JPH0413986B2

JPH0413986B2 -

Info

Publication number: JPH0413986B2
Application number: JP60120381A
Authority: JP
Inventors: Hideo Kurachi
Original assignee: NIPPON KOONSUTAACHI KK
Current assignee: NIPPON KOONSUTAACHI KK
Priority date: 1985-06-05
Filing date: 1985-06-05
Publication date: 1992-03-11
Also published as: JPS61278501A

Description

【発明の詳細な説明】[Detailed description of the invention]

産業上の利用分野本発明はデンプンの粒状成形物の製造方法に関
するものである。さらに詳しくいえば、本発明
は、デンプンを用いてロール型造粒機により、イ
ンスタント食品素材、菓子原料、人造米、各種醸
造用材料などとして好適に用いられるデンプンの
粒状成形物を容易に製造する方法に関するもので
ある。従来の技術従来、デンプン又はデンプンと他の原料との混
合物から成る粒状成形物は、例えばインスタント
食品素材、菓子原料、人造米などとして、さらに
は焼酎、清酒、味噌、醤油、みりん、酢などの醸
造用材料として用いられている。デンプンの粒状成形物の製造方法としては、こ
れまで、エクストルーダー、パフマシン、ペレツ
トミルなどの加圧押出成形機を用いる方法が知ら
れている。しかしながら、この加圧押出成形機を用いる方
法においては、棒状に押出したのち、これをカツ
ターで切断するため、例えば米粒のような断面積
が一定でない粒状体を製造することは困難である
上に、得られた成形物を炊いて食用とする場合、
その食感については、粘り、弾力、歯切れなどの
点で必ずしも満足しうるものではない。一方、人造米などの製造方法として、ロール型
造粒機を用いる方法が知られている。この方法に
おいては、原料の一部又は全部に穀粉、小麦粉、
小麦グルテンなどのタンパク含有物を使用し、こ
れらのタンパク質をバインダーとして粒状成形物
を得ている。しかしながら、このようなタンパク
含有物を用いると、その特有のにおいやアクなど
が製品に残存することは避けられないため、デン
プンのみを用いてロール型造粒機により粒状成形
物を得ることもこれまで試みられてきたが、デン
プン単独の場合、ロール表面への付着により連続
的に粒状成形物を生産することが不可能であつ
て、まだ実用化されていない。発明が解決しようとする問題点本発明の目的はこのような事情のもとで、原料
としてデンプンのみを用い、良好な形状を有し、
かつ食感に優れる上に、異味、異臭のない人造米
として、さらにはインスタント食品素材、菓子原
料、醸造用材料などとして好適なデンプンの粒状
成形物をロール型造粒機により容易に製造するた
めの方法を提供することにある。問題点を解決するための手段本発明者らは鋭意研究を重ねた結果、所定量の
水分を含有するデンプンを混練及び加圧して、そ
のアルフア化度を特定の範囲に調整するとともに
シート状に圧着し、これをロール型造粒機を用い
て所要形状の粒状体に成形することにより、前記
目的を達成しうることを見出し、この知見に基づ
いて本発明を完成するに至つた。すなわち、本発明は、デンプンを水分32〜43重
量％に調節したのち、混練及び加圧することによ
り、そのアルフア化度を40〜80％の範囲にすると
ともに、シート状に圧着し、次いでこのものをロ
ール表面に所要の形状のくぼみを刻設したロール
型造粒機により粒状に整形し、所望に応じさらに
これを蒸きようしたのち、水分20重量％以下に乾
燥することを特徴とするデンプンの粒状成形物の
製造方法を提供するものである。本発明において、原料に用いられるデンプンと
しては、例えばコーンスターチ、馬鈴しよデンプ
ン、甘しよデンプン、小麦デンプン、タピオカデ
ンプンなどのタンパク質をほとんど含有しない通
常タンパク質含有率が１％以下であるデンプン質
を主体としたものが挙げられ、これらはそれぞれ
単独で用いてもよいし、２種以上組み合わせて用
いてもよい。これらのデンプンの中で特にコーン
スターチが好適である。本発明においては、前記デンプンは水分32〜43
重量％、好ましくは35〜40重量％の範囲に調節さ
れる。この水分が32重量％未満では、ロール型造
粒機を用いて造粒する際に、硬すぎて造粒が不可
能であり、また43重量％を超えると、軟らかくな
りすぎて粒形を保持できず、造粒が困難となる。
水分の調節については、通常の方法で散水し、ニ
ーダーなどで混合して水分を均一化してもよい
し、あるいは、デンプン製造工程におけるウエツ
トミリング工程で得られるデンプンスラリーを脱
水することにより調節してもよい。次に、このようにして水分を調節したデンプン
を混練及び加圧することにより、そのアルフア化
度を40〜80％、好ましくは45〜75％の範囲にする
とともに、シート状に圧着する。この際使用する
装置は、その形状や構造について特に制限はない
が、ロール型圧扁装置やエクストルーダーを用い
るのが好ましい。また、エクストルーダーの中で
も減圧エクストルーダーは、アルフア化度の調節
が容易であり、かつ圧着も十分に行われるので好
適である。この際、デンプンのアルフア化度は前記の範囲
に調節されることが必要である。アルフア化度が
40％未満では、結着力が不足して造粒することが
不可能であり、一方80％を超えるとロール型造粒
機のロール表面への付着が著しくなり、該造隆機
の円滑な連続運転が困難となる。また、シート状に圧着されたものの密度は、
1.0〜1.5ｇ／cm³、好ましくは1.1〜1.4ｇ／cm³の範
囲にあることが望ましい。このようにしてシート状に圧着されたものは、
次に、ロール表面に所要の形状のくぼみを刻設し
たロール型造粒機により、粒状に成形される。この際、ロール表面の温度が上昇するので、強
制的に冷却して、該温度を50℃以下、好ましくは
30℃以下に保持することが望ましい。この温度が
50℃を超えるとロール表面への付着が著しくなつ
て、連続造粒が不可能となる。冷却方法として
は、冷媒を用いて、ロール内部又は外部若しくは
その両方より冷却する方法が用いられる。本発明においては、得られたデンプンの粒状成
形物の保形性、硬さ、溶解性、食感などを改良す
る目的で、デンプンに対し、固形分換算で10重量
％以下のバインダーを添加することができる。このバインダーとしては、例えばアルフア化デ
ンプン、デンプン糊化液、加工デンプン、ガム
類、ゼラチン、カラギーナン、デキストリン、ア
ルギン酸塩など、水の存在下でデンプン粒子間を
接着する能力を有し、かつ食用可能なものが挙げ
られ、これらはそれぞれ単独で用いてもよいし、
２種以上組み合わせて用いてもよい。これらのバ
インダーの添加量が、固形分換算でデンプンに対
し10重量％を超えると、造粒が困難となる。このようにして得られたデンプンの粒状成形物
は、所望に応じ保存性を高めるために、さらに蒸
きようしたのち、水分20重量％以下に乾燥しても
よい。また、この乾燥を80℃以上の温度で行うこ
とにより、デンプンのアルフア化度を85％以上と
