JPH041321A - 水中揚荷装置及びそれに用いるフロータ - Google Patents
水中揚荷装置及びそれに用いるフロータInfo
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- JPH041321A JPH041321A JP10423690A JP10423690A JPH041321A JP H041321 A JPH041321 A JP H041321A JP 10423690 A JP10423690 A JP 10423690A JP 10423690 A JP10423690 A JP 10423690A JP H041321 A JPH041321 A JP H041321A
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- Japan
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- winch
- floater
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- float
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- 239000004575 stone Substances 0.000 abstract description 14
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 7
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 2
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- 238000005303 weighing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Underground Or Underwater Handling Of Building Materials (AREA)
- Revetment (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
(産業上の利用分野1
本発明は水中揚荷装置及びそれに用いるフロータに関す
るもので、主として、護岸、防波堤の基礎マウンドの表
面の石均しゃ小型の消波ブロック等、設計通りの形状に
配置する作業を潜水士が水中で操作を行ない、作業の能
率アップと事故を少なくすることを目的に開発したもの
である。 [従来の技術] 土地造成の護岸や防波堤の基礎マウンド、あるいは保護
ブロック等の形成は、クレーン付の船舶で所定の場所へ
10kg〜2を位の石やコンクリートで作成したブロッ
クを投入して、潜水士が潜水船に取付けているウィンチ
を船上員に操作してもらい、水底で均し作業を行なって
いる。
るもので、主として、護岸、防波堤の基礎マウンドの表
面の石均しゃ小型の消波ブロック等、設計通りの形状に
配置する作業を潜水士が水中で操作を行ない、作業の能
率アップと事故を少なくすることを目的に開発したもの
である。 [従来の技術] 土地造成の護岸や防波堤の基礎マウンド、あるいは保護
ブロック等の形成は、クレーン付の船舶で所定の場所へ
10kg〜2を位の石やコンクリートで作成したブロッ
クを投入して、潜水士が潜水船に取付けているウィンチ
を船上員に操作してもらい、水底で均し作業を行なって
いる。
この方法は、現在量も多く利用されているが、潜水士が
直接操作ができず、潜水士の指令によりウィンチ船で操
作するため、交信の間違い、ウィンチ操作の間違いなど
があり、風、波、うねりによる影響や潮流による影響も
大きく、水深の深い(10m以上)場所では振子の原理
で所定位置へ荷下しするタイミングが合わせ霞<、かつ
、桟橋の下などでは潜水船が利用できない場所となる欠
点がある。 一方において、サルベージ作業には大形のゴム製バルー
ンが使用されているので、本発明者はこれを利用してバ
