JPH04117562U - 実験動物飼育フード - Google Patents

実験動物飼育フード

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Publication number
JPH04117562U
JPH04117562U JP2113091U JP2113091U JPH04117562U JP H04117562 U JPH04117562 U JP H04117562U JP 2113091 U JP2113091 U JP 2113091U JP 2113091 U JP2113091 U JP 2113091U JP H04117562 U JPH04117562 U JP H04117562U
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JP
Japan
Prior art keywords
air
breeding
laboratory animal
partition plate
flow path
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Pending
Application number
JP2113091U
Other languages
English (en)
Inventor
松夫 高市
真也 塙
逸夫 鈴木
Original Assignee
第一化学薬品株式会社
大成建設株式会社
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Publication date
Application filed by 第一化学薬品株式会社, 大成建設株式会社 filed Critical 第一化学薬品株式会社
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 仕切板2により上下に区分飼育室3及び空気
流路4を形成すると共に、上部に空気吹出口5、各区分
飼育室3に空気吸込口6を形設した実験動物飼育フー
ド。 【効果】 各区分室内3の空気が混合することなく流れ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は実験動物飼育フード、更に詳細には放射性同位元素(RI)を利用した 薬物動態試験に用いられる放射線防護上の安全が配慮された実験動物飼育フード に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に薬物動態試験では、放射性同位元素(RI)で標識した被験薬物を投与す る前の動物及び被験薬を投与した後の動物を安全かつ正常に飼育しつつ尿、糞、 呼気を分析すると共に、従事する実験者に対しても放射線防護上の安全を保持す るために実験動物飼育フードが用いられている。
【0003】 然るところ、従来の実験動物飼育フードは、飼育ケースを単に格子棚等の空気 流通性棚で区画して上下に複数の区分飼育室を形成し、上部(天井部)からの吹 き出し空気を下部(床近傍側壁部)から排気する構成となっていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
而して、従来の実験動物飼育フードにおいて、上部から吹き出された空気は、 空気流通性棚を介して上部の区分飼育室から順次下位の区分飼育室を通過して排 気せられるものであった。
【0005】 すなわち、従来実験動物飼育フード内における空気の流れは、同じ空気が各区 分飼育室を通過する謂わば共通空気流方式であったため、上部区分飼育室内の細 菌等の下位の区分飼育室内への流入が避けられず、病気等の伝染の原因となり易 いと云う欠点があったと共に、空気流通性棚通過の際、動物及び実験者にとって 望ましくない空気の乱流が生じ易いと云う難点があった。
【0006】 そこで、本考案者は斯かる従来の問題を解決すべく種々検討を重ねた結果、各 区分飼育室毎に新鮮な空気が流入され、一の区分飼育室の空気が他の区分飼育室 に流入しないようにした本考案実験動物飼育フードを案出したものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本考案は着脱自在の仕切板により上下に複数の区分飼育室及び一立 壁沿いに空気流路を形成した飼育ケースの上部に、送風機に連通する空気吹出口 を形設すると共に、当該各区分飼育室に吸引機に連通する空気吸込み口を形設し たことを特徴とする実験動物用飼育フードである。
【0008】 本考案における仕切板は、空気非流通性のものであれば金属、合成樹脂等その 素材の如何を問わない。また、仕切板が複数使用せられる場合には、各仕切板の 大きさが同一のものであっても良いが、飼育ケースの一立壁沿いに形成せられる 空気流路において、該仕切板端部と飼育ケースの一立壁面との間隔が、上部仕切 板から下部仕切板に至り順次狭小となるような大きさの仕切板を用いるのが空気 流に良い結果を与える。
【0009】 空気流路が形成される具体的立壁部は、前面壁部、側面壁部等の如何を問わな いが、通常はガラス戸で構成される前面壁部とするのが好ましい。
【0010】 空気吹出口の具体的形設部位は、飼育ケースの上部であれば、天井部、立壁上 部の如何を問わないが、空気流路の上方位たる天井上部とするのが有利である。 また、この空気吹出口には適宜風向調整羽根を付設し、吹き出し空気を各区分飼 育室に対応する空気流路形成立壁面に一旦当てて、当該各区分飼育室に反転流入 せしめるようにするのが特に良い結果を与える。
