JPH04135055U - 電話装置 - Google Patents

電話装置

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JPH04135055U
JPH04135055U JP5115091U JP5115091U JPH04135055U JP H04135055 U JPH04135055 U JP H04135055U JP 5115091 U JP5115091 U JP 5115091U JP 5115091 U JP5115091 U JP 5115091U JP H04135055 U JPH04135055 U JP H04135055U
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audio signal
telephone
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central processing
signal
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JP5115091U
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Inventor
祥 柴田
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カシオ計算機株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電話装置に全く手を触れないでも送受信がで
きるようにすること。 【構成】 中央処理装置13によって制御される外部ス
ピーカ28と外部マイク8を設け、中央処理装置に特定
の音声信号の記憶装置24と、特定の音声信号を判別す
る音声信号認識装置30とを接続し、特定の音声信号が
入力された場合に中央処理装置を介してフックスイッチ
9を閉成するようにする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、電話装置、特にハンズフリー電話装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
受話器を手に持たないで通話することができる従来のハンズフリー電話装置は 、電話装置に設けられた特定のハンズフリー用の押し釦スイッチ(オンフックス イッチ)を押した場合にのみ、電話装置の本体部に設けられた外部スピーカと外 部マイクにより通話ができるように構成されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、電話装置の利用者がハンズフリー機能を利用したい場合は、そ の時点で手を離せないとき(特に受信時に多い)であり、かつ電話装置から離れ ているときが多い。ところが、上述したような従来のハンズフリー電話装置では 、ハンズフリー用の押し釦スイッチが電話装置本体側に設けられているため、利 用者が電話装置の置いてあるところへ行って押し釦スイッチを押さなければなら ず、ハンズフリー機能を活かしきれないと言う問題点があった。 この考案は上述したような事情に鑑みなされたもので、その目的とするところ は、利用者が手を離せず、かつ電話装置から離れていてもハンズフリー通話がで きるようにした電話装置を提供するにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この考案においては上述した目的を達成するために、着信音声拡声用外部スピ ーカと、送信音声送出用外部マイクとを備えた電話装置を構成するに際し、特定 の音声信号を記憶する記憶手段と、該記憶手段に記憶された前記特定の音声信号 と外部マイクを介して入力された音声信号とを比較して特定の音声信号を認識す る音声信号認識手段と、音声信号認識手段が特定の音声信号の入力を認識した場 合に電話装置のフックスイッチを閉成する制御手段とを設け、音声認識によりハ ンズフリー通話を行えるようにしたことを要点とする。
【0005】
【実施例】
以下、図1を参照してこの考案の一実施例を詳細に説明する。 図1に示す例は多機能の電話装置で、送受信信号を制御するスピーチネットワ ーク装置1を備えている。このスピーチネットワーク装置1には並行線コードa 、bの一端が接続されており、並行線コードa、bの他端はモジュラージャック 2を介して電話回線3に着脱可能に接続されている。スピーチネットワーク装置 1は、通話時に電話回線3からの受信信号を音声信号に変換し、送信する音声を 送信信号に変換して電話回線3に送り出す手段で、電話回線契約がプッシュホン 回線契約である場合には、発信の際のDTMF(Dual Tone Mult i−Frequency)トーン信号を後述するDTMFジェネレータ22から 受けて電話回線3へと送り出す役目も果たす。スピーチネットワーク装置1は2 組の並行なリード線c、dおよびe、fを介してスピーカフォンプロセッサー4 に接続されている。