ルーン内部の空気圧を変えながら。 砕石やブロック等を持上げ移動して基礎マウンドの表面
石均しを行なうことについて検討を加えた。 その結果、バルーンを使用する場合は、前者のウィンチ
船による場合の欠点が大部分解消できるが、その使用上
新たな欠点が生じ、特に浮力調整が難しく、水中の上下
移動で水圧差による浮力の変動で急上昇したり、荷重の
変動に合わせる操作が困難であるなどと共に、場合によ
り潜水士に大きな危険をもたらすことさえある。また、
バルーンは中間に浮いているため、海中では潮に流され
やすいため、潮流のはげしい場所では使用し難いなどの
欠点が見出された。 もちろん、バルーン自体にも種々の改良が加えられ、水
圧に対する応答速度の大きい給排気バルブの性能向上や
危険の少ない場所への設置、浮力の自動調節あるいはス
ラスタ−を設けて自己移動形として潮流のある場所での
使用や移動を可能にするなどしてみたが、十分な対策で
はなかった。
直接操作ができず、潜水士の指令によりウィンチ船で操
作するため、交信の間違い、ウィンチ操作の間違いなど
があり、風、波、うねりによる影響や潮流による影響も
大きく、水深の深い(10m以上)場所では振子の原理
で所定位置へ荷下しするタイミングが合わせ霞<、かつ
、桟橋の下などでは潜水船が利用できない場所となる欠
点がある。 一方において、サルベージ作業には大形のゴム製バルー
ンが使用されているので、本発明者はこれを利用してバ
ルーン内部の空気圧を変えながら。 砕石やブロック等を持上げ移動して基礎マウンドの表面
石均しを行なうことについて検討を加えた。 その結果、バルーンを使用する場合は、前者のウィンチ
船による場合の欠点が大部分解消できるが、その使用上
新たな欠点が生じ、特に浮力調整が難しく、水中の上下
移動で水圧差による浮力の変動で急上昇したり、荷重の
変動に合わせる操作が困難であるなどと共に、場合によ
り潜水士に大きな危険をもたらすことさえある。また、
バルーンは中間に浮いているため、海中では潮に流され
やすいため、潮流のはげしい場所では使用し難いなどの
欠点が見出された。 もちろん、バルーン自体にも種々の改良が加えられ、水
圧に対する応答速度の大きい給排気バルブの性能向上や
危険の少ない場所への設置、浮力の自動調節あるいはス
ラスタ−を設けて自己移動形として潮流のある場所での
使用や移動を可能にするなどしてみたが、十分な対策で
はなかった。
本発明は上記ウィンチ船又はバルーンによる基礎マウン
ドの表面石均し等を安全に効率よく行なうことを目的に
開発した水中揚荷装置であって、その構造上の特徴はフ
ロータ(2)とその下部に設けたウィンチ装!(3)及
び吊上フック(4)とからなる水中揚荷装置で一応の目
的は達した。更に、このようなバルーン状のフロータを
用いた本体(1)を1作業範囲の周辺に設置する複数の
アンカー(5)と、前記ウィンチ装置から各アンカー(
5)及び吊上フック(4)を連結する索条(6)とで行
動範囲を規制すると、更に安定した水中揚荷装置となる
。 本発明では、フロータ自体にも検討を加え、素条で規制
しなくてもフロータのみでも安全作業が可能なフロータ
の構造について検討を加え、下方が開放した剛性の外ケ
ース(20)とその外ケース内に装着された中空密閉可
能な内ケース(21)と、前記内ケースの外ケース内に
おける昇降手段(22)とからなるフロータとした。 ここで、 フロータ(2)は従来公知のものも利用でき
、 これにウィンチ装置(3)を設けるが、ウィンチ装
置! (3)はエア圧又は油圧で作動し、陸上又は船舶
から動力源を供給する。アンカー(5)は簡単なものと
しては大きなモッコの中へ砕石ブロック等を入れて数ト
ンの重量にしたものがあり、その他、大きなコンクリー
トブロックや砕石そのものでもよい。要するにフロータ
(2)の移動に伴う索条(6)による引張り力に耐える
荷重を有するものであれば、何でも利用できる。また、
全体のアンカー効果を安定させるために各アンカー(5
)を結ぶ枠体で補強することもできる。吊上フック(4
)にも砕石を効率よく移動させるために、オレンジと称
する大形のつかみの装着が可能である。
