JPH04121622A - プラント運転支援方法及びその装置並びにデータ表示方法 - Google Patents

プラント運転支援方法及びその装置並びにデータ表示方法

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JPH04121622A
JPH04121622A JP2241227A JP24122790A JPH04121622A JP H04121622 A JPH04121622 A JP H04121622A JP 2241227 A JP2241227 A JP 2241227A JP 24122790 A JP24122790 A JP 24122790A JP H04121622 A JPH04121622 A JP H04121622A
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JP
Japan
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plant
monitoring data
equipment
data
monitoring
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Application number
JP2241227A
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English (en)
Inventor
Takahiro Konno
今野 隆博
Noboru Harube
治部 襄
Shozo Araki
荒木 昌三
Kunio Akutagawa
芥川 邦雄
Kazuhiro Abe
阿部 和宏
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明はプラントの運転を支援する方法及びその装置に
係り、特に、プラントを停止させる事態に至る前に軽微
な故障発生をも検出しプラントの安全性を高めるのに好
適なプラント運転支援方法及びその装置に関する。
[従来の技術] 従来のプラント監視技術として、特開昭57−709号
、特開昭60−36994号、特開昭62−13339
3号。
特開昭63−12994号、特開平1−127027号
等がある。
特開昭57−709号公報記載の従来技術では、プラン
トに発生する種々の異常とプラント運転状態やプロセス
データ等を組合せ、且つ異常の波及時間を含むプラント
異常関連ツリーを用意しておき、複数の異常が発生した
時、同一の波及結果に至るまでの余裕時間が最小となる
異常に対する異常波及を、防止するための対応処置や監
視などの運転ガイダンスを自動的に選択し表示するよう
にしている。
特開昭60−36994号公報記載の従来技術では、プ
ラントの主要機器が起動中であるか否かの情報やライン
ナツプ状態などを監視し、プラント操作員がある操作を
しようとした場合その操作が間違っていたときその操作
が不可能なようにインタロックをかけるようにしている
特開昭62−133393号公報記載の従来技術では、
プラントの運転状態が安全な範囲内に常に入るように、
運転ガイダンスを表示するようにしている。
特開昭63−12994号公報記載の従来技術では。
プラントの運転状況を示すデータを収集し、このデータ
からプラントの運転状況を総合的に判断してプラント内
部の状態を評価し、許容不可の異常が発生した時に適切
な操作ができるようにしている。
特開平1−127027号公報記載の従来技術では。
プラントの複数のプロセス量を監視し、これらのプロセ
ス量間のバランスが崩れた時に何等かの異常が発生した
ものと推定するようにしている。
[発明が解決しようとする課題] 上述した従来のプラント監視装置は、プラント全体の運
転が正常であるか否かを監視するものであり、監視する
対象のデータもプラント全体に関連するものしか収集し
ていなかった。そして、そのデータに異常が生じた場合
、初めてその異常に関連すると推定される機器を個別に
検査する等していた。これは、膨大な数の機器を個別に
監視することは物理的に不可能であり、また、その監視
データをコンピュータに入力するための端子数も多くす
ることができなかったためである。
しかし、プラントの運転に重大や影響を及ぼす主要機器
について全くその監視データを取らないのでは安全性に
問題がある。そこで、斯かる主要機器については、ポン
プであればその回転数や吐出圧力等の動作パラメータ以
外の振動数や振幅或いは温度等の監視データを収集する
ために、振動計や温度計を設置し、振動値がある設定値
を越えた時や温度がある設定値を越えた時にこの機器に
故障が発生したとして該機器をトリップさせるようにな
