JPH04128131U - 複合工作機械のマシンパレツト - Google Patents

複合工作機械のマシンパレツト

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JPH04128131U
JPH04128131U JP3256391U JP3256391U JPH04128131U JP H04128131 U JPH04128131 U JP H04128131U JP 3256391 U JP3256391 U JP 3256391U JP 3256391 U JP3256391 U JP 3256391U JP H04128131 U JPH04128131 U JP H04128131U
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JP
Japan
Prior art keywords
jig
machine
pallet
workpiece
pallet body
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Pending
Application number
JP3256391U
Other languages
English (en)
Inventor
洋一郎 田村
Original Assignee
新明和工業株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】形状や大きさの異なった被加工物ごとに分別し
て保持する多種類の治具が、少数のマシンパレットで速
やかに交換可能となすことにより、マシンパレットの製
作数量が削減できるようにする。 【構成】被加工物Wが固定される治具2と、この治具2
が載置されるパレット本体3とからなり、このパレット
本体3と治具2との間に位置決め機構4が設けられると
ともに、パレット本体3の周囲部に、治具2を着脱可能
に固定するためのクランプ装置5が設けられてなること
を特徴としている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、機械工作の自動化における技術分野で利用され、特に、複合工作 機械のマシンパレットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
フライス盤にたとえば孔あけ機械等を備えた複合工作機械では、被加工物を図 2に示すようなマシンパレットaに保持させて立体倉庫に納めておき、この被加 工物を加工するときは、スタッカクレーンで取り出して複合工作機械に連なるコ ンベヤ等に送り込まれたのち、所定の機械工作が順次進行するという無人運転が なされていた。
【0003】 マシンパレットaは、被加工物wを保持するための治具bがボルトc等で固定 されており、この治具bは、被加工物wの形状や大きさに適合するように製作さ れている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、被加工物wの形状や大きさに応じて治具bの数量が増える場合は、複 数個の治具bに対して一個のマシンパレットaを共用させることも考えられるが 、ボルトcの脱着作業に多くの時間を費やして作業効率の低下を招くために、治 具bの増加数だけマシンパレットaが製作されていた。
【0005】 このことは、マシンパレットaの増加数に比例して複合工作機械の設備費が増 大するだけでなく、立体倉庫も大荷重に耐えるものが必要になるという問題があ った。
【0006】 この考案は、このような従来の事情から見て、最小数量のマシンパレットで多 種類の治具交換に対応できるようにした複合工作機械のマシンパレットを提供す ることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この考案の複合工作機械のマシンパレットは、被加工物が固定される治具と、 この治具が載置されるパレット本体とからなり、このパレット本体と治具との間 に位置決め機構が設けられるとともに、パレット本体の周囲部に、治具を着脱可 能に固定するためのクランプ装置が設けられてなるものである。
【0008】
【作用】
被加工物が固定された治具は、位置決め機構によりパレット本体への位置決め がなされたのち、クランプ装置によりパレット本体に固定される。
【0009】 一方、クランプ装置を解除することにより、治具がパレット本体から分離可能 となる。
【0010】
【実施例】
以下、この考案の一実施例につき図面を参照して説明する。
【0011】 図1に示すマシンパレット1は、複合工作機械(図示省略)で加工される被加 工物Wを保持して加工位置に対し、搬入および搬出がなされるもので、被加工物 Wが固定される治具2と、この治具2が載置されるパレット本体3とからなり、 このパレット本体3と治具2との間に四つ(図1では二つだけを図示)の位置決 め機構4が設けられるとともに、パレット本体3の周囲部に、四基(図1では一 基だけを図示)のクランプ装置5が設けられて構成されている。
【0012】 治具2は、基盤2a上の中央部に壁体2bを立ち上がらせた逆T形断面に形成 されたもので、この壁体2bの両側面に被加工物Wが固定されている。また、基 盤2aはいずれのパレット本体3にも適合するように、パレット本体3の平面形 状と相似して形成される一方、壁体2bは被加工物Wの形状や大きさに適合する ようにそれぞれ異なって形成されている。
【0013】 パレット本体3は、たとえば平面形状が400mm角ないし1200mm角の MAS形マシンパレットが用いられている。
【0014】 位置決め機構4は、それぞれパレット本体3の上方に突出させた係止ピン6と 、治具2の基盤2aの四隅部にあけられた係合孔7とからなっている。
【0015】 クランプ装置5は、クランプ本体3の上面に設けられたクレビス体8と、この クレビス体8にピン9で結合されたベルクランク形の治具押圧体10と、この治 具押圧体10にピン11で結合されたシリンダ12とからなっている。このシリ ンダ12は、耳軸12aで傾斜可能に支持されている。13はカプラでホース等 により油圧もしくは空気圧等の駆動源に接続される。
【0016】 治具押圧体10は、押圧面10aが前記基盤2aを有効に押圧するように、ベ ルクランク形に代えて適宜の形状に形成されることもある。
【0017】 次に、上記実施例の作用について説明する。
【0018】 治具2は、壁体2bの形状を各被加工物Wに適合されて形成された多種類のも のが、たとえば、立体倉庫(図示省略)に収容され、パレット本体3は、たとえ ば、複合工作機械(図示省略)に直ぐ送り込んで加工される被加工物Wを保持す るための一個と、待機中の被加工物Wを保持するための一個との計二個が準備さ れる。
【0019】 まず、上記の各パレット本体3上に、加工すべき被加工物Wを固定した各治具 2が立体倉庫から運ばれて、この各治具2は、位置決め機構4により位置決めが なされたのち、クランプ装置5で固定されてマシンパレット1に組み立てられる 。
【0020】 次に、最初のマシンパレット1が複合工作機械に送り込まれて所定の機械加工 が終わると、機外に取り出される。このマシンパレット1は、クランプ装置5を 解除することによって、加工済みの被加工物Wが治具2ごとパレット本体3から 分離される。
【0021】 続いて、空のパレット本体3に、他の被加工物Wが固定された後続の治具2を 搬入し、この後続の治具2は、位置決め機構4による位置決めとクランプ装置5 による固定がなされる。
【0022】 このように、二個のパレット本体3に対して多数個の治具2が被加工物Wを保 持して組み付けられたり、分離されたりする動作が、順次繰り返される。
【0023】
【考案の効果】
この考案の複合工作機械のマシンパレットは、形状や大きさの異なった被加工 物ごとに分別して保持する多種類の治具が、少数のパレット本体で速やかに交換 できるようになされたものであるから、パレット本体の製作数量に比例する複合 工作機械の設備費が大幅に節減されるだけでなく、パレット本体と治具との結合 は、自動化が可能となるなどの優れた利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】マシンパレットの主要部を示す正面図である。
【図2】マシンパレットの従来例を示す外形斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 マシンパレット 2 治具 3 パレット本体 4 位置決め機構 5 クランプ装置 W 被加工物

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被加工物が固定される治具と、この治具
    が載置されるパレット本体とからなり、このパレット本
    体と治具との間に位置決め機構が設けられるとともに、
    パレット本体の周囲部に、治具を着脱可能に固定するた
    めのクランプ装置が設けられてなることを特徴とする複
    合工作機械のマシンパレット。
JP3256391U 1991-05-10 1991-05-10 複合工作機械のマシンパレツト Pending JPH04128131U (ja)

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