JPH04123406U - 電源コントロール回路 - Google Patents

電源コントロール回路

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JPH04123406U
JPH04123406U JP3664891U JP3664891U JPH04123406U JP H04123406 U JPH04123406 U JP H04123406U JP 3664891 U JP3664891 U JP 3664891U JP 3664891 U JP3664891 U JP 3664891U JP H04123406 U JPH04123406 U JP H04123406U
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JP
Japan
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circuit
temperature
power supply
switch
output
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Application number
JP3664891U
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English (en)
Inventor
和衛 伊藤
Original Assignee
株式会社ケンウツド
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 温度上昇を感知する感温素子によって動作す
る切換器を設け、この切換器によって PWM電源回路の帰
還回路を遮断し、一定の出力パルス幅を持った非帰還形
の回路動作をして、電源出力をカットすること無く温度
プロテクションを行なうことを目的としたものである。 【構成】 機器内部の発熱部品の温度を感知する感温素
子と、この感温素子で動作する切換器とを設け、この切
換器を切換えて PWM電源回路の帰還誤差増幅器の入力に
電圧源を供給するよう構成したものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案はパワーアンプの温度上昇に対する電源プロテクションに係り、特に カー用電子機器の電源回路に好適な電源コントロール回路に関する。
【0002】
【従来技術】
従来より、例えば PWM電源回路の温度上昇による電源コントロール回路は図4 に示す回路図のものが多く提供されていた。
【0003】 図において、1は電源入力端子、2は電力変換を行なうための発振回路、3は 電力変換を行なうコンバータトランス、4は PWM電源回路の出力端子、5は帰還 回路を構成する誤差増幅器、7は感温素子、8は供給電源+B線路に設けた切換器 である。
【0004】 電源入力端子1に加えられた電源電圧信号は、一般に発振回路2で商用電源周 波数より高い周波数に変換されコンバータトランス3で電圧変換され、この変換 された電圧信号はダイオードD1,D2 で整流され平滑回路L,C1を介して出力端子4 に直流電圧Voが出力される。
【0005】 一方、上記出力電圧Voは抵抗器R1,R2 で分割されて帰還回路の誤差増幅器5の 反転入力端子に供給され、また誤差増幅器5の非反転入力端子には基準信号電圧 Vsが加えられていて、上記出力電圧Voの分割電圧は基準信号電圧Vsと比較されて 発振回路2の発振信号を制御する。
【0006】 即ち、 PWM電源回路の負荷電力が大きくなると発振回路の出力パルス幅を大き くしてコンバータトランス3からの出力電力を大きくするよう制御する。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】 しかし、上記した従来の PWM電源回路の電源コントロール回路は機器内部、例 えばパワーアンプなどの温度上昇に対する保護として、感温素子7に連動した切 換器8により発振回路の電源を非供給として発振回路2の発振を停止させ、 PWM 電源回路の出力電圧を遮断させるため、パワーアンプの出力が完全にゼロになっ てしまうという欠点があった。又帰還回路定数を切換える方法もあるが PWM動作 が不安定になり、実用が困難であった。
【0008】 この考案は上記した点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところ は従来例の欠点を解消し、温度上昇を感知する感温素子によって動作する切換器 を設け、この切換器によって PWM電源回路の帰還回路を遮断し、一定の出力パル ス幅を持った非帰還形の回路動作となるよう構成して電源出力電圧をゼロにする こと無く温度保護を行なう電源コントロール回路を提供するところにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この考案の電源コントロール回路は発振回路とコンバータトランスで電圧変換 を行ない、誤差増幅器で構成した帰還回路で上記発振回路を制御するPWM電源 回路の電源コントロール回路において、機器内部の発熱部品の温度を感知する感 温素子と、この感温素子で動作する切換器とを設け、帰還回路の誤差増幅器の入 力を上記切換器で制御するよう構成したものである。
【0010】
【作用】
この考案によれば、温度上昇を感知する感温素子と、この感温素子によって動 作する切換器を設け、この切換器で PWM電源回路の帰還回路の誤差増幅器の入力 を切換えるよう構成し、上記感温素子の設置温度が上昇して危険な状態になる前 に切換器が動作して PWM電源回路の帰還回路を遮断し、誤差増幅器に定電圧源を 接続して一定の出力パルス幅を持った非帰還形の PWM電源回路を形成する。
【0011】 この様に形成することにより、 PWM電源回路はパワーアンプなどの温度上昇に 対して一定の出力電力を供給することができるので温度上昇を阻止し、パワーア ンプの温度保護を行なうと同時に、温度上昇による従来までの出力ゼロの状態に することも無い。
【0012】
【実施例】
この考案に係る電源コントロール回路の実施例を図1乃至図4に基づいて説明 する。なお従来例と同一部分には同一符号を付してその説明を省略する。
【0013】 図1はこの考案の実施例を示した要部の回路図であり、図2は誤差増幅器の動 作を説明した波形図、図3は他の実施例を示した要部の回路図であり、図におい て、6は誤差増幅器5の入力に設けた切換器、7は温度上昇を感知する感温素子 、8は他の実施例の切換器であり、また、Vxは誤差増幅器5の入力に設けた定電 圧源である。
【0014】 (実施例1) 図1は実施例1を示した回路図であり、 PWM電源回路の帰還回路の誤差増幅器 5入力に切換器6を設け、この切換器6のa接点には出力端子4の出力電圧Voを 抵抗器R1,R2 で分割した分割電圧が供給され、一方、b接点には電圧源Vxを接続 して構成する。