ってきている。近年のプラントは上述したような安全対
策を講じるようになってきているが、−旦、機器トリッ
プが発生すると、その原因究明に時間がかかり、結局原
因が分からずに長期間プラントを停止させなければなら
ないという事態が生じる虞が高い。
本発明の目的は、機器がトリップしたときでもその原因
究明が容易であり、また、斯かる機器トリップの発生前
に機器異常の兆候を検出してプラントの安全対策を請じ
ることのできるプラント運転支援方法及びその装置並び
に監視データの表示方法を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的は、プラントを構成する各機器毎に夫々の監視
データを夫々の設定時間毎に取得して記憶装置に格納し
ておき、ある機器の監視データが警報値に近付いた時そ
の監視データの過去の履歴を前記記憶装置から取り出し
て調べ、過去の履歴情報に基づいて当該機器の停止或い
はプラント全体の停止を判断することで、達成される6
上記目的はまた、プラントを構成する各機器毎に夫々複
数種類の監視データを夫々の設定時間毎に取得して記憶
装置に格納しておき、ある機器の少なくとも2種類の監
視データが夫々の警報値に達した時その機器の停止或い
はプラント全体の停止を判断することでも、達成される
上記目的はまた。プラントを構成する各機器毎に夫々の
監視データを夫々の設定時間毎に取得して記憶装置に格
納しておき、監視データが急変した場合に当該機器の停
止或いはプラント全体の停止を判断することでも、達成
される。
[作用] 例えば機器がトリップした場合、従来の場合は監視デー
タがトリップ値を越えたことは分かるが、その監視デー
タの過去の推移が分からないので原因究明をすることは
他の分析をしなければ分からない、しかし、本発明では
、過去の監視データの履歴が記憶装置に格納しであるの
で、過去の監視データから故障の原因究明が可能となる
。また。
1種類の監視データのみで機器に異常が発生したか否か
を判断せず、少なくとも2種類の監視データで判断する
ので、地震などの他の要因による誤判断を回避すること
ができる。更に、監視データの過去の履歴をグラフ表示
することで、監視データが単に経時的に変化しているの
か、何かの故障で急に変化しているのか一目瞭然となり
、対策をとることが容易となる。
[実施例] 以下1本発明の好適な実施例を図面を参照して説明する
第1図(a)は、本発明の一実施例に係るプラント運転
支援装置の全体構成図である。このプラント運転支援装
置は、データー時格納データベース1と、データ収録・
加工データベース2と、知識データベース3の3つのデ
ータベースを備えている。
プラントの主要機器あるいは可動部分を有する機器の監
視項目パラメータデータ (アナログデータ)は、デー
タ読み取り制御装W4で読み取られ、このアナログデー
タはA/D変換器5によりデジタルデータに変換される
。上記アナログデータはまた、保存アナログデータ保存
テープ6に保存され、デジタルデータは、入力装置7に
よってデーター時格納エリアデータベース1に格納され
る。
機器情報や監視項目パラメータ情報8と、監視項目デー
タ加エバターン情報9と、警報値情報。
管理値情報、運転範囲情報IOは入力装置11によりデ
ータ収録・加工データベース2に格納される。
運転ガイダンス情報、異常時ガイダンス情報12と前記
の警報値情報、管理値情報、運転範囲情報10とはまた
入力装@13により知識データベース3に格納される。
補助記憶装@15には、3つのサブシステム16゜17
、18が格納されている。データー時格納・圧縮サブシ
ステム16は、機器監視項目パラメータデータをデータ
ベース1に一時格納するデーター時格納プログラムと、
上記データをある時間単位(例えば1時間程度)に統計
処理(例えば平均値、最大値、最小値)を行ない圧縮す
るデータ圧縮プログラムと、その圧縮データをデータ収
録・加工データベース2へ転送するデータ転送プログラ
ムで構成されている。
機器監視・診断サブシステム17は、監視項11パラメ
ータ毎に収録された圧縮データが運転範囲を逸脱してい
ないか、あるいは管理値、警報値に到達していないかを
リアルタイムで計算し診断するデータ診断プログラムと
、監視項目パラメータをデータ加エバターンにそって加
工表示させるデータ加工表示プログラムで構成されてい
る。
機器運転ガイダンスサブシステム18は、監視項目パラ
メータデータより正常に運転されている機器の通常運転
操作を指示する運転ガイダンスプログラムと、機器の異
常時に運転あるいは停止を指示する異常ガイダンスプロ
グラムで構成されている。
本運転支援システムを起動させると、補助記憶装置15
に格納されている夫々のサブシステム16゜17、18
とそのサブシステムを稼動させるプログラムが、夫々の
データベース1,2.3よりデータを読み込み、中央処
