JPH041117Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH041117Y2 JPH041117Y2 JP204788U JP204788U JPH041117Y2 JP H041117 Y2 JPH041117 Y2 JP H041117Y2 JP 204788 U JP204788 U JP 204788U JP 204788 U JP204788 U JP 204788U JP H041117 Y2 JPH041117 Y2 JP H041117Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- ventilation system
- solar
- outboard
- aviation
- Prior art date
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- Expired
Links
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 claims description 19
- 235000012055 fruits and vegetables Nutrition 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000002845 discoloration Methods 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は強制通風式航空コンテナに関するもの
である。更に詳しくいえば、太陽電池式換気装置
を取付けた航空コンテナに関するものである。
である。更に詳しくいえば、太陽電池式換気装置
を取付けた航空コンテナに関するものである。
(従来の技術)
一般にハーフサイズLDコンテナと呼ばれてい
る航空コンテナは、機体の下部貨物室の関係から
第8図に示すように、ベース部aの片側が貨物室
側壁の形状に沿うよう傾斜して形成されている。
そしてこの部分bをアウトボード部と呼んでい
る。
る航空コンテナは、機体の下部貨物室の関係から
第8図に示すように、ベース部aの片側が貨物室
側壁の形状に沿うよう傾斜して形成されている。
そしてこの部分bをアウトボード部と呼んでい
る。
さて、上記の如き形状からなる航空コンテナの
従来の換気装置は、ルーバーcが側壁に固設され
ているだけであつたため、自然対流による換気で
あつた。このため屋外に放置された航空コンテ
ナ、特に青果物等を積載した航空コンテナにおい
ては、内容物の変色又は腐触の問題を含んでい
た。
従来の換気装置は、ルーバーcが側壁に固設され
ているだけであつたため、自然対流による換気で
あつた。このため屋外に放置された航空コンテ
ナ、特に青果物等を積載した航空コンテナにおい
ては、内容物の変色又は腐触の問題を含んでい
た。
(考案の解決しようとする問題点)
本考案は上記従来技術の問題に鑑み、太陽電池
式換気装置を設置してコンテナ内部で強制的に対
流をおこさせるようにし、しかも前記太陽電池式
換気装置を積荷の積載効率にさほど影響されず、
かつ太陽光の受容しやすい部位に設置して強制換
気できるようにしようとするものである。
式換気装置を設置してコンテナ内部で強制的に対
流をおこさせるようにし、しかも前記太陽電池式
換気装置を積荷の積載効率にさほど影響されず、
かつ太陽光の受容しやすい部位に設置して強制換
気できるようにしようとするものである。
(考案による解決手段)
ベース部の少くとも一側に傾斜したアウトボー
ド部を有する航空コンテナにおいて、前記アウト
ボード部の天井面の全部又は一部分を他の天井面
より低くして段部を形成し、該段部に太陽電池式
換気装置を設置した。
ド部を有する航空コンテナにおいて、前記アウト
ボード部の天井面の全部又は一部分を他の天井面
より低くして段部を形成し、該段部に太陽電池式
換気装置を設置した。
(作用)
アウトボート部bの天井面の全部又は一部分を
他の天井面より低くした段部1aに、太陽光線又
は屋内電灯光線があたると、該段部に設置された
太陽電池式換気装置2が作動し、航空コンテナA
内を強制的に対流させて換気する。又航空コンテ
ナAを段積みした場合でも傾斜したアウトボード
部bに光線が入り易いので、換気装置2による換
気作用が途絶えることがない。
他の天井面より低くした段部1aに、太陽光線又
は屋内電灯光線があたると、該段部に設置された
太陽電池式換気装置2が作動し、航空コンテナA
内を強制的に対流させて換気する。又航空コンテ
ナAを段積みした場合でも傾斜したアウトボード
部bに光線が入り易いので、換気装置2による換
気作用が途絶えることがない。
(実施例)
第1図でAは本考案を施した航空コンテナであ
る。アウトボード部bの上部の天井1aはベース
部aの天井1より低く形成され、こゝが段部とな
つている。この段部中央に太陽電池式換気装置2
(特開昭58−173324号)が設置されている。
る。アウトボード部bの上部の天井1aはベース
部aの天井1より低く形成され、こゝが段部とな
つている。この段部中央に太陽電池式換気装置2
(特開昭58−173324号)が設置されている。
太陽電池式換気装置2は第3図に示す如く、モ
ータ3とフアン4と太陽動力ユニツト5とよりな
つている。太陽動力ユニツト5に太陽光線又は屋
内電灯光線があたると、太陽動力ユニツト5はモ
ータ3を駆動し、フアン4を回す。モータ3は合
成樹脂で成形された筐体6の中に支持され、筐体
6の下部には空気入口孔7が、又筐体6の上部に
は空気出口孔8が設けられている。9は筐体6の
カバーで、筐体6の側部フランジ10にその周縁
が固着され、頂部に排気孔11が設けられてい
る。筐体6は段部1aの上部に筐体6と一体の取
付用フランジ12を介し取りつけられる。
ータ3とフアン4と太陽動力ユニツト5とよりな