し、調理の容易な製品とすることもできる。発明の効果本発明方法によると、デンプンのみを原料とし
て、ロール型成形機により容易にデンプン粒状成
形物が得られる。この粒状成形物は、例えば蒸し
て食用にする場合、良好な食感を有し、かつ異
味、異臭がないため、人造米、タンパク質除去食
として好適であり、さらに、インスタント食品素
材、菓子原料、あるいは焼酎、清酒、味噌、醤
油、みりん、酢などの醸造用材料として有用であ
る。実施例次に実施例により本発明をさらに詳細に説明す
る。なお各例中にアルフア化度はグルコアミラーゼ
法によつて測定したものである。実施例１コーンスターチ（市販品、タンパク質含有率
0.3％）15Kgずつをニーダー中で混合しながら、
これに水を散布することによつて、水分30重量
％、35重量％、37.5重量％、40重量％、42.5重量
％及び45重量％の試料を調製した。次いで、これらの試料を径20cmの二重平滑ロー
ルに通過させる操作を繰り返してアルフア化度60
％のシートとしたのち、米粒状のくぼみを表面に
有する径30cmの二重ロールを備えたロール型造粒
機により、回転速度15rpmの条件下で造粒したと
ころ、これらの試料のうち水分30重量％及び45重
量％のものは、全く造粒不可能であつたが水分35
重量％ないし42.5重量％のものは造粒可能で米粒
状成形物が得られた。なお、水分35重量％及び42.5重量％の試料を用
いた場合は、形状に欠損を生じたものが混入し、
また水分42.5重量％の試料を用いた場合にはロー
ルへの付着が認められた。実施例２実施例１と同様にして水分37.5重量％の試料を
調製し、アルフア化度30％、40％、50％、60％、
70％、80％及び90％になるまで、二重平滑ロール
を通過させたのち、造粒したところ、アルフア化
度30％及び90％のものは造粒不可能であつた。それ以外のものはいずれも造粒可能であつた
が、特にアルフア化度60％及び70％のものは外
観、硬さなどの品質が良好な成形物を与えた。実施例３実施例１と同様にして水分40重量％の試料を調
製し、実施例２と同様のアルフア化度のものが得
られるまで二重平滑ロールに通したのち、造粒し
たところ、アルフア化度30％及び90％のものは造
粒不可能であつた。また、アルフア化度40％及び70％のものを用い
た場合は、若干形状のそこなわれた造粒物の混入
が認められ、さらにアルフア化度70％のものはロ
ールへの付着を生じた。実施例４コーンスターチ15Kgを水分37.5重量％に調節し
二重平面ロールに３回通すことにより、アルフア
化度58％のシートを得た。これを米粒状くぼみを
有する二重ロールにて造粒したのち30分間蒸強
し、100℃で乾燥させて水分８重量％の製品を得
た。このもののアルフア化度は93％であつた。次に、このものを炊飯器により炊飯して食し、
官能テストを行つた。また、比較のため、米を常法により炊飯器で炊
飯し、官能テストを行つた。なお、炊き上りの水
分が両者同じになるように、垂範する際の水加減
を調整した。これらの結果を第１表に示す。比較例コーンスターチ15Kgを水分30重量％に調節し、
エクストルーダーにて圧力40Kg／cm²、品温120℃
の条件で径２〜３mmの棒状に押出し成形したの
ち、長さ３〜６mmに切断し乾燥させて水分８重量
％とした。このアルフア化度は92％であつた。このものについて、実施例２と同様に官能テス
トを行つた。その結果を第１表に示す。 INDUSTRIAL APPLICATION FIELD The present invention relates to a method for producing starch granular molded products. More specifically, the present invention uses starch to easily produce starch granules that are suitable for use as instant food ingredients, confectionery raw materials, artificial rice, various brewing materials, etc. using a roll-type granulator. It is about the method. Conventionally, granular molded products made of starch or a mixture of starch and other raw materials have been used, for example, as instant food materials, confectionery raw materials, artificial rice, etc., and also for shochu, sake, miso, soy sauce, mirin, vinegar, etc. It is used as a brewing material. As a method for producing granular starch products, methods using pressure extrusion molding machines such as extruders, puff machines, and pellet mills have been known so far. However, in this method using a pressure extrusion molding machine, the bar is extruded and then cut with a cutter, which makes it difficult to produce granules with irregular cross-sectional areas, such as rice grains. , When the resulting molded product is cooked and eaten,
Regarding its texture, it is not always satisfactory in terms of stickiness, elasticity, crispness, etc. On the other hand, a method using a roll-type granulator is known as a method for producing artificial rice and the like. In this method, some or all of the raw materials include grain flour, wheat flour,
