JPH04128205U - 粉体充填装置 - Google Patents

粉体充填装置

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JPH04128205U
JPH04128205U JP3376791U JP3376791U JPH04128205U JP H04128205 U JPH04128205 U JP H04128205U JP 3376791 U JP3376791 U JP 3376791U JP 3376791 U JP3376791 U JP 3376791U JP H04128205 U JPH04128205 U JP H04128205U
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JP
Japan
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auger
ring
rotating shaft
annular
circumferential surface
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Application number
JP3376791U
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English (en)
Inventor
富美雄 近藤
Original Assignee
株式会社東京自働機械製作所
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  • Sealing Using Fluids, Sealing Without Contact, And Removal Of Oil (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】空気の吹き出しやシール材を用いることなくオ
ーガー回転軸外周の隙間への粉体侵入を防止する。 【構成】アジテーター回転軸DのホッパーA内下端に分
割自在なリング1を取付け、このリング1の内周面か、
又は該リング1内周面と対向するオーガー回転軸Eの外
周面のどちらか一方に、オーガー回転軸Eの回転方向へ
周設される環状凸片2を、オーガー回転軸Eの挿通方向
へ適宣間隔毎に複数突設し、他方にこれら環状凸片2と
若干の間隙3を介して嵌め合う環状凹溝4を複数凹設す
る。対向するリング1の内周面とオーガー回転軸Eの外
周面との隙間が、互いに嵌め合う複数の環状凸片2…及
び環状凹溝4…で挿通方向へ複数に区切られることによ
り、順次圧力降下されて粉塵の通過を遮断する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば複写機のトナーや粉ミルク等のような粒子が細かくて舞い上 がり易く流動性のより粉体の充填装置、詳しくは、ホッパーの上面を密閉する蓋 の中央に軸受部を設け、この軸受部の内周に略円筒状のアジテーター回転軸を回 転自在に設けて、該アジテーター回転軸の内周にオーガー回転軸を設けたもの、 又はホッパーの上面を密閉する蓋の中央に軸受部を設け、この軸受部の内周にオ ーガー回転軸を回転自在に設けたものに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の粉体充填装置として、例えば実開昭63−40301号公報に 開示される如く、アジテーター回転軸の下端内周面に環状溝をオーガー回転軸の 外周面と対向して凹設し、この環状溝から空気を吹き出してオーガー回転軸の外 周面沿いに移動させることにより、粉体がオーガー回転軸とアジテーター回転軸 との隙間に入り込まないようにしてベアリングの破損を防止するものがある。
【0003】 また、軸受部の内周に直接オーガー回転軸を設けたものとしては、軸受部の下 端内周面とオーガー回転軸との間にゴム製の環状シール材を介装して、これら両 者の隙間に粉体が入り込まないようにしたものがある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし乍ら、このような従来の粉体充填装置では前者の場合、環状溝へ空気を 供給するのに空気供給源が必要になってコスト高となるばかりでなく、空気の吹 き出しが弱いと、シール機能が低下して隙間への粉体侵入を完全に防止できず、 又逆に空気の吹き出しが強いと、ホッパー内の粉体が舞い上がり易く、この舞い 上がった粉体がホッパーの内圧上昇を防ぐため蓋に開設した逃し口のフィルター に付着して、短時間で目づまりを起こす。これにより、逃げ道のなくなった空気 が蓋に開設した粉体供給口に入り込み、その粉体自体が上昇しようとする空気を 含んで流れ出し、ホッパー内が粉体でいっぱいになり、その結果、充填量の精度 が低下し、埋没したアジテーター回転軸の下端より粉体が隙間に入り易くなって 、ベアリングを破損させるという問題がある。
【0005】 また後者の場合には、舞い上がって環状シール材とオーガー回転軸との接触部 分近くに付着した粉体が、オーガー回転軸の回転に伴って生じる摩擦熱で粗粒化 するため、この粗粒下した粉体によってシール材が短時間で摩耗し、これにより シール材とオーガー回転軸との間に隙間ができて、該隙間から粉体が入り込んで ベアリングを破損させるという問題がある。
【0006】 本考案は斯る従来事情に鑑み、空気の吹き出しやシール材を用いることなくオ ーガー回転軸外周の隙間への粉体侵入を防止することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本考案が講ずる技術的手段は、アジテーター回転軸 のホッパー内下端に分割自在なリングを取付け、このリングの内周面か、又は該 リング内周面と対向するオーガー回転軸の外周面のどちらか一方に、オーガー回 転軸の回転方向へ周設される環状凸片を、オーガー回転軸の挿通方向へ適宣間隔 毎に複数突設し、他方にこれら環状凸片と若干の間隙を介して嵌め合う環状凹溝 を複数凹設したことを特徴とするものである。
【0008】 また、軸受部の下端に分割自在なリングをホッパー内に突出させて、取付け、 このリングの内周面か、又は該リング内周面と対向するオーガー軸の外周面のど ちらか一方に、オーガー回転軸の回転方向へ周設される環状凸片を、オーガー回 転軸の挿通方向へ適宣間隔毎に複数突設し、他方にこれら環状凸片と若干の間隙 を介して嵌め合う環状凹溝を複数凹設しても良い。
