JPH04118574U - バツテリ用電気接続具 - Google Patents
バツテリ用電気接続具Info
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- JPH04118574U JPH04118574U JP2111791U JP2111791U JPH04118574U JP H04118574 U JPH04118574 U JP H04118574U JP 2111791 U JP2111791 U JP 2111791U JP 2111791 U JP2111791 U JP 2111791U JP H04118574 U JPH04118574 U JP H04118574U
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- 239000004615 ingredient Substances 0.000 abstract 1
- 238000002788 crimping Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
Landscapes
- Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】ボルトナットの締付作業を電気接続具の上部で
行ない得るようにしてその締付作業の作業性と確実性を
高めることができるバッテリ用電気接続具を提供する。 【構成】接続端子をバッテリポストに圧接させるための
ボルトナットの軸方向を、バッテリポストの軸方向と同
方向となるように設ける。
行ない得るようにしてその締付作業の作業性と確実性を
高めることができるバッテリ用電気接続具を提供する。 【構成】接続端子をバッテリポストに圧接させるための
ボルトナットの軸方向を、バッテリポストの軸方向と同
方向となるように設ける。
Description
【0001】
本考案は、バッテリのポストに接続するためのバッテリ用電気接続具に関する
ものである。
【0002】
自動車等において、バッテリと車載電装品とを接続するための電気接続具とし
て、従来では図1に示すものが提案されている。同図において、1はバッテリ(
図示せず)のポスト2に締着される接続端子で、このポスト2の周面に圧着する
ように略円形に折曲形成した圧着部3と、この圧着部3に所定の結合摩擦力を与
えるようボルト4及びナット5にて締付けられる締結部6とからなる。そして、
締結部6には図外の電装品に配電するケーブル7を接続している。また、8はバ
ッテリから直接他の電装品に配電するための補助端子で、ボルト4,ナット5に
より前記接続端子1に共締めされ、この補助端子8にケーブル9を接続したコネ
クタ10が嵌合できるようになっている。
【0003】
しかしながら、このような従来のバッテリ用電気接続具にあっては、接続端子
1をバッテリのポスト2に被せた後、その接続端子1をポスト2の周面に圧接せ
しめるためボルト4、ナット5を締着するが、このボルトナットの軸方向は、バ
ッテリポストの軸方向(垂直方向)に対して直交方向(水平方向)であるために
、そのボルトナットの締付作業は、接続端子1の側面で行なわなければならない
。
【0004】
従って、多数の機器が密集されているエンジンルーム内において設備されてい
るバッテリのポスト2に、上記横方向のボルトナット4,5を締着して接続端子
1を圧接させる作業時は、そのボルトナットを締付けるに使用する工具が、バッ
テリに近接されている設備機器やユニットに邪魔されて、そのボルトナットの締
付作業がしずらく、これが原因で締着力の不足を起して接触不良を生じる等の問
題点があった。
【0005】
本考案は、かかる従来の問題点に着目してなされたもので、接続端子1をバッ
テリポストに圧接させるためのボルトナットの軸方向を、バッテリポストの軸方
向と同方向となるように設けて、ボルトナットの締付作業を電気接続具の上部で
行ない得るようにしてその締付作業の作業性と確実性を高めることができるバッ
テリ用電気接続具を提供することにある。
【0006】
以下に本考案を図2及び図3に示す実施例に基づいて詳細に説明する。
【0007】
11はバッテリ用の電気接続具であって、この電気接続具11は、平面略U字
状に湾曲形成された第1のポスト圧接部12と,このポスト圧接部12の上端に
形成されている一対の支軸受部13に跨って水平方向に架設保持される支軸14
と、上記第1のポスト圧接部12の下端より水平方向に支出されて、側面逆凹形
状に形成されるボルト固定部15と、このボルト固定部15よりさらに水平方向
に突設される電線接続部16と、上端部が前記支軸14に軸支されると共に、上
記湾曲ポスト圧接部12に対向する略半円筒状の第2のポスト圧接部17と、こ
の第2のポスト圧接部17の下端より直交方向に支出される押圧片18を有し、
さらにこの押圧片18及び前記ボルト固定部15には、ボルト19を貫通せしめ
るための透孔20及び21が穿設されている。ボルト19の頭部22は角頭に形
成されていて、該頭部22が、前記逆凹形状のボルト固定部15下側に嵌合させ
ることでこのボルト19が空廻りすることがないように係止されるものである。
23はそのボルト19に螺合されるナットを示す。
【0008】
このように構成されている電気接続具11にあっては、第1のポスト圧接部1
2と、第2のポスト圧接部17との間にバッテリポスト(図示せず)を挿入し、
しかる後、透孔20及び21に貫通されているボルト19の突出端にナット23
を螺合して、このボルトナットを締着することで押圧片18がボルト固定部15
の上面に接近されるため、第2のポスト圧接部17は、支軸14を支点とする梃
子動作で第1のポスト圧接部方向へ押動され、その結果、第1のポスト圧接部1
2と第2のポスト圧接部17との間に位置されるバッテリポストが双方ポスト圧