ドの表面石均し等を安全に効率よく行なうことを目的に
開発した水中揚荷装置であって、その構造上の特徴はフ
ロータ(2)とその下部に設けたウィンチ装!(3)及
び吊上フック(4)とからなる水中揚荷装置で一応の目
的は達した。更に、このようなバルーン状のフロータを
用いた本体(1)を1作業範囲の周辺に設置する複数の
アンカー(5)と、前記ウィンチ装置から各アンカー(
5)及び吊上フック(4)を連結する索条(6)とで行
動範囲を規制すると、更に安定した水中揚荷装置となる
。 本発明では、フロータ自体にも検討を加え、素条で規制
しなくてもフロータのみでも安全作業が可能なフロータ
の構造について検討を加え、下方が開放した剛性の外ケ
ース(20)とその外ケース内に装着された中空密閉可
能な内ケース(21)と、前記内ケースの外ケース内に
おける昇降手段(22)とからなるフロータとした。 ここで、 フロータ(2)は従来公知のものも利用でき
、 これにウィンチ装置(3)を設けるが、ウィンチ装
置! (3)はエア圧又は油圧で作動し、陸上又は船舶
から動力源を供給する。アンカー(5)は簡単なものと
しては大きなモッコの中へ砕石ブロック等を入れて数ト
ンの重量にしたものがあり、その他、大きなコンクリー
トブロックや砕石そのものでもよい。要するにフロータ
(2)の移動に伴う索条(6)による引張り力に耐える
荷重を有するものであれば、何でも利用できる。また、
全体のアンカー効果を安定させるために各アンカー(5
)を結ぶ枠体で補強することもできる。吊上フック(4
)にも砕石を効率よく移動させるために、オレンジと称
する大形のつかみの装着が可能である。
フロータ(2)の下にそれ自体フロータの役目もする中
空タンクに対してウィンチ装置を設けているので、ウィ
ンチ操作を船上からのみならず、潜水士自体もできて安
全である。操作も容易である。 更に、フロータ(2)が複数のウィンチと索条(6)に
よって、 アンカー(5)を設置した移動範囲内で拘束
されて自由に浮上しない状態で索条(6)のウィンチか
らの出し入れによる手段を加えると、安定にほぼ水平移
動する。したがって、吊上フック(4)の上下動のみに
より砕石の持上げ、載置がより安定にできる。 剛性の外ケースと内ケースのフロータは、内ケースの上
下動によりフロータの浮力が自動調整でき、ゴム製の軟
質フロータより安定なものとなり、索条による位置規制
を加えたものと同等程度の操作安定性が得られる。
空タンクに対してウィンチ装置を設けているので、ウィ
ンチ操作を船上からのみならず、潜水士自体もできて安
全である。操作も容易である。 更に、フロータ(2)が複数のウィンチと索条(6)に
よって、 アンカー(5)を設置した移動範囲内で拘束
されて自由に浮上しない状態で索条(6)のウィンチか
らの出し入れによる手段を加えると、安定にほぼ水平移
動する。したがって、吊上フック(4)の上下動のみに
より砕石の持上げ、載置がより安定にできる。 剛性の外ケースと内ケースのフロータは、内ケースの上
下動によりフロータの浮力が自動調整でき、ゴム製の軟
質フロータより安定なものとなり、索条による位置規制
を加えたものと同等程度の操作安定性が得られる。
以下図面によって本発明の実施例を詳細に説明する。
第1図は本装置の使用状態を示す概略側面図であり、第
2図は他の例を示す平面配置図である。 第3図はウィンチ装置の側面図であり、第4図は同底面
図である。 第1図から明らかなように、本発明の水中揚荷装置は、
フロータ(2)とその下部に設けたウィンチ装置(3
)及び吊上フック(4)とからなる本体(1)と、作業
範囲の周辺に設置する複数のアンカー(5)と、前記ウ
ィンチ装置から各アンカー(5)及び吊上フック(4)
を連結する索条(6)とからなる。 ウィンチ!fj(10)からは本体(1)との間にウィ
ンチ装置(3)に対して、圧縮空気のホース又は油圧ホ
ースなどの動力ライン(11)を連結するが、吊上フッ
ク(4)での砕石(12)等の移動操作は潜水士(13
)が操作する6図は基礎マウンド(14)の周辺へ投入
された砕石(12)を広げる作業をしているところを示