理装置20内の制御装置、主記憶装置、演算装置により
データ処理を行ない、各監視項目パラメータが運転範囲
を逸脱していないか、あるいは警報値、管理値に到達し
ていないかをリアルタイムで計算し、機器の運転状態を
画面21に表示し1機器の通常運転操作あるいは異常時
の運転操作のガイダンスを画面表示し、必要に応じてプ
リンタ22より直接印字出力することが可能な構成とな
っている。
第1図(b)は、本実施例によるシステムの全体フロー
である。本システムは、上記各サブシステムのメニュー
の表示、指定されたサブシステムの入力、指定されたサ
ブシステムの処理の実行により達成される。
第2図と第3図によって、本実施例のシステム起動後、
機器の監視項目パラメータデータを一時格納・圧縮し、
機器の監視診断を行ない、運転のガイダンスをするまで
のシステム処理手順を説明する。
第2図は、データー時格納・圧縮サブシステム処理フロ
ーである。
先ず、機器の運転状態を監視している監視項目パラメー
タデータをデータ読み取り制御装置でアナログデータと
して読み取る。
このアナログデータは、随時保存用テープに保存する。
アナログデータは、A/D変換器によってデジタルデー
タに変換する。
デジタルデータに変換されたデータは、入力装置により
計算機のデーター時格納エリアデータベースに監視項目
パラメータ毎に一時格納する。
このとき、−時格納エリアデータベースに格納されたデ
ータは、エリアが満杯(ここでは約1時間程度を設定)
になる毎にデジタルデータ保存用テープに保存する。
一時格納エリアデータベースに格納されたデータを、1
時間毎に統計処理を行ない、その統計処理値(監視項目
パラメータの測定値を統計処理することによって得られ
る値。例えば、平均値、最大、最小値等を監視項目パラ
メータの統計処理値(以下、統計処理値)という)をデ
ータ収録・加工データベースへ圧縮し、監視項目パラメ
ータ毎に格納する。
第3図(a)、 (b)は、機器監視サブシステムのフ
ローである。
本サブシステムの流れとして、機器選択メニュー画面を
表示し、指定された機器を選定し、入力する。次に加エ
バターンのメニューを表示させ、指定された加エバター
ンを選定し、入力する。
指定機器に対する監視項目パラメータ毎の統計処理値を
収録、加工データベースから読み出し、該当する平均値
、最大、最小値が警報値、W理値に達していないか判定
する0判定の結果、該当する平均値、最大、最小値が警
報値、管理値に達していない(YES)とき、指定加エ
バターンで規定される時点での各統計処理値のトレンド
表示をし、ガイダンス指示の要求がなかった場合はN。
へ進み、指定加エバターンで規定される時点での各統計
処理値のトレンド表示へ戻り、その流れを繰り返す。
一方、該当する平均値、最大、最小値が警報値。
管理値に達した(No)とき、指定加エバターンで規定
される時点での各統計処理値のトレンド表示をし、ガイ
ダンスサブシステムの下記ステップ81〜B3を実行し
、これにより得られたガイダンス登表示する。
B1:該当する統計処理値が運転範囲を逸脱したかしな
いか。
B2:Blで逸脱しないで、監視パラメータデータ値が
運転範囲内にあるときの運転支援手順の処理。
B3:B、で逸脱し、監視パラメータデータ値が管理値
、警報値あるいはトリップ値に到達したときの運転支援
手順の処理。
第4図(a)、 (b)は、運転ガイダンスサブシステ
ムのフローである。
本サブシステムの流れとして、機器選択メニュー画面を
表示し、指定された機器を選定し、入力する。次に加エ
バターンのメニューを表示させ、指定された加エバター
ンを選定し、入力する。
指定機器に対する監視項目バロメータ毎の統計処理値を
収録、加工データベースから読み出し、監視項目パラメ
ータ毎の統計処理値と警報値及び。
管理値に基づいて機器運転状態を求め、機器運転状態−
覧表を表示1次に監視項目パラメータの監視の情報入力
がされた場合(YES)は、指定加エバターンで規定さ
れる時点での各統計処理値のトレンド表示をし、また、
監視項目パラメータの監視の情報入力がされない場合(
No)は、指定加エバターンで規定される時点での各統
計処理値のトレンド表示をせずに前記ステップ81〜B
3の処理を行ない得られたガイダンスが表示される。
次に、上述した実施例における画面表示例を。
第5図〜第8図により説明する。
第5図は、プラント運転支援システム基本メニュー画面
例(機器監視・診断選択)である。
第6図は、機器監視・診断機器選択メニュー画面例であ
る。
プラント運転支援システムでは、第5図の選択メニュー
にて機器監視・診断を選択すると第6図の機器選択メニ
ューへ移行し、各系統に設置されている機器の機器番号
及び機器名称を選択することにより、機器毎の監視項目
を抽出する。