つている。太陽動力ユニツト5に太陽光線又は屋
内電灯光線があたると、太陽動力ユニツト5はモ
ータ3を駆動し、フアン4を回す。モータ3は合
成樹脂で成形された筐体6の中に支持され、筐体
6の下部には空気入口孔7が、又筐体6の上部に
は空気出口孔8が設けられている。9は筐体6の
カバーで、筐体6の側部フランジ10にその周縁
が固着され、頂部に排気孔11が設けられてい
る。筐体6は段部1aの上部に筐体6と一体の取
付用フランジ12を介し取りつけられる。
第2図は換気装置2がとりつけられる段部の改
変例で、第2図Aでは段部1bのみで、第1図の
如く段部の両側が囲われていない。
変例で、第2図Aでは段部1bのみで、第1図の
如く段部の両側が囲われていない。
又第2図Bの場合は段部1cがアウトボード部
bの上部天井の中央部に設けられている。
bの上部天井の中央部に設けられている。
(効果)
航空コンテナのアウトボード部の天井面を太陽
電池式換気装置の高さ以上の高さの段部を形成
し、こゝに太陽電池式換気装置を設置した。これ
により、 1 航空コンテナ内の換気を強制的に換気できる
ようになり、青果物等の変色又は腐触速度を大
幅におくらせることができる。
電池式換気装置の高さ以上の高さの段部を形成
し、こゝに太陽電池式換気装置を設置した。これ
により、 1 航空コンテナ内の換気を強制的に換気できる
ようになり、青果物等の変色又は腐触速度を大
幅におくらせることができる。
2 アウトボード部の天井部に太陽電池式換気装
置を設けたので、第4図の如く航空コンテナの
荷物積載効率を実質的に減少させることがな
く、又雨水が当該段部にたまる恐れもない。
置を設けたので、第4図の如く航空コンテナの
荷物積載効率を実質的に減少させることがな
く、又雨水が当該段部にたまる恐れもない。
3 航空コンテナを積み重ねしたとき(第6図)
には、段部に太陽電池式換気装置が設置されて
いるので、段部が太陽電池式換気装置を保護
し、該装置を破損させることがない、と同時に
太陽電池式換気装置の採光がより充分に受け入
れられるようになつた、等の効果を有するもの
である。
には、段部に太陽電池式換気装置が設置されて
いるので、段部が太陽電池式換気装置を保護
し、該装置を破損させることがない、と同時に
太陽電池式換気装置の採光がより充分に受け入
れられるようになつた、等の効果を有するもの
である。
第1図は本考案に係る航空コンテナの斜視図。
第2図A及びBは他の実施例。第3図は公知太陽
電池式換気装置の断面図。第4図は航空コンテナ
の積荷状態を示す。第5図は航空コンテナを機内
に搭載した状態を示す。第6図は航空コンテナを
段積みした状態を示す。第7図は従来型航空コン
テナの斜視図。 図において:A……航空コンテナ、1……天
井、2……太陽電池式換気装置、3……モータ、
4……フアン、5……太陽動力ユニツト、6……
筐体、7……空気入口孔、8……空気出口孔、9
……カバー、10……側部フランジ、11……排
気孔、12……フランジ。
第2図A及びBは他の実施例。第3図は公知太陽
電池式換気装置の断面図。第4図は航空コンテナ
の積荷状態を示す。第5図は航空コンテナを機内
に搭載した状態を示す。第6図は航空コンテナを
段積みした状態を示す。第7図は従来型航空コン
テナの斜視図。 図において:A……航空コンテナ、1……天
井、2……太陽電池式換気装置、3……モータ、
4……フアン、5……太陽動力ユニツト、6……
筐体、7……空気入口孔、8……空気出口孔、9
……カバー、10……側部フランジ、11……排
気孔、12……フランジ。
Claims (1)
- ベース部の少くとも一側に傾斜したアウトボー
ド部を有する航空コンテナにおいて、前記アウト
ボード部の天井面の全部又は一部分を他の天井面
より低くして段部を形成し、該段部に太陽電池式
換気装置を設置したことを特徴とする通風式航空
コンテナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP204788U JPH041117Y2 (ja) | 1988-01-13 | 1988-01-13 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP204788U JPH041117Y2 (ja) | 1988-01-13 | 1988-01-13 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01107594U JPH01107594U (ja) | 1989-07-20 |
JPH041117Y2 true JPH041117Y2 (ja) | 1992-01-14 |
Family
ID=31202478
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP204788U Expired JPH041117Y2 (ja) | 1988-01-13 | 1988-01-13 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH041117Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013216379A (ja) * | 2012-03-15 | 2013-10-24 | Gifu Plast Ind Co Ltd | 航空機用輸送容器及びこれを用いた航空機への荷物積載方法 |
-
1988
- 1988-01-13 JP JP204788U patent/JPH041117Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01107594U (ja) | 1989-07-20 |
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