JPH04127166A - 画像形成装置のドラム駆動連結機構 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、プロセスカートリッジを備えた画像形成装置
のドラム駆動連結機構に関する。

（従来の技術） プロセスカートリッジを備えた画像形成装置においては
、プロセスカートリッジ内の被駆動部である像担持体と
装置本体の駆動機構との連結は、像担持体の回転軸に設
けられたはす両歯車と装置本体の駆ｑＩＪｓＩｉ構に設
けられたはす両歯車とを噛合させることによってなされ
ている。

ところで、近年の装置の記録密度のアップ、高画質化、
多色画像化等の要求に伴いより安定した像担持体の駆動
連結機構（以下、ドラム駆動連結機構と称する。）か求
められている。

（発明か解決しようとする課題） しかしながら、上記従来例ては、はす両歯車同士の噛み
合い誤差のために像担持体の回転にムラか生じ、前記要
求に応えることがてきないという問題かある。

そこで、像担持体をダイレクトドライブモータによって
直接駆動することか考えられるか、これによればダイレ
クトドライブモータをプロセスカートリックに組み込む
必要があり、プロセスカートリッジのコストアップを招
くという問題か生じる。

本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的と
する処は、プロセスカートリッジを備える画像形成装置
においても、プロセスカートリッジに内蔵される像担持
体と装置本体側の駆動源との連結を高精度に行なうこと
がてき、像担持体の回転ムラを抑えて画質の向上を図る
ことかてきる画像形成装置のドラム駆動連結機構を提供
することにある。

（課題を解決するための手段） 上記目的を達成すべく本発明は、少なくとも像担持体を
内包するプロセスカートリッジを本体に対して着脱自在
に構成するとともに、前記像担持体の駆動源を本体に設
けて成る画像形成装置のドラム駆動連結機構に３いて、
前記像担持体と本体側の駆動伝達軸の何れか一方を他方
に対してスライド自在とするとともに、これらのうちの
一方かスライドしたとき両者か凹凸嵌合して位置決めさ
れると同時に、これら像担持体と駆動伝達軸の各々に設
けられたフランジか磁力によって結合されるよう構成し
たことをその特徴とする。

（作用） 本発明によれば、プロセスカートリッジな装置本体に装
着する際の像担持体の駆動源への連結は、像担持体と駆
動伝達軸との凹凸嵌合による位置決めと共になされる両
フランシンの磁力による結合によって高精度になされ、
しかも像担持体は駆動源によって直接駆動されるため、
該像担持体の回転ムラか解消されて画質の向上か図られ
る。

（実施例） 以下に本発明の実施例を添付図面に基づいて説明する。

第１図は本発明の＃！ｌ実施例に係るドラム駆動連結機
構を示す画像形成装置のプロセスカートリッジ部の正面
図、第２図は画像形成装置の縦断面図である。

第２図に示すように画像形成装置の本体１８にはプロセ
スカートリッジ９か着脱されるが、該プロセスカートリ
ッジ９には像担持体ｌか組み込まれている。尚、プロセ
スカートリッジ９が第２図に実線にて示すように装置本
体１８内に装着された状態において、像担持体ｌは装置
本体１８偏に設けられた不図示の駆動源によって回転駆
動される。

ところで、＄１図に示すように、前記像担持体ｌの一端
には回転軸７か突設されており、他端の回転中心部には
嵌合穴１５が形成され、端面にはフランジ８か結着され
ている。

一方、第１図中、５は装置本体１８のフレームてあり、
該フレーム５にはダイレクトドライブモータ（以下、Ｄ
Ｄモータと略称する）２かモータ取付ブラケット６を介
して取り付けられている。

又、フレーム５の両側端には軸受部１９．２０か立設さ
れており、一方の軸受部１９には像担持体１の前記回転
軸７が回転自在に支承されており、他方の軸受部２０に
は前記ＤＤモータ２の出力軸３か回転自在に支承されて
いる。尚、両軸受部１９．２０はその軸心か互いに一致
するよう高精度に対向配置されている。

