JPH04114505A - 共振フィルタ - Google Patents

共振フィルタ

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JPH04114505A
JPH04114505A JP23503890A JP23503890A JPH04114505A JP H04114505 A JPH04114505 A JP H04114505A JP 23503890 A JP23503890 A JP 23503890A JP 23503890 A JP23503890 A JP 23503890A JP H04114505 A JPH04114505 A JP H04114505A
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resonant
resonance
filter
frequencies
circuits
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JP23503890A
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Takashi Maruyama
孝 丸山
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は共振フィルタ、特にその減衰特性を任意に設計
可能な共振フィルタに関する。
[従来の技術] 周知のように、今日各種の電子/電気機器には多数のI
C素子が用いられており、特に近年の電子技術の発達に
伴い、各種の電子機器には多数の高性能IC素子が使用
されている。従って、これら各ICの端子ラインから周
囲に向は妨害波を発生することのないよう、また他の電
子機器から発生する妨害波によって高性能ICの動作が
妨げられることがないよう、妨害波に対する規制も年々
激しくなっている。
このため、規制対象となる機器の電子回路、特にこの電
子機器に使用されるIC素子の端子ライン上にノイズフ
ィルタを接続し、これらICライン上に流れる信号のノ
イズ成分を除去し、妨害波を抑制しようとする対策も講
じられている。
しかし、このような電子回路に使用されるノイズフィル
タは、電子回路全体の構成により要求される減衰特性も
一様ではなく、回路毎に、適宜異なる減衰特性を持った
ノイズフィルタを設計し使用することが要求される場合
が多い。
[発明か解決しようとする課題] しかし、従来のノイズフィルタは、良好な動作特性を得
るために、共振周波数を持たないよう構成することが理
想モデルと考えられていたため、任意の減衰特性をもっ
たフィルタを簡単に設計することが難しいという問題が
あった。
特に、従来のノイズフィルタでは、理想フィルタに近付
けるため、共振周波数を、通常動作領域から離れた高周
波領域に設定することが多く、後述するよう、共振現象
を積極的に利用する本発明の共振フィルタとはその基本
的な構成が全く異なるものであった。
[発明の目的] 本発明は、このような従来の課題に鑑みなされたもので
あり、その目的は、共振現象を積極的に用い、共振周波
数の組合せにより、任意の減衰特性を容品に得ることが
できる共振フィルタを提供することにある。
[課題を解決するための手段] 前記目的を達成するため、本発明は、 入出力端子間に独自の共振周波数を持つ複数の共振回路
を接続し、各共振周波数の設定により任意の減衰特性を
得るよう形成されたことを特徴とする。
[作用] このように、本発明によれば、入出力端子間に、独自の
共振周波数をもつ共振回路が複数接続される。従って、
これら各共振回路の中から、少なくとも2個の共振回路
の共振周波数をほぼ同一の周波数に設定することにより
、当該周波数領域で大きな減衰特性を有する共振フィル
タを得ることができる。
また、共振周波数が1個の共振フィルタでは、この共振
周波数より周波数が高くなるに従い減衰特性が低下する
。従って、減衰特性の劣化を補完するよう、共振回路の
共振周波数を互いに異なる周波数に設定することにより
、広帯域に亘り良好な減衰特性を有する共振フィルタを
得ることができる。
特に、共振周波数を、多点に亘って設定することにより
、任意の周波数帯域で良好な減衰特性を有する共振フィ
ルタを簡単に形成することができる。
このように、本発明によれば、複数の共振回路の共振周
波数の設定、組み合わせにより、任意の減衰パターンを
もった共振フィルタを簡単に設計することが可能となる
[実施例] 次に本発明の好適な実施例を図面に基づき詳細に説明す
る。
第1図には、本発明が適用されたノイズフィルタの好適
な一例が示されている。実施例のノイズフィルタは、入
出力端子10及び12の間に、複数の並列共振回路20
−1.20−2・・が直列に接続され、さらに入力端子
10とアース端子14との間に直列共振回路30−1.
