JPH0414683Y2 - - Google Patents

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JPH0414683Y2
JPH0414683Y2 JP14592683U JP14592683U JPH0414683Y2 JP H0414683 Y2 JPH0414683 Y2 JP H0414683Y2 JP 14592683 U JP14592683 U JP 14592683U JP 14592683 U JP14592683 U JP 14592683U JP H0414683 Y2 JPH0414683 Y2 JP H0414683Y2
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passage
cylinder
piston
plunger
electromagnetic coil
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JP14592683U
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Description

【考案の詳細な説明】 本案は冷却器の暖冷房を容易に切換へ得るよう
にした四方弁に関する。
従来この種四方弁には実公昭55−1502号等種々
のものが考案されたが、何れも暖冷房時に電磁コ
イルを励磁して居りエネルギの損失となつてい
た。
本案は以上の点に鑑み考案されたもので、本案
によれば暖冷房時に電磁コイルを滅勢しエネルギ
の無駄な消費をなくすようにしたものである。
本案によれば凝縮器のような室外機と連通する
第1の通路、蒸発器のような室内機と連通する第
2の通路及び圧縮機の入口側と連通する第3の通
路を夫々一側に並置し、これ等各通路と対向して
圧縮機の吐出側と連通する第4の通路を他側に有
するシリンダと、このシリンダ内を摺動し且シリ
ンダ内に開口する小孔を有すると共に周縁に係合
部を有するピストンと、このピストンと関連して
前記第1、第2、第3の通路を選択的に切換へる
切換弁と、前記ピストンを常時切換弁方向に偏位
するばねと、前記シリンダの外方に設けられた電
磁コイルと、この電磁コイルの操作により作動す
るプランジヤと、このプランジヤにより滅勢時に
閉塞され一端が前記第2の通路に開口し、他端が
プランジヤ室に開口するパイロツト回路と、一端
がプランジヤに固定され他方の自由端がシリンダ
内に臨むロツドとよりなり、このロツドは電磁コ
イルの滅勢時に選択的に前記ピストンの係合部に
係合するようにしたものであつて、電磁弁を滅勢
した状態で暖冷房が可能であり以て消エネ対策に
適した四方弁を提供するものである。
即ち本案は電磁コイルの付勢時には暖冷房の切
換へを行い、滅勢時に暖冷房をなし得る四方弁で
あつて、従来のもののように暖冷房時に電磁コイ
ルを付勢しているものとは異なり消エネに適した
ものといえる。
以下図面に示す一実施例について本案を説明す
る。シリンダ1には凝縮器のような室外機2と連
通する第1の通路3、蒸発器のような室内機4と
連通する第2の通路5、圧縮機6の入口側と連通
する第3の通路7を並置し、各通路のシリンダ1
への開口側には弁座8を有する。然して弁座8の
上面9は平滑になつている。これ等各通路に対向
してシリンダ1には第4の通路10を有し、この
第4の通路を前記圧縮機6の吐出側に連結してい
る。
そして11は室外機2と第1の通路3を連結す
るパイプ、12は室内機4と第2の通路5を連結
するパイプ、13は圧縮機6の入口側と第3の通
路7を連結するパイプ、14は圧縮機6の吐出側
と第4の通路10を連結するパイプを夫々示して
いる。
シリンダ1内にはピストン15が摺動自在に設
けられ、常時ばね16により図に於て右方に偏位
されている。ピストン15のばねとは反対側には
連結棒17を介してドーム型の切換弁18が設け
られている。この切換弁18は前記弁座8の上面
9を滑動し弁室19により各通路3,5,7を選
択的に切換へ得るようになつている。
20はシリンダ1上に設けられた電磁コイルで
21はそのプランジヤを示す。22はプランジヤ
21の下面に設けられたパイロツト弁で、電磁コ
イルの滅勢時即ちプランジヤが図に於て下降して
いる時シリンダ1に設けられた通孔23を閉止し
ている。そしてこの通孔23はパイロツト回路2
4を介して前記第2の通路5と連通している。
シリンダ1のばね16側に貫通孔25を有し、
プランジヤ21の下面に設けられたロツド26が
嵌合している。
27は電磁コイルの滅勢時にプランジヤ21を
図に於て下方に偏位しているスプリングである。
ピストンの軸方向には小孔28を有しシリンダ
の切換弁側とばね側とを連通している。又ピスト
ン15のばね側の周縁には溝29を設け前記ロツ
ド26と選択的に係合し得るようにしておく。
次に本案の作用について述べる。
今第1図に示すように電磁コイル20を滅勢状
態にしておく時は、プランジヤ21はスプリング
27の弾力により図に於て下降しパイロツト弁2
2は通孔23を閉じロツド26は貫通孔25より
シリンダ内へ突出している。
この状態において圧縮機6の吐出側より出た高
圧高温の冷媒はパイプ14より第4の通路10を
経て図に於てピストン15の右側のシリンダ室内
に導かれ、実にピストンの小孔28を経てピスト
ンの左側のシリンダ室に導入され、従てピストン
の左右のシリンダ室は同圧となる。この為ピスト
ン15はばね16の弾力により図に於て右方に移
動し、従て連結棒17を介して切換弁18も又右
方に移動する。この切換弁18の移動により弁室
19は第2の通路5と第3の通路7とを連通し、
第1の通路をシリンダ内に開口する。
従て前記のように第4の通路10よりシリンダ
1内に導入された高圧高温の冷媒は、その時開口
している第1の通路3よりパイプ11を経て凝縮
器のような室外機2に至り更に蒸発器のような室
内機4に導入され室内を冷却した後パイプ12よ