接部により加圧接触されて、上記電気接続具11とバッテリポストとの接続が確
保されるものである。
【0009】
従ってこの実施例の電気接続具によれば、この電気接続具11を、バッテリポ
ストに接続させるための接続作業が、電気接続具11の上下軸方向(垂直方向)
に中心軸を有する締付ねじすなわちボルトナット19,23の締付力で行なえる
ことから、中心軸が横方向に位置されている締付ねじに対して、締付ねじの締付
作業性及び締付の確実性が得られるものである。
【0010】
以上のように、本考案は、略半円筒形状に起立状態で形成された第1のポスト
圧接部12と、この第1のポスト圧接部12の下端部より横方向に支出されるボ
ルト固定部15と、前記第1のポスト圧接部12の上端部に取付けられている支
軸14によって軸支されると共に、第1のポスト圧接部12に対向する第2のポ
スト圧接部17と、この第2のポスト圧接部の下端より横方向に支出されかつ前
記ボルト固定部15と対向する押圧片18とを有し、ボルトナットの締付けによ
り、上記ボルト固定部15と押圧片18との間隙を挟ばめることにより、第1の
ポスト圧接部12と第2のポスト圧接部17とでバッテリポストを加圧接触させ
るバッテリ用電気接続具であるから、これによればその電気接続具バッテリポス
トへ締付けするための締付ねじのねじ軸が上下方向に位置され、その締付ねじの
締付作業が電気接続具の上側で行なえることから、上記締付ねじの締付作業性及
び締付の確実性が大幅に向上されるという効果が得られる。
【図1】従来のバッテリ用電気接続具を示した説明図。
【図2】本考案よりなるバッテリ用電気接続具の実施例
を示した説明図。
を示した説明図。
【図3】本実施例のボルトのみを示した斜視図。
11…バッテリ用電気接続具 12…第1のポスト圧
接部 13…支軸受部 14…支軸 15…ボルト固定部 16…電線接続部 17…第2のポスト圧接部 18…押圧片 19…ボルト 20…透孔 21…透孔 22…頭部 23…ナット
接部 13…支軸受部 14…支軸 15…ボルト固定部 16…電線接続部 17…第2のポスト圧接部 18…押圧片 19…ボルト 20…透孔 21…透孔 22…頭部 23…ナット
Claims (1)
- 【請求項1】 略半円筒形状に起立状態で形成された第
1のポスト圧接部(12)と、この第1のポスト圧接部
(12)の下端部より横方向に支出されるボルト固定部
(15)と、前記第1のポスト圧接部(12)の上端部
に取付けられている支軸(14)によって軸支されると
共に、第1のポスト圧接部(12)に対向する第2のポ
スト圧接部(17)と、この第2のポスト圧接部の下端
より横方向に支出されかつ前記ボルト固定部(15)と
対向する押圧片(18)とを有し、ボルトナットの締付
けにより、上記ボルト固定部(15)と押圧片(18)
との間隙を挟ばめることにより、第1のポスト圧接部
(12)と第2のポスト圧接部(17)とでバッテリポ
ストを加圧接触させることを特徴とするバッテリ用電気
接続具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991021117U JP2588377Y2 (ja) | 1991-04-02 | 1991-04-02 | バッテリ用電気接続具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991021117U JP2588377Y2 (ja) | 1991-04-02 | 1991-04-02 | バッテリ用電気接続具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04118574U true JPH04118574U (ja) | 1992-10-23 |
JP2588377Y2 JP2588377Y2 (ja) | 1999-01-06 |
Family
ID=31906985
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991021117U Expired - Lifetime JP2588377Y2 (ja) | 1991-04-02 | 1991-04-02 | バッテリ用電気接続具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2588377Y2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6212264U (ja) * | 1985-07-08 | 1987-01-24 | ||
JPH01139370U (ja) * | 1988-03-16 | 1989-09-22 | ||
JP3010467U (ja) * | 1994-10-20 | 1995-05-02 | 学 吉野 | 多層織物組織と弾性糸による段ボール構造織物 |
-
1991
- 1991-04-02 JP JP1991021117U patent/JP2588377Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6212264U (ja) * | 1985-07-08 | 1987-01-24 | ||
JPH01139370U (ja) * | 1988-03-16 | 1989-09-22 | ||
JP3010467U (ja) * | 1994-10-20 | 1995-05-02 | 学 吉野 | 多層織物組織と弾性糸による段ボール構造織物 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2588377Y2 (ja) | 1999-01-06 |
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