Protein-containing materials such as wheat gluten are used to obtain granular molded products using these proteins as binders. However, when such protein-containing materials are used, it is inevitable that their characteristic odor and scum will remain in the product, so it is also possible to obtain granular molded products using a roll-type granulator using only starch. However, in the case of using starch alone, it is impossible to continuously produce granular molded products due to adhesion to the roll surface, and it has not yet been put to practical use. Problems to be Solved by the Invention Under these circumstances, the purpose of the present invention is to use only starch as a raw material, have a good shape,
To easily produce starch granules using a roll-type granulator that are suitable for use as artificial rice with excellent texture and no off-taste or off-odor, as well as instant food ingredients, confectionery ingredients, brewing ingredients, etc. The goal is to provide a method for Means for Solving the Problems As a result of extensive research, the present inventors have found that starch containing a predetermined amount of water is kneaded and pressurized, the degree of alphaning is adjusted to a specific range, and the starch is shaped into a sheet. The inventors have discovered that the above object can be achieved by pressing and molding this into granules of a desired shape using a roll-type granulator, and based on this knowledge, the present invention has been completed. That is, in the present invention, after adjusting the moisture content of starch to 32 to 43% by weight, the starch is kneaded and pressurized to bring the degree of alphaning to a range of 40 to 80%, and the starch is pressed into a sheet shape. A starch that is formed into granules using a roll-type granulator with recesses of the desired shape carved on the roll surface, further steamed as desired, and then dried to a moisture content of 20% by weight or less. The present invention provides a method for producing a granular molded product. In the present invention, starches used as raw materials include starches that contain almost no protein and usually have a protein content of 1% or less, such as corn starch, potato starch, amashiyo starch, wheat starch, and tapioca starch. These may be used alone or in combination of two or more. Among these starches, cornstarch is particularly preferred. In the present invention, the starch has a moisture content of 32 to 43
It is adjusted to a range of 35 to 40% by weight, preferably 35 to 40% by weight. If this water content is less than 32% by weight, it will be too hard to granulate using a roll-type granulator, and if it exceeds 43% by weight, it will become too soft and will not hold its shape. This makes granulation difficult.
The moisture content can be adjusted by sprinkling water in the usual way and mixing with a kneader to make the moisture uniform, or by dehydrating the starch slurry obtained in the wet milling process in the starch manufacturing process. It's okay. Next, the starch whose water content has been adjusted in this manner is kneaded and pressurized to bring the degree of alphaning to a range of 40 to 80%, preferably 45 to 75%, and is pressed into a sheet. There are no particular restrictions on the shape or structure of the device used at this time, but it is preferable to use a roll-type pressing device or an extruder. Further, among extruders, a reduced pressure extruder is preferable because the degree of alphaning can be easily adjusted and crimping can be performed sufficiently. At this time, it is necessary to adjust the degree of alpha-alphalation of starch within the above-mentioned range. Alpha degree
