JPH04118538A - 面状分布量の表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、圧力分布のような面状分布量を画像として表
示するようにした面状分布量の表示装置に関する。

「従来の技術」 かかる面状分布量の表示装置としては、センサ素子がマ
トリックス状に配置され、各センサ素子からの出力信号
をＡＤ変換器やメモリ等により数値化するといったデジ
タル処理を行って、面状分布量をモニタのような画像表
示装置に表示するようにしている。

「発明が解決しようとする課題」 しかしながら、従来の面状分布量の表示装置では、デジ
タル処理を行っているので、ＡＤ変換器や多数のメモリ
等が必要になり、装置か複雑化するとともに、装置が高
価になるといった欠点がある。

さらに、従来の面状分布量の表示装置では、面状に多数
配置されたセンサ素子からの出力信号を各々デジタル処
理するようにしているので、処理時間かかかり、面状分
布量をリアルタイムに表示することができないといった
欠点かある。

本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、簡単でか
つ安価な構造にすることができるとともに、処理速度を
速めることができる面状分布量の表示装置を提供するこ
とを目的とする。

［課題を解決するための手段」 本発明の面状分布量の表示装置は、センサ素子かマトリ
ックス状に配置されて、面状分布量を電気信号に変換す
る測定部と、この測定部の各センサ素子を走査してビデ
オ画像信号に変換する画像発生部と、この画像発生部か
らのビデオ画像信号に基づいて面状分布量を画像として
表示する画像表示部とを備えたことを特徴とする。

「作用　」 本発明の面状分布量の表示装置によれば、画像発生部に
より、測定部におけるマトリックス状に配置された各セ
ンサ素子か走査されてビデオ画像信号に変換される。こ
のビデオ画像信号が画像表示部に伝達されると、面状分
布量が画像表示部において表示される。

「実施例」 以下に、図面を参照して、本発明の一実施例について説
明する。

第１図に本実施例の面状分布量の表示装置を示すブロッ
ク図を示す。本実施例では面状分布量として圧力分布を
調べるための表示装置を示す。

測定部ｌＯには、各辺がＩＯ＋ｙｙの正方形のセンサ素
子か縦横３０個合計９００枚をマトリックス状に平面に
並へたものである。センサ素子としては導電性ゴムから
なる圧力抵抗素子や、ピエゾ素子からなる圧力センサ等
の周知の圧力センサを使用することができる。

画像発生器２０は、センサ素子を水平方向に１５７５ｋ
Ｈｚ、垂直方向に６０　ｋ　Ｈｚのスキャンスピードに
より走査するマトリックスシフトレジスタ２１と、この
マトリックスソフトレジスタ２１を走査した際の出力信
号を同期させて出力させるための同期信号を発生する同
期信号発生器２２と、マトリックスシフトレジスタ２１
からの出力信号を増幅する映像信号増幅器２３とから構
成されている。

第２図に示すように、測定部１０上に人間が乗ることに
より測定部ｌＯに人間の足形の圧力分布か生ずる。この
圧力分布が画像発生器２０により走査されてビデオ画像
信号か発生ｕしめられる。

ビデオ画像信号か画像表示部としてのモニタ１１に入力
されることにより人間の足裏における圧力分布か、圧力
の大きいところは白色に、圧力のかかっていないところ
は黒色に、この２つの圧力の間はアナログ的に、モニタ
１１に表示される。なお、モニタ１１における表示は、
圧力の大きさに応じて色彩を変えたいわゆるカラー表示
にしてもよい。

このように、本実施例では、マトリックス状に配置され
たセンサ素子を走査してビデオ画像信号を得て、モニタ
１１に表示するようにしているので、従来のようにＡＤ
変換器等によりデジタル処理を行う場合に比べて、装置
が簡単にかつ安価になるとともに、処理速度が速めるこ
とかできリアルタイムで圧力分布を表示することができ
るようになる。

本実施例では、センサ素子を走査してビデオ画像信号を
得るようにしているので、テレビカメラを接続するのと
同様な簡単な接続をもって圧力分布を測定することがで
きる。

さらに、センサ素子からの出力をビデオ画像信号に変換
して出力するようにしているいるので、周知のテレビカ
メラ用の画像処理システムをそのまま接続することがで
きる。すなわち、今までにおいてはセンサ素子に対応し
てそれぞれ画像処理システムを開発していたのに対して
、開発の手間を大幅に省くことができることになり、開
発費用を大幅に節減することかできる。

