JPH0414005A - レンズ駆動装置 - Google Patents

レンズ駆動装置

Info

Publication number
JPH0414005A
JPH0414005A JP11821090A JP11821090A JPH0414005A JP H0414005 A JPH0414005 A JP H0414005A JP 11821090 A JP11821090 A JP 11821090A JP 11821090 A JP11821090 A JP 11821090A JP H0414005 A JPH0414005 A JP H0414005A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
focusing
group
driving
group lens
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11821090A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3285858B2 (ja
Inventor
Mitsumasa Okubo
光將 大久保
Toyoji Sasaki
佐々木 豊治
Takeshi Musashi
剛 八道
Yasushi Toizumi
戸泉 安司
Shigeru Kato
茂 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP11821090A priority Critical patent/JP3285858B2/ja
Priority to US07/696,858 priority patent/US5202717A/en
Publication of JPH0414005A publication Critical patent/JPH0414005A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3285858B2 publication Critical patent/JP3285858B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lens Barrels (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ズーミングやフォーカシングの目的でレンズ
を光軸方向に移動可能な撮影レンズを装備したカメラに
おいて、レンズを駆動するレンズ駆動装置に関する。
[従来の技術] 従来、カメラ用撮影レンズのフォーカシングの形態とし
ては、全体繰出し、一部レンズ群繰出しなどの方法が用
いられてきた。その中でも、レンズ群の移動量が少なく
て済むインナーフォーカスなどの一部しンズ群繰出しの
方法が近年注目されている。
また、一部レンズ群繰出しの方法も益々高度化し、フォ
ーカシ・ングによる収差の発生を抑えるため、フォーカ
シング時に2群以上のレンズ群がそれぞれ異なった動き
をする、いわゆるフローティング形式のものが増えてい
る。
そして、これらのレンズ群に所定の動作を与えるため、
カム溝が設けられたカム筒によってレンズの枠に設けら
れたピンを案内し、レンズの位置関係が決められた状態
に設定されるように構成された、ズーミングやフォーカ
シングの機能を持つ写真用撮影レンズが広くカメラに用
いられてきた。
[発明が解決しようとする課題] 上述したような従来のカム筒などを用いた方法では、異
なる移動中の位置関係を持つ複数のフローティング形態
を行なうことは、その構造上きわめて困難である。一方
、近年、その数が増えつつあるズームレンズにおいては
、そのズーム状態、たとえばワイド状態とテレ状態とで
は、フォーカシングによる収差を抑えるのに最も適した
フローティング形態が異なることが多い。
このため、ズームレンズにおいて、フローティング形式
のフォーカシング機構を採用する場合は、近距離ではワ
イド状態に最も適した移動形態の、また遠距離ではテレ
状態に最も適した移動形態のフローティングとしている
など、全体として収差が小さくなるような唯一のフロー
ティング形態をとっていた。しかし、このような方法で
は、ズーム状態や被写体の距離によっては収差が抑えら
れない場合があり、高性能なズームレンズの作成にあた
っては問題となっていた。
そこで、本発明は、ズーム状態によって最適なフローテ
ィング形態をとれるフォーカシング機構によって高性能
なズームレンズが得られ、しがもフォーカシングにより
発生する収差を確実に抑えることのできるレンズ駆動装
置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明のレンズ駆動装置は、光軸方向に移動可能な複数
のフォーカシングレンズ群を含む複数のレンズ群と、こ
の複数のレンズ群をそれぞれ別の駆動量で駆動可能な駆
動手段と、前記レンズ群の焦点距離に対応する焦点距離
情報を出力する焦点距離情報出力手段と、前記焦点距離
情報に基づいて決まる前記フォーカシングレンズ群のズ
ーム繰出量と前記複数のフォーカシングレンズ群それぞ
れのフォーカシング繰出量を同一のフォーカシング位置
においても前記焦点距離に応じてフローティング量が異
なるようにし、このフォーカシング繰出量を前記焦点距
離情報と前記フォーカシング位置情報に基づいて各フォ
ーカシングレンズ群ごとに求める手段と、前記ズーム繰
出量と前記フォーカシング繰出量とに基づいて前記フォ
ーカシングレンズ群の駆動目的位置を出力する目的位置
出力手段と、この目的位置出力手段がら出力される駆動
目的位置に前記各フォーカシングレンズ群をそれぞれ駆
動する駆動制御手段とを具備している。
