JPH04124722U - グロメツト - Google Patents

グロメツト

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Publication number
JPH04124722U
JPH04124722U JP3870191U JP3870191U JPH04124722U JP H04124722 U JPH04124722 U JP H04124722U JP 3870191 U JP3870191 U JP 3870191U JP 3870191 U JP3870191 U JP 3870191U JP H04124722 U JPH04124722 U JP H04124722U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lead wire
grommet
hole
engagement groove
case
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3870191U
Other languages
English (en)
Inventor
正直 鈴木
Original Assignee
エヌオーケー株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by エヌオーケー株式会社 filed Critical エヌオーケー株式会社
Priority to JP3870191U priority Critical patent/JPH04124722U/ja
Publication of JPH04124722U publication Critical patent/JPH04124722U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 リード線を挿通する貫通孔8を設け、ケース
のリード線取出し部に係合する係合溝10を設け、貫通
孔8の内壁にリード線より小径のシール部11を設け、
リード線取出し部に圧入されるゴム状弾性材製のグロメ
ット5について貫通孔8の内壁とリード線の間のシール
性を向上させる。 【構成】 シール部11を係合溝10と同一断面上に配
置して当該グロメット5をケースのリード線取出し部に
圧入する際にシール部11を締め付け、この締付け力を
シール部11の締め代に加えてシール性を向上させる。
またポッティング剤充填部12にポッティング剤を充填
することによりシール性を向上させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電気機器のリード配線に用いられるグロメットの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
図3および図4に示すように、ソレノイドやセンサ等の電気機器のケース1か ら外部へリード線2を取り出す場合には、ケース1の周壁にリード線取出し部3 を開口し、このリード線取出し部3にゴム状弾性材製のグロメット5を圧入して いる。ケース1にはポッティング剤4が充填される。しかして、従来のグロメッ ト5は、図5ないし図7に示すように、正面6から背面7にかけてリード線2を 挿通する貫通孔8を設け、外周面9にケース1のリード線取出し部3周縁に係合 する係合溝10を設け、前記貫通孔8の内壁における最も内側の部分にリード線 2より小径のシール部11を設けている。シール部11はその締め代によりリー ド線2との間をシールする。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来技術には、シール部11の締め代だけに頼ってリード線2との間をシ ールしているために、リード線2に引張り力が作用した場合やリード線2の外径 寸法にばらつきがある場合などに締め代が不安定となって所定のシール性を保つ ことができない、という問題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は以上の点に鑑み、上記従来技術にみられる問題を解消するために案出 されたものであって、この目的を達成するため、リード線を挿通する貫通孔を設 け、ケースのリード線取出し部に係合する係合溝を設け、前記リード線取出し部 に圧入されるゴム状弾性材製のグロメットにおいて、前記貫通孔の内壁における 前記係合溝と同一断面上に前記リード線より小径のシール部を設け、前記内壁に おける前記シール部の内側に前記リード線より大径のポッティング剤充填部を設 けたことを特徴とするグロメットを提供する。
【0005】
【作用】
シール部を係合溝と同一断面上に配置すると、当該グロメットをケースのリー ド線取出し部に圧入する際にシール部を締め付けることになり、この締付け力が 締め代に加わるためにシール性を向上させることができる。またポッティング剤 充填部にポッティング剤が充填されるために、これによってもシール性を向上さ せることができる。
【0006】
【実施例】
つぎに本考案の実施例を図面にしたがって説明すると、図1は当該グロメット 5の、上記従来技術に係る図6に対応した断面を示し、図2はリード線2を挿通 した状態の要部拡大断面を示している。
【0007】 すなわち、正面6から背面7にかけてリード線2を挿通する貫通孔8(図は2 本のうちの1本を示している)が形成され、外周面9にケース1のリード線取出 し部3(何れも図3または図4参照)周縁に係合する係合溝10が形成され、貫 通孔8の内壁における係合溝10と同一断面上(図上A−A線上)にリード線2 より小径のシール部11が形成され、前記内壁におけるシール部11の内側(ケ ース1の内側)にリード線2より大径のポッティング剤充填部12が形成されて いる。
【0008】 上記グロメット5は次の効果を奏する。すなわち、シール部11を係合溝10 と同一断面上に配置したために当該グロメット5をケース1のリード線取出し部 3に圧入する際にシール部11を締め付けることができ、この締付け力がシール 部11の締め代に加わるために、シール性を向上させることができる。またポッ ティング剤充填部12にポッティング剤4(図4参照)が充填されるために、こ れによってもシール性を向上させることができる。
【0009】
【考案の効果】
本考案は次の効果を奏する。すなわち、シール部を係合溝と同一断面上に配置 したために当該グロメットをケースのリード線取出し部に圧入する際にシール部 を締め付けることができ、この締付け力がシール部の締め代に加わるために、シ ール性を向上させることができる。またポッティング剤充填部にポッティング剤 が充填されるために、これによってもシール性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係るグロメットの断面図
【図2】同グロメットのリード線を挿通した状態の要部
拡大断面図
【図3】グロメットを装着したケースの斜視図
【図4】グロメットを装着したケースの平面図
【図5】従来例に係るグロメットの平面図
【図6】図5におけるB−B線断面図
【図7】同グロメットの斜視図
【符号の説明】
1 ケース 2 リード線 3 リード線取出し部 4 ポッティング剤 5 グロメット 6 正面 7 背面 8 貫通孔 9 外周面 10 係合溝 11 シール部 12 ポッティング剤充填部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リード線2を挿通する貫通孔8を設け、
    ケース1のリード線取出し部3に係合する係合溝10を
    設け、前記リード線取出し部3に圧入されるゴム状弾性
    材製のグロメット5において、前記貫通孔8の内壁にお
    ける前記係合溝10と同一断面上に前記リード線2より
    小径のシール部11を設け、前記内壁における前記シー
    ル部11の内側に前記リード線2より大径のポッティン
    グ剤充填部12を設けたことを特徴とするグロメット。
JP3870191U 1991-04-30 1991-04-30 グロメツト Withdrawn JPH04124722U (ja)

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JP3870191U JPH04124722U (ja) 1991-04-30 1991-04-30 グロメツト

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JP3870191U JPH04124722U (ja) 1991-04-30 1991-04-30 グロメツト

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JPH04124722U true JPH04124722U (ja) 1992-11-13

Family

ID=31920143

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3870191U Withdrawn JPH04124722U (ja) 1991-04-30 1991-04-30 グロメツト

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JP (1) JPH04124722U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013534594A (ja) * 2010-05-25 2013-09-05 ベーレ エンフィネーリンフ ベー.フェー. 開口に密封システムを提供するアセンブリおよび方法
JP2018060706A (ja) * 2016-10-06 2018-04-12 本田技研工業株式会社 燃料電池スタック

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19950713