JPH0411670Y2 - - Google Patents

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JPH0411670Y2
JPH0411670Y2 JP1986159779U JP15977986U JPH0411670Y2 JP H0411670 Y2 JPH0411670 Y2 JP H0411670Y2 JP 1986159779 U JP1986159779 U JP 1986159779U JP 15977986 U JP15977986 U JP 15977986U JP H0411670 Y2 JPH0411670 Y2 JP H0411670Y2
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clothes
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outer skin
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は衣類乾燥装置において衣類を収容す
る部材が袋体で構成されるものに関する。
(従来の技術) 例えば旅行先で下着等の洗たくを行う場合、洗
たく物の乾燥場所がなくて困ることはしばしば経
験するところである。日常生活においても、でき
れば人目に晒される屋外を避けて洗たくものを乾
燥させたいことがある。とくに旅行の場合には必
ずしも専用の乾燥機を利用できるとは限らない。
ところで、ふとん乾燥機において、その温風吹
きだし用の袋を利用して衣類の乾燥を行うことが
公知である(特公昭57−11240号公報)。そこでは
衣類を掛けたハンガーを袋内に収容し、ハンガー
と袋を壁面等に吊り下げ支持し、袋の下端から温
風を吹き込んで衣類を乾燥させている。
(考案が解決しようとする問題点) 上記のような衣類収納用の袋体とヘアドライヤ
を旅行先に携行すれば、ヘアドライヤを温風供給
源に利用して衣類を乾燥できる。もちろん、家庭
内においても屋外を避けて下着等を乾燥を行え
る。
しかし、先に述べた温風吹きだし用の袋を衣類
の収納に利用するものでは、袋の上面を矩形に保
形しておくための枠体やハンガーが不可欠とな
る。つまり、水分を多く含む衣類を単に袋内に収
容しただけでは、衣類が袋の内底に重なつてしま
い、その表面部分だけしか温風と接触せず、衣類
の乾きが悪いため、何らかの衣類支持具が必要と
なる。このように、従来は衣類の収容に袋体を使
用する場合、嵩張りやすい衣類支持用の付属品が
不可欠で、家庭で使用する場合はともかく、旅行
等に携行するに不向きであつた。
この考案はかかる実情に鑑みて提案されたもの
であつて、袋体に衣類を収容して乾燥を行うに際
し、保形枠やハンガー等の衣類支持部材を用いる
ことなく、乾燥しやすい状態で衣類を支持できる
ものとし、効率よく衣類乾燥を行える袋体を得る
ことを目的とする。
この考案の他の目的は、折り畳み収納が可能
で、旅行等に携行するのに好適な衣類収納のため
の袋体を得るにある。
(問題点を解決するための手段) この考案では、袋体2の内部においてハンモツ
ク状の衣類支持体19の上面に衣類Aを展開状に
拡げて支持できるものとし、硬質材製の保形枠等
を用いることなく衣類Aが支持できるようにした
ものである。
具体的には第1図に示すように、偏平な袋体2
に温風供給装置側の送風口と接続される連結口2
3および温風供給装置から送られた風を外部へ排
出するための排風部を備えるとともに、この袋体
2の内部に網体製の衣類支持体19を配設し、こ
の支持体19で袋体2の内部を衣類収容室24と
通気室25とに区画し、衣類Aが袋体2の内底に
接当することを阻止し、前記両室24,25を通
過する乾燥風によつて衣類Aを上下両面から乾燥
する。
すなわち、袋体2の上外皮17と下外皮18と
に、衣類支持体19の中途部を交互に止着するこ
とにより、袋体2の内部を上側の衣類収納室24
と、下側の通気室25とにそれぞれ複数室に区画
し、少なくとも袋体2の下外皮18と衣類支持体
19の中途部とはそれぞれ点状に止着して、下側
の各通気室25を連通状に形成したものとする。
衣類支持体19の中途部は、着脱自在な止着具2
6を用いて袋体2の上外皮17と下外皮18とに
それぞれ止着することができる。
(作用) 衣類支持体19で区画された衣類収容室24に
衣類Aを収め、展開状に拡げて衣類支持体19に
衣類Aを載置して温風を吹き込むと、袋体2の内
底上方で衣類Aを支持することができ、衣類収容
室24と通気室25とを通過する温風によつて、
衣類Aが上下両面から同時に乾燥される。
(考案の効果) 以上のようにした本考案の衣類乾燥装置によれ
ば、保形枠やハンガー等の硬質材製の衣類支持具
を用いることなく袋体2内で衣類を支持でき、こ
の支持状態において展開状に拡げた衣類Aの上下
両面を乾燥風に同時に接触させることができるの
で、効率良く乾燥を行える。例えば、温風供給能
力の小さなヘアドライヤ3を利用して衣類Aの乾
燥を行う場合にでも、確実にしかも比較的短い時
間で乾燥を行える。
保形枠等の嵩張りやすい付属品が不必要なの