【0015】 上記切換器6は温度上昇を感知する感温素子7によって動作し、感温素子7を 設置した設置温度が予め決められた規定温度以上に上昇すると、切換器6はa接 点からb接点に切換わる。
【0016】 即ち、 PWM電源回路の帰還回路は感温素子7の設定温度以下の時は出力電圧Vo の分割電圧で電源出力を制御し、 PWM電源回路の入力変動及び出力変動に対して 安定に制御される。
【0017】 今、例えば感温素子7の設置温度が上昇し危険な状態になった場合、切換器6 が動作してb接点に切換わり、誤差増幅器5の反転入力端子には電圧源Vxが接続 され、 PWM電源回路の発振回路2を制御して低い出力電圧を生じさせるよう制御 することができる。
【0018】 図2に誤差増幅器5の動作波形を示す。誤差増幅器5が通常の動作状態である 時、誤差増幅器5の反転入力端子には出力電圧Voの分割電圧βV0が加えられ、基 準信号電圧Vsと比較されてパルス幅10の出力パルスを出力し、帰還制御された安 定な出力電圧Voを出力端子4に出力することができる。
【0019】 温度上昇によって感温素子7が動作して切換器6がb接点に切換わると、誤差 増幅器5の反転入力端子には電圧源Vxが入力され、パルス幅11の出力波形によっ て出力電圧 V01が出力端子4に出力される。このパルス幅11の出力波形はパルス 幅10の出力パルス幅より狭く出力電圧V01 は出力電圧V0より低くなり、例えば、 温度上昇しているパワーアンプに供給される供給電圧を低くし、温度上昇を阻止 して温度保護することができる。
【0020】 (実施例2) 図3は他の実施例を示した回路図であり、 PWM電源回路の帰還回路は接続され たままで、誤差増幅器5の反転入力端子に切換器8と電圧源Vxを接続したもので ある。
【0021】 上記切換器8は温度上昇を感知する感温素子7により動作し、前述同様、感温 素子7が温度上昇を感知すると切換器8がONになり、誤差増幅器5の反転入力端 子は低電圧源Vxに制御されて低い出力電圧Voを得ることができる。
【0022】 前述の様に、実施例1,2 は機器内部の温度上昇による PWM電源回路の出力電圧 制御を帰還回路の低電圧源Vxで低い出力電圧に制御し、出力電圧を遮断すること 無く、またパワーアンプなどの出力をカットすること無く温度プロテクションを 行なうことができる。
【0023】
【考案の効果】
この考案に係る電源コントロール回路は前述のように、機器内部の温度上昇な どによる PWM電源回路の出力電圧を低電圧源を用いて低い出力電圧に制御するこ とができるので、パワーアンプなどの出力を遮断すること無く温度プロテクショ ンすることができるという効果がある。
【0024】 また、温度上昇に対する電源のプロテクションをすることができるので、大出 力アンプなどのサイズ及びコストの低減を図ることもでき、発熱部品の信頼性を 向上させることができるという効果もある。。
【0025】 しかも、構造が簡単であって、また、安価に構成することができるため実施 も容易であるなどの優れた特長を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の PWM電源回路の電源コントロール回
路の実施例を示した要部の回路図である。
【図2】電源コントロール回路の誤差増幅器の動作を説
明した波形図である。
【図3】他の実施例を示した要部の回路図である。
【図4】従来例を示した要部の回路図である。
【符号の説明】
1 PWM電源の入力端子 2 発振回路 3 コンバータトランス 4 PWM電源回路の出力端子 5 帰還回路の誤差増幅器 6 切換器 7 温度上昇を感知する感温素子 8 他の実施例の切換器 10 出力電圧V0のパルス波形 11 出力電圧V01 のパルス波形 Vo 出力電圧 Vx 電圧源 Vs 基準信号電圧
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H02M 7/48 M 8730−5H

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発振回路とコンバータトランスで電圧変
    換を行ない、誤差増幅器で構成した帰還回路で上記発振
    回路を制御するPWM電源回路の電源コントロール回路
    において、機器内部の発熱部品の温度を感知する感温素
    子と、この感温素子で動作する切換器とを設け、帰還回
    路の誤差増幅器の入力を上記切換器で制御するよう構成
    したことを特徴とする電源コントロール回路。
JP3664891U 1991-04-22 1991-04-22 電源コントロール回路 Pending JPH04123406U (ja)

Priority Applications (1)

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JP3664891U JPH04123406U (ja) 1991-04-22 1991-04-22 電源コントロール回路

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JP3664891U JPH04123406U (ja) 1991-04-22 1991-04-22 電源コントロール回路

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JPH04123406U true JPH04123406U (ja) 1992-11-09

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ID=31918564

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JP3664891U Pending JPH04123406U (ja) 1991-04-22 1991-04-22 電源コントロール回路

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63283464A (ja) * 1987-04-21 1988-11-21 エスジーエス トムソン マイクロエレクトロニクス ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング スイッチング電流調整器
JPH0236735A (ja) * 1988-07-26 1990-02-06 Matsushita Electric Works Ltd 充電・交流両用電動工具の電源回路

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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