【0011】 各区分飼育室に形設せられる空気吸込み口は、各別の排気管に連通するもので あっても良いが、一本の排気管にそれぞれ空気吸込口を連通したものであっても 良い。また、空気吸込口は空気流路と反対方向の立壁部、就中各仕切板上面近傍 立壁部に形設し、適宜エアーフィルターを装着せしめるのが特に望ましい。
【0012】
【作用】
本考案は以上の如く構成せられているので、上部から吹き出された空気は、一 立壁沿いに形成された空気流路を上から下に移動する。その間各区分飼育室に設 けられた吸込口から空気が吸引排気されるので、空気流路中の空気が各別に各区 分飼育室に流入すると共に、仕切板の存在により各区分飼育室の空気が混合する ことはない。
【0013】
【実施例】
以下一実施例を示す図面と共に本考案を更に説明する。
【0014】 1は飼育ケースで、ガラス戸より成る前面壁部11、ステンレス製等の天井部12 、床部13、左右側面壁部14、15、及び背面壁部16により構成せられている。
【0015】 2は空気非流通性仕切板で、飼育ケース1内に着脱自在に上段、中段と二枚取 り付けられ、該飼育ケース1内に上・中・下と3つの区分飼育室3を形成すると 共に、仕切板2の前面端と飼育ケース1の前面壁部11との間に空気流路4を形成 している。尚、これら仕切板2には、順次上段から下段に至り空気流路4巾が狭 小、換言すれば仕切板2の奥行寸法が大なるものが用いられている。
【0016】 5は送風機(図示せず)に連通する空気吹出口で、空気流路4の上方位天井部 12に形設せられている。また、この空気吹出口5には吹き出し空気を前面壁部11 に一旦当てて、各区分飼育室3に反転流入(図中破線矢印P)せしめる風向調整 羽根51が付設せられている。
【0017】 6は吸引機(図示せず)に連通する空気吸込口で、各区分飼育室3の仕切板2 上面に近い背面壁部16に形設せられ、共通の排気管7に導かれている。また、こ の空気吸込口6にはそれぞれエアーフィルター61が装着されている。
【0018】 尚、この飼育ケース1には通常の飼育フードと同様に、呼気採取用のバキュー ム装置、温度・湿度計測センサー、排水設備等がそれぞれ付属せしめられている 。
【0019】
【考案の効果】
本考案によれば、上部から吹き出された空気は、各区分飼育室毎に独立した空 気流を形成して各吸込口から吸引排気されるため、各区分飼育室内の空気が混合 されることなく流れる結果、従来の如き空気伝染による病気の拡散を未然に防止 することができる。
【0020】 しかも、本考案における仕切板は何ら空気流通性が存しないため、従来の格子 棚の如き空気乱流が生じにくいため、動物や実験者に悪影響を与えることはない 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案実験飼育フードの斜視図。
【図2】本考案実験飼育フードの縦断面概略説明図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 鈴木 逸夫 千葉県船橋市田喜野井4の29の1の303

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着脱自在の仕切板により上下に複数の区
    分飼育室及び一立壁沿いに空気流路を形成した飼育ケー
    スの上部に、送風機に連通する空気吹出口を形設すると
    共に、当該各区分飼育室に吸引機に連通する空気吸込口
    を形設したことを特徴とする実験動物用飼育フード。
JP2113091U 1991-04-02 1991-04-02 実験動物飼育フード Pending JPH04117562U (ja)

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JP2113091U JPH04117562U (ja) 1991-04-02 1991-04-02 実験動物飼育フード

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JPH04117562U true JPH04117562U (ja) 1992-10-21

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ID=31906994

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JP2113091U Pending JPH04117562U (ja) 1991-04-02 1991-04-02 実験動物飼育フード

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01288342A (ja) * 1988-05-13 1989-11-20 Hitachi Ltd 清浄キャビネット
JPH023748U (ja) * 1988-06-22 1990-01-11

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01288342A (ja) * 1988-05-13 1989-11-20 Hitachi Ltd 清浄キャビネット
JPH023748U (ja) * 1988-06-22 1990-01-11

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