JPH04119979A - セラミック粒子シートと加飾施工法 - Google Patents

セラミック粒子シートと加飾施工法

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JPH04119979A
JPH04119979A JP23836790A JP23836790A JPH04119979A JP H04119979 A JPH04119979 A JP H04119979A JP 23836790 A JP23836790 A JP 23836790A JP 23836790 A JP23836790 A JP 23836790A JP H04119979 A JPH04119979 A JP H04119979A
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JP
Japan
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sheet
ceramic
mesh
base material
grain
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Pending
Application number
JP23836790A
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English (en)
Inventor
Yoshimasa Kondo
義正 近藤
Sumihiko Kurita
澄彦 栗田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koransha Co Ltd
Aoki Corp
Original Assignee
Koransha Co Ltd
Aoki Corp
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Publication date
Application filed by Koransha Co Ltd, Aoki Corp filed Critical Koransha Co Ltd
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Publication of JPH04119979A publication Critical patent/JPH04119979A/ja
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Landscapes

  • Finishing Walls (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Aftertreatments Of Artificial And Natural Stones (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、セラミック粒子シートとこれを用いての加
飾施工法に関するものである。さらに詳しくは、この発
明は、土木、建築材料および/または構造物表面を加飾
するのに有用な新しいセラミック粒子シートとその加飾
施工法に関するものである。
(従来の技術とその課題) 従来より、外観意匠性の向上を目的とした建築材料等と
して各種の加飾手段が知られており、近年の都市景観の
向上への要望の高まりにともなって、これらの加飾手段
への期待が高まっている。
また、建設業にたずされる労働者不足を1反映してその
施工法が容易で、かつ作業性の良好な軽量な加飾材の開
発が求められている。
たとえば、これまでにも、タイルの軽量化が進み、プレ
キャストされた二次製品にあらかじめ塗装やタイル貼り
を施したりして、現場での作業手間を出来るだけ省くよ
うな工法が普及して主流になりつつある。
しかしながら、一方では、加飾材料の高級化も進み、こ
れとともに、タイルや石材が多く使われる傾向にあり、
これら材料を用いた加飾施工法は煩雑で、かつ重労働で
ある等の欠点がある。このため、これまでは、施工法が
簡便、かつ容易で、しかも軽量な加飾材を使用すること
と、高級感のあるタイルや石材等の加飾材を多用して加
飾効果を増大させることが矛盾する状況にあった。
このような問題を解決するために、この発明の発明者ら
は、従来のタイルや石材と同等の高品位で高級感を備え
、しかも施工が容易な加飾材としてセラミック材を使用
することを提案してもいる。
この加飾材は、たとえば第3図に示したように、樹脂等
からなるシート(ア)に、セラミック粒(イ)を配設し
、コンクリート(つ)打設等の後にこのシート(ア)を
剥離して、表面にセラミック粒子を配設した加飾材とし
たものからなることを特徴としていた。
しかしながら、この加飾材は、いわゆる反転・転写工法
を採用しているため、剥離したシート(ア)が転用不可
能な廃材として出てくるため、その処理が必要となるこ
とや、セラミック粒かシート状に不規則に並ぶために、
端部の粒子が真直ぐに並ばず、しかも、シート間のジヨ
イント部がきれいに揃わないという欠点があった。
この発明は、以上の通りの事情に鑑みてなされたもので
あり、従来の加飾材とその工法の問題点を解決し、色彩
が豊かで、耐久特性に優れ、施工が容易でジヨイント部
も目立ちに<<、かつ、シート廃材を出すことのない新
しいセラミック粒子シートを提供することを目的として
いる。
また、この発明は、このセラミック粒子シートを用いて
の加飾施工法を提供することも目的としている。
(課題を解決するための手段) この発明は、上記課題を解決するものとして、柔軟なメ
ツシュ状基材のメツシュ孔にセラミック粒子を嵌入して
なることを特徴とするセラミック粒子シートと、これを
建築材や構造物表面に適用する加飾施工法を提供する。
また、この発明は、メツシュ基材に、セラミック粒子を
貼着してなる上記セラミック粒子シートを好ましい態様
としても提供する。
この発明に用いる基材シートとしては、紙、布はもちろ
んのこと、ポリエチレン、酢酸ビニル樹脂、酢ビ−エチ
レン共重合体、ポリプロピレン、塩化ビニル、樹脂、ア
クリル樹脂、フッ素樹脂等の有機樹脂、または、鉄、ア
ルミニウム、ステンレス、銅、ガラス繊維、セラミック
繊維等の金属、合金や無機物等の適宜なものを使用する
ことができる。
この基材シートのメツシュの大きさや、その形状につい
ては、特に制限はないが、施工性を考慮に入れるとその
メツシュの大きさは2〜15mm程度で、メツシュ孔の
形状は円形に近いものが好ましいものとして例示される
セラミック粒子としては、顔料、釉薬等によって、ある
いはセラミック特有の色として着色した粘土系、あるい
はその他の各種のセラミ、ツクの粒子、さらには天然鉱
物等の粒子の任意のものを使用することができる。もち
ろん、着色していなくともよい。
ガラス質のものであってもよい。
これらセラミック粒子のメツシュ状の基材への嵌入は、
予めメツシュ孔より多少大きめのセラミック粒子をメツ
シュ基村上に投下し、万遍なく粒子がメツシュ孔に嵌入
し、動きが停止するまで振動を与えるか、あるいは押圧
する方法等により、容易、かつ迅速に行なうことができ
る。また模様を入れる場合には、模様を入れたい部分に
マスキングを行なうことによりパターンニングが可能と
なる。
この場合、接着剤を予めメツシュ状シート基材に塗布し
ておいてもよいし、セラミック粒子がこのシート上に並
んでから吹付けまたは塗布してもよい。メツシュ状シー
ト基材が熱溶融する素材であれば、セラミック粒子をこ
のシート上に並べた後に、加熱してシート基材とセラミ
ック粒子を融着させてもよい。これらの方法の二つ以上
の方法を用いてセラミック粒子をメツシュ状基材に固定
することもできる。
このようにして成形されたセラミック粒子シートは、シ
ート上にセラミック粒子か整然と並ぶため、構造物の形
状に応じて、現場でカッティングを行なう際、カッター
ナイフ等で容易に真直ぐ切ることか=:J能で、ジヨイ
ント部の仕上りも美しい。
このセラミック粒子シートは、そのまま建築材や構造物
表面に貼着してもよいし、またはその貼着後にメツシュ
状シート基材を剥離して加飾してもよい。
以下、実施例を示し、さらに詳しく、この発明のセラミ
ック粒子シートについて説明する。
実施例1 第1図に例示したように、メツシュ状シート基材(1)
として、ポリエチレン製メツシュシート(目開き6++
+m、納経2mm)を用い、予めこのメツシュ状シート
基材(1)にEVA系の接着材を塗布しておく。このメ
ツシュ状シート基材(1)は固定枠(2)を用いて、垂
み等かかからないように固定しておく。振動を与えなが
ら、粒径6.5〜7皿の青色のセラミック粒子(3)を
投入し、完全にメツシュ状シート基材(1)の番孔に嵌
入する。
完全にメツシュ状シート基材(1)の番孔にセラミック
粒子(3)が嵌入され、接着剤が固化して、セラミック
粒子(3)が固定されたところで、固定枠(2)を外す
。セラミック粒子(3)が整然と並んだ美しいセラミッ
ク粒子シートか得られた。
次に、コンクリート壁に樹脂モルタル(セメント:砂:
水:EVA系接着剤=40:12012:6で調合)を
7 mm厚で塗布し、これに上記のセラミック粒子シー
トを貼り付けた。(メツシュ状シート基材側を接着面に
した。) この時、セラミック粒子シートのジヨイントもあったか
、ジヨイントはきれいに揃っており、全く目立つことは
なかった。また、メツシュ状シート基材(1)は除去せ
ずとも、美しい加飾面が得られるため、従来のように廃
材も全く生じなかった。
実施例2 実施例1と同様の方法で作成したセラミック粒子シート
(300X300 mm)  (目開き8+nm、網径
2 mmのものに粒径8.5〜9 mmの粘土系緑色の
セラミック粒子を嵌入させ固着させた。)上に、厚さ2
 mm程度に、すなわち、第2図に示したように、メツ
シュ状シート基材(1)にセラミック粒子(3)を嵌入
・固着したセラミック粒子シートにウレタンゴム(4)
を、吹付け、または塗布を行ない硬化させた。
ウレタンゴムにより、物理的に強力に接着されたこのセ
ラミック粒子貼着シートをEVA系の接着剤を用いてコ
ンクリート床に貼り詰めた所、美しく磨耗に強いフロア
−が出来た。
実施例3 実施例1と同様の方法で作成したセラミック粒子貼着シ
ートをセラミック粒子側を接着面にして、樹脂モルタル
を(実施例1と同様の配合)コンクリート側壁に7ff
1m厚で塗布した面に貼着した。樹脂モルタルが硬化し
た後メツシュ状基材のみを除去すると、セラミック粒子
が整然と配列した美しい加飾面が得られた。除去したメ
ツシュ状基材は同様の用途で4.5回の転用をすること
ができた。
(発明の効果) この発明により、以上詳しく説明した通り、加飾の自由
度、効果ともに大きく、しかも施工時に廃材を全く生じ
ることのない、施工性の良好な、土木・建築構造物への
適用性に優れた加飾が実現される。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は、この発明のセラミック粒シート
を説明した斜視図と断面図である。 第3図は、従来の加飾材を例示した製造工程の断面図で
ある。 ■・・・メツシュ状シート基材 2・・・固定枠 3・・・セラミック粒子

