JPH04112476A - セラミックヒータ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は石油気化燃焼器の気化器等の加熱体として使用
されるセラミックヒータに関するものである。

（従来の技術） 従来、セラミックヒータは第３図に示すように、セラミ
ックヒータ本体（１）内にフィルム状の発熱体（２）を
焼成し、適所に開口（３）を設け、基原供給用のニッケ
ル線からなるリード線（４）を開口（３）に挿入したの
ち、リード線（４）を発熱体〔２）に銀ロウ（５）付け
し、さらにガラスコート（６）によって密ガしていた。

（発明が解決しようとする課題） しかしながら、この種従来のものにおいては、ニッケル
線からなるリード線（４）と銀ロウ（５）とはいわゆる
馴染みが悪く、剥離しやすく、特に石油気化燃焼器の気
化器の加熱体においては加熱と冷却の繰り返しによる熱
応力によりリード線（４）のみが外ずれやすくなる欠点
を有していた。

この欠点を防止するには、リード線（４）を発熱体（２
）にロウ付けするためのロウ材を銀ロウ（５）から銀−
飼ロウに変更すれば、馴染みが良くなり熱応力も強化さ
れる。しかし、銀−飼ロウの硬度は高く、長期使用時に
はロウ材にクラックの入コートを行うことは困難であっ
た。

そこで、本発明はロウ材に銀ロウを使用する場合のみな
らず銀−飼ロウを使用する場合においても、ロウ付は部
分の強度を向上させ、さらにロウ材表面の酸化防止を図
らんとするものである。

（課題を解決するための手段） 上記１１１１を解決するため、本発明は、本体内部に発
熱体を焼成すると共に本体適所に開口を設け、該開口部
でリード線を発熱体にロウ付けしたものであって、ロウ
材上にセラミック系の接着材を充填したことを特徴とす
るセラミックヒータを提供することにある。

（作用） 本発明においては、リード線を発熱体に開口部でロウ付
けしたのち、ロウ材上にセラミック系の接着剤を充填す
ることにより、リード線と本体との接着接合が強力とな
りまたロウ材表面の酸化を防止でき、かつ銀−飼ロウを
ロウ材として使泪した場合クラックが生じても接着剤に
より接合力の低下が防止できる。

（実施例） 第１図は本発明の実施例を示す断面図、第２図は本発明
の他実万例を示す断面図であり、突来と同じ構成の部分
は従来と同一番号を付しである。

すなわち、セラミックヒータ本ｇ　ｆｉｌは２枚のセラ
ミック板からなり、その中間にはフィルム状のシートに
発熱体（２）を印刷して挾み込み、焼き付けして焼成し
である。本体（１）の適所には開口（３）を設け、開口
（３）にニッケル線からなるリード線（４）を挿入し、
発熱体（２）にリード線（４）を開口（３）部内でロウ
付けしである。このロウ付けに使用するロウ材（８）は
、銀ロウでも銀−鰐ロウでもいずれでもよい。（７）は
ロウ材上であって開口（３）部内に充填したセラミック
系の接着剤である。

接着剤を使用した結果、リード線（４）と本体ｆｌ）と
の結合が強固となる。特に銀ロウのロウ材上にヘシた場
合には、リード線（４）の外ずれを防止できる。また、
銀−飼ロウをロウ材とした場合のように融点が低くても
、充填可能となる。

さらに、セラミック系の接着剤を充填することにより、
従来のガラスコートに比べ、強度の向上と酸化防止を図
ることができる。

また、第２ｙのようにロウ材上に酸化防止剤（９）を塗
布するか、あるいは耐酸化性を有する金属でコーティン
グした後、セラミック系の接着剤を充填すれば、酸化防
止の効果はさらに同上する。

（発明の効果） 以上のように本発明は、本体内部に発熱体を焼成すると
共に本体適所に開口を設け、該開口部でリード線を発熱
体にロウ付けしたものであって、ロウ材上にセラミック
系の接着剤を充填したので、リード線と本体との結合が
強固となるのみならずロウ材表面の酸化を防止すること
が可能となった。

【図面の簡単な説明】

＠１図は本発明の実施例を示す断面図、第２図は本発明
の他実施例を示す断面図、！！３図は従来例をボす断面
図である。 ＋１１・・・セラミックヒータ本体 （２）・・・発熱体 （３）・・・開口 （４）・　・　・リード線 【８）・・・ロウ材 （７）・・・接着剤

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 本体内部に発熱体を焼成すると共に本体適所に開口を設
   け、該開口部でリード線を発熱体にロウ付けしたもので
   あって、ロウ材上にセラミック系の接着剤を充填したこ
   とを特徴とするセラミックヒータ。