JPH04126222U - 液晶用照明装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 液晶用照明装置を薄型化する。 【構成】 導光板１１の光入射端部２１と異なる側端部
２２に段差２３を設けて光入射端部２１より薄厚に形成
する。反射シート１３および拡散シート１４の光源入射
端部に対応する部分を切欠いて薄厚とする。これらの薄
厚部分のみを本体１０にて挟み込んで支持する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、受光型液晶表示装置の背面照明（バツクライト）に用いられるエツ ジライト方式の照明装置に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来より、液晶表示装置としてのエツジライト方式の照明装置としては、図８ 〜１０の如く、光源１として冷陰極管や熱陰極管等のランプを使用し、これを透 光性材料からなる導光体２の両側に配し、導光体２の上面に照明面の輝度を面全 体にわたつて均一化するために光散乱効果を有する乳白色の合成樹脂板から成る 拡散シート３が設けられ、また反射シート４としては鏡面反射板または光散乱ア クリル板等が用いられている。この反射シート４は光源から発して背面に向かう 光を反射させて前面に導くことによつて、光の利用効率を向上させるために設け たものである。

【０００３】 これら、拡散シート３、導光体２および反射シート４の三層の積層板は、図８ 〜１０に示す窓枠５と、窓枠５の後部にビス止めされる支持体６（シヤーシ）と から前後方向に挟みこまれて支持されていた。

【０００４】 なお、図中、７は光源からの外側への光を導光体２側へ反射させる光源反射体 、Ｘは液晶表示板、Ｌ１は光源１の有効発光領域、Ｌ２は液晶表示装置Ｘの有効 表示領域である。

【０００５】

【考案が解決しようとする課題】

しかし、従来の液晶用照明装置では、図９，１０の如く、拡散シート３、導光 体２、反射シート４および光源反射体７が積層された積層板の前後に、さらに窓 枠５および支持体６を重ね合わせるため、液晶用照明装置全体の厚さ寸法が大と なる。例えば、各部材の厚さ寸法について、導光体２が５．０ｍｍ、拡散シート ３が０．２５ｍｍ、反射シート４が０．１８ｍｍ、支持体６が０．５ｍｍ、光源 反射体７が０．１ｍｍである場合、図９に示す部分についての窓枠５からの厚さ 寸法は５．９３ｍｍであり、図１０に示す部分についての窓枠５からの厚さ寸法 は６．１３ｍｍとなる。そして、もし全体の薄型化を達成するため、導光体２を 薄く形成すると、その分、光源１からの光入射端面の面積が小となり、高輝度化 の液晶用照明装置の実現という立場からはどうしても問題であつた。

【０００６】 本考案は、上記課題に鑑み、光入射面積を減少させずに薄型化を達成し得る液 晶用照明装置の提供を目的とする。

【０００７】

【課題を解決するための手段】

本考案請求項１による課題解決手段は、図１，２，６の如く、 液晶表示板Ｘの後方から照明するものであつて、 液晶表示板Ｘの後方に配される照明装置本体１０と、 該照明装置本体１０内で液晶表示板Ｘと平行に配される導光板１１と、 該導光板１１の両端部に配された光源１２と、 前記導光板１１の後部に平行に配され導光板１１内での後方への光を液晶表示 板Ｘ側へ反射させる反射シート１３と を備え、 前記照明装置本体１０は、 導光板１１の前方に配された窓枠１６と、 前記導光板１１の後方に配された支持体１７と から構成され、 前記導光板１１は窓枠１６および支持体１７により挟持された液晶用照明装置 において、 前記導光板１１の光入射端部２１と異なる側端部２２の後面に段差２７が切欠 形成され、 該段差２７に前記支持体１７が当接するよう配され、 該段差２７の深さ寸法は、窓枠１６から支持体１７までの厚さ寸法が窓枠１６ から反射シート１３までの厚さ寸法より小となるよう設定された ものである。