30−2・・・が並列に接続されている。
前記並列共振回路20−1.20−2・・・は、第2図
(a)に示すよう基本的にインダクタし及びキャパシタ
Cを並列に接続することにより形成され、これら各並列
共振回路20−1.20−2は、第2図(b)に示す減
衰特性を示し、その共振周波数は一般的に次式で与えら
れる。
f−1/(2πr丁で) また、前記直列共振回路30−1.30−2・・は、第
3図(a)に示すよう基本的にインダクタし及びキャパ
シタCを直列に接続することにより形成され、これら各
直列共振回路30−1.30−2・・・は第3図(b)
に示す減衰特性を示し、その共振周波数fも一般的に次
式で与えられる。
f−1/(2πJ■:コて−) このように複数の共振回路20−1.20−2、・・・
、30−1 30−2・・・から構成される本発明のノ
イズフィルタは、各共振回路20−1.20−2、・・
・、30−1.30−2・・・の共振周波数領域におい
て減衰特性を示すことになる(第2図(b)、第3図(
b)参照)。
従って、これらの各共振周波数を組み合せることにより
、任意の減衰特性をもったノイズフィルタを簡単に設計
することができる。
以下、その具体的な設計例を詳細に説明する。
まず、説明を簡単にするために、第1図に示すノイズフ
ィルタを、共振周波数がffi、で表される並列共振回
路20−1と、共振周波数がfb、で表される直列共振
回路30−1を用いて構成した場合を例にとり説明する
この場合に、例えば第4図(a) 、 (b)に示すよ
う、各共振回路30−1.20−1の共振周波数f、1
゜falをほぼ同一の周波数に設定することにより、こ
れら両共振回路の減衰特性が加算され、第4図(C)に
示すよう当該共振周波数領域において、極めてシャープ
な減衰特性を有するノイズフィルタを得ることができる
また、第5図(a)、(b)に示すよう、両共振回路3
0−1.20−1の共振周波数fbl+fslを互いの
共振特性の劣化を補完する比較的近い値に設定すること
により、第5図(c)に示すよう任意の周波数帯域にお
いて安定した減衰特性を有する共振フィルタを得ること
ができる。
また、第6図(a) 、 (b)に示すよう、各共振回
路30−.1.20−1の共振周波数を互いに離れた値
に設定することにより、それぞれの共振周波数帯域にお
いてのみ減衰特性を有するノイズフィルタを得ることが
できる。
なお、本実施例では、説明を簡単にするために並列共振
回路20−1および直列共振回路30−1をそれぞれ1
個ずつ設けた場合を例にとり説明したが、必要に応じこ
れら各共振回路20および30をそれぞれ複数個設け、
これら各共振回路の共振周波数を適宜組み合わせること
により、任意の減衰特性を有するノイズフィルタを容易
に設計し、形成することができる。
例えば、第1図に示すノイズフィルタを、2個の並列共
振回路20−1.20−2と、1個の直列共振回路30
−1を用い形成し、第7図(a)(b)、(C)に示す
よう、2個の共振回路30−1.20−1の共振周波数
fbllft+を同じ値に設定し、残りの共振回路20
−2の共振周波数fs2を前記共振回路20−1.30
−1の減衰特性を補完するよう比較的近い周波数に設定
することにより、第7図(d)に示すよう広帯域にわた
り良好な減衰特性をもつノイズフィルタを得ることがで
きる。
このように、本発明では、それを用いられる回路に会わ
せて任意の減衰特性をもったノイズフィルタを簡単に設
計し得ることができる。従って、信号ラインに例えば第
8図(a)に示すようなりロック信号の高調波がノイズ
として流れている場合には、このクロック信号の高調波
の周波数に合わせて共振周波数を設定し、第8図(b)
に示すような減衰特性をもった本発明のノイズフィルタ
を設計すれば、この信号ラインを流れる高調波ノイズ信
号を、第8図(c)に示すよう良好に減衰除去すること
ができる。
また複数の高調波ノイズ信号のうち、その値が大きな高
調波に対しては、前記第4図に示すよう、その高調波周
波数においてシャープな減衰特性をもつようノイズフィ