[作 用] 本発明のレンズ駆動装置にあっては、カム筒などの従来
の手段によってフォーカシング時のフローティング量が
ただ−通り設定されているのではなく、ズーム状態に基
づき最適なフォーカシング繰出量、またはそのフォーカ
シング繰出量を算出するための算出式の係数などの必要
な数値をメモリから読出し、出力されたフォーカシング
繰出量に基づき各レンズ群を駆動制御することにより、
ズーム状態に応じて最適なフローティング形態をとれる
フォーカシング機構によって高性能なズームレンズが得
られ、しかもフォーカシングにより発生する収差を確実
に抑えることができる。
[実施例] 以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する
まず、第1実施例として、たとえばレンズが4群構成の
ズームレンズに適用した場合について説明する。
第7図は本発明に係る各レンズ群の動きを示す図である
。すなわち、図示のように、ズーミングによってワイド
からテレ側に焦点距離を変えると、第1群レンズ、第2
群レンズ、第3群レンズ、第4群レンズはそれぞれ異な
った移動量で焦点面に対し繰出される(図中の実線はフ
ォーカシングが囚のときの各レンズの最終面の位置を示
す)。さらに、ワイド、スタンダード、テレのフォーカ
シング時には、第2群レンズおよび第3群レンズが第7
図の破線のように無限から至近に繰り出され、それぞれ
の焦点距離によってフォーカシング繰出量が異なってい
る。このようなレンズの動きをするズームレンズは、従
来から周知のカムなどを用いた枠構成で作成することは
困難である。
そこで、本発明では、たとえば第2図に示すような枠構
成を用いている。すなわち、第1群レンズ71、第2群
レンズ72、第3群レンズ73、および第4群レンズ7
4は、それぞれ1前枠75.2前枠76.3前枠77、
および4前枠78に固定保持されている。2前枠76.
3前枠77、および4前枠78は、1前枠75のカメラ
ボディ79側に延びた中空枠部の内側に光軸方向にのみ
移動可能なように、1前枠75の内周部に配設された振
動体81,82.83によってベアリング85.86.
87方向に押圧されている。したがって、2前枠76.
3前枠77、および4前枠78は、各ベアリング85,
86.87と各振動体81,82.83とによって1前
枠75に対し、光軸方向の位置および光軸中心に対する
ずれか生ずることがなく、シかも、がたなく位置決めさ
れている。
また、1前枠75は、固定枠88の内周部に配設され光
軸方向にのみ移動可能なように固定枠88に配設された
ベアリング84によってガイドされ、かつ、ベアリング
84の対向する位置で固定枠88に配設された振動体8
0によってベアリング84の方向に押圧されている。し
たがって、1前枠75も固定枠88に対し、がたなく位
置決めされている。なお、89はカバー 90はフィル
ム面である。
次に、振動体の取付は部の詳細およびリニア型超音波モ
ータの動作について述べる。本実施例では4つのリニア
型超音波モータを用いているが、取付けおよび動作につ
いては同様なので、代表として1前枠75に用いである
リニア型超音波モータについて説明する。
第4図および第5図がリニア型超音波モータの詳細を示
す図である。すなわち、中空の円筒体からなる固定部材
である固定枠1 (88)の内部には、同じく中空の円
筒体からなる移動部材である1解枠2(75)か一定の
間隙を有して中心軸線O方向に移動し得るように配設さ
れる。そして、固定枠1と1解枠2との間隙の上部(第
4図において)の一部には、1解枠2の中心軸線O方向
に延びるスライド板3が1解枠2上に固定されていて、
このスライド板3に対向する固定枠1の中程の部分には
、中心軸線O方向の前後方向に長い長方形状の切欠孔1
d(第5図参照)が穿設されている。この切欠孔1dは
後述する振動体12(80)の配設用の孔である。
一方、スライド板3の配設された間隙と反対側の間隙に
は、1解枠2の支持案内機構が設けられている。この支
持案内機構は、本実施例では3本のガイド溝と同各溝内
にそれぞれ配設された複数のベアリングボールからなる
支持体とで構成されている。すなわち、スライド板3の
中心軸線Oを挟む対向位置には、1解枠2の外周面に部
分円弧状凹部からなる直線溝2bが1解枠2の中心軸線
0方向に穿設されており、固定枠1の内周面の直線溝2
bに対向する位置の中程には、固定枠1の中心軸線0方
向に部分円弧状四部からなる直線溝1bが設けられてい
て、さらに、この両直線満lb、2bの両側の円周方向
の等距離の位置には、同じく部分円弧状凹部からなる直
線Jla、2alc、2cか固定枠1の外周面と1解枠
2の内周面とにそれぞれ中心軸線O方向に向けて穿設さ
れている。そして、直線溝1a、2a、lb、2bおよ
びlc、2c内には、複数のベアリングボールからなる
支持体13a、13bおよび13cかそれぞれ配設され
ている。
この支持案内機構においては、1解枠2の支持体13b
に対向する位置に配設される振動体12(後述する)を
スライド板3を介して中心軸線O方向に向けて押圧する
と、直線溝1a〜1cおよび2a〜2cと支持体13a
〜13cによって求心作用が働き、1解枠2は固定枠1
に対して中心軸を一致させるように正確かつ精密に配置
される。
また、支持体138〜13cは、複数個のベアリングボ
ールを固定枠1の中心軸線0方向に配置しているので、
1前枠2は中心軸線の振れもなく支持される。さらに、
1前枠2の支持は、支持体13a〜13Cのみによって
行なわれているので、1前枠2および固定枠1は、その
直線溝1a〜1cおよび2a〜2Cのみを高精度に加工
しておけば、1前枠2を固定枠1に対して精度よく位置
決めすることができる。
