JPH04112406A

JPH04112406A - 照明器具吊下げ装置

Info

Publication number: JPH04112406A
Application number: JP22802990A
Authority: JP
Inventors: Keiichi Shimizu; 圭一清水; Hiroyuki Kawanami; 川浪　裕之
Original assignee: Toshiba Lighting and Technology Corp; Sakura Denki KK
Current assignee: Toshiba Lighting and Technology Corp; Sakura Denki KK
Priority date: 1990-08-31
Filing date: 1990-08-31
Publication date: 1992-04-14

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の目的〕（産業上の利用分野）この発明は照明器具を天井等に吊設する照明器具吊下げ
装置に係り、特に、その吊り下げ高さの調節の簡単化を
図った照明器具吊下げ装置に関する。

（従来の技術）従来、この種の照明器具吊下げ装置の一例としては天井
等に複数本の吊りチェーンを吊り下げ、これら吊りチェ
ーンの先端部にフックの一端をそれぞれ引掛ける一方、
その他端を照明器具に引掛け、照明器具を高さ調節自在
に吊り下げるものがある。

（発明が解決しようとする課題）しかしながら、このような従来の照明器具吊下げ装置で
は、照明器具の吊り下げ高さを調節する場合には、各吊
りチェーンから照明器具を取り外し、各吊りチェーンの
フックの引掛は高さを調節してから、再びこれらフック
に照明器具を引掛けて取り付けねばならす、高さ調節が
著しく煩雑であるという課題かある。

そこでこの発明はこのような事情を考慮してなされたも
ので、その目的は照明器具の吊り下げ高さの調節を簡単
に行なうことができる照明器具吊下げ装置を提供するこ
とにある。

〔発明の構成〕

（課題を解決するための手段）この発明は前記課題を解決するために次のように構成さ
れる。

つまりこの発明は、少なくとも２本の索条を挿通せしめ
る挿通孔を上蓋と左右両側面とにそれぞれ穿設して底面
を開口させている外筒と、この外筒内に軸方向移動自在
に収容されて少なくとも２本の索条を挿通せしめる挿通
孔を上蓋と左右両側面とに前記外筒の各挿通孔に対応さ
せてそれぞれ穿設する有底の内筒と、前記外筒内に収容
されて前記内筒をこの外筒の開口底部側へ常時付勢する
スプリングと、両端が取付固定体に固定されて折返し端
部を吊り下げ、その折返し端部を、前記外筒および内筒
の各上蓋挿通孔をそれぞれ通して内筒内に収容し、この
収容部で往復する往復部の各一部を前記外筒および内筒
の左右両側面の挿通孔からそれぞれ外部へループ状に引
き出し、これら左右一対のループ状引出し外端部に、照
明器具に係止される一対の係止具を長手方向に移動自在
に取り付ける索条とを有することを特徴とする。

（作用）内筒および外筒の左右一対の側面挿通孔から外部へそれ
ぞれ引き出された索条の左右一対のループ状引圧し外端
部の各係止具が照明器具の係止受は部に係止され、照明
器具が天井等に任意の高さで吊り下げられる。

このとき、内筒はスプリングにより外筒の底部開口側へ
付勢されているので、内筒の各側面挿通孔が外筒の各側
面挿通孔に対して下方に押し下げられる。

このために、これら側面挿通孔から外方へ左右に引き出
される索条の各挿通部は外筒の側面挿通の開口下縁部と
内筒の側面挿通孔の開口上縁部とにより上下方向で強く
挟持され、内筒と外筒が索条上で強く固定される。

その結果、照明器具は任意の高さで吊持され、かつその
高さに保持される。

そして、この照明器具の吊り高さを調節する場合には、
内筒をスプリングのばね力に抗して外筒内へ押し込む。

すると、内、外筒の各側面挿通孔が相互に同心状に位置
し、これら側面挿通孔同士の共通開度か拡大して、索条
との係止が解除される。

そこで、この状態で内筒および外筒の高さ方向の位置を
適宜調節してから、内筒の押込みを止めると、再び内筒
がスプリングにより下方へ押し下げられ、内筒の左右両
側面挿通孔が外筒の左右両側面挿通孔に対し下方へずれ
、これら内、外筒の各側面挿通孔同士の共通開度が絞ら
れ、索条を強く挟持し、固定する。

したがってこの発明によれば、照明器具を吊った状態で
、内筒を単に外筒内へ押し込むことにより、索条に対し
てフリーにして、高さ方向を調節することができ、しか
も、この内筒の押込みを止めることにより、再び照明器
具の吊り高さを一定に保持することができ、照明器具の
吊り高さの調節を簡単化することができる。