第7図は、監視項目選択メニュー画面例であるが、監視
項目の夫々のパラメータ毎に、データ加エバターンを初
期設定している。
本図の中に、データ加エバターン説明のウィンドウがあ
るが、データ加エバターンとは、各パラメータの重要度
にそって、データのトレンド表示させる時間間隔を変え
ているものであり、例えば、最重要のパラメータAは、
1時間毎にデータをプロットしパターンAとしてトレン
ド表示させる。
また、比較的重要性の低いパラメータDは、パターンD
として、例えば、前回定検後に起動してからの運転サイ
クルの中で、統計処理値のみで表示するものである。
もちろん、ここでは初期設定された加エバターンを任意
に変更することも可能としている。
第8図(a)、 (b)、 (c)、 (d)は、各監
視項目データ加工バターン表示画面例であるが、前述し
たデータ加エバターン毎のトレンド表示を説明する。
第8図(a)は、第7図の監視項目パラメータAのAパ
ターン表示画面例である。横軸に時間、縦軸に監視項目
パラメータAをとり、1時間毎に1日分のデータをプロ
ットし最小二乗法によって、その変化傾向がわかるよう
に表示する。
また、本表示画面には、当該機器の監視項目の通常運転
範囲、管理値、警報値が設定表示され。
データの状態(機器の運転状態)が、−目でわかるよう
になっている。
第8図(b) 、 (c) 、(d)も、(a)と同様
に、夫々のパターン毎に表示させた画面例である。
第9図(a)、 (b)は、運転支援ガイダンスフロー
である。監視項目パラメータが運転範囲内にあるときと
、運転範囲を逸脱し異常があったときの運転操作のガイ
ダンスをこのフローに従って説明する。
各監視パラメータデータ値が運転範囲内にあるときは1
機器の運転を継続する。また、運転範囲を逸脱したとき
は、管理値に到達していなくても監視を継続強化する。
ここで、複数の監視パラメータの中で、1個のパラメー
タが管理値に到達したときは、計器自身の不具合、地震
等の外乱も考えられるため、到達以前の過去のデータを
確認し、データが経時的に変化している場合は、原因を
究明し原因がどうしても特定できない場合は、ある時間
以内にその機器を停止する。
また、データが明らかに突発的な変化を示しているとき
は、再び監視を継続強化しデータが運転範囲に戻ること
なく、継続して管理値に到達したままの場合、原因がや
はり特定できないとき、ある時間以内にその機器を停止
する。
一方、管理値に到達したパラメータが2個以上の複数の
場合は、直ちに原因を究明し、原因が特定できないとき
はある時間以内にその機器を停止する。
機器の停止後、原子炉を停止する必要があるときは、原
子炉を手動停止する。
停止する必要がない場合は、原子炉を停止せずにその機
器の修復を行なう。
第9図(b)で、各監視パラメータデータ値が警報値に
到達している場合は、監視を強化し、複数の監視パラメ
ータの中で1個のパラメータが警報値に到達したときは
、(a)と同様に計器自身の不具合、地震等の外乱が考
えられるので、到達以前の過去のデータを確認し、デー
タが経時的に変化しているときは、速やかに機器を停止
する。
また、データが明らかに突発的な変化を示しているとき
は、原因を究明し原因が特定できないときに、速やかに
機器を停止する。
一方、警報値に到達したパラメータが2個以上の複数の
場合は、直ちに原因を究明し、原因が特定できないとき
、速やかに機器を停止する。
その後の手順は、(a)と同様である。
尚、監視項目パラメータデータ値が、トリップ値に到達
したときは、従来どおり機器は自動トリップにより停止
する。
その後の手順は、やはり(a)と同様である。
第1O図〜第18図で、機器運転ガイダンスサブシステ
ムを具体的な表示画面例で説明する。
第1O図は、プラント運転支援システム基本メ二二−画
面例(機器運転ガイダンス選択)であり。
第11図は、機器運転ガイダンス機器選択メニュー画面
例である。
第12図、第14図は機器運転状態−覧画面例で異常な
しと異常ありの場合である。第13図、第15図は、機
器運転支援総合診断結果画面例でやはり異常なしと異常
ありの場合である。
プラント運転支援システムの内で第10図の選択メニュ
ーで機器運転ガイダンスを選択キーで選択すると第11
図の機器選択メニューへ移行し、各系統に設置されてい
る機器の機器番号及び機器名称を選択する。
第11図のメニューで選択が行なわれると、機器の運転
状態−覧が第12図のように表示され、監視項目パラメ
ータ毎に運転ガイダンスが示される。
また、各パラメータの正常な状態をトレンド表示で確認
するときは、パラメータ毎に選択キーで選択することに
より、第8図に示すようなトレンド表示画面を開くこと
ができる。
第13図の画面は、第12図に示されるデータを総金的
に診断した結果を表示しており、運転操作の総合的なガ