り第2の通路5、弁室19、第3の通路7、パイ
プ13を経て圧縮機6の入口側に戻る。以上が冷
却作用であるがこの時電磁コイル20は滅勢され
ておりエネルギを無駄に使用していない。
次にこの状態から電磁コイル20を励磁する
と、プランジヤ21はスプリング27の弾力に抗
して上昇し、パイロツト弁22は通孔23を開放
すると共にロツド26は貫通孔25内に引込む。
この為ピストン15のばね16側のシリンダ室は
貫通孔25、通孔23、パイロツト回路24を介
して第2の通路5に連通する。然して第2の通路
5は低圧である為、前記シリンダのばね16側の
室の高圧の冷媒は第2の通路5に導かれる。そし
てシリンダの切換弁18側の室は前記のように高
圧、高温の冷媒が導入している為、切換弁側のシ
リンダ室の方がばね側のシリンダ室より高圧とな
る、ピストン15はばね16の弾力に抗して図に
於て左方に移動する。然してこの移動は瞬時であ
る為、この移動時に流路5がシリンダ内に開く事
により流路5の圧力が増大し、それに伴つてシリ
ンダのばね側の圧力も増大して切換弁の左行が停
止するような圧力バランスはピストン15と切換
弁18に貯えられた慣性運動により生じない。こ
のピストンの移動により切換弁18は連結棒17
を介して同方向に移動し弁室19が第1の通路3
と第3の通路7とを覆う。そして第2の通路5は
シリンダ内に開口する。この状態を第2図に示
す。
このように切換弁18が各通路を切換へた直後
電磁コイル20を滅勢する。
然る時はプランジヤ21は下降してパイロツト
弁22は通孔23を閉止すると共にロツド26は
シリンダ室内に下降し、この時対向しているピス
トン15の溝29と係合する。このような状態で
は前記と同様シリンダの切換弁18側の室とばね
側の室とは同圧となりピストン15はばね16の
弾力により図に於て右方に移動するがピストンの
溝29とロツド26とは係合している為それ以上
は移動せず係合位置で停止する。この位置では切
換弁18は弁室19が第1の通路3と第3の通路
7とを連通することになり、第2の通路5はシリ
ンダに開口している。この状態を第3図に示す。
従て圧縮機6から出た高圧、高温の冷媒は第4
の通路10よりシリンダの切換弁側の室に導入さ
れ更に第2の通路5より蒸発器のような室内機
4、凝縮器のような室外機2、この時弁室19を
介して開口している第1の通路3、第3の通路7
を経て圧縮機に戻り室内を暖房する。
然してこの時も電磁コイル20は滅勢されてい
るので無駄な電力の消費はない。
この状態で再び電磁コイルを励磁すると、プラ
ンジヤ21はばね27の弾力に抗して上昇し通孔
23を開放すると共にロツド26は上昇してピス
トンの溝29から離脱する。然して電磁コイルが
励磁された直後は第2の通路5内は第3図に示す
ように高圧となつている為、この高圧の冷媒はパ
イロツト回路24、通孔23、貫通孔25を経て
シリンダのばね16側の室に導入されシリンダの
切換弁18側の室と同圧となりピストン15はば
ね16の弾力により図に於て右方に移動し切換弁
18は再び第1図と同様の位置に移動し、第2と
第3の通路を弁室19を介して開口し、第1の通
路3をシリンダ内に開口する。この状態を第4図
に示す。この時も、前記と同様切換弁の移動は瞬
時である為、圧力バランスによつて切換弁の右行
が停止するような事はない。
次に電磁コイル20を滅勢する時は本案四方弁
の総ての要素は第1図の状態に戻り室内を冷房す
る。
以上のように本案による時は冷暖房時には電磁
コイルは滅勢している為、特に消エネに適した四
方弁を提供し得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は冷房時に於ける本案四方弁の一実施例
の概略の断面図、第2図は冷房より暖房への切換
へ直後に於ける同様断面図、第3図は暖房時に於
ける同様断面図で第4図は暖房から冷房への切換
へ直後に於ける同様断面図である。 1……シリンダ、2……室外機、3……第1の
通路、4……室内機、5……第2の通路、6……
圧縮機、7……第3の通路、10……第4の通
路、15……ピストン、16……ばね、18……
切換弁、20……電磁コイル、21……プランジ
ヤ、24……パイロツト回路、26……ロツド、
29……係合部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 凝縮器のような室外機と連通する第1の通路、
    蒸発器のような室内機と連通する第2の通路及び
    圧縮機の入口側と連通する第3の通路を夫々一側
    に並置し、これ等各通路と対向して圧縮機の吐出
    側と連通する第4の通路を他側に有するシリンダ
    と、このシリンダ内を摺動し、且シリンダ内に開
    口する小孔を有すると共に周縁に係合部を有する
    ピストンと、このピストンと関連して前記各第
    1、第2、第3の通路を選択的に切換える切換弁
    と、前記ピストンを常時切換弁方向に偏位するば
    ねと、前記シリンダの外方に設けられた電磁コイ
    ルと、この電磁コイルの操作により作動するプラ
    ンジヤと、このプランジヤにより滅勢時に閉塞さ
    れ一端が前記第2の通路に開口し、他端がプラン
    ジヤ室に開口するパイロツト回路と、一端がプラ
    ンジヤに固定され、他方の自由端がシリンダ内に
    臨むロツドとよりなり、このロツドは電磁コイル
    の滅勢時に選択的に前記ピストンの係合部に係合
    してなる四方弁。
JP14592683U 1983-09-22 1983-09-22 四方弁 Granted JPS6054875U (ja)

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JPS6054875U JPS6054875U (ja) 1985-04-17
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