【０００８】 本考案請求項２による課題解決手段は、図４，５，７の如く、 液晶表示板Ｘの後方から照明するものであつて、 液晶表示板Ｘの後方に配される窓枠１６と、 該窓枠１６の後部で液晶表示板Ｘと平行に配される導光板１１と、 該導光板１１の両端部に配された光源１２と、 前記導光板１１の後部に平行に配され導光板１１内での後方への光を液晶表示 板Ｘ側へ反射させる反射シート１３と を備え、 前記導光板１１の光入射端部２１と異なる側端部２２に、前記窓枠１６と係合 する係合機構３１が設けられ、 該係合機構３１の前後方向の厚さは、窓枠１６との係合時に、導光板１１の前 後方向の厚さよりも小さく形成された ものである。

【０００９】 本考案請求項３による課題解決手段は、図１，３の如く、 液晶表示板Ｘを後方から照明するものであつて、 液晶表示板Ｘの後方に配される照明装置本体１０と、 該照明装置本体１０内で液晶表示板Ｘと平行に配される導光板１１と、 該導光板１１の両端部に配された光源１２と、 前記導光板１１の後方に平行に配され導光板１１内での後方への光を液晶表示 板Ｘ側へ反射させる反射シート１３と、 導光板１１と液晶表示板Ｘとの間に平行に配され導光板１１からの光の輝度を 均一化するための拡散シート１４と、 前記光源１２からの導光板１１と逆側への光を導光板１１側へ反射させる光源 反射体１５と を備え、 前記照明装置本体１０は、 導光板１１の前方に配された窓枠１６と、 前記導光板１１の後方に配された支持体１７と から構成され、 前記導光板１１は窓枠１６および支持体１７により挟持された液晶用照明装置 において、 前記反射シート１３の光源１２に近接した端部は、導光板１１の後面端部を露 出するよう切欠かれ、 前記拡散シート１４の光源１２に近接した端部は、導光板１１の前面端部を露 出するよう切欠かれ、 前記光源反射体１５は、反射シート１３および拡散シート１４から露出された 導光板１１に直接固定され、 前記照明装置本体１０は光源反射体１５の前面および後面を挟持するよう配さ れた ものである。

【００１０】

【作用】

上記請求項１による課題解決手段において、製造時には、導光板１１の後面の 光入射端部２１と異なる側端部２２に段差２３を設けて光入射端部２１より薄厚 に形成する。その後、導光板１１の光入射端部２１に光源１２を配置した後、こ れらを窓枠１６上に載置し、導光板１１の段差２３に支持体１７を当てて導光板 １１を挟持する。

【００１１】 このとき、導光板１１に段差２３の深さ寸法を大としているので、支持体１７ を導光板１１内に埋没させて反射シート１３より後方に突出するのを防止するこ とにより、薄型化を達成する。

【００１２】 請求項２による課題解決手段において、導光板１１の光入射端部２１と異なる 側端部２２に窓枠１６と係合する係合機構３１を設ける。この際、係合機構３１ の最後端部を反射シート１３より後方に突出しないように設定しているので、請 求項１と同様、液晶用照明装置全体の薄型化を達成し得る。

【００１３】 請求項３による課題解決手段において、製造時に導光板１１に拡散シート１４ および反射シート１３を密着させる際、拡散シート１４の光源１２に近接した両 端部を切欠くとともに、反射シート１３の光源１２に近接した両端部を切欠き、 導光板１１の前後面を帯状に露出させておく。そして、導光板１１の両端部に光 源１２を配置した後、反射シート１３および拡散シート１４から露出した導光板 １１の前後面に、光源反射体１５を直接固定し、この光源反射体１５の前後を窓 枠１６と支持体１７とで挟み込んで支持する。

【００１４】 このように、光源反射体１５を露出された導光板１１の光入射端部２１に直接 固定しているので、従来に比べて反射シート１３および拡散シート１４のシート 厚を省略でき、液晶用照明装置の薄型化を図り得る。