切欠孔1dは、第4図に示すように、固定枠1の上部中
程の位置にスライド板3に対向して穿設される。すなわ
ち、固定枠1の上周面の中程を中心軸線Oに直交する向
きに切り裂いて平面部を形成し、その平面部の中央部に
軸方向に長い長方形状の貫通孔からなる切欠孔1dを穿
設しである。
したがって、切欠孔1dの軸方向の両側には平面部1d
oが形成され、この平面部1doは振動体12を支持し
たホルダ8の取付部となっている。
振動体12は、屈曲振動子11と縦振動子4とで構成さ
れている。屈曲振動子11は、切欠孔ld内に余裕をも
って配置される大きさの比較的厚みのある矩形の弾性体
5と、この弾性体5よりも短い長さで厚みの薄い矩形状
の圧電体6とよりなり、圧電体6を弾性体5の上面にエ
ポキシ系の接着剤で固着して構成されている。そして、
この屈曲振動子11の圧電体5には、その板厚方向に駆
動用の高周波電圧が印加されるようになっていて、本実
施例の場合には1次の屈曲共振を発生するようになって
いる。この屈曲振動の2つの節の部分で圧電体6の固着
していない弾性体5の下面に、積層圧電体で矩形柱状に
形成される積層板の厚み方向に縦振動する縦振動子4が
屈曲振動子11の板厚方向に縦振動をするように固着さ
れている。
また、屈曲振動子11には、その節の位置で屈曲振動子
11の板幅方向の外側方向に向けてそれぞれ延びる4本
の円柱状の支持ピン7が弾性体5に固着されていて、そ
のビン7の中程には円周方向にホルダ取付用溝部7aが
設けられている。
このように構成された振動体12は、断面がチャンネル
状をなし、振動体12を上方から覆う形状に形成された
ホルダ8に下方から収納されて保持される。すなわち、
ホルダ8は、弾性薄板を折り曲げて形成されていて、そ
の雨垂下壁の支持ピン7に対応する位置には、下方が開
放されだ円孔状の受部8aが設けられており、その受部
8aの下方開放部は、ホルダ取付用溝部7aの径よりも
若干小径の幅を有する切欠で形成されている。また、こ
のホルダ8の雨垂下壁の中程には、外方に折り曲げられ
て、それぞれ水平に延び出した取付固定部8bが設けら
れており、その取付固定部8bには固定用ビス10がそ
れぞれ貫通する開孔8Cが穿設されている。
振動体12は、ホルダ8に対して、その支持ピン7のホ
ルダ取付用溝部7aを受部8aにゆるく嵌合することに
よりホルダ8内に振動自在に収納され、しかるのち、ホ
ルダ8の開孔8Cに固定用とス10を皿ばね9を介して
貫通させ、固定用ビス10を固定枠1の平面部1doに
螺設されたねじ孔1eに螺着させることにより、振動体
12は固定枠1の切欠孔1d内に配設される。この配設
された振動体12は、その縦振動子4の下端面か1前枠
2に固定されたスライド板3の上側平面に圧接される。
このように構成された超音波モータの動作原理は、本出
願人が先に提案した特願平1195767号のものと同
じて、屈曲振動と縦振動の位相差を90°にすることで
1前枠2を、その中心軸線O方向に進退移動するような
楕円振動を縦振動子4の端面に発生させる。2つの縦振
動子4は、振動の位相が180°異なって振動するよう
に構成されているので、屈曲振動による節まわりの振り
子振動の一方向の動作のみを1前枠2のスライド板3に
作用させる。したがって、これによって1前枠2は中心
軸線0方向に進退移動することになる。
次に、第1図を参照して第1実施例の電気回路の構成を
説明する。図において、521〜524はそれぞれ第2
図の振動体80,81,82゜83に対応するリニア型
超音波モータ、511〜514は超音波モータ52□〜
524により駆動され枠の動きを検出するエンコーダで
ある。エンコーダ511〜514は、等間隔に目盛りを
位相をずらして2列に書込んだスケールと、その読取部
とからなり、スケール上には基準値となる終端位置を示
すもう1列の目盛りも書込まれている。
この場合、エンコーダ511については、スケールが固
定枠1に、また読取部が1前枠75にそれぞれ配設され
ており、エンコーダ51□〜514については、スケー
ルがそれぞれ2前枠76.3前枠77.4前枠78に、
また読取部が1前枠75にそれぞれ配設されている。そ
して、スケールに対して読取部が移動すると、目盛りの
通過位置でパルスを発生し、出力するようになっている
531〜534は方向検出回路であり、エンコーダ51
1〜514が発生する位相の異なる2系列のパルスの位
相反転から移動方向を検出する。
551〜554はエンコーダ511〜514が出力する
パルスと方向検出回路53、〜534が出力する移動方
向信号とから絶対位置を検出するアップダウンカウンタ
であり、エンコーダ511〜514が出力する基準位置
を示すパルスによりリセットされ、繰出方向のとき等間
隔目盛に対応したパルスをアップカウントし、繰込方向
のときダウンカウントする。
54は演算制御部57がらの駆動制御信号に基づいて振
動体80,81,82.83により構成された超音波モ
ータ52.〜524を駆動する駆動回路、59は駆動回
路54が発生するパルスを超音波モータ521〜524
のいずれが一方に切換える切換回路である。
駆動回路54および切換回路59を第6図に示す。なお
、駆動回路54は、たとえば特願平1337024号の
第3実施例と同様であるので詳細は省略する。また、切
換回路59は、第6図に示されるような例えばフォトモ
スリレーPMI IPM12.PM13.PM14.P
M21゜PM22.PM2B、PM24であり、演算制
御部57からの制御信号により開閉制御される。
56は後述する演算制御に必要なプログラムおよび各種
メモリデータを供給するROM、58は例えば実開平1
−124515号公報などに示されるような公知の三角
測距方式によるAF(オートフォーカス)モジュール、