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)柔軟なメッシュ状基材のメッシュ孔にセラミック
    粒子を嵌入してなることを特徴とするセラミック粒子シ
    ート。
  2. (2)メッシュ基材にセラミック粒子を貼着してなる請
    求項(1)記載のセラミック粒子シート。
  3. (3)請求項(1)または(2)のシート表面に樹脂層
    を配設してなるセラミック粒子シート。
  4. (4)メッシュ状基材が樹脂、金属または合金、紙、布
    、あるいは無機質材からなる請求項(1)、(2)また
    は(3)記載のセラミック粒子シート。
  5. (5)請求項(1)、(2)、(3)また は(4)のセラミック粒子シートを建築材または構造物
    表面に貼着することを特徴とする加飾施工法。
  6. (6)請求項(1)、(2)、(3)また は(4)のセラミック粒子シートを建築材または構造物
    表面に貼着後に、メッシュ状基材を剥離することを特徴
    とする加飾施工法。
JP23836790A 1990-09-07 1990-09-07 セラミック粒子シートと加飾施工法 Pending JPH04119979A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001172618A (ja) * 1999-12-16 2001-06-26 Ekuteii Kk テープ型蓄冷材およびその製造方法、並びにそれを使用した蓄冷器および冷凍機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001172618A (ja) * 1999-12-16 2001-06-26 Ekuteii Kk テープ型蓄冷材およびその製造方法、並びにそれを使用した蓄冷器および冷凍機

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