【００１５】

【実施例】

以下、本考案の実施例の液晶用照明装置を図面に基づいて説明する。

【００１６】 （第一実施例） 図１は本考案の第一実施例の液晶用照明装置を示す斜視図、図２は同じくその Ａ−Ａ断面図、図３は同じくそのＢ−Ｂ断面図である。

【００１７】 図示の如く、本実施例の液晶用照明装置は、エツジライト方式にて液晶表示板 Ｘを後方から照明するものであつて、液晶表示板Ｘの後方に配される照明装置本 体１０と、該照明装置本体１０内で液晶表示板Ｘと平行に配される導光板１１と 、該導光板１１の端部に配された光源１２と、前記導光板１１の後方に平行に配 され導光板１１内での後方への光を液晶表示板Ｘ側へ反射させる反射シート１３ と、導光板１１と液晶表示板Ｘとの間に平行に配され導光板１１からの光の輝度 を液晶表示板Ｘに対して均一化するための拡散シート１４と、前記光源１２から の導光板１１と逆側への光を導光板１１側へ反射させる光源反射体１５とを備え たものである。

【００１８】 前記照明装置本体１０は、導光板１１の前方に配された窓枠１６と、導光板１ １の後方に配された金属製の支持体１７とから構成され、該窓枠１６および支持 体１７にて導光板１１を前後方向に挟持するものである。

【００１９】 前記窓枠１６はプラスチツク等にて、照明面を前方に表示するよう平面視口字 形に形成され、その外縁部には、ねじ１８を介して支持体１７と係合するための 第一ねじ孔１９が形成されている。

【００２０】 前記支持体１７（押えベゼル）は、厚さが０．５ｍｍの金属シヤーシであり、 導光板１１の四辺の帯状の部分、すなわち、後述の導光板１１の側端部２２およ び光源反射体１５のみを支持するよう、これらの厚み寸法に応じて折曲形成され かつ平面視口字形に形成されている。該支持体１７の外縁部には、前記ねじ１８ が貫通する第二ねじ孔２０が前記窓枠１６の第一ねじ孔１９に対応して形成され ている。

【００２１】 前記導光板１１は、図１〜３の如く、例えば全光線透過率９３％、屈折率ｎ＝ １.４９のアクリル樹脂が使用され、長さ寸法２０.５ｃｍ、幅寸法１５.５ｃｍ 、厚さ寸法０．５〜０.６ｃｍの平板状に形成されている。

【００２２】 該導光板１１の四方側部のうち、光源１２が配される光入射端部２１と異なる 側端部２２の後面には、図２の如く、前記支持体１７が当接するための段差２３ が切り欠かれている。該段差２３の深さ寸法は０．８ｍｍに設定されている。こ れは、支持体１７の当接時に、窓枠１６から支持体１７までの厚さ寸法が窓枠１ ６から反射シート１３までの厚さ寸法より小となるよう大きく設定されたもので ある。また、該段差２３の照明面に対する形成領域は、光源１２の有効発光領域 Ｌ１や液晶表示板Ｘの有効表示領域Ｌ２等を考慮して決定される。

【００２３】 前記光源１２は、フイラメント等の発光体と、これを覆う外装管とからなる直 管型の熱陰極管（ＣＣＦＴ）等が使用されており、例えば、その直径が４.１ｍ ｍ、管面輝度が１６０００ｎｔ、消費電力が５Ｗに設定されている。

【００２４】 前記反射シート１６は、０.１８ｍｍ厚の既存の鏡面反射板や光散乱アクリル 板等が使用されている。該反射シート１３の光源１２に近接した端部は、導光板 １１の後面端部を露出するよう帯状に切欠かれている。

【００２５】 前記拡散シート１７は、０．２５ｍｍ厚の乳白色の合成樹脂板であり、波長６ ００ｎｍの可視光線の透過率は９１％とされている。該拡散シート１４の光源１ ２に近接した端部は、導光板１１の前面端部を露出するよう帯状に切欠かれてい る。