60.はズーミングを行なうためのボタンによるズーム
操作入力部でアル。57は演算制御部で、カウンタ55
1〜554の各出力(位置情報)  AFモジュール5
8の出力(測距情報) ズーム操作入力部601の出力
を適宜取込み、超音波モータ52゜〜524を駆動する
ための駆動制御信号を駆動回路54へ出力する。
第3図は、第1実施例におけるカメラの概観図であり、
カメラボディ91、半押しくファーストレリーズ)と全
押しくセカンドレリーズ)の信号が出力可能なレリーズ
ボタン92、画角を決定するファインダ用の窓93、図
示しない測距センサへ光を導くための測距窓94、撮影
レンズ95、ズーム操作入力部(ズームボタン)6o1
がらなっている。
次に、第8図に示したフローチャートに基づいて、第1
実施例によるズーミング動作について説明する。ズーム
操作入力部60.を操作すると、ズーミング動作が開始
される。まず、第6図に示すフォトモスリレーPMII
、PM21がオンしくF41)、駆動パルスが駆動回路
54て発生されれば、直ちにリニア型超音波モータ52
1が第1群レンズ71の駆動を開始できるようになる。
次に、ズーム操作はテレボタンが押されたのが、ワイド
ボタンが押されたのがを判断しくF42)テレボタンな
らば第1群レンズ71を繰出方向に駆動開始しくF43
)、ズーム操作が引続き行なわれていれば駆動をし続け
、ズーム操作が停止していたら第1群レンズ71を停止
させる(F44F47)。ワイドボタンが押されていた
なら、繰込み側に同様の動作をして第1群レンズ71を
停止させる(F45.F46.F47)。つまり、ズー
ミング中は第1群レンズ71だけが移動することになる
次に(ズーミングの操作が終了した後に)、フォトモス
リレーPMII、PM21がオフされ(F48) 、次
に第1群レンズ71の位置かカウンタ551から読出さ
れる(F49)。そして、その値に基づいて第2群レン
ズ72、第3群レンズ73、第4群レンズ74の基準位
置を出力する(F 50)。ここで、基準位置とは、第
7図に示すような各ズーム状態における無限遠合焦状態
の位置関係である。第1群レンズ71の位置か決まれば
、第2群レンズ72、第3群レンズ73、第4群レンズ
74の各基準位置は定まる。本実施例では、第1群レン
ズ71の位置を微小に分割して、その値に対応した第1
群レンズ71に対する各基準位置をROM56に書込ん
であり、その値を参照することで第2群〜第4群レンズ
72〜74の位置を出力している。
次に、フォトモスリレーPM12.PM22をオンして
(F51)、第2群レンズ72を駆動しくF52)、上
記算出された第2群レンズ72の位置に達したら(F5
B)、第2群レンズ72の駆動を停止する(F54)。
同様に、フォトモスリレーを切換えながら、第3群レン
ズ73および第4群レンズ74を移動する(F55〜F
61)。
以上のように、第2群〜第4群レンズ72〜74を基準
位置に駆動した後、一連のズーミングは終了する。つま
り、ズーミングの動作か終了したとき、レンズは該焦点
距離状態で無限遠のピント位置で待機することになる。
次に、第9図に示したフローチャートに基づいて、第1
実施例によるフォーカシング動作について説明する。レ
リーズボタン92を半押しすると、フォーカシングの動
作に入る。ここで、ズーミングの状態を知るために、第
1群レンズ71の位置をカウンタ55□から読出す(F
l)。次に、AFモジュール58により測距動作を行な
い(F2) 検出可能な出力が出れば(F3)第2群レ
ンズ72の繰出量を出力する(F4)。
引き、第3群レンズ73の繰出量も出力する(F5)。
ここで、第2群レンズ72と第3群レンズ73の位置を
出力する方法は、前述したズーミング動作の場合と同様
にメモリによるものである。すなわち、第1群レンズ7
1の位置から、ワイド、スタンダード、テレのいずれに
近いズーム状態かを判断し、第10図(a)(b)(C
)に示すような曲線に基づいて、微小な測距値ごとに記
憶された第2群レンズ72および第3群レンズ73の基
本位置からの繰出量をROM56に書込まれたブタを参
照することにより出力する。なお、第10図(a)はワ
イド時の被写体距離に対するレンズ群移動量を、第10
図(b)はスタンダード時の被写体距離に対するレンズ
群移動量を、第10図(c)はテレ時の被写体距離に対
するレンズ群移動量を示している。
次に、フォトモスリレーPM12.PM22をオンして
(F6)、第2群レンズ72の駆動を開始しくF7)、
上記の第2群レンズ72の繰出量に達したら(F8)、
第2群レンズ72の駆動を停止する(F9)。同様に、
第3群レンズ73を駆動しくFIO−Fl4)、この動
作が終了した時点でレンズは合焦状態になっている。こ
こで、セカンドレリーズがオン(全押し)されれば(F
l5)、露出動作が行なわれ(Fl6)、第2群レンズ
72および第3群レンズ73を基準位置まで繰り込んで
(F17〜F25)、フィルムを巻き上げ(F26) 
 一連の動作か終了する。
一方、レリーズボタン92を離してしまうと(Fl5.
F27) 、第2群レンズ72および第3群レンズ73
を繰り込んで(F17〜F25)一連の動作が終了する
このように、第1実施例によれば、ズーミング状態、す
なわちワイド、スタンダード、テレ状態において、それ
ぞれ最適なフローティング形態がとれるため、像のピン
ト調節による悪化が少なく、また撮影可能な最至近距離
が小さくてきるなど、像の改善や撮影距離範囲の拡大に
顕著な効果がある。しかも、それをたた1つの駆動回路
によって行なうことが可能であり、電気回路が簡単で、
かつレンズを1群ずつ動かすため、最大消費電流を小さ
くおさえられる構成で実現可能である。