また、左右一対のループ状引出し外端部の左右の引出し
量を適宜調節することにより、照明器具の左右の傾きを
容易に調整することができる。

（実施例）以下この発明の一実施例を第１図〜第７図に基づいて説
明する。

第２図はこの発明の一実施例の全体構成の斜視図であり
、図において、左右一対の照明器具吊下げ装置１により
照明器具２を取付固定壁の例えば天井３に高さ調節自在
に吊り下げている。

照明器具２は天井３に固定されたローゼット４に吊設さ
れたコード５により電気的に接続されている。

各照明器具吊下げ装置１はローゼット４あるいはその近
傍の天井３に、１本の索条であるロープ６の両端を固定
し、第１図に示すように、そのＵ字状折返し端部６ａを
高さ調節装置７内に収容している。

高さ調節装置７は第１図、第３図および第４図に示すよ
うに有蓋円筒状の外筒８と、この内部に収容されるコイ
ルスプリング９および有底円筒状の内筒１０とを有する
。

外筒８は上蓋と側周面とに、ロープ６の２本分、つまり
、折返し端部６ａを挿通せしめる挿通孔８ａ、８ｂ、８
ｃをそれぞれ穿設し、その左右一対の側面挿通孔８ｂ、
８ｃは直径方向で貫通している。

一方、内筒１０は２本分のロープ６を挿通せしめる上端
開口１０ａと直径方向に貫通する左右−対の側面挿通孔
１０ｂ、１０ｃとを穿設しており、上端開口１０ａの外
周縁部上にコイルスプリング９を同軸状に載置するよう
になっている。

そして、第１図および第３図に示すように、外筒８内に
その底部開口８ｄからその内部にコイルスプリング９お
よび内筒１０をこの順に順次収容する。

しかる後、ロープ６の折返し端部６ａを、まず、外筒８
内へ上蓋挿通孔８ａから挿入し、さらに、コイルスプリ
ング９の細心部空間を軸方向に通してから、内筒１０内
へその上面開口］−〇ａから挿入する。

次に、内、外筒１０，８の左右一対の側面挿通孔１０ｂ
、１０ｃと８ｂ、８ｃとをそれぞれ同心状に一致せしめ
て、これら両側面挿通孔１０ｂと８ｂ、１０ｃと８ｃか
ら、ロープ６の折返し端部６ａのＵ字状往復部の各一部
を、外筒８の外方へそれぞれ引きａし、第１図に示すよ
うにロープ６の左右一対のループ状外端部６ｂ、６ｃを
それぞれ形成する。

これらループ状外端部６ｂ、６ｃの折返し先端部には左
右一対のフックｌｌａ、ｌｌｂを、その外周をその長手
方向に移動自在に装着しており、これらフックｌｌａ、
ｌｌｂは第２図に示すように照明器具２のフック受は部
にそれぞれ引掛けられる。

次に本実施例の作用を説明する。

このように構成された照明器具吊下げ装置１の左右一対
により第２図に示すように照明器具２を天井３に吊り下
げると、各高さ調節装置７の内筒１０がスプリング９に
より図中下方へ押し下げられる。

このために、内筒１０の左右一対の側面挿通孔１０ｂ、
１０ｃが外筒８の左右一対の側面挿通孔８ｂ、８ｃに対
し、下方へ押し上げられるので、これら左右の各側面挿
通孔１０ｂと８ｂ、ＩＯＣと８Ｃ同士の各共通開度をス
プリング９のばね力により常時絞るように付勢されてい
る。

したがって、これら挿通孔１０ｂと８ｂ、１０Ｃと８Ｃ
をそれぞれ挿通するロープ６の各ループ状外端部６ｂ、
６ｃの挿通部は外筒８の各側面挿通孔８ｂ、８ｃの開口
下縁部と内筒１０の各側面挿通孔１０ｂ、１０ｃの開口
上縁部とにより上下方向で強く挟持され、ロープ６上に
固定される。

そして、このように照明器具２を吊り下げた状態で、各
照明器具吊下げ装置１の吊り高さを調節する場合は、ま
ず、第５図に示すように、各内筒１０の底部をスプリン
グ９のばね力に抗して外筒８内へ押し込む。

すると、内筒１０の各側面挿通孔１０ｂ　　１０Ｃと外
筒８の各側面挿通孔８ｂ、８ｃが左右でそれぞれ一致し
て、これら挿通孔１０ｂと８ｂ１１０Ｃと８Ｃ同士の各
共通開度が拡大し、ロープ６の係止（挟持）が解除され
る。

