路の処理を示す説明図、第22図(a)
、 (b)は従来のアンチエイリアシング処理を示す説
明図、第23図(a)、 (b)は均一平均化法による
アンチエイリアシング処理を示す説明図、第24図(a
)、 (b)は重み付は平均化法によるアンチエイリア
シング処理を示す説明図、第25図(a)、 (b)、
 (C)、 (d)は重み付ケ平均化法ニ使用するフィ
ルター例を示す説明図、第26図は3×3ビクセル参照
の畳み込み積分法を示す説明図、第27図は従来のベク
トル画像印字装置におけるパワー変調方式及びパルス中
変調方式の問題点を4日 示す説明図である。 符号の説明 1、00−−−−ボストコンビューク 200−一−−P D Lコントローラ201−−−一
受信装置 202−−−−CP U2O5−−内部シス
テムバス 204−−−−RAM、  205−−−、R0M20
6−−−一ページメモリ 送信装置 208−−−−−−1 /○装置画像読取り
装置 画像処理装置 多値カラー・レーザー・プリンタ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 DTP(デスク・トップ・パブリッシング)等によって
    作成されたベクトル画像を、アンチエイリアシング処理
    を施しながらイメージデータに展開し、所定の画像処理
    を行った後、多値プリンタで印字するベクトル画像印字
    装置において、前記アンチエイリアシング処理を施した
    イメージデータを格納するイメージデータ格納手段と、
    前記イメージデータの特徴情報を格納する特徴情報格納
    手段と、 前記イメージデータ格納手段に格納されているイメージ
    データ、及び、前記特徴情報格納手段に格納されている
    特徴情報を同期させて入力し、前記特徴情報に基づいて
    、該当するイメージデータが最適状態で印字されるよう
    に多値プリンタの印字方式を選択する印字方式選択手段
    とを備えたことを特徴とするベクトル画像印字装置。
JP2274763A 1990-10-12 1990-10-12 ベクトル画像印字装置 Pending JPH04148949A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2274763A JPH04148949A (ja) 1990-10-12 1990-10-12 ベクトル画像印字装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2274763A JPH04148949A (ja) 1990-10-12 1990-10-12 ベクトル画像印字装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04148949A true JPH04148949A (ja) 1992-05-21

Family

ID=17546239

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2274763A Pending JPH04148949A (ja) 1990-10-12 1990-10-12 ベクトル画像印字装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04148949A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5862257A (en) * 1995-04-25 1999-01-19 Fuji Xerox Co., Ltd. Image processing apparatus and image forming apparatus

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5862257A (en) * 1995-04-25 1999-01-19 Fuji Xerox Co., Ltd. Image processing apparatus and image forming apparatus

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3071229B2 (ja) 図形処理装置
JP3102805B2 (ja) 図形出力装置
JP2017136706A (ja) 画像処理装置、画像処理方法、画像処理システム
JPH04148949A (ja) ベクトル画像印字装置
JP2790707B2 (ja) 図形処理装置
JPH04144479A (ja) 図形出力装置
JPH04143873A (ja) 図形処理装置
JPH03286384A (ja) 図形処理装置
JPH0481170A (ja) 図形処理装置
JP3148291B2 (ja) 図形出力装置
JPH04150563A (ja) 画像処理装置
JPH04249977A (ja) 図形出力装置
JP2798496B2 (ja) 図形処理装置
JPH041872A (ja) 図形処理装置
JPH04207260A (ja) 図形出力装置
JPH04152751A (ja) 画像形成装置
JPH03278287A (ja) アンチエイリアシング処理方法及びその装置
JPH04144359A (ja) 図形出力装置
JPH0433075A (ja) 図形処理装置
JPH04152757A (ja) 画像形成装置
JPH04154363A (ja) 画像形成装置
JPH04155385A (ja) 図形処理装置
JPH0433074A (ja) 図形処理装置
JPH04157980A (ja) 図形処理装置
JPH04160869A (ja) 図形出力装置