JPH04135127A - リードフレーム搬送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、搬送レールによって、インライン化された作
業ラインへリードフレームを供給および排出するように
なされた搬送装置に関するものである。

（従来の技術） 従来より、インライン化された作業ラインへ、リードフ
レームを供給し、作業ライン上でボンディング作業を行
った後、該リードフレームを排出するようになされた搬
送装置として、第３図に示すようなものが知られている
。

この搬送装置ａは、作業ラインとなる搬送レールｂと、
該搬送レールｂに並行して設けられたバスコンベアＣと
、これら搬送レールｂおヨヒハスコンベアＣの搬送前端
部に設けられ、該搬送レールｂもしくはバスコンベアＣ
にリードフレームＷを送るようになされたローディング
コンベアｄと、これら搬送レールｂおよびバスコンベア
Ｃの搬送後端部に設けられ、該搬送レールｂもしくはバ
スコンベアＣからのリードフレームＷを受けるようにな
されたアンローディングコンベアｅとによって構成され
ている。そして、この搬送装置ａは、直列に複数台接続
した状態で、各搬送装置ａの搬送レールｂを作業ライン
Ａ、Ｂ・・・とじて、リードフレームＷのボンディング
作業を行うようになされている。

すなわち、搬送装置ａの作業ラインＡでボンディング作
業を行う場合、前工程のコンベア（図示省略）を通って
きた作業前のリードフレームＷを、ローディングコンベ
アｄを介して搬送レールｂに供給し、ボンディング終了
後、アンローディングコンベアｅを介して隣接する搬送
装置ａのバスコンベアＣに排出する。

また、作業ラインＡ以降の作業ラインでボンディング作
業を行う場合は、バスコンベアＣによってリードフレー
ムＷを、作業ラインＡ以降に通過させた後、この作業ラ
インＡ以降の搬送装置ａの作業ライン（例えばＢ）で上
記動作をさせる。

（発明が解決しようとする課題） しかし、上記従来の搬送装置では、以下のような不都合
を生じることとなる。

すなわち、搬送レールｂおよびバスコンベアＣの搬送方
向に対してローディングコンベアｄおよびアンローディ
ングコンベアｅの搬送方向が異なるため、搬送過程でリ
ードフレームＷの搬送方向を順次変更して搬送しなけれ
ばならず、搬送ミスを起こすこととなり、確実な搬送作
業が行えなくなる。

また、バスコンベアＣは、次装置へのリードフレームＷ
の供給と、前装置からのリードフレームＷの排出とを行
うこととなるため、該パスコンベアＣ上にボンディング
終了後のリードフレームＷがあるような場合、次装置へ
のボンディング作業前のリードフレームＷを供給するこ
とができなくなり、作業効率が低下する。

本発明は、係る実情に鑑みてなされたもので、確実な搬
送作業を行うとともに、生産性を向上させることのでき
るリードフレーム搬送装置を提供することを目的として
いる。

（課題を解決するための手段） 本発明のリードフレーム搬送装置は、搬送レールによっ
て、インライン化された作業ラインへリードフレームを
供給および排出するようになされた搬送装置であって、
同一搬送方向で上下２段に固定された上段搬送レールと
下段搬送レールとを具備し、搬送方向に対して垂直上下
方向に上下動可能となされた上下移動装置と、該上下移
動装置の搬送方向に並行するように、該上下移動装置に
隣接して設けられた排出搬送レールと、同一搬送方向で
左右に隣接して固定された左側搬送レールと右側搬送レ
ールとを具備し、搬送方向に対して直角水平方向に左右
動可能となされた左右移動装置と、該左右移動装置の搬
送方向に並行するように、該左右移動装置に隣接して設
けられた供給搬送レールとからなり、前記上下移動装置
が上下動することによって、上段搬送レールおよび下段
搬送レールが左右移動装置および供給搬送レールに連通
ずるようになされ、前記左右移動装置が左右動すること
によって、左側搬送レールおよび右側搬送レールが上下
移動装置および排出搬送レールに連通ずるようになされ
たものである。

（作用） 上下移動装置の上段搬送レールおよび下段搬送レールに
搭載されたリードフレームは、該上下移動装置を上下動
させることで、左右移動装置および供給搬送レールに移
送することができる。また、左右移動装置を左右動させ
ることで、該左右移動装置の左側搬送レールおよび右側
搬送レールに、上下移動装置からのリードフレームおよ
び排出搬送レールからのリードフレームを移送すること
ができる。

（実施例） 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。

第１図は、複数台のリードフレーム搬送装置（以下、単
に搬送装置と言う。）　１を連結して搬送ラインを構成
し、それぞれの搬送装置１にダイボンダもしくはワイヤ
ボンダの作業ラインＡ、Ｂ。

Ｃ，Ｄをインライン化した状態を示している。

すなわち、この搬送装置１は、同一搬送方向で上下２段
に固定された上段搬送レール２０と下段搬送レール２１
とを具備し、搬送方向に対して垂直上下方向に上下動可
能となされた上下移動装置２と、該上下移動装置２の搬
送方向に並行するように、該上下移動装置２に隣接して
設けられた排出搬送レール３と、同一搬送方向で左右に
隣接して固定された左側搬送レール４０と右側搬送レー
ル４１とを具備し、搬送方向に対して直角水平方向に左
右動可能となされた左右移動装置４と、該左右移動装置
４の搬送方向に並行するように、該左右移動装置４に隣
接して設けられた供給搬送し〜ル５とからなり、上下移
動装置２および左右移動装置４の動作によって、リード
フレームＷを作業ラインＡ、Ｂ、Ｃ，Ｄに効率よく供給
および排出するようになされている。