している。 フロータ(2)、ウィンチ装置(3)及び吊上フック(
4)からなる本体(1)全体は、複数のアンカー(5)
、この場合は4ケ所のアンカー(5)に対してそれぞれ
1本宛4本の索条(6)で支持し1本体(1)を水中の
所定高さに維持させる。 アンカー(5)は大きなもっこの中に砕石を入れて約5
トン位の重量にし、更に、第2図に示すようにアンカー
(5)間を枠体(7)で保持すると、アンカー(5)の
安定な固定ができる。フロータ(2)はアンカー(5)
を設けた範囲内においてウィンチ装置(3)の操作によ
り任意な場所へ移動できる。アンカー(5)の数は状況
により3ケ所又は2ケ所に減らせても、同様に作用する
。 第3図及び第4図はウィンチ装置I (3)の構造例で
あり、この場合、方形の中空タンクからなるベース(3
0)の上面に フロータ(2)取付金具(31)を複数
設け、下面には中央に吊上フック(4)の索条(6)巻
取用ウィンチ(32)と四隅にアンカー(5)連結用索
条(6)の巻取用ウィンチ(33)を4ヶ設け、かつ、
動力ライン(11)の切換バルブを収納した切換ボック
ス(34)を設けている。切換ボックス(34)の操作
は潜水士(13)が水中で直接行なうよう操作レバー(
35)を適当な長さのり−ドIiA (36)の先へ取
付けている。もちろん潜水士の指令によって陸上基地又
は海上の船からの操作もできる。 吊上フック(4)にオレンジと称する大形のつかみを用
いると、大行はもちろん、多数の砕石を一度に掴んで移
動することができる。 第5図〜第711は1本発明の水中揚荷装置に使用して
好適なフロータの一例を示すもので、第5図は縦断面図
、第6図は第5図のA−A断面図、第7図は同B−B断
面図である。 これらの図から明らかなように、このフロータ(2)は
耐食処理を施した鋼板あるいはFRPなとの剛性材料で
所定の圧力に耐えるもので製作されている。構造上の特
徴は、下方を一開放した剛性の外ケース(20)と、そ
の外ケース内に装着された中空密閉可能な内ケース(2
1)と、この内ケース(21)を外ケース(20)内で
上下に移動させる昇降手段(22)とからなる、内ケー
ス(21)はバラスト調整機能を有し、通常は海水等バ
ラスト材の流入により水中無重量に調整している。そし
て、フロータを浮上させるときは、バラスト水を排出す
る。 外ケース(20)はこの場合第6図のように角形で下方
が開放され、その開放時に第7図のような十字状のフレ
ーム(23)を渡架し、 これと外ケース(20)の上
面板との間に4本のすんぎリボシド(角ねじ)(24)
を回転可能に直立させ、 その1本の下方にエア圧又は
油圧の回転器(25)とチェノスプロケットを設けて、
他の3本のチェノスプロケットとの間にチェノ(26)
を張架して内ケース(21)の昇降手段(22)を形成
する。 内ケース(21)は四角な密閉タンクであって、第5.
6図のように外ケース(20)内面に設けたスライドガ
イド(27)に当接させ、前記角ねじ(24)が貫通す
るパイプ(28)の上下に設けた角ねじ受(29)によ
り第5図のように支持する。 外ケース(20)上面には外ケース内への空気の給排気
バルブ(15a) (15b)を設け、船上のニアコン
プレッサ(工6)とエアホース(17)で連結し、かつ
、潜水士の操作レバー(35)を設けている。 以上のような構造のフロータ(2)は、第5図の上方が
外ケース(20)内の空気溜めとなり、この内部に内ケ
ース(21)が出入りすることで外ケースの空気溜容量
が変化する。この内ケース(2I)の上下と給排気バル
ブ(15a)(15b)の操作によって砕石(12)等
を持ち上げる。浮力を十分にコントロールすれば1重量
のほぼ決まった人工のコンクリートブロックの場合は無
重力に近い状態で楽々と移動させることができる。 (発明の効果] 本発明の水中揚荷装置は、フロータとフロータタンクに
設けたウィンチ装置とフックによる潜水士自身又は潜水
士の指令によるものであり、また、このフロータ本体の
移動範囲を水深のあまり変化しない範囲で拘束して操作
するため、フロータの利点が活用されると共に、極めて
