JPH04119400U - スラリー排送装置 - Google Patents

スラリー排送装置

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Publication number
JPH04119400U
JPH04119400U JP3356091U JP3356091U JPH04119400U JP H04119400 U JPH04119400 U JP H04119400U JP 3356091 U JP3356091 U JP 3356091U JP 3356091 U JP3356091 U JP 3356091U JP H04119400 U JPH04119400 U JP H04119400U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
slurry
discharge pipe
constriction part
ejectors
Prior art date
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Pending
Application number
JP3356091U
Other languages
English (en)
Inventor
孝三郎 新田
喜久雄 橋本
Original Assignee
株式会社テクノエクセル
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社テクノエクセル filed Critical 株式会社テクノエクセル
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Abstract

(57)【要約】 【目的】排送ルートに沿って排送管を配し、この中でス
ラリーをエアにより排送すると共に、排送管路の形状を
工夫することにより、コンパクトな装置でもってスラリ
ーを自由な経路で逆流なく排送する。 【構成】スラリーを排送する排送管に絞り部を設け、排
送管の絞り部よりも上流側に、絞り部に向けてエアを噴
出するエアエジェクタを設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、スラリーをエアによって排送するスラリー排送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば地下工事で掘削により生じたスラリー状の土砂を地上まで排送す る場合、スクリュウコンベヤにより、これを行っていた。このスクリュウコンベ ヤは土砂の逆流が少ない。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、スクリュウコンベヤは、駆動機構などを含めて大きな設置スペースを 要するし、その構造上、直線状にしか土砂の運搬ができない。
【0004】 本考案は、このような点に着目してなされたものであり、排送ルートに沿って 排送管を配し、この中でスラリーをエアにより排送すると共に、排送管路の形状 を工夫することにより、コンパクトな装置でもってスラリーを自由な経路で逆流 なく排送することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本考案の講じた解決手段は、スラリーを排送する 排送管に絞り部を設け、排送管の絞り部よりも上流側に、絞り部に向けてエアを 噴出するエアエジェクタを設ける構成としている。
【0006】
【作用】
上記の構成により、本考案では、排送管のスラリーは、エアエジェクタから噴 出するエアの圧力により下流に向かって排送される。 その場合、エアエジェクタからのエアが絞り部を通過すると負圧が発生するの で、この負圧によってスラリーが上流に逆流することが阻止される。 また、エアが駆動媒体なので、装置がコンパクトであると共に、スラリーを自 由な経路で排送できる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の実施例を説明する。図1において、aは公知のスクリュウコン ベヤであって、その右端が図示されている。そして、左端(図示省略)は地下工 事の掘削現場に置かれている。スクリュウコンベヤaの右端下部には搬出口bが 開口し、ここから土砂などのスラリーが搬出される。図中、cはスクリュウコン ベヤaを駆動するモータである。 スクリュウコンベヤaの搬出口bには、排送管1が接続されている。排送管1 は、ベント部1aと、このベント部1aに続く直線部1bとからなる。ベント部 1aと直線部1bとの間には、管径が前後の管径よりも細くなる絞り部2が設け られている。 また、排送管1の絞り部2よりも上流側にあたる上記ベント部1aには、エア エジェクタ3が設けられている。このエアエジェクタ3は、孔中心軸が排送管直 線部1bの中心軸に一致するように設けられている。エアエジェクタ3にはコン プレッサ(図示省略)のエア供給ホースが接続され、エアエジェクタ3の噴口3 aから絞り部2に向けてエアが噴出するようになっている。 さらに、絞り部2よりも下流側の排送管直線部1bには、別途に2つのエアエ ジェクタ5,6が設けられている。このエアエジェクタ5,6は、孔中心軸が排 送管直線部1bの中心軸に対して所定角度(例えば15度)内側に傾斜して下流 の直線部中心軸上で交差するように設けられている。エアエジェクタ5,6には コンプレッサ(図示省略)のエア供給ホースが接続され、エアエジェクタ5,6 の噴口5a,6aから下流に向けてエアが噴出するようになっている。 なお、排送管1は、上記エアエジェクタ5,6の付近までは金属製であるが、 これよりも下流は可撓性を有する材料で構成しても差し支えない。
【0008】 したがって、上記実施例によれば、スクリュウコンベヤaから排送管1に入っ たスラリーは、エアエジェクタ3の噴口3aから噴出するエアの圧力により下流 に向かって排送される。 その場合、エアエジェクタ3からのエアが絞り部2を通過すると負圧が発生す るので、この負圧によってスラリーが上流、つまりスクリュウコンベヤ側に逆流 することが阻止される。 また、エアが駆動媒体なので、装置がコンパクトである。しかも、排送管1を 可撓性ある材料で構成しても差し支えないので、スラリーを、直線状に限らずに 自由な経路で排送できる。 さらに、絞り部2よりも下流側に、別途に2つのエアエジェクタ5,6を設け たので、これから噴出するエアの圧力によってスラリーの搬送能力が向上し、長 距離搬送(例えば200〜300メートル)が可能になる。なお、搬送距離が長 くなれば、上記エアエジェクタ5,6から上流に向かって所定距離ごとに更にエ アエジェクタを追設していってもよい。
【0009】 図2は変形例を示す。上記実施例ではスクリュウコンベヤaの右端下部に搬出 口bが開口していたが、変形例ではスクリュウコンベヤa’の右端先端に搬出口 b’が開口している。そのため、排送管11は、ベント部ではなくS字部11a と、このS字部11aに続く直線部11bとからなる。そして、S字部11aと 直線部11bとの間には絞り部12が設けられ、排送管11の絞り部12よりも 上流側にはエアエジェクタ13が設けられている。なお、別途に設けた2つのエ アエジェクタについては、図示を省略している。この変形例の作用、効果は上記 実施例と同一である。
【0010】 なお、上記実施例および変形例では、エアエジェクタ3,13以外に2つのエ アエジェクタ5,6を別途に設けたが、排送管1,11が短かくて、さほど搬送 力を必要としないなら、このように2つのエアエジェクタ5,6を設ける必要は ない。
【0011】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案のスラリー排送装置は、排送管に絞り部を設け、 排送管の絞り部よりも上流側に、絞り部に向けてエアを噴出するエアエジェクタ を設けたので、装置がコンパクトにまとまると共に、スラリーを自由な経路で逆 流なく排送することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のスラリー排送装置の一部断面図、
【図2】変形例のスラリー排送装置の一部断面図であ
る。
【符号の説明】
1 排送管 2 絞り部 3 エアエジェクタ 11 排送管 12 絞り部 13 エアエジェクタ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】スラリーを排送する排送管に絞り部を設
    け、排送管の絞り部よりも上流側に、絞り部に向けてエ
    アを噴出するエアエジェクタを設けたことを特徴とする
    スラリー排送装置。
JP3356091U 1991-04-11 1991-04-11 スラリー排送装置 Pending JPH04119400U (ja)

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JP3356091U JPH04119400U (ja) 1991-04-11 1991-04-11 スラリー排送装置

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JP3356091U JPH04119400U (ja) 1991-04-11 1991-04-11 スラリー排送装置

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Publication Number Publication Date
JPH04119400U true JPH04119400U (ja) 1992-10-26

Family

ID=31916198

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JP3356091U Pending JPH04119400U (ja) 1991-04-11 1991-04-11 スラリー排送装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5115543A (en) * 1974-07-29 1976-02-07 Masayoshi Kono Kukiezekutanyoru kiusodeisochi

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5115543A (en) * 1974-07-29 1976-02-07 Masayoshi Kono Kukiezekutanyoru kiusodeisochi

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