ところで、本実施例ては前記ＤＤモータ２の出力軸３は
像担持体ｌに形成された前記嵌合穴１５への嵌合が所謂
中間バメのハメアイとなるようにその外径が設定されて
おり、これにはフランジ４が設けられている。

ここで、プロセスカートリッジ９の装置本体１８への装
着手順を説明する。

即ち、先ずプロセスカートリッジ９は像相持体ｌの回転
軸７か装置本体１８側の軸受部１９に嵌め込まれるよう
にして装置本体１８に装着される。このとき、プロセス
カートリッジ９はフレーム５のガイド（図示せず）によ
ってその方向か規制され、これにより像担持体ｌに形成
された嵌合穴１５かＤＤモータ２の出力軸３に略対向せ
しめられる。

次に、プロセスカートリッジ９か第１図の左方向にスラ
イドされると、像担持体ｌに形成された嵌合穴１５とＤ
Ｄモータ２の出力軸３とか嵌合せしめられ、プロセスカ
ートリッジ９が更に同方向にスライドされると、像担持
体１の側端面に結着されたフランジ８と出力軸３に設け
られたフランジ４とか接触する。フランジ４と８の一方
又は双方は磁性を帯びており、上述のようにこれらフラ
ンジ４，８か接触すると、両者は磁力によって結合され
る。尚、両フランジ４，８を電磁石によって結合するよ
うにしてもよい。

而して、上述のように両フランジ４，８か結合されると
、ＤＤモータ２の回転動力は出力軸３及びフランジ４．
８を経て像担持体ｌに伝達され、該像担持体ｌか所定の
速度て回転駆動される。尚、前述のように出力軸３と嵌
合穴１５との嵌合は中間ハメてあって、両者の間には若
干のガタかあるため、ハメアイ部分にグリス等の粘度の
大きな流体を塗布し、これら出力軸３と嵌合穴１５との
より正確な中心合わせな行なうようにしてもよい。

以上のように、プロセスカートリッジ９を装置本体１８
に装着する際の像担持体１とＤＤモータ２との連結は、
嵌合穴１５とＤＤモータ２の出力軸３との嵌合によって
像担持体ｌを位置決めした後に両フランジ４．８を磁力
で結合することによって高精度になされ、しかも像担持
体ｌはＤＤモータ２によって直接駆動され、動力伝達経
路に従来のようなはす両歯車が介在しないため、像担持
体１の回転ムラか解消されて画質の向上が図られる。

又、ＤＤモータ２は装置本体１８偏に設けられるため、
プロセスカートリッジ９のコストアップを招くことかな
い。

次に、本発明の第２実施例を第３に基づいて説明する。

尚、第３図は本発明の第２実施例を示す第１図と同様の
図てあり、本図においては第１図に示したと同一要素に
は同一符号を付している。

本実施例では、ＤＤモータ２の出力軸３は該出力軸３に
結着されたギヤ１１と駆動連結軸１３に結着されたギヤ
１２を介して駆動連結軸１３に連結されている。

而して、本実施例においても、像担持体ｌに形成された
嵌合穴１５と駆動連結軸１３との嵌合によって像担持体
１の位置決めがなされた後に両フランジ４．８を結合す
ることによって、像担持体１のＤＤモータ２への連結が
高精度になされる。

又、第４図に本発明の第３実施例を示す、尚、第４図は
第３実施例を示す第１図と同様の図であり、本図におい
ても第１図に示したと同一要素には同一符号を付してい
る。

本実施例では、像担持体ｌ側に嵌合軸１７か設けられ、
ＤＤモータ２側のフランジ１６に嵌合穴１５が形成され
ている。

而して、プロセスカートリッジ９を第４図中、左方へス
ライドさせることによって嵌合軸１７が嵌合穴１５に嵌
合し、両フランジ８，１６か磁力て結合されることによ
って像担持体ｌのＤＤモータ２への連結がなされる。