ルタを形成すればよく、これにより信号ラインに混入す
る高調波ノイズ信号を良好に減衰除去することが可能と
なる。
また、前記各実施例においては、本発明をノイズフィル
タに適用した場合について説明したが、本発明はこれに
限らず、例えば第9図に示す減衰特性をもつように回路
設計することにより、バンドパスフィルタとして用いる
こともでき、また第10図に示すような減衰特性をもつ
よう回路設計することにより、バンドエリミネーション
フィルタとしても用いることができ、必要に応じこれ以
外の各種用途に幅広く適用可能であることはいうまでも
ない。
また、本発明において、前記並列共振回路2〇−1,2
0−2・・・は、第2図に示すような回路以外に、例え
ば第11図に示すよう複数の並列共振回路20−1.2
0−2・・・をトランス結合することにより形成するこ
ともできる。
この場合には、並列共振回路20−1.2〇−2のコイ
ルL  、L  を鉄心などの磁気回路を介してトラン
ス結合し、これら各コイルし SL2■ にコンデンサC1C2を並列接続してやれば良い。
また、前記実施例においては、本発明を3端子ノーマル
モード型ノイズフイルタに適用した場合を例にとり説明
したが、本発明はこれに限らず、必要に応じコモンモー
ド型ノイズフィルタに適用しても良い。
また、前記実施例では、並列共振回路及び直列共振回路
の組み合せによりノイズフィルタを形成したが、必要に
応じいずれか一方のタイプの共振回路のみを組み合せる
ことにより、同様にノイズフィルタを形成することもで
きる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、従来用いられな
かった共振現象を積極的に活用し、これら共振周波数の
組合せにより任意の減衰特性を有するフィルタを簡単に
設計し、得ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明に係る共振フィルタの基本的な構成を示
す回路図、 第2図及び第3図は、本発明に用いられる並列共振回路
及び直列共振回路の基本的な構成を示す説明図、 第4図〜第7図は、共振フィルタの減衰特性の説明図、 第8図は、本発明のノイズフィルタを用い、高調波ノイ
ズ信号を減衰除去する場合の説明図、第9図、第10図
は、本発明の共振フィルタを、バンドパスフィルタおよ
びバンドエリミネーションフィルタに適用した場合の一
例を示す減衰特性図、 第11図は、第1図に示す並列共振回路をトランス結合
により形成する場合の一例を示す説明図である。 10.12 ・・・ 入出力端子 14 ・・・ アース端子 20 ・・・ 並列共振回路 30 ・・・ 直列共振回路 第 図 第 図 第 図 (a) (a) ずbl (b) (b) (b) (C) (C) fan(=fb+) 中Jシ司波委のぐ一致した場合 共振周波数が近ブいだ場合 共振周波数が離れた場合 第 図 第 図 (b) (C) 第 図 第 1゜ 図 第 図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)入出力端子間に独自の共振周波数を持つ複数の共
    振回路を接続し、各共振周波数の設定により任意の減衰
    特性を得るよう形成されたことを特徴とする共振フィル
    タ。
  2. (2)請求項(1)において、 少なくとも2個の共振周波数は、ほぼ同一の周波数に設
    定され、当該周波数領域で大きな減衰特性を得るよう形
    成されたことを特徴とする共振フィルタ。
  3. (3)請求項(1)(2)のいずれかにおいて、少なく
    とも2個の共振周波数は、減衰特性の劣化を補完するよ
    う互いに異なる周波数に設定され、広帯域にわたり減衰
    特性を得るよう形成されたことを特徴とする共振フィル
    タ。
JP23503890A 1990-09-04 1990-09-04 共振フィルタ Pending JPH04114505A (ja)

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