で、袋体2を置くスペースさえあれば衣類Aを手
軽に乾燥でき、その使用場所の制約がない点、お
よび旅行等に携行する場合には袋体2を小さく折
り畳んで収納することができる点で有利である。
とくに、袋体2の上外皮17と下外皮18とに
衣類支持体19の中途部を交互に止着することに
より、袋体2の内部を上側の衣類収容室24と下
側の通気室25とにそれぞれ複数室に区画してあ
るので、乾燥中に衣類Aが一箇所にかたまること
がなく、各衣類収容室24に衣類Aを分散させて
おける。そのうえで、袋体2の下外皮18と衣類
支持体19の中途部とはそれぞれ点状に止着する
ことにより、下側の各通気室25を連通状に形成
してあるから、衣類Aは下側の通気室25を介し
て上側の各衣類収容室24に宙吊り状態で支持さ
れることになり、網状の衣類支持体19を通過し
て衣類収容室24に流入する温風と、通気室25
を通る温風とが衣類Aの上下両面に接触し、衣類
Aの乾燥効率を向上できる。
更に、温風が連結口23から排風部21に向か
つて袋体2内を移動する間に、ひとつの衣類収容
室24を通過した温風は、そのまま次の衣類収容
室24に流入せず、一旦中間の通気室25を経過
するので、先の衣類収容室24から出て湿気を含
んだ温風が通気室25を通る際に該湿気が緩和さ
れ、次の衣類収容室24に入つたときの温風の湿
気取りが良く、この点でも乾燥効率を向上でき
る。
(第1実施例) 第1図ないし第3図は本考案を旅行等に携行す
るのに好適な衣類乾燥装置の第1実施例を示す。
第1図において衣類乾燥装置は、温風供給装置
1と、衣類Aを収容する袋体2とからなる。温風
供給装置1はヘアドライヤ3と接続ユニツト4と
からなり、ヘアドライヤ3で発生した温風は接続
ユニツト4で中継して袋体2内に送り込まれる。
ヘアドライヤ3はそのケース5内にモータ6で
回転駆動されるフアン7やヒータ8等を備えてお
り、図外のスイツチを切換え操作することによ
り、冷風と温風が吹出口9から吹き出る。
接続ユニツト4のケース11の上面と右側面と
にヘアドライヤ3の吹出口9を挿嵌して連結する
ための接続口12と、袋体2が接続される送風口
13とがそれぞれ開口してある。この接続ユニツ
ト3はケース11の内部に時限タイマ14とドラ
イヤ制御回路15を備えており、ヘアドライヤ3
を接続口12に接続した状態において、ヘアドラ
イヤ3の内部回路あるいは電源回路が前記制御回
路15と電気的に接続されて、接続ユニツト4側
でヘアドライヤ3の運転制御が行える。例えば、
時限タイマ14でヘアドライヤ3の運転時間を設
定したり、ドライヤ制御回路15でヒータ8に印
加される電圧を一定範囲内で降下調節して、長時
間にわたつて連続運転する場合でもヘアドライヤ
3が過熱状態に陥ることを防止する。
第2図および第3図において、袋体2は上外皮
17と下外皮18、および両外皮17,18の内
部を上下に区画する衣類支持体19の周縁どうし
を縫着して、横長矩形状に形成する。上外皮17
はポリプロピレン等の耐熱性を備えた透明プラス
チツクシート材で形成し、袋内部を透かして見る
ことができる。下外皮18は適度の通気性を備え
たナフロンタフタ等の織布で形成する。
第2図に示すように袋体2の一方の長辺部に沿
つてスライドフアスナ20を縫着してあり、この
フアスナ20を全開操作することにより、衣類A
を袋体2に出し入れできる。スライドフアスナ2
0を閉じ端部側で僅かに開口しておくことによ
り、排風部としての排風口21を形成する。この
排風口21から最も離れた袋体2の短辺部の隅寄
りに、短尺のスライドフアスナ22で開閉される
連結口23を開口する。この連結口23を接続ユ
ニツト4の送風口13に外嵌し、スライドフアス
ナ22を閉じ操作して袋体2を接続ユニツト4に
接続する。
第2図および第3図において、衣類支持体19
は網、レース生地等の網体で形成してあり、袋体
2の内部を上側の衣類収容室24と下側の通気室
25とに区画する。さらにその中途部を上外皮1
7と下外皮18に対して左右および前後方向に交
互に止着具26で止着する。これにより、衣類収
容室24および通気室25のそれぞれが、点状の
止着部で複数室に区画される。止着部26はスナ
ツプフアスナや面フアスナなどで着脱可能に構成
し、これを分離して袋体2を裏返しにすることに
より、袋体2の内部および衣類支持体19を外面
に露出させて洗たくを行えるものとした。
以上のようにした衣類乾燥装置は、スライドフ
アスナ20を全開して各衣類収容室24に衣類A
を収め、衣類支持体19上に衣類Aを展開状に拡
げて載置する。この後に排風口21を残してスラ
イドフアスナ20を閉じ、連結口23を接続ユニ
ツト4の送風口13に外嵌してスライドフアスナ
22を閉じて袋体2を接続ユニツト4に固定す
る。この状態でヘアドライヤ3を運転して温風を
袋体2内に吹き込む。
第1図に示すように、吹き込まれた温風は、衣
類支持体19の網目を通過しながら通気室25と
衣類収容室24に充満し、袋体2内を排風口21
側に向かつて移動する間に衣類Aと接触して乾燥
を行う。温風の一部は下外皮18の布目からも抜
け出る。この乾燥状態において、上下の外皮1
7,18が風圧で上下方向に膨らみ、止着具26
