JPH0412489Y2 - - Google Patents

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JPH0412489Y2
JPH0412489Y2 JP6291986U JP6291986U JPH0412489Y2 JP H0412489 Y2 JPH0412489 Y2 JP H0412489Y2 JP 6291986 U JP6291986 U JP 6291986U JP 6291986 U JP6291986 U JP 6291986U JP H0412489 Y2 JPH0412489 Y2 JP H0412489Y2
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JP
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transparent body
magnifying glass
locking piece
flat bottom
clip
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JP6291986U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は携帯用拡大鏡に関し、より具体的には
横向き半円柱状透明体の凸レンズを用いた拡大鏡
に関する。
〔従来の技術〕
横向き半円柱状透明体の凸レンズを用いた拡大
鏡はすでに知られており、特にコンピユータプロ
グラムや書物を行ごとに拡大して読むのに用いら
れている。しかし、従来のこの種の拡大鏡は書物
等の行の長さに合せて通常は15cm以上の長さのも
のが殆どであり、携帯用には不便なものであつ
た。
〔考案が解決しようとする問題点〕 そこで、これを10〜14cm程度に短くし、ポケツ
ト等に係止するための係止用クリツプをその端部
に付設することが考えられるが、この場合ポケツ
ト等の布地をクリツプと透明体との間に挿入しや
すくするためにクリツプの先端部は透明体からわ
ずかに離間した状態とする必要がある。横向き半
円柱状透明体の平底面は書物等に当接して使用さ
れるから、突出したクリツプをこの平底面側に形
成することはできず、透明体の上側の曲面上に形
成せざるを得ない。
しかしながら、かかる突出形状のクリツプをこ
の種の横向き半円柱状透明体の拡大鏡に付設する
ことは、使いやすさを損ねることとなり、好まし
いことではない。また、この種の拡大鏡では、例
えば、横書きの文章を拡大するために該拡大鏡を
行に沿つて横向きに置いたときには、目の位置を
頁の上下方法にずらすと、前記クリツプと行との
相対位置に大幅なずれを生じ、クリツプの位置に
惑わされて読んでいる行を見誤る原因ともなる。
本考案は上記の事実を考慮し、横向き半円柱状
透明体のシンプルな形状に基づく使いやすさを損
ねることなく、また、クリツプと行との相対位置
の大幅なずれに基づく行の見誤りを生ずることの
ないこの種の携帯用拡大鏡を提供することを目的
とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、本考案に係る携帯
用拡大鏡は、横向き半円柱状透明体の平底面側に
非突出的に前記係止用クリツプの係止片を延設す
ると共に、該係止片が対向する前記透明体の平底
面に凹部を形成した。ここで、「非突出的」とは、
係止片が透明体の平底面から全く突出しないこと
を意味するものではなく、透明体の平底面を平面
上に載置した場合に実質的にがたつきを生じない
程度の出張りを含む意味とする。
〔作用〕
上記構成の本考案は、通常の状態では、係止用
クリツプの係止片は横向き半円柱状透明体の平底
面側に非突出的に密着しており、邪魔にならない
が、係止用クリツプをポケツトの布、紙等に係止
する際には、透明体の平底面に形成した凹部に位
置する係止片部分を指で押圧すれば、該係止片が
反り返り、その先端側が俯仰して、係止片の先端
部とを透明体とが難関状態となり、ポケツトの
布、紙等を容易に挿入できるようになる。
〔実施例〕
第1図は本考案に係る携帯用拡大鏡の一実施例
を示す分解斜視図である。
10は拡大鏡の本体である横向き半円柱状透明
体で、アクリル樹脂等の透明合成樹脂からなり、
その断面が半円形状をなしているので、凸レンズ
として作用するものである。
この拡大鏡は書物等の紙面に当接させて使用す
るものであるので、透明体10の底面は平底面1
2として形成されている。
20はこの拡大鏡を衣服の胸ポケツト、紙等に
係止するための係止用クリツプで、該係止用クリ
ツプ20は支持部22と平板状の係止片24とか
らなつている。本実施例における係止用クリツプ
20は金属製で、例えば金属板をT字型に打ち抜
いて形成されるが、係止片24が可撓性であれば
素材はこれに限定されるものではない。ただし、
係止片24の部分ができるだけ薄く、しかも十分
な強度を有して形成できるものを用いることが望
