JPH04117458U - 放熱フインの構造 - Google Patents
放熱フインの構造Info
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- JPH04117458U JPH04117458U JP2936791U JP2936791U JPH04117458U JP H04117458 U JPH04117458 U JP H04117458U JP 2936791 U JP2936791 U JP 2936791U JP 2936791 U JP2936791 U JP 2936791U JP H04117458 U JPH04117458 U JP H04117458U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 放熱フィンの構造において、加工方法を単純
にすると共に特殊な加工治具を必要としないことにあ
る。 【構成】 金属塊2の所望面から所定の深さに複数の切
り込み2bを形成し、この各切り込み2bを所定の広さ
にひろげて放熱片2cを形成することにより放熱フィン
を展開形成するもので、製造に際して複雑な治具を必要
とせずに容易に製造することができることを実現した。
にすると共に特殊な加工治具を必要としないことにあ
る。 【構成】 金属塊2の所望面から所定の深さに複数の切
り込み2bを形成し、この各切り込み2bを所定の広さ
にひろげて放熱片2cを形成することにより放熱フィン
を展開形成するもので、製造に際して複雑な治具を必要
とせずに容易に製造することができることを実現した。
Description
【0001】
本考案は、電子部品を搭載する金属板の放熱フィンの構造に関する。
【0002】
従来の放熱フィンは、図10に示す如く一定間隔の溝を切削してフィン1を形
成するか、もしくは図11に示す如くフィン1を削り起こして形成するかしてい
る。
ところが、前者の放熱フィンによると、切削工程があるために製造コストが非
常に高くなるという問題がある。
また、後者の放熱フィンによると、製造に際してかんなのようなもので削り起
こすために加工に手間がかかり、加工治具も複雑となる問題があり、さらに角に
よって手を切らないようにフィンの先を丸める必要がある。
【0003】
解決しようとする問題点は、加工方法が複雑であると共に特殊な加工治具が必
要であるという点である。
【0004】
本考案は、金属塊の所望面から所定の深さに複数の切り込みを形成し、この各
切り込みを所定の広さにひろげて放熱片を形成することにより放熱フィンを展開
形成するもので、製造に際して複雑な治具を必要とせずに容易に製造することが
できることを実現した。
【0005】
以下に本考案の実施例を図面を用いて説明する。
第1実施例
図1は正面図、図2は溝を付けた状態の斜視図、図3は溝の拡大斜視図、図4
は切り込みを入れた状態の斜視図、図5は溝付け治具の斜視図であり、図におい
て、2はアルミニューム等の六面体の金属塊であり、上面両端から一定間隔に溝
付け治具3により複数の溝2aを形成する。
この溝付け治具3は一定間隔に刃3aが形成されており、この刃3aを金属塊
2上面に押圧するか押し付けて移動させることにより上記溝2aが形成すること
ができ、この溝2aのエッジは作業者の手に傷を付けたりしないように図3に示
す如く曲面になるように刃3aの両側を曲面加工してある。なお、溝付け治具3
はこの形状に限るものではなく、また、一度に複数の溝2aを形成せずに、一本
一本順次に形成するカッターのようなものでもよい。
このように成形した溝2aにカッターを当てて図4に示す如く所定の深さに切
り込み2bを形成する。このようにした切り込み2bを所定の広さの扇状にひろ
げることによって図1に示す如く放熱片2cを放射状に形成して放熱フィンとす
ることができる。
【0006】
第2実施例
切り込み2bの深さは必ずしも総てが一定である必要はなく、図6に示す如く
切り込み端が内側に向けて徐々に浅くなるようにして山形となるようにしてもよ
い。このようにした切り込み2bを所定の広さの扇状にひろげることによって図
7に示す如く放熱片2cを放射状に形成して放熱フィンとすることができる。
【0007】
第3実施例
本実施例は、図8に示す如く、金属塊2の両側面に端部から交互に所定の深さ
まで互いに入り込むように切り込み2bを入れ、その互いに入り込んだ切り込み
2bを両端から引き伸ばすように拡げることにより図8に示す如く、ジグザグな
形状に放熱片2cを形成して放熱フィンとすることができる。
【0008】
以上詳細に説明した本考案によると、金属塊の所望面から所定の深さに複数の
切り込みを形成し、この各切り込みを所定の広さにひろげて放熱片を形成するこ
とにより放熱フィンを構成したもので、単純な作業で容易に放熱フィンを製造す
ることができるために加工性がよく、しかも加工に際して複雑な治具を必要とせ
ず、安価に製造することができる効果を有する。
【図1】第1実施例の斜視図。
【図2】溝を付けた状態の斜視図。
【図3】溝の拡大斜視図。
【図4】切り込みを入れた状態の斜視図。
【図5】溝付け治具の斜視図
【図6】第2実施例の斜視図。
【図7】溝を付けた状態の斜視図。
【図8】第3実施例の斜視図。
【図9】溝を付けた状態の斜視図。
【図10】第1従来例の斜視図。
【図11】第2従来例の斜視図。
2 金属塊
2a 溝
2b 切り込み
2c 放熱片
3 溝付け治具
Claims (1)
- 【請求項1】 金属塊の所望面から所定の深さに複数の
切り込みを形成し、この各切り込みを所定の広さにひろ
げて放熱片を形成したことを特徴とする放熱フィンの構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2936791U JPH04117458U (ja) | 1991-04-03 | 1991-04-03 | 放熱フインの構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2936791U JPH04117458U (ja) | 1991-04-03 | 1991-04-03 | 放熱フインの構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04117458U true JPH04117458U (ja) | 1992-10-21 |
Family
ID=31913242
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2936791U Pending JPH04117458U (ja) | 1991-04-03 | 1991-04-03 | 放熱フインの構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04117458U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001135755A (ja) * | 1999-11-10 | 2001-05-18 | Oki Electric Ind Co Ltd | 放熱フィン構造 |
-
1991
- 1991-04-03 JP JP2936791U patent/JPH04117458U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001135755A (ja) * | 1999-11-10 | 2001-05-18 | Oki Electric Ind Co Ltd | 放熱フィン構造 |
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