上述の実施例では、測定部ｌＯの上に載せられた足の裏
面による圧力分布を検出するようにしているか、このよ
うな足の裏面における圧力変化を検出することは、測定
部１０の上で人間が歩いてみることにより、歩き方を矯
正したり、リハビリの指導の参考にしたり、靴の設計の
参考にしたりすることができる。

また、測定部ＩＯ上でゴルフクラブをスイングすること
により、スイング状態での体重の移動を、両足の裏面に
作用する圧力変化によってみることかできる。この結果
により、スイングの良否を判断して、ゴルフ練旨者に対
して指示するといったゴルフ練習器としての用途にも適
用することかできる。

さらに、製品の重量バランスを見る場合においても、当
該製品を測定部１０に載せることにより、製品の重量バ
ランスを直ちに知ることかでき、この結果を設計に反映
させることかできる。

さらに、測定部１０をシート状に形成し、この測定部１
０を試作した椅子の座面に取り付け、椅子に人間が座る
ことによって、座面に及ぼす圧力分布すなわち着座者が
受ける圧力分布を測定することにより、椅子の座面の形
状と着座者とのマツチングを簡単にみることかできる。

以上のように、圧力分布を測定することは多くの分野で
行われるものであり、これらに本実施例を適用すること
かできる。

次に本発明の他の実施例について説明する。このものは
、各々距離を測定する複数の距離センサをマトリックス
状に配置して測定部３０としたしのであり、測定部３０
を凹凸のある被測定物に対面して近接させるようにした
しのである。そして、これらの複数の距離センサを上述
したのと同様な画像発生部により走査してビデオ画像信
号を得て、被測定物の凹凸の等高線をモニタ３１にリア
ルタイムで表示しようとするものである。

被測定物の凹凸を表示しようとするものは従来からある
か、レーザ光線を被測定物に照射して得られるデジタル
信号をコンピュータによりデジタル処理して、その結果
をモニタに等高線として表示するようにしているが、こ
の従来のものは、レーザ光線を使用したりコンピュータ
を使用してデジタル処理するようにしているので、装置
自体が高価になり、処理速度が大幅にかかるといった欠
点があった。

しかしながら、本実施例では、複数の距離センサからな
る測定部３０の出力を走査することにより、ビデオ画像
信号を得るようにしているので、装置自体を安価にする
ことができるとともに、被測定物の凹凸の変化をリアル
タイムに表示させることができる。さらに、ビデオ画像
信号を出力するようにしているので、上述した実施例と
同様に、周知のテレビカメラ用の画像処理システムかそ
のままで使用することかでき、開発費用を節約すること
ができる。

なお、上述した各実施例ではセンサ素子を走査してビデ
オ画像信号を得るようにしているか、ここで出力される
ビデオ画像信号としては、ＮＴＳＣやＲＢＧやＰＡＬ等
のように、周知のＴＶモニタにおいて画像処理を行うこ
とのできるものであれば、あらゆるビデオ画像信号とす
ることかできる。

「発明の効果」 以上説明したように、本発明の面状分布量の表示装置に
よれば、センサ素子がマトリックス状に配置されて、面
状分布量を電気信号に変換する測定部と、この測定部の
各センサ素子を走査してビデオ画像信号に変換する画像
発生部と、この画像発生部からのビデオ画像信号に基つ
いて面状分布量を画像として表示する画像表示部とを備
えているので、面状分布量の表示装置を簡単でかつ安価
な構造にすることができると共に、画像表示のｆこめの
処理速度を速めることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すブロック図、第２図は
本発明の使用状態を示す斜視図、第３図は本発明の他の
実施例を示す斜視図である。 ＩＯ−・測定部、１１　モニタ、２０　画像発生器、２
１−マトリックスノットレジスタ、２２・同期信号発生
器、２３・・・映像信号増幅器、３ｏ・・・測定部、３
１　モニタ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. センサ素子がマトリックス状に配置されて、面状分布量
   を電気信号に変換する測定部と、この測定部の各センサ
   素子を走査してビデオ画像信号に変換する画像発生部と
   、この画像発生部からのビデオ画像信号に基づいて面状
   分布量を画像として表示する画像表示部とを備えたこと
   を特徴とする面状分布量の表示装置。