【0006】 スピーカフォンプロセッサー4はスピーカ5およびマイク6を備えたハンドセ ット7に接続されている。また、スピーカフォンプロセッサー4にはハンズフリ ーで送話できる外部マイク8も接続されている。また、並行線コードaにはスピ ーチネットワーク装置1の前段において、フックスイッチ9が接続されている。 フックスイッチ9はハンドセット7が持ち上げられたとき、あるいは後述する特 定の音声信号が入力されたとき、または電話装置に備えられたオンフックスイッ チ(図示省略)が押されたときメークするスイッチであり、電話機の非使用時に はブレーク状態にある。このフックスイッチ9は後述するように中央処理装置1 3の制御下にある。
【0007】 並行線コードa、bにはフックスイッチ9の前段において、検波用ブリッジ回 路10が接続されており、またこの検波用ブリッジ回路10の前段において並行 線コードa、bには、同じく検波用ブリッジ回路10を介してトーンリンガー部 11が接続れている。トーンリンガー部11は電話回線3を介して交換機から呼 出信号を受けると、後述する中央処理装置13へ呼出検出信号を出力するととも にスピーカ12を駆動して呼出音を発生する。
【0008】 上述した構造が電話機の基本的構造であるが、この例は多機能電話機であるた め、複数の機能を発揮するためのデバイスが付加されている。これらの付加デバ イスは中央処理装置13の制御のもとに作動されるが、交換機側からの送電電力 では電力が足りず、これらのデバイスの電源はAC電源より供給を受けるように なっている。
【0009】 AC電源はACアダプター14を介して得られる。ACアダプター14の一端 はACコード15を介してACプラグ16に接続されており、ACアダプター1 4の他端は図示していない電源ジャックを介して電話機の直流電源端子(図示省 略)に接続されている。ACアダプター14は交流を直流に変換し、直流電圧V dcとし、複数の機能デバイスを作動させる。また、AC電源よりの供給電圧V dcは、停電などによりAC電源の供給が絶たれたとき、付加された複数の機能 デバイスが動作不良になることを防止するために、2次電池17によってバック アップされている。2次電池17は複数のダイオードDiの組合せからなる切り 替え回路18を備えている。切り替え回路18は通常はAC電源を機能デバイス 側に供給するとともに、2次電池17の充電を行っているが、停電になると2次 電池17が電力を供給する。
【0010】 上述したAC電源によって作動される複数の機能デバイスは中央処理装置13 によって制御される。すなわち、中央処理装置13にはキーマトリクススイッチ 19がデータバス20を介して接続されており、発信時においてキーマトリクス スイッチ19の入力を受けると中央処理装置13はダイヤラーとして機能し、デ ータバス21によって接続されたDTMFジェネレータ22にダイヤル情報を送 る。DTMFジェネレータ22はDTMF信号を発し、スピーチネットワーク装 置1から電話回線3へとDTMF信号を送り出す。中央処理装置13にはデータ バス23を介して記憶装置24が接続されている。記憶装置24は特定の音声信 号を記憶している。
【0011】 中央処理装置13はデータバス25を介してスピーチネットワーク装置1及び メロデイIC26に接続されており、キーマトリクススイッチ19の保留ボタン (図示省略)が押された場合にはメロデイIC26を作動させてメロディを発し 、スピーチネットワーク装置1を介して電話回線3へとメロディを送り出す。
【0012】 また、スピーチネットワーク装置1とスピーカフォンプロセッサー4との間に おいて、リード線c、dにはオーデイオアンプ27が接続されている。このオー デイオアンプ27はスピーカフォンプロセッサー4及び外部スピーカ28にも接 続されている。そして、キーマトリクススイッチ19内のオンフックスイッチの 操作によってスピーカフォンモードに設定されると、外部マイク8と外部スピー カ28を利用してハンズフリーの状態で、即ち手を使わずに通話を行うことがで きる。この場合、音響結合を防止するため、スピーカフォンプロセッサー4は外 部スピーカ28への信号が大きい場合にはマイク8の音量を減衰させ、マイク8 からの信号が大きいときにはオーデイオアンプ27の利得を減衰させると言う動 作を行う。
【0013】 一方、スピーチネットワーク装置1とスピーカフォンプロセッサー4との間に おいて、リード線e、fには音声信号認識装置30が接続されている。また、こ の音声信号認識装置30は、データバス29によって中央処理装置13と接続さ れている。音声信号認識装置30は、外部マイク8から入力された音声信号を分 析する音声分析部と、この音声分析部で分析された音声信号と中央処理装置13 を介して記憶装置24から読み出された音声信号と比較し、両信号が一致した場 合に中央処理装置13へ一致検出信号を出力する比較照合部とを有しており、両 信号が一致した場合には中央処理装置13を介してフックスイッチ9をメークさ せ、電話装置を受信または発信状態にセットする。なお、記憶装置24に予め記 憶されている音声信号は、キーマトリクススイッチ19内の音声登録スイッチの 操作により設定される音声登録モードにおいて、外部マイク8から入力され且つ 前記音声分析部で分析された音声信号である。
【0014】 つぎに、以上のように構成されたこの実施例の動作について説明する。 電話装置が不使用状態ではフックスイッチ9はブレーク状態にあり、電話装置 は待機状態にあり、中央処理装置13はその制御下にある機能デバイスを監視し ている。この状態で、着信があると、即ち電話回線3を介して交換機から呼出信 号が入力されると、トーンリンガー部11はスピーカ12を駆動して呼出音を発 生するとともに呼出検出信号を中央処理装置13へ送出する。中央処理装置13 は、呼出検出信号を受けると音声信号認識装置30、スピーカフォンプロセッサ ー4を待機状態、即ち、外部マイク8からの音声信号の入力待ち状態とする。