なお、前記したレンズ位置の算出方法は、必要精度に応
じて近似式や補間式により、少ない係数やデータから算
出してもよい。
次に、第2実施例として、第1実施例と同様なフローテ
ィング形態が変化するようなズームレンズを装着する1
眼レフカメラに適用した場合について説明する。
第11図は、第2実施例における1眼レフカメラの概観
図である。すなわち、カメラボティ101には、半押し
くファーストレリーズ)と全押しくセカンドレリーズ)
の信号が出力可能なレリーズボタン102、画角を決定
するペンタプリズムを用いたファインダ103、ファイ
ンダ103へ光を導くクイックリターン式のメインミラ
ー104、メインミラー104に取着され中央部の光を
ボディ底部に配設されたAFモジュール58へ導くサブ
ミラー105などが配設されてもAる。また、撮影レン
ズ106の側面には、ズーム操作入力部60、およびフ
ォーカシング操作入力部602が配設されている。
なお、レンズ構成および枠構成などは第1実施例と同様
であるため、その説明は省略する。
次に、第12図を参照して第2実施例の電気回路系の構
成を説明する。本実施例は、TTLカメラを想定してい
るため、レンズ群を1群ずつ、しかも大きい量を動かす
と、設計時に想定していたレンズ位置関係を大きくはず
れることになり、思わぬ像の悪化など、ファインダを覗
いている撮影者に不快感を与え、ファインダを覗きなが
らの操作を困難にする。そこで、本実施例では、各レン
ズ群をパラレルに駆動し、レンズの位置関係をなるべく
くずさないようにしている。このため、第1実施例とは
異なり、第1群〜第4群レンズ71〜74のそれぞ専用
の駆動回路54□〜544を備えており、演算制御部5
7によりそれぞれ独立に制御される。したがって、第1
実施例のような切換回路59は存在しない。また、本実
施例では、手動操作によりピントを合わせるマニュアル
フォーカス用のフォーカシング操作入力部60□を備え
ている。このマニュアルフォーカスは電動駆動となるた
め、いわゆるパワーフォーカスである。
それ以外の構成は、第1実施例と同様であるので省略す
る。
第13図は、第2実施例におけるズーミング動作を説明
するフローチャートである。すなわち、ズーム操作人力
部60.が操作されるとズーミングのモードに入り、ま
ず現在のフォーカス状態(初期フォーカス状態)を後で
述べる方法で記憶する(F 101)。次に、介挿され
ているのがテレボタンかワイドボタンかを判断しくF 
102)、テレボタンならばテレ側に、ワイドボタンな
らワイド側になるような方向に各レンズ群の駆動を開始
する。
すなわち、たとえばテレボタンが押されている場合、ま
ず第1群レンズ71の位置を読出しくF 10 B) 
 その値から各レンズ群の速度をROM56の記憶デー
タを参照することにより出力しくF2O3)、その出力
に応じてリニア型超音波モータ52□〜524に駆動信
号を発生させる(F 105)。そして、ズーム操作が
停止していれば(F 106)  各レンズ群を停止さ
せ(F2O3)、引続きズーム操作されていれば再びス
テップF103に戻る。これは、ワイドボタンが押され
た場合も同様である(F 108〜F 112)。
次に、初期フォーカス位置へ正確に復帰させる動作に入
り、再度、第1群レンズ71の位置を読出す(F 11
3)。そして、ステップF101で記憶されている初期
フォーカス状態を読出しくF114)、第2群〜第4群
レンズ72〜74の初期フォーカス状態をも見込んだ第
2群〜第4群レンズ72〜74の正確な位置を出力する
(F 115)。その後、第2群〜第4群レンズ72〜
74の駆動を開始しくF116)、まず第2群レンズ7
2の位置が上記出力された最終位置か否かかを判断しく
F118.F119)、最終位置に達していれば第2群
レンズ72の駆動を停止する(F 120)。また、既
に停止済ならステップF118〜F120はスキップす
る。同様に、第3群レンズ73および第4群レンズ74
をそれぞれ駆動しくF 121〜F128)、全レンズ
群が停止したら(F129)、ズーミングの動作を終了
する。
次に、ズーミング動作の説明中に用いた各レンズ群の駆
動速度の出力方法、最終位置の出力方法、並びにフォー
カス状態の記憶について説明する。
第14図は、第1群レンズ71の繰出量に対する第2群
レンズ72、第3群レンズ73、第4群レンズ74の第
1群レンズ71に対する基本移動量(焦点が無限遠に合
焦状態での移動量)を示すものである。図中、プラス(
+)はレンズ繰出方向、マイナス(−)はレンズ繰込方
向であり、ワイド状態からの変化分を示している。それ
を第1群レンズ71の繰出量で微分して定数を掛けたも
のが第15図であり、第1群レンズ71が一定速度で動
く場合の第2群〜第4群レンズ72〜74の移動速度を
示している。すなわち、第15図に示すような速度関係
で駆動してやれば、無限遠合焦時におけるレンズの位置
関係は常に第14図に示す曲線上にある。
一方、本実施例は、第16図に示すように、フローティ
ングの形態がワイド、スタンダード、テレの間も連続的
に変わる。しかし、ズーミング時のピントのずれは至近
時を除けばさほど気にならないため、本実施例ではズー
ム操作終了時にのみ初期フォーカス状態に正しく復帰さ
せることにしくF 113〜F129)  ズーム操作
中は第15図の関係にしたがってレンズを駆動している
。すなわち、基本となる第1群レンズ71の定められた
・駆動速度に対応した駆動制御パラメータと、第1群レ
ンズ71の位置に対応した第2群〜第4群レンズ72〜
74の駆動速度に対応した駆動制御パラメータをROM
56に記憶しており、第1群レンズ71の位置を読出す
ことにより、各レンズ群の速度が出力できるようになっ
ている。