安定かつ効率的に潜水士の直接操作で水中の揚荷作業が
実施できることとなった。 更に、フロータ自体にも改良を加え、内タンクの昇降に
よる安定した浮力コントロールを可能とした。 その結果1例えば最も時間と労力を要していた護岸や防
波堤などの基礎マウンドの捨石均し作業が潮流やうねり
にあまり左右されることな〈実施でき、安全と高い作業
能率が確保できたのである。
2図は他の例を示す平面配置図である。 第3図はウィンチ装置の側面図であり、第4図は同底面
図である。 第1図から明らかなように、本発明の水中揚荷装置は、
フロータ(2)とその下部に設けたウィンチ装置(3
)及び吊上フック(4)とからなる本体(1)と、作業
範囲の周辺に設置する複数のアンカー(5)と、前記ウ
ィンチ装置から各アンカー(5)及び吊上フック(4)
を連結する索条(6)とからなる。 ウィンチ!fj(10)からは本体(1)との間にウィ
ンチ装置(3)に対して、圧縮空気のホース又は油圧ホ
ースなどの動力ライン(11)を連結するが、吊上フッ
ク(4)での砕石(12)等の移動操作は潜水士(13
)が操作する6図は基礎マウンド(14)の周辺へ投入
された砕石(12)を広げる作業をしているところを示
している。 フロータ(2)、ウィンチ装置(3)及び吊上フック(
4)からなる本体(1)全体は、複数のアンカー(5)
、この場合は4ケ所のアンカー(5)に対してそれぞれ
1本宛4本の索条(6)で支持し1本体(1)を水中の
所定高さに維持させる。 アンカー(5)は大きなもっこの中に砕石を入れて約5
トン位の重量にし、更に、第2図に示すようにアンカー
(5)間を枠体(7)で保持すると、アンカー(5)の
安定な固定ができる。フロータ(2)はアンカー(5)
を設けた範囲内においてウィンチ装置(3)の操作によ
り任意な場所へ移動できる。アンカー(5)の数は状況
により3ケ所又は2ケ所に減らせても、同様に作用する
。 第3図及び第4図はウィンチ装置I (3)の構造例で
あり、この場合、方形の中空タンクからなるベース(3
0)の上面に フロータ(2)取付金具(31)を複数
設け、下面には中央に吊上フック(4)の索条(6)巻
取用ウィンチ(32)と四隅にアンカー(5)連結用索
条(6)の巻取用ウィンチ(33)を4ヶ設け、かつ、
動力ライン(11)の切換バルブを収納した切換ボック
ス(34)を設けている。切換ボックス(34)の操作
は潜水士(13)が水中で直接行なうよう操作レバー(
35)を適当な長さのり−ドIiA (36)の先へ取
付けている。もちろん潜水士の指令によって陸上基地又
は海上の船からの操作もできる。 吊上フック(4)にオレンジと称する大形のつかみを用
いると、大行はもちろん、多数の砕石を一度に掴んで移
動することができる。 第5図〜第711は1本発明の水中揚荷装置に使用して
好適なフロータの一例を示すもので、第5図は縦断面図
、第6図は第5図のA−A断面図、第7図は同B−B断
面図である。 これらの図から明らかなように、このフロータ(2)は
耐食処理を施した鋼板あるいはFRPなとの剛性材料で
所定の圧力に耐えるもので製作されている。構造上の特
徴は、下方を一開放した剛性の外ケース(20)と、そ
の外ケース内に装着された中空密閉可能な内ケース(2
1)と、この内ケース(21)を外ケース(20)内で
上下に移動させる昇降手段(22)とからなる、内ケー
ス(21)はバラスト調整機能を有し、通常は海水等バ
ラスト材の流入により水中無重量に調整している。そし
て、フロータを浮上させるときは、バラスト水を排出す
る。 外ケース(20)はこの場合第6図のように角形で下方
が開放され、その開放時に第7図のような十字状のフレ
ーム(23)を渡架し、 これと外ケース(20)の上
面板との間に4本のすんぎリボシド(角ねじ)(24)
を回転可能に直立させ、 その1本の下方にエア圧又は
油圧の回転器(25)とチェノスプロケットを設けて、
他の3本のチェノスプロケットとの間にチェノ(26)
を張架して内ケース(21)の昇降手段(22)を形成
する。 内ケース(21)は四角な密閉タンクであって、第5.