【００２６】 前記光源反射体１５は、０．１ｍｍ厚の反射効率の高い金属板の中央部が断面 Ｃ字形に曲げ加工されたリフレクタであり、前記反射シート１３および拡散シー ト１４から帯状に露出された導光板１１の光入射端部２１に接着樹脂にて直接固 定される。該光源反射体１５の前面および後面は、前記支持体１７にて窓枠１６ 側に押さえつけられて支持される。

【００２７】 上記構成の液晶用照明装置は、次のように製造される。

【００２８】 まず、図１，２の如く、導光板１１の後面の光入射端部２１と異なる側端部２ ２に、段差２３を設けて光入射端部２１より薄厚に形成する。この際、図２の如 く、段差２３の深さ寸法は支持体１７の厚さ寸法より大とするよう０．８ｍｍに 設定しておく。

【００２９】 次に、導光板１１の前面に拡散シート１４を、後面に反射シート１３を夫々貼 り付ける。この際、図３の如く、拡散シート１４の光源１２に近接した両端部を 帯状に切欠くとともに、反射シート１３の光源１２に近接した両端部を帯状に切 欠くことにより、導光板１１の前後面の一部を露出させておく。

【００３０】 そして、図３の如く、導光板１１の光入射端部２１に光源１２を配置した後、 反射シート１３および導光板１１から帯状に露出した導光板１１の光入射端部２ １の前後面に、光源反射体１５を接着樹脂にて直接固定する。

【００３１】 その後、窓枠１６上に載置した後、その後部に支持体１７を当てる。この際、 図３の如く、ロ字形の支持体１７の光入射端部２１に対応する二辺を光源反射体 １５に当接させるとともに、この二辺と隣合う他の二辺を導光板１１の段差２３ に直接当接させる。そして、窓枠１６と支持体１７とをねじ１８にて固定する。

【００３２】 このとき、図２の如く、導光板１１の光入射端部２１以外の側端部２２に段差 ２３を形成して薄厚にしていることから、この部分において支持体１７が反射シ ート１３より後方に突出するのを防止し得、導光板１１の厚さ寸法を５．０ｍｍ として、その厚さ寸法を５．４３ｍｍに保つことができ、図９に示す従来例に比 べて、支持体１７の厚さ寸法である０．５ｍｍだけ薄型化できる。

【００３３】 しかも、図３の如く、光源反射体１５を、露出された導光板１１の光入射端部 ２１に直接固定しているので、その厚さ寸法を５．７ｍｍに保つことができ、図 １０に示す従来例に比べて反射シート１３および拡散シート１４分のシート厚０ ．４３ｍｍを省略できる。したがつて、図２または図３に示す技術を単独で使用 すると、夫々大幅な薄型化が可能となる。

【００３４】 ただし、本例では、窓枠１６と導光板１１との間には、図２のように拡散シー ト１４が介在される状態となり、故に、窓枠１６と光源反射体１５との間には０ ．１５ｍｍの隙間ができることになるが、これを考慮しても、窓枠１６からの全 体の厚さ寸法は５．８５ｍｍとなり、従来の６．１３ｍｍに比べて０．２８ｍｍ の削減が可能となる。以上のことから、液晶用照明装置全体の薄型化を達成し得 る。

【００３５】 次に、液晶用照明装置の使用時には、光源１２からの内側への光は、直接に導 光体１１の光入射端部２１からその内部へ進入する。一方、光源１２からの外側 への光は、光源反射体１５にて反射された後、導光体１１の光入射端部２１から その内部へ進入する。

【００３６】 その後、進入光は、反射シート１３にて前方へ反射されて拡散シート１４に配 光される。そして、この拡散シート１４を介して、ほぼ均一に配光された光を液 晶表示板Ｘの裏面に照射する。

【００３７】 このとき、導光板１１の光入射端部２１の厚さ寸法は、図６〜８に示す従来例 と何ら変わることなく、したがつて、光源１２からの光の入射面積は従来と同様 に維持されている。したがつて、上述のように液晶用照明装置を薄型化しても、 照明面での輝度を低下させることもない。

