JPH0414202Y2 - - Google Patents

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JPH0414202Y2
JPH0414202Y2 JP17963384U JP17963384U JPH0414202Y2 JP H0414202 Y2 JPH0414202 Y2 JP H0414202Y2 JP 17963384 U JP17963384 U JP 17963384U JP 17963384 U JP17963384 U JP 17963384U JP H0414202 Y2 JPH0414202 Y2 JP H0414202Y2
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JP
Japan
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aluminum foil
sheet
adhesive layer
layer
hood
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JP17963384U
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JPS6193229U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、厨房用排気フード、コンピユータ
室などに使う空気浄化装置などの汚染除去シート
に関する。
考案が解決しようとする問題点 厨房用排気フードなどが油汚れなどによつて汚
染されると、防火上および衛生上の見地から好ま
しくなく、その汚染を定期的に除去しなければな
らない。これは、通常専門業者などによる清掃作
業によつて実施されているが、そのための多大の
費用と時間がかかるうえに、清掃作業は休日また
は深夜に実施するのが通常であるために、作業人
員の確保に困難を来している。
また、空気浄化装置ではアルミ板に電気を流
し、発生する静電気によつて微少ごみを吸い取る
ようにしているが、ごみで汚れたアルミ板は月に
2〜3回アルカリ性溶液で洗浄しなければならな
い。このため洗浄後の溶液が公害問題を引き起こ
すことがあつた。
この考案の目的は、上述の厨房用排気フード、
空気浄化装置などの汚染を簡単に除去することの
できるシートを提供することにある。
問題点を解決するための手段 この考案による汚染除去シートは、相互に重ね
合わされた複数のアルミニウム箔層の間に接着剤
層が設けられ、アルミニウム箔層の引張強さが接
着剤層の剥離接着強さに勝るようになされている
ものである。
作 用 シートをフードなどに取付けるか、空気浄化装
置のアルミ板と置き換えれば、シートの外表面が
汚染されると、シートの最外層のアルミニウム箔
を一枚剥がせば、その汚染は剥がされたアルミニ
ウム箔とともに除去され、かつその下層のアルミ
ニウム箔があらわれてシートは再び美しい外表面
を呈する。
実施例 汚染除去シートは、第1図に示すように、相互
に重ね合わされた複数のアルミニウム箔層1の間
に接着剤層2が設けられ、アルミニウム箔層1の
引張強さが接着剤層2の剥離接着強さに勝るよう
になされているものである。
アルミニウム箔層1は、引張強さ、コストなど
の面から、規格AIN30−H18、厚さ20μのアルミ
ニウム箔が最適である。これ以外に、厚さ5μ〜
100μ程度のアルミニウム箔も使用可能である。
接着剤層2の剥離接着強さは、T形剥離試験方法
で1Kg/15mm巾程度が最適である。同強さが2
Kg/15mm巾以上では手で引張つて剥離するのが困
難となり、500g/15mm巾以下では、シートを貼
付ける場合などの取扱いにより、剥離を生じるこ
とがある。
シートの製造工程について説明する。まず、ア
ルミニウム箔に熱可塑性樹脂接着剤を、塗布量
1g/m2でグラビアコータによつてパートコート
し、かつ160℃のもとで30秒程度かけて乾燥する。
熱可塑性樹脂接着剤としては、塩化ビニル系、酢
酸ビニル系、ポリエステル系、ポリアミド系、ポ
リオレフイン系のものなどが挙げられる。コーテ
イングパターンは、第2図に示すように、全体と
して碁盤縞であるが、その目を区画する各線3に
は、アルミニウム箔を重ね合わせた場合の空気抜
きとなる欠所4が設けられている。碁盤縞の目の
1つの大きさは100mm角、線3の巾は2mmである。
つぎに、接着剤のコーテイングされたアルミニウ
ム箔を所要層、たとえば10〜20層程度に重ね合わ
せ、これをヒートロールで挾み付けて120℃程度
に加熱し、かつ5Kg/cmで約1秒間かけて圧着す
る。
つぎに、第3図を参照して、シートを厨房用フ
ードの内面に取付けた場合の施工例について説明
する。まず、フード5の内面についている汚れを
スクレーパなどによつて取り除いておく。一方、
シートをフード5の内面形状にあわせて切断し、
適当な形状のシート片6を複数枚準備しておく。
こうしておいて、汚れの取り除かれたフード5の
内面にエポキシ系接着剤を塗布し、そこに準備さ
れたシート片6を貼付ける。さらに、第4図に示
すように、貼付けられた各シート片6の周縁をア
ルミニウム板7で押え付けるとともに、同シート
片7にカツタなどによつてアルミニウム板7の側
縁にそつてミシン目8を入れておく。アルミニウ
ム板7はフード5にポツプリベツト止めされてい
る。シート片6の最外層のアルミニウム箔を手で
引張ると、接着剤層2が剥離して同アルミニウム
箔はミシン目8にそつて引き裂かれながらその下
層のアルミニウム箔よりはがれる。
考案の効果 この考案によれば、最外層のアルミニウム箔を
一枚剥がすだけで、汚染を簡単に除去することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例を示す側面図、第2
図は同平面図、第3図はこの考案の施工例を示す
斜視図、第4図は第3図の−線にそう断面図
である。 1……アルミニウム箔層、2……接着剤層。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 相互に重ね合わされた複数のアルミニウム箔層
    1の間に接着剤層2が設けられ、アルミニウム箔
    層1の引張強さが接着剤層2の剥離接着強さに勝
    るようになされている、汚染除去シート。
JP17963384U 1984-11-26 1984-11-26 Expired JPH0414202Y2 (ja)

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JP17963384U JPH0414202Y2 (ja) 1984-11-26 1984-11-26

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Publication Number Publication Date
JPS6193229U JPS6193229U (ja) 1986-06-16
JPH0414202Y2 true JPH0414202Y2 (ja) 1992-03-31

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JPS6193229U (ja) 1986-06-16

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