次に、フォーカス状態の記憶方法と、各レンズ群の最終
位置の出力方法について説明する。ズーム操作により、
第1群レンズ71がX′からX′の位置まで移動した場
合を想定する。たとえば、第i群レンズの位置X(Pi
)は、 X (PI ) −X (BPj ’ ) +X (F
Pi ’ )とかける。
二こで、X (BPI ’ )はズーミングによるワイ
ド基本位置からの移動量であり、X(FPi’)はフォ
ーカシングによる基本位置(無限遠状態)からの移動量
である。まず、X(BPi  )については、第14図
に示す第4群レンズ74の移動曲線上の有限個のデータ
点の第1群レンズ71の繰出量と第1群レンズ71に対
する基本移動量(Xl、X (BPil))、−(xn
 。
X (BPin) ) 、・・・が記憶されている。そ
の点はB P il、・・・、BPin、・・・の記号
で示される。この有限個のデータ点の間を直線補間する
。図から明らかなように、上記の点が十分細かければ、
かなりの精度でX (BPI ’ )が出力できる。こ
れを式で書くと、ズーミング終了時の第1群レンズ71
の位置をX′ それを挾むデータ点の位置をxn r 
 X nilとすると、 と書ける。
一方、X (FPI ’ )については、有限個のある
合焦被写体距離ごとに、第1群レンズ7]の繰出量(ズ
ーミング)に応じた有限個のデータ点群(L H,・・
・Ljh、 ・・・)かあり、データ点群Lihに含ま
れるデータ点は、FPihl、・・・、FPihj。
・・・の記号で示されている。ここで、hは無限遠がら
至近に向かって単調増加する整数である。X(FPj 
’ )は次のように算出する。まず、ズーミング開始前
における第i群レンズのフォーカシングによる基準位置
からの繰出量が、LihとL ih+1との間FP3′
 とする。このとき、このFP3′を囲む4つのデータ
点をF P 1hjF P ihj+1 、  F P
 ih+1j 、  F P ih+1j+1とおくと
、FP3 の直線F P ihj 、  F P ih
j+1と直線F P ih+1j 、  F P 1h
+1j+1に対する縦軸方向の距離の比を算出する。こ
の比をall −aとすると、フォーカス状態はrh+
aである」と記憶する。
つまり、LihとLih村が近い時は、その間の同一距
離合焦点は、縦軸方向に対してリニアな関係が保たれる
とするのである。この考え方により、最終点FPI ’
のフォーカス繰出量X(FPi’)は、第1群レンズ7
1の停止位置をX とおくと、により容易に求められ、
精度も十分である。
このとき、フォーカス状態を表す数の整数部がh11致
数がaである。
第17図は、第2実施例におけるパワーフォーカシング
動作を説明するフローチャートである。
すなわち、フォーカシング操作入力部602の繰出しボ
タンまたは繰込みボタンを押すと、パワーフォーカシン
グのモードに入り、まずズーム状態に対応している第1
群レンズ71の位置を読込む(F141)。次に、フォ
ーカス状態を知るために必要な第2群レンズ72の位置
を読込む(F 142)。次に、ズーミングでフォーカ
ス状態数を出力したときと同様にフォーカス状態数を算
出しくF 143)  押されているのが繰出しボタン
なのか繰込みボタンなのかを判断する( F 1.44
 )。
この判断の結果、繰出しボタンのときは算出さレタフォ
ーカス状態数を減する(F 145)。その減する量に
ついては、人の目で見て影響の少ない量とする。そして
、その新しいフォーカス状態数に相当する第2群レンズ
72および第3群レンズ73の位置を算出しくF146
)、第2群レンズ72および第3群レンズ73の駆動を
開始する(F 147)。次に、第2群レンズ72およ
び第3群レンズ73の位置をチエツクして、上記の最終
位置ならば駆動を停止する(F148〜F151)。そ
して、第2群レンズ72および第3群レンズ73とも停
止したら(F152)、フォーカシング操作が停止して
いるがをチエツクしくF153)、引続きフォーカシン
グ操作されていれば、ステップF145へ戻り、さらに
フォーカス状態を変化させ、操作が停止していれば終了
する。繰込みボタンの場合も、全く同様の動作となる(
F 154〜F 162)。
第19図は、第2実施例におけるオートフィーカス(A
F)動作を説明するフローチャートである。すなわち、
レリーズボタン102を半押しすると、AFのモードに
入り、まずAFモジュール58により焦点検出か行なわ
れ(F 171)それに基づいてデフォーカス量が算出
される(F172)。次に、ズーム状態に対応している
第1群レンズ71の位置と、フォーカス状態を示す第2
群レンズ72の位置をカウンタ55、。
552から読込む(F173)  次に、第2群レンズ
72の繰出量を演算により算出する(F 174)。す
なわち、ズーム状態(第1群レンズ71の位置)に対応
した複数の算出式の係数がROM56に記憶されている
。本実施例の場合、たとえば特開昭64−59312号
公報に示されるように、係数α、β、γが複数組記憶さ
れており、駆動量ΔXは ΔX−α(β+d)+αφd−(α/β)の式により近
似的かつ十分な精度で算出される。
こうして算出された値を先に読出した第2群レンズ72
の位置情報に加えることにより、第2群レンズ72の最
終位置と、その位置に対応したフォーカス状態数か算出
される(F 175゜F176)  このフォーカス状
態数がらズーミングの場合と同様な方法で第3群レンズ
73の位置が算出され(F 177)  第2群レンズ
72および第3群レンズ73の駆動を開始する(F17
8)。駆動開始後は、第2群レンズ72および第3群レ
ンズ73の位置が上記算出された最終位置になっている
かを判断しくF180゜F18B)、達していれば停止
