JPH04128587U - 配管支持具 - Google Patents

配管支持具

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JPH04128587U
JPH04128587U JP3444791U JP3444791U JPH04128587U JP H04128587 U JPH04128587 U JP H04128587U JP 3444791 U JP3444791 U JP 3444791U JP 3444791 U JP3444791 U JP 3444791U JP H04128587 U JPH04128587 U JP H04128587U
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裕康 山形
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因幡電機産業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カバーと配管受け部材との連結を簡単に手際
よく行える配管支持具を提供すること。 【構成】 配管Hを支持するための配管受け部材5に、
他物2に対する取り付け部を設けてある。配管Hが配管
受け部材5から外れるのを防止するためのカバー6を設
け、カバー6と配管受け部材5とを、それらの一端部側
で互いに揺動自在に枢支連結し、それらの他端部側それ
ぞれに、他端部どうしを互いに離脱自在に連結する連結
部13を設けてある。連結部13を構成するに、カバー
6を揺動させて配管受け部材5の他端部に近接させるに
伴って係止する係止部14と被係止部15とを両他端部
に各別に設け、配管受け部材5の他端部に、配管受け部
材5とカバー6との係止状態を解除するための解除操作
部23を設けてある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、空調配管や電機配管等の配管を、天井や壁等から吊り下げ支持する ための配管支持具であって、さらに詳しくは、配管を支持するための配管受け部 材に、他物に対する取り付け部を設け、前記配管が前記配管受け部材から外れる のを防止するためのカバーを設け、前記カバーと前記配管受け部材とを、それら の一端部側で互いに揺動自在に枢支連結し、それらの他端部側それぞれに、前記 他端部どうしを互いに離脱自在に連結する連結部を設けてある配管支持具に関す る。
【0002】
【従来の技術】
従来、かかる配管支持具の前記連結部は、カバーと配管受け部材との端部に、 ネジ孔とネジ挿通孔とを各別に形成したものからなっていた。
【0003】 そして、カバーと配管受け部材とを連結する場合、カバーを内方に揺動させて 配管受け部材を閉じ姿勢にした状態で、前記のネジ挿通孔からネジ孔にわたって 取り付け用ネジを挿通、螺合させていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上述した従来の配管支持具では、取付用ネジをカバーと配管受け部材 とにわたらせた状態で、その取付用ネジをドライバー等で回転させて両者を連結 させるものであったから、その作業が煩雑で手間取るものであった。特に、この 種の配管支持具を用いての配管作業が天井近傍の高所での作業となることが多く 、取付用ネジのネジ込み作業を行う際にドライバーや取付用ネジを落とすことが あり、下での作業者にとって危険でもあり、また、配管作業を一旦中断してそれ らを取りに行く必要があって作業効率の低下を来すものであった。 本考案の目的は、上記実情に鑑み、カバーと配管受け部材との連結を簡単に手 際よく行える配管支持具を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案による配管支持具の特徴構成は、連結部を構成するに、カバーを揺動さ せて配管受け部材の他端部に近接させるに伴って係止する係止部と被係止部とを 、カバーと配管受け部材との他端部に各別に設け、前記配管受け部材の他端部に 前記配管受け部材と前記カバーとの係止状態を解除するための解除操作部を設け たことにあり、その作用効果は次の通りである。
【0006】
【作用】