【0015】 この状態で利用者が予め定められた音声信号を発すると、この音声信号は外部 マイク8及びスピーカフォンプロセッサー4を順次介して音声信号認識装置30 に入力され分析された後、中央処理装置13を介して記憶装置24から読出され た音声信号と比較される。入力された音声信号が記憶された音声信号と一致した 場合には、中央処理装置13からの制御信号によりフックスイッチ9をメークさ せ、電話装置を通話状態にする。同時に中央処理装置13はスピーチネットワー ク装置1を介してオーディオアンプ27を駆動させ、外部スピーカ28から通話 者の音声を発声させる。そして、利用者は外部マイク8によって送話することに より、ハンズフリー状態での通話を行なうことができる。
【0016】 もちろん、上述した音声信号によって電話装置を通話状態にする方法以外に、 ハンドセット7を持ち上げ、フックスイッチ9をメークさせたり、キーマトリッ クススイッチ19のオンフックスイッチを押してフックスイッチ9をメークさせ たりして電話装置を通話状態にしてもよい。
【0017】 ところで、通話状態を終了させるには、通話終了用の特定の音声信号を記憶装 置24に記憶させておき、利用者がその音声信号を発声することにより電話装置 を待機状態に戻せばよい。また、所定時間の無音状態が続いたら通話終了となる ようにプログラムを組んでおいてもよく、さらに、通話相手がハンドセットを降 ろしたら自動的に通話終了となるようにプログラムしておいてもよい。 もちろん、従来と同様にハンドセット7を持ち上げて再び降ろしたり、電話装 置に設けられたオンフックスイッチを押して通話状態を終了させてもよい。
【0018】 なお、上述した実施例にあっては外部マイク8と外部スピーカ28とはそれぞ れ1個ずつ設けてあるが、これらを複数組設け、かつ移動可能に構成しておけば 、電話装置に直接的に音声が届かないところ、例えば別の部屋などからでも通話 が可能である。 また、上述した実施例では着信時のハンズフリー通話についてのみ説明したが 、発信時のハンズフリー通話もできるのは勿論である。すなわち、発信用の音声 信号を定めておき、この音声信号が入力されたときフックスイッチ9がメークさ れるようにプログラムしておくとともに、音声信号認識装置30が0〜9の音声 信号を識別して認識できるように構成しておけば、口頭で発信することができる 。このとき、利用者が発声した数字を音声信号認識装置30が誤認識して発信し てしまう恐れがある場合には、認識した数字を音声合成により外部スピーカ28 から放音するようにすればよい。
【0019】
【考案の効果】
以上説明したようにこの考案によれば、着信音声拡声用外部スピーカと、送信 音声送出用外部マイクとを備えた電話機構成するに際し、特定の音声信号を記憶 する記憶手段と、この記憶手段に記憶された特定の音声信号と外部マイクを介し て入力された音声信号とを比較して特定の音声信号を認識する音声信号認識手段 と、この音声信号認識手段が特定の音声信号の入力を認識した場合に電話機のフ ックスイッチを閉成する制御手段とを設ける構成にしてあるため、本来の意味に おけるハンズフリー機能を持った電話装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を説明する電話装置のブロ
ック回路図。
【符号の説明】
1 スピーチネットワーク装置 3 電話回線 4 スピーカフォンプロセッサー 9 フックスイッチ 13 中央処理装置 24 記憶装置 30 音声信号認識装置

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着信音声拡声用外部スピーカと、送信音
    声送出用外部マイクとを備えた電話装置において、特定
    の音声信号を記憶する記憶手段と、該記憶手段に記憶さ
    れた特定の音声信号と前記外部マイクを介して入力され
    た音声信号とを比較して前記特定の音声信号の入力を認
    識する音声信号認識手段と、前記音声信号認識手段が前
    記特定の音声信号の入力を認識した場合に、前記電話装
    置のフックスイッチを閉成する制御手段とを設けたこと
    を特徴とする電話装置。
JP5115091U 1991-06-07 1991-06-07 電話装置 Pending JPH04135055U (ja)

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6130850A (ja) * 1984-07-23 1986-02-13 Masao Uchiumi 電話装置
JPS63122339A (ja) * 1986-11-11 1988-05-26 Sekisui Chem Co Ltd ハンドフリ−通話装置
JPS63161760A (ja) * 1986-12-24 1988-07-05 Nec Corp 電話機
JPH01251940A (ja) * 1988-03-31 1989-10-06 Canon Inc 電話機

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