そこで、この状態で各高さ調節装置７を第７図（Ａ）、
　　（Ｂ）に示すようにロープ６上で上下させて、高さ
を調節し、所定高さのところで、第６図に示すように、
内筒１０の押込みを止めると、再びロープ６上に高さ調
節装置７が固定される。

つまり、第７図（Ａ）に示すように、高さ調節装置７を
ロープ６の比較的下部に移動させて、比較的低位置で照
明器具２を吊り下げると、そのロープ６上の移動量を、
高さ調節装置７の側面挿通孔８ｂ、８ｃから外方へそれ
ぞれ引き出された左右のループ状外端部６ｂ　　６ｃの
両者の長さを、それに反比例してそれぞれ短くすること
により吸収している。

これに対し、第７図（Ｂ）に示すように、高さ調節装置
７をロープ６の比較的上部に移動させて、比較的高位置
で照明器具２を吊り下げると、その移動量を、高さ調節
装置７の側面挿通孔８ｂ、８Ｃから外方へそれぞれ引き
出された左右のループ状外端部６ｂ、６ｃの両者の長さ
をそれぞれ反比例してそれぞれ長（することにより吸収
している。

こうして照明器具２の吊り高さが適宜調節される。

しかも、この高さ調節は各照明器具吊下げ装置１により
照明器具２を吊り下げた状態で、高さ調節装置７の内筒
１０の底部を外筒１０内へ押し込むことにより、高さ調
節装置７をロープ６に対し簡単にフリーにできるので、
その吊り高さの調節の簡単化を図ることかできる。

また、左右一対のループ状外端部６ｂ、６ｃの左右の引
比し量を適宜調節することにより、照明器具２の左右の
傾きを容易に調整することができる。

〔発明の効果〕

以上説明したようにこの発明は、索条により照明器具を
吊り下げた状態で、その吊り下げ位置を外筒と内筒とに
より保持し、しかも、この内筒を外筒内へ押し込むこと
により、その保持を簡単に解除してフリーにできるので
、照明器具の吊り高さの調節を簡単化することができる
。

また、左右一対のループ状外端部の左右の引８し量を適
宜調節することにより、照明器具の左右の傾きを容易に
調整することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は第２図で示す実施例の要部半裁縦断面図、第２
図はこの発明に係る照明器具吊下げ装置の一実施例の全
体構成を示す斜視図、第３図は第１図の側面図、第４図
は第１図等で示す高さ調節装置の分解斜視図、第５図お
よび第６図は第１図〜第４図で示す高さ調節装置の係止
解除状態を示す縦断面図および係止状態を示す縦断面図
、第７図（Ａ）は第１図等で示すこの実施例により照明
器具を比較的低位置で吊り下げる状態を示す図、第７図
（Ｂ）は照明器具を比較的高位置で吊り下げる状態を示
す図である。１・・・照明器具吊下げ装置、２・・・照明器具、６・
・・ロープ、６ａ・・・（ロープ６の）収容部、６ｂ。６ｃ・・・（ロープ６の）ループ状外端部、７・・・高
さ調節装置、８・・・外筒、８ａ・・・上蓋挿通孔、８
ｂ。８ｃ・・・側面挿通孔、９・・・スプリング、１０・・
・内筒、１０ａ・・・上面開口、１０ｂ、１０ｃ・・・
側面挿通孔、１１ａ、ｌｌｂ・・・フック。出願人代理人　　　波　多　野　　　久ＩＪ３図８ａ−一第４図（Ａ’）］ｂ第７ｇ（Ｂ）第５図第６図

Claims

【特許請求の範囲】

少なくとも２本の索条を挿通せしめる挿通孔を上蓋と左
右両側面とにそれぞれ穿設して底面を開口させている外
筒と、この外筒内に軸方向移動自在に収容されて少なく
とも２本の索条を挿通せしめる挿通孔を上蓋と左右両側
面とに前記外筒の各挿通孔に対応させてそれぞれ穿設す
る有底の内筒と、前記外筒内に収容されて前記内筒をこ
の外筒の開口底部側へ常時付勢するスプリングと、両端
が取付固定体に固定されて折返し端部を吊り下げ、その
折返し端部を、前記外筒および内筒の各上蓋挿通孔をそ
れぞれ通して内筒内に収容し、この収容部で往復する往
復部の各一部を前記外筒および内筒の左右両側面の挿通
孔からそれぞれ外部へループ状に引き出し、これら左右
一対のループ状引出し外端部に、照明器具に係止される
一対の係止具を長手方向に移動自在に取り付ける索条と
を有することを特徴とする照明器具吊下げ装置。