尚、以上の実施例ては、プロセスカートリッジ９をスラ
イドさせるようにしたが、ＤＤモータ２（第２実施例で
は、駆動連結軸１３）をスライドさせるように構成して
もよい、この場合、プロセスカートリッジ９を装置本体
１から取り出すには、ＤＤモータ２（駆動連結軸１３）
をスライドさせてフランジ４（１６）と８との結合を解
除すればよい。

又、第５図及び第６図に本発明の第４実施例を示す、尚
、第５図は第４実施例を示す第１図と同様の図、第６図
はフランジの結合状態における第５図Ａ部の拡大断面図
であり、これらの図においても第１図に示したと同一要
素には同−符号抱付している。

本実施例では、鋼球２３か像担持体１に形成された嵌合
穴１５に圧入されており、ＤＤモータ２の出力軸３の端
面には鋼球２３か嵌合すべき凹澗２４（第６図参照）か
形成されている。

而して、第５図に示す状態からプロセスカートリッジ９
を同図中、左方ヘスライトさせると、第６図に示すよう
に鋼球２３か凹溝２４に係合して像担持体１の位置決め
かなされるとともに１両フランジ４，８が磁力で結合さ
れて像担持体ｌのＤＤモータ２への連結か高精度になさ
れる。

（発明の効果） 以上の説明で明らかな如く１本発明によれば、プロセス
カートリッジを装置本体に装着する際の像担持体の駆動
源への連結は、像担持体と駆動伝達軸との凹凸嵌合によ
る位置決めと共になされる両フランシンの磁力による結
合によって高精度になされ、しかも像担持体は駆動源に
よって直接駆動されるため、該像担持体の回転ムラか解
消されて画質の向上か図られるという効果か得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１実施例に係るドラム駆動連結機構
を示す画像形成装置のプロセスカートリッジ部の正面図
、第２図は画像形成装置の縦断面図、第３図は本発明の
第２実施例に係るドラム駆動連結機構を示す画像形成装
置のプロセスカートリッジ部の正面図、第４図は本発明
の第３実施例に係るドラム駆動連結機構を示す画像形成
装置のプロセスカートリッジ部の正面図、第５図は本発
明の第４実施例に係るドラム駆動連結機構を示す画像形
成装置のプロセスカートリッジ部の正面図、第６図はフ
ランジの結合状態における第５図Ａ部の拡大断面図であ
る。 １・・・像担持体、２・・・ＤＤモータ（駆動源）、３
・・・出力軸（駆動伝達軸）、４，８．１６・・・フラ
ンジ、９・・・プロセスカートリッジ、１３−・・駆動
連結軸（駆動伝達軸）、１５・・・嵌合穴、１７・・・
嵌合軸（駆動伝達軸）、１８・・・装置本体。

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）少なくとも像担持体を内包するプロセスカートリ
   ッジを本体に対して着脱自在に構成するとともに、前記
   像担持体の駆動源を本体に設けて成る画像形成装置に設
   けられる機構であって、前記像担持体と本体側の駆動伝
   達軸の何れか一方を他方に対してスライド自在とすると
   ともに、これらのうちの一方がスライドしたとき両者が
   凹凸嵌合して位置決めされると同時に、これら像担持体
   と駆動伝達軸の各々に設けられたフランジが磁力によっ
   て結合されるよう構成して成ることを特徴とする画像形
   成装置のドラム駆動連結機構。
2. （２）前記像担持体と駆動伝達軸との凹凸嵌合は、これ
   らの一方に形成された嵌合穴と他方に設けられた嵌合軸
   によってなされることを特徴とする請求項１記載の画像
   形成装置のドラム駆動連結機構。
3. （３）前記嵌合穴と嵌合軸とのハメアイ部に粘度の大き
   な流体を塗布したことを特徴とする請求項２記載の画像
   形成装置のドラム駆動連結機構。
4. （４）前記駆動伝達軸は、ダイレクトドライブモータの
   出力軸で構成されることを特徴とする請求項１又は２記
   載の画像形成装置のドラム駆動連結機構。