イダンスとなる。
第14図は、第12図と同様の運転状態−覧画面である
が1機器の監視項目パラメータに異常があった場合の表
示例である。
第15図は、第14図を総合的に診断した結果を表示し
ており、運転操作の総合的なガイダンスである。
第16図(a)、 (b)、 (c)は、第8図で異常
があった場合の表示画面例である。
本図の画面設定は、第8図と同様である。
第17図(a)、 (b)、第18図(a)、 (b)
は、各監視項目圧縮データ表示画面例で、夫々経時変化
型及び突発変化型の例である。
第15図の機器運転支援総合診断結果で管理値あるいは
警報値に到達したパラメータが1個の場合は、計器自身
の不具合、地震等の外乱が考えられるので、夫々の値に
到達する以前の過去のデータを確認するための表示画面
が第17図(a) + (b) p第18図(a)、 
(b)である。
第17図(a)+ (b)は、経時変化型で、横軸に1
時間圧縮圧縮時間、縦軸に監視項目をとってその傾向を
見るものであり、画面内にデータ傾向が自動的に表示さ
れ、変化傾向が画面で判断できるようにしている。
第18図(a)、 (b)は、第17図(a)、 (b
)と同様の画面で突発変化型の表示画面例である。
以上、機器の運転状態及び運転操作が、リアルタイムで
自動的に診断されガイダンスされる。
従来、原子力発電所の機器の運転監視は、vi視項目パ
ラメータが、トリップ値に到達したときは機器が自動的
にトリップするので、問題はないが警報値に到達したと
き、運転員は、警報値に到達するまでの過程が診断でき
ないために、運転の判断が的確にできなかった。
本実施例によれば、監視項目パラメータが警報値に到達
するまでの過程及び、運転範囲を逸脱し管理値に到達す
るまでの過程もリアルタイムで自動的に診断でき、機器
が正常であるときの通常運転操作、異常であるときの運
転ガイダンスも自動的に即座に判断できるため、原子力
発電所の信頼性向上が図られる。
また、監視計器自身の不具合や地震等の外乱などにより
パラメータが変化しただけで、機器を停止する必要がな
い場合でも、これまでは運転員の保守的な判断で機器を
停止し、その復旧に数日から数週間を要することがあっ
たが、原因を究明すると、あえて機器を停止する必要が
なかった場合も多々あった。しかし1本実施例によれば
、上記のような場合でも、運転員は的確に機器の運転が
継続でき、原子力発電所の稼動率向上にも多大な効果が
ある。
[発明の効果コ 本発明によれば、プラント構成機器の過去のデータの変
化をリアルタイムで見ることができるので、機器の診断
が容易、確実となり、プラントの安全性が向上し、また
プラントの稼動率も向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本発明の一実施例に係るプラント運転支
援装置の全体構成図、第1図(b)は全体処理の手順を
示すフローチャート、第2図はデーター時格納・圧縮サ
ブシステム処理のフローチャート、第3図(a)、 (
b)は機器監視・診断サブシステム処理のフローチャー
ト、第4図(a)、 (b)は機器運転ガイダンスサブ
システム処理のフローチャート、第5図はプラント運転
支援システム基本メニュー画面(機器監視・診断選択)
図、第6図は機器監視・診断機器選択メニュー画面図、
第7図は監視項目選択メニュー画面図、第8図(a)、
 (b)。 (c) 、 (d)は各監視項目データ加エバターン表
示画面図、第9図(a)、 (b)は異常時運転支援ガ
イダンスのフローチャート、第10図はプラント運転支
援システム基本メニュー(機器運転ガイダンス選択)図
、第11図は機器運転ガイダンス機器選択メニュー図、
第12図は機器運転状態−覧画面(異常なし)図、第1
3図は機器運転支援総合診断結果画面(異常なし)図、
第14図は機器運転状態−覧画面(異常あり)図、第1
5図は機器運転支援総合診断結果画面(異常あり)図、
第16図(a) 、 (b) 、 (c)は各監視項目
データ加工バターン表示画面(異常あり)図、第17図
(a)、 (b)は各監視項目圧縮データ表示画面(経
時変化型)図、第18図(a)、 (b)は各監視項目
圧縮データ表示画面(突発変化型)図である。 1.2.3・・・データベース、4・・・データ読取制
御装置、5・・・A/D変換器、15・・・補助記憶装
置、20・・・中央処理装置、21・・・表示装置。 代理人 弁理士  秋 本 正 実 第 図 (b) 第3図 (a) 第 図 第4図 (a) 第 図 (b) 第 図 第 図 第 図 第8図 (a) (b) 第 図 (C) (d) 第9図 (a) 第 図 (b) 第 10図 第 図 第 図 第 13図 第 図 第 15図 第16図 (a) 峡廊−ロ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、プラントを構成する各機器毎に夫々の監視データを