【0009】
【作用】
本考案は上記技術的手段によれば、対向するリングの内周面とオーガー回転軸 の外周面との隙間を、互いに嵌め合う複数の環状凸片及び環状凹溝で挿通方向へ 、複数に区切ることにより、順次圧力降下させて粉塵の通過が遮断されるもので ある。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
【0011】 この実施例は図1に示す如く、ホッパーAの蓋B中央に配設される軸受部Cの 内周に、略円筒状のアジテーター回転軸DをベアリングC1を介して軸支し、こ のアジテーター回転軸Dの内周にオーガー回転軸EをベアリングD1を介して軸 支したものである。
【0012】 アジテーター回転軸Dは、アジテーターD2を下方へ突出させて別体又は一体 に連設し、蓋B上の部分をオーガー回転軸Eの駆動源と別な駆動源に連係して、 オーガー回転軸Eの回転方向と逆方向へ回転させると共に、ホッパーA内の下端 には分割自在なリング1を取付ける。
【0013】 リング1は、その内周にオーガー回転軸Eが挿通する円筒状に形成され、該オ ーガー回転軸Eの挿通方向と直交する水平方向へ複数に分離可能に分割形成して 、これらをボルト等の連結具1aによりオーガー回転軸E外周に着脱自在に連結 すると共に、アジテーター回転軸Eの下端面に対しボルト等の連結具1bで着脱 自在に固定する。
【0014】 そして上記リング1の内周面か、又は該リング1内周面と対向するオーガー回 転軸Eの外周面のどちらか一方には、オーガー回転軸Eの回転方向へ周設される 環状凸片2を、オーガー回転軸Eの挿通方向へ適宣間隔毎に複数突設し、他方に はこれら環状凸片2…と若干の間隙3を介して嵌め合う環状凹溝4を複数凹設す る。
【0015】 本実施例の場合には、オーガー回転軸Eの外周面に円筒体E1を密接固定して 、その外周面に環状凸片2…を突設し、リング1の内周面に環状凹溝4…を凹設 することにより、最上位の間隙3をオーガー回転軸Eの外周面とベアリングD1 の内周面との境界面に対して段差状に配置させると共に、最下位の環状凸片2を リング1の下方に配置させることにより、最下位の間隙3がホッパーA内の粉体 と直接対向しないようにする。
【0016】 また軸受部Cの下面には、蓋Bを挾んで分割自在なリング5を取付ける。
【0017】 このリング5は、その内周にアジテーター回転軸Dが挿通する円筒状に形成さ れ、図2に示す如く、該アジテーター回転軸Dの挿通方向と直交する水平方向へ 複数に分離可能に分割形成して、これらをボルト等の連結具5aによりアジテー ター回転軸D外周に着脱自在に連結すると共に、軸受部Cの下面に対しボルト等 の連結具5bで着脱自在に固定する。
【0018】 このリング5の内周面か、又は該リング5内周面と対向するアジテーター回転 軸Dの外周面のどちらか一方には、アジテーター回転軸Dの回転軸方向へ周設さ れる環状凸片6を、アジテーター回転軸Dの挿通方向へ適宣間隔毎に複数突設し 、他方にはこれら環状凸片6…と若干の間隙7を介して嵌め合う環状凹溝8を複 数凹設する。
【0019】 本実施例の場合には、アジテーター回転軸Dの外周面に環状凸片6…を一体に 突設し、リング5の内周面に環状凹溝8…を凹設しているが、上述したオーガー 回転軸Eと同様に円筒体をアジテーター回転軸Dの外周面に密接固定して、その 外周面に環状凸片6…を突設しても良い。
【0020】 次に、図3に示すものは本考案の他の実施例であり、このものは軸受部Cの内 周に直接オーガー回転軸EをベアリングC1を介して軸支し、軸受部Cの下端に 分割自在なリング1’をホッパーA内に突出させて取付けると共に、このリング 1’の内周面か、又は該リング1’内周面と対向するオーガー回転軸Eの外周面 のどちらか一方には、オーガー回転軸Eの回転方向へ周設させる環状凸片2’を 、オーガー回転軸Eの挿通方向へ適宣間隔毎に複数突設し、他方にはこれら環状 凸片2’…と若干の間隙3’を介して嵌め合う環状凹溝4’を複数凹設したもの である。
【0021】 従って、上述した対向するリング1,5,1’の内周面と、オーガー回転軸E の外周面又はアジテーター回転軸Dの外周面との隙間は、互いに嵌め合う環状凸 片2…,6…,2’…及び環状凹溝4…,8…,4’で挿通方向へ複数に区切ら れ、これら区切られた各室の圧力が順次降下して、この圧力差により粉塵の通過 を遮断する。
【0022】 また、使用に際しては充填する粉体の種類が変わる度に、リング1,5,1’ を分解して環状凸片2…,6…,2’…及び環状凹溝4…,8…,4’を清掃す る。
【0023】 尚、前視実施例ではオーガー回転軸Eの外周面及びアジテーター回転軸Dの外 周面に環状凸片2…,6…,2’…を突設し、リング1,5,1’の内周面に環 状凹溝4…,8…,4’…を凹設したが、これに限定されず、これと逆に設けて も良く、更にこれら環状凸片2…,6…,2’…の形状も図示せるものに限定さ れず、種々の変形が可能である。
【0024】
【考案の効果】
本考案は上記構成であるから、以下の利点を有する。対向するリングの内周面 とオーガー回転軸の外周面との隙間を、互いに嵌め合う複数の環状凸片及び環状 凹溝で挿通方向へ、複数に区切ることにより、順次圧力降下させて粉塵の通過が 遮断されるので、空気の吹き出しやシール材を用いることなくオーガー回転軸外 周の隙間への粉体侵入を防止できる。
【0025】 従って、空気の吹き出しにより粉体侵入を防止する従来のものに比べ、空気供 給源が必要にならないからコストを低減できると共に、粉体が粉体供給口からホ ッパー内いっぱいになるまで流れ込むことがないから、充填量の精度が低下した りベアリングが破損することもない。
【0026】 また、シール材により粉体侵入を防止する従来のものに比べ、短時間で摩耗す ることがないからベアリングが破損しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す粉体充填装置の縦断正
面図である。
【図2】図1の2−2線に沿える部分拡大横断底面図で
ある。
【図3】本考案の他の実施例を示す粉体充填装置の縦断
正面図である。
【符号の説明】
A ホッパー B 蓋 C 軸受部 D アジテーター回転軸 E オーガー回転軸 1,1’ リング 2,2’ 環状凸片 3,3’ 間隙 4,4’ 環状凹溝