つまり、開放姿勢にある配管受け部材に配管を載置してから、カバーを内方に 揺動させると、その揺動に伴って、カバーの端部に設けた係止部が、配管受け部 材の端部に設けた被係止部に係止してカバーと配管受け部材とが連結し、両者で 配管を確実に保持する。すなわち、カバーと配管受け部材との連結作業を、ドラ イバー等によるネジ込み操作をすることなく、カバーの揺動操作と係止操作だけ で簡単に行うことができる。
【0007】 また、配管受け部材の他端部には、配管受け部材とカバーとの係止状態を解除 するための解除操作部を設けてあるから、配管を取り換える場合、この解除操作 部を操作すると、簡単に係止状態を解除でき、メンテナンスの面からも有利にな る。
【0008】
【考案の効果】
その結果、ドライバー等を用いてねじ込み作業をすることなく、単にカバーの 揺動操作と係止操作をするだけで、カバーと配管受け部材とを連結することがで きることから、両者を連結するにあたってその作業を極めて簡単かつ迅速に行う ことができるようになり、ドライバーや取付用ネジの落下を招来する虞も少なく できるから、全体として、配管作業を安全にかつ手際よく行える配管支持具を提 供できるようになった。
【0009】
【実施例】
次に、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1、図2に示すように、天井1から、他物の一例である吊りボルト2を吊り 下げ姿勢で設けてあり、この吊りボルト2には配管Hを横姿勢で支持するための 配管支持具3を装着してある。この配管支持具3は、吊りボルト2に係止する第 1、第2の係止部材4,7と、配管Hを載置するための配管受け部材5と、配管 Hが配管受け部材5から外れるのを防止するためのカバー6とからなっている。
【0010】 前記配管受け部材5は、配管Hを載置しておくためのもので、帯板を屈曲して 全体が凹状に形成されており、この凹状の部分に配管Hを係入することで、配管 Hが転がり落下するのを防止している。また、配管受け部材5の一方の側壁17 を、他方の側壁よりも上方まで延長し、その遊端部を外方へ屈曲形成すると共に 横向きのフック状に形成し、吊りボルト係止用第1フック8としてある。なお、 この配管受け部材5には、長手方向に沿って補強用リブ29を形成してある。
【0011】 図3に示すように、前記第1係止部材4は、一体に屈曲した2片から成り、そ のうちの1片を、配管受け部材5の側壁17に取り付けて、他の1片を、側壁1 7からほぼ直交する方向に突出した状態に形成すると共に、その遊端部を、第1 フック8と同じ横向きのフック状に形成して、吊りボルト係止用第2フック9と してある。
【0012】 前記第2係止部材7は板バネ製で、第1係止部材4と同様、一体に屈曲した2 片から成り、その内の1片の一部を第1係止部材4の一片に重ね合わせた状態で 配管受け部材5の側壁17に取り付けて、他の一片を、第2フック9と同方向に 突出させてある。そして、突出している一片(以下、この1片を突出片25と称 する。)の中央部を、その突出方向に湾曲形成してある。なお、湾曲部10の湾 曲方向は、配管受け部材5の側壁17の幅方向と一致させてある。第2係止部材 7の2辺のうち、第1係止部材4の一片と重なり合っている一片(以下、この一 片を取付片24と称する。)は、第1係止部材4の一片からはみ出させてあり、 その遊端部と側壁17との間に隙間Sを形成してある。
【0013】 上記構成において、両フックを吊りボルト2の一側面に、また、突出片25の 湾曲部10を吊りボルト2の他側面に係止させ、突出片25の弾性力により、吊 りボルト2を挟持するようにし、もって配管支持具3を吊りボルト2に係止させ るようにしてある。前記湾曲部10の上下両端部を内方に折曲させて係止爪16 に形成してあり、吊りボルト2を前記係止爪16に係止させて係止を確実にする のである。また、突出片25の遊端部は、吊りボルト2が入り込みやすいように 開き方向に折曲させてある。 前記吊りボルト2への取付に際しては、図4に示すように、まず第1フック8 を吊りボルト2に対して傾斜させながら引っ掛け、下側の第2フック9と湾曲部 10との間に、突出片25を弾性変形させながら吊りボルト2を圧入するとよい 。
【0014】 図1〜3に示すように、前記カバー6は、配管受け部材5の先端に簡易なヒン ジ18を介して揺動自在に枢支してあり、外方へ揺動することによって配管受け 部材5が開放姿勢になり、内方に揺動することによって閉じ姿勢に切り換わるよ うにしてある。なお、このカバー6にも長手方向に沿って補強用リブ30を形成 してある。