6図のように外ケース(20)内面に設けたスライドガ
イド(27)に当接させ、前記角ねじ(24)が貫通す
るパイプ(28)の上下に設けた角ねじ受(29)によ
り第5図のように支持する。 外ケース(20)上面には外ケース内への空気の給排気
バルブ(15a) (15b)を設け、船上のニアコン
プレッサ(工6)とエアホース(17)で連結し、かつ
、潜水士の操作レバー(35)を設けている。 以上のような構造のフロータ(2)は、第5図の上方が
外ケース(20)内の空気溜めとなり、この内部に内ケ
ース(21)が出入りすることで外ケースの空気溜容量
が変化する。この内ケース(2I)の上下と給排気バル
ブ(15a)(15b)の操作によって砕石(12)等
を持ち上げる。浮力を十分にコントロールすれば1重量
のほぼ決まった人工のコンクリートブロックの場合は無
重力に近い状態で楽々と移動させることができる。 (発明の効果] 本発明の水中揚荷装置は、フロータとフロータタンクに
設けたウィンチ装置とフックによる潜水士自身又は潜水
士の指令によるものであり、また、このフロータ本体の
移動範囲を水深のあまり変化しない範囲で拘束して操作
するため、フロータの利点が活用されると共に、極めて
安定かつ効率的に潜水士の直接操作で水中の揚荷作業が
実施できることとなった。 更に、フロータ自体にも改良を加え、内タンクの昇降に
よる安定した浮力コントロールを可能とした。 その結果1例えば最も時間と労力を要していた護岸や防
波堤などの基礎マウンドの捨石均し作業が潮流やうねり
にあまり左右されることな〈実施でき、安全と高い作業
能率が確保できたのである。
第1図は本装置の使用状態を示す概略側面図であり、第
2図は他の例を示す平面配置図である。 第3図はウィンチ装置の側面図であり、第4図は同底面
図である。第5図はフロータの縦断面図、第6図は第5
図のA−A断面図、第7図は同B−B断面図である。 (1)本体 (2)フロータ(3)ウィン
チ装置(4)吊上フック (5)アンカー (6)索条 (11)動力ライン (14)基礎マウンド(20
)外ケース (21)内ケース(22)昇降手段
(32)(33)ウィンチ以上
2図は他の例を示す平面配置図である。 第3図はウィンチ装置の側面図であり、第4図は同底面
図である。第5図はフロータの縦断面図、第6図は第5
図のA−A断面図、第7図は同B−B断面図である。 (1)本体 (2)フロータ(3)ウィン
チ装置(4)吊上フック (5)アンカー (6)索条 (11)動力ライン (14)基礎マウンド(20
)外ケース (21)内ケース(22)昇降手段
(32)(33)ウィンチ以上
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 フロータ(2)と その下部に設けたウインチ装置
(3)及び吊上フック(4)とからなる水中揚荷装置。 2 フロータ(2)と その下部に設けたウインチ装置
(3)及び吊上フック(4)とからなる本体(1)と、
作業範囲の周辺に設置する複数のアンカー(5)と、前
記ウインチ装置から各アンカー(5)及び吊上フック(
4)を連結する索条(6)とからなる水中揚荷装置。 3 下方が開放した剛性の外ケース(20)と該外ケー
ス内に装着された中空密閉可能な内ケース(21)と該
内ケースの外ケース内における昇降手段(22)とから
なるフロータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10423690A JPH041321A (ja) | 1990-04-18 | 1990-04-18 | 水中揚荷装置及びそれに用いるフロータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10423690A JPH041321A (ja) | 1990-04-18 | 1990-04-18 | 水中揚荷装置及びそれに用いるフロータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH041321A true JPH041321A (ja) | 1992-01-06 |
Family
ID=14375330
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10423690A Pending JPH041321A (ja) | 1990-04-18 | 1990-04-18 | 水中揚荷装置及びそれに用いるフロータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH041321A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008075245A (ja) * | 2006-09-19 | 2008-04-03 | Japan Bridge Engineering Center | 台座コンクリートの構築方法 |
JP2013238002A (ja) * | 2012-05-11 | 2013-11-28 | Ohbayashi Corp | 水中作業支援システム及び水中作業支援方法 |
JP2015077898A (ja) * | 2013-10-17 | 2015-04-23 | 東亜建設工業株式会社 | 水中作業支援装置および方法 |
-
1990
- 1990-04-18 JP JP10423690A patent/JPH041321A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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