ましい。係止用クリツプ20は、第2A図に示す
ように、係止片24が透明体10の平底面12に
沿うように、支持部22が透明体10の端部に嵌
め込まれる。
透明体10の平底面12には凹部14が形成さ
れており、該凹部14は、第2A図に示すように
係止用クリツプ20を透明体10の端部に付設し
た状態で、係止片24の中間に位置するように形
成されている。
次に本実施例の作用を説明する。
通常の状態では、第2A図に示すように、板状
の係止片24は平底面12に沿つて非突出的に延
設された状態となつているので、平底面12を書
物等の紙面に当接させながら使用することができ
る。この場合に、係止片24は紙面と密着してい
るので、該当する行を示す指標としての役割を果
たす。
そして、第2B図に示すように、平底面12の
凹部14に対向する係止片24の部分を矢印30
の方向に押圧すれば、係止片24が反り返り、そ
の先端部24Aと透明体10の平底面12とが離
間状態となり、この隙間からポケツトの布、紙等
を容易に挿入することができるようになる。
したがつて、万年筆等と同様の態様で携帯する
ことができ、さらには、この係止片24と平底面
12との間に紙を挿入することができるので、第
3図に示すように、紙の側端部から挿入して、こ
の拡大鏡を紙面に固定した状態で使用することも
可能となる。
第4図は、この拡大鏡に長手方向に沿つて目盛
を付した実施例を示す平面図である。この実施例
においては、目盛42は横向き半円柱状透明体4
0の平底面に付されているが、透明体40の曲面
の側部にこれを付してもよい。
第5A図及び第5B図は、横向き半円柱状透明
体50に長手方向に沿つた凸縁部54を形成し、
この突縁部54に目盛52を付した実施例を示す
平面図及び端面図である。
なお、上記の実施例においては、係止クリツプ
の係止片は平板状のものとして説明したが、先端
部に丸く厚味をもたせ、この部分を透明体の平底
面に凹部を設けて陥没させるようにしてもよく、
また、同様に係止片の基部付近を強度をもたせる
ために厚肉状になし、この部分を透明体の平底面
内に陥没させるようにしてもよい。
〔考案の効果〕
以上説明した通り、本考案に係る携帯用拡大鏡
は、横向き半円柱状透明体の平底面側に非突出的
に係止用クリツプの係止片を延設したので、横向
き半円柱状透明体のシンプルな形状に基づく使い
やすさを損ねることがなく、拡大鏡としての通常
態様の使用時では、係止片が読取り行を示す指標
となるので、クリツプと行との相対位置の大幅な
ずれに基づく行の見誤りを生ずることもない。ま
た、拡大鏡としての使用時にこれを紙に挟んで固
定した状態で使用することも可能となる。
さらに、本考案にあつては、係止用クリツプの
係止片が対向する透明体平底面に凹部を形成した
ので、係止片と透明体との間にポケツトの布、紙
等を挟む動作は、指で該凹部に対向する係止片部
分を押圧するだけで極めて簡単に行うことができ
る。
このように、本考案に係る拡大鏡は、係止用ク
リツプが単に携帯時の機能を果たすだけではな
く、拡大鏡としての使用時においても機能的に作
用するものであり、実用上極めて有用なものであ
ると共に、部品も少ないので、廉価に製造するこ
とができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る携帯用拡大鏡の一実施例
を示す分解斜視図、第2A図及び第2B図は同実
施例の作用状態を示す側面図、第3図は同実施例
の使用態様を示す図、第4図は別の実施例を示す
平面図、第5A図及び第5B図はさらに別の実施
例を示す平面図及び端面図である。 10……横向き半円柱状透明体、12……平底
面、14……凹部、20……係止用クリツプ、2
4……係止片、42,52……目盛、54……突
縁部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 横向き半円柱状透明体の端部に係止用クリツ
    プを付設した携帯用拡大鏡であつて、前記透明
    体の平底面側に非突出的に前記係止用クリツプ
    の係止片を延設すると共に、該係止片が対向す
    る前記透明体の平底面に凹部を形成したことを
    特徴とする携帯用拡大鏡。 (2) 前記横向き半円柱状透明体に長手方向に沿つ
    て目盛が付されている実用新案登録請求の範囲
    第(1)項に記載の携帯用拡大鏡。 (3) 前記横向き半円柱状透明体が長手方向に沿つ
    た突縁部を有し、該突縁部に目盛が付されてい
    る実用新案登録請求の範囲第(2)項に記載の携帯
    用拡大鏡。
JP6291986U 1986-04-25 1986-04-25 Expired JPH0412489Y2 (ja)

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JPS62176819U JPS62176819U (ja) 1987-11-10
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