【００３８】 以上のことから、その輝度特性を変えることなく、従来に比較して薄型化する ことができ、軽薄短小の市場ニーズであるカラーＬＣＤユニツトの薄型対応が実 現できる。

【００３９】 （第二実施例） 図４は本考案の第二実施例の液晶用照明装置を示す斜視図、図５は同じくその Ｃ−Ｃ断面図である。

【００４０】 図示の如く、本実施例の液晶用照明装置は、導光板１１の光入射端部２１と異 なる側端部２２に窓枠１６と係合する係合機構３１が設けられたものである。

【００４１】 該係合機構３１は、窓枠１６に形成された第三ねじ孔３２と、該第三ねじ孔３ ２と係合するための一般的な金属製のねじ部材３３と、該ねじ部材３３を貫通さ せるよう導光板１１の側端部２２に直接一体成型されたねじ環３４とから構成さ れている。そして、図５の如く、該係合機構３１のねじ環３４の前後方向の厚み 寸法は、前記ねじ部材３３を装着して窓枠１６と係合する際、ねじ部材３３の最 後端部が反射シート１３より後方に突出しないよう、導光板１１の前後方向の厚 さよりも小さく設定されている。

【００４２】 なお、本実施例の場合、該係合機構３１の後方に、さらにこれを保護するガー ド部材３５（金属シヤーシ）を装着するものである。これより、前記ねじ環３４ の厚み寸法は、該ガード部材３５の厚み寸法を考慮しても、なおガード部材３５ の最後端部が反射シート１３より後方に突出しないように設定されている。

【００４３】 本実施例において、係合機構３１が反射シート１３より後方に突出しないので 、図２に示す第一実施例と同様に、導光板１１の光入射端部２１の厚さ寸法を従 来と同様に維持しながら、液晶用照明装置を薄型化できる。

【００４４】 なお、本考案は、上記実施例に限定されるものではなく、本考案の範囲内で上 記実施例に多くの修正および変更を加え得ることは勿論である。

【００４５】 例えば、上記実施例では、支持体１７をロ字形に形成し、その一部を光源反射 体に当接させ、他の一部を導光板１１に直接当接させていたが、これに限るもの でなく、例えば、支持体１７を二本の帯状片にて構成し、導光板１１の段差２３ のみを支持するよう構成してもよく、あるいは、導光板１１の光入射端部２１の 光源反射体１５のみを支持するものであつてもよい。

【００４６】 また、上記実施例では、図２の如く、拡散シート１４の光入射端部２１と異な る部分については導光板１１を露出させていなかつたが、図６の如く、この部分 を切り欠いて、導光板１１の前面を窓枠１６に直接当接させてもよい。この場合 、拡散シート１４の厚さ分だけ、さらに薄型化を図り得る。

【００４７】 さらに、第二実施例において、係合機構３１として、窓枠１６の第三ねじ孔３ ２と、ねじ部材３３と、導光板１１のねじ環３４とから構成していたが、これに 限るものでなく、例えば、図７のように、窓枠１６に形成された弾性フツク３６ と、これに係合するよう導光板１１の側端部２２に形成された突起３７とからな るものでもよい。

【００４８】

【考案の効果】

以上の説明から明らかな通り、本考案請求項１によると、導光板の光入射端部 と異なる側端部に段差を切り欠いて形成しているので、この部分において支持体 が反射シートより後方に突出するのを防止し得る。

【００４９】 本考案請求項２によると、光入射端部と異なる側端部に形成された係合機構の 最後端部を導光板より薄厚としているので、係合機構を反射シートより後方へ突 出するのを防止できる。

【００５０】 本考案請求項３によると、反射シートおよび拡散シートの光入射端面付近を帯 状に切欠き、ここから露出された導光板に光源反射体を直接固定しているので、 従来に比べて、光入射端面の導光板の厚さを縮小せずに反射シートおよび拡散シ ートのシート厚を省略して薄厚にできる。

