JPH04122104A - ２周波共用アンテナ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明はパッチアンテナとスロットアンテナを一体構
成した２周波共用アンテナに関するものである。

［従来の技術］ 第３図は、従来のアンテナ装置の構成図であり（１）は
誘電体基板、（２）は地導体、　（３ａ）、　（３ｂ）
はパッチアンテナである。

次に動作について説明する。図においてパッチアンテナ
（３ａ）とパンチアンテナ（３ｂ）は、それぞれ異なっ
た周波数帯域をもつアンテナであり、この２種類のアン
テナにより２周波帯の電波を放射する。

「発明が解決しようとする課題］ 上記のようなアンテナ装置は２種類のアンテナ素子が混
在しているためアンテナ装置が太き（なり、また一方の
周波数帯のアンテナ素子間に他方の周波数帯のアンテナ
素子を配置しなければならないためアンテナ素子の配列
の制約が大きいという問題があった。

この発明はＬ記のような課題を解決するためになされた
もので、１素子で２周波帯を共用できるアンテナ装置を
得ることを目的とする。

［課題を解決するための手段］ この発明に係わるアンテナ素子は誘電体基板上のパッチ
アンテナにスロットアンテナを設け、誘電体基板の誘電
体中にこのスロ・ｙトアンテナの給電ラインを配置した
構成である。

［作用］ この発明におけるアンテナ素子では、パッチアンテナと
スロットアンテナを共有している。そのためアンテナ面
積を大きくすること無く、またアンテナを配列化したと
き、異なる周波数帯のアンテナ素子が重なる部分に本ア
ンテナ素子を用いることにより配列の制約も少なくなる
。

［実施例］ 以下、この発明の一実施例を図について説明する。第１
図は構成図である。図において、（１）は誘電体基板、
（２）は地導体であり、誘電体基板（１）の上にパッチ
アンテナ（３）が設けられ、このパッチアンテナ（３）
上にスロットアンテナ（４）がある。さらにこのスロッ
トアンテナ（４）を給電するための給電ライン（５）が
誘電体層（７）と誘電体１！　（８）の間に設けられて
いる。（６）はパッチアンテナ（３）の給電ラインであ
る。

この構成による２周波共用アンテナでは、給電ライン（
６）を伝搬してきた電波は、パッチアンテナ（３）によ
って空間へ放射される。また給電ライン（５）を伝搬し
てきた電波はスロットアンテナ（４）と電磁的に結合し
、スロットアンテナ（４）によって空間に放射される。

パッチアンテナ（３）Ｌに乗る電流の方向にスロットア
ンテナ（４）を配置しているのでパッチアンテナ上の電
流がスロットアンテナによって妨げられる事による放射
への影響は少ない。

以上はアンテナが一素子の場合について説明したが、第
２図に示すように多素子のアレーアンテナとしても良く
、この場合にはアンテナ素子の配置の制約が従来のアン
テナ装置より少なくなり本発明の効果が一層発揮できる
。

［発明の効果］ 以上のように、この発明によるアンテナ装置では、パッ
チアンテナ（３）上にスロットアンテナ（４）を設ける
ことにより、−素子で２周波帯の電波を放射できる。さ
らにアンテナ面積を小さく押さえ配列化時の配列の制約
も少なくすることができる

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例による２周波共用アンテナ
の構成を示す図、第２図はこの発明の他の実施例を示す
図、第３図は従来のアンテナの構成を示す図である。 図中、（１）は誘電体基板、（２）は地導体、　（３）
、　（３ａ）（３ｂ）はパッチアンテナ、（４）はスロ
ットアンテナ。 （５）、　（８）は給電ラインである。 なお１図中、同一符号は同一、または相当部分を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ２周波帯で使用できるアンテナ装置において、誘電体基
   板の誘電体面にパッチアンテナを形成しさらにスロット
   アンテナを上記パッチアンテナ上に形成し、また誘電体
   中に上記スロットアンテナの給電ラインを形成したこと
   を特徴とする２周波共用アンテナ。