上下移動装置２は、下動状態で上段搬送レール２０と供
給搬送レール５とが連通ずるようになされている。また
、上動状態で下段搬送レール２１と供給搬送レール５と
が連通ずるとともに、上段搬送レール２０と左動状態の
左側搬送レール４０とが連通ずるようになされている。

そして、この上動状態における上段搬送レール２０が作
業ラインとなる。

左右移動装置４は、右動状態で左側搬送レール４０と排
出搬送レール３とが連通ずるようになされている。また
、左動状態で右側搬送レール２１と排出搬送レール３と
が連通ずるとともに、左側搬送レール４０と上動状態の
上段搬送レール２０とが連通するようになされている。

すなわち、この搬送装置１は、第２図に示す４つの作動
状態を取るようになされている。

次に、上記第１図に示す搬送ラインの動作を、該搬送ラ
インにおける１つの搬送装置１を例にし、ボンディング
作業を行う場合、ボンディング作業前のリードフレーム
を通過させる場合、ボンディング作業後のリードフレー
ムを通過させる場合の３つの場合について説明する。

最初に、ボンディング前のリードフレームＷを作業ライ
ンＢでボンディング作業する場合について説明する。ま
ず、第２図（ａ）に示すように、搬送装置１手前の供給
搬送レール５から上段搬送レール２０にリードフレーム
Ｗが供給される。ついで、第２図（ｂ）に示すように、
上段搬送レール２０が作業ラインＢまで上動する。ここ
でピッチ送りされながらリードフレームＷのボンディン
グ作業が行われ、作業後のリードフレームＷは左側搬送
レール４０に移送される。その後、第２図（ｅ）に示す
ように、左側搬送レール４０は右動して排出搬送レール
３と連通し、該左側搬送レール４０から、次の搬送装置
１の排出搬送レール３へと排出される。

次に、搬送装置１のボンディング作業中に、該搬送装置
１０手前の搬送装置１から次の搬送装置１へと、ボンデ
ィング作業前のリードフレームＷを通過させる場合につ
いて説明する。まず、搬送装置１が第２図（ａ）および
第２図（ｄ）に示す作動状態となっている場合、手前の
搬送装置１から供給されたリードフレームＷは、上段搬
送レール２ｏおよび供給搬送レール５を通過して次の搬
送装置１へと供給される。また、第２図（ｂ）および第
２図（Ｃ）に示す作動状態となっている場合、手前の搬
送装置１から供給されたリードフレームＷは、下段搬送
レール２１および供給搬送レール５を通過して次の搬送
装置１へと供給される。

次に、搬送装置１のボンディング作業中に、該搬送装置
１０手前の搬送装置１から次の搬送装置１へと、ボンデ
ィング作業後のリードフレームＷを通過させる場合につ
いて説明する。まず、搬送装置１が第２図（ａ）および
第２図中）に示す作動状態となっている場合、手前の搬
送袋Ｗ１から供給されたリードフレームＷは、排出搬送
レール３および右側搬送レール４１を通過して次の搬送
装置１へと供給される。また、第２図（Ｃ）および第２
図（ｄ）に示す作動状態となっている場合、手前の搬送
装置１から供給されたリードフレームＷは、排出搬送レ
ール３および左側搬送レール４０を通過して次の搬送装
置１へと供給される。

（発明の効果） 以上述べたように、本発明によると、上下移動装置およ
び左右移動装置を作動させることによってリードフレー
ムの搬送路の変更が行われるので、確実な搬送を行うこ
とができる。

また、上下移動装置および左右移動装置は、それぞれ２
つの搬送レールを具備して構成されているので、作業ラ
インにリードフレームが搬送されている時であっても、
搬送装置内に、ボンディング作業前およびボンディング
作業後のリードフレームが通過することができる搬送路
を確保することができ、リードフレームの搬送待ち時間
を削減して生産性を向上することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図および第２図は本発明に係る図面であって、第１
図は複数のリードフレーム搬送装置によって構成した搬
送ラインの概略を示す斜視図、第２図（ａ）ないし第２
図（ｄ）は搬送装置の作動状態を示す斜視図、第３図（
ａ）は従来の搬送装置の概略を示す平面図、第３図（′
ｂ）は同側面図である。 １・・・リードフレーム搬送装置 ２・・・上下移動装置 ２０・・・上段搬送レール ２１・・・下段搬送レール ３・・・排出搬送レール ４・・・左右移動装置 ４０・・・左側搬送レール ４１・・・右側搬送レール ５・・・供給搬送レール Ａ、Ｂ、Ｃ，Ｄ・・・作業ライン Ｗ・・・リードフレーム

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）搬送レールによって、インライン化された作業ライ
   ンへリードフレームを供給および排出するようになされ
   た搬送装置であって、 同一搬送方向で上下２段に固定された上段搬送レールと
   下段搬送レールとを具備し、搬送方向に対して垂直上下
   方向に上下動可能となされた上下移動装置と、 該上下移動装置の搬送方向に並行するように、該上下移
   動装置に隣接して設けられた排出搬送レールと、 同一搬送方向で左右に隣接して固定された左側搬送レー
   ルと右側搬送レールとを具備し、搬送方向に対して直角
   水平方向に左右動可能となされた左右移動装置と、 該左右移動装置の搬送方向に並行するように、該左右移
   動装置に隣接して設けられた供給搬送レールとからなり
   、 前記上下移動装置が上下動することによって、上段搬送
   レールおよび下段搬送レールが左右移動装置および供給
   搬送レールに連通するようになされ、 前記左右移動装置が左右動することによって、左側搬送
   レールおよび右側搬送レールが上下移動装置および排出
   搬送レールに連通するようになされたことを特徴とする
   リードフレーム搬送装置。