する(F181゜F 184)  また、既に各レンズ
群が停止済みであれば、これらは省かれる(F 179
゜F182)。そして、第2群レンズ72および第3群
レンズ73とも停止すると(F185)、再度焦点検出
をして(F186)、デフォーカス量を算出しくF18
7)  合焦を確認した後(F188)、終了する。
このように、第2実施例によれば、ファインダを見なが
らレンズ駆動を伴うパワーフォーカシングのような場合
でも、レンズ群の位置関係のくずれに起因する思わぬ像
の悪化がなく、第1実施例と同様にズーム状態に対して
最適なフローティング形態によるフォーカシングにより
、像の改善や撮影距離範囲の拡大という顕著な効果がT
TLカメラでも実現され、補間演算の利用により、その
程度は第1実施例よりも大である。
[発明の効果] 以上詳述したように本発明によれば、ズーム状態によっ
て最適なフローティング形態をとれるフォーカシング機
構によって高性能なズームレンズが得られ、しかもフォ
ーカシングにより発生する収差を確実に抑えることので
きるレンズ駆動装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第10図は本発明の第1実施例を説明する
ためのもので、第1図は電気回路を示すブロック図、第
2図はレンズ構成および枠構成を示すズームレンズの断
面図、第3図はカメラの概観図、第4図および第5図は
リニア型超音波モータの詳細を示す構成図、第6図は駆
動回路および切換回路を詳細に示す構成図、第7図は各
レンズ群の動きを示す図、第8図はズーミング動作を説
明するフローチャート、第9図はフォーカシング動作を
説明するフローチャート、第10図(a)はワイド時の
被写体距離に対するレンズ群移動量を示すグラフ、第1
0図(b)はスタンダード時の被写体距離に対するレン
ズ群移動量を示すグラフ、第10図(c)はテレ時の被
写体距離に対するレンズ群移動量を示すグラフ、第11
図ないし第18図は本発明の第2実施例を説明するため
のもので、第11図は1眼レフカメラの概観図、第12
図は電気回路を示すブロック図、m13図はズーミング
動作を説明するフローチャート、第14図は第1群レン
ズの繰出量に対する第2群ないし第4群レンズの第1群
レンズに対する基本移動量を示すグラフ、第15図は第
1群レンズが一定速度で動く場合の第2群ないし第4群
レンズの移動速度を示すグラフ、第16図は第1群レン
ズの繰出量に対する第2群レンズおよび第3群レンズの
基準位置からの繰出量を示すグラフ、第17図はパワー
フォーカシング動作を説明するフローチャート、第18
図はオートフォーカス動作を説明するフローチャートで
ある。 511〜514・・・エンコーダ、52、〜52410
.リニア型超音波モータ、531〜534・・・方向検
出回路、54.541〜544・・・駆動回路、551
〜554・・・アップダウンカウンタ、56・・・RO
M、57・・・演算制御部、58・・・AFモジュール
、59・・・切換回路、601・・・ズーム操作入力部
、602・・・フォーカシング操作入力部、71・・・
第1群レンズ、72・・・第2群レンズ、73・・・第
3群レンズ、74・・・第4群レンズ、75・・・1群
枠、76・・・2群枠、77・・・3群枠、78・・・
4群枠、80〜83・・・振動体、84〜87・・・ベ
アリング、88・・・固定枠、92,102・・・レリ
ーズボタン。 第3図 出願人代理人 弁理士 坪井  淳 13b (A) D (B) 第 図 第 図 第 図 第8 図(b) 第 図(a) $9 図(C) 第11 図 第1群レンズの繰出蓋 1g14 図 第15 図 第16図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 光軸方向に移動可能な複数のフォーカシングレンズ群を
    含む複数のレンズ群と、 この複数のレンズ群をそれぞれ別の駆動量で駆動可能な
    駆動手段と、 前記レンズ群の焦点距離に対応する焦点距離情報を出力
    する焦点距離情報出力手段と、 前記焦点距離情報に基づいて決まる前記フォーカシング
    レンズ群のズーム繰出量と前記複数のフォーカシングレ
    ンズ群それぞれのフォーカシング繰出量を同一のフォー
    カシング位置においても前記焦点距離に応じてフローテ
    ィング量が異なるようにし、このフォーカシング繰出量
    を前記焦点距離情報と前記フォーカシング位置情報に基
    づいて各フォーカシングレンズ群ごとに求める手段と、
    前記ズーム繰出量と前記フォーカシング繰出量とに基づ
    いて前記フォーカシングレンズ群の駆動目的位置を出力
    する目的位置出力手段と、 この目的位置出力手段から出力される駆動目的位置に前
    記各フォーカシングレンズ群をそれぞれ駆動する駆動制
    御手段と を具備したことを特徴とするレンズ駆動装置。
JP11821090A 1990-05-08 1990-05-08 レンズ駆動装置 Expired - Fee Related JP3285858B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11821090A JP3285858B2 (ja) 1990-05-08 1990-05-08 レンズ駆動装置
US07/696,858 US5202717A (en) 1990-05-08 1991-05-07 Optical lens system-driving control apparatus for driving a plurality of lens groups in accordance with small amount of data