【００５１】 以上のことから、光源からの光入射面積を減少させずに薄型化の要請に対応で きる。

【図面の簡単な説明】

【図１】図１は本考案の第一実施例の液晶用照明装置を
示す斜視図である。

【図２】図２は同じくそのＡ−Ａ断面図である。

【図３】図３は同じくそのＢ−Ｂ断面図である。

【図４】図４は本考案の第二実施例の液晶用照明装置を
示す斜視図である。

【図５】図５は同じくそのＣ−Ｃ断面図である。

【図６】図６は請求項１に対応する他の実施例を示す断
面図である。

【図７】図７は請求項２に対応する他の実施例を示す断
面図である。

【図８】図８は従来の液晶用照明装置を示す斜視図であ
る。

【図９】図９は同じくそのＤ−Ｄ断面図である。

【図１０】図１０は同じくそのＥ−Ｅ断面図である。

【符号の説明】

１０ 照明装置本体 １１ 導光板 １２ 光源 １３ 反射シート １４ 拡散シート １６ 窓枠 １７ 支持体 ２１ 光入射端部 ２２ 側端部 ２３ 段差 ３１ 係合機構 Ｘ 液晶表示板

Claims (3)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 液晶表示板の後方から照明するものであ
   つて、液晶表示板の後方に配される照明装置本体と、該
   照明装置本体内で液晶表示板と平行に配される導光板
   と、該導光板の両端部に配された光源と、前記導光板の
   後部に平行に配され導光板内での後方への光を液晶表示
   板側へ反射させる反射シートとを備え、前記照明装置本
   体は、導光板の前方に配された窓枠と、前記導光板の後
   方に配された支持体とから構成され、前記導光板は窓枠
   および支持体により挟持された液晶用照明装置におい
   て、前記導光板の光入射端部と異なる側端部の後面に段
   差が切欠形成され、該段差に前記支持体が当接するよう
   配され、該段差の深さ寸法は、窓枠から支持体までの厚
   さ寸法が窓枠から反射シートまでの厚さ寸法より小とな
   るよう設定されたことを特徴とする液晶用照明装置。
2. 【請求項２】 液晶表示板の後方から照明するものであ
   つて、液晶表示板の後方に配される窓枠と、該窓枠の後
   部で液晶表示板と平行に配される導光板と、該導光板の
   両端部に配された光源と、前記導光板の後部に平行に配
   され導光板内での後方への光を液晶表示板側へ反射させ
   る反射シートとを備え、前記導光板の光入射端部と異な
   る側端部に、前記窓枠と係合する係合機構が設けられ、
   該係合機構の前後方向の厚さは、窓枠との係合時に、導
   光板の前後方向の厚さよりも小さく形成されたことを特
   徴とする液晶用照明装置。
3. 【請求項３】 液晶表示板を後方から照明するものであ
   つて、液晶表示板の後方に配される照明装置本体と、該
   照明装置本体内で液晶表示板と平行に配される導光板
   と、該導光板の両端部に配された光源と、前記導光板の
   後方に平行に配され導光板内での後方への光を液晶表示
   板側へ反射させる反射シートと、導光板と液晶表示板と
   の間に平行に配され導光板からの光の輝度を均一化する
   ための拡散シートと、前記光源からの導光板と逆側への
   光を導光板側へ反射させる光源反射体とを備え、前記照
   明装置本体は、導光板の前方に配された窓枠と、前記導
   光板の後方に配された支持体とから構成され、前記導光
   板は窓枠および支持体により挟持された液晶用照明装置
   において、前記反射シートの光源に近接した端部は、導
   光板の後面端部を露出するよう切欠かれ、前記拡散シー
   トの光源に近接した端部は、導光板の前面端部を露出す
   るよう切欠かれ、前記光源反射体は、反射シートおよび
   拡散シートから露出された導光板に直接固定され、前記
   照明装置本体は光源反射体の前面および後面を挟持する
   よう配されたことを特徴とする液晶用照明装置。