【0015】 そして、カバー6の遊端部と、配管受け部材5の側壁17の上端部とに、それ らを互いに離脱自在に連結する連結部13を設けてある。前記連結部13は、カ バー6を内方に揺動させて配管受け部材5の側壁17の上端部に近接させるに伴 って係止する係止部14と被係止部15とを、前記遊端部と上端部とに各別に設 けて構成してある。
【0016】 前記係止部14は、カバー6の遊端部を屈曲させて係止片19を一体形成する と共に、その係止片19の端面に、係止用突起20を一体形成して構成してある 。
【0017】 前記被係止部15は、第2係止部材7の取付片24と側壁17との隙間Sを、 そこに係止片19の端部が入り込める距離に設定すると共に、その取付片24に 、前記係止用突起20を係入させるための第1角孔21を形成して構成してある 。この取付片24の遊端部は、係止片19の端部が入り込みやすいように開き方 向に折曲させてある。 なお、側壁17の上端部には、被係止部15側へ近接してきた係止片19を挿 通させるための第2角孔22を形成してある。
【0018】 上記構成において、カバー6を内方へ揺動させると、係止片19が第2角孔2 2を通り抜けて、前記隙間Sに入り込む。そして、そのまま揺動操作を続けると 、係止片19の係止用突起20が取付片24を押し開いて第1角孔21に係入し 、配管受け部材5とカバー6とが係止状態になる。
【0019】 係止状態にある取付片24の遊端部を、その弾性力に抗して外方へ開き操作す れば、係止用突起20が取付片24から離脱して、両者の係止状態は解除される 。つまり、第2係止部材7の取付片24の遊端部を、配管受け部材5とカバー6 との係止状態を解除するための解除操作部23に構成してある。
【0020】 〔別実施例〕 上記の実施例では、配管受け部材5に、吊りボルト2に対する取り付け部を設 けて、配管受け部材5を直接吊りボルト2に取り付けたが、この構成にかえて、 吊りボルト2に被係止部材を取り付けて、この被係止部材に配管受け部材5を係 止させるようにしてもよい。
【0021】 カバー6を弾性のある材料で構成し、配管受け部材5とカバー6との係止状態 でカバー6に開き方向の復元力が働くように構成してもよい。このように構成す ることで、両者の係止状態を確実にすることができる。
【0022】 なお、ヒンジ18にカバー6の開き方向に付勢する付勢手段を設けてもよく、 この場合も上記と同様の効果を得ることができる。
【0023】 尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便利にするために符号を記 すが、該記入により本考案は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】配管支持具の横断面図
【図2】配管支持具のアンカーボルトへの取付状態での
斜視図
【図3】配管支持具の斜視図
【図4】配管支持具のアンカーボルトへの取付け方法を
示す図
【符号の説明】
2 他物 5 配管受け部材 6 カバー 13 連結部 14 係止部 15 被係止部 23 解除操作部 H 配管

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配管(H)を支持するための配管受け部
    材(5)に、他物(2)に対する取り付け部を設け、前
    記配管(H)が前記配管受け部材(5)から外れるのを
    防止するためのカバー(6)を設け、前記カバー(6)
    と前記配管受け部材(5)とを、それらの一端部側で互
    いに揺動自在に枢支連結し、それらの他端部側それぞれ
    に、前記他端部どうしを互いに離脱自在に連結する連結
    部(13)を設けてある配管支持具であって、前記連結
    部(13)を構成するに、前記カバー(6)を揺動させ
    て前記配管受け部材(5)の他端部に近接させるに伴っ
    て係止する係止部(14)と被係止部(15)とを前記
    両他端部に各別に設け、前記配管受け部材(5)の他端
    部に、前記配管受け部材(5)と前記カバー(6)との
    係止状態を解除するための解除操作部(23)を設けて
    ある配管支持具。
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