If it is less than 40%, the binding force will be insufficient and granulation will not be possible, while if it exceeds 80%, the adhesion to the roll surface of the roll type granulator will become significant and the smooth continuity of the ridge forming machine will be impaired. Driving becomes difficult. In addition, the density of the sheet-shaped material is
It is desirable that the amount is in the range of 1.0 to 1.5 g/cm ³ , preferably 1.1 to 1.4 g/cm ³ . The sheet crimped in this way is
Next, it is molded into granules using a roll-type granulator in which recesses of a desired shape are carved on the roll surface. At this time, the temperature of the roll surface increases, so it is forcibly cooled to lower the temperature to 50℃ or less, preferably
It is desirable to keep the temperature below 30℃. This temperature
If the temperature exceeds 50°C, adhesion to the roll surface becomes significant, making continuous granulation impossible. As a cooling method, a method is used in which a refrigerant is used to cool the roll from inside or outside or both. In the present invention, a binder is added to the starch in an amount of 10% by weight or less in terms of solid content in order to improve the shape retention, hardness, solubility, texture, etc. of the obtained starch granular molded product. be able to. Examples of the binder include alpha-gelatinized starch, starch gelatinization liquid, modified starch, gums, gelatin, carrageenan, dextrin, alginate, etc., which have the ability to bond between starch particles in the presence of water and are edible. These can be used alone or
Two or more types may be used in combination. If the amount of these binders added exceeds 10% by weight based on the starch in terms of solid content, granulation becomes difficult. The starch granules thus obtained may be further steamed and then dried to a moisture content of 20% by weight or less in order to improve storage stability, if desired. Furthermore, by performing this drying at a temperature of 80° C. or higher, the degree of alphaning of starch can be increased to 85% or higher, resulting in a product that is easy to cook. Effects of the Invention According to the method of the present invention, a starch granular molded product can be easily obtained using a roll molding machine using only starch as a raw material. When this granular molded product is steamed and eaten, it has a good texture and has no off-taste or odor, so it is suitable for artificial rice, protein-free food, and is also suitable for instant food materials, confectionery raw materials, etc. It is also useful as a brewing material for shochu, sake, miso, soy sauce, mirin, vinegar, etc. Examples Next, the present invention will be explained in more detail with reference to Examples. In each example, the degree of alphaning was measured by the glucoamylase method. Example 1 Corn starch (commercial product, protein content
0.3%) while mixing 15 kg each in a kneader.
Samples with moisture content of 30%, 35%, 37.5%, 40%, 42.5% and 45% by weight were prepared by spraying water thereon. Next, these samples were repeatedly passed through double smooth rolls with a diameter of 20 cm to reach an alpha degree of 60.
% sheets and then granulated at a rotation speed of 15 rpm using a roll-type granulator equipped with double rolls with a diameter of 30 cm and rice-grain-like depressions on the surface. % by weight and 45% by weight could not be granulated at all, but the water content was 35% by weight.
When the content was 42.5% by weight, granulation was possible and a rice granule-like molded product was obtained. In addition, when using samples with moisture content of 35% and 42.5% by weight, samples with defects in shape were mixed in.
In addition, when a sample with a water content of 42.5% by weight was used, adhesion to the roll was observed. Example 2 A sample with a moisture content of 37.5% by weight was prepared in the same manner as in Example 1, and the alpha degree was 30%, 40%, 50%, 60%,
When the particles were passed through double smooth rolls until they reached 70%, 80% and 90%, and then granulated, it was impossible to granulate those with an alpha degree of 30% and 90%. All of the other products could be granulated, but those with a degree of alphaning of 60% and 70% gave molded products with good quality such as appearance and hardness. Example 3 A sample with a water content of 40% by weight was prepared in the same manner as in Example 1, passed through double smooth rolls until the same degree of alphaning as in Example 2 was obtained, and then granulated. It was impossible to granulate those with a degree of oxidation of 30% and 90%. In addition, when using 40% and 70% alpha oxides, granules with slightly distorted shapes were found to be mixed in, and when 70% alpha oxides were used, they adhered to the roll. . Example 4 A sheet with a degree of alphaning of 58% was obtained by adjusting 15 kg of cornstarch to a moisture content of 37.5% by weight and passing it through a double flat roll three times. This was granulated using a double roll having rice-grain-like depressions, steamed for 30 minutes, and dried at 100°C to obtain a product with a water content of 8% by weight. The degree of alpha conversion of this product was 93%. Next, cook this in a rice cooker and eat it.
We conducted a sensory test. In addition, for comparison, rice was cooked in a rice cooker in a conventional manner and a sensory test was conducted. In addition, the amount of water when cooking was adjusted so that the moisture content of both dishes was the same after cooking. These results are shown in Table 1. Comparative example: 15 kg of cornstarch was adjusted to a moisture content of 30% by weight,
Extruder pressure 40Kg/cm ² , product temperature 120℃
After extrusion molding into a rod shape with a diameter of 2 to 3 mm under the following conditions, the product was cut into lengths of 3 to 6 mm and dried to a moisture content of 8% by weight. The degree of alphaning was 92%. A sensory test was conducted on this product in the same manner as in Example 2. The results are shown in Table 1.

【表】よつて官能テストを行つた。
実施例５コーンスターチ製造工程におけるコーンスター
チスラリー（固形分35重量％）を連続遠心脱水機
により水分40重量％に調節し、これを実施例１と
同様に連続的に造粒した。この際、造粒ロールの
表面温度は摩擦熱のために次第に上昇しロール表
面への付着が多くなつたので造粒ロール内部に冷
却水を通すことにより造粒ロールの表面温度を30
℃に保つようにした。この経過を第２表に示す。[Table] We conducted a sensory test.
Example 5 Cornstarch slurry (solid content: 35% by weight) in the cornstarch manufacturing process was adjusted to have a moisture content of 40% by weight using a continuous centrifugal dehydrator, and was continuously granulated in the same manner as in Example 1. At this time, the surface temperature of the granulation roll gradually rose due to frictional heat, and more adhesion to the roll surface occurred, so cooling water was passed through the inside of the granulation roll to lower the surface temperature of the granulation roll to
It was kept at ℃. The progress is shown in Table 2.

【表】実施例６コーンスターチ（市販品、水分12.8重量％）
100Kgをニーダーで混合しながら水43Kgを散布し
て水分39重量％に調節した。これを二重平滑ロー
ルを３連備えたロール型圧扁装置に連続的に供給
しアルフア化度62％、密度1.31ｇ／cm³、厚さ６〜
７mmのシートが得られた。このシートを直ちに二
重ロールの表面に多数の米粒状のくぼみを有する
ロール型造粒機により連続的に造粒した。このと
き造粒ロール内部に冷却水を通水しロール表面温
度を30℃に保つた。この結果形状の良い米粒状の
デンプンの粒状成形物が得られた。またロール表
面への付着物も少なく連続的な製造が可能であつ
た。実施例７コーンスターチ（市販品、水分12.8重量％）
100Kgにコーンスターチ糊化液（固形分４重量％）
45Kgをニーダーで混合しながら散布し水分38.6重
量％の混合物としこれを実施例６と同じ方法で造
粒した。このときシートのアルフア化度は65％で
あつた。この結果形状の良い米粒状のデンプンの
粒状成形物が連続的に製造できた。実施例８馬鈴しよデンプン（市販品、水分12重量％）
100Kgをニーダーで混合しながら水40Kgを散布し
て水分37重量％に調節した。これを実施例６と同
じ方法で造粒した。このときのシートのアルフア
化度は67％であつた。得られた粒状成形物は良好
な米粒状であり、連続製造可能であつた。実施例９実施例６で調製した水分39重量％のコーンスタ
ーチを減圧エクストルーダーにて混練加圧しシー
ト状に圧着した。このときのアルフア化度は54
％、密度は1.29ｇ／cm³であつた。このシートを実
施例６と同じ方法でロール型造粒機により造粒し
たところ形状の良い米粒状のデンプンの粒状成形
物が連続的に製造できた。実施例 11 実施例６〜実施例９で得られた粒状成形物を蒸
し器で30分間蒸し80℃以上の温度を保ちながら
105℃の乾燥器で水分12.5重量％となるように乾
燥した。このときのアルフア化度はいずれも90％
以上であつた。次にこの乾燥粒状成形物それぞれ
560ｇに水640mlを加え、炊飯器にて15分間炊いて
食したところいずれも異味、異臭はなく、食感も
満足できるものであつた。[Table] Example 6 Cornstarch (commercial product, moisture 12.8% by weight)
While mixing 100 kg with a kneader, 43 kg of water was sprinkled to adjust the moisture content to 39% by weight. This is continuously fed to a roll-type pressing device equipped with three double smooth rolls to obtain a degree of alphaning of 62%, a density of 1.31g/cm ³ , and a thickness of 6~
A 7 mm sheet was obtained. This sheet was immediately granulated continuously using a roll-type granulator having a large number of rice grain-shaped depressions on the surface of a double roll. At this time, cooling water was passed through the inside of the granulation roll to maintain the roll surface temperature at 30°C. As a result, a granular molded product of starch in the shape of rice grains with good shape was obtained. Further, there was little adhesion to the roll surface, and continuous production was possible. Example 7 Cornstarch (commercial product, moisture 12.8% by weight)
Corn starch gelatinization liquid (solid content 4% by weight) to 100Kg
45 kg was dispersed while mixing with a kneader to form a mixture with a water content of 38.6% by weight, which was granulated in the same manner as in Example 6. At this time, the degree of alphaning of the sheet was 65%. As a result, rice grain-like starch granules with good shape could be continuously produced. Example 8 Potato starch (commercial product, moisture 12% by weight)
While mixing 100 kg with a kneader, 40 kg of water was sprinkled to adjust the moisture content to 37% by weight. This was granulated in the same manner as in Example 6. The degree of alphaning of the sheet at this time was 67%. The obtained granular molded product had a good rice grain shape and could be manufactured continuously. Example 9 The corn starch with a moisture content of 39% by weight prepared in Example 6 was kneaded and pressurized using a vacuum extruder and pressed into a sheet. The degree of alphaization at this time is 54
%, and the density was 1.29 g/cm ³ . When this sheet was granulated using a roll-type granulator in the same manner as in Example 6, well-shaped starch granules in the shape of rice grains could be continuously produced. Example 11 The granular molded products obtained in Examples 6 to 9 were steamed in a steamer for 30 minutes while maintaining a temperature of 80°C or higher.
It was dried in a dryer at 105°C to a moisture content of 12.5% by weight. The degree of alpha conversion at this time was 90% in both cases.
That's all. Next, each of these dry granular moldings
When 640 ml of water was added to 560 g and cooked in a rice cooker for 15 minutes, there was no strange taste or odor and the texture was satisfactory.

Claims

【特許請求の範囲】[Claims]

１デンプンを水分32〜43重量％に調節したの
ち、混練及び加圧することにより、そのアルフア
化度を40〜80％の範囲にするとともに、シート状
に圧着し、次いでこのものをロール表面に所要の
形状のくぼみを刻設したロール型造粒機により粒
状に成形し、所望に応じさらにこれを蒸きようし
たのち、水分20重量％以下に乾燥することを特徴
とするデンプンの粒状成形物の製造方法。1. After adjusting starch to a water content of 32 to 43% by weight, kneading and pressurizing the starch to bring the degree of alphaning to a range of 40 to 80%, pressing it into a sheet, and then applying the desired amount to the roll surface. A granular starch product characterized by being formed into granules using a roll-type granulator with indentations in the shape of Production method.