を介して衣類支持体19を上下に引き寄せる。こ
れにより、衣類支持体19は前後・左右に凹凸を
繰り返す状態で上下の外皮17,18に支持され
て、とくにその下面と下外皮18との間に通気室
25となる空間を形成し、衣類Aが下外皮18に
接当することを阻止する。従つて、衣類Aは上下
両面で乾燥風と接触して、自然乾燥を行う場合と
同様にほぼ全面から湿気を放出し、効率良く乾燥
を行うことができるものとなる。また、止着具2
6で衣類収容室24を複数に区画して、収容した
衣類Aを各室24に分離して乾燥するので、乾燥
途中に衣類Aが1箇所に重なることがなく、この
点でも乾燥効率が良いものとなる。
(別実施例) 第4図は袋体2に関する本考案の別実施例を示
す。
第4図では、衣類支持体19を上外皮17に限
つて止着具26で着脱可能に止め着け、下外皮1
8に対しては縫着により固定したものとなつてい
る。このように、衣類支持体19は上下の外皮1
7,18のいずれか一方に限つて着脱できるよう
止着してもよい。
上記以外に、上外皮17は必ずしも全面が透明
である必要はなく、部分的に窓状の透明部を設け
たり、不透明な部材で形成してもよい。
排風部としての排風口21は衣類Aの出し入れ
口とは別に設けるものであつてもよく、袋形状や
温風供給装置1の送風量との関係で袋体2の複数
個所に設けることもできる。排風口21を省略し
て袋体2に通気性を与えるのみでもよい。
温風供給装置1はふとん乾燥機や温風式のヘア
アイロンなど他の温風発生手段を利用することも
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本考案の第1実施例を示
しており、第1図は衣類乾燥装置の原理構造を示
す縦断面図、第2図は一部を破断した袋体の斜視
図、第3図は第2図におけるA−A線断面図であ
る。第4図はそれぞれ本考案の別実施例を示す袋
体の縦断面図である。 1……温風供給装置、2……袋体、3……ヘア
ドライヤ、4……接続ユニツト、17……上外
皮、18……下外皮、19……衣類支持体、21
……排風口、23……連結口、24……衣類収容
室、25……通気室、26……止着具。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 温風供給装置1と、乾燥すべき衣類Aを収容
    する袋体2とからなり、 袋体2には上記温風供給装置1側の送風口1
    3と接続される連結口23、および温風供給装
    置1から送られた風を外部へ排出するための排
    風部21を備えており、 袋体2の内部にそれを上下に区画する網状の
    衣類支持体19を配置してあり、 袋体2の上外皮17と下外皮18とに、衣類
    支持体19の中途部を交互に止着することによ
    り、袋体2の内部を上側の衣類収容室24と、
    下側の通気室25とにそれぞれ複数室に区画し
    てあり、 少なくとも袋体2の下外皮18と衣類支持体
    19の中途部とはそれぞれ点状に止着して、下
    側の各通気室25を連通状に形成してあること
    を特徴とする衣類乾燥装置。 (2) 衣類支持体19の中途部が、着脱自在な止着
    具26を介して袋体2の上外皮17と下外皮1
    8とにそれぞれ点状に止着してある実用新案登
    録請求の範囲第1項記載の衣類乾燥装置。
JP1986159779U 1986-10-17 1986-10-17 Expired JPH0411670Y2 (ja)

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JP1986159779U JPH0411670Y2 (ja) 1986-10-17 1986-10-17

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JPS6364400U JPS6364400U (ja) 1988-04-27
JPH0411670Y2 true JPH0411670Y2 (ja) 1992-03-23

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5347663B2 (ja) * 1977-01-05 1978-12-22

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5347663U (ja) * 1977-10-24 1978-04-22
JPS58157488U (ja) * 1982-04-16 1983-10-20 酒井 友治 衣類乾燥具

Patent Citations (1)

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JPS5347663B2 (ja) * 1977-01-05 1978-12-22

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JPS6364400U (ja) 1988-04-27

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