    夫々の設定時間毎に取得して記憶装置に格納しておき、
    ある機器の監視データが警報値に近付いた時その監視デ
    ータの過去の履歴を前記記憶装置から取り出して調べ、
    過去の履歴情報に基づいて当該機器の停止或いはプラン
    ト全体の停止を判断することを特徴とするプラント運転
    支援方法。 2、プラントを構成する各機器毎に夫々複数種類の監視
    データを夫々の設定時間毎に取得して記憶装置に格納し
    ておき、ある機器の少なくとも2種類の監視データが夫
    々の警報値に達した時その機器の停止或いはプラント全
    体の停止を判断することを特徴とするプラント運転支援
    方法。 3、プラントを構成する各機器毎に夫々の監視データを
    夫々の設定時間毎に取得して記憶装置に格納しておき、
    監視データが急変した場合に当該機器の停止或いはプラ
    ント全体の停止を判断することを特徴とするプラント運
    転支援方法。 4、プラントを構成する各機器毎に夫々の監視データを
    夫々の設定時間毎に取得して記憶装置に格納しておき、
    ある機器がトリップしたとき当該機器の過去の監視デー
    タを前記記憶装置から取り出し原因を調べることを特徴
    とするプラント運転支援方法。 5、プラントを構成する各機器毎に夫々の監視データを
    夫々の設定時間毎に取得する検出手段と、取得した各監
    視データを格納する記憶装置と、ある機器の監視データ
    が警報値に近付いた時或いは警報値に達した時それをプ
    ラント操作員に知らせる手段と、プラント操作員の入力
    指示によりその監視データの過去の履歴を前記記憶装置
    から取り出してトレンド表示する手段とを備えることを
    特徴とするプラント運転支援装置。 6、プラントを構成する各機器毎に夫々複数種類の監視
    データを夫々の設定時間毎に取得する検出手段と、取得
    した各監視データを格納する記憶装置と、ある機器の少
    なくとも2種類の監視データが夫々の警報値に達した時
    それをプラント操作員に知らせる手段とを備えることを
    特徴とするプラント運転支援装置。 7、プラントを構成する機器の監視データを所要時間毎
    に取得して記憶装置に格納しプラント操作員の入力指示
    があったとき監視データを表示画面に表示する方法であ
    って、過去の監視データを時間を軸とするグラフで表示
    することを特徴とするデータ表示方法。 8、請求項7において、警報値を同時に表示することを
    特徴とするデータ表示方法。 9、プラントの異常を診断する方法において、プラント
    全体の異常診断の他にプラントを構成する機器を個別に
    異常診断することを特徴とするプラント異常診断方法。 10、プラントの異常を診断する装置において、プラン
    ト全体の異常診断を行なう装置の他にプラントを構成す
    る機器の個別監視データを所要時間毎に取得して記憶し
    監視データの時系列的変化から当該機器の異常の有無を
    診断する装置を備えることを特徴とするプラントの異常
    診断装置。 11、プラント構成機器の監視データを所要時間毎に取
    得する手段と、取得した各データをデジタルデータとし
    て記憶する第1記憶手段と、該第1記憶手段に格納され
    ている監視データが正常運転範囲内にあるか否かを判定
    する判定手段と、該判定手段が前記正常運転範囲から監
    視データが外れたことを検出したときプラント操作員に
    当該監視データに対応する機器の診断を促すメッセージ
    を格納した第2の記憶手段と、該メッセージ或いはプラ
    ント操作員の入力指示により前記第1記憶手段から読み
    出した当該機器の過去の監視データのグラフ表示を表示
    する表示手段とを備えることを特徴とするプラント異常
    診断装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008234025A (ja) * 2007-03-16 2008-10-02 Toshiba Corp 監視制御システム及び監視制御支援方法
US11657121B2 (en) 2018-06-14 2023-05-23 Mitsubishi Electric Corporation Abnormality detection device, abnormality detection method and computer readable medium

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