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11821090A JP3285858B2 (ja) 1990-05-08 1990-05-08 レンズ駆動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0414005A true JPH0414005A (ja) 1992-01-20
JP3285858B2 JP3285858B2 (ja) 2002-05-27

Family

ID=14730934

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11821090A Expired - Fee Related JP3285858B2 (ja) 1990-05-08 1990-05-08 レンズ駆動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3285858B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5752329A (en) * 1995-07-05 1998-05-19 Horibata; Hiroshi Walking and hopping shoe with a massaging sole surface
JP2012255827A (ja) * 2011-06-07 2012-12-27 Nikon Corp 可変焦点距離レンズ装置、撮像機器、可変焦点距離レンズ装置の調整方法
JP2016099605A (ja) * 2014-11-26 2016-05-30 オリンパス株式会社 光学機器およびレンズ制御方法

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102014113620A1 (de) 2014-09-22 2016-03-24 Ftu Gmbh Puzzolane zur Abgasreinigung

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5752329A (en) * 1995-07-05 1998-05-19 Horibata; Hiroshi Walking and hopping shoe with a massaging sole surface
JP2012255827A (ja) * 2011-06-07 2012-12-27 Nikon Corp 可変焦点距離レンズ装置、撮像機器、可変焦点距離レンズ装置の調整方法
JP2016099605A (ja) * 2014-11-26 2016-05-30 オリンパス株式会社 光学機器およびレンズ制御方法
US9658428B2 (en) 2014-11-26 2017-05-23 Olympus Corporation Optical instrument and control method for lens

Also Published As

Publication number Publication date
JP3285858B2 (ja) 2002-05-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5146071A (en) Optical lens system-driving control apparatus for microscopically driving a plurality of lens groups
US4920369A (en) Lens position control device
US8068287B2 (en) Lens barrel
JP3243019B2 (ja) レンズ初期位置検出装置
US5202717A (en) Optical lens system-driving control apparatus for driving a plurality of lens groups in accordance with small amount of data
JP2761280B2 (ja) 自動焦点カメラのレンズ駆動装置
JP2754383B2 (ja) 自動焦点調節装置及び撮影システム
JPH0414005A (ja) レンズ駆動装置
JP3047358B2 (ja) レンズ駆動装置
JP3050897B2 (ja) レンズ駆動装置
JP2904491B2 (ja) レンズ位置制御方法及び同装置
US5495309A (en) Camera
JP2633129B2 (ja) 光学機器
JPH0815599A (ja) バックフォーカス駆動式オートフォーカス一眼レフカメラの制御方式
JPH0880073A (ja) 振動波モータ制御装置
JP3038595B2 (ja) フォーカスレンズ制御装置
JP2888491B2 (ja) 一眼レフカメラ
US5493361A (en) Focus correcting apparatus for an auto focus camera
JPH01155778A (ja) オートフォーカス装置を備えたビデオカメラ
JP3129039B2 (ja) レンズ駆動装置
JP3385478B2 (ja) カメラ
JP3083993B2 (ja) 光学機器
JP2521857Y2 (ja) ズーム式ファインダ
JP3268776B2 (ja) レンズ駆動装置
JP3288506B2 (ja) フランジバック制御方式オートフォーカス一眼レフカメラの駆動機構

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090308

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090308

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100308

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees