JPH0413740Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0413740Y2 JPH0413740Y2 JP1984010291U JP1029184U JPH0413740Y2 JP H0413740 Y2 JPH0413740 Y2 JP H0413740Y2 JP 1984010291 U JP1984010291 U JP 1984010291U JP 1029184 U JP1029184 U JP 1029184U JP H0413740 Y2 JPH0413740 Y2 JP H0413740Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- card
- module
- edge
- edges
- reinforcing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000012779 reinforcing material Substances 0.000 claims description 15
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 11
- 239000000463 material Substances 0.000 description 5
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 5
- 238000005336 cracking Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000011491 glass wool Substances 0.000 description 2
- 239000000945 filler Substances 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
- 238000012795 verification Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Credit Cards Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、ICモジユールをカードの偏心され
た位置に配設したICカードに関するものである。
た位置に配設したICカードに関するものである。
ICモジユールをカード本体に内蔵したICカー
ドが知られており、所持者の照合のため、又は記
憶容量の増加のためにICが使用されている。
ドが知られており、所持者の照合のため、又は記
憶容量の増加のためにICが使用されている。
このようなICカードにおいては、カード本体
に内蔵されるICモジユールの大きさ、位置等が
規格により定められており、第１図に示すような
位置に内蔵される。１はICカード、２はICモジ
ユールである。
に内蔵されるICモジユールの大きさ、位置等が
規格により定められており、第１図に示すような
位置に内蔵される。１はICカード、２はICモジ
ユールである。
ところがカードは曲げられることがあり、その
場合にはカードの中心付近に曲げ応力が集中して
加えられる。第１図において例えば短辺縁３ａ，
３ｂを折り曲げて長辺縁４ａ，４ｂを互に接近さ
せるようにICカード１を折り曲げると、中心線
５付近に最も大きな曲げ応力が伝わる。
場合にはカードの中心付近に曲げ応力が集中して
加えられる。第１図において例えば短辺縁３ａ，
３ｂを折り曲げて長辺縁４ａ，４ｂを互に接近さ
せるようにICカード１を折り曲げると、中心線
５付近に最も大きな曲げ応力が伝わる。
その場合に第１図に示すような位置にICモジ
ユール２が配設されていると、ICモジユール２
の４つの辺縁２１ａ，２１ｂ，２１ｃ，２１ｄの
うち、中心線５に近接する辺縁２１ｂに沿うカー
ド１の辺縁の曲げ応力が最も大きく、該辺縁２１
ｂの両端の隅角部では応力集中を生じ、特にマー
ジンの小さい短辺縁３ａとの間の部分には亀裂が
生長し易く、ICカード１に点線で示すような割
れ目が入り、またICモジユール２がカード１か
ら浮き上がつて、カードが使用不能となる欠点が
あつた。
ユール２が配設されていると、ICモジユール２
の４つの辺縁２１ａ，２１ｂ，２１ｃ，２１ｄの
うち、中心線５に近接する辺縁２１ｂに沿うカー
ド１の辺縁の曲げ応力が最も大きく、該辺縁２１
ｂの両端の隅角部では応力集中を生じ、特にマー
ジンの小さい短辺縁３ａとの間の部分には亀裂が
生長し易く、ICカード１に点線で示すような割
れ目が入り、またICモジユール２がカード１か
ら浮き上がつて、カードが使用不能となる欠点が
あつた。
本考案は以上のような従来の欠点を解消し、カ
ードが折り曲げられた場合にもICモジユールの
辺縁に沿つて割れ目が入ることのないICカード
を提供することを目的とする。
ードが折り曲げられた場合にもICモジユールの
辺縁に沿つて割れ目が入ることのないICカード
を提供することを目的とする。
本考案は、ICモジユールをカードの偏心され
た位置に配設したICカードにおいて、カードの
辺縁の少なくとも一対の辺縁に、該辺縁に沿つて
辺縁に近接した細長い形状の補強材を配設したこ
とを特徴とするICカードである。
た位置に配設したICカードにおいて、カードの
辺縁の少なくとも一対の辺縁に、該辺縁に沿つて
辺縁に近接した細長い形状の補強材を配設したこ
とを特徴とするICカードである。
次に図面により本考案の一実施例を説明する。
第２図は本考案の一実施例である。カード１の偏
心された位置にICモジユール２が配設されてい
る。３１ａ，３１ｂは短辺縁３ａ，３ｂに近接し
て短辺縁３ａ，３ｂの方向に配設された補強材で
ある。４１ａ，４１ｂは長辺縁４ａ，４ｂに近接
して長辺縁４ａ，４ｂの方向に配設された補強材
である。補強材３１ａ，３１ｂ，４１ａ，４１ｂ
は第２図に示すように細長い形状とし、その素材
もよい。補強材３１ａ，３１ｂ，４１ａ，４１ｂ
は曲げ剛性が大きく、割れの生じにくい板状体、
例えばガラスウール、金属等を用い、カード材に
封止、貼着等して固定する。
第２図は本考案の一実施例である。カード１の偏
心された位置にICモジユール２が配設されてい
る。３１ａ，３１ｂは短辺縁３ａ，３ｂに近接し
て短辺縁３ａ，３ｂの方向に配設された補強材で
ある。４１ａ，４１ｂは長辺縁４ａ，４ｂに近接
して長辺縁４ａ，４ｂの方向に配設された補強材
である。補強材３１ａ，３１ｂ，４１ａ，４１ｂ
は第２図に示すように細長い形状とし、その素材
もよい。補強材３１ａ，３１ｂ，４１ａ，４１ｂ
は曲げ剛性が大きく、割れの生じにくい板状体、
例えばガラスウール、金属等を用い、カード材に
封止、貼着等して固定する。
また、ガラスウール等のフイラー材の場合には
カード材内に混入してシート状にしたものでもよ
い。
カード材内に混入してシート状にしたものでもよ
い。
このような補強材３１ａ，３１ｂ，４１ａ，４
１ｂを配設することによりカードを折り曲げた場
合の曲げ応力を低下せしめ、カードの割れ、IC
モジユール２の浮き上がりを防止できる。
１ｂを配設することによりカードを折り曲げた場
合の曲げ応力を低下せしめ、カードの割れ、IC
モジユール２の浮き上がりを防止できる。
すなわち、短辺縁３ａ，３ｂを折り曲げて長辺
縁４ａ，４ｂを互に接近するようにカード１を折
り曲げた場合に中心線５付近に生ずる最大曲げ応
力を補強材３１ａ，３１ｂにより低下せしめ、短
辺縁３ａの中央部付近からICモジユール２の辺
縁２１ｂに沿つてカード１に点線で示すような割
れ目が入るのを防止できる。
縁４ａ，４ｂを互に接近するようにカード１を折
り曲げた場合に中心線５付近に生ずる最大曲げ応
力を補強材３１ａ，３１ｂにより低下せしめ、短
辺縁３ａの中央部付近からICモジユール２の辺
縁２１ｂに沿つてカード１に点線で示すような割
れ目が入るのを防止できる。
また、長辺縁４ａ，４ｂを折り曲げて短辺縁３
ａ，３ｂを互に接近させるようにカード１を折り
曲げた場合に、中心線６付近に最大曲げ応力が生
じたときにも長辺縁４ａの中央部付近からICモ
ジユール２の辺縁２１ｃに沿つてカード１に点線
で示すような割れ目が入るのを補強材４１ａ，４
１ｂにより防止できる。
ａ，３ｂを互に接近させるようにカード１を折り
曲げた場合に、中心線６付近に最大曲げ応力が生
じたときにも長辺縁４ａの中央部付近からICモ
ジユール２の辺縁２１ｃに沿つてカード１に点線
で示すような割れ目が入るのを補強材４１ａ，４
１ｂにより防止できる。
したがつてこのように補強材３１ａ，３１ｂ，
４１ａ，４１ｂを配設すればどちらの方向への曲
げ応力に対してもカード１の破損を防止できる
が、必要に応じて補強材３１ａ，３１ｂ又は４１
ａ，４１ｂのみでもよいし、補強材３１ａ又は４
１ａのみとしてもよい。
４１ａ，４１ｂを配設すればどちらの方向への曲
げ応力に対してもカード１の破損を防止できる
が、必要に応じて補強材３１ａ，３１ｂ又は４１
ａ，４１ｂのみでもよいし、補強材３１ａ又は４
１ａのみとしてもよい。
第３図は本考案の他の実施例であり、補強材３
１ａとICモジユール２とが一体に形成されてい
るものである、図示しないが同様に補強材４１ａ
とICモジユール２とを一体に形成してもよい。
１ａとICモジユール２とが一体に形成されてい
るものである、図示しないが同様に補強材４１ａ
とICモジユール２とを一体に形成してもよい。
第４図は本考案の他の実施例であり、補強材３
１ａ，３１ｂ，４１ａ，４１ｂを一体に形成し環
状としたものである。
１ａ，３１ｂ，４１ａ，４１ｂを一体に形成し環
状としたものである。
第５図は本考案の他の実施例であり、第４図の
一体に形成した補強材とICモジユール２とを一
体に形成したものである。
一体に形成した補強材とICモジユール２とを一
体に形成したものである。
（考案の効果）
本考案は、カードの辺縁の少なくとも一対の辺
縁に、該辺縁に沿つて辺縁に近接した細長い形状
の補強材を配設したことにより、カードの一対の
短辺縁又は一対の長編縁に近接して細長い形状の
補強材を配設したので、短辺方向又は長辺方向さ
らに両方向に曲げ応力が加わつた場合に発生して
いた短辺縁又は長辺縁の中心線に沿つて発生する
カードの亀裂を防止するもので、これによりIC
カードを折り曲げた場合にもカードに割れ目が生
じたり、ICモジユールが剥離したりすることが
なく、破損することのないICカードを提供でき、
実用上大なる効果を奏する。
縁に、該辺縁に沿つて辺縁に近接した細長い形状
の補強材を配設したことにより、カードの一対の
短辺縁又は一対の長編縁に近接して細長い形状の
補強材を配設したので、短辺方向又は長辺方向さ
らに両方向に曲げ応力が加わつた場合に発生して
いた短辺縁又は長辺縁の中心線に沿つて発生する
カードの亀裂を防止するもので、これによりIC
カードを折り曲げた場合にもカードに割れ目が生
じたり、ICモジユールが剥離したりすることが
なく、破損することのないICカードを提供でき、
実用上大なる効果を奏する。
第１図は従来のICカードの説明図、第２図、
第３図、第４図、第５図は本考案の実施例の説明
図である。 １……カード、２……ICモジユール、３ａ，
３ｂ……短辺縁、４ａ，４ｂ……長辺縁、２１
ａ，２１ｂ，２１ｃ，２１ｄ……辺縁、３１ａ，
３１ｂ，４１ａ，４１ｂ，５１ａ，５１ｂ……補
強材。
第３図、第４図、第５図は本考案の実施例の説明
図である。 １……カード、２……ICモジユール、３ａ，
３ｂ……短辺縁、４ａ，４ｂ……長辺縁、２１
ａ，２１ｂ，２１ｃ，２１ｄ……辺縁、３１ａ，
３１ｂ，４１ａ，４１ｂ，５１ａ，５１ｂ……補
強材。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ICモジユールをカードの偏心された位置に
配設したICカードにおいて、カードの辺縁の
少なくとも一対の辺縁に、該辺縁に沿つて辺縁
に近接した細長い形状の補強材を配設したこと
を特徴とするICカード。 (2) 前記補強材が、カードの一対となつている短
辺縁および長辺縁にそれぞれ備えられている実
用新案登録請求の範囲第１項記載のICカード。 (3) 前記補強材が、ICモジユールの一端縁に接
続連結されたものである実用新案登録請求の範
囲第１項または第２項記載のICカード。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1029184U JPS60126863U (ja) | 1984-01-30 | 1984-01-30 | Ｉｃカ−ド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1029184U JPS60126863U (ja) | 1984-01-30 | 1984-01-30 | Ｉｃカ−ド |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60126863U JPS60126863U (ja) | 1985-08-26 |
| JPH0413740Y2 true JPH0413740Y2 (ja) | 1992-03-30 |
Family
ID=30491337
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1029184U Granted JPS60126863U (ja) | 1984-01-30 | 1984-01-30 | Ｉｃカ−ド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60126863U (ja) |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5283132A (en) * | 1975-12-31 | 1977-07-11 | Cii | Portable card for electric signal processor and method of fabricating same |
| JPS5812082A (ja) * | 1981-04-14 | 1983-01-24 | ガ−ア−オ−・ゲゼルシヤフト・フユ−ル・アウトマチオン・ウント・オルガニザチオン・エム・ベ−・ハ− | 識別カ−ド等のデ−タ−キヤリヤ− |
| JPS58138057A (ja) * | 1982-02-12 | 1983-08-16 | Dainippon Printing Co Ltd | Ｉｃカ−ド |
-
1984
- 1984-01-30 JP JP1029184U patent/JPS60126863U/ja active Granted
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5283132A (en) * | 1975-12-31 | 1977-07-11 | Cii | Portable card for electric signal processor and method of fabricating same |
| JPS5812082A (ja) * | 1981-04-14 | 1983-01-24 | ガ−ア−オ−・ゲゼルシヤフト・フユ−ル・アウトマチオン・ウント・オルガニザチオン・エム・ベ−・ハ− | 識別カ−ド等のデ−タ−キヤリヤ− |
| JPS58138057A (ja) * | 1982-02-12 | 1983-08-16 | Dainippon Printing Co Ltd | Ｉｃカ−ド |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60126863U (ja) | 1985-08-26 |
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