JPH04133188U - フロン等冷媒を使わない切り花 野菜、食肉などの保存システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 ［目的］ 冷媒を使わないで冷気をつくり、殺菌効果も
あるように考案した野菜、切り花、食肉などの保存器に
関するシステムである。 ［構成］ 保存を望む物を入れる箱（１）の中に、圧縮
空気をサイレンサー付ノズル（２）を通す事により低温
化した圧縮空気を入れる。また圧縮空気の一部オゾン発
生装置（３）に通す事によりオゾンをつくり、このオゾ
ンも保存を望む物を入れる箱（１）に入れる。 ［選択図］［システム図］

Description

【考案の詳細な説明】 ［０００１］ ［産業上の利用分野］ この考案は、凍結を好まない切り花、野菜、食肉など、長期保存を可能に するシステムである。

［０００２］ ［従来の技術］ 従来、切り花、野菜、食肉など保存するシステムは いろいろあるが温度 を下げて保存する場合は、フロン等冷媒を使うシステムが主流をしめてい た。また窒素ガスを封入するシステムなどあった。

［０００３］ ［考案が解決しようとする課題］ これには、次のような欠点があった。

（イ）フロン等冷媒を使ったシステムでは、保存しようとする物、及び周囲 の水分を奪いやすかった。

（ロ）保存しようとする物にいったん黴などが生えると抑えるてだてが無か った。

（ハ）保存しようとする物の種類が異なる場合、それぞれに匂が移ってしま った。

本案は、これらの欠点を解消するためになされたものである。

［０００４］ ［課題を解決するための手段］ 圧縮空気（４）をサイレンサー付きノズル（２）とオゾン発生装置（３）に とおす。サイレンサー付きノズル（２）をとおった圧縮空気は低温化した圧 縮空気（５）に変り、保存を望む物を入れる箱（１）の中に入り温度を下げ る。またオゾン発生装置（３）をとおった圧縮空気は、オゾン（６）に変化 して保存を望む物を入れる箱（１）に入る。

以上の構成からなるフロン等冷媒を使わない切り花、野菜、食肉などの 保存システムである。

［０００５］ ［作 用］ 圧縮空気（４）から保存を望む物を入れる箱（１）の中の温度を下げ、圧縮 空気（４）からオゾン（６）に変化させて保存を望む物を入れる箱（１）の 中にある物の殺菌と脱臭もおこなう。

［０００６］ ［実施例］ 以下、本案の実施例について説明する。

（イ）送風、吸引、圧縮ポンプなどで作られた圧縮空気（４）は、サイクロン の原理を応用したサイレンサー付きノズル（２）で高速の回転を与え熱の移 動を起こして低温化現象により冷気を発生させる。この冷気をつかって保存 を望む物を入れる箱（１）の中の温度を下げて、保存を望む物の温度を下げ 保存する。

（ロ）紫外線、沿面、無声放電法など数あるオゾン発生装置（３）から発生さ せたオゾン（６）の特性の、脱臭、殺菌などの効果を保存を望む物を入れる 箱（１）に取り込みつかう。

［０００７］ ［考案の効果］ 本案は、以上のように構成したシステムであり切り花、野菜、食肉の保 存に用いることにより、保存効果をいっそう高め長期保存が可能となる。

また移動式保冷システムにも活用でき効果を発揮でき、フロンなどの冷 媒を使わないため地球にも優しい。

【図面の簡単な説明】 ［図 １］本考案の仕様状態を示すシステム図であ。 ［符号の説明］ （１）は保存を望む物を入れる箱 （２）はサイレンサー付きノズル （３）はオゾン発生装置 （４）は圧縮空気 （５）は低温化した圧縮空気 （６）はオゾン

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 ［請求項 １］ 保存を望む物を入れる箱（１）にサイ
   レンサー付きノズル（２）を取り付けた、切り花、野
   菜、食肉などの保存システム。 ［請求項 ２］保存を望むものを入れる箱（１）にサイ
   レンサー付きノズル（２）とオゾン発生装置（３）を取
   り付けた、切り花、野菜、食肉などの保存システム。