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホッパーの上面を密閉する蓋の中央に軸
    受部を設け、この軸受部の内周に略円筒状のアジテータ
    ー回転軸を回転自在に設けて、該アジテーター回転軸の
    内周にオーガー回転軸を設けた粉体充填装置において、
    前記アジテーター回転軸のホッパー内下端に分割自在な
    リングを取付け、このリングの内周面か、又は該リング
    内周面と対向するオーガー回転軸の外周面のどちらか一
    方に、オーガー回転軸の回転方向へ周設される環状凸片
    を、オーガー回転軸の挿通方向へ適宣間隔毎に複数突設
    し、他方にこれら環状凸片と若干の間隙を介して嵌め合
    う環状凹溝を複数凹設したことを特徴とする粉体充填装
    置。
  2. 【請求項2】 ホッパーの上面を密閉する蓋の中央に軸
    受部を設け、この軸受部の内周にオーガー回転軸を回転
    自在に設けた粉状充填装置において、前記軸受部の下端
    に分割自在なリングをホッパー内に突出させて、取付
    け、このリングの内周面か、又は該リング内周面と対向
    するオーガー軸の外周面のどちらか一方に、オーガー回
    転軸の回転方向へ周設される環状凸片を、オーガー回転
    軸の挿通方向へ適宣間隔毎に複数突設し、他方にこれら
    環状凸片と若干の間隙を介して嵌め合う環状凹溝を複数
    凹設したことを特徴とする粉体充填装置。
JP3376791U 1991-05-14 1991-05-14 粉体充填装置 Pending JPH04128205U (ja)

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JP2011530456A (ja) * 2008-08-05 2011-12-22 マンカインド コーポレ−ション 改良型粉体ディスペンサモジュールおよび粉体ディスペンサアセンブリ

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